説明

マラリア、ねむり病、エイズ、C型肝炎を撲滅する方法、及びその装置

【課題】電磁波を使用して病原体を媒介するハマダラ蚊、又はツエツエバエ、又はインフルエンザウイルス、又は天然痘、又は炭疽菌、又は白癬菌、又は汗疱状白癬菌などの細菌、真菌、黴、ウイルスを死滅させる方法、及びその装置、及び、マラリア、ねむり病、エイズ、C型肝炎、インフルエンザなどの感染症、又は耐性結核菌、又は癌細胞の治療手段を提供する。
【解決手段】人体、又は牛馬に影響を与えない範囲内の出力の指向性があり直進性がある正弦波の電磁波を空気中、又は牛馬の体皮の表面上に発射、及び照射をさせて、空気中を飛翔している蚊、又は牛馬の体皮にまとわりついているツエツエバエを撲滅させる。またカテキン、又はカテキン誘導体を人体の血液中に静脈内投与をするか、又は経口内投与を行うことにより、種々雑々な感染症の原因ウイルス、又は耐性結核菌、又は癌細胞を血液中に於いて死滅させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、病名がマラリア、インフルエンザ、デング熱、日本脳炎、黄熱病、及びねむり病(以下、略して、感染症とする)などの病原体であるマラリア原虫、トリパノソーマ原虫、ウイルス、及び細菌を人体に媒介する代表的な蚊、又はツエツエバエ(以下、略して、ハマダラ蚊、又はツエツエバエとする)を電磁波を使用して空気中にて加熱をして殺傷することを目的とする。
【0002】
また、本発明は、マラリア原虫、トリパノソーマ原虫、コスタリア住血線虫、及びラット縮小線虫(以下、略して、マラリア原虫、又はトリパノソーマ原虫とする)に感染をした人体内部の血液中、又は牛馬の体内の血液中のマラリア原虫、又はトリパノソーマ原虫をエピガロカテキン(EGC)、エピカテキン(EC)、ガロカテキン(GC)、カテキン(C)、エピガロカテキンガレート(EGCg)、エピカテキンガレート(ECg)、ガロカテキンガレート(GCg)、及びカテキンガレート(以下、略して、カテキンとする)を静脈内投与、筋肉内投与、腹腔内投与、及び点滴内投与(以下、略して、静脈内投与とする)を行って血液中に感染をしているマラリア原虫、又はトリパノソーマ原虫を人体、及び牛馬の血液中にて直接に死滅させることを目的とする。
【0003】
さらに、本発明は、ねむり病の原因である、ツエツエバエが媒介する寄生虫のトリパノソーマ原虫に感染をしている農耕用の牛馬の血液中にカテキンを直接に静脈内投与をして牛馬が感染をしているねむり病の治療手段を提供することを目的とする。
【0004】
また、本発明は、エイズウイルス(HIV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、インフルエンザウイルスなどの感染症、又は結核菌、又は癌細胞(以下、略して、感染症とする)の治療手段を提供することを目的とする。
【0005】
さらに、エイズウイルス(HIV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、パピローマウイルス(HPV)、膣クラミジア、及び梅毒などの性行為により感染をする感染症(以下、略して、感染症とする)を治療、及び防御するための膣内坐薬である膣内殺菌剤(Microbicide)の提供を目的とする。
【背景技術】
【0006】
従来、病名がマラリア、デング熱、日本脳炎、及び黄熱病(以下、略して、マラリアとする)を媒介するハマダラ蚊を防ぐ手段としては蚊帳をつって寝床をおおってハマダラ蚊から人体が刺されるのを防御しているのが現状である。
【0007】
また、ねむり病は、アフリカ中央部で毎年40万人が感染して、6万人が死亡しているとされる。このねむり病は、吸血性のツエツエバエが媒介する寄生虫のトリパノソーマ原虫の感染で発症する。人間もさることながら、農耕用の牛も馬も、ねむり病に感染をしてやせ衰えて死亡するので、農作業が出来ないがために作物はとれず、地域が貧困から抜け出せない最大の原因となっている。
