説明

ビデオ記録装置

【課題】
本発明は、ネットワークより配信されるDVD等外部記録媒体に保存する動画コンテンツを、DVD等の携帯性に優れた外部記録媒体とHDD等の記憶容量の大きい大容量記憶媒体間で動画コンテンツを移動移動させる手段を持たせることにより、動画コンテンツの携帯性、保存性、検索性、著作権保護を充たすことを目標とする。
【解決手段】
インターネットから、外部記録媒体に保存するオーサリング形式の動画コンテンツのダウンロードを行う通信手段と、前記ダウンロードが暗号化されて行われていた場合にデータを復号化する復号化手段と、前記動画コンテンツを保持することが出来る容量を備えた、大容量ストレージとを備え、前記動画コンテンツを前記大容量ストレージに保存することを特徴とするビデオ記録装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インターネットを通してビデオコンテンツを配信するビデオコンテンツ配信サービスに利用されるビデオコンテンツ記録装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、家庭でのインターネットの普及、FTTH等の普及により通信速度が向上してきている。
【0003】
特許文献1では“ユーザが、たとえばディスク型記録媒体にインターネットを経由して配信されてくるビデオコンテンツを記録し、記録されたビデオコンテンツを自由に視聴することができるようなビデオコンテンツ配信サービスを享受可能とするビデオコンテンツ記録装置、ビデオコンテンツ記録方法、ビデオコンテンツ配信記録システム、ビデオコンテンツ配信装置、プログラム、および媒体を提供することを目的とするものである。”とある。
【0004】
【特許文献1】特開2003−333517公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
DVD等の外部記録媒体に記録されている動画コンテンツは、長時間の記録や、複数コンテンツの記録が出来ない等の問題がある。
また、コンテンツの数だけDVDを保有する必要があり、大量のDVDを保有していると、視聴したいコンテンツ探すのに時間がかかってしまう。
【0006】
また、DVD−ROM等の外部媒体に保存されたコンテンツは著作権保護技術により複製を許可されていない為、HDD等の大容量の記録媒体に移動させる事が出来ない。
【0007】
本発明は、インターネットからDVD等の外部媒体記録向けに配信される動画コンテンツを、メニュー等のインタラクティブ機能情報や、著作権保護の暗号化状態を保ったまま動画コンテンツをHDD等の大容量ストレージに保存することにより、著作権者の権利を保護した状態で、DVDを探す手間や、多枚数の媒体を管理する必要を無くし動画コンテンツの検索性、管理の容易さを高める事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
インターネットから、外部記録媒体に保存する為の動画コンテンツのダウンロードを行う通信手段と、
前記ダウンロードが暗号化されて行われていた場合にデータを復号化する復号化手段と、
前記動画コンテンツを保持することが出来る、大容量ストレージとを備え、
前記動画コンテンツを前記大容量ストレージに保存することを特徴とするビデオ記録装置。
【発明の効果】
【0009】
HDD等の大容量ストレージにDVD等の外部記録媒体のデータを媒体への記録形式の状態で保存を行うことにより、DVDが持つメニューや字幕等のインタラクティブ機能を使用出来る状態で、多枚数のDVD向けコンテンツをHDDに保存することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
まず、本発明であるビデオ記録装置の各部分の動作について説明する。
図1は、本発明のビデオ記録装置の動作形態を示した図である。
動画コンテンツ配信サーバ107は、インターネット106を通じ外部と通信を行うことが出来、多数の動画コンテンツを保持し動画コンテンツを暗号化して送信することが可能なサーバである。
【0011】
インターネット106はインターネットやNGN等の広域で誰でも接続することが可能なネットワークである。
ビデオ記録装置108は、インターネット106と通信を行う通信手段102を持つ。
ここで、通信手段102はインターネット106と通信を行うことが出来れば有線、無線等制限をするものではない。また、通信内容は暗号化されていても、暗号化されていなくてもかまわない。
