説明

プリンタ

【課題】
プリンタの部品点数が少なく、かつ軽量および小型化が可能なプリンタを提供することを課題とする。
【解決手段】 プリンタ本体2と、このプリンタ本体2に対して開閉可能なカバー3を有するプリンタ1であって、ラベル83に印字を施すサーマルヘッド19と、サーマルヘッド19を保持するヘッド保持部20と、ヘッド保持部20と一体形成され、カバー3をプリンタ本体2に対してロックおよびこのロックを解除する開閉レバー5と、を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印字媒体を搬送し、所定の印字を施すプリンタに関し、特にプリンタ本体に対して開閉可能なカバーを備えたプリンタに関する。
【背景技術】
【0002】
長尺帯状の印字媒体をロール状に巻回したロール紙を回転するプリンタ本体と、このプリンタ本体に対して回動可能な開閉カバーを設けたプリンタが知られている。このようなプリンタにおいて、開閉カバーをプリンタ本体に対してロックし、かつこのロックを解除するロック機構が備えられ、開閉カバーを開けた状態でロール紙の交換を行い、開閉カバーをロックした状態で印字媒体への印字や搬送が行われる。
ロール状に巻回された長尺紙を収納する収納部および長尺紙を搬送するプラテンが設けられたプリンタ本体と、このプリンタ本体に回動自在に保持されたカバーと、このカバーに保持された印字ヘッドと、カバーをロックするロック機構を有するプリンタが知られている。(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】特開平8−300752
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1におけるプリンタにおいて、カバーをロックするためだけに用いられるロック機構が必要で部品点数が多くなり、コストアップおよびプリンタの大型化の要因となっていた。また、携帯型のプリンタにおいては部品点数が増加することにより、そのプリンタ全体の重量が重くなるので携帯しづらいという問題がある。また、携帯型のプリンタを腰や肩などに携帯した位置から誤って落下させてしまった場合に、その重量が重いと床に接触した際の衝撃が大きいためプリンタの損傷に繋がり、プリンタの耐久性が弱くなるという問題がある。
本発明は、装置の部品点数が少なく、かつ軽量小型化で耐久性の強いプリンタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るプリンタは、プリンタ本体と、プリンタ本体に対して開閉可能なカバーを有するプリンタであって、印字媒体に印字を施すサーマルヘッドと、該サーマルヘッドを保持するヘッド保持部と、前記カバーをプリンタ本体に対してロックおよびこのロックを解除し、前記ヘッド保持部と一体形成された開閉レバーと、を有することを特徴とする。
また、前記カバーにプラテン軸が支持され回転可能なプラテンローラと、前記プリンタ本体に前記ヘッド支持部を設け、このヘッド支持部に前記プラテン軸と係合する係合溝を設けたことを特徴とする。
また、前記ヘッド支持部は、係合溝がプラテン軸から離れる位置および係合溝がプラテン軸に係合する位置に回動可能に設けられ、前記係合溝がプラテン軸に係合する方向にヘッド支持部を付勢させる付勢部材を設けたことを特徴とする。
また、前記ヘッド支持部は、開閉レバーと一体形成された支持体と、前記支持体に着脱可能に設けられ、サーマルヘッドを備えた加圧板と、前記支持体と加圧板の間に設けられ、加圧板をサーマルヘッドの方向に付勢させる加圧部材と、を有することを特徴とする。
また、前記支持体は、切欠部および保持部を有し、前記加圧板は、前記切欠部に対して着脱可能に係合するツメと、前記保持部上に載置される突出部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
プリンタ本体に対してカバーをロックし、このロックを解除する開閉レバーと一体形成されたヘッド支持部によりサーマルヘッドを支持する構成としたので、ヘッド支持部のほかに開閉レバーを別途設ける必要がなく、部品点数を少なくすることができるのでコストダウンおよびプリンタの小型化を実現することができる。
また、カバー側に設けたプラテンローラのプラテン軸に係合する係合溝をプリンタ本体に設けたヘッド支持部に設けることで、係合溝とプラテン軸を係合させることによりカバーを本体に対してロックすると共に、サーマルヘッドをプラテンローラに対して、印字に最適な位置に配置することができる。
また、回動可能に設けたヘッド支持部の係合溝をプラテン軸に係合する方向に付勢させる付勢部材を設けることで、カバーをプリンタ本体に対してロックした状態を保つことができ、付勢部材に抗する方向に開閉レバーを操作することでカバーのロックを解除することができる。
また、サーマルヘッドを備える加圧板を支持体に対して着脱可能とすることにより、サーマルヘッドの交換を容易にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について説明する。
【0008】