【0008】
さらに、病名がマラリアの治療手段としては、従来からあるキニーネ、クロロキン、アーテスネート、及びアルテミシニンなどの特効薬に対しては耐性マラリア原虫が出現しているので治療効果がないのが現状である。
【0009】
また、現状ではエイズウイルス(HIV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、インフルエンザウイルスなどの感染症を根本的に治療する治療手段がないのが現状である。
【0010】
さらに、現状ではエイズウイルス(HIV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、パピローマウイルス(HPV)、膣クラミジア、及び梅毒などの性行為により感染する感染症を治療する治療手段、及び防御する防御手段がないのが現状である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
電磁波を使用して人体にマラリア原虫を媒介するハマダラ蚊を空気中、又は静止状態のハマダラ蚊を加熱して殺傷することにより、ハマダラ蚊から人体が刺されるのを蚊帳をつって家屋内部の室内の寝床をおおって防御することの変わりとして、電磁波を使用して静止状態のハマダラ蚊、又はハマダラ蚊を空気中にて加熱をして殺傷することにより、蚊帳の必要性がなくなる。
【0012】
また、ねむり病を媒介するツエツエバエは農耕用の牛と馬の体皮である表面上にまとわりついているので、牛と馬を殺傷しない範囲内の出力の電磁波を牛と馬の体皮である表面上に発射、及び照射をして、牛も馬も感染をするねむり病の原因であるトリパノソーマ原虫を媒介するツエツエバエを電磁波を使用して死滅させることにより、農耕用の牛と馬を使用してアフリカ中央部の広大な未開の農地を耕作することが出来ることになる。
【0013】
さらに、世界中で2800万人以上が感染をしているエイズウイルス(HIV)が原因のエイズ患者の治療手段を提供する。
【0014】
また、1年間に300万人以上の人々が感染をしているエイズウイルス(HIV)を性行為の段階にて防御をして予防をする防御手段である膣内殺菌剤(Microbicide)を提供する。
【0015】
さらに、日本国内だけでも200万人以上の感染者がいるC型肝炎ウイルスに感染している患者の治療手段を提供する。
【0016】
また、空気中のインフルエンザウイルスを電磁波を使用して殺菌、及び死滅させる手段を提供する。例えば、鶏が感染をする強毒型の鶏が感染をするH5N1型などの鳥インフルエンザウイルスを鶏舎の内部にて殺菌、及び死滅をさせる手段を提供する。
【0017】
さらに、人間が生活をする生活空間の空気、例えば、公共の建物内部の空気、列車内部の空気、及び家屋内部の空気中に存在をしている、例えば、インフルエンザウイルスを電磁波を使用して殺菌、及び死滅をさせる手段を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0018】
前記目的を達成するために、本発明の構成は、発振源であるマグネトロン、表面波振動、パルス波長、及び固体振動(以下、略して水晶振動子とする)を使用して発振させた電磁波を増幅させた電磁波を空気中に発射、及び照射をさせて、電磁波を使用して殺傷する目的のハマダラ蚊、又はツエツエバエを空気中、又は牛馬の体皮の表面上にて加熱をして死滅させることとする。
【0019】
また、マラリア原虫、又はトリパノソーマ原虫に感染をした病名がマラリア、又はねむり病の治療手段として、人体の血液中、又は牛馬の血液中に抗酸化作用が強くて、蛋白質、鎖糖、及び脂質と結合しやすくて、抗ウイルス効果があるカテキンを直接に静脈内投与、又は腹腔内投与を行って人体、及び牛馬が感染をしている病名がマラリア、又はねむり病の治療手段とすることとする。