【0012】
また、ビデオ記録装置108はTV等の表示装置である出力装置100に映像を表示する機能を持っている。
ここで、出力装置100への映像表示の機能によって出力される信号は、出力装置100が表示可能な形式であれば、有線、無線、暗号化データ、非暗号化データ、アナログ出力、デジタル出力等制限をするものではない。
【0013】
また、ユーザからの操作を受ける入力部101も備える。
図2に制御部103の詳細な機能を示す。
ここで、入力部101は、少なくとも制御部103にユーザの操作を入力するリモコンやキーボード、マウス、タッチパネル等を指し、特定のメカ操作機器に限定するものではない。もちろんユーザの操作により、振動やディスプレイへの表示変更など、制御部103からの出力を受ける機能を備えていても良い。
【0014】
また、外部記録媒体用記録ドライブ105はDVDやBD、HD DVD 、SDカード等の外部記録媒体のデータの記録、読み出しが可能である。
また、HDD等の大容量のデータを記録出来る大容量ストレージ104にこれらの入力、出力、通信、記録を管理するのが制御部103である。
【0015】
制御部103はCPUやソフトウェア、LSI等から構成されており105外部記録媒体用ドライブより読み出される外部記録媒体の動画データを100出力手段に表示する機能を備える。
データ制御手段201は、CPU等のハードウェアとソフトウェアの組み合わせ等で構成される。
【0016】
入力手段101から来るユーザの指示を受け通信手段102、外部記録媒体用記録ドライブ105、記録&読み出し手段203を通じて大容量ストレージ104からのデータを動画出力手段202に送り、出力装置100に動画を表示させる機能を制御部103は持つ。
【0017】
他には、入力手段101から来るユーザの指示を受け通信手段102、外部記録媒体用記録ドライブ105、記録&読み出し手段203を通じて大容量ストレージ104からのデータを外部記録媒体用記録ドライブ105や大容量ストレージ104に記録させる機能を持つ。
【0018】
動画出力手段202はデータ制御手段201を通じて送られてくる動画情報を出力装置100が表示可能な形式に変換する。
記録&読み出し手段203はデータ制御手段201よりデータの読み出し、記録の指示を受け、大容量ストレージ104に対してデータの読み出し、記録を暗号化・復号化をしながら行う。
【0019】
図3に、記録&読み出し手段203と大容量ストレージ104のデータを示す。
大容量ストレージ104は、データを保存することが可能な装置である。
【0020】
ここで大容量ストレージ104は外部記録媒体に保存する形式の動画コンテンツを保存すことが可能な容量があればHDDやSSD、BDやSDカード、メモリ等記録媒体は何でも良い。
【0021】
大容量記録媒体制御手段303は、大容量ストレージ104へのデータの読み出し、書き込みの機能を持つ。
書き込み時には、データ制御手段201の指示により暗号化手段301から送られてくるデータを大容量ストレージ104に書き込む。
読み出し時には、データ制御手段201の指示により大容量ストレージ104から読み出したデータを、復号化手段300に送る。
【0022】
暗号化手段301は、データ制御手段201より送られたデータの暗号化を行う。
また、暗号化不要なデータの場合、暗号化を行わなくても良い。
復号化手段300は、大容量記録媒体制御手段303より送られたデータの復号化を行う。
また、暗号化されていないデータは、復号化を行わなくても良い。
図4は暗号化手段301を説明する図である。
暗号化バッファー400は、メモリ等のデータの一時保存領域である。
暗号化401は送られたデータを決められた規則で暗号化する。
【0023】
データ制御手段201より送られた動画コンテンツデータは、暗号化バッファー400に一時的に貯められる。
暗号化バッファー400に一定量以上の動画コンテンツデータが溜まると、暗号化401は、バッファー内の一定量の動画コンテンツデータを読み出し暗号化し、大容量記録媒体制御手段303へ送る。
【0024】
この時の一定量とは、例えばDVDへの記録向け動画コンテンツであればVOBUやPGC、チャプターやタイトル等の一定のまとまりで区切り暗号化するとDVDビデオのデータ処理と同一の区切りとなる為、復号化処理単位でデータの処理が出来る。
【0025】
