説明

トラクタのステアリング装置

【課題】コンパクトに構成することが可能であるとともに、メンテナンス性を向上させることが可能なトラクタのステアリング装置を提供する。
【解決手段】機体フレーム2・2の長手方向と略平行な方向に向けて配置され、ハンドル11の操作に応じて移動するラック、およびハンドル11の下方に配置され、ラックを動かすための力を補うモータ45を備え、ハンドル11の回転を前輪の操舵運動に変換するラックアンドピニオン式電動パワーステアリング機構40と、前輪を操舵するための左ナックルアーム3c(ナックルアーム)の機体内側に配置され、その一端をラックに連結されるベルクランク60と、ベルクランク60の他端と左ナックルアーム3cとを連結する連結ロッド70と、を具備した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータの駆動力により前輪の操舵力を補助する電動パワーステアリング機構を用いたトラクタのステアリング装置の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電動パワーステアリング機構を用いたトラクタのステアリング装置の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載のトラクタのステアリング装置によれば、ハンドルを操作して前輪を操舵する際の操舵力をモータ(電動式アクチュエータ)により補助することができる。これによって、作業者はハンドルを軽い力で操作することができる。また、電動式アクチュエータはエンジンの動力を必要としないため、耕耘装置などの作業機への動力供給にロスが生じることがない。
【0004】
しかし、上述の如くトラクタのステアリング装置に電動パワーステアリング機構を用いる場合、当該ステアリング装置をコンパクトに構成することが困難であったり、メンテナンス性が悪かったりする場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平5−8741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、コンパクトに構成することが可能であるとともに、メンテナンス性を向上させることが可能なトラクタのステアリング装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、機体フレームの長手方向と略平行な方向に向けて配置され、ハンドルの操作に応じて移動するラック、および前記ハンドルの下方に配置され、前記ラックを動かすための力を補うモータを備え、前記ハンドルの回転を前輪の操舵運動に変換するラックアンドピニオン式電動パワーステアリング機構と、前記前輪を操舵するためのナックルアームの機体内側に配置され、その一端を前記ラックに連結されるベルクランクと、前記ベルクランクの他端と前記ナックルアームとを連結する連結ロッドと、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記ラックおよび前記ベルクランクは、前記機体フレームの左右幅内に配置されるものである。
【0010】
請求項3においては、前記モータは、機体外側に向けて着脱可能に構成されるものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、トラクタのステアリング装置をコンパクトに構成することが可能であるとともに、当該ステアリング装置のメンテナンス性を向上させることが可能である、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】トラクタの全体的な構成を示した側面図。
【図2】ステアリング装置を示した後方斜視図。
【図3】ステアリング装置を示した平面図。
【図4】ステアリング装置を示した底面図。
【図5】ステアリング装置を示した側面図。
【図6】ステアリング装置を示した模式図。(a)側面模式図。(b)平面模式図。
【図7】ステアリング装置の他の構成を示した平面模式図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下では、図中の矢印Fの方向を前方向、矢印Lの方向を左方向、矢印Uの方向を上方向とそれぞれ定義して説明を行う。
【0014】
まず、図1を用いて、ステアリング装置14を具備するトラクタ1の全体構成について説明する。
【0015】
トラクタ1においては、左右一対の機体フレーム2・2が長手方向を前後方向として配置される。機体フレーム2・2の前下部にはフロントアクスルケース3が設けられ、フロントアクスルケース3の左右両端に設けられるフロントアクスル4・4には左右一対の前輪5・5がそれぞれ固定される。機体フレーム2・2の後部にはミッションケース6が設けられ、ミッションケース6の左右両端に設けられるリアアクスル7・7には左右一対の後輪8・8がそれぞれ固定される。
【0016】
機体フレーム2・2の前部にはボンネット9で覆われたエンジン10が設けられ、ボンネット9の後方にはハンドル11、座席12、および種々の操作具等が配置された運転操作部13が設けられる。また、運転操作部13から機体フレーム2・2の前端部に亘ってステアリング装置14(図2参照)が設けられる。