【0020】
さらに、マラリア原虫、マウス・コスタリア住血線虫、トリパノソーマ原虫、及びスペロヘータパリダ菌などの原虫、線虫、細菌(以下、略して、マラリア原虫、又はトリパノソーマ原虫とする)に対して、従来、特効薬として開発をされたキニーネ・クロロキン・アスコフラノン、及びアルテミシニンなどの薬剤(以下、略して、アルテミシニンとする)に対して耐性マラリア原虫が出現をしている。この耐性マラリア原虫の治療手段としては、カテキンとアルテミシニンを混合して併用することにより、化学的に結合力が強いカテキンとアルテミシニン、又はカテキンとキニーネ、又はカテキンとクロロキンを化学的に結合させたことを特徴とするカテキンとアルテミニシン、又はカテキンとキニーネ、又はカテキンとクロロキンを混合した複合薬剤とすることにより、カテキンとアルテミシニンと混合した複合薬剤はアルテミシニン誘導体の性質となる。アルテミシニンの仲間であるArtesunate(アーテスネート)とカテキン、又はDihydroartemisinin(ジヒドロアルテミシニン)とカテキン、又はArtemether(アーテメター)とカテキンを各々混合しても、アーテスネート誘導体の性質となる。又はジヒドロアルテミシニンとカテキンを混合するとジヒドロアルテミシニン誘導体の性質となる。又はアーテメターとカテキンを混合するとアーテメター誘導体の性質となる。又はキニーネとカテキンを混合するとキニーネ誘導体の性質となる。又はクロロキンとカテキンを混合するとクロロキン誘導体の性質となることにより、耐性マラリア原虫、又は耐性トリパノソーマ原虫などの耐性寄生虫に対して効果がある薬剤となるので、耐性マラリア原虫、又は耐性トリパノソーマ原虫が原因で発症をする病名がマラリア、又はねむり病の治療手段とすることが出来る。
【0021】
また、エイズウイルス(HIV)に感染をしているエイズ患者、又はC型肝炎ウイルス(HCV)、に感染をしているC型肝炎患者、又はH5N1型などの強毒型のインフルエンザウイルスに感染をしているインフルエンザ患者(以下、略して、エイズ患者とする)などの血液中のウイルスと、OH基を多量に含有しているために抗酸化作用が強くて、各種ウイルス、又は結核菌、又は癌細胞を構成している蛋白質、鎖糖、及び脂質と化学的に結合をしやすくて抗ウイルス効果、又は抗菌効果、又は抗癌効果があるカテキンを人体の静脈の内部に直接に静脈内投与を行ってエイズ患者、又はC型肝炎患者、又はインフルエンザ患者、又は結核患者、又は癌患者の治療手段とすることとする。
【0022】
さらに、おもに1年間に性行為により300万人以上が感染をしているエイズ患者、又は若年成人女性の3人に1人が感染をしている子宮頸癌の原因ウイルスであるパピローマウイルス(HPV)、又は若年成人女性の4人に1人が感染をしている子宮の卵管であるラッパ管内部の炎症を起こす原因となる膣クラミジアなどの細菌を女性の膣内の内部にて不活化、又は殺菌、又は予防、又は防御をする目的にて、主たる原材料としてカテキンとハードハット油、又はヤシ油(以下、略して、ヤシ油とする)を使用して膣内坐薬である膣内殺菌剤(Microbicide)を形成して、上記の感染症の治療手段として提供することとする。
【0023】
