説明

プロジェクターおよび投写方法

【課題】 多数の参加者がリアルタイムかつ快適に会議等を行うことができるように、会議等の参加者の音声を配信することが可能なプロジェクター等を提供すること。
【解決手段】 プロジェクター100が、第1の端末装置から画像情報と、音声情報を受信し、第2の端末装置から音声情報を受信する通信部110と、第1の端末装置として機能させる端末装置と、第2の端末装置として機能させる端末装置を決定する決定部130と、画像情報に基づき、全体画像を投写する投写部190と、音声情報に基づき、全体音声を出力する音声出力部160を含み、決定部130が、参加要求情報に基づき、参加要求を行った端末装置の台数が全体画像に割り当て可能な最大数を超えている場合、第1の端末装置として機能させる端末装置と、第2の端末装置として機能させる端末装置を決定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクターおよび投写方法に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特開2004−72741号公報に記載されているように、複数の参加者が参加可能なテレビ会議システムが提案されている。このようなテレビ会議システムの場合、参加者が増加するほど各参加者に割り当てられる画像の領域は小さくなってしまう。このため、1つの全体画像における各参加者に割り当てられる個別画像の数は最大4つ程度になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−72741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、最大4つの参加者ごとの個別画像を含む全体画像を表示する会議システムは、個別画像に割り当てられていない5人目の参加者を参加させるためには、既存の個別画像に代えて当該参加者用の個別画像を割り当てる必要があった。このため、多数の参加者が発言者として会議システムに参加することは困難であり、個別画像に割り当てられていない参加者は会議の様子を視聴するしかなかった。また、画像と音声をリアルタイムに送受信するためには多大な通信帯域が必要となるため、多数の参加者が遠隔地間でリアルタイムに会議を行うことは困難であった。
【0005】
本発明にかかるいくつかの態様は、上記課題を解決することにより、多数の参加者がリアルタイムかつ快適に会議等を行うことができるように、会議等の参加者の音声を配信することが可能なプロジェクターおよび投写方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様の1つであるプロジェクターは、複数の端末装置のうちの第1の端末装置から画像情報と、音声情報とを受信し、所定の場合に前記複数の端末装置のうちの第2の端末装置から音声情報を受信する通信部と、前記複数の端末装置のうち、前記第1の端末装置として機能させる端末装置と、前記第2の端末装置として機能させる端末装置とを決定する決定部と、前記画像情報に基づき、全体画像を投写する投写部と、前記音声情報に基づき、全体音声を出力する音声出力部と、を含み、前記通信部は、前記複数の端末装置から参加要求を示す参加要求情報を受信し、前記決定部は、前記参加要求情報に基づき、前記参加要求を行った端末装置の台数が、前記全体画像に割り当て可能な最大数を超えているかどうかを判定し、前記台数が前記最大数を超えている場合、前記第1の端末装置として機能させる端末装置と、前記第2の端末装置として機能させる端末装置とを決定することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の態様の1つである投写方法は、通信部を有するプロジェクターによる投写方法であって、前記プロジェクターは、複数の端末装置から参加要求を示す参加要求情報を受信し、前記参加要求情報に基づき、前記参加要求を行った端末装置の台数が、全体画像に割り当て可能な最大数を超えているかどうかを判定し、前記台数が前記最大数を超えている場合、第1の端末装置として機能させる端末装置と、第2の端末装置として機能させる端末装置とを決定し、前記第1の端末装置から画像情報と、音声情報とを受信し、前記第2の端末装置から音声情報を受信し、前記音声情報に基づき、配信用音声情報を生成し、前記配信用音声情報を、前記複数の端末装置へ向け送信し、前記画像情報に基づき、全体画像を投写し、前記音声情報に基づき、全体音声を出力することを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、プロジェクターは、参加要求を行った端末装置の台数が全体画像に割り当て可能な最大数を超えている場合であっても、各端末装置からの音声情報を反映した配信用音声情報を各端末装置に送信することにより、各端末装置における会議等の参加者の音声を配信することができるため、多数の参加者がリアルタイムかつ快適に会議等を行うことができる。
【0009】
また、上記プロジェクターは、所定の端末装置とは異なる端末装置から受信された前記音声情報を加算することにより、前記所定の端末装置用の前記配信用音声情報を生成する情報生成部を含み、前記通信部は、前記所定の端末装置用の前記配信用音声情報を、前記所定の端末装置へ向け送信してもよい。これによれば、プロジェクターは、所定の端末装置とは異なる端末装置から受信した音声情報を加算した配信用音声情報を、当該所定の端末装置に送信することにより、音声のループバックを防止し、当該所定の端末装置におけるハウリングやエコー等の発生を抑制することができる。
