ビリヤード式免震脚
【課題】地盤から建物への震動の伝達途中で、地震の震動を吸収して建物への波及を阻止するビリヤード式免震脚を提供する。
【解決手段】ビリヤード式免震脚は、建造物と地面又は地盤９との間に免震脚を設置して、上下及び水平方向の地震の震動を地面又は地盤９と建造物を球１，１０を利用して固定せず、免震脚内で一体化した別々の処理装置に地震の震動の種類に応じて自動的に処理装置に合わせて、地震の震動を動力源とする夫々の装置を作動させて、地震の震動エネルギーを運動エネルギーに転換させ、周辺の部材都の摩擦により運動エネルギーを自然消滅させて建造物へ地震の震動の伝達を遮断する。
【解決手段】ビリヤード式免震脚は、建造物と地面又は地盤９との間に免震脚を設置して、上下及び水平方向の地震の震動を地面又は地盤９と建造物を球１，１０を利用して固定せず、免震脚内で一体化した別々の処理装置に地震の震動の種類に応じて自動的に処理装置に合わせて、地震の震動を動力源とする夫々の装置を作動させて、地震の震動エネルギーを運動エネルギーに転換させ、周辺の部材都の摩擦により運動エネルギーを自然消滅させて建造物へ地震の震動の伝達を遮断する。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【０００１】
従来の免震及び耐震建築工法工法は、建造物の部材を地面に強固に固定するか、部材間を強固に結びつけて地震の震動によって建築物が倒壊したり破損するのを防止する手段を主に用いてきた。
【当該技術】
【０００２】
当該免震脚は、建物の土台と地面又は地盤との間に免震脚を設置して、震動の伝達途中で、当該免震脚が地震の震動を吸収して建物への波及を阻止する免震装置です。
【図面の簡単な説明】
【０００３】
【図１】当該ビリヤード式免震脚の断面図の一例
【符号の説明】
【０００４】
１．大球 ２．管柱 ３．円筒管の外周
４．柱棒の下端の引っ掛かり部分 ５．円筒管の入口
６．柱棒 ７．柱棒の上部の固定用ナット
８．建物の土台 ９．地盤
１０．小球 １１．管柱上面に彫った穴
【発明の詳細な説明】
【０００６】
当該ビリヤード式免震脚は、地震による縦震動と横震動を当該免震脚内に別々に処理する装置を併設して備え、地震による震動を其々の装置に自動的に配分して、地震の震動エネルギーを球の運動エネルギーに変換して、球（１，１０）の自転運動を周辺の部材との摩擦により自然消滅させる原理です。
当該免震脚が作動する工程を順を追って説明すると、先ず、地震が発生し、地面が地盤（９）に震動を伝えると、地震が縦震動の場合、大球（１）が管柱（２）に震動を伝えて、大球（１）の上半球を被せる穴を管柱の底面に彫って円筒管の外周（３）に囲まれた空間を埋めた小玉（１０）を上下運動させて円筒管（５）の入口と一体化した空間に埋めた小球（１０）を上下運動させて、柱棒（６）に沿って土台（８）の下部で摺動させて、縦揺れ地震を土台（８）の上に固定している建物に震動を吸収して波及させない構造の免震脚です．同時に、地震が横震動の場合、地面が地盤（９）に水平震動を加えることによって、大球（１）の下端の底点で地盤（９）に接触し乍、前記土台（８）と上部頂点で柱棒（６）で固定されている管柱（２）に大球（１）の上半球嵌め込まれた下部の大球（１）が地盤の水平移動が止めているので、元の位置に留まった儘大球（１）が管柱（２）内で自転することにより、大球（１）の自転運動による地震の震動エネルギーを運動エネルギーに変換して、結果的に自然消滅させて、上部建造物への震動の伝達を遮断する構造の免震装置です．
【背景技術】
【０００１】
従来の免震及び耐震建築工法工法は、建造物の部材を地面に強固に固定するか、部材間を強固に結びつけて地震の震動によって建築物が倒壊したり破損するのを防止する手段を主に用いてきた。
【当該技術】
【０００２】
当該免震脚は、建物の土台と地面又は地盤との間に免震脚を設置して、震動の伝達途中で、当該免震脚が地震の震動を吸収して建物への波及を阻止する免震装置です。
【図面の簡単な説明】
【０００３】
【図１】当該ビリヤード式免震脚の断面図の一例
【符号の説明】
【０００４】
１．大球 ２．管柱 ３．円筒管の外周
４．柱棒の下端の引っ掛かり部分 ５．円筒管の入口
６．柱棒 ７．柱棒の上部の固定用ナット
８．建物の土台 ９．地盤
１０．小球 １１．管柱上面に彫った穴
【発明の詳細な説明】
【０００６】
当該ビリヤード式免震脚は、地震による縦震動と横震動を当該免震脚内に別々に処理する装置を併設して備え、地震による震動を其々の装置に自動的に配分して、地震の震動エネルギーを球の運動エネルギーに変換して、球（１，１０）の自転運動を周辺の部材との摩擦により自然消滅させる原理です。
当該免震脚が作動する工程を順を追って説明すると、先ず、地震が発生し、地面が地盤（９）に震動を伝えると、地震が縦震動の場合、大球（１）が管柱（２）に震動を伝えて、大球（１）の上半球を被せる穴を管柱の底面に彫って円筒管の外周（３）に囲まれた空間を埋めた小玉（１０）を上下運動させて円筒管（５）の入口と一体化した空間に埋めた小球（１０）を上下運動させて、柱棒（６）に沿って土台（８）の下部で摺動させて、縦揺れ地震を土台（８）の上に固定している建物に震動を吸収して波及させない構造の免震脚です．同時に、地震が横震動の場合、地面が地盤（９）に水平震動を加えることによって、大球（１）の下端の底点で地盤（９）に接触し乍、前記土台（８）と上部頂点で柱棒（６）で固定されている管柱（２）に大球（１）の上半球嵌め込まれた下部の大球（１）が地盤の水平移動が止めているので、元の位置に留まった儘大球（１）が管柱（２）内で自転することにより、大球（１）の自転運動による地震の震動エネルギーを運動エネルギーに変換して、結果的に自然消滅させて、上部建造物への震動の伝達を遮断する構造の免震装置です．
