説明

ペレット成型機

本発明は、少なくとも1つのダイ・プレートを有するダイ・テーブルと、該ダイ・プレートに結合されるダイと、プレス加工材料を該ダイ・プレートの中に供給するための供給装置と、を備えたペレット成型機に関する。該供給装置はフィードシューを有し、該フィードシューは、前記ダイ・テーブルの表面に大体平行に配置されると共に、ダイ・プレートの辺りに配置され、或いは配置されることのできる供給口を少なくとも1つ有する。該ペレット成型機は、さらに、前記フィードシューと前記ダイ・テーブルとの間に配置されるシーリング装置を有する。本発明によれば、シーリング装置は、供給口(54)の輪郭を形成する要素(38)を少なくとも1つ有し、ダイ・テーブル(12)の方向に作用する力が該要素(38)に加えられる。本発明はまた、少なくとも1つのペレット成型機のためのフィードシュー、及びペレット成型機のフィードシューのためのシーリング装置に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも1つのダイ・プレートを有するダイ・テーブルと、該ダイ・プレートの中にプレス加工材料を供給するための供給装置と、を備えたペレット成型機に関し、該ペレット成型機のためのフィードシュー及び該フィードシューのためのシーリング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
上述のタイプのペレット成型機は知られている。例えば、回転ペレット成型機では、ダイ・テーブルを支持するローターが駆動装置により回転される。該ダイ・プレートには、少なくとも1つの いわゆるフィードシューを介してプレス加工材料が供給され、側路によってガイドされるボトム・ダイとトップ・ダイがローターの角度位置に応じてダイ・プレートの方に移動される。該トップ・ダイとボトム・ダイは、少なくとも1つのプレスステーション、通常は前プレスステーション及びメインプレスステーションを通過する。該トップ・ダイとボトム・ダイは、ステーションに配置された加圧ローラーを通過して、基本的に接線方向に導かれ、ダイ・プレートに取り込まれたプレス加工材料に力が加えられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのような回転ペレット成型機は、とりわけ、薬剤や化学や工業のプレス品の製造に用いられる。これらの分野だけでなく、他の用途においても、汚染が無く製造ロスがゼロであることが特に重要である。加えて、この回転ペレット成型機は容易にクリーニングできるべきである。
【0004】
特に、プレス加工材料がフィードシューを通ってダイ・プレートの中に取り込まれる際に、該材料が出て行ったり、該材料の中に混入物質が入ったりすることを防止するため、しっかりとシールされた装置が必要とされる。フィードシューとダイ・テーブルとの間にシーリングストリップを配置することは知られており、該シーリングストリップは、通常はフィードシューの底部側に配置され、少なくとも1つの供給口からは離間される。これらのシーリングストリップはダイ・テーブルの表面を擦る。隙間、空洞、デッドスペース、ポケット等が前記供給口とシーリングストリップとの間に存在する。それらは、通常の運転の間、プレス加工材料で満たされ、付加的なシーリングの問題を引き起こす。
【0005】
したがって、本発明の目的は、ペレット成型機と、フィードシューと、前述のタイプのシーリング装置を提供することであり、該シーリング装置は、簡単な構造であり、プレス加工材料の供給装置とダイ・テーブルとの間の効果的なシールを行うことができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的は請求項1に列挙された特徴を持つ本発明により達成される。供給口の輪郭を形成する要素を有するシーリング装置をフィードシューとダイ・テーブルとの間に配置し、ダイ・テーブルの方向に作用する力を該要素に与えることにより、該フィードシューと該ダイ・テーブルとの間隙が効果的にシールされる。該要素は、好ましくはバネ力により付勢され、小さな付勢力によってダイ・テーブル上に支持され、それによってプレス加工材料の排出と混入物質の進入を防止する。さらに、前記シーリング装置により前記供給口を直接規定させることにより、プレス加工材料が溜まるということもあり得た、いかなる空洞もデッドスペースもポケットなども排除する。
【0007】