【0010】
また、前記情報生成部は、各端末装置からの前記音声情報を加算することにより、全体音声情報を生成し、前記音声出力部は、前記全体音声情報に基づく全体音声を出力してもよい。これによれば、プロジェクターは、プロジェクター自身が各参加者の音声を出力することができる。
【0011】
また、前記情報生成部は、前記全体画像を示す全体画像情報を生成し、前記通信部は、前記全体画像情報を前記複数の端末装置または前記第1の端末装置へ向け送信してもよい。これによれば、プロジェクターは、画像情報に基づく全体画像を示す全体画像情報を端末装置に送信することにより、当該端末装置は、プロジェクターが投写している全体画像と同様の画像を表示することができる。
【0012】
また、前記決定部は、前記参加要求情報の受信順序に応じて、前記第1の端末装置として機能させる端末装置と、前記第2の端末装置として機能させる端末装置とを決定してもよい。これによれば、プロジェクターは、参加要求情報の受信順序に応じて各端末装置の機能を決定することにより、端末装置同士で交渉することなく、各端末装置の機能を迅速に決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】第1の実施例における投写状況を示す図である。
【図2】第1の実施例における全体画像の一例を示す図である。
【図3】第1の実施例におけるプロジェクターの機能ブロック図である。
【図4】第1の実施例における投写手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明をプロジェクターに適用した実施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成のすべてが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
【0015】
(第1の実施例)
図1は、第1の実施例における投写状況を示す図である。また、図2は、第1の実施例における全体画像400の一例を示す図である。例えば、プロジェクター100が、4台のPC(端末装置)200からの画像情報に基づく画像をそれぞれ個別画像411〜414として割り当てた全体画像400を投写するものとする。また、プロジェクター100は、ネットワーク(例えば、LAN、インターネット等)300を介して6台のPC200−1〜200−6と接続されているものとする。このような場合、各PC200のユーザーが会議等に参加しようとしても、2台のPC200のユーザーが会議等に参加できない状態になってしまう。本実施例では、全体画像400に割り当て可能な最大数を超えて参加要求があった場合、プロジェクター100は、PC200から音声情報のみを受信し、配信用音声情報を生成し、各PC200に送信する機能を有する。
【0016】
次に、このような機能を有するプロジェクター100の機能ブロックについて説明する。図3は、第1の実施例におけるプロジェクター100の機能ブロック図である。プロジェクター100は、PC200と情報を送受信する通信部110と、情報を記憶する記憶部150と、記憶部150内の情報を更新する更新部120と、情報に基づく決定を行う決定部130と、情報を生成する情報生成部140と、音声を出力する音声出力部160と、全体画像400等を投写する投写部190を含んで構成されている。また、記憶部150は、画像情報151、音声情報152、全体画像情報153、全体音声情報154、配信用音声情報155等を記憶している。
【0017】
なお、プロジェクター100は、以下のハードウェアを用いてこれらの各部として機能してもよい。例えば、プロジェクター100は、通信部110は有線LANユニット、無線LANユニット等、更新部120、決定部130、情報生成部140はCPU等、記憶部150はRAM等、音声出力部160は音声処理回路、コンバーター、アンプ、スピーカー等、投写部190はランプ、液晶パネル、画像処理回路、液晶駆動回路、レンズ等を用いてもよい。
【0018】
次に、本実施例における全体画像400の投写手順について説明する。図4は、第1の実施例における投写手順を示すフローチャートである。決定部130は、通信部110によって会議等への参加要求を示す参加要求情報が受信されたかどうかを判定する(ステップS1)。
【0019】
参加要求情報が受信された場合、決定部130は、参加要求を行ったPC200の台数が全体画像400に割り当て可能な最大数(ここでは4)を超えるかどうかを判定する(ステップS2)。
【0020】
参加要求があったPC200を追加すると最大数を超えてしまう場合、決定部130は、参加要求を行ったPC200を音声参加PC(第2の端末装置)に決定する(ステップS3)。また、この場合、通信部110は、当該PC200が音声参加PCに決定されたことを示す決定情報を当該PC200へ向け送信してもよい。なお、音声参加PCは、画像情報を送信せず、音声情報をプロジェクター100に送信するPC200である。
【0021】
一方、参加要求があったPC200を追加しても最大数以内である場合、決定部130は、参加要求を行ったPC200を画像参加PC(第1の端末装置)に決定する(ステップS4)。また、この場合、通信部110は、当該PC200が画像参加PCに決定されたことを示す決定情報を当該PC200へ向け送信してもよい。なお、画像参加PCは、画像情報と音声情報をプロジェクター100に送信するPC200である。図1の例では、PC200−1からPC200−4までが画像参加PCであり、PC200−5およびPC200−6が音声参加PCである。
