説明

ヘッドホンセットを介してコンテンツを共有する装置及び方法

【課題】ヘッドホンセットを介してコンテンツを共有する装置及び方法を提供することを目的とする。
【解決手段】複数のヘッドホンセット間で再生データを共有するデータ再生装置は、前記再生データを第1のヘッドホンセットに送信する送信ユニットと、第2のヘッドホンセットが前記再生データを受信する権利を有するか否かを確認するために、前記データ再生装置又は前記第1のヘッドホンセットの近くに存在する第2のヘッドホンセットを検出する検出ユニットと、確認の成功の後に、前記再生データを前記第2のヘッドホンセットに送信する手段とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システムのユーザ間で、特にデジタルデータプレイヤ間でコンテンツ共有を可能にし、ヘッドホンセットを使用してコンテンツを共有するデータ処理方法を可能にする。
【背景技術】
【0002】
MP3プレイヤのようなデジタルデータプレイヤは、通信ネットワークから所望の音楽をダウンロードして再生することができる。デジタル音楽の大規模なコレクションは簡単に利用可能であるため、ユーザは、しばしば或るユーザから他のユーザにコンテンツを転送する。これにより、他のユーザが音楽にアクセスすることが可能になる。しかし、例えば電車又は公園で会う可能性のある通行人と音楽を共有することは、1人のヘッドホンの交換、又は他人のプレイヤにヘッドホンを差し込むことを必要とする。従って、ユーザがコンテンツを直接共有することを可能にする改善した方法及び装置のニーズが存在する。
【図面の簡単な説明】
【0003】
【図1】本発明の実施例が適用され得る2つのポータブル装置
【図2】本発明によるポータブル音楽プレイヤの例示的なブロック図
【図3】本発明による無線ヘッドホンセットの例示的なブロック図
【図4】ユーザ間でコンテンツを共有する一実施例
【図5】ユーザ間でコンテンツを共有する他の実施例
【図6】ユーザ間でコンテンツを共有する更に他の実施例
【発明を実施するための形態】
【0004】
図1を参照すると、本発明の実施例が適用され得る図が示されている。本発明の教示に従って2人の人が単一のプレイヤから音楽を共有するときに、ヘッドホンセット又はイヤホンの1つを他人のプレイヤの近くに保持することにより、プレイヤと2つのヘッドホンセット(又はイヤホン)2、4との間の接続が行われる。装置が相互に近くなったときに使い捨ての暗号鍵が交換され、これにより、ユーザによる介入なしに音楽の共有が可能になる。本発明はまた、音楽を共有する無線ネットワーク鍵を交換するために、RFIDタグの形式の近距離通信(NFC:near-field communication)を使用してもよい。このため、ヘッドホンセット2、4は、小型RFIDタグを備え、ポータブルプレイヤ10は、RFID検出器を備える。代替として、或るユーザは、所定の期間にヘッドホンを他人のプレイヤの近くに保持することにより、他のユーザに音楽を提供してもよい。
【0005】
次に、図面を参照して本発明に関して詳細に説明が行われる。
【0006】
図2を参照すると、本発明の実施例によるデジタルデータプレイヤ10は、再生される格納済のデジタル音楽ファイルを選択し、ユーザから送信されるコマンドを入力する制御パッド20と、暗号及び復号鍵を生成する暗号ユニット22と、ディスプレイ24と、制御信号を送信及び受信するRFIDリーダ26と、信号処理/変換を含み、データプレイヤ10の要素の全機能の機能を制御するプロセッサ30と、複数のMP3ファイルビットストリームを格納するデータ記憶装置32とを有し、磁気若しくは光ディスク、フラッシュメモリ又はランダムアクセスメモリ(RAM)のような様々な可能な装置と、エンコードアルゴリズムに従って入力信号をエンコードし、デコードアルゴリズムに従ってデータ記憶装置32からの出力をデコードするコーデック34と、コーデック34から出力されたデジタルMP3ファイル信号をアナログ信号に変換し、変換されたアナログ信号をオーディオ出力装置38(スピーカ又は一対の無線ヘッドホンセット若しくはイヤホン等)に出力するD/A変換器36とを有してもよい。
【0007】