これにより、チャプターサーチやジャンプ、メニュー表示等の操作を行った場合でも、DVDビデオのデータのまとまり毎に復号化出来るのでハードウェアの処理量を小さくすることが出来るメリットがある。
【0026】
また、暗号化は、動画コンテンツ製作者の意図しない複製が行われなければ、動画コンテンツ全体ではなく、動画コンテンツの主要部分やメニュー部分、動画の最初だけ、一定間隔毎等一部分のみ暗号化しても良い。
【0027】
また、DVD媒体であればCSSやCPRM、BDやHD DVDであればAACS等動画コンテンツ自身が暗号化されており、動画コンテンツ製作者の意図しない複製が行われないよう保護されていれば暗号化しなくても良い。
また、コピーフリーな動画コンテンツ等、複製しても問題ない動画コンテンツであれば暗号化しなくても良い。
【0028】
ここで、動画コンテンツを大容量ストレージ104に保存する動作について説明する。
大容量記録媒体制御手段303は、データ制御手段201より送られた記録指示により、大容量ストレージ104の未記録領域に記録用の領域を確保する。
この時、保存する動画コンテンツを保存するべき外部記録媒体の暗号化方式等により、外部記録媒体に既に記録されている情報が必要な場合、データ制御手段201は外部記録媒体に記録されているべき情報を生成し大容量記録媒体制御手段303を通じて大容量ストレージ104に記録する。
【0029】
その後、データ制御手段201は動画コンテンツを暗号化手段301に送り動画コンテンツの暗号化を行う。
大容量記録媒体制御手段303は、暗号化手段301によって暗号化された動画コンテンツを確保した記録用の領域に記録する。
【0030】
図5は復号化手段300を説明する図である。
復号化バッファー500はメモリ等のデータの一時保存領域である。
復号化501は暗号化401によって暗号化されたデータを元のデータに復号化する。
大容量記録媒体制御手段303より送られた暗号化された動画コンテンツデータを復号化501により元の動画コンテンツデータに復号化する。
【0031】
その動画コンテンツデータは復号化バッファー500に蓄えられ、データ制御手段201に読み出されていく。
ここで、復号化バッファー400と復号化バッファー500は同一の一時保存領域でも良い。
【0032】
ここで、大容量ストレージ104に記録された動画コンテンツの読み出す時の動作について説明する。
【0033】
大容量記録媒体制御手段303は、データ制御手段201より送られた、読み出し領域指示により、任意の動画コンテンツが保存されている領域から、暗号化された動画コンテンツを読み出す。
読み出された動画コンテンツは、復号化手段300に送られ、動画コンテンツの復号化が行われる。
データ制御手段201は復号化された動画コンテンツを読み出す。
【0034】
次に、動画コンテンツ配信サーバ107から、動画コンテンツを大容量ストレージ104に保存する時の動作に図1を用いて説明する。
ユーザはビデオ記録装置108を操作し、動画コンテンツ配信サーバから保存したい動画コンテンツを受信する許可を得る。
【0035】
ビデオ記録装置108はデータの受信許可を得ると出力装置100に図6のような保存先選択の指示待ち画面を表示する。
図6は、動画コンテンツの保存先選択の指示待ちの画面の一例であり、動画コンテンツの保存先を選択することが出来れば、表示の構図、画像、ボタンの文、配置等は何でも良い。
【0036】
今回は、大容量ストレージ104に保存したいのでHDDへ保存ボタン600を押したとする。
選択が終わると、図2に示すデータ制御手段201は図2に示す記録&読み出し手段203を通じて大容量ストレージ104に動画コンテンツを記録する領域を確保する。
この時、動画コンテンツを保存すると想定されている外部記録媒体にかける暗号化方式がCPRM等の外部記録媒体に既に記録されている情報を使用する方式の場合記録されているべき、暗号化情報も同時に大容量ストレージ104に記録する。
【0037】
これにより、媒体に外部記録媒体に保存する場合と同等の暗号化を行って動画コンテンツを保存することが出来る。
次に制御部103は通信手段102を使用し、動画コンテンツ配信サーバ107から動画コンテンツのダウンロードを行う。
【0038】
ダウンロードされた動画コンテンツデータは、制御部の中の記録&読み出し手段203を通じ暗号化され大容量ストレージ104に保存される。
【0039】
