説明

ネジ締め検出システム

【課題】ネジ締め順番の異常を判定し、かつネジ締め終了時のトルクを検出することが可能であるネジ締め検出システムを提供する。
【解決手段】複数のネジ孔5・5を有するワーク3をセットするセット治具1と、ネジ孔5・5にネジを締め付ける電動ドライバ4と、セット治具1の回転を規制する位置に設けた荷重検出手段と、複数の支持ピン6・6とを備え、セット治具1には、セットされたワーク3のネジ孔5の直下の対向する位置に挿入孔10が形成され、電動ドライバ4によりネジ孔5に対してネジ締めを行う場合に、前記挿入孔10に支持ピン6を挿入して、該支持ピン6によりセット治具1を回転可能に支持し、電動ドライバ4動作時にネジ締め回転方向に発生するセット治具1の回転力を、ロードセルにより検出して、所定のトルクでネジ孔5に対してネジ締めが行われているかどうかを判断することにより、ネジ締め順番異常及びネジ締め終了を検出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネジ締め順番の誤り及びネジ締め終了を検出するネジ締め検出システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ネジ孔を有するワークに対してボルト等のネジを締結する場合、ネジの締め付けトルクの確認は、ドライバのトルクリミッターを用いるものであり、その値の測定は行わないことが多かった。
また、複数のネジを締結する際、ネジの締め付け順番の確認は、締め付け回数のみを確認することで行っており、ネジ締め付け箇所の位置検出等を行っていない場合も多かった。そして、低コストのドライバを使用する場合においては、トルクリミッターが付いておらずトルクの異常判定ができなかった。さらに、作業者が締め付け順番を確認しながらネジ締め作業した場合、締め付け順番が誤っていたとしても、誤りを認識することができなかった。
【0003】
特許文献1においては、制御部が複数の締め付け箇所の締め付け順序を予め入力手段を通して設定し、締め付け順序および締め付け箇所の間違いを表示手段で表示、報知する旨が記載されている。
【0004】
また、特許文献2においては、ネジの締め付けトルクは、伝達治具、ピンを介し円盤等を経てトルク検出部に伝達され、歪ゲージ等により検出する旨が記載されている。
【0005】
また、特許文献3においては、ソケットレンチによるボルトまたはナットの締結時に生じる反力を測定するためのロードセルを介在させた締め付けトルク測定機構付ボルト緊解機が記載されている。
【特許文献1】特開2002−346857号公報
【特許文献2】特開平11−94662号公報
【特許文献3】実公平6−4298号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のようなネジやボルト等の締め付け技術においては、締め付け箇所の位置座標検出の精度が必要とされたり、作業内容と比べて高価な締め付け装置となったり、装置構成が複雑で大掛かりなものになってしまうという問題点がある。
そこで、本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、大掛かりな装置を必要とせずに、簡単かつ低コストな装置によりネジ締め順番の異常を判定し、かつネジ締め終了時のトルクを検出することが可能であるネジ締め検出システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、複数のネジ孔を有するワークをセットするセット治具と、前記セット治具にセットされたワークのネジ孔にネジを締め付ける締め付け手段と、該セット治具の回転を規制する位置に設けた荷重を検出する荷重検出手段と、昇降可能な複数の支持ピンとを備え、前記セット治具には、該セット治具にセットされたワークの上部にある各ネジ孔の直下のこのネジ孔に対向する位置に、前記セット治具の下方側から前記支持ピンを挿入可能な挿入孔が形成され、前記締め付け手段により前記ネジ孔に対してネジ締めを行う場合に、ネジ締めを行うべきネジ孔の直下にある前記挿入孔に、前記支持ピンを挿入して、該支持ピンを回転軸として前記セット治具を回転可能に支持し、前記締め付け手段動作時にネジ締め回転方向に発生する前記セット治具の回転力を、前記荷重検出手段により検出して、所定のトルクでネジ孔に対してネジ締めが行われているかどうかを判断することにより、ネジ締め順番異常を検出するものである。
【0009】
請求項2においては、前記ネジ締め検出システムは、ネジ締め順番異常を検出する際に、同時にネジ締め完了をも検出するものである。
【0010】
請求項3においては、前記荷重検出手段が、ロードセルであるものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
【0012】
