説明

ドアパネル取り付け構造

【課題】 本発明は電子機器等の機器本体にドアパネルを取り付けるドアパネル取り付け構造に関し、簡単な構造で、かつ外力印加による損傷防止を図ることを課題とする。
【解決手段】 機器本体11にドアパネル12を取り付けるドアパネル取り付け構造において、機器本体11にドアパネル12の挿入方向と異なる方向に開口する穴部20を設けると共に、ドアパネル12に穴部20と係合する取り付け部33を設ける。この取り付け部33は、機器本体11と係合する角部34と、この角部34と機器本体11との係合位置を中心としてドアパネル12を回動することにより穴部20内に進入して機器本体11と着脱可能に係合する係合爪部35とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はドアパネル取り付け構造に係り、特に電子機器等の機器本体にドアパネルを取り付けるドアパネル取り付け構造に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、電子機器を構成する機器本体のフロントパネルには、電子機器を操作するための各種スイッチや表示装置が配設される。また、通常は使用しないスイッチや記録メディアの挿入脱部等はフロントパネルに一段窪んだ開口部を形成し、この開口部内に配設することが行われている。また、不使用時においてこの開口部内が外部から見えないようにするため、一般にこの開口部にドアパネルを取り付けることが行われている。
【0003】
従来、このドアパネルを機器本体に取り付ける構造としては、例えば特許文献1に示されるように、ドアパネルまたは機器本体のいずれか一方に軸受を設け、他方にこの軸受に軸承される軸部を設ける構造が一般的である。軸部を軸受部に装着することにより、
ドアパネルは軸部を中心として機器本体に対して回動可能な構成となる。
【特許文献1】特開平11−177257号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のドアパネル取り付け構造では、閉蓋されたドアパネルに(使用者による不意な力等)が印加された場合、この力は全て軸部と軸受との係合部分に集中的に印加される。また、従来のドアパネル取り付け構造では軸部と軸受が強く係合しており、強い外力が印加された場合には軸部或いは軸受が破損しないよう構造を複雑化させている。具体的には、軸部と軸受との係合部から離間した位置に、ドアパネルを機器本体に係合させる補強用部材(補強用レバーや補強用爪)を設けたものも提案されている。しかしながらこの構成では、ドアパネル取り付け構造が複雑化してしまい、作製が面倒になると共にコストが上昇してしまうという問題点が生じる。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で、かつ外力印加による損傷防止を図りうるドアパネル取り付け構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項1記載の発明は、
機器本体にドアパネルを取り付けるドアパネル取り付け構造において、
前記機器本体に前記ドアパネルの挿入方向と異なる方向に開口する穴部を設けると共に、
前記ドアパネルに、該ドアパネルの挿入時において前記機器本体と係合する第1の係合部と、該第1の係合部と前記機器本体との係合位置を中心として前記ドアパネルを前記機器本体に対して回動することにより前記穴部内に進入して該機器本体と着脱可能に係合する第2の係合部とよりなる取り付け部を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
上記発明によれば、ドアパネルは第2の係合部がドアパネルの穴部に着脱可能係合することにより、ドアパネルに取り付けられる。この際、第2の係合部はドアパネルの穴部に着脱可能係合しているため、強い外力がドアパネルに印加された場合、第2の係合部はドアパネルの穴部から離脱することが可能となる。これにより、従来のように強い外力印加時に、機器本体或いはドアパネルが破損することを防止でき、取り付け構造の信頼性を高めることができる。
【0009】
また、請求項2記載の発明は、
請求項1記載のドアパネル取り付け構造において、
前記第1の係合部を前記ドアパネルに形成された角部により構成したことを特徴とするものである。
【0010】
上記発明によれば、ドアパネルに形成された角部により第1の係合部が構成されるため、その構造の簡単化を図ることができる。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、
請求項1または2記載のドアパネル取り付け構造において、
前記第2の係合部を前記ドアパネルの縁部から突出した爪部により構成したことを特徴とするものである。
【0012】
上記発明によれば、ドアパネルの縁部から突出した爪部により第2の係合部を構成したことにより、その構造の簡単化を図ることができる共に、強い外力が印加された場合にドアパネルから比較的容易に離脱する構成とすることができる。
【0013】
