説明

バイリキッドフォーム処理液体で含浸された拭き取り布

家具用艶出し剤又はほかの表面処理液体、例えば、硬質表面クリーナー又は昆虫忌避薬で含浸された使い捨て拭き取り布が開示される。前記液体は、増粘剤を有するバイリキッドフォームである分散液の形態にあり、この場合、このフォームは、水中油複合体として構成される。この分散液は、ポリシロキサン及び/又は炭化水素油を有する油部分を有する。同様に、界面活性剤、例えば1つの非イオン性界面活性剤、及び1つの極性界面活性剤も存在する。水も配合される。バイリキッド構造は、非常に低いレベルの界面活性剤を用いた場合でさえ分散液を安定化し、一方、増粘剤は、含浸された液体の重力に応じた移動を遅延させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
不適用
[連邦政府から資金援助を受けた研究及び開発に関する声明]
不適用
【0002】
本発明は、バイリキッドフォーム表面処理液体で含浸されている拭き取り布、例えば、家具の艶出し剤又はクリーナーに関する。特に、本発明は、液体が安定であり、且つ、液体が重力により拭き取り布中を移動することに抵抗性のある、拭き取り布に関する。
【背景技術】
【0003】
従来、拭き取り布は、洗浄、艶出し、及び、他の処理の多様な液体で含浸されていた。例えば、米国特許第4,725,489号、同第4,753,844号、同第4,963,432号、同第5,914,177号、同第6,121,165号、同第6,136,775号、及び、同第6,270,878号を参照。予め含浸されている拭き取り布は、特に有利であるが、その理由は、これらが同時に、被処理表面に所望の液体を塗布し、この物質を表面に沿って広げ、望ましくない物質を除去するからである。家具艶出し用拭き取り布の場合、この拭き取り布は、また、緩衝材としても作用しうる。
【0004】
例えば、米国特許第3,965,518号においては、中でも特に、水、鉱油、シリコーンオイル、非イオン性界面活性剤、及び/又はアニオン性界面活性剤、防腐剤、及びpH調節剤を、エマルジョン形態で含有する家具用艶出し剤により、セルロース拭き取り布を含浸することが提案された。しかしながら、エマルジョンは、このような拭き取り布が保存のために容器中に積み重ねられた時に、重力によって移動する傾向がある。従って、積み重ねの一番上にある拭き取り布は、より少量の含浸艶出し剤を含有する傾向があった。
【0005】
さらには、いくつかの抗菌薬の有効性を妨げる傾向があるエマルジョンがある。このことは、被処理表面に対して抗菌効果を有するように設計された拭き取り布に関して、特に問題になりうる。
さらには、高レベルの界面活性剤の使用がないと、長期間安定でないエマルジョンもある。高レベルの界面活性剤は、特に家具用艶出し剤の分野において、残留物の問題を引起こすことがある。
【0006】
家具用艶出し剤において特に望ましい成分は、シリコーンオイルである。しかし、従来のエマルジョンは、炭化水素溶剤を使用せずにシリコーンオイルを含有する場合に、安定性の問題を有する傾向がある。このような炭化水素溶剤は、環境又は可燃性の問題によって望ましくないことがある。
【0007】
関連のない研究において、業界は、バイリキッドフォームとして知られている水中油分散液を開発している。これらの分散液中で、油は、第一の界面活性剤によって取囲まれた離散小滴中に存在する。残りの水は、その中に第二の界面活性剤を溶解している。第二の界面活性剤は、界面活性剤で被覆された油の表面に移動し、二層の界面活性剤によって囲まれた少なくともいくつかの滴(好ましくは大部分油滴)を生じる。一般に、米国特許第4,486,333号及び第6,312,760号を参照。同様に、F.Sebba、「バイリキッドフォーム−予備レポート(Biliquid Foams−A Preliminary Report)」、40J.Colloid.Interface Sci.468−474(1972年);O.Sonneville−Aubrunら、「バイリキッドフォーム中の界面活性剤膜(Surfactant Films In Biliquid Foams)」、16 Langmuir 1566−1579(2000年)、及びディスパース・テクノロジーズ社(Disperse Technologies Limited) 1998年、「高度局所分散技術(Advanced Topical Dispersion Technology)」というタイトルの技術発表を参照。