暗号ユニット22は、暗号及び復号鍵に基づく暗号アルゴリズムを有し、2つの装置間を認証する。2つのエンティティ間で暗号接続を確立する鍵管理は周知であるため、ここでは詳細な説明は省略する。簡単には、受信者に提示されるデジタル証明書の対象者又は送信者の識別情報及び/又は機能を確認するために、典型的にデジタル証明書が使用される。証明機関と呼ばれる第三者は、証明を希望する送信者を調査し、送信者にデジタル証明書を発行し、メッセージの送信者が実際に本人であることを保証する。証明機関はデジタル証明書にデジタル署名し、デジタル証明書の送信者は、証明機関を信頼する信頼者に署名付きデジタル証明書を提示する。信頼者は、デジタル証明書のコンテンツの暗号ハッシュを計算し、デジタル署名を確認するために、簡単に利用可能である証明機関の公開鍵と共に暗号ハッシュを使用する。デジタル証明書は、デジタル証明書の送信者によりデジタル証明書の受信者に送信され、受信者は、証明機関により使用される秘密鍵に対応する証明機関の公開鍵を取得し、デジタル証明書の暗号ハッシュを計算する。受信者は、公開鍵及びデジタル証明書の計算されたハッシュでデジタル証明書の署名を認証する。
【0008】
RFIDリーダ26は、RF送信機と、RF受信機と、アンテナと、メモリ装置の様々な構成要素を制御するロジックとを有してもよい。一般的にはアンテナは柔軟な基盤に形成されるが、アナログRF回路及びデジタル論理及びメモリ回路は、基盤に収容されてアンテナに結合される集積回路(“IC”)の形式になる。RFIDタグはまた、コンデンサ、トランジスタ及びダイオードのような複数の別個の構成要素を有してもよい。無線周波数識別(“RFID:radio frequency identification”)タグは、情報を格納するために無線通信メモリ装置を使用する一般的に知られた技術である。例えば、アイテムは、シリアル番号のような情報を提供するRFIDタグを収容してもよく、アイテムに関する情報の効率的な取り出しを可能にする。RFIDタグは周知であり広く利用可能であるため、混同及び冗長を回避するために、これらの性質及び構造は省略し、これらの物質はこの開示で更に説明又は記載されない。
【0009】
本発明の例示的な実施例によれば、オーディオ出力装置38は、光及び/又はRF伝送に基づいて無線ヘッドホンセット2、4と相互作用する。オーディオ出力装置38は、光送信装置(例えば、LED、レーザ等)とアンテナとを有する無線送信機を有してもよい。無線光伝送の場合には、オーディオ出力装置38は、その光出力をパルスにすることにより、光(デジタル)信号を無線イヤホン2、4に無線送信する(例えば“オフ”は0に等しく、“オン”は1に等しい)。
【0010】
図3を参照すると、無線ヘッドホンセット又はイヤホン2、4は、アンテナ50と、光検出ユニット54とを有してもよい。光検出ユニット54は、光トランジスタ、太陽電池、SEED(self-optic effect device)等のような感光性装置252を有してもよい。光検出ユニット54の感光性装置54は、データプレイヤ10のオーディオ出力装置38により無線送信された光信号を検出する。光検出ユニット54の送信及び受信機能は、アンテナ50で代替されてもよい。アンテナ50は、RF信号を無線送信するために使用される。変調器/復調器52は、当業者に既知の機能を実行するように、アンテナ50に含まれてもよく、アンテナ50に関連付けられてもよい。光検出ユニット54は、それぞれ光信号の無線送信及び受信に使用される。アンテナ52は、それぞれRF信号の無線送信及び受信に使用される。無線イヤホン2、4は、デジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル・アナログ変換器(DAC)56を更に有してもよい。アナログ信号は、直接に又はアナログ信号をフィルタリングするフィルタ58を使用した他の信号処理/変換による処理の後に、左チャネルのイヤホン及び右チャネルのイヤホンに提供される。右チャネルと左チャネルとで異なる周波数が使用されてもよいことがわかる。ここで提供される本発明の教示を鑑みて、当業者は、本発明の要旨及び範囲を維持しつつ、データプレイヤ10と無線イヤホン2、4との間の無線伝送を容易にする前記及び他の手法を検討する点に留意すべきである。
【0011】