また、請求項4記載の発明は、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のドアパネル取り付け構造において、
前記取り付け部を前記ドアパネルの縁部の両側部に設けると共に、
前記ドアパネルの他の縁部の中央位置に、前記機器本体に係合する第3の係合部を設けたことを特徴とするものである。
【0014】
上記発明によれば、ドアパネルの中央位置が第3の係合部により機器本体と係合するため、ドアパネルは両側部が取り付け部により機器本体に保持され、中央部が第3の係合部により機器本体に保持されるため、ドアパネルに反りが発生するのを防止することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、ドアパネルの機器本体への取り付け構造の簡単化を図れると共に、強い外力の印加時に機器本体或いはドアパネルが破損することを防止でき。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施例であるドアパネル取り付け構造を適用した電子機器10の正面を示している。電子機器10は例えばチューナ装置であり、機器本体11のフロントパネル13に表示部14及びダイヤル15,スイッチ16等を設けた構成とされている。
【0018】
表示部14は液晶表示装置で、電子機器10の操作に必要な各種情報が表示される。ダイヤル15は選局用ダイヤルであり、回動させることにより選局するダイヤルである。また、スイッチ16はモードの選択スイッチであり、押圧操作することにより選択的にモード切り換えが行える構成となっている。
【0019】
また、フロントパネル13の図1における下部左側には、開口部17が形成されている。図3は、機器本体11を図1におけるA−A線に沿って切断した断面であり、よって開口部17の断面を示している。同図に示すように、開口部17はフロントパネル13の表面から一段窪んだ構成とされている。
【0020】
通常使用しないスイッチや記録メディアが挿入脱されるスロット部等は、この開口部17内に配設することが行われている。また、この開口部17にはドアパネル12が装着され、上記のスイッチやスロット部の不使用時においては、ドアパネル12により開口部17を覆い、外部から開口部17の内部が見えないようにしている。
【0021】
本実施例に係るドアパネル取り付け構造は、このドアパネル12を開口部17に取り付けるときに適用されるものである。以下、ドアパネル12を開口部17に取り付けるドアパネル取り付け構造について説明する。
【0022】
開口部17の上部両側位置には、矩形状の穴部20が形成されている。この穴部20は、図3(A)に示されるように、フロントパネル13を構成する垂直壁部22の下端部(Z2方向端部)である垂直壁端部23と、開口部17を構成する水平壁部24の図中矢印Y2方向端部である水平壁端部25との間に形成されている。
【0023】
この穴部20は、ドアパネル12を開口部17に装着するとき、ドアパネル12を開口部17に挿入する方向(図中矢印Y1方向)と異なる方向に開口するよう構成されている。具体的には、本実施例では穴部20はドアパネル12の挿入方向(Y1方向)に対して直交する、図中矢印Z1方向に開口した構成とされている。また、穴部20の下部位置には、略1/4円形状を有したガイド部26が形成されている。尚、このガイド部26は、必ずしも設ける必要がないものである。
【0024】
一方、開口部17の下部中央位置には、第1のロック用爪部21が形成されている。この第1のロック用爪部21は、矢印Y2方向に延出しており、後述するようにドアパネル12が開口部17に装着した状態において、ドアパネル12に形成されている第2のロック用爪部37と係合する構成とされている。
【0025】
次に、上記構成とされた開口部17に装着されるドアパネル12について、図1,図3に加えて図2を参照して説明する。ドアパネル12は樹脂成形されたものであり、パネル本体30の上縁部31の両側部に取り付け部33を設けた構成とされている。
【0026】
パネル本体30は、図2(D),(E)及び図3(A)に示すように、側面視で略く字状に曲がった形状を有している。また、パネル本体30の下縁部32の中央位置には、第2のロック用爪部37及び指掛け部38が形成されている。
【0027】
第2のロック用爪部37は、図中矢印Y2方向に延出するよう形成されている。この第2のロック用爪部37は、後述するドアパネル12に形成された第2のロック用爪部37と係合することにより、開口部17に装着されたドアパネル12が離脱しないようにロックを行う機能を奏するものである。また、指掛け部38は、開口部17に装着されたドアパネル12を機器本体11から取り外すときに、指を引掛けて取り外しを容易とするために設けられている。
【0028】
次に、取り付け部33について説明する。取り付け部33は、角部34(請求項に記載の第1の係合部に相当する)と、係合爪部35(請求項に記載の第2の係合部に相当する)とを設けた構成とされている。この取り付け部33は、ドアパネル12の樹脂成形時に一括的に形成することが可能であり、容易に形成することができる。
【0029】
