説明

パケット転送装置の電源制御方法

【課題】インターネットに代表されるネットワークシステムは、そのシステムの信頼性を確保する為に冗長構成を採っているが、省エネルギーの観点からは、冗長部分のルータおよびスイッチは無駄な電力を消費していた。本発明は、ネットワークの冗長構成部分となっているルータおよびスイッチの電源を制御することにより、当該ネットワークシステムとしての省電力と信頼性を図る。
【解決手段】本発明は、ルータおよびスイッチより構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの冗長構成部分となっているルータおよびスイッチの電源を制御する。これにより、ネットワークシステムとしての省電力を図り、信頼性を確保する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パケット転送装置の電源制御方法に係り、パケット転送装置より構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの冗長構成部分となっているパケット転送装置の電源を制御することにより、ネットワークシステムとしての省電力と信頼性を図る方法に関する。
【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、特許文献1がある。特許文献1は、ネットワーク全体の消費電力量の削減を図るため、利用状況に応じてネットワークの構成を動的に変更するネットワークの管理システムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−161501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インターネットに代表されるネットワークシステムは、そのシステムの信頼性を確保する為に冗長構成を採っている。しかし、省エネルギーの観点からは、冗長構成部分のルータおよびスイッチは無駄な電力を消費していた。本発明は、ネットワークの冗長構成部分となっているルータおよびスイッチの電源を制御することにより、当該ネットワークシステムとしての省電力を図り、しかも信頼性を確保する方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ルータおよびスイッチ(パケット転送装置)は、相互にルータおよびスイッチの電源をOFF/ONできる。それぞれの装置でダイナミックルーティング方式のひとつであるOSPF(Open Shortest Path First)が動作しているネットワークシステムにおいて、OSPFの機能によりDR(代表ルータ)またはBDR(バックアップ代表ルータ)が選択される。DRまたはBDRは、各ルータおよびスイッチの消費電力情報も含む機能を有するLSA(Link-State Advertisement)から、LSDB(Link-State Database)を作成する。DRまたはBDRは、LSDBから冗長になっているルータおよびスイッチの電源をOFFすることで、システム的に最も省電力を図れるルータおよびスイッチを選択する。DRまたはBDRは、リモートで選択したルータおよびスイッチの電源をOFFすることにより省電力を図る。また、現用系のルータおよびスイッチに障害が発生した場合、DRまたはBDRは、冗長系のルータおよびスイッチの電源をONすることにより代替通信路を確保し、信頼性も図ることで、課題を解決する。
【0006】
上述した課題は、複数のパケット転送装置と複数のネットワークとで構成されたネットワークシステムを構成する前記複数のパケット転送装置について電源OFF/ONの組み合わせをリストアップするステップと、リストアップした電源OFF/ONの組み合わせごとに、前記ネットワークシステムの前記ネットワークから到達できるネットワーク数の総和を算出するステップと、全てのパケット転送装置の電源がONの場合の到達できるネットワーク数の総和と同じ総数の電源OFF/ONの組み合わせを選別するステップと、選別した組み合わせの中で、電源ONとなっているパケット転送装置の消費電力の総和が最も小さい組み合わせを選択するステップと、選択した組み合わせにおいて、電源OFFになっているパケット転送装置の電源をOFFするステップと、からなるパケット転送装置の電源制御方法により、達成できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、ルータおよびスイッチより構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの冗長構成部分となっているルータおよびスイッチの電源を制御することにより、当該ネットワークシステムとしての省電力を図り、信頼性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】ネットワークシステムのブロック図である。
【図2】電源をOFFするルータを選択するフローチャートである。
【図3】各ルータの電源OFF/ONの組合せ表を説明する図である。
【図4】OSPFにより生成されるLSDBである。
【図5】ネットワークから到達できるネットワークを求めるツリー図を作成するフローチャートである。
【図6】ネットワーク1から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図7】ネットワーク2から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図8】ネットワーク3から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図9】ネットワーク4から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図10】ネットワーク5から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図11】ルータ1電源OFFのときのLSDBである。