動作中に、或るユーザがヘッドホンセット又はイヤホンをデータプレイヤの近くに保持すると、デジタルデータプレイヤのユーザ間での音楽の共有が開始される。外部プレイヤとヘッドセットとの直接の通信は、各装置に提供されるRFIDを使用して実現可能である。ヘッドホンセットは、RFIDを備えることができ、プレイヤのRFIDリーダは、ID情報を読み取り、許可がヘッドホンセットに予め割り当てられている場合に信号の送信を許容することができる。代替として、プレイヤは、許可制御ボタン又はコマンドの起動により、外部ヘッドホンセットへの信号の送信を許可してもよい。このことは、ヘッドホンセットが限られた帯域の無線接続(例えばBluetooth)を使用する場合に行われてもよい点に留意すべきである。プレイヤが大きい帯域のネットワーク(例えばWLAN802.11)をも有する場合、プレイヤはルータとして機能する。
【0012】
代替実施例では、以下に説明するように、共通の暗号鍵が交換されてもよく、この共通の暗号鍵により、イヤホンはプレイヤからの音楽にアクセスする。
【0013】
図4を参照すると、ユーザがヘッドホンセット又はイヤホン2bをプレイヤ10bの近くに保持するときに、初期設定で、プレイヤ10bは、ヘッドセット2bから受信した公開鍵で信号のストリームをエンコードする。次に、イヤホン2bは、自分の秘密鍵を使用して、プレイヤ10bからのストリーム送信のみをデコードすることができる。
【0014】
図5を参照すると、ユーザがヘッドホンセット又はイヤホン2bをプレイヤ10bの近くに保持するときに、イヤホン2bは、自分の秘密鍵を使用して暗号化されたそのIDを送信する。次に、イヤホン2bの公開鍵を使用して、プレイヤ10bは、検証用にイヤホンのIDを決定し、許可される場合に、ユーザが動作することを必要とせずに通信接続を許可又は拒否する。
【0015】
図6は、他の実施例によるデジタルデータプレイヤのユーザ間での音楽の共有を示している。ユーザは、ヘッドホンセット2b(又はイヤホン)を他のユーザのヘッドホン4aの近くに保持することにより起動する。次にヘッドホン4aは、ヘッドホン2bからプレイヤ10bに信号を送信する。このため、イヤホンは、例えば他のヘッドホンから受信した信号を自分のプレイヤに中継するトランシーバ回路を備える。ヘッドホンセット4aを介してヘッドホンセット2bの信号を受信すると、プレイヤ10bは、図4及び5を参照して前述した確認処理の後に、音楽を双方のヘッドホン2及び4に送信する。冗長を避けるため、ここでは詳細な説明は省略する。
【0016】
本発明の好ましい実施例について図示及び説明したが、本発明の真の範囲を逸脱することなく、様々な変更及び変更が行われ、均等物がその要素に代用され得ることが当業者にわかる。更に、中心の範囲を逸脱することなく、本発明の特定の状況及び教示に適合するように多数の変更が行われ得る。例えば、本発明の教示が一式のイヤホン及びヘッドセットを備えた装着可能衣服に適用され得るように、ヘッドセットの1つは、装着可能衣服に統合されてもよい。従って、本発明は、本発明を実施するために考えられるベストモードとして開示された特定の実施例に限定されず、本発明は、特許請求の範囲内にある全ての実施例を含むことを意図する。
【0017】
以上の実施例に関し、更に、以下の項目を開示する。
(1)予め記録されたオーディオデータを格納するメモリと;
データ再生装置と通信する少なくとも1つのヘッドホンセットに次に出力するオーディオデータをデコードするデコーダと;
少なくとも1つの外部ヘッドホンセットを検出し、前記外部ヘッドホンセットが要求された暗号サービスクラスにアクセスする権利を有するか否かを決定するIDリーダと;
を有するデータ再生装置。
(2)暗号機能を提供する暗号ユニットを更に有する(1)に記載の装置。
(3)前記暗号ユニットは、前記外部ヘッドホンセットと通信を確立するために、前記外部ヘッドホンセットから受信したデジタルデータに適用する少なくとも1つの予めプログラムされた暗号/復号鍵を有する(2)に記載の装置。
(4)前記IDリーダは、前記少なくとも1つのヘッドホンセットに提供されるRFIDタグの機械読取可能シンボルを確認するRFIDリーダである(1)に記載の装置。
