説明

ドライルーム装置

【課題】簡単な構造でドライルーム内の湿分負荷変動に対応することのでき、消費エネルギーを抑えたドライルーム装置を提供する。
【解決手段】ドライルームからの還気の一部をドライルーム前室に通し、前室の湿度を外気より低湿度とすることにより、ドライルームへの人の入退室による湿分負荷変動に対応するようにした。また、前室からの排気を還気としてドライルーム装置に戻すことにより乾燥空気の無駄な消費を減らして消費エネルギーを抑えるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、低露点乾燥空気の供給されるドライルーム装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
リチウム電池の製造プラントは、除湿を行わないとリチウム電池の品質に問題を生じる。つまりリチウムは水分と強く反応をするものであり、リチウム電池の製造プラントは露点を摂氏マイナス40度以下(以降、温度は全て「摂氏」とする)に設定する必要がある。
【0003】
このようにリチウム電池の製造に適した低露点のドライルーム環境を作るには、低湿度でしかも電極材料に悪影響を与えるガス成分の極力少ない雰囲気で生産する必要がある。その方法として、液体窒素を気化させプラント内の空気を窒素と置換させるか、湿気吸着剤を用いた吸着式の除湿装置を用いる手段が一般的である。しかし空気を窒素で置換する方法では、窒息の危険性からプラント内に人が入ることができなくなるという問題があり、さらにランニングコストが高いため、冷却式と組み合わせた吸着式のドライルーム装置を用いるのが現実的であり、多くのプラントがこの手段を用いている。
【0004】
あるいは、特許文献2に開示されたように、炭酸ガスが製造雰囲気中に多く存在するとリチウム電池の品質に影響する事が示されている。リチウム− 金属複合酸化物の表面に炭酸リチウムが存在すると、電池反応、特に放電時に、リチウム− 金属複合酸化物の表面のリチウムイオンの出入り口、すなわち粒子表面に露出した結晶構造のc 軸に垂直な断面( N i 層、O 層、L i 層の層状構造における層断面) を被覆し、リチウムイオンの出入りを阻害する一因となる。これは、初期放電容量、不可逆容量、高温出力または低温出力などに大きく影響し、特に低温出力を低下させる原因となると考えられる。この炭酸リチウムは、酸化リチウム或いは水酸化リチウムが、表面あるいはその近傍で空気中の炭酸ガスと反応したものと考えられ、その対策として、炭酸ガス除去機能を付加した除湿装置を開発導入する動きも出ている。
【0005】
このようにリチウム電池の製造ラインは、性能を向上させるために、種々の空気条件の制約を受ける。その一方で、リチウム電池の製造コストをできるだけ低くするという要請から、製造過程での消費エネルギーもできるだけ低くする必要があるため、ドライルーム装置の能力を維持しつつ省エネルギーをはかる必要がある。一方で外気の湿分や汚染物質がドライルーム内に入ってこないようするためにドライルーム内を陽圧にして、還気量より多い除湿空気をドライルームに給気し、余分の空気を陽圧排気口からドライルーム外へ排気している。このようにすることによって排気量がバッファーとなって、ドライルームへの人の入退室による室内の圧力変動を吸収する事ができるが、省エネの観点からはエネルギーロスになっていた。
【0006】
上記のようにリチウム電池の製造ラインの空気条件は厳しく管理されており、管理されたドライルームの中で生産が行われている。このようなドライルームへ例えば作業員が出入りすると、その入退室による湿分負荷変動に精度よく対応することは省エネルギーの観点からも重要で、このような要請に対し、特許文献1に開示された技術があった。
【0007】
この特許文献1に開示されたものは、ドライルーム内の人数や処理空気の温湿度によって処理空気の送風量を調整し、消費エネルギーを抑えるものである。
【0008】
ただ、特許文献1に開示されたものは、制御方法や装置自体が複雑になるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2008−307508号公報
【特許文献2】特開2004−214187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
解決しようとする問題点は、簡単な装置でドライルームへの人の入退室による湿分負荷変動に対応し、消費エネルギーが少ないドライルーム装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、ドライルームからの還気の一部をドライルームの前室(ドライルームに人が出入りする場合に、ドライルームと外との間で空気が混合しないように設けたチャンバーを「前室」と称する。)に通し、ドライルーム内の室圧と外圧との圧力差を室内が一定の陽圧となるようにしながら外気の侵入を防止し、省エネルギー性を向上させる事を最も主要な特徴とする。