【図12】ルータ1電源OFFのとき、ネットワーク1から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図13】ルータ1電源OFFのとき、ネットワーク2から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図14】ルータ1電源OFFのとき、ネットワーク3から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図15】ルータ1電源OFFのとき、ネットワーク4から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図16】ルータ1電源OFFのとき、ネットワーク5から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図17】ルータ2電源OFFのときのLSDBである。
【図18】ルータ2電源OFFのとき、ネットワーク1から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図19】ルータ2電源OFFのとき、ネットワーク2から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図20】ルータ2電源OFFのとき、ネットワーク3から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図21】ルータ2電源OFFのとき、ネットワーク4から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図22】ルータ2電源OFFのとき、ネットワーク5から到達できるネットワークを求めるツリー図である。
【図23】各ルータの電源OFF/ONの組合せNo.に対応した各ネットワークからの到達可能なネットワーク数とその合計および電源容量の合計を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質同一部位には同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。また、パケット転送装置として、ルータを説明するが、スイッチでもよく、これらに限らない。
【0010】
図1を参照して、ネットワークシステムの構成を説明する。図1において、ネットワークシステム500は、5つのネットワーク200と、5台のルータ100とから構成されている。ネットワークシステム500において、ルータ100は、ネットワーク200と他のネットワーク200を接続する。
【0011】
具体的には、ルータ100−1は、ネットワーク200−1とネットワーク200−2を接続する。ルータ100−2は、ネットワーク200−2とネットワーク200−4を接続する。ルータ100−3は、ネットワーク200−2とネットワーク200−3を接続する。ルータ100−4は、ネットワーク200−3とネットワーク200−4を接続する。ルータ100−5は、ネットワーク200−4とネットワーク200−3を接続する。
【0012】
ルータ100のポート部の括弧付き数値は、ポートのコスト値である。また、ルータ100のW付き数値は、ルータの消費電力である。ルータ100−1は、DR(代表ルータ)である。また、ルータ100−5は、BDR(バックアップ代表ルータ)である。ルータ100−1は、DR100−1と表記することがある。また、ルータ100−5は、BDR100−5と表記することがある。さらに、ルータ100−nをルータnまたはRnと表記することがある。また、ネットワーク200−mをNmと表記することがある。
【0013】
OSPFでは、LSAの交換が行なわれる。しかし、すべてのルータ100間でLSAの交換をフル・メッシュ状に行なうとネットワーク上に流れるLSAの数が増え伝送帯域を圧迫する。このため、DRまたはBDRを選出し、各ルータ100は、このDRとBDRとのみLSAの交換を行なうことで、ネットワーク上のLSAの数を減らす。
【0014】
図1のネットワークシステム500において、OSPFの機能により選出されたDR100−1またはBDR100−5は、収集したLSAからLSDBを作成後、図2のフローチャートに従い電源をOFFするルータを決定する。
【0015】
図2において、DR100−1またはBDR100−5は、ネットワークシステム500を構成する全てのルータ100について、電源OFF/ONの組み合わせをリストアップする(S201)。DR100−1またはBDR100−5は、リストアップした電源OFF/ONの組み合わせごとに、ネットワークシステム500内の各ネットワーク200から到達できるネットワーク数の総和を算出する(S202)。DR100−1またはBDR100−5は、全てのルータ100の電源がONの場合の到達できるネットワーク数の総和と同じ総和の電源OFF/ONの組み合わせを選択する(S203)。DR100−1またはBDR100−5は、選択できた組み合わせの中で、電源ONとなっているルータ100の消費電力の総和が最も小さい組み合わせを選択する(S204)。DR100−1またはBDR100−5は、選択した組み合わせにおいて、電源OFFになっているルータ100に対して、リモートで電源をOFFして(S205)、終了する。
【0016】
