説明

ハードディスク接続コネクタ

【課題】少ない部品数で、マザーボード7にハードディスクを実装する。
【解決手段】ベースコネクタ8と、前記ベースコネクタに脱着自在となるドッキングコネクタ9とを具備し、前記ベースコネクタ8は、第1ハードディスク5が脱着自在であり、前記ドッキングコネクタ9には第2ハードディスクが脱着自在である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マザーボードにハードディスクを実装させる為のハードディスク接続コネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
マザーボードへのハードディスクの実装は、省スペース化の観点からマザーボードと平行に複数のハードディスクを実装させることがある。
【0003】
図1は従来のマザーボードとハードディスクの実装部分の断面図である。下段に配置されるハードディスク5は、シリアルコネクタライトアングル1を介して実装される。シリアルコネクタライトアングル1は、マザーボード7に接合され、且つ、ハードディスク5が脱着自在となる形状をしている。上段のハードディスク6は、そのシリアルコネクタライトアングル1とは別にマザーボード7に接合されたカードエッジコネクタ2と、そのカードエッジコネクタ2にそのマザーボード7と略直角に接合されたライザーカード3と、そのライザーカード3に半田付けにより接合され且つハードディスク6が脱着可能なシリアルコネクタストレート4とを用いる事で実装される。
【0004】
一方、マザーボードにハードディスク等の電子部品を実装する際には、管理コスト、設計コスト、及び製造コストの観点から、使用する部材の数を極力抑えることが求められる。また、このような要求は、電子部品とマザーボードとの実装の信頼性を確保した上で達成されることが望まれていた。
【0005】
上記と関連して、特許文献1には開口部が開口された壁を有する筐体と、上記筐体の内部に設置され、上記開口部に連なる機器収容部と、この機器収容部に上記開口部を通じて取り外し可能に装着され、一つのモジュールとしてパッケージ化された第1のパックと、上記第1のパックを覆うように上記開口部を通じて上記機器収容部に取り外し可能に装着され、一つのモジュールとしてパッケージ化された第2のパックと、を備えており、上記第1のパックと上記第2のパックとは、上記筐体の内部において、この筐体の厚み方向に重ねて配置されていることを特徴とする携帯形電子機器が開示されている。
【0006】
また、特許文献2は、挿抜可能な複数のハードディスク装置と、前記複数のハードディスク装置のそれぞれに対して設けられ、挿入された前記ハードディスク装置を、挿抜方向に対して平行に設けられたマザーボードに接続する接続基板とを備え、前記接続基板は、前記ハードディスク装置の挿抜方向に略平行に設けられ、前記ハードディスク装置に接続するハードディスク用コネクタと、前記マザーボードに接続するマザーボード用コネクタとを、それぞれの接続方向が互いに略直角となる位置に有することを特徴とする記憶装置、を開示している。
【0007】
また、特許文献3は、2台のハードディスクドライブを有する記録装置であって、前記ハードディスクドライブに対するデータの読み書きを制御する制御部を有するメイン基板と、前記メイン基板の一端に設けられ、前記ハードディスクドライブに対して読み書きされるデータを外部に対して入出力するインターフェイスコネクタと、前記メイン基板における前記インターフェイスコネクタと反対側において前記メイン基板の両面に設けられ、前記メイン基板の外側を向いた嵌合面を有する基板側コネクタと、を備え、前記2台のハードディスクドライブは、前記メイン基板を挟んで前記メイン基板と平行に設けられ、かつ、前記基板側コネクタと最も近い一端に前記ハードディスクドライブのインターフェイスを有しており、さらに、前記ハードディスクドライブの前記インターフェイスを前記基板側コネクタにそれぞれ接続するドライブ接続部材を備える記録装置、を開示している。
【0008】
しかしながら、特許文献1乃至3には、ハードディスクを実装する為の部材の数に関しては何らの記載もない。
【特許文献1】特開2002−182788号 公報
【特許文献2】特開2004−192686号 公報
【特許文献3】特開2004−342269号 公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
即ち、本発明の目的は、ハードディスクをマザーボードに実装する際に使用する部材の数が少なくて済むハードディスク実装コネクタを提供することにある。
【0010】