また、カテキンには男性の精子の蛋白質、鎖糖、及び脂質と化学的に結合をして、男性の精子を死滅させる効果が強いので、女性の立場から膣の内部に挿入して使用する避妊薬を、主たる原材料としてカテキンとハードハット油、又はヤシ油(以下、略して、ヤシ油とする)を使用して常温では固型の状態で、女性の膣の内部に挿入したときには、女性の膣の内部の体温、例えば、34度C以上の温度にて溶解するようにした、例えば、ゼリー状、又は錠剤形状、又はロケット形状をした膣内坐薬である避妊薬を形成することにより、避妊を行うことと同時に上記にて説明をしたエイズウイルス(HIV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、パピローマウイルス(HPV)、膣クラミジア、及び梅毒などの感染症も性行為の段階にて予防、及び防御をすることを、避妊と同時に行うことが出来ることを特徴とした避妊薬を提供することとする。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例1】
【0024】
発振源であるマグネトロン、表面波振動、パルス波長、及び固体振動(以下、略して水晶振動子とする)を使用して2GHz前後から10GHz前後の領域の、人体、及び牛馬に影響を与えない範囲内の出力の電磁波を水晶振動子を発振源として発振させて増幅した電磁波を空気中、又は牛馬の体皮の表面上に発射、及び照射をさせて、空気中を飛翔しているハマダラ蚊、又は牛馬の体皮の表面上に電磁波であるマイクロ波を照射してハマダラ蚊、又はツエツエバエを加熱してハマダラ蚊、又はツエツエバエを構成している蛋白質を摂氏60度Cから65度C以上に加熱をして、ハマダラ蚊、又はツエツエバエを構成している蛋白質を変性させることにより、マラリア原虫、又はトリパノソーマ原虫を媒介するハマダラ蚊、又はツエツエバエを空気中にて死滅させる構成とすることとする。
【実施例2】
【0025】
本考案者の長浦善昭が発明・発見をした加工手段を記載している、米国特許公報であるUS6,952,074B2に記載をしている水晶振動子の加工手段を使用して水晶を加工した正弦波の電磁波を発振させることが出来る固体振動子である水晶振動子を発振源とした電磁波を増幅させて出力を高めた電磁波を空気中、又は牛馬の体皮の表面上に発射、及び照射をさせて、空気中を飛翔しているハマダラ蚊、又はツエツエバエを空気中にて電磁波であるマイクロ波を使用して加熱をして殺傷して死滅させることとする。
【実施例3】
【0026】
人間、及び牛馬と、ハマダラ蚊、又はツエツエバエ、又はインフルエンザウイルスを質量で比較した場合の重量比では、人間、及び牛馬は圧倒的に重いといえる。この重量比が異なる相違点を使用して、人間、及び牛馬には影響を与えない範囲内の電磁波の出力、及び時間を使用してマラリア原虫を媒介するハマダラ蚊、又はトリパノソーマ原虫を媒介するツエツエバエ、又はインフルエンザウイルスを電磁波であるマイクロ波を使用して死滅させることとする。
【実施例4】
【0027】
体長が10mm前後の肉食性のコシマゲンゴロウ、ハマダラ蚊、蜜蜂、イエバエ、キンバエ、及びツエツエバエなどの蝿は、家庭用電子レンジの周波数が2.2GHz前後で、出力が500Wの電磁波密度の電磁波の場合、約20秒間前後の加熱時間にて死滅をする。また、電子レンジの周波数が2.2GHz前後で、出力が900Wの電磁波密度の電磁波の場合、約10秒間前後の加熱時間にて死滅をする。さらに、電子レンジの周波数が2.2GHz前後で、出力が1.5KWの電磁波密度の電磁波の場合、約5秒間前後の加熱時間にて死滅をする。このことからマグトロン発振器を発振源として製作をされている家庭用電子レンジを改良して、家庭用電子レンジの扉を取り払った構造をした、例えば、改良型家庭用電子レンジを使用して500W、900W、又は1.5KWの電磁波であるマイクロ波を空気中に発射、又は照射をすることが出来る構造とした改良型家庭用電子レンジを使用して、病名がマラリアの原因となるマラリア原虫を媒介するハマダラ蚊が空気中を飛翔している状態にてハマダラ蚊を空気中にて死滅をさせることが出来ることとする。また、病名がねむり病の原因となるトリパノソーマ原虫を媒介するツエツエバエが空気中を飛翔している状態にてツエツエバエを空気中にて死滅をさせることが出来ることとする。
