説明

タイヤ/リムの簡単な搬送及び/又は取扱いをするための装置

【課題】
タイヤもしくはリムの簡単な搬送及び/又は簡単な取扱いを可能にする装置を提供する。
【解決手段】
装置(1)が、搬送すべきタイヤ(2)もしくは搬送すべきリム(2’)の外周面に対して相補的に湾曲させた1つの保持輪郭(3)を備え、この保持輪郭の、搬送すべきタイヤ/リム(2,2’)側の凹面に、搬送すべきタイヤ(2)もしくはリム(2’)を負圧によって保持する少なくとも2つの吸着要素(4)が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ及び/又はリムの簡単な搬送及び/又は簡単な取扱いをするための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1から、カーカス構成ステーションからタイヤ構成ステーションに本質的にシリンダの形を有する加硫してないタイヤカーカスを引き渡すための引渡し装置が公知である。この場合、引渡し装置は、ハウジングに取り付けられたフレームによりカーカスのシリンダ状の外表面を支持するための第1の手段を備え、これらカーカス支持手段は、ハウジング内の少なくとも3つの同軸の円形のストリップ内に配設された多数の柔軟なシェルもしくはトレーを有する。更に、カーカス支持手段は、空気をトレーから排気する状態にあるので、搬送すべきカーカスは、負圧によって持ち上げることができる。
【0003】
最近の自動車事業で、製造すべき自動車用のタイヤは、しばしばトラック毎又はコンテナで納入され、引き続き検査されるか、個々の製造現場に向けて更に荷積みされる必要がある。このため、例えばフォークリフトによって持上げ可能な容器内にタイヤが存在する間問題のない、搬送すべきタイヤの持上げもしくは拘束が必要である。しかしながら、異なったタイヤをまとめて1つの共通の積荷にしなければならない場合には、常に、このようなタイヤの搬送が問題になる。当然、同じことが、リムの検査もしくは荷積みにも当て嵌まる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】欧州特許第0 169 162号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、本発明の課題は、タイヤもしくはリムの簡単な搬送及び/又は一般的に簡単な取扱いを可能にする装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、本発明によれば、独立請求項の対象によって解決される。有利な実施形は、従属請求項の対象である。
【0007】
本発明は、タイヤもしくはリムを1つの装置により持ち上げるという一般思想に基づくが、この装置、正確にいうとその保持輪郭には、負圧の発生によりタイヤもしくはリムの保持を可能にする吸着トレーが設けられている。この場合、保持輪郭は、搬送すべきタイヤの外周面に対して相補的もしくは搬送すべきリムの外周面に対して相補的に湾曲させるか、その湾曲に適合させられ、保持輪郭の、搬送すべきタイヤ側もしくは搬送すべきリム側の凹面に、前記吸着要素を備える。これら吸着要素は、本発明によれば少なくとも2つの吸着要素が設けられ、好ましいのは多数の吸着要素が設けられる場合であるが、搬送すべきリムもしくは搬送すべきタイヤを問題なく保持するのに十分な負圧が発生される。従って、本発明による装置により、タイヤもしくはリムは、最も簡単に検査もしくは荷積み可能である。
【0008】
合目的に、装置は、レール、特に吊下げレールを備え、このレールに沿って、保持輪郭が移動可能であり、高さ調整可能に支承されている。これにより、搬送すべきタイヤもしくは搬送すべきリムの問題のない移動が可能であり、個々の荷積みもしくは荷降ろしステーションは、吊下げレールとして形成されている場合にだけ、レールの下の領域に位置する。このような吊下げレールにより、特に簡単なタイヤもしくはリムの荷積みもしくは搬送が可能であり、このために大きな肉体的労力を必要としない。
【0009】
本発明による解決策の別の有利な実施形では、保持輪郭とレールの間に、タイヤもしくはリムと一緒の保持輪郭の持上げを支援するバネ装置が設けられている。このような羽装置は、例えば、保持輪郭の相応の操作要素により手で操作可能な電気リフト装置によって付加的に支援可能である。この場合、操作機能は、公知の構造のブリッジクレーンもしくはホールクレーンの操作機能と同様に形成可能である。バネ装置もしくはバネ装置を支援する電気リフト装置により、特に簡単なタイヤ及びリムの持上げ及び荷積みもしくは移動が可能であり、このために肉体的労力を必要としない。
【0010】