請求項1においては、大掛かりな装置を必要とせずに、簡単かつ低コストな装置によりネジ締め順番の異常を検出可能とする。
【0013】
請求項2においては、ネジ締め順番の異常とともにネジ締め完了をも検出することで、ネジ孔ごとにネジ締めが適正に完了したことを認識することができ、ワークのネジ締め品質を向上することができる。
【0014】
請求項3においては、簡単かつ低コストな装置によりネジ締め順番の異常及びネジ締めの終了を検出可能とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1はネジ締め検出システムの平面図、図2は同じく側面断面図、図3は締め付けトルク判定及び順番判定のフローを示す図、図4は制御手段を示すブロック図である。
【0016】
まず、本発明に係るネジ締め検出システムの構成について図1、図2及び図4を用いて説明する。
本発明に係るネジ締め検出システムは、平面視長方形状であるワーク3の下部が脱着可能である凹部1aが形成されたセット治具1と、該セット治具1の周縁部の一側に、前記セット治具1の平面方向における時計回りの回転力を規制する位置に設けた荷重を検出する荷重検出手段であるロードセル2と、ネジ7を締め付ける締め付け手段である電動ドライバ4と、昇降可能に構成される複数の支持ピン6と、前記支持ピン6を出没自在に昇降させる昇降手段9と、後述する制御手段8により構成されている。
また、前記セット治具1の下部には前記支持ピン6の一端を挿入するための複数(本実施例においては、2箇所)の挿入孔10・10を有しており、各挿入孔10・10は、ワーク3をセット治具1の凹部1aにセットした際に、ワーク3上に設けられているネジ締め箇所となる各ネジ孔5・5の直下の、このネジ孔5・5に対向する位置に配置されることとなっている。前記ネジ孔5には、ネジ締め方向(本実施例では上下方向)にネジ7が締結可能となっている。
【0017】
前記昇降手段9は、載置台をその上面9aに構成しており、該上面9aの所定位置にセット治具1を載置可能となっている。前記載置台上において挿入孔10・10に対応する所定位置には開口部9bを有しており、支持ピン6・6が開口部9bにおいて出没可能に、構成されている。また、支持ピン6は、円筒状であり、昇降手段9内に配置されている図示しない駆動手段により昇降可能となっている。ワーク3をセットしたセット治具1を載置台の所定位置に載置し、一本の支持ピン6を上昇させて載置台上に突出させる場合、支持ピン6は、該支持ピン6の位置と対向して配置されている挿入孔10に下方側から挿入されて、セット治具1が一本の支持ピン6によって支持可能となる。また、支持ピン6の直径は挿入孔10の内径よりもやや小さくなっており、上述の如く支持ピン6の先端部でセット治具1を支持した場合、支持ピン6を回転軸としてネジ締め回転方向(時計回り方向)にスムーズに回転可能になっている。また、前記昇降手段9は前記駆動手段を介して制御手段8に接続されている。
【0018】
前記制御手段8は中央演算処理装置(CPU)や記憶装置(RAMやROM)やインターフェース等からなり、記憶装置に後述するネジ締め順番の良否判定やネジ締め終了の判定をするための情報が記憶されている。
また、制御手段8には、図4に示すように上述した荷重検出手段であるロードセル2及び支持ピン6を昇降させる昇降手段9が接続されており、さらに、作業者への報知手段となる警報手段11及び表示手段12が接続されている。
【0019】
以上のように構成されるネジ締め検出システムによりネジの締付け順番の判定及び締付けトルク判定を行うフローについて、図3を用いて説明する。
まず、ネジ7を所定のネジ締め箇所に締めるべくワーク3が、セット治具1の上方側から凹部1aにセットされる(S10)。次に、制御手段8内に記憶されている予め決められたネジの締付け順番に従って締付け位置となるネジ孔5の直下にある挿入孔10に支持ピン6が挿入され、該支持ピン6を回転軸として時計回りに回転可能に支持する(S20)。そうして、ネジ7を先端部に付けた電動ドライバ4により、ネジ孔5に対してネジ締めを開始する(S30)。続いて、電動ドライバ4により、ネジ孔5に対してネジ締めのトルクアップがされる(S40)。このトルクアップにおいて、支持ピン6挿入後の所定時間内に荷重検出手段であるロードセル2が所定の荷重を検出した場合は、制御手段8により電動ドライバ4が正しい位置(順番)であるネジ孔5に対してネジ締めを行っていると判定される。
【0020】
電動ドライバ4が正しい位置(順番)でネジ締めを行っていると判定された場合は、
そのネジ孔5に対するネジ締めが完了したとして、ステップS40でのトルクアップ後、ネジ締め回数(ネジ本数)がカウントアップ(カウント数が一つ増加)される(S50)。
このように、電動ドライバ4によるトルクアップ時に、ロードセル2が所定の荷重を検出することで、正しいネジ孔5位置(順番)でネジ締めが行われているかの判定、およびそのネジ孔5に対するネジ締めが完了したかの判定が行われる。