また、本発明の目的は、ハードディスクをマザーボードに実装する際に必要な部材の数を抑えることで、製造コスト、管理コスト、及び設計コストが低減したハードディスク実装コネクタを提供することにある。
【0011】
また、本発明の更に別の目的は、接続の信頼性が高いハードディスク実装コネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
以下に、[発明の実施の形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決する為の手段を説明する。これらの番号・符号は[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにする為に付加されている。但し、付加された番号・符号は[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0013】
本発明に係るハードディスク接続コネクタ(10)は、
ベースコネクタ(8)と、
ベースコネクタ(8)に脱着自在なドッキング用コネクタ(9)と、
を備え、
ベースコネクタ(8)には第1ハードディスク(5)が脱着自在であり
ドッキング用コネクタ(9)には第2ハードディスク(6)が脱着自在である。
このような構成によれば、複数枚のハードディスクをベースコネクタ(8)及びドッキング用コネクタ(9)のみを用いて支持することができる。よって、ハードディスクを指示する為の部材の数が低減される。即ち、その部材を設計するコスト、管理コスト、及び製造コストが低減できる。
【0014】
本発明に係るハードディスク接続コネクタ(10)において、
ベースコネクタ(8)の下面はマザーボード(7)と接合し、
ベースコネクタ(8)の上面には第1脱着部(11)が設けられ、
ドッキング用コネクタ(9)の下面には第2脱着部(12)が設けられ、
第1脱着部(11)の構造と第2脱着部(12)の構造とは、ドッキングコネクタ(9)がベースコネクタ(8)に脱着自在となるようなオス−メスの関係である。
このような構成によれば、マザーボード(7)と第2ハードディスク(6)とを介するコネクタの部材に、半田付け等の部材を接着させる為の材料を用いる必要が無い。よってマザーボード(7)と第2ハードディスク(6)との電気的、又は機械的な接続の信頼性が向上する。更に、オス−メスの構造により第1脱茶九部(11)と第2脱着部(12)とを脱着自在とすることにより、ベースコネクタ(8)にドッキングコネクタ(9)が信頼性よく支持される。即ち、マザーボード(7)と第2ハードディスク(6)との電気的、又は機械的な接続の信頼性が、更に向上する。
【0015】
本発明に係るハードディスク接続コネクタ(10)において、
第1ハードディスク(5)はマザーボード(7)と略平行になるようにベースコネクタ(8)と脱着自在であり、
第2ハードディスク(6)はマザーボード(7)と略平行になるようにドッキング用コネクタ(9)と脱着自在である。
この様に、マザーボード(7)、第1ハードディスク(5)、及び第2ハードディスク(6)とが略平行に配置されることにより、省スペース化が実現できる。
【0016】
本発明に係るハードディスク接続コネクタ(10)において、
ベースコネクタ(8)は単一の部材で構成され、
ドッキング用コネクタ(9)は単一の部材で構成されている。
この様に、単一の部材で構成されることにより、マザーボード(7)と第2ハードディスク(6)とを介するコネクタの部材に、半田付け等の部材を接着させる為の材料を用いる必要が無い。よってマザーボード(7)と第2ハードディスク(6)との電気的、又は機械的な接続の信頼性が向上する。
【0017】
本発明に係るハードディスク接続コネクタ(10)において、
第1ハードディスク(5)及び第2ハードディスク(6)の各々は、規格SFF(Small Form Factor)に従ったハードディスクである。
規格SFFに従ったハードディスクに対応させることで、ハードディスク接続コネクタ(10)のハードディスクとの脱着部分が共有できる。よって多品種のハードディスクに対して適用できる。
【0018】
本発明に係る記憶装置(15)は、
ハードディスク接続コネクタ(10)と、
ハードディスク接続コネクタ(10)と接続したハードディスクと
を備える。
【0019】
本発明に係るコンピュータ(14)は、
ハードディスク接続コネクタ(10)と、
ハードディスク接続コネクタ(10)と電気的且つ機械的に接続したマザーボード(7)と、
ハードディスク接続コネクタ(10)と電気的且つ機械的に接続したハードディスクとを備える。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、ハードディスクをマザーボードに実装する際に使用する部材の数が少なくなる様なハードディスク実装コネクタが提供される。