本発明の好ましい実施例では、供給口の輪郭を形成する要素が、フィードシューの基体にバネ要素を用いて取り付けられる。該バネ要素は、好ましくはプロファイル・リング(profil−ring)のように形成される。その結果、該要素は規定位置に容易に配置され、該要素は、供給口を正確に形作るのに加え、規定位置を取ることができる。それによって、該要素は、所望のシーリング特性を最適に維持する。前記バネ要素は、また、供給口の輪郭を形成する要素の締結要素としても機能するので、例えばネジ等の締結要素を もはや付加して配置する必要は無い。
【0008】
本発明の好ましい実施例では、バネ要素及び締結要素として機能するプロファイル・リングを受けるため、供給口の輪郭を形成する要素や、フィードシューは、プロファイル・リングの形状を補完する座部を形成する。これらの座部は、好ましくは、開口された周縁エッジを有する環状の溝として形成される。その結果、供給口の輪郭を形成する要素は、工具無しで簡単に取り付けられ、自己調整される。さらに、該要素の復元特性は、座部やプロファイル・リングの位置や形状により調整することができる。その結果、規定されたバネ力、及びそれに基づくダイ・テーブル上における要素の圧力を実現することができる。また、その結果、要素は、例えば、ダイ・テーブルやシーリング要素の表面特性を補正するために自動調整することができる。
【0009】
本発明の他の好ましい実施例では、プロファイル・リングを受けるフィードシューや要素の外形は、取り付けがフィードシューの一側からのみ(好ましくはダイ・テーブルに面する側からのみ)可能となるように構成されている。このことは、間違った取り付けを排除する。他方では、ペレット成型機が目的通りに稼動される時に、要素が押し出されたりすることを防止する。
【0010】
本発明の好ましい実施例では、供給口の輪郭を形成する要素とバネ要素の両方は、また、ペレット成型機で実行される製造工程に適合する材料(具体的には、温度安定材料)、及び、プレスされる粉末等に不活性な材料から作られる、
【0011】
本発明によれば、その目的は、さらに、請求項12に列挙された特徴を持つフィードシューと、請求項13に列挙された特徴を持つシーリング装置とにより達成される。フィードシューの少なくとも1つの供給口の輪郭を形成する少なくとも1つの要素は、フィードシューの基体に着脱可能に連結され、又は連結されることができ、及び/又は、基体から離れる方向の力が少なくとも1つの要素に作用するように連結される。該少なくとも1つの要素を種々の方法で取り替えることにより、所望のシーリング効果を無効しないで、少なくとも1つの供給口が有利に変更されることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の付加的な好ましい実施例が、従属クレームの特徴として列挙される。本発明の典型的な実施例は、添付図面に沿って以下に説明される。
【0013】
前述のタイプの回転ペレット成型機は一般に知られているので、本説明との関連において、それらの基本構造や基本機能は詳細に述べる必要は無い。
【0014】
図1は、回転ペレット成型機10のダイ・テーブル12を示す部分概略図である。該ダイ・テーブル12は、その縁に沿って 間隙を介して配置された複数のダイ・プレート14を有する。ボトム・ダイ16とトップ・ダイ18が、図示された側路20,22にガイドされ、各ダイ・プレートに結合される。該ダイ・テーブル12とボトム・ダイ16は、トップ・ダイ18も同様に、ここでは、ダイ・テーブル12の回転軸の周りに同調して回転する。該ダイ・テーブル12は、図示の電動の駆動装置24により回転される。
【0015】
プレス加工材料30は、概略的にのみ示されるが、いわゆるフィードシュー28を有する供給装置26を経由してダイ・プレート14の中に詰められる。該回転ペレット成型機10の通常の運転では、プレス加工材料30は該ダイ・プレート14の全体の高さに詰められる。該詰められる高さは、例えば、不図示の細長いステーション上におけるボトム・ダイ16の高さ位置により規定される。
【0016】
フィードシュー28は、プレス加工材料30を該フィードシュー28に供給する貯蔵容器32に接続されている。該フィードシュー28は、材料30がダイ・プレート14に供給される際に通り抜ける供給口(図1において不図示)を有している。一般的に、プレス加工材料30の供給を確実にするため、フィードシュー28の内部には、回転する計量のための計量輪(dosierrader)や邪魔板(schikanen)やダム(staustufen)等が配置されている。
【0017】