【実施例5】
【0028】
また、上記にて説明をした、例えば、改良型家庭用電子レンジの出力が、例えば、500W、900W、又は1.5KWの改良型家庭用電子レンジを使用して、電磁波を空気中に発射、又は照射をすることが出来る構造とした改良型家庭用電子レンジを使用して鶏を飼育する鶏舎の内部に改良型家庭用電子レンジを使用して電磁波を鶏舎の内部の空気中に電磁波を周期的に、例えば、10分間に1回の割合で5秒間、又は10秒間、又は20秒間前後の時間を鶏舎の内部に電磁波を発射、又は電磁波を照射することにより、鶏が感染をする強毒型のH5N1型などのインフルエンザウイルスを形成している蛋白質、鎖糖、及び脂質を摂氏60度C以上に加熱をして変性、及び分解をすることにより、常時鶏舎の内部を電磁波であるマイクロ波を使用して鶏舎の内部を殺菌してインフルエンザウイルスを死滅させることが出来ることとする。
【実施例6】
【0029】
さらに、上記にて説明をした、例えば、改良型家庭用電子レンジを使用して家屋内部、又は公共の建物の内部、又はビルの内部、又は列車の内部の蚊、ノミ、シラミ、ダニ、及びインフルエンザウイルスを殺菌して死滅をさせる目的にて、改良型家庭用電子レンジを使用して電磁波であるマイクロ波を家屋内部に発射、及び照射をすることとする。
【実施例7】
【0030】
また、上記にて説明をした、例えば、改良型家庭用電子レンジの電磁波であるマイクロ波を発射、及び照射をしている内部を、家屋内部の空気を循環させて家屋内部に存在をしているインフルエンザウイルスを殺菌して死滅をさせる空気清浄器として使用することとする。また、公共の建物の内部の空気、又はビルの内部の空気、又は列車の内部の空気などの空気清浄器として電磁波を発射、及び照射をすることが出来る改良型家庭用電子レンジの内部を、上記にて説明をした、空気を循環させて空気中に存在をしているインフルエンザウイルスを殺菌して死滅させることとする。
【実施例8】
【0031】
東京都に本社がある三井農林株式会社が製造販売をしているポリフェノン70Sと、三重県四日市市に本社がある太陽化学株式会社が製造販売をしているサンフェノンBG−3の2種類は調整濃度(mg/ml)が500の場合、PTFE製の0.45μmフィルターを通過して溶解性がよいので静脈内投与、又は腹腔内投与を行って、病名がマラリア、ねむり病、耐性梅毒、エイズ、C型肝炎、成人白血病、及びインフルエンザなどの感染症の治療手段とすることが出来る。
【実施例9】
【0032】
また、上記にて説明をした、カテキンとクロロキン、又はカテキンとアルテミシニン(以下、略して、アーテスネートとする)、又はカテキンとキニーネ、又はカテキンとエイズ治療薬の核酸系逆転写酵素阻害剤、又はカテキンとエイズ治療薬のプロテアーゼ阻害剤、又はカテキンと非核酸系逆転写酵素阻害剤、又はカテキンと非ヌクレオシド系の逆転写酵素阻害剤(以下、略して、マラリア治療薬、又はエイズ治療薬とする)などをカテキンと混合をすると、マラリア治療薬であるクロロキン、又はアルテミシニン、又はキニーネ、又はエイズ治療薬である核酸系逆転写酵素阻害剤、又はプロテアーゼ阻害剤、又は非核酸系逆転写酵素阻害剤、又は非ヌクレオシド系の逆転写酵素阻害剤を構成している鎖糖、又は脂質、又は蛋白質とカテキンを構成しているOH基が化学結合をしてカテキン誘導体となる性質がある。特にカテキンは蛋白質と化学結合をする性質が強力である。上記にて説明をした、マラリア治療薬であるアーテスネートとカテキンの併用、又はクロロキンとカテキンの併用、又はアーテスネートとカテキンの混合物、又はクロロキンとカテキンの混合物、又はエイズ治療薬とカテキンの混合物、(以下、略して、カテキンの誘導体、又はカテキン複合体とする)を人体の血液中に静脈内投与をするか、又は筋肉内投与をするか、又は腹腔内投与をするか、又は点滴内投与をするか、又は経口内投与を行うことにより、病名がマラリア、ねむり病、エイズ、C型肝炎、成人白血病、デング熱、及び強毒型のH5N1型インフルエンザ(以下、略して、感染症とする)などの感染症の原因であるマラリア原虫、トリパノソーマ原虫、エイズウイルス(HIV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、及びインフルエンザウイルスを血液中に於いてカテキン誘導体を使用して死滅をさせることを目的とした治療手段とすることとする。