【0021】
更に、本発明によれば、ハードディスクをマザーボードに実装する際に必要な部材の数を抑えることで、製造コスト、管理コスト、及び設計コストが低減したハードディスク実装コネクタが提供される。
【0022】
更に、本発明によれば、接続の信頼性が高くなる様なハードディスク接続コネクタが提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
(第1の実施形態)
本発明を実施するための最良の形態について説明する。
【0024】
図2は本発明の実施の形態に係るコンピュータ14の斜視図である。本実施の形態に係るコンピュータ14は、マザーボード7とハードディスク接続コネクタ10とを備えている。ハードディスク接続コネクタ10は、ベースコネクタ8とドッキングコネクタ9とを備えている。ベースコネクタ8は単一の部材で構成され、ドッキングコネクタ9も単一の部材で構成されている。尚、本明細書において、単一の部材とは、その部材を構成する材料を容易に分割できないような部材を指す。
【0025】
図3は本実施の形態に係るコンピュータ14に1枚目のハードディスクである第1ハードディスクが実装された状態を示す断面図である。ベースコネクタ8は下面にてマザーボード7と接合している。ベースコネクタ8とマザーボード7とは半田付けにより接合している。ベースコネクタ8は第1ハードディスク脱着部16と第1コネクタ脱着部11とを備えている。ハードディスク脱着部16と第1コネクタ脱着部11の各々はマザーボード7と電気的に接続している。
【0026】
第1ハードディスク脱着部16は第1ハードディスク5が第1ハードディスク5に設けられたハードディスク側第1脱着部18により脱着自在であるように設けられている。また、第1ハードディスク脱着部16は、第1ハードディスク脱着部16に取り付けられた第1ハードディスク5がマザーボード7と略平行になるように、設けられている。第1ハードディスク5は、規格SFF(Small Form Factor)における、規格SATA(Serial ATA)又は規格SAS(Serial Attached SCSI)に従うハードディスクである。すなわち、第1ハードディスク側脱着部18は規格SATA(Serial ATA)又は規格SAS(Serial Attached SCSI)に準じた形状である。第1ハードディスク脱着部16に挿入された第1ハードディスク5は、ベースコネクタ8を介してマザーボード7と電気的に接続する。
【0027】
図4は本実施の形態に係るコンピュータ14に2枚目のハードディスクである第2ハードディスク6が実装された状態を示す断面図である。第1コネクタ脱着部11は、ベースコネクタ8の上面に設けられた凹部である。ドッキングコネクタ9は第2コネクタ脱着部12と第2ハードディスク脱着部17とを備えている。第2コネクタ脱着部12と第2ハードディスク脱着部17とは電気的に接続している。第2コネクタ脱着部12はドッキングコネクタ9の下面に設けられている。第2コネクタ脱着部12は第1コネクタ脱着部11に嵌合する形状の凸部である。即ち、第2コネクタ脱着部と第1コネクタ脱着部11はオス−メスの関係となる。ドッキングコネクタ9は第2コネクタ脱着部12が第1コネクタ脱着部11に嵌合することでベースコネクタ8の上に固定される。これにより、ドッキングコネクタ9がベースコネクタ8に電気的に接続される。
【0028】
第2ハードディスク脱着部17は、第2ハードディスク6が、第2ハードディスク6に設けられたハードディスク側第2脱着部19により、脱着自在となるような形状を有している。第2ハードディスク6は、規格SATA(Serial ATA)又は規格SAS(Serial Attached SCSI)に準じている。よって、第2ハードディスク脱着部17の構造は第1ハードディスク脱着部16の構造と同様である。また、第2ハードディスク脱着部17は、第2ハードディスク脱着部17に取り付けられた第2ハードディスク6がマザーボード7と略平行になるように、設けられている。更に、第2ハードディスク脱着部17は、取り付けられた第2ハードディスク6のドッキングコネクタ9側の端部が、第1ハードディスク5のベースコネクタ8側の端部の真上に配置されるように設けられている。このようにして、ドッキングコネクタ9に支持された第1ハードディスク6は、ドッキングコネクタ9及びベースコネクタ8を介してマザーボード7と電気的に接続する。
【0029】
上述のような構成によれば、マザーボード7にハードディスクを平行に実装する際に、必要となるコネクタがベースコネクタ8とドッキングコネクタ9のみで済む。即ち、従来のように多数のコネクタを用いる必要は無い。よって、コネクタの管理が容易となる。更には、コネクタの製造コストが抑えられる。