【0008】
これらのフォームの初期バージョンは、大きな不安定性に悩まされた。しかしながら、米国特許第6,165,479号は、このようなフォームに粘度調整剤/増粘剤を添加することによって、フォームの安定性を顕著に増すことができることを教示している。しかしながら、この特許は、化粧品の処方に大きく焦点が当てられたものであり、拭き取り布用の処方開発の設計上の問題に対するものではなかった。
【0009】
従って、改良された含浸拭き取り布、特に、重力が含浸液体を積み重ねの底部へ移動させる傾向に抵抗する、拭き取り布へのニーズが依然として存在する。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の1つの形態は、選択された表面を処理するための使い捨て拭き取り布を提供する(例えば、家具用艶出し剤を用いた家具、床磨き剤を用いたフローリング、硬質表面クリーナーを用いた他の硬質表面、昆虫制御忌避薬を用いた皮膚、等)。拭き取り布は、分散液の形態で液体を含浸している布を有する。分散液は、バイリキッドフォーム(好ましくは水中油滴)、並びに、カルボマー、コロイドポリマー、及びガムからなる群から選択された増粘剤を含む。最も好ましくは、分散液は、増粘剤以外に、ポリシロキサン及び炭化水素油からなる群から選択された油を少なくとも0.01重量%、界面活性剤を0.0001重量%から2重量%、並びに、水を少なくとも10重量%を有する。
【0011】
分散液は、増粘剤以外に、典型的には、本質的に非極性の界面活性剤(例えば、非イオン性界面活性剤)を0.0001重量%から2重量%、並びに、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤からなる群から選択された、より極性の界面活性剤を0.0001重量%から2重量%有する。
【0012】
家具艶出し用拭き取り布の状況において、この分散液は、増粘剤以外に、好ましくは、少なくとも1重量%の鉱油、及び少なくとも1重量%のポリシロキサンを有する。他の用途のためには、異なる量のポリシロキサン、及び/又は、炭化水素油が用いられてもよい。
【0013】
この分散液は、重力に応じることによる、拭き取り布に沿った下方への移動に抵抗する。このことは、拭き取り布が消費者によって経時的に使用されとしても、拭き取り布の積み重ね(従来のディスペンサーボックスに保存されるような)が、拭き取り布の一枚ずつにおいて、より均一な濃度の分散液を有するようにできる。
【0014】
本発明の他の態様は、家具の艶出し方法を提供する。拭き取り布が得られ、含浸された液体が、拭き取り布から家具へ移行するように、家具に拭き取り布を擦りつける。次いで、この拭き取り布は、移行された液体を、家具の表面に沿って広げる。
【0015】
拭き取り布に含まれる布は、パルプベースの材料からできていてもよい。しかしながら、この布は、セルロース繊維と他の天然又は合成繊維(例えば、木綿又は羊毛)との混合物を含んでいてもよく、又は、全体が他の天然又は合成繊維(例えば、レーヨン、ポリアミド繊維、アクリロニトリル繊維、ポリエステル繊維、ビニル繊維、タンパク質繊維、フルオロカーボン繊維、ジニトリル繊維、等)から形成されていてもよい。
【0016】
分散液は、増粘剤/粘度調整剤を、通常、この分散剤の全体の重量の0.05%又はそれ以上含む方がよい。好適な増粘剤は、カルボマー(例えば、多官能剤で架橋されているアクリル酸のポリマー)、コロイドポリマー、又はガムを、分散液の0.05から20%(好ましくは、2重量%以下)の濃度で含む。
【0017】