前記フィードシュー28は前記ダイ・プレート12の表面に平行に配置される。該フィードシュー28とダイ・プレート12との間には間隙が生じるので、該ダイ・プレート12が回転している間、フィードシュー28はダイ・プレート12には直接は接触しない。図1では概略的にのみ示されていて、続く図面にはより詳細に開示されている要素38が、供給口の辺りに配置されている。該要素38は、供給口の輪郭を形成し、ダイ・テーブル12の方向に作用するバネ力によって、ダイ・テーブル12の表面に接触するように付勢される。該要素38に加えられるバネ力、及び該要素をダイ・テーブル12の方へ押すのは、ほんのわずかな接触を得る程度である。要素38とダイ・テーブル12との間の接触は、供給口の辺りの間隙36をシールすることを意図している。
【0018】
ボトム・ダイ16とトップ・ダイ18は、側路20,22の経路に従ってダイ・プレート14に入り、所望のタブレット等を形成するために、プレス加工材料30を加圧する。ここで、該ボトム・ダイ16及びトップ・ダイ18は、少なくとも1つのプレスステーション40を通過するように導かれる。このプレスステーション40は、固定された加圧ローラー42を有する。該加圧ローラー42は、それぞれ、回転軸44の回りに回転するように支持されている。該加圧ローラー42の間の間隙はプリセットされていて、本質的に、プレスされるタブレットの高さを決定する。該加圧ローラー42は、ダイ・テーブル12の移動方向に相応するようにボトム・ダイ16やトップ・ダイ18を移動し、矢印46の方向(上方の加圧ローラー42は反時計回りで、下方の加圧ローラー42は時計回り)に駆動される。
【0019】
図2は、フィードシュー28の底面図を概略的に示す。言い換えれば、図2は、ダイ・テーブル12の方向から見た、フィードシュー28の平面図を示す。該フィードシュー28は、内部に凹所52が形成された基体50を備える。該凹所52は、ダイ・テーブルとは反対の側に開口されていて、プレート(詳細は不図示)により閉塞できるようになっている。該凹所52は基本的に円形である。図示しない計量輪が該凹所52の内部で回転する。供給口54は該凹所52の底部に形成されている。該供給口54は、図2に示された円軌道56(ダイ・プレート14の円軌道56)と一致する仮想の曲線に沿った円弧に形成されている。前記要素38は、プロファイル・リング60として形成されたバネ要素の上方の、フィードシュー28の基体50の中に配置されており、供給口54の輪郭58を規定する。該要素38の長手方向側面2つが接続されるセンター・ウェブ62を1つ、又は幾つか有する。該センター・ウェブ62は、ダイ・テーブル12側の接触面64(図3)から凹んでおり、センター・ウェブ62がダイ・テーブル12に接触することが回避される。該センター・ウェブ62は、フィードシュー28の受け溝66に要素38を固定するように規定される。他の実施例(不図示)によれば、該センター・ウェブもまたダイ・テーブル12に接触されるかも知れない。
【0020】
図3は、供給口54の断面図を示す。先の図面の要素に一致するものは同じ参照記号を付し、重複説明はしない。
【0021】
図3は、基体50が、プロファイル・リング60のための受け溝66を形成することを示す。該受け溝66は、第1セグメント68(基体50の底面70に略垂直である)から円弧のセグメント72に移行し、そこから第3セグメント74(セグメント68に平行である)に移行する。該受け溝66のセグメント68及び74は同一平面上には無い。セグメント74は、供給口54のより近くに配置され、それによって、前記底面70と底面76(前記凹所54の底面)との間に段差が形成される。
【0022】
また、要素38は、プロファイル・リング60のためのガイド溝78を形成する。該ガイド溝78は要素38の周縁エッジに沿って形成されている。該要素38それ自体は、フィードシュー28に挿入された時に、受け溝66の、対向するセグメント68の間の距離よりも小さく、該受け溝66の対向するセグメント74の間の距離よりも大きい寸法を有する。その結果、要素38は、一側からのみ、具体的には底部側からのみ、フィードシューの基体の中に挿入することができる。
【0023】
要素38の上面80は、受け溝66のセグメント74にぴったりと重なっている。その結果、該要素38は、接触面64の上方に配置され、フィードシュー28が回転ペレット成型機10に装着されたとき、ダイ・テーブルの面34に小さな圧力を生じる。該要素38はフィードシュー28に付勢される。バネ要素として機能するプロファイル・リング60は、要素38に、対応する反力を与え、それによって、該要素38はダイ・テーブル12に付勢される。
【0024】
図4は、要素38と、プロファイル・リング60と、フィードシュー28の基体50を、分解図でもう一度示す断面図である。要素38の図は、該要素38の内面がじょうごの形をし、ダイ・プレート14の中にプレス加工材料を供給する目的であることを示す。
【0025】