【0017】
以下では、図2から図5までを用いて、フロントアクスルケース3について説明する。
なお、図5においては、説明の便宜上、機体左側の機体フレーム2は図示を省略している。
【0018】
フロントアクスルケース3は、フロントギヤケース3a、フロントギヤボックス3b・3b、左ナックルアーム3c、右ナックルアーム3d、および伝達ロッド3e等を具備する。
【0019】
フロントギヤケース3aは、長手方向を左右方向に向けて配置される箱状の部材である。フロントギヤケース3aの上部には、前後方向にセンターピン15が挿通され、当該センターピン15の前後両端部は、左右の機体フレーム2・2に横架される前後一対のフロントアクスルブラケット16・16に回動可能に支持される。このようにして、フロントギヤケース3aは、センターピン15を中心として揺動可能とされる。
【0020】
フロントギヤケース3aの左右両端部には、フロントギヤボックス3b・3bが設けられる。フロントギヤボックス3b・3bは、軸線方向を概ね上下方向にむけて配置されるキングピン(不図示)を介して、フロントギヤケース3aに回動可能に支持される。
【0021】
機体左側のフロントギヤボックス3bの上部には左ナックルアーム3cが、機体右側のフロントギヤボックス3bの上部には右ナックルアーム3dが、それぞれ固定される。左ナックルアーム3cの前端部と右ナックルアーム3dの前端部とは、伝達ロッド3eにより連結される。
【0022】
左右のフロントギヤボックス3b・3bからは、それぞれ機体外側に向けて前述のフロントアクスル4・4が突設される。
【0023】
このように構成されたフロントアクスルケース3において、左ナックルアーム3cが回動されると、機体左側のフロントギヤボックス3bが回動されるとともに、伝達ロッド3eを介して機体右側のフロントギヤボックス3bが回動される。これによって、前輪5・5(図1参照)を左右に操舵することができる。
【0024】
以下では、図2から図6までを用いて、ステアリング装置14について説明する。
【0025】
ステアリング装置14は、フロントアクスルケース3の左ナックルアーム3cを回動させることで前輪5・5を操舵するものである。ステアリング装置14は、ハンドル11、ハンドル支軸20、連結シャフト30、ラックアンドピニオン式電動パワーステアリング機構40、ラックリンク50、ベルクランク60、および連結ロッド70等を具備する。
【0026】
まず、図6を用いて、ステアリング装置14の概要について説明する。
【0027】
ハンドル11の下部にはハンドル支軸20の上端が固定される。ハンドル支軸20の下端は、ユニバーサルジョイントを介して連結シャフト30の上端と連結される。連結シャフト30の下端は、ラックアンドピニオン式電動パワーステアリング機構40と連結される。
【0028】
ラックアンドピニオン式電動パワーステアリング機構40は、ハンドル11の回転を、前輪5・5を操舵するための運動(具体的には、後述するラック43の前後方向への移動)に変換するものである。ラックアンドピニオン式電動パワーステアリング機構40は、ステアリングシャフト41、ピニオンギヤ42、ラック43、補助ギヤ44、モータ45、およびトルクセンサ46等を具備する。
【0029】
ステアリングシャフト41の上端は、ユニバーサルジョイントを介して連結シャフト30の下端と連結される。
【0030】
ステアリングシャフト41の下端近傍には、ピニオンギヤ42が形成される。ピニオンギヤ42には、長手方向を概ね前後方向に向けて配置されたラック43が歯合される。
【0031】
ステアリングシャフト41の下端には補助ギヤ44が固設される。補助ギヤ44にはモータ45の出力ギヤ45aが歯合される。
【0032】
ステアリングシャフト41の中途部には、トルクセンサ46が設けられる。トルクセンサ46は、ステアリングシャフト41に加わるトルクを検出することができる。
【0033】
トルクセンサ46およびモータ45は、図示せぬ制御装置に接続される。当該制御装置は、トルクセンサ46により検出されたステアリングシャフト41に加わるトルクに基づいて、モータ45を駆動させることができる。
【0034】
また、ラック43の前端は、ボールジョイントを介してラックリンク50の後端と連結される。
【0035】
ベルクランク60は、フロントギヤケース3aの後部に配置され、軸線方向を概ね上下方向に向けて配置された回動軸61を中心に回動可能に支持される。ベルクランク60は、平面視(図6(b))において、回動軸61から概ね左方に向かって突出する一端部と、回動軸61から概ね前方に突出する他端部と、を有する略L字状に形成される。
【0036】
ベルクランク60の一端部は、ラックリンク50の前端と連結される。ベルクランク60の他端部は、連結ロッド70の一端(右端)と連結される。連結ロッド70の他端(左端)は、左ナックルアーム3cの後端部に連結される。
【0037】
このように構成されたステアリング装置14において、ハンドル11が回動操作されると、ハンドル支軸20、連結シャフト30、およびステアリングシャフト41を介してピニオンギヤ42が回動される。
【0038】