本発明は図のように構成され、ドライルームからの還気と、ドライルームからダクトを介して前室に給気され前室から回収される還気とを合流させ、さらに冷却式除湿装置にて除湿された外気を合流させて、少なくとも処理ゾーンと再生ゾーンを有する吸着ロータ式除湿装置を通して除湿した空気を、ドライルーム内に給気することを特徴とするドライルーム装置である。ドライルームと前室からの還気とを合流させる部分には、三方ダンパまたは夫々ダンパを設置して、ドライルームからの還気と前室からの還気風量割合を可変できるような構成として、前室入口ドア及びドライルーム入口ドアの開閉を検出する装置からの信号によってドライルームからの還気と前室からの還気量を制御するように構成する。
前室ドアの開閉時には、前室からの還気ダンパを絞って、全量または大部分の還気がドライルームから還気されるようにし、またドライルームドアの開閉時には前室からの還気量が多くなるようにダンパを制御することで、外気のドライルーム及び前室への流入を防止して空調負荷の上昇を防止する。
ドライルームのドアを開閉するときは、ドライルームからの還気を絞って、前室からの還気が多くなるように制御することで、前室に侵入した外気の一部がドライルーム内に流入することを防止することで、ドライルーム内の露点温度変動と汚染物質の侵入を防止して、同時に省エネルギーを達成する事ができる。
前室のドアとドライルームのドアは、同時に開閉できないようにインターロックをとる。ドアの開閉を検知するセンサとしては、ドアの開閉と連動する機械式センサ、赤外線センサ、人の体温によって人の出入りを検出する人体センサ、床に設置し人が踏む事で人の出入りを検出する感圧センサなどが考えられる。
【発明の効果】
【0012】
本発明のドライルーム装置は、ドライルームからの還気、即ちドライルームから排気される乾燥空気を前室に通す事によって、ドライルームへの人の入退室による湿分負荷変動を抑えながら、陽圧排気によるエネルギーロスを無くすことにより省エネルギーを達成することのできるドライルーム装置を得ることができる。
【0013】
つまり、ドライルーム内の空気の一部を前室に通すことにより前室内の湿度が外気より低湿度で陽圧となり、人の入退室で外気側の扉を開けても外気からの湿分の持込を抑えることができる。例えばドライルームからの還気の露点温度が-50度D.P.の場合、還気の絶対湿度は0.03g/kg‐DA程度であるのに対し、一般的な冷房した室内条件では絶対湿度は10g/kg‐DA以上あるため、空調された室内空気であってもドライルーム内に侵入すると除湿負荷大幅に上昇し、ランニングコスト上昇の原因となる。
【0014】
また、ドライルーム内の空気は内部の湿度負荷、例えば人が居る場合はその呼気や衣服、室内持込物からの放湿によって湿度が次第に上昇する。このために、ドライルーム内の空気をドライルーム装置に全量還気として戻すと、ドライルーム装置は内部湿度負荷によって上昇した湿分だけ除去すれば良いため、少ないエネルギーで除湿を行うことができる。
【0015】
さらに、入室時に前室に外気が進入して前室の湿度が上がった場合でも、ドライルーム内からの還気によって前室の湿度が充分下がるまで待ってからドライルームに入室するようにすれば、湿度の高い空気がドライルーム内に侵入するのを防止する事ができ、ドライルーム内の湿度上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1はドライルーム装置の実施例1を示した説明図である。
【図2】図2はドライルーム装置の実施例2を示した説明図である。
【図3】図3はドライルーム装置の実施例2の制御フローを示したフロー図である。
【図4】図4はドライルーム装置の実施例3を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
ドライルーム装置においてドライルームへの人の入退室による湿分負荷変動に対応するという目的を、ドライルームからの還気を用いて省エネルギーをはかりながら実現した。
【実施例1】
【0018】
先ず、実施例1を示す図1に沿って説明を行う。除湿ロータ1はハニカムロータにシリカゲルなどを合成した公知のものである。そして除湿ロータ1は、吸着ゾーン2、パージゾーン3、再生ゾーン4に分割されている。なお、この吸着ゾーン2、パージゾーン3、再生ゾーン4の風量比は4:1:1に設定されている。吸着ゾーン2を通過した乾燥空気はドライルーム5に供給される。このドライルーム5には前室6が設けられ、前室6にドライルーム5から乾燥空気が供給されるように、空気の通路である前室供給路7が設けられている。
【0019】
ドライルーム5には圧力検出器8が設けられ、圧力検出器8はダンパ制御装置9に連通している。ダンパ制御装置9はモータダンパ10を制御するものである。ダンパ制御装置9及びモータダンパ10は一般に市販されている物でよい。モータダンパ10は、ドライルーム5からのドライルーム還気路11を開閉するものである。また、前室6からの前室還気路12はモータダンパ10の前で、ドライルーム還気路11と合流している。
【0020】
