説明

ナースコールシステム

【課題】患者が車椅子の座面から離れた場合、車椅子から転落したような危険な状況でないときには、報知を行わないようにすることで、誤報を減らすことができるようにする。
【解決手段】患者の離座を検出するセンサー3を有するナースコール子機1を車椅子に設置し、ナースコール子機1から送信される呼出信号を受信する中継装置5を施設内の各所に設置して、車椅子の位置を検出する位置検出部13を設ける。センサー3が患者の離座を検出し、ナースコール親機10が呼出信号を受信した場合に、患者が安全に車椅子から降りることができるような特定の領域に車椅子が存在すると位置検出部13が検出したときには、報知を行わないようにしている。これにより、患者が安全に車椅子から降りることができるような特定の領域に車椅子が存在するときには、医療従事者の介助により患者が車椅子から安全に降りたと判断される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナースコールシステムに関し、特に、患者が車椅子の座面から離れたことを検出して医療従事者に報知することができるように成されたナースコールシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が医師または看護師のサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、これらをまとめて患者と記載する)がボタン状の呼出操作部を操作することによって医者、看護師または介護師(以下、これらをまとめて医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
【0003】
多くのナースコールシステムは、ベッドサイドやトイレ、浴室などに設置されるナースコール子機と、ナースステーションに設置されるナースコール親機とを備えて構成されている。さらに、医療従事者が携帯するPHS(Personal Handyphone System)端末とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを組み合わせたナースコールシステムも提案されている。この種のナースコールシステムにおいて、患者がナースコール子機の呼出操作部を操作して呼び出しを行うと、ナースコール親機およびPHS端末にて報知が行われる。この報知に気付いた医療従事者は、ナースコール親機のハンドセットや自身が携帯するPHS端末などによって応答する。
【0004】
ところで、車椅子に座っている患者が医療従事者を呼び出すことができるように、車椅子にナースコール子機を搭載することが考えられる。この場合、患者の手元部分にナースコール子機の呼出操作部を設置することで、患者は車椅子に座ったままで医療従事者を呼び出すことができる。また、車椅子は施設内を移動するため、ナースコール子機を無線式にする必要がある。また、呼び出しを行った患者の位置を特定するために、施設内の各所に中継装置を設置する。そして、無線式のナースコール子機から送信される呼出信号を受信した中継装置における呼出信号の電波強度を調べることによって、車椅子の近傍の中継装置を特定し、その位置をナースコール親機にて提示する。
【0005】
また、このようなナースコール子機の代わりに、患者が車椅子の座面から離れたことを検出するセンサーと車椅子の位置を検出する手段と搭載した車椅子が知られている(例えば、特許文献1など)。特許文献1に記載の技術では、患者が車椅子の座面から離れたことを検出した場合に、検出した車椅子の位置とともに管理センターに通報している。
【0006】
しかしながら、前述した特許文献1に記載の技術では、患者が検査を受ける際に、医療従事者の介助を受けて車椅子から降りたような場合や、患者が病室に戻って、医療従事者の介助を受けて車椅子からベッドに移動したような場合、患者が医療従事者の介助を受けてトイレや入浴を行った場合など、患者が安全に車椅子から降りたと考えられる場面でも、患者が車椅子の座面から離れたことを検出すると管理センターに通報してしまうので、誤報が増えてしまうという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2000−279450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、車椅子に座っている患者が車椅子の座面から離れた場合、車椅子の座面から転落したような危険な状況でないときには、できるだけ報知を行わないようにすることで、誤報を減らすことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記した課題を解決するために、本発明では、患者の離座を検出するセンサーを車椅子に取り付けるとともに、車椅子の位置を検出する位置検出手段を設け、センサーが患者の離座を検出した場合に、患者が安全に車椅子から降りることができるような特定の領域に車椅子が存在すると位置検出手段が検出したときには、報知を行わないようにしている。
【0010】