更に、本発明は、タイヤもしくはリムをグリップ装置により持ち上げるという一般思想に基づいているが、このグリップ装置、正確に言うとグリップ装置の2つの保持輪郭には、それぞれ1つの吸着装置が設けられており、これら吸着装置は、負圧の発生によりタイヤもしくはリムの保持を可能にする。この場合、少なくとも2つの保持輪郭は、搬送すべきタイヤの外周面に対して相補的もしくは搬送すべきリムの外周面に対して相補的に湾曲されているか、その湾曲に適合されており、この保持輪郭の、搬送すべきタイヤ側もしくは搬送すべきリム側の凹面に、前記吸着装置を備える。例えば多数の個々の吸着トレー又は吸着チャンバを備えることができるこの吸着装置を介して、搬送すべきリムもしくは搬送すべきタイヤを問題なく保持するのに十分な負圧が発生される。従って、本発明による装置により、タイヤもしくはリムは、最も簡単に検査もしくは荷積み可能である。
【0011】
合目的に、装置は、レール、特に吊下げレールを備え、このレールに沿って、グリップ装置が移動可能であり、高さ調整可能に支承されている。これにより、搬送すべきタイヤもしくは搬送すべきリムの問題のない移動が可能になり、個々の荷積みもしくは荷降ろしステーションは、吊下げレールとして形成されている場合にだけ、レールの下の領域に位置する。このような吊下げレールにより、特に簡単なタイヤもしくはリムの荷積みもしくは搬送が可能であり、このために大きな肉体的労力を必要としない。
【0012】
本発明による解決策の別の有利な実施形では、グリップ装置とレールの間に、タイヤもしくはリムと一緒のグリップ装置の持上げを支援するバネ装置が設けられている。このようなバネ装置は、例えば、グリップ装置の相応の操作要素により手で操作可能な電気リフト装置によって付加的に支援可能である。この場合、操作機能は、公知の構造のブリッジクレーンもしくはホールクレーンの操作機能と同様に形成可能である。バネ装置もしくはバネ装置を支援する電気リフト装置により、特に簡単なタイヤ及びリムの持上げ及び荷積みもしくは移動が可能であり、このために肉体的労力を必要としない。
【0013】
本発明の別の重要な特徴及び利点は、従属請求項、図面及び図面を基にした付属の図の説明に記載されている。
【0014】
前記の特徴及び以下で更に詳細に説明する特徴は、それぞれ記載した組合せだけでなく、本発明の範囲から出なければ、他の組合せでも単独でも使用可能である。
【0015】
本発明の好ましい2つの実施例を図面に図示し、以下で詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】タイヤ及び/又はリムの簡単な搬送及び/又は簡単な取扱いをするための本発明による装置を示す。
【図2】タイヤ及び/又はリムの簡単な搬送及び/又は簡単な取扱いをするための本発明による装置を側面図で示す。
【図3】他の方向から見た本発明による装置を示す。
【図4】タイヤ及び/又はリムの簡単な搬送及び/又は簡単な取扱いをするための装置の吸着装置の外観を側面図で示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1に応じて、タイヤ2及び/又はリム2’の簡単な搬送及び/又は簡単な取扱いをするための本発明による装置1は、搬送すべきタイヤ2もしくは搬送すべきリム2’の外周面に対して相補的に湾曲させた保持輪郭3を備える。搬送すべきタイヤ/リム2,2’側の凹面に、搬送すべきタイヤもしくは搬送すべきリム2’を負圧により保持可能な少なくとも2つの、このましくは多数の吸着要素4を備える。この場合、保持輪郭3は、保持輪郭3の位置の手による調整を可能にする保持装置5に配設されている。この場合、保持装置5内には、負圧ライン6が、個々の吸着要素4から詳細に示してない真空源、例えば真空ポンプに延在する。
【0018】
保持装置5は、保持輪郭3と共にレール7に沿って調整可能、特に移動可能に支承されており、タイヤ2もしくはリム2’と一緒の保持輪郭3の持上げを支援するバネ装置8を設けてもよい。同様に、例えばケーブル要素9の位置を変更し、これによりタイヤ2もしくはリム2’と一緒の保持輪郭3の持上げを容易にする、図示してない電気リフト装置を設けてもよい。例えばスチールケーブルとして形成可能なケーブル要素9は、レール7に案内されている。
【0019】
図1に図示したように、保持輪郭3の吸着要素4は、搬送すべきタイヤ2のプロフィルもしくは搬送すべきリム2’のプロフィルに適合されており、これにより、特に確実なタイヤ2もしくはリム2’の把持を可能にする。
【0020】
同様にできるだけ確実なタイヤ2もしくはリム2’の持上げもしくは保持を可能にするため、保持輪郭3に多数の吸着要素4が設けられており、これら吸着要素には、吸着要素4の幾つかが故障した場合でもタイヤ2もしくはリム2’を確実に保持可能な高さの負圧がかけられている。この場合、吸着要素4にかかっている負圧は、好ましくは手で、例えば保持装置5に設けられたスイッチによりオン/オフ可能であるか、相応の吸着要素4が搬送すべきタイヤ2もしくは搬送すべきリム2’と接触した場合にだけ自動的にオンされる。後者の場合は、タイヤ2もしくはリム2’を下ろすために、いずれにしても手による負圧のオフが可能である。
【0021】
一般的に、本発明による装置1により、特に、タイヤ2もしくはリム2’は、特に簡単に、即ち肉体的労力を要せずに、持上げもしくは搬送可能であり、これにより、特に、タイヤ2もしくはリム2’の検査が明らかに簡単になる。加えて、人による器具の移動に配慮した搬送方式以外に、搬送すべきタイヤ2もしくはリム2’は、明らかに迅速に移動可能であり、これにより、時間の削減と、これによるコストの削減が実現可能である。