(5)オペレータからの鍵入力に基づいて前記オーディオデータの再生を制御する制御入力を更に有する(1)に記載の装置。
(6)前記デコーダはMP3ファイルをデコードする(1)に記載の装置。
(7)前記少なくとも1つのヘッドホンセットは無線ヘッドホンである(1)に記載の装置。
(8)前記少なくとも1つのヘッドホンセットは装着可能衣服に統合される(1)に記載の装置。
(9)複数のヘッドホンセット間で再生データを共有するデータ再生装置であって:
前記再生データを第1のヘッドホンセットに送信する送信ユニットと;
第2のヘッドホンセットが前記再生データを受信する権利を有するか否かを確認するために、前記データ再生装置又は前記第1のヘッドホンセットの近くに存在する第2のヘッドホンセットを検出する検出ユニットと;
確認の成功の後に、前記再生データを前記第2のヘッドホンセットに送信する手段と;
を有する装置。
(10)前記再生データを受信する権利の確認を実行するために、暗号機能を提供する暗号ユニットを更に有する(9)に記載の装置。
(11)前記暗号ユニットは、前記第2のヘッドホンセットと通信を確立するために、前記第2のヘッドホンセットから受信したデジタルデータに適用する少なくとも1つの予めプログラムされた暗号/復号鍵を有する(10)に記載の装置。
(12)前記第2のヘッドホンセットに提供されるRFIDタグの機械読取可能シンボルを確認するRFIDリーダを更に有する(9)に記載の装置。
(13)前記少なくとも1つのヘッドホンセットは装着可能衣服に統合される(9)に記載の装置。
(14)前記第1及び第2のヘッドホンセットは無線ヘッドホンである(9)に記載の装置。
(15)複数のヘッドホンセット間でデータを共有する方法であって:
データ再生ユニットと第1のヘッドホンセットとの間で通信接続を確立するステップと;
第2のヘッドホンセットを検出し、前記第2のヘッドホンセットが前記データ再生ユニットからのデータ送信を受信する権利を有するか否かを決定するステップと;
決定の成功の場合に、前記第2のヘッドホンセットへのデータ伝送を送信するステップと;
を有する方法。
(16)前記検出は、前記第2のヘッドホンセットから受信したデジタルデータに暗号/復号鍵を適用することにより確認される(15)に記載の方法。
(17)前記検出は、前記第2のヘッドホンセットに提供されるRFIDタグの機械読取可能シンボルの確認のときに確認される(15)に記載の方法。
(18)前記第1及び第2のヘッドホンセットは無線ヘッドホンである(15)に記載の方法。
(19)前記少なくとも1つのヘッドホンセットは装着可能衣服に統合される(15)に記載の方法。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のヘッドホンセット間で再生データを共有するデータ再生装置であって:
前記再生データを第1のヘッドホンセットに送信する送信ユニットと;
第2のヘッドホンセットが前記再生データを受信する権利を有するか否かを確認するために、前記データ再生装置又は前記第1のヘッドホンセットの近くに存在する第2のヘッドホンセットを検出する検出ユニットと;
確認の成功の後に、前記再生データを前記第2のヘッドホンセットに送信する手段と;
を有する装置。
【請求項2】
前記再生データを受信する権利の確認を実行するために、暗号機能を提供する暗号ユニットを更に有する請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記暗号ユニットは、前記第2のヘッドホンセットと通信を確立するために、前記第2のヘッドホンセットから受信したデジタルデータに適用する少なくとも1つの予めプログラムされた暗号/復号鍵を有する請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記第2のヘッドホンセットに提供されるRFIDタグの機械読取可能シンボルを確認するRFIDリーダを更に有する請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記少なくとも1つのヘッドホンセットは装着可能衣服に統合される請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記第1及び第2のヘッドホンセットは無線ヘッドホンである請求項1に記載の装置。