【効果】
【0033】
図1に図示しているのは、岡山大学医薬品情報学講座の修士課程に在学をしていた新玉久美子氏と、本考案者の長浦善昭が共同にて、三井農林株式会社が製造販売をしているカテキンの総含有量が80.7%の商品名がポリフェノン70Sを使用して、平成20年1月15日にマラリア原虫の仲間であるFCR−3株(Plasmodium Falciparum)に対しての抗マラリア活性評価の実験結果である。
【0034】
図2に図示しているのは、同じく上記の新玉久美子氏と、本考案者の長浦善昭が共同にて、上記にて説明をした三井農林株式会社が製造販売をしている商品名がポリフェノン70Sと、太陽化学株式会社が製造販売をしているカテキンの総含有量が96.7%の商品名がサンフェノンEGCgを使用して、平成20年3月15日に、上記と同じくマラリア原虫の仲間であるFCR−3株(Plasmodium falciparum)(以下、略して、マラリア原虫とする)に対しての抗マラリア活性評価の実験結果である。
【0035】
上記の図1、及び図2にて説明をした実験結果を考察すると図1に図示している実験結果と、図2に図示している実験結果では、かなり大きな相違点がある実験結果ではあるが、三井農林株式会社が製造販売をしているカテキンの総含有量が80.7%の商品名がポリフェノン70Sと、太陽化学株式会社が製造販売をしているカテキンの総含有量が96.7%の商品名がサンフェノンEGCgの2社の商品であるポリフェノン70SとサンフェノンEGCgの両方ともにマラリア原虫に対して抗マラリア活性があることが判明をした実験結果であった。
【0036】
上記の図1、及び図2に図示しているカテキンの抗マラリア活性の評価としては、従来からあるマラリア原虫に対する特効薬であるキニーネ、クロロキン、及びアルテミシニンなどの医薬品と比較をすると、カテキンのマラリアのマラリア原虫に対する抗マラリア活性は1桁程度低い実験結果といえる実験結果であった。ただし、従来からあるマラリア原虫に対する特効薬であるキニーネ、クロロキン、及びアルテミシニンは人体に対して毒性が強くて副作用の強い医薬品であるのに対して、カテキンは全く毒性がなくて副作用がないことが最大の利点であるので、従来の特効薬であるキニーネ、クロロキン、及びアルテミシニンよりも、治療手段としては1桁以上の量を使用しても別に問題は発生しない利点がある。
【0037】
また、下記の三井農林株式会社が製造販売をしてポリフェノン70Sの分析値と太陽化学株式会社が製造販売をしているサンフェノンEGCgの分析値に示しているように、カテキンは自然界のお茶から抽出をして精製をしたものなので、例えば、エピガロカテキン(EGC)、エピカテキン(EC)、ガロカテキン(GC)、カテキン(C)、エピガロカテキンガレート(EGCg)、エピカテキンガレート(ECg)、ガロカテキンガレート(GCg)、及びカテキンガレート(Cg)の合計8種類の種類が異なるカテキンを含有しているので、耐性マラリア、耐性エイズウイルス(HIV)、耐性C型肝炎ウイルス(HCV)、耐性インフルエンザウイルス、耐性クラミジア、及び耐性梅毒が出来ない利点がある。
【0038】
さらに、下記に示している分析値は三井農林株式会社が製造販売をしているポリフェノン70Sの分析値である。