このことは、供給口54の輪郭が要素38によって決定されることを明示している。接触面64は直ぐに供給口54に隣接するので、間隙36(図1)はまた供給口54によりシールされる。
【0026】
図5の分解斜視図は、要素38と、プロファイル・リング60と、フィードシュー28の基体50をさらに より明確に示す。要素38は、プロファイル・リング60を介してぴったりとした状態で、該基体50に機械的に連結されるように取り付けられる。該要素38は、プロファイル・リング60の弾性に起因する保持力を受ける。同時に、フィードシュー28が取り付けられた場合に、プロファイル・リング60はバネ要素の機能を発揮する。
【0027】
図6及び7は、プロファイル・リング60の他の構造を示し(図7)、要素38のガイド溝78の他の構造を示す(図6)。
【0028】
図6は、要素38の周縁部の断面図を示し、図7はプロファイル・リング60の断面図を示す。それらの図は、ガイド溝78が、要素38の中に伸びる環状の溝84を有することを示している。該プロファイル・リング60は、環状の膨出部86を形成し、(矢印88にて示すように)環状の溝84に挿入することができる。該環状の膨出部86は、鼻の形をした、一方向に伸びる、離間した状態の突起90を有する。該鼻の形をした突起90の高さhは環状の溝84の幅hよりも僅かに大きい。結果的に、プロファイル・リング60がガイド溝78の中に挿入された時、該鼻の形をした突起90は圧縮され、それによって、フィードシュー28の基体50の中に要素38が付勢されて保持される。該プロファイル・リング60は、また、圧縮率を良くする環状の通路92を有する。バネと同様の圧縮率が 環状の通路92の寸法を適正にすることにより調整される。このことは、シーリングの機能を改良し、装着のための補正を自動調整することを可能にする。
【0029】
図8は、フィードシューの基体50にプロファイル・リング60が装着され、さらに、要素38が配置されていることを示す断面図である。具体的には、プロファイル・リング60を介して要素38が基体50に、自己調整により、バネ力が付与されて支持されていることが明らかである。要素38を完全に取り囲むプロファイル・リング60は、基体50における、規定された、バネ弾性位置に支持されている。
【0030】
他の不図示の典型的な実施例によれば、プロファイル・リング60の断面は、円断面と異なったものにすることができる。例えば、楕円形や、台形や、他の好適な断面形状が可能である。その場合、受け溝66やガイド溝78の形状をマッチングさせることが必要である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】図1は、回転ペレット成型機の部分的な概略図である。
【図2】図2は、フィードシューの平面図である。
【図3】図3は、フィードシューの断面図である。
【図4】図4は、フィードシューの分解断面図である。
【図5】図5は、フィードシューの部分分解図である。
【図6】図6は、要素の周縁部の断面図である。
【図7】図7は、プロファイル・リングの断面図である。
【図8】図8は、シーリング装置が取り付けられたフィードシューの断面図である。
【符号の説明】
【0032】
10 回転ペレット成型機
12 ダイ・テーブル
14 ダイ・プレート
16 ボトム・ダイ
18 トップ・ダイ
20 側路
22 側路
24 駆動装置
26 供給装置
28 フィードシュー
30 プレス加工材料
32 貯蔵容器
34 面
36 間隙
38 要素
40 プレスステーション
42 加圧ローラー
44 回転軸
46 矢印の方向
48 移動方向
50 基体
52 凹所
54 供給口
56 円軌道
58 輪郭
60 プロファイル・リング
62 センター・ウェブ
64 接触面
66 受け溝
68 セグメント
70 底面
72 セグメント
74 セグメント
76 底面
78 ガイド溝
80 上面
82 内面
84 環状の溝
86 環状の膨出部
88 矢印
90 鼻の形をした突起
92 環状の通路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのダイ・プレートを有するダイ・テーブルと、
該ダイ・プレートに結合されるダイと、
プレス加工材料を該ダイ・プレートの中に供給する供給装置と、
を備え、
該供給装置は、前記ダイ・テーブルの表面に大体平行に配置されたフィードシューを有し、
該フィードシューは、前記ダイ・プレートの辺りに配置される、或いは配置されることのできる供給口を少なくとも1つ有し、
前記フィードシューと前記ダイ・テーブルとの間にはシーリング装置が配置され、