【特許請求の範囲】
【請求項１】
当該免震脚は、全ゆる建物の土台の裏面と地面との間に設置可能で、地震の震動を免震脚が吸収して建物に波及させない免震脚で、地震の震動エネルギーを動力源として発生する震動を当該脚内で自動的に運動エネルギーに変換して自然消滅させる構造で、建物の土台の裏に固定した位置を柱棒の頂点として、地面に向かって垂直に中途まで下に降ろして柱棒に沿って摺動する小型円筒型の入口と一体化した管の蓋と側壁及び上面に穴を掘った円柱又は多角柱に囲まれた空間に、前記柱棒が下部に減り込まない様に充填物を隙間なく詰めて荷重を支え乍、前記の穴と筒の反対の上向きに彫った上半球の形状の穴に大球の上半球を嵌めて、下方に突き出した大球の下半球の底点で地面に接して、地震の上下運動が発生すると、震動を充填物に伝えて、上部で固定されている前記柱棒を除き周辺の充填物を上下に移動して管を上下運動させて、前記建物を載せた土台に地震の震動が伝わらない構造の免震脚です．
【請求項２】
当該免震脚は、前項の免震脚の管柱の下端の大球の底面と地盤の接点が、横揺れ地震が発生する場合、地面に動かされた接点が、管柱内の前記大球を自転運動させて、地震の震動エネルギーを運動エネルギーに変換して、自然消滅させるので、元の位置に留まった儘、地震を建物に伝達させない構造の免震脚です．
【請求項３】
当該免震脚は、建物の土台の裏面に柱棒を複数固定して下方に垂直に伸びる柱棒を中途迄降ろし、その膨らんだ末端を充填物で周囲を囲んで下に減り込まない様に詰め込んだ管柱の底面に開けた穴に大球を嵌めて、底点を地盤との接点として自転させ、地面が変動しても自転が継続可能なように地面上に地盤を敷いて、大球が荷重を支え乍、同じ位置に留まった儘、横揺れ地震を吸収し、同時に、縦揺れ地震の場合、震動を充填物に伝えて管を上下運動させて地震動の縦揺れを吸収するので、地震の震動の方向性に拘わりなく免震脚が自動的に震動を消滅させて建物に波及させない作用をする免震脚です．
【請求項１】
当該免震脚は、全ゆる建物の土台の裏面と地面との間に設置可能で、地震の震動を免震脚が吸収して建物に波及させない免震脚で、地震の震動エネルギーを動力源として発生する震動を当該脚内で自動的に運動エネルギーに変換して自然消滅させる構造で、建物の土台の裏に固定した位置を柱棒の頂点として、地面に向かって垂直に中途まで下に降ろして柱棒に沿って摺動する小型円筒型の入口と一体化した管の蓋と側壁及び上面に穴を掘った円柱又は多角柱に囲まれた空間に、前記柱棒が下部に減り込まない様に充填物を隙間なく詰めて荷重を支え乍、前記の穴と筒の反対の上向きに彫った上半球の形状の穴に大球の上半球を嵌めて、下方に突き出した大球の下半球の底点で地面に接して、地震の上下運動が発生すると、震動を充填物に伝えて、上部で固定されている前記柱棒を除き周辺の充填物を上下に移動して管を上下運動させて、前記建物を載せた土台に地震の震動が伝わらない構造の免震脚です．
【請求項２】
当該免震脚は、前項の免震脚の管柱の下端の大球の底面と地盤の接点が、横揺れ地震が発生する場合、地面に動かされた接点が、管柱内の前記大球を自転運動させて、地震の震動エネルギーを運動エネルギーに変換して、自然消滅させるので、元の位置に留まった儘、地震を建物に伝達させない構造の免震脚です．
【請求項３】
当該免震脚は、建物の土台の裏面に柱棒を複数固定して下方に垂直に伸びる柱棒を中途迄降ろし、その膨らんだ末端を充填物で周囲を囲んで下に減り込まない様に詰め込んだ管柱の底面に開けた穴に大球を嵌めて、底点を地盤との接点として自転させ、地面が変動しても自転が継続可能なように地面上に地盤を敷いて、大球が荷重を支え乍、同じ位置に留まった儘、横揺れ地震を吸収し、同時に、縦揺れ地震の場合、震動を充填物に伝えて管を上下運動させて地震動の縦揺れを吸収するので、地震の震動の方向性に拘わりなく免震脚が自動的に震動を消滅させて建物に波及させない作用をする免震脚です．
【図１】
【公開番号】特開２０１２−１２７１７９（Ｐ２０１２−１２７１７９Ａ）
【公開日】平成２４年７月５日（２０１２．７．５）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−１３３６９７（Ｐ２０１１−１３３６９７）
【出願日】平成２３年５月３０日（２０１１．５．３０）
【出願人】（５９１２１１１６８）
【出願人】（５１０３２７０４６）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年７月５日（２０１２．７．５）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年５月３０日（２０１１．５．３０）
【出願人】（５９１２１１１６８）
【出願人】（５１０３２７０４６）
【Ｆターム（参考）】
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