一方、ステップS40でのトルクアップ時において、支持ピン6挿入後の所定時間内に荷重検出手段であるロードセル2が所定の荷重を検出しなかった場合は、電動ドライバ4が誤った位置(順番と異なる位置)となるネジ孔5に対してネジ締めを行っていると判定される。
このように、誤った位置(順番と異なる位置)でネジ締めを行っていると判定された場合は、電動ドライバ4によるネジ締め動作を停止して、順番異常(順番NG)を作業者に警告するために警報手段11であるブザーを鳴らして報知を行う。
また、制御手段8により、当該ネジ孔5に対するネジ締めが完了したと判定され、完了したネジ締めの回数がカウントされた後には(S50)、ネジ締めが行われていたネジ孔5に対応する挿入孔10から支持ピン6が抜き出される(S60)。
【0021】
その後、全てのネジ孔5に対してネジ締めが行われたか否か、すなわち最終のネジ締め位置(順番)のネジ孔5に対するネジ締めが終了したか否かの判定が行われ(S70)、まだ最終のネジ締め位置(順番)のネジ孔5に対するネジ締めが終了していないと判定した場合は、ステップS20にリターンする。
一方、ステップS70において、最終のネジ締め位置(順番)のネジ孔5に対するネジ締めが終了したと判定された場合は、全てのネジ孔5に対してネジ7の締め付けが完了したワーク3が、セット治具1から取り外される(S80)。
なお、最終のネジ締め位置(順番)のネジ孔5に対するネジ締めが終了したか否かの判定は、例えば、ワーク3が備えるネジ孔5の数と、ステップS50にてカウントされたネジ締めの回数とが一致したときに最終のネジ締めが終了したと判定し、ステップS50にてカウントされたネジ締めの回数が、ワーク3が備えるネジ孔5の数よりも小さいときにまだ最終のネジ締めが終了していないと判定するように構成することができる。
【0022】
前述のごとく、本実施例におけるネジ締め検出システムにおいては、ネジ締め順番の異常を検出するために、ネジ締め順番に対応したネジ孔5において、該ネジ孔5の直下にある挿入孔10に支持ピン6を挿入する。前記ネジ孔5に対してネジ7を取り付けた電動ドライバ4によりネジ締めを行った場合、セット治具1には前記支持ピン6を回転軸にして、電動ドライバ4の動作によるネジ締め回転方向(時計回り方向)の回転力が発生する。該回転力によりセット治具1の回転を規制するようにセット治具1の一端に当接しているロードセル2に荷重が掛かる。該荷重をロードセル2により測定することで所定のトルクが掛かっているかどうかを検出することができる。
また、ネジ締め順番と異なるネジ孔5に対してネジ締めを行った場合、本来ネジ締め順番であるネジ孔5の直下にある挿入孔10に支持ピン6が挿入されて、セット治具1を回転可能に支持している状態であり、ネジ締付けのトルクアップ時において電動ドライバ4にネジ締付け動作させてもセット治具1を時計回りに回転させる回転力が発生することはなく、結果的に締付けトルクがロードセル2に伝わらず、この場合に制御手段8が支持ピン6挿入後の所定時間内に荷重変化がないことを認識して、順番誤りとして判定する。制御手段8内に予め記憶されているネジ締めの順番通りに支持ピン6が挿入孔10に挿入されて、支持ピン6挿入後所定時間内に所定の荷重を検出した場合、ネジ締め順番通りのネジ孔に対してネジ締めを行ったと判定して、ネジ締め順番が間違っていないかどうかを検出可能としている。
【0023】
また、ネジ締め順番通りにネジ締めを行っている場合、電動ドライバ4の動作時にネジ回転方向に発生するセット治具1の回転力による荷重は、ネジ締めが終了時に至ると同時に大きな荷重変化を生じることになるが、ロードセル2にて検出した荷重変化と、制御手段8内に予め記憶されているネジ締め終了時の荷重変化(ネジ着座時の荷重変化)のパターンとを照合して、それらが一致した場合に制御手段8は電動ドライバ4先端にトルクが掛かったと判断して、当該ネジ孔5に対するネジ締めが完了したことを検出可能としている。
このように、ネジ締め順番の異常とともにネジ締め完了をも検出することで、ネジ孔5・5ごとにネジ締めが適正に完了したことを認識することができ、ワーク3のネジ締め品質を向上することができる。
【0024】
また、ネジ締め順番に従って最初にネジ締めするネジ孔5に対応する支持ピン6が、挿入孔10に挿入されて、最初のネジ孔5のネジ締め完了を上述したように検出すると、挿入孔10から支持ピン6が排出されて、次のネジ締め順番となるネジ孔5に対応する挿入孔10に支持ピン6が挿入されて、同様にしてネジ順番及びネジ締め完了の検出を行うのである。このように、所定数のネジ締め箇所について、ネジ締め順番に従って、各ネジ孔5に対応する支持ピン6を挿入して、ネジ締めを行い、各ネジ孔5におけるネジ順番異常及びネジ締め完了の検出を連続して行っていくのである。
