説明

タービン冷却装置及び関連方法

【課題】より低い抽出段において抽出した空気の圧力を選択的に増圧することによって、ガスタービン(214)を冷却及び/又はシールするための装置及び方法を提供する。
【解決手段】タービン構成要素の冷却及び/又はシールに抽出空気(226)が使用可能とになる前に、抽出空気(226)の圧力を外部ブースタ圧縮機(242)によって増圧する。バイパス管路(228)は、タービンを冷却するための空気を供給するより高い抽出段を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスタービンを冷却及び/又はシールするための装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ガスタービン(「GT」)は一般的に、主GT圧縮機の1つ又はそれ以上の段/ポートから抽気した空気(抽気)を使用して、GT内部の高温ガスの通路内における構成要素の冷却及び/又はシールを行う。空気は、圧縮機から抽出され、タービンセクション内の冷却を必要とする場所に外部から送られる。圧縮機内で加圧されるが燃焼ガスを発生させるのには使用されない空気は、エンジンの効率を低下させる。従って、圧縮機から抽気される冷却空気の量を減少させることが望ましい。
【0003】
この空気は、冷却システム内への意図せぬ高温ガス進入を防止するために、GT内部の高温燃焼ガスの圧力と比べて十分に高い圧力(背圧マージン)を有しなくてはならない。タービン構成要素が必要とする圧力により、圧縮機から空気を抽出する段が決定される。十分な送給圧力を確保するためには、より高い圧力を有する抽気段/ポートを選択することが望ましい。ストール及びサージを排除するような抽気ポートの位置は、圧縮機段に沿った使用可能な抽気ポイントを限定するもう1つのパラメータである。しかしながら、圧縮機の可能な限り最早の段から空気を抽出することは、抽出空気内の仕事損失量を減少させることによって圧縮機効率を高めることになる。従って、圧縮機の可能な限り最低の段の抽気を使用して、十分な背圧マージンを有するタービン構成要素のための冷却流を得ることが望ましい。
【0004】
圧縮機は、ガスタービンの全作動条件にわたってタービン冷却に適した圧力の空気を抽出するために、異なる段に設置された抽気ポートを有する。しかしながら、最悪の作動条件(つまり、作動負荷、周囲温度)における設計要件(例えば、最少流れ、背圧マージン、ソース対シンクの圧力比)を満たすようにシステムを寸法決めすることは、他の作動条件時において過剰な圧縮機抽気を招く。このことにより、有効出力及び効率の両方における低下が生じる。
【0005】
図1は、ターボ機械における従来型の冷却システムの作動原理を示している。圧縮機10は、周囲空気を引入れる入口16を有する。圧縮機空気は、圧縮機の様々な位置から抽出しかつ冷却を必要とするタービン14内の様々な場所に供給することができる。抽出位置は、必要な圧力で空気を供給するように選択される。残りの圧縮機空気18は、燃焼器12に供給され、燃焼器12において、空気は燃料20と混合される。次に、高温燃焼ガスが、ストリーム22としてタービン構成要素14に供給される。単一シャフト34が、発電機32を駆動する。流れストリーム26、28及び30は、圧縮機からの抽出冷却空気を表しており、これら抽出冷却空気は、高温ガス通路構成要素を冷却するためにターボ機械のタービンセクションに送られる。ストリーム26及び28は、それぞれ低圧及び中圧冷却媒体を供給し、またそれらストリームは、外部配管を介して冷却を必要とする部分に送ることができる。ストリーム30は、高圧冷却媒体を供給し、背圧マージン並びに質量流量要件を満たすために、より高い段ユニット(例えば、第15段、第16段、又は圧縮機吐出口)から抽出される。ストリーム30は一般的に、ターボ機械の内部で、例えば圧縮機−タービンロータ間のボアを通して送られる。
【0006】
中圧及び/又は低圧空気は、それら空気が例えばタービン段ノズルなどのタービン14に流入する前に、従来型のオリフィスを通して流され、このオリフィスにより、送給される質量流量を冷却に合わせて調整しかつ過剰な圧力を低下させる。しかしながら、固定オリフィスでは、1日の周囲温度変動に合せた調整は行われない。周囲温度における変動は、空気圧力の変動を引き起こすので、この設計では、過剰な冷却流量抽出と付随した性能低下とを招く。
【0007】
上記のシステムの改良として、一般的に中圧及び/又は低圧空気の通路内に流量調整弁を導入して、1日の周囲温度変動に合せて冷却質量流量を調整するのを助けるようにしている。しかしながら、これでは、スロットル操作の必要性が排除されない。
【0008】
米国特許第6550253号に説明されているような更なる改良には、中間流路内におけるエジェクタの使用が含まれる。この改良型のシステムでは、より低い段流れ(例えば、第7段抽出空気)が、吸出し流れ(suction flow)として働き、また中間段抽出空気(例えば、第13段からの)が、動力流れ(motive flow)として使用される。これにより、高価な中間段冷却空気及び関連する加圧仕事の節減が得られる。エジェクタの性能は、上流吸出し圧力並びに吐出圧力の変動に対して非常に敏感である。この理由により、性能は、1日の周囲温度変動によって大きく影響を受ける。