この際、前記制御装置は、ステアリングシャフト41に加わるトルクに応じて前記ピニオンギヤ42の回動を補助するようにモータ45を駆動する。これによって、オペレータはハンドル11を軽い力で回動操作することができる。
【0039】
ピニオンギヤ42が回動すると、当該ピニオンギヤ42と歯合したラック43が前後方向に移動する。当該ラック43の移動は、ラックリンク50、ベルクランク60、および連結ロッド70を介して左ナックルアーム3cに伝達され、当該左ナックルアーム3cが回動する。
【0040】
このようにして左ナックルアーム3cが回動されることにより、前輪5・5が操舵され、トラクタ1を操向操作することができる。
【0041】
次に、図2から図5までを用いて、ステアリング装置14の具体的な配置について説明する。
【0042】
ハンドル11の下方において、機体フレーム2・2の前後方向中途部かつ当該機体フレーム2・2間にはステアリング支持ブロック21が固定される(図2、図4、及び図5参照)。ステアリング支持ブロック21の上部にはフレーム支持ブラケット22、ステアリングフレーム23、およびステアリング支持ブラケット24等を介して支持パイプ25が概ね上下方向に向けて配置される。なお、フレーム支持ブラケット22、ステアリングフレーム23、ステアリング支持ブラケット24、支持パイプ25は、ダッシュボード17(図1参照)により覆われる。
【0043】
ハンドル支軸20は支持パイプ25に回動可能に支持され、長手方向が概ね上下方向を向くように案内される。
【0044】
ステアリング支持ブロック21の下部には、ステアリングギヤケース47が固定される。ステアリングギヤケース47は、機体フレーム2・2の左右幅内に配置される。ステアリングギヤケース47の内部にはステアリングシャフト41の下部、ピニオンギヤ42、ラック43、補助ギヤ44、およびモータ45の出力ギヤ45a等が収納される。
【0045】
ステアリングギヤケース47は、機体フレーム2・2の間に配置されるため、左右方向外側から障害物等に当たり損傷することを防止できる。また、ステアリングギヤケース47は前輪5・5よりも後方に配置することができるため、ぬかるみ等でハンドル11を大きく切って旋回したときに泥等がかからない構成とすることができる。また、ステアリングケース47は機体の前輪5・5と後輪8・8の間で、左右の機体フレーム2・2の間に配置されるため、トラクタ1の重量バランスも向上することができる。
【0046】
ステアリングギヤケース47は、機体フレーム2・2の長手方向(前後方向)と略平行となるように配置される円筒部を有し、当該円筒部の長手方向に沿ってラック43が収納される。すなわち、ラック43は機体フレーム2・2の長手方向(前後方向)と略平行な方向に向けて配置される。
【0047】
ステアリングギヤケース47の円筒部の前端部には、前後方向に伸縮可能な蛇腹管47aが設けられる。ラック43の前後方向の移動に伴って蛇腹管47aが伸縮するため、ラック43が移動しても当該ラック43を常時収納することができる。
【0048】
ステアリングギヤケース47の左側面には、モータ45がボルト等によって適宜着脱可能に固定される。モータ45の長手方向(モータ45の軸線方向)は概ね左右方向を向くように配置され、ステアリングギヤケース47からモータ45を取り外す場合は、機体左側(外側)へ当該モータ45を抜き取ることが可能である。
【0049】
ステアリング支持ブロック21とフロントアクスルケース3との間であって、フロントアクスルケース3の近傍においては、機体フレーム2・2の下部にクランク支持フレーム62が固定される。当該クランク支持フレーム62には、回動軸61が下方に突出するように支持される。当該回動軸61にベルクランク60が回動可能に支持される。このようにして、ベルクランク60は、機体フレーム2・2の左右幅内であって、左ナックルアーム3cの機体内側に配置される。
【0050】
このように構成されたステアリング装置14において、モータ45、ラックリンク50、およびベルクランク60等は、フロントアクスルケース3の揺動支点となるセンターピン15より上下方向下側であって、フロントアクスルケース3(より詳細には、フロントギヤケース3a)の底面よりも上下方向上側に配置されている(図5の一点鎖線参照)。これによって、ステアリング装置14をできるだけコンパクトに構成しつつ、地上からの高さを確保して、地上との接触による故障や破損等を防止している。
【0051】
また、モータ45、ラックリンク50、およびベルクランク60等は、フロントアクスルケース3(より詳細には、フロントギヤケース3a)の後方に配置されている。これによって、正面からの障害物がモータ45等に接触しないように、フロントアクスルケース3で保護している。
【0052】
以上の如く、本実施形態に係るトラクタ1のステアリング装置14は、機体フレーム2・2の長手方向と略平行な方向に向けて配置され、ハンドル11の操作に応じて移動するラック43、およびハンドル11の下方に配置され、ラック43を動かすための力を補うモータ45を備え、ハンドル11の回転を前輪5・5の操舵運動に変換するラックアンドピニオン式電動パワーステアリング機構40と、前輪5・5を操舵するための左ナックルアーム3c(ナックルアーム)の機体内側に配置され、その一端をラック43に連結されるベルクランク60と、ベルクランク60の他端と左ナックルアーム3cとを連結する連結ロッド70と、を具備するものである。