角部34は上縁部31の一部として形成されており、側面視で略直角形状を有している。また、係合爪部35は、角部34の形成位置から若干内側(図2(E)における右側)に偏倚した位置から上方に向け延出するよう形成されている。ここで、係合爪部35の延出方向は、ドアパネル12を開口部17に挿入する方向と同一方向(矢印Y1方向)と一致するよう構成されている。
【0030】
即ち、後述するように、ドアパネル12を機器本体11に装着するとき、先ずドアパネル12を開口部17に挿入操作するが、係合爪部35の延出方向は、このドアパネル12を開口部17に挿入する方向と同じ方向となるよう設定されている。
【0031】
また、係合爪部35は後述するように、開口部17に形成された穴部20内に進入して機器本体11と係合する。この穴部20内への進入を容易に行うため、取り付け部33の先端部は湾曲形状(Rを有した形状)とされている。また、係合爪部35の側部には、湾曲部36が形成されている。この湾曲部36の形状は、前記した開口部17に形成されたガイド部26と対応する形状とされている。
【0032】
続いて、図3を主に参照して、上記構成を有するドアパネル取り付け構造における、ドアパネル12を機器本体11に取り付ける具体的な操作について説明する。
【0033】
ドアパネル12を機器本体11に取り付けるには、先ず機器本体11に対してドアパネル12を位置決めする。この際、図3(A)に示すように、ドアパネル12の取り付け部33と、開口部17の穴部20の形成位置とが略対向するように位置決めを行う。
【0034】
続いて、ドアパネル12を機器本体11に向け水平方向(図中、矢印Y1方向)に移動させ、取り付け部33を開口部17内に挿入する。この際、係合爪部35の延出方向と、ドアパネル12を機器本体11(開口部17)に挿入する挿入方向が一致するようにする。
【0035】
取り付け部33を構成する角部34が、垂直壁部22の垂直壁端部23と対峙する位置まで挿入が行われると、図3(B)に示されるように、ドアパネル12を反時計方向に回動する。この際、角部34は垂直壁端部23と係合し、ドアパネル12は角部34と垂直壁端部23との係合位置を回動中心として回動する。
【0036】
尚、本実施例では、開口部17にガイド部26が形成されており、取り付け部33にはガイド部26と対応する形状の湾曲部36が形成されている。このため、ガイド部26内を湾曲部36が摺動することにより、ドアパネル12の回動はガイド部26に案内されて行われる。これにより、ドアパネル12の回動を安定して行わせることができる。
【0037】
上記のようにドアパネル12が機器本体11に対して回動することにより、取り付け部33を構成する係合爪部35は穴部20内に進入してゆく。前記したように、穴部20は上方(矢印Z1方向)に向け開口している。換言すると、穴部20はドアパネル12が開口部17に挿入される方向(Y1方向)に対して直交する方向に開口された構成とされている。
【0038】
よって、ドアパネル12を開口部17に挿入しただけでは、係合爪部35は穴部20内に進入しない。しかしながら、ドアパネル12を回動することにより係合爪部35は機器本体11と係合する。具体的には、ドアパネル12を回動することにより、係合爪部35は垂直壁端部23及び水平壁端部25と係合する。
【0039】
更に、ドアパネル12を回動すると、図3(C)に示すように、係合爪部35の延出方向が穴部20の開口方向と一致すると共に、ドアパネル12に形成されている第2のロック用爪部37が開口部17に設けられた第1のロック用爪部21と係合する。この係合状態において、係合爪部35は穴部20内に完全に進入しており機器本体11と係合した構成となっている。また、パネル本体30の上縁部31は、垂直壁部22の垂直壁端部23と対向した状態となっている。
【0040】
このように、ドアパネル12が機器本体11に取り付けられた状態では、ドアパネル12はパネル本体30の上縁部31の両側が取り付け部33により機器本体11に係合され、パネル本体30の下縁部32の中央部は第1及び第2のロック用爪部21,37により機器本体11に係合(ロック)されている。
【0041】
このように、ドアパネル12の上縁部31及び下縁部32の双方が機器本体11に係合されているため、ドアパネル12を機器本体11(開口部17)に確実に取り付けることができ、容易に離脱するようなことはない。よって、開口部17に穴部20を形成し、ドアパネル12に取り付け部33を形成した簡単な構成でありながら、高い信頼性を持ってドアパネル12を機器本体11に取り付けることができる。
【0042】
また、本実施例では、ドアパネル12が機器本体11に装着された状態で、パネル本体30の下縁部32の中央部は第2のロック用爪37により機器本体11に係合する。30は左右方向(X1,X2方向に長い形状であるため、取り付け時において中央部分に反りが発生しやすい。しかしながら、この反りが発生し易い位置に第2のロック用爪37を設け、この第2のロック用爪37を第1のロック用爪21に係合させる構成としたことにより、パネル本体30の中央部分における剛性を高めることができ、ドアパネル12に反りが発生するのを防止することができる。