【0009】
Priestley特許(米国特許第6389793号)は、別の冷却方法を開示しており、この方法では、周囲空気を吸入する外部圧縮機が主GT圧縮機と並列に取付けられる。これは、燃焼のために使用できる空気を増加させ、従ってGTの出力を増大させる。図2は、この別の方法の実施例を示している。便宜上、対応する構成要素について、図1で使用した参照符号と同様な、頭に「1」を付した参照符号を使用している。それぞれの低圧、中圧及び高圧冷却空気ストリーム126、128及び130は、モータ138によって駆動される別個の外部圧縮機136によって発生される。しかしながら、この方法は、高い圧力比を供給する外部圧縮機を必要とし、従ってそれ相応に設計しなくてはならない。加えて、この方法に必要な体積流量は高く、従って外部圧縮機寸法、重量、従ってまたコストが増大することになる。
【0010】
Kozak特許(米国特許第4901520号)は、GTエンジンのための冷却システムを開示しており、この冷却システムでは、空気は、最終段圧縮機から抽気され、その後にエンジンのタービンセクションに該空気が送給される前に二次圧縮機によって付加的に加圧してその圧力を増大させる。しかしながら、上記の冷却システムでは、二次圧縮機が、ガスタービンの内部、つまり第1の主圧縮機の延長部内に設けられる。抽出圧力が高いことに加えて、二次圧縮機後の空気の最終温度は、高いまま維持される。従って、冷却流量要件の低下及び関連する非充填空気減少の何らの利点も存在しないことになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】米国特許第6550253号明細書
【特許文献2】米国特許第6389793号明細書
【特許文献3】米国特許第4901520号明細書
【特許文献4】米国特許第5724806号明細書
【特許文献5】米国特許第5778675号明細書
【特許文献6】米国特許第5782076号明細書
【特許文献7】米国特許第6038849号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0012】
本明細書に記載しているのは、抽出段から抽出した流体流れの圧力を選択的に増圧することによってターボ機械内の流体流れを調整するための装置及び方法である。第1の流体流れは、ターボ機械の圧縮機において確立され、かつ該流体流れの圧力を選択的に増圧するためにターボ機械の外部構成要素に導かれる。得られた第2の流体流れは、ターボ機械の内部構成要素を冷却するために該内部構成要素に導かれる。本方法は、従来型の設計において行われているような、圧力を使用可能な圧縮機抽出ポートによって決定される供給ポイント圧力よりも遙かに高く上昇させる必要性を排除し、従って例えばガスタービンなどの冷却されるターボ機械の効率を高める。その結果生じた冷却空気の吐出温度の低下により、圧縮機から抽出される全質量が減少し、従ってターボ機械の燃焼室の下流で付加される充填空気を減少させることになる。燃焼器への質量流量の増加は、ガスタービン内でより多くの燃料を燃焼させることによって、より多くの出力を発生する。
【0013】
1つの実施形態では、本装置は、そこから第1の流体流れが形成されかつターボ機械の外部における第1の部位に導かれる抽出ポートと、第1の流体流れの圧力よりも高い圧力を有する第2の流体流れを確立するターボ機械の外部の構成要素とを含む。その後、第2の流れは、ターボ機械内の構成要素を冷却及び/又はシールするために、該ターボ機械の内部における第2の部位に導かれる。
【0014】
別の実施形態では、ターボ機械の内部に冷却及び/又はシール空気を供給する方法は、抽出段から第1の流体流れを抽出するステップと、該流れをターボ機械の外部における第1の部位に導きかつ第1の流体流れの圧力よりも高い圧力を有する第2の流体流れを形成するステップと、増圧した圧力を有する第2の流体流れをターボ機械の内部における構成要素に送給するステップとを含む。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】ガスタービンのための従来型の冷却方法の概略図。
【図2】周囲空気を吸入する外部圧縮機を使用した従来型の冷却方法の変更形態を示す図。
【図3】本発明の実施形態による、ガスタービンのための冷却方法の概略図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図3は、選択的増圧を使用してターボ機械内の流体流れの特性を制御するための例示的な実施形態を示している。ここでもまた、便宜上、対応する構成要素について、図1で使用した参照符号と同様な、頭に「2」を付した参照符号を使用している。選択的増圧という用語は、冷却空気として高圧の圧縮機空気をそのまま使用する代わりに、ターボ機械の圧縮機の抽出段から抽出した空気の圧力を少なくとも部分的に所望の値に上昇させ、かつこの空気をターボ機械のガスタービン構成要素の冷却及び/又はシールのために使用することを意味する。