従来は、動画コンテンツをHDD等の大容量ストレージ104暗号化して保存出来ないが本発明のビデオ記録装置は、復号化手段300、暗号化手段301及び外部記録媒体の持つ暗号化情報の生成機能を備えたので著作権保護の必要な動画コンテンツの著作権を保護した状態で大容量ストレージ104に保存することが出来るようになる。
【0040】
次に、大容量ストレージ104に保存された動画コンテンツの再生する時の動作例を図1を用いて説明する。
ユーザが大容量ストレージ104に保存された動画コンテンツの再生操作メニュー表示を行うと出力装置100に図7のようなコンテンツ選択画面が表示される。
【0041】
ユーザは、大容量ストレージ104に保存されている動画コンテンツの中から見たいコンテンツを選択し再生ボタン700を押す操作をする。
ここで、図7のDVDライブラリの動画コンテンツ選択画面は一例であり、大容量ストレージに記録されている動画コンテンツを選択することが出来れば、表示の構図、画像、ボタンの文、配置等は何でも良い。
【0042】
再生操作をされると、図2に示すデータ制御手段201は図2に示す記録&読み出し手段203に選択された動画コンテンツに対応した読み出し領域の指示を出す。
図2に示す記録&読み出し手段203は、読み出しタイトル指示を受け、指定された動画コンテンツ領域を復号しながら図2に示すデータ制御手段201に送る。
図2に示すデータ制御手段201は、復号化されたデータをDVD等の外部記録媒体から読み出されたデータと同様の処理を行い、動画コンテンツの再生を行う。
【0043】
これにより、大容量ストレージ104に記録された動画コンテンツをDVD等の外部記録媒体に記録された動画コンテンツと同様に視聴することが出来る。
また従来は、動画コンテンツ毎に外部記録媒体を保持する必要があった為、多枚数の外部記録媒体の中から視聴したい動画コンテンツを探す必要があった、しかし、本発明のビデオ記録装置では多数の動画コンテンツを大容量ストレージ104に保存する機能を備えたので大容量ストレージ104に記録された動画コンテンツを探すだけで視聴したい動画コンテンツを見つけることが出来るようになる。
【0044】
次に、大容量ストレージ104に保存されている動画コンテンツを外部記録媒体用記録ドライブ105にセットされたDVD等の外部記録媒体に移動させる時の動作例を図2を用いて示す。
【0045】
前記動画コンテンツの再生と同じく動画コンテンツの再生操作メニュー表示操作を行い、出力装置100に図7のようなコンテンツ選択画面が表示させる。
ここで、前記再生時と異なり、DVDへMoveボタン701を押す操作を行う。
データ制御手段201はユーザの操作を受けると、記録&読み出し手段203を通じて大容量ストレージ104から指定動画コンテンツを読み出す。
読み出された動画コンテンツデータは外部記録媒体用記録ドライブ105に送られ、DVD等の外部記録媒体に記録される。
【0046】
動画コンテンツの記録が終了すると、データ制御手段201は、大容量ストレージ104の指定コンテンツが記録されていた領域のデータを消去する。
【0047】
また、外部記録媒体105から動画データを読み出し、記録&読み出し手段203を通じて大容量ストレージ104に保存を行い、動画コンテンツが保存されていたDVD等の外部記録媒体のデータを消去することで、動画コンテンツを大容量ストレージ104に保存することも可能である。
【0048】
また、前記動画コンテンツの消去処理は、動画コンテンツがコピーフリーやコピー回数の制限内である場合には行わなくても良い。
【0049】
本実施例の大容量ストレージ104は、ビデオ記録装置108が備えている例で動作説明を行ったが、NAS(Network Attached Storage)等のネットワーク上にある大容量データ保存機器でも良い。
【0050】
また、ビデオ記録装置108は外部記録媒体用記録ドライブ105を無くして、外部記録媒体への動画コンテンツの移動を行わないようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】ビデオ記録装置の実施方法を示した説明図である。
【図2】制御部103の動作を説明した説明図である。
【図3】記録&読み出し手段203の動作を説明した説明図である。
【図4】暗号化手段301の動作を説明した説明図である。
【図5】復号化手段300の動作を説明した説明図である。
【図6】動画コンテンツの保存先選択の指示待ちの画面の一例である。