【0025】
こうして、複数のネジ孔5・5を有するワーク3をセットするセット治具1と、前記セット治具1にセットされたワーク3のネジ孔5・5にネジを締め付ける締め付け手段である電動ドライバ4と、該セット治具1の回転を規制する位置に設けた荷重を検出する荷重検出手段であるロードセル2と、昇降可能な複数の支持ピン6・6と、前記複数の支持ピン6・6を昇降させる昇降手段9とを備え、前記セット治具1には、該セット治具1にセットされたワーク3の上部にある各ネジ孔5・5の直下のこのネジ孔5・5に対向する位置に、前記セット治具1の下方側から前記支持ピン6・6を挿入可能な挿入孔10・10が形成され、前記電動ドライバ4により前記ネジ孔5に対してネジ締めを行う場合に、ネジ締めを行うべきネジ孔5の直下にある挿入孔10に支持ピン6を挿入して、該支持ピン6を回転軸として前記セット治具1を回転可能に支持し、前記電動ドライバ4動作時にネジ締め回転方向に発生する前記セット治具1の回転力を、前記ロードセル2により検出して、所定のトルクでネジ孔5に対してネジ締めが行われているかどうかを判断することにより、ネジ締め順番異常及び当該ネジ孔5に対するネジ締めの完了を検出するので、大掛かりな装置を必要とせずに、簡単かつ低コストな装置によりネジ締め順番の異常及びネジ締めの終了を検出可能とする。また、電動ドライバ4にトルクセンサー等のトルクを検出するセンサーを内蔵する必要がなく、さらにドライバ位置やネジ孔位置を検出する位置センサー等も必要がなく簡単なシステム構成とすることができる。
また、本発明のネジ締め検出システムにおいてはトルクリミッターを有しないような安価なドライバを使用した場合でもネジ締め順番の異常及びネジ締めの完了を検出可能とする。
【0026】
なお、ネジ締付け箇所であるネジ孔として、本実施例ではワーク3上に2箇所有するものを例として示したが、特に限定するものではなく、3箇所以上の複数のネジ締付け箇所を有するワークにも適用可能である。
また、本実施例においては締め付け手段としてネジを締め付ける電動ドライバの例を示したものであるが、特に限定するものではなく締め付け手段としてネジを締め付ける電動ドライバの替わりにボルト締結手段を用いてボルト締結を行う場合においても、本発明を適用してボルト締め順番判定及びトルク判定を容易に行うことができる検出システムを構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】ネジ締め検出システムの平面図。
【図2】同じく側面断面図。
【図3】締め付けトルク判定及び順番判定のフローを示す図。
【図4】制御手段を示すブロック図。
【符号の説明】
【0028】
1 セット治具
2 ロードセル
3 ワーク
4 電動ドライバ
5 ネジ孔
6 支持ピン
7 ネジ
9 昇降手段
10 挿入孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のネジ孔を有するワークをセットするセット治具と、
前記セット治具にセットされたワークのネジ孔にネジを締め付ける締め付け手段と、
該セット治具の回転を規制する位置に設けた荷重を検出する荷重検出手段と、
昇降可能な複数の支持ピンとを備え、
前記セット治具には、該セット治具にセットされたワークの上部にある各ネジ孔の直下のこのネジ孔に対向する位置に、前記セット治具の下方側から前記支持ピンを挿入可能な挿入孔が形成され、
前記締め付け手段により前記ネジ孔に対してネジ締めを行う場合に、
ネジ締めを行うべきネジ孔の直下にある前記挿入孔に、前記支持ピンを挿入して、該支持ピンを回転軸として前記セット治具を回転可能に支持し、
前記締め付け手段動作時にネジ締め回転方向に発生する前記セット治具の回転力を、前記荷重検出手段により検出して、所定のトルクでネジ孔に対してネジ締めが行われているかどうかを判断することにより、
ネジ締め順番異常を検出することを特徴とするネジ締め検出システム。
【請求項2】
前記ネジ締め検出システムは、ネジ締め順番異常を検出する際に、同時にネジ締め完了をも検出することを特徴とするネジ締め検出システム。
【請求項3】
前記荷重検出手段が、ロードセルであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネジ締め検出システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−284661(P2008−284661A)
【公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−133333(P2007−133333)
【出願日】平成19年5月18日(2007.5.18)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】