【0022】
図2及び3に応じて、タイヤ12及び/又はリムの簡単な搬送及び/又は簡単な取扱いをするための装置10は、搬送すべきタイヤ12もしくは搬送すべきリムの外周面に対して相補的に湾曲させた少なくとも2つの保持輪郭13,13’を有するグリップ装置15を備える。搬送すべきタイヤ/リム12側の凹面に、保持輪郭13,13’は、搬送すべきタイヤ12もしくは搬送すべきリムを負圧により保持可能なそれぞれ少なくとも1つの吸着装置14,14’を備える。この場合、保持輪郭13,13’がグリップ装置15に配設されており、このグリップ装置が、保持装置19を介して、グリップ装置と、これによる保持輪郭13,13’の位置の手による調整を可能にする。この場合、グリップ装置15に沿って、負圧ライン18が、少なくとも2つの吸着装置14,14’から詳細に図示してない真空源、例えば真空ポンプに延在する。
【0023】
両保持輪郭13,13’は、図2及び3によれば本質的に互いに直交するように位置調整され、旋回調整可能にグリップ装置15に配設されており、これにより、装置10は、異なった直径のタイヤ/リムに適合可能である。リムもしくはタイヤ12に装着するため、吸着装置14,14’にかかっている負圧は、手でオン/オフ可能であるが、搬送すべきタイヤ12もしくはリムと接触した場合にだけ、負圧が自動的に吸着装置14,14’にかけられることも考えられる。
【0024】
グリップ装置15は、保持輪郭13,13’と共に、好ましくは(吊下げ)レールに沿って調整可能、特に移動可能に支承されており、タイヤ12もしくはリムと一緒のグリップ装置15と、これによる保持輪郭13,13’の持上げを支援するバネ装置を設けてもよい。同様に、例えばケーブル要素の長さを変更し、これによりタイヤ12もしくはリムと一緒のグリップ装置15の持上げを容易にする、図示してない電気リフト装置を設けてもよい。レールとグリップ装置15を結合するため、たとえばスチールケーブルとして形成されたケーブル要素を設けてもよい。
【0025】
図2及び3に図示したように、保持輪郭13,13’の吸着装置14,14’は、搬送すべきタイヤ12のプロフィルもしくは搬送すべきリムのプロフィルに適合されており、これにより、特に確実なタイヤ12もしくはリムの把持を可能にする。
【0026】
同様にできるだけ確実なタイヤ12もしくはリムの持上げを可能にするため、装置10は、吸着装置14,14’が故障した場合でもタイヤ12もしくはリムを確実に保持可能であるように形成されている。吸着装置14,14’は、それぞれ少なくとも1つの吸着チャンバ16を備え、この吸着チャンバは、取り囲むシール17によって、搬送すべきタイヤ12及び/又は搬送すべきリムに対して周縁部をシールされている(図4参照)。
【0027】
当然、それぞれ1つの吸着チャンバ16の代わりに、吸着要素の幾つかが故障した場合でもタイヤ12もしくはリムを確実に保持可能な多数の吸着要素を保持輪郭13,13’に設けてもよい。
【0028】
一般的に、本発明による装置10により、特に、タイヤ12もしくはリムは、特に簡単に、即ち肉体的労力を要せずに、持上げ及び搬送可能であり、これにより、特に、タイヤ12もしくはリムの検査が明らかに簡単になる。加えて、人による器具の移動に配慮した搬送方式以外に、搬送すべきタイヤ12もしくはリムは、明らかに迅速に移動可能であり、これにより、時間の削減と、これによるコストの削減が実現可能である。
【符号の説明】
【0029】
1 装置
2 タイヤ
2’ リム
3 保持輪郭
4 吸着要素
5 保持装置
6 負圧ライン
7 レール
8 バネ装置
9 ケーブル要素
10 装置
12 タイヤ
13,13’ 保持輪郭
14,14’ 吸着装置
15 グリップ装置
16 吸着チャンバ
17 シール
18 負圧ライン
19 保持装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤ(2)及び/又はリム(2’)の簡単な搬送及び/又は簡単な取扱いをするための装置(1)において、
装置(1)が、搬送すべきタイヤ(2)もしくは搬送すべきリム(2’)の外周面に対して相補的に湾曲させた1つの保持輪郭(3)を備え、この保持輪郭の、搬送すべきタイヤ/リム(2,2’)側の凹面に、搬送すべきタイヤ(2)もしくはリム(2’)を負圧によって保持する少なくとも2つの吸着要素(4)が設けられていることを特徴とする装置。
【請求項2】
装置が、レール(7)、特に吊下げレールを備え、このレールに沿って、保持輪郭(3)が移動可能であり、高さ調整可能に支承されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
保持輪郭(3)とレール(7)の間に、タイヤ(2)/リム(2’)と一緒の保持輪郭(3)の持上げを支援するバネ装置(8)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項4】