他の例は、アルギネートガム又はこれらの塩、グアールガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、アラビアガム、ゼラチン、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、これらの化合物の塩、ベントナイト、マグネシウムアルミニウムシリケート、及びグリセリルポリメタクリレート、及びグリコール中のこれらの分散液、及びこれらの混合物である。本発明の家具艶出し用拭き取り布に、最も好ましい増粘剤は、カルボポール(Carbopol)(登録商標)Ultrez5(これは、B.F.グッドリッチ(Goodrich)から入手しうる)として知られているアクリル酸の架橋ポリマーの塩である。特に、この増粘剤は、アリルペンタエリトリトールで架橋されたアクリル酸のポリマーである。
【0018】
分散液は、また、ほかの任意成分を含んでいてもよい。例えば、水酸化ナトリウムで適切にpH調節されている、ローム・アンド・ハース(Rohm and Haas)から入手しうる、例えば、カソン(Kathon)(登録商標)CG/ICPなどの防腐剤を含んでもよい。同様に、製品が家具艶出し剤である場合には、家具艶出し分野において慣習的であるスクラッチカバー、香料、及びほかの添加剤を含んでもよい。
【0019】
非常に多様な非イオン性界面活性剤が、本発明の目的のために用いられる。本発明者らは、特に、ラウレス−4(Laureth−4)(ラウリルアルコールのポリエチレングリコールエーテル)を好適に用いる。しかしながら、その代わりに、アルカノールアミド、多価アルコールのエステル(例えば、エチレン、ジエチレン、又はプロピレングリコールのエステル、又はグリセロール又はポリグリセロール、又はソルビタン、グルコース又はスクロース)、アルコールのポリオキシエチレン又はポリオキシプロピレン誘導体、アミド又はエステル、又はポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックコポリマー、又はこれらの適切な相溶性混合物を用いることができるであろう。
【0020】
他の界面活性剤(2種用いられることは一般的である。)は、多様なより極性の界面活性剤から選択することができる。本発明者らは、アニオン性界面活性剤ナトリウムラウリルエーテル硫酸塩を好適に用いる。しかしながら、多数の他のアニオン性界面活性剤も適切であろう。その例は、アシル−ラクテート、N−アシルサルコシネート、アルキル−カルボキシレート(一価又は多価)、アルキルエーテルカルボキシレート、N−アルキル−グルタメート、脂肪酸−ペプチド縮合物、リン酸化エトキシル化アルコール、アルキル硫酸塩、エトキシル化アルキル硫酸塩、アルファ−オレフィンスルホネート、及びエステル連結スルホネートである。
【0021】
他方の界面活性剤は、カチオン性界面活性剤であってもよく、その一例はアミドアミンである。また、他方の界面活性剤は両性であってもよく、例えば、アシルアミノ酸、N−置換アルキルアミン、N−アルキル−β−アミノプロピオネート、N−アルキルベタイン、アルキルイミダゾリン、及びスルホベタインであってもよい。
【0022】
好ましいポリシロキサンは、ジメチルポリシロキサンである。しかしながら、他のシリコーンも用いることができる。さらに、多様な炭化水素油が適切であろう。
【0023】
本発明は、高度に安定な含浸液体を含む拭き取り布を提供することが理解されるであろう。これらの液体は驚くべきことに、エマルジョン形態であるか、及び/又は濃度が濃くない、他の点では同様な従来の液体の場合よりも、重力とともに移動する傾向が大幅に減少されている。さらには、本発明における増粘剤の比較的少量は、この液体の表面処理上の特徴(例えば、擦りつけの容易さ、目に見える残留物、等)を妨げない。
【0024】
液体が従来型の硬質表面クリーナーである場合、これらの製品の従来からの添加剤は(例えば、従来は液体エマルジョンに用いられていたもの)、分散液中に同様な濃度で(界面活性剤がこれに対応して少なくなるにもかかわらず)組み込まれるであろう。同様に液体が昆虫制御剤である場合には(例えば、殺虫薬、忌避薬、又は昆虫成長調節剤)、添加剤はこれらのタイプの製品にとって従来からのものであろう(例えば、従来は液体エマルジョンに用いられていたもの。)。この場合もまた、より低い界面活性剤レベルとともに組み込まれる。