【0030】
更に、上述のようにドッキングコネクタ9をベースコネクタ8に、互いにオス−メス関係となる第1コネクタ脱着部11と第2コネクタ脱着部12とにより固定するため、ドッキングコネクタ9とベースコネクタ8との間の物理的な接続の信頼性が向上する。即ち、上段に配置された第2ハードディスクと、マザーボード7との電気的且つ機械的な接続の信頼性が向上する。
【0031】
(第2の実施形態)
図5は第2の実施形態に係るコンピュータ14に3枚目のハードディスクである第3ハードディスク30が実装された状態を示す断面図である。本実施の形態に係るコンピュータ14は、マザーボード7、ベースコネクタ8、ドッキングコネクタ9、及び追加コネクタ28を備えている。ベースコネクタ8は第1コネクタ脱着部11、第1ハードディスク脱着部16を備え、ドッキングコネクタ9は第2コネクタ脱着部12及び第2ハードディスク脱着部17を備えており、これらの構成は第1の実施形態と同様である。
【0032】
ベースコネクタ8は、更に、第3コネクタ脱着部24を備えている。ドッキングコネクタ9は、更に、第4コネクタ脱着部25及び第5コネクタ脱着部26を備えている。追加コネクタ28は第6コネクタ脱着部27及び第3ハードディスク脱着部29を備えている。
【0033】
第3コネクタ脱着部24は、ベースコネクタ8の上面の、第1コネクタ脱着部11とは別の位置に設けられている。第3コネクタ脱着部24はマザーボード7と電気的に接続している。また、第4コネクタ脱着部25は、ドッキングコネクタ9の下面における、第3コネクタ脱着部24に対応する位置に設けられている。第3コネクタ脱着部24の形状は第1コネクタ脱着部11の形状と同じである。また、第4コネクタ脱着部25の形状は第2コネクタ脱着部12の形状と同じである。よって、第4コネクタ脱着部25は第3コネクタ脱着部24に嵌合している。
【0034】
ドッキングコネクタ9の上面には、第1コネクタ脱着部11及び第3コネクタ脱着部24と同一形状の第5コネクタ脱着部26が設けられている。また、第5コネクタ脱着部26は第4コネクタ脱着部25と電気的に接続している。
【0035】
追加コネクタ28の下面には、第2コネクタ脱着部12および第4コネクタ脱着部25と同一形状の第6コネクタ脱着部27が設けられている。よって、第6コネクタ脱着部27が第5コネクタ脱着部26に嵌合することで、ドッキングコネクタ9の上面に追加コネクタ28が脱着自在となる。
【0036】
第3ハードディスク脱着部29は、第3ハードディスク30が、第3ハードディスク3に設けられたハードディスク側第3脱着部31により、脱着自在となるような形状を有している。第3ハードディスク30は、規格SATA(Serial ATA)又は規格SAS(Serial Attached SCSI)に準じている。よって、第3ハードディスク脱着部29の構造は第1ハードディスク脱着部16の構造と同様である。また、第3ハードディスク脱着部29は、第3ハードディスク脱着部29に取り付けられた第3ハードディスク30がマザーボード7と略平行になるように、設けられている。更に、第3ハードディスク脱着部29は、取り付けられた第3ハードディスク30の追加コネクタ28側の端部が、第1ハードディスク5のベースコネクタ8側の端部の真上に配置されるように設けられている。このようにして、追加コネクタ28に支持された第3ハードディスク30は、追加コネクタ28、ドッキングコネクタ9及びベースコネクタ8を介してマザーボード7と電気的に接続する。
【0037】
上述のように、本実施の形態によれば、第1の実施形態と同様に、マザーボードにハードディスクを実装する際の部材数を抑えることができる。よって、部材の管理が容易となり、且つ、部材の製造コストが抑えられる。
【0038】
更に、第1の実施形態同様に、上段に配置されたハードディスクと、マザーボードとの電気的且つ機械的な接続の信頼性が向上する。
【0039】
なお、本実施の形態のように、追加コネクタを追加し、ハードディスクとマザーボード7が電気的に接続するように各部材間に接続部分を設けることにより、3枚以上のハードディスクについてもマザーボードに実装することができることは、当業者にとっては自明的であろう。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】従来のマザーボード7へハードディスク実装形態の断面を示す図である。
【図2】本発明に係るコンピュータ14のハードディスク実装の形態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るコンピュータ14に第1ハードディスクが実装された状態を示す断面図である。