図1のネットワークシステムを構成するすべてのルータについて、電源OFF/ONの組合せをリストアップした表が図3である。図3において、組合せNo.1の全ルータ電源ONから組合せNo.32の全ルータ電源OFFまで、ルータ1は組合せ毎にON/OFFを入れ替えている。ルータ2は、組合せ2つ毎にON/OFFを入れ替えている。ルータ3は、組合せ4つ毎にON/OFFを入れ替えている。ルータ4は、組合せ8つ毎にON/OFFを入れ替えている。ルータ5は、前半と後半でON/OFFを入れ替えている。
【0017】
図3の組合せ表の組合せNo.1の場合(全ルータ電源ON)におけるLSDBが図4である。図4において、LSDB400−1は、ノード間の接続とコストを示す。具体的には、FROMネットワークにはTOルータの接続を”0”で示す。一方、FROMルータにはTOネットワークをルータのポートコストで示している。なお、一般的には、ネットワークはノードではないが、本明細書では広義のノードとする。
【0018】
図5を参照して、このLSDBからネットワークから到達できる他のネットワークの求め方を説明する。図5において、DR100−1またはBDR100−5は、ツリー図(1階層目)のノードをネットワークNaとする(S302)。DR100−1またはBDR100−5は、LSDBから、ネットワークNaはルータRa、ルータRb、…ルータRcへ接続していることが分かるので、ツリー図(2階層目)のノードは、ルータRa、ルータRb、…ルータRcとする(S303)。DR100−1またはBDR100−5は、ツリー図(2階層目)のノードは存在するか判定する(S304)。YESのとき、DR100−1またはBDR100−5は、LSDBから、ツリー図(2階層目)のノードである各ルータはそれぞれネットワークNa、ネットワークNb、…ネットワークNcへ接続していることが分かるので、ツリー図(3階層目)のノードは、ネットワークNa、ネットワークNb、…ネットワークNcとする。このとき、ツリー図(3階層目)の各ノードからツリー図(1階層目)のノードまで遡った時、同じネットワークが無いノードを残し、ツリー図(3階層目)のノードとする(S305)。
【0019】
DR100−1またはBDR100−5は、ツリー図(3階層目)のノードは存在するか判定する(S306)。YESのとき、DR100−1またはBDR100−5は、LSDBから、ツリー図(3階層目)のノードである各ネットワークはそれぞれルータRa、ルータRb、…ルータRcへ接続していることが分かるので、ツリー図(4階層目)のノードは、ルータRa、ルータRb、…ルータRcとする。このとき、ツリー図(4階層目)の各ノードからツリー図(1階層目)のノードまで遡った時、同じルータが無いノードを残し、ツリー図(4階層目)のノードとする(S307)。DR100−1またはBDR100−5は、ツリー図(4階層目)のノードは存在するか判定する(S308)。以下、ツリー図(P階層目)のノードが存在しないまで継続する。ステップ304、ステップ306またはステップ308でNOのとき、DR100−1またはBDR100−5は、終了する。
【0020】
図6を参照して、ネットワーク200−1から到達できるネットワークを求めるツリー図を説明する。図6において、1階層目は、ネットワーク200−1(図ではN1)である。2階層目は、ルータ100−1(図ではR1)である。3階層目は、ネットワーク200−1とネットワーク200−2である。しかし、ネットワーク200−1は遡って同じノードがあり、削除される。4階層目は、ルータ100−1、ルータ100−2、ルータ100−3である。しかし、ハッチングを付けたルータ100−1は遡って同じノードがあり、削除される。
【0021】
5階層目は、左から順にネットワーク200−2、ネットワーク200−3、ネットワーク200−4、ネットワーク200−2、ネットワーク200−3である。しかし、2つのネットワーク200−2は遡って同じノードがあり、削除される。6階層目は、左から順にルータ100−2、ルータ100−3、ルータ100−4、ルータ100−2、ルータ100−4、ルータ100−5、ルータ100−2、ルータ100−3、ルータ100−4である。しかし、左から1番目と4番目のルータ100−2と、右から2番目のルータ100−3は遡って同じノードがあり、削除される。一方、左から2番目のルータ100−3と、右から3番目のルータ100−2は、遡って同じノードが無いので残されている。
【0022】
図6によれば、ネットワーク200−1から到達できるネットワーク数は、ネットワーク200−2、ネットワーク200−3、ネットワーク200−4、ネットワーク200−5で“4”である。
【0023】
同様にネットワーク2/ネットワーク3/ネットワーク4/ネットワーク5から到達できるネットワークを求めるツリー図がそれぞれ図7/図8/図9/図10である。各ネットワーク200から到達できるネットワーク数は、ネットワーク1が“4”、ネットワーク2が“4”、ネットワーク3が“4”、ネットワーク4が“4”、ネットワーク5が“4”となり、総和が“20”となる。
【0024】
図11を参照して、図3の組合せ表の組合せNo.2の場合(ルータ200−1のみ電源OFF)のLSDBを説明する。図11のLSDB400−2において、ハッチングを付したルータ1は、電源供給が無い。
【0025】
図11のLSDBと、図5のフローチャートからネットワーク1/ネットワーク2/ネットワーク3/ネットワーク4/ネットワーク5から到達できるネットワークを求めるツリー図がそれぞれ図12/図13/図14/図15/図16である。各ツリー図から到達できるネットワーク数は、ネットワーク1が“0”、ネットワーク2が“3”、ネットワーク3が“3”、ネットワーク4が“3”、ネットワーク5が“3”となり、総和が“12”である。