【請求項7】
複数のヘッドホンセット間でデータを共有する方法であって:
データ再生ユニットと第1のヘッドホンセットとの間で通信接続を確立するステップと;
第2のヘッドホンセットを検出し、前記第2のヘッドホンセットが前記データ再生ユニットからのデータ送信を受信する権利を有するか否かを決定するステップと;
決定の成功の場合に、前記第2のヘッドホンセットへのデータ伝送を送信するステップと;
を有する方法。
【請求項8】
前記検出は、前記第2のヘッドホンセットから受信したデジタルデータに暗号/復号鍵を適用することにより確認される請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記検出は、前記第2のヘッドホンセットに提供されるRFIDタグの機械読取可能シンボルの確認のときに確認される請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記第1及び第2のヘッドホンセットは無線ヘッドホンである請求項7に記載の方法。
【請求項11】
前記少なくとも1つのヘッドホンセットは装着可能衣服に統合される請求項7に記載の方法。
【請求項12】
複数の無線ヘッドホンセットの間で再生データを共有するデータ再生装置であって:
前記再生データを第1の無線ヘッドホンセットに送信する送信ユニットと;
第2のヘッドホンセットに提供されるRFIDタグの機械読取可能シンボルを確認するRFIDリーダを有する検出ユニットであり、前記第2の無線ヘッドホンセットが前記再生データを受信する権利を有するか否かを確認するために、前記データ再生装置又は前記第1のヘッドホンセットの近くに存在する前記第2の無線ヘッドホンセットを検出する検出ユニットと;
確認の成功の後に、前記再生データを前記第2のヘッドホンセットに送信する手段と;
を有する装置。
【請求項13】
前記再生データを受信する権利の確認を実行するために、暗号機能を提供する暗号ユニットを更に有する請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記暗号ユニットは、前記第2のヘッドホンセットと通信を確立するために、前記第2のヘッドホンセットから受信したデジタルデータに適用する少なくとも1つの予めプログラムされた暗号/復号鍵を有する請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記少なくとも1つのヘッドホンセットは装着可能衣服に統合される請求項13に記載の装置。
【請求項16】
複数の無線ヘッドホンセット間でデータを共有する方法であって:
データ再生ユニットと第1の無線ヘッドホンセットとの間で通信接続を確立するステップと;
第2のヘッドホンセットに提供されるRFIDタグの機械読取可能シンボルを確認するRFIDリーダを使用して、第2の無線ヘッドホンセットを検出し、前記第2のヘッドホンセットが前記データ再生ユニットからのデータ送信を受信する権利を有するか否かを決定するステップと;
決定の成功の場合に、前記第2のヘッドホンセットへのデータ伝送を送信するステップと;
を有する方法。
【請求項17】
前記検出は、前記第2のヘッドホンセットから受信したデジタルデータに暗号/復号鍵を適用することにより確認される請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記少なくとも1つのヘッドホンセットは装着可能衣服に統合される請求項16に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−39624(P2012−39624A)
【公開日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−181274(P2011−181274)
【出願日】平成23年8月23日(2011.8.23)
【分割の表示】特願2007−540812(P2007−540812)の分割
【原出願日】平成17年11月11日(2005.11.11)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】