ドライルーム5と前室6の間には、作業者が出入りするドライルームドア13が設けられ、前室6には前室6から外に出入りする前室ドア14が設けられている。
【0021】
ドライルーム5に供給される空気は、必要な空気条件によってヒータ15によって加熱され、或いはクーラ16によって冷却される。またプレクーラ17によって外気は冷却され、結露による除湿がなされた上で、除湿ロータ1の吸着ゾーン2に入る。パージゾーン3を出た空気は再生ヒータ18によって加熱され、再生ゾーン4へ入る。再生ゾーン4を出た空気は再生ブロア19によって外に排出される。20は処理ブロアで、プレクーラ17を通過した空気を吸着ゾーン2へ送るものである。なおモータダンパ10の出口は、プレクーラ17と処理ブロア20の間に連通している。なお、ドライルーム5へ供給される空気の風量を一定にするため、ヒータ15とドライルーム5の間に定風量制御装置CAVなど(一般に市販されているもので良いため、不図示)を設けてもよい。
【0022】
本発明の実施例1は以上のような構成よりなり、以下動作を説明する。先ず再生ブロア19、処理ブロア20、プレクーラ17を動作させ、除湿ロータ1を回転させる。すると外気はプレクーラ17で冷却除湿され、低温度空気となって、除湿ロータ1の吸着ゾーン2を通過する。この通過によって吸着除湿されてさらに湿度が下がり、乾燥空気となる。この乾燥空気の要求される温度条件が不十分な場合は、ヒータ15やクーラ16によって温度調整された上で、ドライルーム5に供給される。
【0023】
ドライルームからの空気は、前室供給路7を介して前室6に供給されている。ドライルームの空気はドライルーム還気路11を介してモータダンパ10に送られる。また前室6の空気は、前室還気路12を介してドライルーム還気路11を通過するドライルーム還気と合流する。
【0024】
ここで、ドライルーム5内の圧力は、圧力検出器8によって常時検出され、所定値以上の圧力を検出すると、ダンパ制御装置9に信号を出力する。これによって、ダンパ制御装置9はモータダンパ10を開けるように制御する。すると、ドライルーム5内の空気がドライルーム還気路11を通過して、処理ブロア20の吸い込み側に吸い込まれる。
【0025】
ドライルーム5内の圧力が、圧力検出器8によって所定値以下になったと検出されると、ダンパ制御装置9への信号を停止する。これによって、ダンパ制御装置9はモータダンパ10を閉めるように制御する。すると、ドライルーム5内の空気はドライルーム還気路11に流れず、次第にドライルーム5内の圧力が上昇する。このようにして、ドライルーム5内の圧は一定に維持される。
【0026】
作業者がドライルーム5に入ることを想定する。先ずドライルームドア13及び前室ドア14の両方とも閉じておき、作業者は前室ドア14を開けて、前室6に入り、前室ドア14を閉じる。前室ドア14を開けた時に、前室6内の乾燥空気は外部に流出し前室6内の圧が下がり、ドライルーム5内の空気は前室供給路7を介して前室6内に流入する。
【0027】
このときに、ドライルームドア13は閉じられているため、湿度の高い外気がドライルーム6内に流入することはない。前室ドア14を閉じると、前室6内の圧力は次第に高くなり、ドライルーム5内の圧力と等しくなる。
【0028】
前室6内の圧力がドライルーム5内の圧力と等しくなった頃を見計らって、ドライルームドア13を開けて、作業者がドライルーム5に入る。この時に、ドライルーム5内の空気と、前室6内の空気が混合するが、この両者の条件は、ほぼ等しいため、問題は無い。このように本発明のドライルーム装置は、陽圧排気を行っていないため、乾燥空気の無駄がなく、エネルギーの無駄も少ない。
【0029】
図2は本発明の実施例2の説明図である。図1の実施例1と共通部分については同じ番号を付し、重複した説明を避ける。図3は本発明の実施例2の動作を示すフローチャートである。
【0030】
実施例2のものは、実施例1のものに対して、第1ダンパ21、第2ダンパ22、ドライルームドア13の開閉を検出するドライルームドアセンサ23、前室ドア14の開閉を検出する前室ドアセンサ24、前室の圧力を検出する前室圧力センサ25が設けられている。またシーケンサより構成される、制御装置26が設けられている。
【0031】
制御装置26は、ドライルームドアセンサ23、前室ドアセンサ24及び前室圧力センサ25からの信号を受けて、第1ダンパ21及び第2ダンパ22を制御するものである。またドライルームドア13の開放を許可する信号(例えば許可ランプの点灯)と、前室ドア14の開放を許可する信号(例えば許可ランプの点灯)を行う。
【0032】
本発明の実施例2は以上のように構成され、図3のフローチャートに従って、動作を説明する。
【0033】
ステップ1で前室ドアセンサ24がオンになったか否か判断する。つまり作業者が入室のために前室ドア14を開放したか否か見る。前室ドア14が開放されたら、ステップ2で第1ダンパ21を開放し、前室6にドライルーム5からの乾燥空気を供給する。これによって前室6内に外気が流入して湿度が上がる事を防止する。
【0034】