【0026】
図17を参照して、図3の組合せ表の組合せNo.3の場合(ルータ200−2のみ電源OFF)のLSDBを説明する。図17のLSDB400−3において、ハッチングを付したルータ1は、電源供給が無い。
【0027】
図17のLSDBと、図5のフローチャートからネットワーク1/ネットワーク2/ネットワーク3/ネットワーク4/ネットワーク5から到達できるネットワークを求めるツリー図がそれぞれ図18/図19/図20/図21/図22である。各ツリー図から到達できるネットワーク数は、ネットワーク1が“4”、ネットワーク2が“4”、ネットワーク3が“4”、ネットワーク4が“4”、ネットワーク5が“4”となり、総和が“20”となる。
【0028】
さらに、同様に続けて図3の組合せNo.毎に到達できるネットワーク数を算出したものをまとめたのが図23である。図23において、全てのルータの電源がONの組合せである組合せNo.1において到達できるネットワーク数とその他の電源OFF/ONの組合せである組合せNo.2〜組合せNo.32において、DR100−1またはBDR100−5は、到達できるネットワーク数を比較し、到達できるネットワーク数が同じである組合せNo.3と組合せNo.5と組合せNo.9と組合せNo.13を選別する。
【0029】
選別した四つの組合せの中で、DR100−1またはBDR100−5は、電源ONとなっているルータの消費電力の総和が最も小さい組合せである組合せNo.13を選択する。
【0030】
組合せNo.13で電源がOFFとなっているルータ100−3とルータ100−4について、DR100−1またはBDR100−5がリモート制御により、電源をOFFすることにより、図1のネットワークシステムとしての省電力を図ることができる。
【0031】
また、ルータ100−3とルータ100−4の電源がOFFとなった図1のネットワークシステムの省電力状態において、ルータ100−2に障害が発生した場合、DR100−1またはBDR100−5は、LSA等によりルータ100−2に障害が発生したことを検知し、リモート制御により、ルータ100−3とルータ100−4の電源をONする。これによって、通信路を確保し、ネットワークシステム500の信頼性を確保することができる。
【0032】
具体的には、DR100−1またはBDR100−5は、到達できるネットワーク数が全ルータ電源ONと同じである組合せNo.3と組合せNo.5と組合せNo.9と組合せNo.13から、ルータ100−2の電源をOFFする組合せNo.3を選択する。DR100−1またはBDR100−5は、組合せNo.3の状態となるようルータ100の電源をON/OFFする。
【0033】
さらに具体的には、DR100−1またはBDR100−5は、障害の発生したルータ100−2の電源をOFFして、電源OFF中のすべてのルータ100の電源をONしてもよい。
【0034】
図1に戻って、ルータ100−4の電源をOFFする制御は、ルータ100−2を経由したが、ルータ100−4の電源をONする制御は、先にルータ100−3の電源をONして、ルータ100−3を経由する。
【符号の説明】
【0035】
100…ルータ、200…ネットワーク、400…LSDB、500…ネットワークシステム。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のパケット転送装置と複数のネットワークとで構成されたネットワークシステムを構成する前記複数のパケット転送装置について電源OFF/ONの組み合わせをリストアップするステップと、
リストアップした電源OFF/ONの組み合わせごとに、前記ネットワークシステムの前記ネットワークから到達できるネットワーク数の総和を算出するステップと、
全てのパケット転送装置の電源がONの場合の到達できるネットワーク数の総和と同じ総数の電源OFF/ONの組み合わせを選別するステップと、
選別した組み合わせの中で、電源ONとなっているパケット転送装置の消費電力の総和が最も小さい組み合わせを選択するステップと、
選択した組み合わせにおいて、電源OFFになっているパケット転送装置の電源をOFFするステップと、からなるパケット転送装置の電源制御方法。
【請求項2】
請求項1に記載のパケット転送装置の電源制御方法において、
さらに、
選択した組み合わせにおいて、電源ONになっているパケット転送装置に障害が発生したとき、選別した組合せの中で、障害が発生したパケット転送装置がOFFの組み合わせを調査するステップと、
障害が発生したパケット転送装置がOFFの組み合わせがあるとき、その組み合わせとなるよう前記パケット転送装置の電源をON/OFFするステップと、を含むパケット転送装置の電源制御方法。
【請求項3】
請求項2に記載のパケット転送装置の電源制御方法において、
さらに、
障害が発生したパケット転送装置がOFFの組み合わせがないとき、前記障害が発生したパケット転送装置の電源をOFFするステップと、
電源OFF中のパケット転送装置の電源をONするステップと、を含むパケット転送装置の電源制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【公開番号】特開2012−244440(P2012−244440A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−112955(P2011−112955)
【出願日】平成23年5月20日(2011.5.20)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】