説明

タッチパネル式キーボード用入力補助装置

【課題】
タッチパネル式キーボードに設置してブラインドタッチ入力を容易にするキーボード用入力補助装置。
【解決手段】
タッチパネル式キーボードの上面を覆うように設けられるキーボード用入力補助装置であって、このキーボード用入力補助装置のキー配列はタッチパネル式キーボードと同じ配列になっており、このキーボード用入力補助装置のキーは指とタッチパネル間を静電的に導通させることが可能なスイッチとなっているため、キーを押しさげたことによってタッチパネル式キーボードの対応するキーの押下となる。さらに、キー上部を立体形状とすることでブラインドタッチ入力を容易にした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネル式キーボードのキー入力を容易にする補助装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、画面上を指で触れることで操作を行うことが可能なタッチパネルを備えた、タッチパネル式コンピューターが実用に供されている。
【0003】
また、図14に示されるように、タッチパネル式コンピューターの画面内にキーボードを表示し、そのキーボードの各キーを触れることで該当キーの文字入力を行うことを可能としたタッチパネル式キーボード702も実用に供されている。(例えば、特許文献1参照。)
【0004】
また、タッチパネル式キーボードを備えた場合には、機械式キーボードを省略することが可能であり、図14の700に示されるように、機械式キーボードを省略して小型化・軽量化したタッチパネル式コンピューターが実用に供されている。
【0005】
しかし、一般的にタッチパネル式キーボードは機械式キーボードよりも操作性が劣ることが多いため、機械式キーボードを省略したタッチパネル式コンピューターにおいても、機械式キーボードを接続することで機械式キーボードでの入力を可能としたタッチパネル式コンピューターも存在する。
【0006】
タッチパネル式コンピューターのタッチパネルには、タッチパネルを指で画面に触れたときに、人体とタッチパネル表面間に流れる微弱な電流を利用して入力操作を検出するものがある。このようなタッチパネルの実施方法の一例には静電容量方式と呼ばれる方式がある。
【0007】
従来の機械式キーボードの場合、表面が立体形状になっており、触覚のみでキーの存在する位置やキーの境界を識別することが可能である。また、一般的な機械式キーボードでは、FやJなど特定のキーの表面に、図15の801に示すような突起が付いており、その突起の位置を指先の触覚で探すことにより、目視を必要とせずにキーボード上での手の位置を知り、手の位置を調整することが可能である。
【0008】
一方、従来のタッチパネル式キーボードの場合、タッチパネルが画面表示装置としても兼用されるため通常は平面形状をしており、触覚のみでキーの存在する位置やキーの境界を識別することは不可能である。
また、従来の機械式キーボードにあるような特定キー表面の突起を形成できないため、キーボード上での手の位置を知るためには目視が必要となる。
【0009】
また、従来の機械式キーボードの場合、キーを一定距離以上押下することで入力操作となる。キーを触れただけでは入力操作とはならないため、キー入力を行う前に指先などの触覚にてキー位置を探すことが可能である。また、操作対象ではないキーを触れている状態であっても操作対象のキーのみを一定距離以上押下することで目的とするキーの入力操作を行うことが可能である。
【0010】
一方、従来のタッチパネル式キーボードの場合、キーを触れた時点で入力操作となるため、キー入力を行う前にキーに触れて触覚にてキー位置を探すことは不可能である。また、入力操作を行わない指はタッチパネル式キーボードから浮かせた状態に保ちながら、入力対象でないキーには触れないように留意してキー入力操作を行う必要がある。このことは、機械式キーボードと比較して、入力操作時において多くの注意を払う必要を生じ、手の疲労を早める原因となる。
【0011】
従来の機械式キーボードの場合は上述したような特徴を備えているため、指などの触覚のみで入力対象のキーの位置を知り、キーボードを目視することを必要とせずに文字入力操作を行うことが可能である。このようにキーボードを目視することを必要とせずにキーボード入力操作を行うことは一般にブラインドタッチ入力と呼ばれている。
【0012】
一方、従来のタッチパネル式キーボードの場合、上述したような特徴を備えているため、ブラインドタッチ入力を行うことは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】特開平2−136914号 公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
上述したように、従来のタッチパネル式キーボードでは、キー入力操作を行う際に画面上のタッチパネル式キーボードを目視せずにキー入力操作を行うことが困難であった。
【0015】
本発明は、このように従来のタッチパネル式キーボードが有していた問題を解決しようとするものであり、タッチパネル式キーボード上に本発明の入力補助装置を設置することでブラインドタッチ入力によるキー入力を容易にすることを目的とする。