該シーリング装置は、前記供給口(54)の輪郭を形成する少なくとも1つの要素(38)を有し、前記ダイ・テーブル(12)の方へ作用する力が前記要素(38)に加えられる、
ペレット成型機。
【請求項2】
前記少なくとも1つの要素(38)は前記フィードシュー(28)の基体(50)にバネ要素で取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のペレット成型機。
【請求項3】
前記バネ要素はプロファイル・リング(60)であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のペレット成型機。
【請求項4】
前記基体(50)と前記少なくとも1つの要素(38)は、前記プロファイル・リング(60)を支えるための補完的な座部を形成する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のペレット成型機。
【請求項5】
前記座部は、端部に開口する環状の受け溝(66,78)として形成された、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のペレット成型機。
【請求項6】
前記受け溝(78)は環状の溝(84)を有し、該環状の溝には、前記プロファイル・リング(60)の、対応する環状の膨出部(86)が係合される、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載のペレット成型機。
【請求項7】
前記少なくとも1つの要素(38)は、一側からのみ前記フィードシュー(28)に取り付けることができる、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載のペレット成型機。
【請求項8】
前記フィードシュー(28)の受け溝(66)は、前記基体(50)の底面(70)に対して略垂直に延設され、2つの平行で離間された平面に位置する2つのセグメントにより区切られる、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載のペレット成型機。
【請求項9】
前記少なくとも1つの要素(38)の内面(82)はじょうごの形をした、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載のペレット成型機。
【請求項10】
前記少なくとも1つの要素(38)は、前記供給口(54)にすぐに隣接する接触面(64)を有する、
請求項1乃至9のいずれか1項に記載のペレット成型機。
【請求項11】
前記ペレット成型機は、回転ペレット成型機、偏心ペレット成型機、又は油圧式ペレット成型機などである、
請求項1乃至10のいずれか1項に記載のペレット成型機。
【請求項12】
少なくとも1つのダイ・プレートの辺りに配置され、或いは配置されることのできる、少なくとも1つの供給口を有し、
少なくとも1つのダイ・プレートを有するダイ・テーブルに関して、前記少なくとも1つの供給口をシールするためのシーリング装置を有する、少なくとも1つのペレット成型機のためのフィードシューであって、
前記シーリング装置は、前記供給口(54)の輪郭を形成する少なくとも1つの要素(38)を有し、
前記ダイ・テーブル(12)の方へ作用する力が前記要素(38)に加えられる、
フィードシュー。
【請求項13】
少なくとも1つの要素(38)が、フィードシュー(28)の少なくとも1つの供給口(54)の輪郭を形成し、
該少なくとも1つの要素(38)は、前記フィードシュー(28)の基体(50)に着脱可能に接続され、或いは着脱可能に接続されることが出来、及び/又は、
前記基体(50)から離れる方向の力を前記少なくとも1つの要素に作用させるように構成された、
ペレット成型機のフィードシューのためのシーリング装置。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

image rotate

【図8】
image rotate


【公表番号】特表2009−536590(P2009−536590A)
【公表日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−508368(P2009−508368)
【出願日】平成19年5月7日(2007.5.7)
【国際出願番号】PCT/EP2007/054411
【国際公開番号】WO2007/131906
【国際公開日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【出願人】(508333697)コルッシュ アーゲー (1)
【Fターム(参考)】