【0022】
通信部110は、画像参加PCから画像情報と音声情報を受信し、音声参加PCから音声情報を受信し、更新部120は、通信部110によって受信された画像情報を画像情報151として記憶部150に記憶し、通信部110によって受信された音声情報を音声情報152として記憶部150に記憶する(ステップS5)。なお、画像情報は、例えば、PC200でキャプチャーされた表示中の画像を示す情報、PC200に記憶された動画像や静止画像を示す画像データ等であってもよい。また、音声情報は、PC200に接続されたマイク等によって入力された音声を示す情報、PC200に記憶された音声データ等であってもよい。
【0023】
情報生成部140は、一定時間(例えば、1秒等)ごとに、画像情報151に基づき、全体画像400を示す全体画像情報153を生成し、記憶部150に記憶する。また、投写部190は、全体画像情報153に基づき、全体画像400を生成し、スクリーン等に投写する(ステップS6)。
【0024】
また、情報生成部140は、上記一定時間ごとのすべての音声情報152を加算することにより、全参加者の音声を示す全体音声情報154を生成し、記憶部150に記憶し、音声出力部160は、全体音声情報154に基づき、全体音声を出力する(ステップS7)。例えば、全体音声情報154は、PC200−1〜200−6の音声情報152が加算されたものである。
【0025】
また、情報生成部140は、上記一定時間ごとに、音声情報152に基づき、配信用音声を示す配信用音声情報155を生成し、記憶部150に記憶する(ステップS8)。なお、配信用音声情報155は、所定のPC200とは異なるPC200からの音声情報152を加算することによって生成される情報である。例えば、PC200−1用の配信用音声情報155は、PC200−2〜200−6の音声情報152が加算されたものである。また、例えば、PC200−2用の配信用音声情報155は、PC200−1、200−3〜200−6の音声情報152が加算されたものである。ここでは、PC200が6台であるため、最大6種類の配信用音声情報155が生成される。各PC200は、配信用音声情報155を受信し、再生中の音声と合成してPC200のスピーカーに直接出力する。これにより、PC200は、音声のループバックを防止することができる。
【0026】
通信部110は、情報生成部140の制御に応じて、全体画像情報153を画像参加PCとして機能するPC200へ向け送信する(ステップS9)。また、通信部110は、情報生成部140の制御に応じて、配信用音声情報155を各PC200へ向け送信する(ステップS10)。例えば、PC200−1用の配信用音声情報155は、PC200−1に配信される。
【0027】
プロジェクター100は、終了指示があるかどうかを判定し(ステップS11)、終了指示があるまで上述した一連の処理(ステップS1〜S11)を繰り返し実行する。
【0028】
以上のように、本実施例によれば、プロジェクター100は、参加要求を行ったPC200の台数が全体画像400に割り当て可能な最大数を超えている場合であっても、各PC200からの音声情報152を反映した配信用音声情報155を各PC200に送信することにより、各PC200における会議や授業等の参加者の音声を配信することができるため、多数の参加者がリアルタイムかつ快適に会議等を行うことができる。
【0029】
また、本実施例によれば、プロジェクター100は、所定のPC200とは異なるPC200からの音声情報152を加算した配信用音声情報155を当該所定のPC200に送信することにより、音声のループバックを防止し、当該所定のPC200におけるハウリングやエコー等の発生を抑制することができる。
【0030】
また、本実施例によれば、プロジェクター100は、全体画像400を投写するだけでなく、全体音声情報154に基づく音声を出力することにより、各PC200の参加者による音声を会議等に反映させることができる。
【0031】
また、本実施例によれば、プロジェクター100は、全体画像400を示す全体画像情報154を画像参加PCとして機能するPC200に送信することにより、当該PC200は、プロジェクター100が投写している全体画像400と同様の画像を表示することができ、当該PC200がプロジェクター100に対して遠隔地に配置されている場合であっても、ユーザーは快適に会議等を行うことができる。
【0032】
また、本実施例によれば、プロジェクター100は、参加要求情報の受信順序に応じて各PC200の機能を決定することにより、PC200同士で交渉することなく、各PC200の機能、すなわち、画像参加PCとして機能するか、音声参加PCとして機能するかを迅速に決定することができる。
【0033】
(その他の実施例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、通信部110は、全体画像情報154をすべてのPC200へ向け送信してもよい。また、通信部110は、全体画像情報154をPC200に送信せず、配信用音声情報155のみを各PC200へ向け送信してもよい。これによれば、プロジェクター100における処理負荷とネットワーク300における負荷を軽減することができる。
【0034】
また、画像参加PCと音声参加PCの決定手法は、上述した手法に限定されず、例えば、参加要求情報の受信が新しい順に画像参加PCとして決定する手法、各PC200での交渉結果による各PC200からの役割を示す応答情報に応じて決定する手法等であってもよい。また、参加要求情報は、ユーザーの選択に応じて生成される情報であって、かつ、画像参加PCとして参加するか、音声参加PCとして参加するかを示す情報を含んでもよい。この場合、記憶部130は、選択内容に応じて上述したステップS3、S4の処理を実行してもよい。