【図4】本発明に係るコンピュータ14に2枚のハードディスクが実装された状態を示す断面図である。
【図5】本発明に係るコンピュータ14に3枚のハードディスクが実装された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0041】
1 シリアルコネクタライトアングル
2 カードエッジコネクタ
3 ライザーカード
4 シリアルコネクタストレート
5 第1ハードディスク
6 第2ハードディスク
7 マザーボード
8 ベースコネクタ
9 ドッキングコネクタ
10 ハードディスク接続コネクタ
11 第1コネクタ脱着部
12 第2コネクタ脱着部
13 ハードディスク
14 コンピュータ
15 記憶装置
16 第1ハードディスク脱着部
17 第2ハードディスク脱着部
18 ハードディスク側第1脱着部
19 ハードディスク側第2脱着部
24 第3コネクタ脱着部
25 第4コネクタ脱着部
26 第5コネクタ脱着部
27 第6コネクタ脱着部
28 追加コネクタ
29 第3ハードディスク脱着部
30 第3ハードディスク
31 ハードディスク側第3脱着部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースコネクタと、
前記ベースコネクタに脱着自在なドッキングコネクタと、
を具備し、
前記ベースコネクタには第1ハードディスクが脱着自在であり
前記ドッキングコネクタには第2ハードディスクが脱着自在である
ハードディスク接続コネクタ。
【請求項2】
請求項1に記載されたハードディスク接続コネクタであって、
前記ベースコネクタの下面はマザーボードと接合し、
前記ベースコネクタの上面には第1脱着部が設けられ、
前記ドッキングコネクタの下面には第2脱着部が設けられ、
前記第1脱着部の構造と前記第2脱着部の構造とは、前記ドッキングコネクタが前記ベースコネクタに脱着自在となるようなオス−メスの関係である
ハードディスク接続コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載されたハードディスク接続コネクタであって、
前記第1ハードディスクは前記マザーボードと平行になるように前記ベースコネクタと脱着自在であり、
前記第2ハードディスクは前記マザーボードと平行になるように前記ドッキングコネクタと脱着自在である
ハードディスク接続コネクタ。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載されたハードディスク接続コネクタであって、
前記ベースコネクタは単一の部材で構成され、
前記ドッキング用コネクタは単一の部材で構成されている
ハードディスク接続コネクタ。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載されたハードディスク接続コネクタであって、
前記第1ハードディスク及び前記第2ハードディスクの各々は、規格SFF(Small Form Factor)に従ったハードディスクである
ハードディスク接続コネクタ。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれかに記載されたハードディスク接続コネクタであって、
前記第1ハードディスク及び前記第2ハードディスクの各々は規格SATA(Serial ATA)又は規格SAS(Serial Attached SCSI)に従ったハードディスクである
ハードディスク接続コネクタ。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれかに記載されたハードディスク接続コネクタと、
前記ハードディスク接続コネクタと接続したハードディスクと
を具備する
記憶装置。
【請求項8】
請求項1乃至6のいずれかに記載されたハードディスク接続コネクタと、
前記ハードディスク接続コネクタと電気的且つ機械的に接続したマザーボードと、
前記ハードディスク接続コネクタと電気的且つ機械的に接続したハードディスクと、
を具備する
コンピュータ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−278186(P2006−278186A)
【公開日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−96872(P2005−96872)
【出願日】平成17年3月30日(2005.3.30)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】