図1は、本発明の実施の形態に係るプリンタの斜視図であり、図2はカバーロック状態のプリンタの一部切り欠いて示す概略平面図、図3はカバーロックを解除した状態のプリンタの一部切り欠いて示す概略平面図、尚、図2、3において説明を簡略化させるためスライド部材15やその他構成を省略している。
【0009】
本発明のプリンタ1は、図1に示すように、主としてプリンタ本体2と、カバー3を有している。プリンタ本体2には、プリンタ本体2に対してカバー3を固定(ロック)し、このロックを解除するための開閉レバー5と、プリンタ1の電源をオンオフするための電源キー6及び印字媒体の搬送を行わせる搬送キー7並びに印字媒体への印字指示を行うプリントキー8から構成される入力部9と、図示しないハンドスキャナや携帯電話等の携帯端末と赤外線通信を行う赤外線受信部10と、プリンタ1の状態を示すLED11およびバッテリの残量を示すバッテリ表示部12からなる表示部13と、プリンタ1を携帯するために用いるショルダーベルトを係合する係合孔14と、長尺帯状の台紙82に複数仮着されたラベル83からなるラベル連続体81から台紙82とラベル83を分離させる剥離板25と、剥離板25を用いて台紙82からラベル83を剥離して排出する剥離発行状態と、剥離板25を用いずに台紙82からラベル83を剥離せずラベル連続体81をそのまま排出する連続発行状態を切替え可能なスライド部材15を有している。
【0010】
また、図2に示すようにカバー3は、その一端側を回動軸4を介してプリンタ本体2に設けられ、回動軸4を中心として回動可能としてある。回動軸4には図示しない離反バネが設けられ、プリンタ本体2から離れる方向にカバー3を付勢させる力を与えている。また、図4はカバー近傍の構造を示す概略斜視図であり、図4に示すようにカバー3の他端側にプラテンローラ16のプラテン軸21をすべり軸受により保持し、プラテンローラ16を回転可能に支持している。また、プラテンローラ16の長手方向端部に設けられたギアがプリンタ本体側に設けられた図示しない駆動モータのギアに噛合し、モータの駆動によりプラテン軸21を中心にプラテンローラ16が回転する。
【0011】
プリンタ本体2内には、ラベル連続体81がロール状に巻回されたロール紙80を回転可能に保持する空間である供給部18と、ロール紙80から引き出されたラベル連続体81の位置を検出するセンサ17と、表面に感熱発色層が設けられたラベル83に所定量の熱量を加えることにより印字を施すサーマルヘッド19と、開閉レバー5と一体形成され、サーマルヘッド19を支持するヘッド支持部20を有している。
【0012】
供給部18は、円筒形状のロール紙80の円周に合わせた円筒形状の空間であり、この空間内に入れられたロール紙80を回転可能な状態に保持する。また、ロール紙80の幅方向の両側面をガイドする図示しない一対のガイド部材を設け、一対のガイド部材によりロール紙80の幅方向両側面を規制する。一対のガイド部材は、ラックアンドピニオン機構等によりラベル連続体の幅方向に可動であり、種々のラベルサイズに対応可能となっている。
【0013】
センサ17は、受光素子と発光素子を備える反射式センサであり、ラベル連続体81の台紙82に印刷された図示しない位置検出マークを検出することによりラベル83の位置を検出する。
【0014】
サーマルヘッド19は、ヘッド支持部20に支持され、ヘッド支持部20の一端に設けられた軸51を支点としてプリンタ本体2内に回動可能に設けられ、サーマルヘッド19とプラテンローラ16間にラベル連続体81を挟持し、搬送しながらラベル83の表面に印字を施す。
【0015】
また、プリンタ本体2内のヘッド支持部20の後方に位置する軸51側には、プリンタ1の電源となるバッテリを収納するバッテリ収納室22が設けられている。バッテリ収納室22は、外壁23に四方を囲まれた空間であり、この空間内にバッテリが収納される。
【0016】
ヘッド支持部20は、開閉レバー5と一体形成され、バッテリ収納室22の外壁23に固定された付勢部材としてのばね24が後述するヘッド支持部20の支持体52の背面板58が当接し、プラテン軸21(またはサーマルヘッド19)側に向かってヘッド支持部20を付させ、常時カバー3をプリンタ本体2にロックさせる力が作用している。また、開閉レバー5がスライド部材15の開口部27から露出するように構成され、開閉レバー5による開閉操作が可能となっている。
【0017】
図5はヘッド支持部20の分解斜視図であり、図6はヘッド支持部20の組立斜視図を示し、これらの図に基づき、ヘッド支持部20の詳細な構成について説明する。
図5に示すようにヘッド支持部20は、開閉レバー5と一体形成された支持体52と、この支持体52に一対の加圧ばね53、53を介して着脱可能に設けられた加圧板54を有している。
支持体52は、長手方向両側面に位置する一対の側面板56、56と、開閉レバー5側に位置する正面板57と、正面板57に平行に配置された背面板58と、正面板57と背面板58を繋ぐ上面板59と、開閉レバー5と、を有し、これらが一体形成されて構成されている。
【0018】