【0025】
好ましい実施形態が以上で考察されており、以下で考察されるであろうが、これらは単に本発明の例にすぎないことを理解すべきである。本発明の完全な範囲をより完全に理解するためには、特許請求の範囲を検討すべきである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
バックアイ・テクノロジーズ(Buckeye Technologies)から、乾燥ビセル(Vicel)6012セルロース布を入手した。これは、約21cm長さ×33cm幅×1mm厚さであった。この布を分散液で満たされた容器に浸漬して、家具用艶出し剤として適切な分散液でこの布を含浸した。あるいは、分散液を、布に滴下するか、スプレーするか、又は、塗布して、含浸を引起こすこともできるであろう。
【0027】
含浸プロセスの後、含浸された艶出し液体の重量は、本発明の好ましい実施形態において、この拭き取り布の含浸前重量の約半分に等しかった。当然ながら拭き取り布を、より多いか、又はより少ない量の液体で含浸し、これによって前記液体を、より多く飽和させるか、又はより少なく飽和させることもできるであろう。
【0028】
含浸液体としての使用のために好適な家具艶出し用分散液は、次の処方を有する。
【0029】
【表1】

【0030】
クレアロール(Krearol)鉱油は、Witco社から入手可能であり、飽和脂肪族及び脂環式非極性炭化水素からなる。ポリシロキサンは、多様な異なる供給源、例えばワッカー・シリコーンズ(Wacker Silicones)社又はダウ・コーニング(Dow Corning)社から得ることができる。ラウレス−4は、広く入手可能な非イオン性界面活性剤である(同様にラウリルアルコールのポリエチレングリコールエーテルとしても知られている)。
【0031】
分散液の生成において、好ましくはまず、3つの油成分と非イオン性界面活性剤(ラウレス−4)とを混合する。次いで、水、増粘剤、アニオン性界面活性剤(ナトリウムラウリルエーテル硫酸塩)、カソン(登録商標)防腐剤、及び水酸化ナトリウムを別々に混合する。この時点で、水相の約10パーセントを取り、これを容器に入れる。次いで、油相の上部表面のところで静かに攪拌しつつ、ゆっくりと油相を水相中に滴下する。
【0032】
油相が完全に容器に加えられたら、次いで水相の残りの部分を添加する。この後者の工程は、10パーセントの水への油の添加工程よりも迅速に行なうことができる。
【0033】
バイリキッドフォームの形成のこの特に好ましい方法の理由は、適切に規則正しい方法で、水相によって完全に取囲まれる能力を油に備えさせることである。このことは、バイリキッドフォームの形成において、大きな助けになる。
【0034】
家具用艶出し剤の代わりに、含浸液体は、洗浄液、床用のワックス掛け溶液、又はヒトの皮膚のための昆虫忌避薬を含有するウエット拭き取り布であってもよいであろう。いずれにしても、これらの拭き取り布の場合に重要なことは、バイリキッドフォームが高濃度にされるということである。
【0035】
一例として、硬質表面を洗浄するのに適した拭き取り布は、次の処方の分散液で含浸されうるであろう。
【0036】
【表2】

【0037】
得られた拭き取り布は、ポリシロキサン又はほかの油が含まれている場合でさえ、揮発性溶剤、例えば、アルコールを有する必要がないことに特に注目すべきである。このことは非常に有利である。
【0038】
好ましい防腐剤はカソン(登録商標)CG/ICPであるが、この調合物はまた、ほかの抗菌薬、例えば、p−ヒドロキシ安息香酸のエステル、ホルマリン、又はイミダゾリジニルウレアを含有してもよい。
【0039】
もう1つの例として、消費者に昆虫忌避剤保護を備えさせるのに適した拭き取り布は、次の処方の分散液で含浸させることができるであろう。
【0040】
【表3】

【0041】