【0017】
1つの例示的な実施形態では、空気226は、比較的低い圧力の空気を有する圧縮機段(例えば、第9段)から抽出され、該空気226は、遮断弁240を通って流れた後に、外部ブースタ圧縮機242に達する。外部ブースタ圧縮機は、流入空気の圧力を必要な値まで上昇させ、かつ該流入空気を外部ブースタ圧縮機の下流でタービン214の例えばタービン段ノズル及び空洞などの構成要素の冷却及び/又はシールのために使用可能にする。これと対照的に、従来型の冷却システムでは、より低い段(例えば、圧縮機の第13段)以外のより高い段からの抽出を使用して、背圧要件を満たす冷却空気を形成する。
【0018】
別の例示的な実施形態では、中圧段(例えば、圧縮機の第13段)から抽出した空気228でタービンを冷却するバイパス管路が形成される。空気228は、該空気228がタービン214に送給される前に調整弁244を通って流れる。バイパス管路として働く既存の管路(例えば、図1及びその中の管路28を参照)を設けておくことは、外部圧縮機が故障した場合に冷却流れを可能にし、従ってタービンのための冷却及び/又はシール作用を回復して、冷却及び/又はシールシステムの信頼性を向上させかつ既存のシステムをこの設計に改造するのを容易にする。
【0019】
主管路及びバイパス管路に加えて、主管路226から分岐した管路236を設けることができる。この管路236は、従来型の冷却システムにおけるのと同じ後方タービン段に供給する低圧抽出管路に相当する。空気236は、該空気236がタービンの異なる部位において使用可能になる前に調整弁244を通って流れる。さらに、管路230は、例えば圧縮機の第15段又は第16段或いは圧縮機吐出ポイントなどから抽出された比較的高圧の抽気を表している。この空気は、内部を通して送られ、例えば燃焼ライナ、第1段及び/又は第2段バケット、前方段及びノズルなどのタービンのその他の部位を冷却するために使用される。
【0020】
より低い段の加圧空気の使用により、ブースタ圧縮機の高い圧縮比に対する必要性が排除される。さらに、体積流量は、従来型の周囲空気吸入冷却システムと比べて大幅にすなわち殆ど7分の1に低減され、従って所望の圧縮機寸法、重量及びコストを低下させる。
【0021】
本明細書に示したこの例示的な実施形態の冷却方法は、タービン構成要素冷却のための供給ポイント圧力よりも遙かに高く圧力を上昇させるのに必要な圧縮機仕事を排除する。このことは、必要とされるブースタ圧縮機出力を調整した後であっても、ガスタービンの効率及び正味ガスタービン出力を高める。
【0022】
加えて、吐出圧力の低下による冷却空気の吐出温度の低下は、圧縮機から抽出される全空気質量を減少させることになる。このことは、非充填空気使用可能性を増大させて、燃焼器への質量流量を増加させることになる。増加した空気は、GT内でより多くの燃料を燃焼させることによって出力を増大させるために使用することができる。
【0023】
選択的増圧を使用する冷却及びシールシステムは、市場購入可能な外部圧縮機を利用するが、これらの外部圧縮機は、エジェクタのような装置と比較して遥かに効率が良い、例えば熱的、電気的、油圧的、化学的な動力源又はそれらの組合せを使用して動力供給することができる。さらに、それらの性能は、1日の周囲温度変動に対して極めて敏感ということはない。
【0024】
本明細書は、実施例を使用して、最良の形態を含む本発明を開示し、またさらに当業者があらゆる装置又はシステムを製作しかつ使用すること並びにあらゆる組入れた方法を実行することを含む本発明の実施を行うのを可能にする。本発明の特許性がある技術的範囲は、特許請求の範囲によって定まり、かつ当業者が想起するその他の実施例を含むことができる。そのようなその他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言と相違しない構造的要素を有するか又はそれらが特許請求の範囲の文言と本質的でない相違を有する均等な構造的要素を含む場合には、特許請求の範囲の技術的範囲内に属することになることを意図している。
【0025】
現時点で最も実用的かつ好ましい実施形態であると考えられるものに関連して本発明を説明してきたが、本発明は、開示した実施形態に限定されるものではなく、逆に、特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内に属する様々な変更及び均等な構成を保護しようとするものであることを理解されたい。
【符号の説明】
【0026】
10、110、210 圧縮機
12、112、212 燃焼器
14、114、214 タービン
16、116、216 入口空気
18、118、218 燃焼器に供給される圧縮機空気
136 外部圧縮機
138 モータ
20、120、220 燃料
22、122、222 タービンに供給される圧縮機空気
26、126、226 低圧抽気
28、128、228 中圧抽気
226 主管路
228 バイパス管路
236 低圧抽気管路