【0016】
第1の課題は、静電容量方式を一例とする、人体でタッチパネルを触れたときに人体とタッチパネル間を流れる微弱な電流を検出して入力操作を行う機構を備えたタッチパネルの場合、タッチパネルを直接指で触れて操作を行うか、あるいは静電的な伝導性を持つ材料を介して触れることで人体とタッチパネル間を静電的に導通させて操作を行うことが必要となる点である。
【0017】
第2の課題は、従来のタッチパネル式キーボードの場合、タッチパネルが平面になっており、指などの触覚のみでキーの存在する位置やキー間の境界を識別することが不可能であり、また、従来の機械式キーボードのように、特定のキー表面に突起を付けることができず、キーボード上での手の位置を知るためには目視を必要とする点である。
【0018】
第3の課題は、従来のタッチパネル式キーボードの場合、キーを触れただけで入力操作となるため、キー入力を行う前に指先などの触覚にてキー位置を探すことが不可能な点である。
【0019】
第4の課題は、従来のタッチパネル式キーボードの場合、キーを触れただけで入力操作となるため、入力対象でないキーには触れないように留意しながらキー入力操作を行う必要がある点である。
【0020】
第5の課題は、従来の機械式キーボードは一般的に複雑な構造をしており重量が大きく形も自由に変えることが出来ないため、携帯するために掛かる労力が多大である点である。
【課題を解決するための手段】
【0021】
上記第1の課題解決手段は、指など人体の一部が接触する側であるスイッチ上部と、タッチパネルに接触する側であるスイッチ下部の間を静電的に導通させることが可能なスイッチを構成し、これを入力補助装置のキーとしてタッチパネル上に設置することである。
【0022】
上記第1の課題解決手段による作用は次のとおりである。操作者が指で本発明装置のスイッチを押下することで、本スイッチを導通させ、さらに本スイッチを介して操作者の人体とタッチパネルが静電的に導通することで、操作者がタッチパネルを指など人体の一部で直接触れることを必要とせずにタッチパネルの操作を行うことを可能とする効果を発揮する。
【0023】
上記第2の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段のスイッチを上面が立体形状になるように構成し、タッチパネル式キーボード上のそれぞれのキーに対応する位置に複数個設置することである。さらに、目視を必要とせずにキーボード上での手の位置を知るために、FやJなど特定のキー上面にキーの識別を可能とする形状を形成することである。
【0024】
上記第2の課題解決手段による作用は次のとおりである。操作対象となるタッチパネル式キーボード上の各キーの位置に設置されたスイッチを押下することで、本スイッチを介して、間接的にタッチパネル式キーボード上のキー入力することを可能とし、かつ、スイッチ上面が立体構造になっているため、触覚のみでキーの存在する位置やキーの境界を識別することを可能とし、また、特定のキー上面にキーの識別を可能とする形状を形成し、この形状を指などの触覚にて認識することでキーボード上での手の位置を知ることを可能とする効果を発揮する。
【0025】
上記第3の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段のスイッチを一定距離以上押下することで導通するように構成することである。
【0026】
上記第3の課題解決手段による作用は次のとおりである。キーを触れただけで入力操作とならず一定距離以上の押下が必要となるため、キー入力を行う前に指先などでキー表面を触れて触覚にてキー位置を探すことを可能とする効果を発揮する。
【0027】
上記第4の課題解決手段は、上記第3の課題解決手段と同じく、上記第1の課題解決手段のスイッチを一定距離以上押下することで導通するように構成することである。
【0028】
上記第4の課題解決手段による作用は次のとおりである。キーを触れただけで入力操作とならず一定距離以上の押下が必要となるため、操作対象ではないキーを触れている状態であっても、操作対象のキーのみを一定距離以上押下することで目的とするキーの入力操作を行うことを可能とする効果を発揮する。
【0029】
上記第5の課題解決手段は、本発明装置がタッチパネル式キーボードの各々のキー位置に対応するように配置したスイッチを本発明装置のキーボード本体によって支持しているだけの単純な構造をしていることである。
【0030】
上記第5の課題解決手段による作用は次のとおりである。従来の機械式キーボードは構造が複雑であり多数の部品を有しており、また、金属製の導線を有しているため重量が大きいが、本発明装置の場合、スイッチとスイッチを支持するキーボード本体のみで構成されているため、部品点数が少なく、金属製の導線を必要としない。そのため装置全体の重量を小さくすることを可能とする効果を発揮する。また、単純な構造をしていることにより、静電的な伝導性をもつゴムや静電的な絶縁性をもつゴム等の、柔軟性を持つ素材の組み合わせによって構成することを容易にする。また、本発明装置全体を柔軟性を持つ材料で構成し、本発明装置全体に柔軟性を持たせることで自由に変形させて収納することを可能とする効果を発揮する。
【発明の効果】
【0031】