また、本発明の他の態様によれば、医療従事者が近傍に存在するか否かを検出する医療従事者検出手段を車椅子に設け、センサーが患者の離座を検出した場合に、患者が安全に車椅子から降りることができるような特定の領域に車椅子が存在すると位置検出手段が検出し、かつ、医療従事者検出手段が医療従事者の存在を検出したときに、報知を行わないようにしている。
【発明の効果】
【0011】
上記のように構成した本発明によれば、患者が安全に車椅子から降りることができるような特定の領域に車椅子が存在するときには、医療従事者の介助により患者が車椅子から安全に降りたと判断されるので、センサーが患者の車椅子からの離座を検出しても報知が行われない。従って、誤報を減らすことができる。
【0012】
また、本発明の他の態様によれば、患者が安全に車椅子から降りることができるような特定の領域に車椅子が存在し、かつ、患者の近くに患者への介助を行うことができる医療従事者が存在するときには、医療従事者の介助により患者が車椅子から安全に降りたと判断されるので、センサーが患者の車椅子からの離座を検出しても報知が行われない。従って、誤報の発生をより確実に減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施形態によるナースコールシステムに使用される車椅子の外観例を示す図である。
【図3】本実施形態によるナースコールシステムの変形例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1において、1はナースコール子機であり、図2に示すような車椅子に設置される。ここで、ナースコール子機1は、バッテリー(図示せず)が接続されており、バッテリーから電源が供給される。また、ナースコール子機1は、制御部2、センサー3、送信部4を備えて構成されている。
【0015】
また、5は中継装置であり、ナースコール子機1から送信される呼出信号を受信できるように施設内の各所に設置されている。ここで、中継装置5は、車椅子が移動可能な場所に設置されていれば良い。また、10はナースコール親機であり、医療従事者が常駐するナースステーションなどに設置され、医療従事者によって使用される。ここで、ナースコール親機10は、親機制御部11、インターフェース12、位置検出部(特許請求の範囲の位置検出装置に該当する)13、記憶部14、報知部15を備えて構成されている。そして、中継装置5とナースコール親機10との間には、廊下灯や制御機(ともに図示せず)が接続されている。廊下灯は、病室内の患者の氏名を表示するとともに、病室内の患者が呼び出しを行った場合に呼び出しが行われたことを表示する。また、制御機は、ナースコール子機1とナースコール親機10との通信の制御を行う。
【0016】
なお、上述した制御機にPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)を接続し(図示せず)、医療従事者が携帯するPHS(Personal Handyphone System)端末を使用可能としても良い。この場合、ナースコール子機1が呼出信号を送信すると、ナースコール親機10およびPHS端末にて報知が行われる。すなわち、PHS端末は、ナースコール親機10の報知部15としての動作を行う。
【0017】
制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。センサー3は、図2に示すように、車椅子の座面に設置されており、患者の荷重が座面にかからなくなった場合(換言すると、患者の離座を検出した場合)に検出信号を制御部2へ出力する。また、センサー3から出力された検出信号を入力した制御部2は呼出信号を生成する。ここで、呼出信号には、このナースコール子機1を他のナースコール子機1と区別するための識別情報(例えば、車椅子番号情報など)が含まれる。送信部4は、制御部にて生成された呼出信号を無線にて送信する。
【0018】
なお、本実施形態では、患者の離座を検出するために荷重の有無を検出するセンサー3を用いているが、これに限定されない。例えば、車椅子の座面上に赤外線を通し、この赤外線が患者の身体によって遮断されなくなったら患者が離座したと判断して検出信号を出力する赤外線センサーを用いるようにしても良い。すなわち、車椅子における患者の離座を検出できるものであれば、どのようなセンサー3を用いるようにしても良い。
【0019】
中継装置5は、ナースコール親機10に有線にて接続されており、ナースコール子機1から送信された呼出信号を受信する。ここで、中継装置5の設置場所や車椅子の存在場所によっては、複数の中継装置5が呼出信号を受信することもある。この場合、呼出信号を受信した各中継装置5は、呼出信号の受信強度を検出し、受信強度情報として呼出信号に付加するとともに、自装置を他の中継装置5と区別するための中継装置識別情報を呼出信号に付加して、ナースコール親機10へ出力する。
【0020】