【0035】
また、端末装置としては、PC200だけでなく、例えば、携帯電話、携帯情報端末、ゲーム装置等の画像情報と音声情報を送信可能な種々の装置が該当する。また、端末装置の台数は6台に限定されず、5台以下であってもよいし、7台以上であってもよい。
【0036】
また、プロジェクター100の有するコンピューターは、情報記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って決定部130等として機能してもよい。このような情報記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ROM、RAM、HDD等を適用できる。
【0037】
また、プロジェクター100は、液晶プロジェクター(透過型、LCOS等の反射型)に限定されず、例えば、デジタルマイクロミラーデバイスを用いたプロジェクター等であってもよい。また、投写部198は、ランプの代わりにLED等の固体光源を含んでもよい。また、プロジェクター100の機能を複数の装置(例えば、PCとプロジェクター等)に分散してもよい。
【符号の説明】
【0038】
100 プロジェクター、110 通信部、120 更新部、130 決定部、140 情報生成部、150 記憶部、151 画像情報、152 音声情報、153 全体画像情報、154 全体音声情報、155 配信用音声情報、160 音声出力部、190 投写部、200 PC(端末装置)、300 ネットワーク、400 全体画像、411〜414 個別画像

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の端末装置のうちの第1の端末装置から画像情報と、音声情報とを受信し、所定の場合に前記複数の端末装置のうちの第2の端末装置から音声情報を受信する通信部と、
前記複数の端末装置のうち、前記第1の端末装置として機能させる端末装置と、前記第2の端末装置として機能させる端末装置とを決定する決定部と、
前記画像情報に基づき、全体画像を投写する投写部と、
前記音声情報に基づき、全体音声を出力する音声出力部と、
を含み、
前記通信部は、前記複数の端末装置から参加要求を示す参加要求情報を受信し、
前記決定部は、
前記参加要求情報に基づき、前記参加要求を行った端末装置の台数が、前記全体画像に割り当て可能な最大数を超えているかどうかを判定し、
前記台数が前記最大数を超えている場合、前記第1の端末装置として機能させる端末装置と、前記第2の端末装置として機能させる端末装置とを決定する、
プロジェクター。
【請求項2】
請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
所定の端末装置とは異なる端末装置から受信された前記音声情報を加算することにより、前記所定の端末装置用の前記配信用音声情報を生成する情報生成部を含み、
前記通信部は、前記所定の端末装置用の前記配信用音声情報を、前記所定の端末装置へ向け送信する、
プロジェクター。
【請求項3】
請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
前記情報生成部は、各端末装置からの前記音声情報を加算することにより、全体音声情報を生成し、
前記音声出力部は、前記全体音声情報に基づく全体音声を出力する、
プロジェクター。
【請求項4】
請求項2、3のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
前記情報生成部は、前記全体画像を示す全体画像情報を生成し、
前記通信部は、前記全体画像情報を前記複数の端末装置または前記第1の端末装置へ向け送信する、
プロジェクター。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
前記決定部は、前記参加要求情報の受信順序に応じて、前記第1の端末装置として機能させる端末装置と、前記第2の端末装置として機能させる端末装置とを決定する、
プロジェクター。
【請求項6】
通信部を有するプロジェクターによる投写方法であって、
前記プロジェクターは、
複数の端末装置から参加要求を示す参加要求情報を受信し、
前記参加要求情報に基づき、前記参加要求を行った端末装置の台数が、全体画像に割り当て可能な最大数を超えているかどうかを判定し、
前記台数が前記最大数を超えている場合、第1の端末装置として機能させる端末装置と、第2の端末装置として機能させる端末装置とを決定し、
前記第1の端末装置から画像情報と、音声情報とを受信し、
前記第2の端末装置から音声情報を受信し、
前記音声情報に基づき、配信用音声情報を生成し、
前記配信用音声情報を、前記複数の端末装置へ向け送信し、
前記画像情報に基づき、全体画像を投写し、
前記音声情報に基づき、全体音声を出力する、
投写方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−217227(P2011−217227A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−84912(P2010−84912)
【出願日】平成22年4月1日(2010.4.1)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】