【0043】
ところで、図3(C)に示すように、ドアパネル12が機器本体11に装着された状態において、図中矢印Fで示すような強い外力Fが印加させた場合を想定する。ここで、「強い外力」とは使用者による不意な力等をいい、またドアパネル12を機器本体11から取り外す際に操作者が指掛け部38を用いてドアパネル12に印加する通常の力よりも大きい力をいうものとする。
【0044】
本実施例に係るドアパネル取り付け構造では、上記のようにドアパネル12の上縁部31においては係合爪部35が機器本体11の穴部20と係合することにより、また下縁部32においては第1のロック用爪部21と第2のロック用爪部37とが係合することにより、ドアパネル12は機器本体11に取り付けられる構造となっている。
【0045】
このような、爪部35,21,37を用いた係合では、強い外力が印加された場合には爪部35,21,37が弾性変形することにより係合が解除される。即ち、本実施例に係るドアパネル取り付け構造は、強い外力がドアパネル12に印加された場合、爪部35,21,37による係合の全て或いは一部が解除され、これによりドアパネル12は機器本体11から離脱する。
【0046】
この離脱時においては各爪部35,21,37は弾性変形するが、ドアパネル12が機器本体11から離脱することにより(外力の印加が解除されることにより)、元の状態に弾性復元する。このため、ドアパネル12が機器本体11から離脱するとき、爪部35,21,37或いは穴部20等に損傷が発生するようなことはない。
【0047】
また、パネル本体30は略く字形状に折曲した形状であり、外力が印加されたときに弾性変形し易い形状である。よって、これによっても、外力印加時において、爪部35,21,37の係合を円滑に解除させることができる。これによっても、外力印加時に爪部35,21,37及び開口部20に損傷が発生するのを抑制している。
【0048】
本実施例では、上記のようにドアパネル12に対して不意な外力が印加されても、機器本体11或いはドアパネル12が破損することを確実に防止できる。よって、本実施例に係るドアパネル取り付け構造によれば、ドアパネル12の機器本体11に対する取り付け信頼性を高めることができる。また、本発明に係るドアパネルの取り付け構造は、上記したように構造が簡単であるため、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】図1は、本発明の一実施例であるドアパネル取り付け構造を適用した電子機器を示す正面図である。
【図2】図2は、ドアパネルを説明するための図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は右側面図、(E)は(B)におけるB−B線に沿う断面図である。
【図3】図3は、機器本体(図1におけるA−A線に沿う断面で示す)に対してドアパネルを装着する動作を説明する図である。
【符号の説明】
【0050】
10 電子機器
11 機器本体
12 ドアパネル
13 フロントパネル
17 開口部
20 穴部
21 第1のロック用爪部
22 垂直壁部
23 垂直壁端部
24 水平壁部
25 水平壁端部
30 パネル本体
30a 折曲部
31 上縁部
32 下縁部
33 取り付け部
34 角部
35 係合爪部
36 湾曲部
37 第2のロック用爪部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機器本体にドアパネルを取り付けるドアパネル取り付け構造において、
前記機器本体に前記ドアパネルの挿入方向と異なる方向に開口する穴部を設けると共に、
前記ドアパネルに、該ドアパネルの挿入時において前記機器本体と係合する第1の係合部と、該第1の係合部と前記機器本体との係合位置を中心として前記ドアパネルを前記機器本体に対して回動することにより前記穴部内に進入して該機器本体と着脱可能に係合する第2の係合部とよりなる取り付け部を設けたことを特徴とするドアパネル取り付け構造。
【請求項2】
前記第1の係合部を前記ドアパネルに形成された角部により構成したことを特徴とする請求項1記載のドアパネル取り付け構造。
【請求項3】
前記第2の係合部を前記ドアパネルの縁部から突出した爪部により構成したことを特徴とする請求項1または2記載のドアパネル取り付け構造。
【請求項4】
前記取り付け部を前記ドアパネルの縁部の両側部に設けると共に、
前記ドアパネルの他の縁部の中央位置に、前記機器本体に係合する第3の係合部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のドアパネル取り付け構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−57080(P2007−57080A)
【公開日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−246542(P2005−246542)
【出願日】平成17年8月26日(2005.8.26)
【出願人】(000006220)ミツミ電機株式会社 (1,651)
【Fターム(参考)】