親機制御部11は、ナースコール親機10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。インターフェース12は、ナースコール親機10と複数の中継装置5とを接続して通信を行うためのものである。ここで、インターフェース12は、ナースコール子機1から出力された呼出信号を、中継装置を介して入力する。位置検出部13は、呼出信号を送信したナースコール子機1が搭載されている車椅子の場所を特定するためのものである。具体的には、インターフェース12が呼出信号を入力すると、入力した呼出信号に含まれる受信強度情報を比較して、最も受信強度が高い呼出信号を特定する。そして、特定した呼出信号に含まれる中継装置識別情報を抽出する。これにより、呼出信号を送信したナースコール子機1が搭載されている車椅子の近傍にある中継装置5が特定される。
【0021】
記憶部14は、メモリやハードディスクなどの記憶装置により構成されており、中継装置識別情報と、その中継装置識別情報によって特定される中継装置5が設置されている場所を示す位置情報を関連付けて記憶している。また、記憶部14は、患者が検査を受ける検査室や、患者のベッドがある病室、トイレや浴室などの患者が医療従事者の介助を受けて車椅子から安全に降りることができるような特定の領域を示す領域情報を記憶している。また、記憶部14は、ナースコール子機1の識別情報(車椅子番号情報)と、この車椅子を使用している患者の氏名などを示す患者情報とを関連付けて記憶している。
【0022】
報知部15は、表示ディスプレイおよびスピーカなどにより構成されており、患者が車椅子から転落したことを報知するためのものである。位置検出部13により、呼出信号を送信したナースコール子機1が搭載されている車椅子の近傍にある中継装置5が特定されると、親機制御部11は記憶部14を参照して、中継装置識別情報に関連付けて記憶されている位置情報を抽出する。また、親機制御部11は記憶部14を引き続き参照して、患者が車椅子から安全に降りることができるような領域を示す領域情報に位置情報が含まれるか否かを判定する。そして、位置情報が領域情報に含まれないと親機制御部11にて判断した場合には、親機制御部15は記憶部14を参照して、呼出信号に含まれる識別情報に関連付けて記憶されている患者情報を抽出し、報知部15を動作させる。ここで、報知部15は、表示ディスプレイなどに患者情報および位置情報を表示することで、車椅子から転落したと思われる患者の情報と、患者が車椅子から転落したと思われる場所を提示することができる。
【0023】
一方、位置情報が領域情報に含まれると親機制御部11にて判断した場合には、親機制御部11は報知部15を動作させない。これは、患者が検査を受ける検査室や、患者のベッドがある病室、トイレや浴室などの領域に車椅子が存在し、その領域では、患者が医療従事者の介助を受けて車椅子から安全に降りることができると考えられるためである。
【0024】
以上詳しく説明したように、本実施形態では、患者の離座を検出するセンサー3を有するナースコール子機1を車椅子に取り付け、ナースコール子機1から送信される呼出信号を受信する中継装置5を施設内の各所に設置して、車椅子の位置を検出する位置検出部13を設けている。そして、センサー3が患者の離座を検出し、ナースコール子機1が呼出信号を送信した場合に、患者が安全に車椅子から降りることができるような特定の領域に車椅子が存在すると位置検出部13が検出したときには、親機制御部11は報知部15を動作させず、報知部15は報知を行わないようにしている。これにより、患者が安全に車椅子から降りることができるような特定の領域に車椅子が存在するときには、医療従事者の介助により患者が車椅子から安全に降りたと判断されるので、センサー3が患者の車椅子からの離座を検出しても報知が行われない。従って、誤報を減らすことができる。
【0025】
なお、本実施形態では、各中継装置5が受信した呼出信号の電波強度によって車椅子の位置を位置検出部13にて特定しているが、これに限定されない。例えば、各領域に受信装置を設置し、車椅子または患者に送信装置を取り付けて、受信装置が送信装置から無線信号を読み取ったことにより車椅子または患者の位置を特定するようにしても良い。また、これ以外のどのような手法を用いるようにしても良い。
【0026】
また、本実施形態では、ナースコール親機10が位置検出部13を備えているが、これに限定されない。例えば、位置検出装置として中継装置5とナースコール親機10との間に介在するようにしても良い。
【0027】
また、本実施形態では、車椅子が特定の領域に存在している場合にのみ報知を行わないようにしているが、これに限定されない。例えば、車椅子が特定の領域に存在し、かつ、車椅子の近傍に医療従事者が存在している場合にのみ報知を行わないようにしても良い。
【0028】
具体的には、図3に示すように、医療従事者用無線装置6を医療従事者に携行させ、ナースコール親機10に医療従事者位置検出部(特許請求の範囲の医療従事者位置検出装置に該当する)16を設ける。医療従事者用無線装置6は、定期的(例えば、5秒毎など)に無線信号を送信する。ここで、無線信号には、医療従事者用無線装置6を他の医療従事者用無線装置6と区別するための無線装置識別情報が含まれている。医療従事者用無線装置6から送信された無線信号は中継装置5にて受信される。