上述したように本発明の入力補助装置は、従来のタッチパネル式キーボードでは困難であったブラインドタッチ入力でのキーボード入力を容易にする。
【0032】
また、操作対象ではないキーを触れている状態においても、操作対象のキーのみの入力操作を行うことを可能とする。
【0033】
また、装置全体の重量を小さくすることを可能とする。
【0034】
また、柔軟性をもつ材料で構成することができるため装置全体に柔軟性を持たせることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明装置の第1の実施形態を示す上方からみた斜視図
【図2】同実施形態を示す下方からみた斜視図
【図3】本発明装置の第2の実施形態におけるスイッチの絶縁状態を示す部分断面図
【図4】同スイッチの導通状態を示す部分断面図
【図5】同スイッチ上部の部分断面図
【図6】本発明装置の第3の実施形態におけるスイッチの絶縁状態を示す部分断面
【図7】同スイッチの導通状態を示す部分断面図
【図8】同スイッチ上部の部分断面図
【図9】本発明装置の第4の実施形態を示す上方からみた斜視図
【図10】本発明装置の第5の実施形態を示す上方からみた斜視図
【図11】同実施形態でのキーボード本体の収納方法を示す上方からみた斜視図
【図12】本発明装置の第6の実施形態を示す上方からみた斜視図
【図13】同実施形態でのキーボード本体の収納方法を示す上方からみた斜視図
【図14】従来のタッチパネル式コンピューターを示す斜視図
【図15】従来の機械式キーボードの突起を有するキーを示す上方からみた斜視図
【発明を実施するための形態】
【0036】
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図2に基づいて説明する。
【0037】
101はキーボード本体であり、複数個のスイッチを支持している。スイッチは操作対象のタッチパネル式キーボードの各々のキー位置に対応するように配置される。102はスイッチ上部であり、指に接触する上面には静電的な導電性を有する材料が露出した形状となっている。103はスイッチ下部であり、タッチパネルに接触する下面は静電的な導電性を有する材料が露出した形状となっている。
【0038】
以下、本発明の第2の実施形態を図3〜図5に基づいて説明する。
【0039】
201はキーボード本体上面である。キーボード本体上面201は絶縁体で構成される。202はキーボード本体下面である。キーボード本体下面202は絶縁体で構成される。204はスイッチ上部であり、これを押下することでキー入力を行う。本スイッチ上部204は静電的な導電性を有する材料で構成される。205はスイッチ下部であり、キーボード本体下面202によって支持されており、下面はタッチパネル701に接触する。本スイッチ下部205は静電的な導電性を有する材料で構成される。203はスペーサーであり、スイッチ上部204とスイッチ下部205が接触しないように空間を形成する。206はばねであり、本スイッチを押下していない状態において、スイッチ上部204とスイッチ下部205が接触しないようにスイッチ上部204を持ち上げる役割を有する。
【0040】
以下、上記構成の動作を説明する。スイッチ上部204が押下されていない状態においては、スイッチ上部204とスイッチ下部205は接触しないため本スイッチは絶縁状態となっており、操作者の指900とタッチパネル701間も絶縁状態になっている。スイッチ上部204が押下されて、下方に一定距離以上移動すると、スイッチ下部205に接触し、操作者の指900とタッチパネル701間を導通させる。
【0041】
207はキー上面の突起である。FとJなど特定のキー上面に突起207を形成し、この突起を指で触れることによって目視を必要とせずにキーボード上での手の位置を知ることを可能とする。
この突起は、図15の801に示すように、従来の機械式キーボードにも存在するものである。
【0042】
以下、本発明の第3の実施形態を図6〜図8に基づいて説明する。
【0043】
本実施形態は、本発明装置をゴム素材等の柔軟性を有する材料で構成した場合のスイッチを示す部分断面図である。
301はキーボード本体上面である。キーボード本体上面301は絶縁体で構成される。302はキーボード本体下面である。キーボード本体下面302は絶縁体で構成される。304はスイッチ上部であり、これを押下することでキー入力を行う。本スイッチ上部304は静電的な導電性を有し、柔軟性を有する材料で構成される。305はスイッチ下部であり、キーボード本体下面302によって支持されており、下面はタッチパネル701に接触する。本スイッチ下部305は静電的な導電性を有し、柔軟性を有する材料で構成される。303はスペーサーであり、スイッチ上部304とスイッチ下部305が接触しないように空間を形成する。
【0044】
以下、上記構成の動作を説明する。スイッチ上部304が押下されていない状態においては、スイッチ上部304とスイッチ下部305は接触しないため本スイッチは絶縁状態となっており、操作者の指900とタッチパネル701間も絶縁状態になっている。スイッチ上部304が一定距離以上押下されて変形し、スイッチ下部305に接触することで操作者の指900とタッチパネル701間を導通させる。
【0045】