一対の側面板56、56には、軸51を挿通する一対の軸孔60、60と、プラテン軸21に係合する一対の係合溝61、61と、後述する加圧板54のツメ71と係合する一対の切欠部62、62と、支持体52の内側方向に植立し、加圧板54の突出部72を載置して加圧板54を保持する一対の保持部63、63が設けられている。
【0019】
正面板57の長手方向の略中央付近に一体形成した開閉レバー5が設けられ、この開閉レバー5の先端にはカバー開閉時の指の引っかかりとなるように二列の溝65が設けられている。開閉レバー5は、その先端が下方に延出した延出部74を設け、図3に示すようにカバー3を開放する際にプリンタ本体内側に指が入り込まないようにプリンタ本体1との隙間を塞ぐ形状としている。また、開閉レバー5には、サーマルヘッド19側の位置に設けた剥離センサ66と、開閉レバー5の両側面に設けた一対の凸部67、67を有している。
【0020】
剥離センサ66は、プリンタが剥離発行状態に設定され、台紙82から剥離されたラベル83に対して光を出射する発光部68と、ラベル83に反射した発光素子からの光を受光する受光部69を有し、剥離されたラベル83を検出する。受光部69が光を検出している状態から光を検出しない状態に変わると、剥離センサ66下にラベル83がない、すなわちラベル83が取り去られたと検出し、この検出結果を持って次のラベル83を発行する。また、開閉レバー5の受光部69を設けた孔を発光部68の孔よりも小径とし、発光部68以外からの外光が入り込んで剥離センサ66が誤検出しないようにしている。
【0021】
一対の凸部67、67は、カバー3を開ける方向を示し、開閉レバー5とプリンタ本体2との隙間を塞ぐスライド片70と係合するもので、軸51を支点として開閉レバー5を回動させる動作と合わせて上下方向にプリンタ本体2に沿ってスライドする。
【0022】
上面板59には加圧ばね53、53の位置を固定する一対の位置決め溝64、64が設けられている。
【0023】
加圧板54は、支持体52の切欠部62、62と係合するツメ71、71と、支持体52の保持部63、63上に載置保持される一対の突出部72、72と、サーマルヘッド19をねじ55、55で係合するねじ孔73、73を有している。
ツメ71、71は、加圧板54の両端に位置し、加圧板54の長手方向に弾性を持つもので、加圧板54のツメ71、71が支持体52の側面板56、56の内側に当接することによりツメ71、71が内側に弾性変形する。さらに加圧板54を支持体52に押し込む事によってツメ71、71が支持体52の切欠部62に到達し、弾性力によりツメ71、71が外側に押し戻され、ツメ71、71と切欠部62が係合する。このように加圧板54は、支持体52に対して着脱可能に設けられ、サーマルヘッド19の取り外しに際しては、このツメ71、71を内側に押し込み、切欠部62とツメ71、71の係合を外すことにより行われる。その後、加圧板54からねじ55を緩めて、サーマルヘッド19が取り外される。
【0024】
突出部72、72は、支持体52の保持部63、63の上端に当接して載置保持され、加圧ばね53の弾性力によって加圧板54が支持体52から飛び出さないようにしている。
以上のように、サーマルヘッド19を加圧板54にねじ55で固定し、加圧板54と支持体52の間に加圧ばね53、53を挟んだ状態で加圧板54と支持体52とを着脱可能に係合させることで図6に示すようにヘッド支持部20として構成される。このヘッド支持部20を軸51を支点としてプリンタ本体2に支持し、係合溝61がプラテン軸21から離れる位置から係合溝61がプラテン軸21に係合する位置までの間を回動可能となり、

支持体52の背面板58にばね24が当接し、係合溝61がプラテン軸21に係合する方向にヘッド支持部20をばね24により付勢させることで常にプリンタ本体2に対してカバー3をロックする状態を保つことができる。また、図3に示すようにばね24に抗する方向に開閉レバー5によりヘッド支持部20を回動することで係合溝61とプラテン軸21の係合が解除され、二点差線に示す位置にカバー3を開放し、ロール紙80の交換やプリンタのメンテナンス等を行うことが可能となる。
【0025】
プリンタ1は、制御部30を備え、図7に示すプリンタ1の制御部30の制御ブロック図に基づき説明する。制御部30は、所定の制御プログラムを記憶するROM31と、ROM31に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU32と、CPU32が動作する上で必要となる各種データを記憶するRAM33と、駆動モータにパルス信号を供給し、プラテンローラ16によるラベル連続体81の搬送を制御する搬送制御回路34と、CPU32から供給される印字すべき文字、図形などの印字データに対応する制御信号を生成してサーマルヘッド19に供給し、印字動作を行わせる印字制御回路35と、CPU32の制御下、センサ17または剥離センサ66の発光部を制御し、印字媒体向かってに光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、デジタルのデータに変換してCPU32に供給するラベル検出回路36と、入力部9および表示部13を接続するインタフェース37と、現在の日時を計時するカレンダIC38と、プリンタ1の各種設定情報などを記憶するフラッシュROM39と、を有している。