【0029】
医療従事者用位置検出部16は、医療従事者の居場所を特定するためのものである。具体的には、インターフェース12が無線信号を入力すると、入力した無線信号に含まれる受信強度情報を比較して、最も受信強度が高い無線信号を特定する。そして、特定した無線信号に含まれる無線装置識別情報を抽出する。これにより、医療従事者の近傍にある中継装置5が特定される。
【0030】
本実施形態と同様、位置検出部13により、呼出信号を送信したナースコール子機1が搭載されている車椅子の近傍にある中継装置5が特定されると、親機制御部11は記憶部14を参照して、中継装置識別情報に関連付けて記憶されている位置情報を抽出する。また、親機制御部11は記憶部14を参照して、無線信号により特定される中継装置5に関連付けて記憶されている医療従事者位置情報も抽出する。また、親機制御部11は記憶部14を引き続き参照して、患者が車椅子から安全に降りることができるような領域を示す領域情報に前述した位置情報と医療従事者位置情報との二つの情報が含まれるか否かを判定する。
【0031】
そして、二つの情報のうち少なくとも一方が領域情報に含まれないと親機制御部11にて判断した場合には、親機制御部15は記憶部14を参照して、呼出信号に含まれる識別情報に関連付けて記憶されている患者情報を抽出し、報知部15を動作させる。一方、二つの情報がともに領域情報に含まれると親機制御部11にて判断した場合には、親機制御部11は報知部15を動作させない。これは、患者が検査を受ける検査室や、患者のベッドがある病室、トイレや浴室などの領域に車椅子が存在し、その領域に医療従事者が存在するため、患者が医療従事者の介助を受けて車椅子から安全に降りることができると考えられるからである。なお、本変形例における医療従事者位置検出部16についても、様々な形態で実現可能である。
【0032】
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【符号の説明】
【0033】
1 ナースコール子機
2 制御部
3 センサー
4 送信部
5 中継装置
6 医療従事者用無線装置
10 ナースコール親機
11 親機制御部
12 インターフェース
13 位置検出部
14 記憶部
15 報知部
16 医療従事者位置検出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車椅子に設置され、この車椅子の座面から患者が離れたことを検出するセンサーと、前記センサーが患者の離座を検出した場合に、呼出信号を生成する制御部と、前記制御部にて生成された呼出信号を無線送信する送信部とを有するナースコール子機と、
車椅子が移動可能な施設内の各所に設置され、前記ナースコール子機から送信された呼出信号を受信する中継装置と、
前記車椅子の位置を検出し、位置情報として出力する位置検出装置と、
前記中継装置および前記位置検出装置に接続され、前記中継装置から呼出信号を入力するとともに、前記位置検出装置から位置情報を入力するインターフェースと、患者が安全に車椅子から降りることができる特定の領域を示す領域情報を記憶する記憶部と、前記患者が車椅子から転落したことを報知する報知部と、前記インターフェースが前記呼出信号を入力した場合に、その呼出信号を送信した前記車椅子の位置情報を取得するとともに前記記憶部を参照して前記領域情報を取得し、前記位置情報によって特定される位置が前記領域情報によって特定される領域に含まれる場合には、前記報知部を動作させないようにして、前記位置情報によって特定される位置が前記領域情報によって特定される領域に含まれない場合には、前記報知部を動作させるようにする親機制御部とを有するナースコール親機と、
を備えたナースコールシステム。
【請求項2】
前記患者の介助を行う医療従事者の位置を検出し、医療従事者位置情報として出力する医療従事者位置検出装置を備え、
前記インターフェースは、前記医療従事者位置検出装置から医療従事者位置情報を入力し、前記親機制御部は、前記インターフェースが前記呼出信号を入力した場合に、医療従事者位置検出装置から医療従事者位置情報を取得し、前記位置情報によって特定される位置が前記領域情報によって特定される領域に含まれ、かつ、前記医療従事者位置情報によって特定される位置が前記領域情報によって特定される領域に含まれる場合には、前記報知部を動作させないようにすることを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−172886(P2011−172886A)
【公開日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−41141(P2010−41141)
【出願日】平成22年2月26日(2010.2.26)
【出願人】(591253593)株式会社ケアコム (493)
【Fターム(参考)】