306はキー上面の突起である。FとJなど特定のキー上面に突起306を形成し、この突起を指で触れることによって目視を必要とせずにキーボード上での手の位置を知ることを可能とする。
【0046】
以下、本発明の第4の実施形態を図9に基づいて説明する。
【0047】
本実施形態は、タッチパネル式コンピューターに対して、本発明装置を自由に取り付けと取り外しが可能な構成とした場合の実施例である。
400は本発明装置のキーボード本体であり、700は設置対象となるタッチパネル式コンピューターである。キーボード本体400をタッチパネル式キーボードの上にキー配列が対応するように設置する。
【0048】
以下、上記構成の動作を説明する。キーボード本体400のキーを押下することにより、押下したキーに対応するタッチパネル式キーボードのキー押下となる。タッチパネル式コンピューター700とキーボード本体400間を固定していないため、キーボード本体400を使用しない場合には取り外すことが可能である。
【0049】
以下、本発明の第5の実施形態を図10〜図11に基づいて説明する。
【0050】
本実施形態は、本発明装置全体を柔軟性をもつ材料で構成した場合の実施例である。
全体を柔軟性をもつ材料で構成したキーボード本体501を、軸に沿って回転する接続装置502によってタッチパネル式コンピューター700と接続する。
【0051】
以下、上記構成の動作を説明する。
本発明装置を使用する場合には、図10に示すように、キーボード本体501は、タッチパネル式コンピューター700のタッチパネル式キーボードに接するように設置される。
本発明装置を格納する場合には、図11に示すように、キーボード本体501を接続装置502の軸に沿って回転させ、さらにタッチパネル式コンピューター700の背面に沿う形状に折り曲げて格納する。
【0052】
以下、本発明の第6の実施形態を図12〜図13に基づいて説明する。
【0053】
本実施形態は、本発明装置をタッチパネル式コンピューターを格納するケースの一部として構成した場合の実施例である。
タッチパネル式コンピューター700を格納することが可能なケース600に、軸に沿って回転する接続装置602を介して、キーボード本体601を接続する。
【0054】
以下、上記構成の動作を説明する。
本発明装置を使用する場合には、図12に示すように、キーボード本体601は、タッチパネル式コンピューター700のタッチパネル式キーボードに接するように設置される。
本発明装置を格納する場合には、図13に示すように、キーボード本体601を接続装置602の軸に沿って回転させることで格納する。
【符号の説明】
【0055】
101 キーボード本体
102 スイッチ上部
103 スイッチ下部
201 キーボード本体上部
202 キーボード本体下部
203 スペーサー
204 スイッチ上部
205 スイッチ下部
206 ばね
207 突起
301 キーボード本体上部
302 キーボード本体下部
303 スペーサー
304 スイッチ上部
305 スイッチ下部
306 突起
401 キーボード本体
501 キーボード本体
502 接続装置
600 ケース
601 キーボード本体
602 接続装置
700 タッチパネル式コンピューター
701 タッチパネル
702 タッチパネル式キーボード
800 機械式キーボードの突起付きキー
801 突起

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチパネル式キーボードの上面を覆うように設けられるキーボード用入力補助装置である。このキーボード用入力補助装置のキー配列は、タッチパネル式キーボードと同じ配列になっており、キーを押しさげたことによってタッチパネル式キーボードの対応するキーの押下となることを主要な特徴とするタッチパネル式キーボード用入力補助装置。
【請求項2】
前記入力補助装置のキーは、キー上面とキー直下に位置するタッチパネル間を静電的に導通させるスイッチとして機能することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル式キーボード用入力補助装置。
【請求項3】
前記入力補助装置は、スイッチとして機能するキーとキーを支持するキーボード本体のみで構成されるため、小型化と軽量化が可能であることを特徴とする請求項2記載のタッチパネル式キーボード用入力補助装置。
【請求項4】
前記入力補助装置は、スイッチとして機能するキーとキーを支持するキーボード本体を柔軟性のある材料で構成することが可能なため、装置全体に柔軟性を持たせることが可能であることを特徴とする請求項2記載のタッチパネル式キーボード用入力補助装置。
【請求項5】
前記入力補助装置のキーは、キー配列内の特定のキーの上面にキーの識別を可能とする形状を持つことを特徴とする請求項1記載のタッチパネル式キーボード用入力補助装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2011−258087(P2011−258087A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−133480(P2010−133480)
【出願日】平成22年6月11日(2010.6.11)
【出願人】(710005876)株式会社あわしま (1)
【Fターム(参考)】