240 遮断弁
242 外部ブースタ圧縮機
244 調整弁
30、130、230 高圧抽気
32、132、232 発電機
34,134、234 シャフト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ターボ機械内に冷却及び/又はシール用流体流れを供給する方法であって、
a)前記ターボ機械内で第1の流体流れ(226)を確立しかつ該第1の流体流れを前記ターボ機械の外部における第1の部位に流すステップと、
b)前記第1の流体流れの圧力よりも高い圧力を有する第2の流体流れを前記第1の部位において確立するステップと、
c)前記第2の流体流れを前記ターボ機械の内部における第2の部位に送給するステップと、を含み、
前記第1の流体流れ(226)を確立するステップが、前記ターボ機械の一部をなす圧縮機(210)の段から該第1の流体流れ(226)を抽出するステップを含み、
前記第2の流体流れを確立するステップが、外部ブースタ圧縮機(242)を通して前記第1の流体流れ(226)を流すステップを含み、
前記第2の流体流れを第2の部位に送給するステップが、前記ターボ機械の一部をなすガスタービン構成要素(214)に該第2の流体流れを供給するステップを含む、
方法。
【請求項2】
前記第1の流体流れ(226)が前記外部ブースタ圧縮機(242)に流入する前に、第1の遮断弁(240)を通して該第1の流体流れ(226)を流すステップと、
前記外部ブースタ圧縮機(242)から流出した流体流れが前記第2の部位に送給される前に、第2の遮断弁(240)を通して該流体流れを流すステップと、
をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記ターボ機械内で第3の流体流れ(228)を確立しかつ該第3の流体流れを前記ターボ機械の第2の部位内に送給するステップをさらに含み、
前記ターボ機械内で第3の流体流れ(228)を確立するステップが、該ターボ機械の一部をなす前記圧縮機(210)の別の段から前記第1の流体流れ(226)の圧力よりも高い圧力で前記第3の流体流れ(228)を抽出するステップを含む、
請求項1記載の方法。
【請求項4】
調整弁(244)を通して前記第3の流体流れ(228)を流すステップをさらに含む、請求項3記載の方法。
【請求項5】
前記第2の流体流れの温度が、前記第3の流体流れ(228)の温度よりも低く、
それにより、冷却質量流量要件が低下し、前記ターボ機械の一部をなす燃焼器(212)への質量流量が増加し、かつ該ターボ機械の出力が増大する、
請求項3記載の方法。
【請求項6】
ターボ機械内に冷却及び/又はシール用流体流れを供給するための装置であって、
a)前記ターボ機械内で第1の流体流れ(226)を確立しかつ該第1の流体流れを前記ターボ機械の外部における第1の部位に流すための第1の抽出ポートと、
b)前記第1の流体流れの圧力よりも高い圧力を有する第2の流体流れを前記第1の部位において確立するための該第1の部位における前記ターボ機械の外部の構成要素(242)と、を含み、
前記第2の流体流れが、前記ターボ機械の内部における第2の部位に送給され、
前記第1の流体流れ(226)が、前記ターボ機械の一部をなす圧縮機(210)の第1の抽出ポートから抽出されかつ外部ブースタ圧縮機(242)を通って流れて前記第2の流体流れを確立し、
前記第2の流体流れが、前記ターボ機械の一部をなすガスタービン構成要素(214)に送給される、
装置。
【請求項7】
前記第1の抽出ポートと前記外部ブースタ圧縮機(242)との間に配置された第1の遮断弁(240)と、
前記外部ブースタ圧縮機(242)と前記第2の部位との間に配置された第2の遮断弁(240)と、
をさらに含む、請求項6記載の装置。
【請求項8】
前記ターボ機械内で第3の流体流れ(228)を確立しかつ該第3の流体流れ(228)を前記ターボ機械の第2の部位内に送給して該ターボ機械システムの信頼性及び該現存システムの改造可能性を増大させるようになったバイパス管路(228)をさらに含む、請求項6記載の装置。
【請求項9】
前記第2の抽出ポートと前記第2の部位との間に配置された調整弁(244)をさらに含む、請求項8記載の装置。
【請求項10】
前記第2の流体流れの温度が、前記第3の流体流れ(228)の温度よりも低く、
それにより、冷却質量流量要件が低下し、前記ターボ機械の一部をなす燃焼器(212)への質量流量が増加し、かつ該ターボ機械の出力が増大する、
請求項8記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−185807(P2009−185807A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−12444(P2009−12444)
【出願日】平成21年1月23日(2009.1.23)
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【氏名又は名称原語表記】GENERAL ELECTRIC COMPANY