これら各部は、データバス40を介してCPU32に接続され、CPU32の管理下、赤外線受信部10から受信した印字データに従ってサーマルヘッド19によりラベル83に印字を行う。
【0026】
以上、本発明の実施の形態において、サーマルヘッド19を支持するヘッド支持部20を開閉レバー5と一体形成とすることにより、部品点数を少なくする事ができ、コストダウンおよびプリンタの小型化を実現する事ができる。
また、実施の形態において、長尺帯状の台紙82に複数仮着されたラベル83をラベル連続体81として構成したが、これに限らず、ラベルの一面に粘着剤層と、他面に剥離剤層を有してロール状に巻回した台紙のない台紙なしラベルであっても良い。
また、センサ17を反射センサとしてプリンタ本体側に設けた点について説明したが、センサ17をカバー3側に設けても良く、また、センサを透過センサとしても良い。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上述した各種構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】実施の形態に係るプリンタの斜視図。
【図2】カバーロック状態のプリンタの一部切り欠いて示す概略平面図。
【図3】カバーロックを解除した状態のプリンタの一部切り欠いて示す概略平面図。
【図4】カバー近傍の構造を示す概略斜視図。
【図5】ヘッド支持部の分解斜視図。
【図6】ヘッド支持部の組立斜視図。
【図7】制御ブロック図。
【符号の説明】
【0028】
1 プリンタ
2 プリンタ本体
3 カバー
4 回動軸
5 開閉レバー
6 電源キー
7 搬送キー
8 プリントキー
9 入力部
10 赤外線受信部
11 LED
12 バッテリ表示部
13 表示部
14 係合孔
15 スライド片
16 プラテンローラ
17 センサ
18 供給部
19 サーマルヘッド
20 ヘッド支持部
21 プラテン軸
22 バッテリ収納室
23 外壁
24 ばね
25 剥離板
27 開口部
30 制御部
31 ROM
32 CPU
33 RAM
34 搬送制御回路
35 印字制御回路
36 ラベル検出回路
37 インタフェース
38 カレンダIC
39 フラッシュROM
40 データバス
51 軸
52 支持体
53 加圧ばね
54 加圧板
55 ねじ
56 側面板
57 正面板
58 背面板
59 上面板
60 軸孔
61 係合溝
62 切欠部
63 保持部
64 位置決め溝
65 溝
66 剥離センサ
67 凸部
68 発光部
69 受光部
70 スライド片
71 ツメ
72 突出部
73 ねじ孔
74 延出部
80 ロール紙
81 ラベル連続体
82 台紙
83 ラベル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリンタ本体と、プリンタ本体に対して開閉可能なカバーを有するプリンタであって、
印字媒体に印字を施すサーマルヘッドと、
該サーマルヘッドを保持するヘッド保持部と、
前記ヘッド保持部と一体形成され、前記カバーをプリンタ本体に対してロックおよびこのロックを解除する開閉レバーと、
を有することを特徴とするプリンタ。
【請求項2】
前記カバーにプラテン軸が支持され回転可能なプラテンローラと、前記プリンタ本体に前記ヘッド支持部を設け、このヘッド支持部に前記プラテン軸と係合する係合溝を設けたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
【請求項3】
前記ヘッド支持部は、前記係合溝がプラテン軸から離れる位置および係合溝がプラテン軸に係合する位置に回動可能に設けられ、
前記係合溝がプラテン軸に係合する方向にヘッド支持部を付勢させる付勢部材を設けたことを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
【請求項4】
前記ヘッド支持部は、開閉レバーと一体形成された支持体と、
前記支持体に着脱可能に設けられ、サーマルヘッドを備えた加圧板と、
前記支持体と加圧板の間に設けられ、加圧板をサーマルヘッドの方向に付勢させる加圧部材と、を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のプリンタ。
【請求項5】
前記支持体は、切欠部および保持部を有し、
前記加圧板は、前記切欠部に対して着脱可能に係合するツメと、前記保持部上に載置される突出部と、を有することを特徴とする請求項4記載のプリンタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−62597(P2008−62597A)
【公開日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−245310(P2006−245310)
【出願日】平成18年9月11日(2006.9.11)
【出願人】(000130581)株式会社サトー (1,153)
【Fターム(参考)】