【図7】DVDライブラリの動画コンテンツ選択画面の一例である。
【符号の説明】
【0052】
100…出力装置、101…入力部、102…通信手段、103…制御部、
104…大容量ストレージ、105…外部記録媒体用記録ドライブ
106…インターネット、107…動画コンテンツ配信サーバ、
108…ビデオ記録装置、201…データ制御手段、202…動画出力手段、
203…記録&読み出し手段、300…復号化手段、301…暗号化手段、
303…大容量記録媒体制御手段、400…暗号化バッファー、401…暗号化、
500…復号化バッファー、501…復号化、600…HDDへ保存ボタン、
700…再生ボタン、701…DVDへMOVEボタン。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターネットから、外部記録媒体に保存するオーサリング形式の動画コンテンツのダウンロードを行う通信手段と、
前記ダウンロードが暗号化されていた場合にデータを復号化する復号化手段と、
前記動画コンテンツを保持することが出来る容量を備えたストレージとを備え
前記動画コンテンツを前記ストレージに保存することを特徴とするビデオ記録装置。
【請求項2】
前記外部媒体に、既に記録されている暗号化の為の情報を生成し、前記ストレージに記録する請求項1に記載のビデオ記録装置。
【請求項3】
前記ストレージへの動画コンテンツの保存は動画コンテンツを暗号化して行う請求項1に記載のビデオ記録装置。
【請求項4】
前記暗号化は、外部記録媒体への保存のまとまり毎に分けて暗号化を行う請求項3に記載のビデオ記録装置。
【請求項5】
前記暗号化は、動画コンテンツのメニュー部のみ行う請求項3に記載のビデオ記録装置。
【請求項6】
前記暗号化は、動画コンテンツの一部だけ暗号化を行う請求項3に記載のビデオ記録装置。
【請求項7】
外部記録媒体用記録ドライブを備え、前記大容量ストレージに保存されている動画コンテンツを外部記録媒体に記録することが出来る請求項1乃至6に記載のビデオ記録装置。
【請求項8】
前記外部記録媒体用ドライブは外部記録媒体に記録されている動画コンテンツを消去することが可能で外部記録媒体に記録されている動画コンテンツを前記ストレージに移動させる事が出来る請求項7に記載のビデオ記録装置。
【請求項9】
インターネットから、外部記録媒体に保存するオーサリング形式の動画コンテンツのダウンロードを行う通信手段と、
前記ダウンロードが暗号化されて行われていた場合にデータを復号化する復号化手段と、
前記動画コンテンツを保持することが出来る容量を備えたネットワーク上の大容量記録装置へのアクセス手段とを備え、
前記動画コンテンツを前記ネットワーク上のストレージに保存することを特徴とするビデオ記録装置。
【請求項10】
前記外部媒体に、既に記録されている暗号化の為の情報を生成し、前記ネットワーク上のストレージに記録する請求項9に記載のビデオ記録装置。
【請求項11】
前記ネットワーク上のストレージへの動画コンテンツの保存は動画コンテンツを暗号化して行う請求項9に記載のビデオ記録装置。
【請求項12】
前記暗号化は、外部記録媒体への保存のまとまり毎に分けて暗号化を行う請求項11に記載のビデオ記録装置。
【請求項13】
前記暗号化は、動画コンテンツのメニュー部のみ行う請求項11に記載のビデオ記録装置。
【請求項14】
前記暗号化は、動画コンテンツの最初の部分だけ暗号化を行う請求項11に記載のビデオ記録装置。
【請求項15】
外部記録媒体用記録ドライブを備え、前記ネットワーク上のストレージに保存されている動画コンテンツを外部記録媒体に記録することが出来る請求項9乃至14に記載のビデオ記録装置。
【請求項16】
前記外部記録媒体用ドライブは外部記録媒体に記録されている動画コンテンツを消去することが可能で外部記録媒体に記録されている動画コンテンツを前記ネットワーク上のストレージに移動させる事が出来る請求項15に記載のビデオ記録装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−118284(P2009−118284A)
【公開日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−290285(P2007−290285)
【出願日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】