作業者は、前室6に入ると前室ドア14を閉める。すると前室6の圧が上昇する。この上昇をステップ3で前室圧力センサ25によって検出し、ステップ4でドライルームドア13の開放を許可する信号を出力するとともに、第1ダンパ21を閉じる。作業者はドライルームドア13の開放許可が出たことを認識して、ドライルームドア13を開けて、ドライルーム5に入る。
【0035】
このドライルームドア13を開けたことを、ステップ5でドライルームドアセンサ23によって識別し、ステップ6に進んで第2ダンパ22を開放する。
【0036】
制御装置26は、前室圧力センサ25からの信号を受けて、前室6内の圧力が所定値になったことをステップ7で識別し、所定値になったらステップ8に進んで第2ダンパ22を閉じ、処理を終了する。
【0037】
以上の説明で明らかなように、前室6の圧力が所定値になるまで第1ダンパ21及び第2ダンパ22を開放し、所定値になったらドライルームドア13の開放が許可されるため、ドライルーム5内の湿度がドライルームドア13の開放によって変動することがない。
【0038】
以下、本発明の実施例3について図4に沿って説明する。この実施例3も図1の実施例1と共通部分については同じ番号を付し、重複した説明を避ける。実施例3のものは、実施例1のものに対して、3方ダンパ27が設けられている。3方ダンパ27は、前室還気路12を、処理ブロア20入口に導く管路28と、ドライルーム還気路11に連結する管路29との何れかに切り替えるものである。
【0039】
本発明の実施例3のものは、前室ドア14を開放した時に、3方ダンパ27を前室還気路12と管路28に接続するように切り替える。こうする事によって、前室6に外気が入って湿度が上昇しても、その湿度の上昇した空気は、処理ブロア20によって除湿ロータ1の吸着ゾーン2に送られ、乾燥空気となって再びドライルーム5に送られる。
【0040】
作業者が前室6に入り、前室ドア14を閉めた後、ドライルームドア13を開放する場合には、3方ダンパ26をドライルーム還気路11と連通するように切り替える。これによって、前室6の圧力はドライルーム5の圧力と等しくなり、ドライルームドア13の開放によって、前室6の空気がドライルーム5に流れ込むことが少なく、ドライルーム5の空気の湿度変化が少ない。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明のドライルーム装置は、以上説明のとおり、乾燥空気の供給されるドライルーム内の湿度が人の出入りによっても変化することが少ない。よって、乾燥空気の供給量を少なくすることができ、製造コストが安価にできるだけでなく、運転エネルギーも少なくてすむ。
【符号の説明】
【0042】
1 除湿ロータ
2 吸着ゾーン
3 パージゾーン
4 再生ゾーン
5 ドライルーム
6 前室
7 前室供給路
8 圧力検出路
9 ダンパ制御装置
10 モータダンパ
11 ドライルーム還気路
12 前室還気路
13 ドライルームドア
14 前室ドア
15 ヒータ
16 クーラ
17 プレクーラ
18 再生ヒータ
19 再生ブロア
20 処理ブロア
21 第1ダンパ
22 第2ダンパ
23 ドライルームドアセンサ
24 前室ドアセンサ
25 前室圧力センサ
26 制御装置
27 3方ダンパ
28 管路
29 管路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前室を有するドライルーム装置であって、ドライルームからの還気と、ドライルームから前室に給気され前室から回収される還気とを合流させ、さらに冷却式除湿装置にて除湿された外気を合流させて、少なくとも処理ゾーンと再生ゾーンを有する吸着ロータ式除湿装置を通して除湿した空気を、ドライルーム内に給気することを特徴とするドライルーム装置。
【請求項2】
請求項1のドライルーム装置であって、ドライルームと前室からの還気とを合流させる部分に、三方ダンパまたは夫々ダンパを設置して、ドライルームからの還気と前室からの還気風量割合を可変できるような構成として、前室入口ドア及びドライルーム入口ドアの開閉を検出する装置からの信号によってドライルームからの還気と前室からの還気量を制御するように構成したことを特徴とするドライルーム装置。
【請求項3】
請求項1及び2のドライルーム装置であって、前室ドアの開閉時に、前室からの還気ダンパを絞って、全量または大部分の還気がドライルームから還気されるようにし、またドライルームドアの開閉時には前室からの還気量が多くなるようにダンパを制御し、かつ前室とドライルームドアが同時に開閉できないようにしたことを特徴とするドライルーム装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−81900(P2013−81900A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−223561(P2011−223561)
【出願日】平成23年10月11日(2011.10.11)
【出願人】(390020215)株式会社西部技研 (31)
【Fターム(参考)】