バネ装置(8)を支援する電気リフト装置が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項5】
保持輪郭(3)の吸着要素(4)が、搬送すべきタイヤ(2)のプロフィルに適合されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の装置。
【請求項6】
複数の吸着要素(4)が設けられており、これら吸着要素(4)に、幾つかの吸着要素(4)が故障した場合でもタイヤ(2)もしくはリム(2’)を確実に保持可能な高さの負圧がかけられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の装置。
【請求項7】
保持輪郭(3)が、バネの作用を受けた長さ変更可能なケーブル要素(9)、特にスチールケーブルがレール(7)に案内されていることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1つに記載の装置。
【請求項8】
吸着要素(4)にかけられている負圧が、手でオン/オフ可能であるか、搬送すべきタイヤ(2)/リム(2’)と接触した場合にだけ吸着要素(4)に自動的にかけられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の装置。
【請求項9】
タイヤ(12)及び/又はリムの簡単な搬送及び/又は簡単な取扱いをするための装置(10)において、
装置(10)が、グリップ装置(15)を備え、このグリップ装置が、搬送すべきタイヤ(12)もしくは搬送すべきリムの外周面に対して相補的に湾曲させた少なくとも2つの保持輪郭(13,13’)を備え、この保持輪郭の、搬送すべきタイヤ/リム(12)側の凹面に、それぞれ、搬送すべきタイヤ(12)もしくはリムを負圧によって保持する少なくとも1つの吸着装置(14,14’)が設けられていることを特徴とする装置。
【請求項10】
吸着装置(14,14’)が、少なくとも1つの吸着チャンバ(16)を備え、この吸着チャンバが、取り囲むシール(17)によって、搬送すべきタイヤ(12)及び/又は搬送すべきリムに対してその周縁部をシールされていることを特徴とする請求項9に記載の装置。
【請求項11】
両保持輪郭(13,13’)が、本質的に互いに直交するように位置調整されていることを特徴とする請求項9又は10に記載の装置。
【請求項12】
少なくとも2つの保持輪郭(13,13’)が、旋回調整可能にグリップ装置(15)に配設されており、これにより、装置(10)が、異なった直径のタイヤ/リムに適合可能であることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1つに記載の装置。
【請求項13】
装置(10)が、レール、特に吊下げレールを備え、このレールに沿って、グリップ装置(15)が移動可能であり、高さ調整可能に支承されていることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1つに記載の装置。
【請求項14】
グリップ装置(15)とレールの間に、タイヤ(12)/リムと一緒のグリップ装置(15)の持上げを支援するバネ装置が設けられていることを特徴とする請求項13に記載の装置。
【請求項15】
バネ装置を支援する電気リフト装置が設けられていることを特徴とする請求項14に記載の装置。
【請求項16】
吸着装置(14,14’)が故障した場合でもタイヤ(12)もしくはリムを確実に保持可能であるように、装置(10)が形成されていることを特徴とする請求項9〜15のいずれか1つに記載の装置。
【請求項17】
吸着装置(14,14’)にかけられている負圧が、手でオン/オフ可能であるか、搬送すべきタイヤ(12)/リムと接触した場合にだけ吸着装置(14,14’)に自動的にかけられることを特徴とする請求項9〜16のいずれか1つに記載の装置。
【請求項18】
グリップ装置(15)に、グリップ装置(15)を案内するための保持装置(19)が設けられていることを特徴とする請求項9〜17のいずれか1つに記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−215071(P2009−215071A)
【公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−51887(P2009−51887)
【出願日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【出願人】(508174975)ドクトル イング ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト (134)
【氏名又は名称原語表記】Dr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft
【住所又は居所原語表記】Porscheplatz 1, D−70435 Stuttgart, Germany
【Fターム(参考)】