このように構成することにより、簡易な機構で、コンパクトなステアリング装置14を構成することができる。また、ラック43を機体フレーム2・2の長手方向に向けることで、小型のトラクタに適用する場合であってもラック43のストロークのためのスペースを確保することができる。さらに、モータ45をハンドル11の下方、すなわち運転操作部13のステップ下方に配置することで、前輪5・5および後輪8・8が邪魔になることがなく、機体側方からのメンテナンスを容易に行うことができる。
【0053】
また、ラック43およびベルクランク60は、機体フレーム2・2の左右幅内に配置されるものである。
このように構成することにより、コンパクトなステアリング装置14を構成することができる。
【0054】
また、モータ45は、機体左側(外側)に向けて着脱可能に構成されるものである。
このように構成することにより、機体側方からのモータ45のメンテナンスを容易に行うことができる。特に、通常は機体左側からトラクタ1の乗り降りを行うため、本実施形態の如くモータ45を機体左側から着脱可能とするとメンテナンス性をさらに向上させることができる。
【0055】
なお、モータ45をステアリングギヤケース47の右側面に着脱可能に固定し、機体右側へモータ45を抜き取ることができるように構成することもできる。
また、本実施形態においては、ラックリンク50は、ベルクランク60および連結ロッドを介して左ナックルアーム3cと連結されるものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、右ナックルアーム3dと連結する構成であってもよい。
【0056】
なお、トラクタのステアリング装置は、以下の如く構成することも可能である。
【0057】
図7に示すステアリング装置114においては、フロントアクスルケース3(より詳細には、フロントギヤケース3a)の左右略中央後部と左ナックルアーム3cの後端部とに亘ってラック143が設けられる。ラック143にはピニオンギヤ142が歯合され、当該ピニオンギヤ142はハンドル11と連結される。
【0058】
また、ピニオンギヤ142の下方においては、補助ギヤ144が当該ピニオンギヤ142と連結される。補助ギヤ144にはモータ145の出力ギヤ145aが歯合される。
【0059】
上述のピニオンギヤ142、ラック143、補助ギヤ144、およびモータ145等は、フロントアクスルケース3に適宜支持される。すなわち、フロントアクスルケース3が揺動すると、これに伴ってモータ145等も揺動することになる。
【0060】
ハンドル11とピニオンギヤ142とを連結するステアリングシャフト(不図示)に加わるトルクはトルクセンサ(不図示)により検出される。モータ145および前記トルクセンサは図示せぬ制御装置に接続される。当該制御装置は、前記トルクセンサにより検出されたトルクに基づいて、モータ145を駆動させることができる。これによって、オペレータはハンドル11を軽い力で回動操作することができる。
【符号の説明】
【0061】
1 トラクタ
2 機体フレーム
3 フロントアクスルケース
3c 左ナックルアーム(ナックルアーム)
5 前輪
11 ハンドル
14 ステアリング装置
20 ハンドル支軸
30 連結シャフト
40 ラックアンドピニオン式電動パワーステアリング機構
43 ラック
45 モータ
50 ラックリンク
60 ベルクランク
70 連結ロッド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機体フレームの長手方向と略平行な方向に向けて配置され、ハンドルの操作に応じて移動するラック、および前記ハンドルの下方に配置され、前記ラックを動かすための力を補うモータを備え、前記ハンドルの回転を前輪の操舵運動に変換するラックアンドピニオン式電動パワーステアリング機構と、
前記前輪を操舵するためのナックルアームの機体内側に配置され、その一端を前記ラックに連結されるベルクランクと、
前記ベルクランクの他端と前記ナックルアームとを連結する連結ロッドと、
を具備するトラクタのステアリング装置。
【請求項2】
前記ラックおよび前記ベルクランクは、
前記機体フレームの左右幅内に配置される、
請求項1に記載のトラクタのステアリング装置。
【請求項3】
前記モータは、
機体外側に向けて着脱可能に構成される、
請求項1または請求項2に記載のトラクタのステアリング装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−131260(P2012−131260A)
【公開日】平成24年7月12日(2012.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−283068(P2010−283068)
【出願日】平成22年12月20日(2010.12.20)
【出願人】(000006781)ヤンマー株式会社 (3,810)
【Fターム(参考)】