好ましい実施形態が上に記載されているが、多くのほかの実施形態が、本発明の真意及び範囲内にある。従って、特許請求の範囲には、本発明の完全な範囲を理解するために注意を払うべきであり、特許請求の範囲は、これらの好ましい実施形態だけに限定されると考えるべきでない。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明は、改良された含浸拭き取り布、及びこれらの使用方法を提供する。これらの拭き取り布は、家具及びほかの表面を処理しうる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
選択された表面を処理するための使い捨て拭き取り布であって、
分散液形態の液体で含浸された布(fabric)を含み、前記分散液が、カルボマー、コロイドポリマー、及びガムからなる群から選択された増粘剤を有するバイリキッドフォーム(biliquid foam)を含み、前記分散液は、増粘剤以外に、
ポリシロキサン及び炭化水素油からなる群から選択された油を少なくとも0.01重量%と;
界面活性剤を0.0001重量%から2重量%と;
水を少なくとも10重量%と、を含む、拭き取り布。
【請求項2】
前記布が、セルロース材料からできている、請求項1に記載の使い捨て拭き取り布。
【請求項3】
前記分散液が、前記増粘剤以外に、非イオン性界面活性剤を0.001から1重量%;並びに、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤からなる群から選択された界面活性剤を0.001重量%から1重量%を含んでいる、請求項1に記載の使い捨て拭き取り布。
【請求項4】
前記液体が、家具用艶出し剤、硬質表面クリーナー、及び昆虫制御剤からなる群から選択される、請求項1に記載の使い捨て拭き取り布。
【請求項5】
前記増粘剤が、アクリル酸の架橋ポリマーの塩である、請求項1に記載の使い捨て拭き取り布。
【請求項6】
前記分散液が、前記増粘剤以外に、ポリシロキサンを少なくとも2重量%を含む、請求項1に記載の使い捨て拭き取り布。
【請求項7】
前記分散液が、前記増粘剤以外に、互いに異なる粘度を有する2つの異なるポリシロキサンを含む、請求項6に記載の使い捨て拭き取り布。
【請求項8】
抗菌薬を更に含む、請求項1に記載の使い捨て拭き取り布。
【請求項9】
前記増粘剤は、前記分散液が、重力に応じて前記拭き取り布に沿って下方に移動する傾向を遅延させるのに充分な量で存在する、請求項1に記載の使い捨て拭き取り布。
【請求項10】
前記分散液が、前記増粘剤以外に、界面活性剤を総量で1重量%以下含む、請求項1に記載の使い捨て拭き取り布。
【請求項11】
家具の艶出し方法であって、
分散液形態の液体艶出し剤で含浸された布を含む拭き取り布を入手する工程であって、前記分散液が、カルボマー、コロイドポリマー、及びガムからなる群から選択された増粘剤を有するバイリキッドフォームを含み、前記分散液は、前記増粘剤以外に、
シリコーンオイルを少なくとも1重量%と;
非イオン性界面活性剤を0.0001重量%から1重量%と;
アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤からなる群から選択された界面活性剤を0.0001から1重量%と;
水を少なくとも10重量%とを含む、工程と
前記フォームの少なくとも一部分を前記家具上に移行させるために、前記家具を前記拭き取り布で擦る工程と、
を含む家具の艶出し方法。

【公表番号】特表2006−505354(P2006−505354A)
【公表日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−551838(P2004−551838)
【出願日】平成15年11月6日(2003.11.6)
【国際出願番号】PCT/US2003/035477
【国際公開番号】WO2004/044078
【国際公開日】平成16年5月27日(2004.5.27)
【出願人】(500106743)エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド (168)
【Fターム(参考)】