【0039】
また、下記に示している分析値は太陽化学株式会社が製造販売をしているサンフェノンEGCgの分析値である。


【0040】
また、下記に示しているのは、三井農林株式会社が製造販売をしているポリフェノン70Sと、太陽化学株式会社が製造販売をしているサンフェノンBG−3と、サンフェノン90Sと、サンフェノンEGCgの4種類を、株式会社新日本科学にて静脈内投与が可能であるかどうかの試験を行った試験結果である。下記の試験結果によると、ポリフェノン70S、及びサンフェノンBG−3の2種類が溶解性が高くて、PTFE製の0.4μmフィルターを通過したので静脈内投与が出来ることが判明をした。特にポリフェノン70SとサンフェノンBG−3の2種類は溶解性が高くて静脈内投与が出来ることが判明をした試験結果である。

また、平素より格別のご高配を賜り、有り難く厚く御礼申し上げます。
ご送付いただきましたサンプルを用いて、再度、調整検討を行いましたので、以下に結果の表をお示し致します。媒体に注射用水(40℃)を用い、PTFE製の0.45μmフィルターを用いてろ過を行いました。

【0041】
さらに、下記に示しているのは、同じく上記にて説明をした株式会社新日本科学に依頼をしたサンフェノンEGCgの溶解性の試験を行った試験結果である。サンフェノンEGCgは溶解性が低くて静脈内投与には不適切であることが判明をした試験結果である。


【0042】
さらに、下記に示している分析値は太陽化学株式会社が製造販売をしているサンフェノンBG−3の分析値である。


【0043】
また、下記に示している分析値は太陽化学株式会社が製造販売をしているサンフェノン90Sの分析値である。

【0044】
さらに、上記にて説明をした、株式会社新日本科学に依頼をしたポリフェノン70S、サンフェノンBG−3、サンフェノン90S、及びサンフェノンEGCgの4種類の溶解性の試験結果から判断をすることが出来ることはエピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量が総カテキンの含有量に対して52.2%以上の割合になると、水溶液に対して溶解性が悪くなることが判明をした。また、カフェインの含有量が多いと水溶液に対しての溶解性が悪いことも判明をした。このことから、静脈内投与をする場合、総カテキンの含有量に対してエピガロカテキン(EGCg)の割合が52.2%以下のカテキン含有量のものが静脈内投与に最適であることが判明をした。例えば、エピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量が32.2%のポリフェノン70Sと、エピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量が41.7%のサンフェノンBG−3の2種類が静脈内投与に最適であると判断をすることが出来る試験の試験結果であった。
【0045】

【0046】
また、上記にて説明をした、ポリフェノンCG、又はサンフェノン90Sは総カテキン含有量に対して、ポリフェノンCGは[0045]のカテキン類分析結果(HPLC法)の報告書に示しているようにカフェインを5.4%含有している。また、サンフェノン90Sは[0043]のサンフェノン90Sの分析値例の報告書に示しているようにカフェインを5.0%含有している。このポリフェノンCG、及びサンフェノン90Sと、ポリフェノン70S、及びサンフェノンBG−3の4種類の生理食塩水、又は水溶液に対しての溶解性に関しての報告書を[0040]に示している。この株式会社新日本科学からの報告書にあるように、ポリフェノンCG、及びサンフェノン90Sともに調整濃度が125mg/mlとなっているのに対して、カフェインを全く含有していないポリフェノン70S、及びサンフェノンBG−3は調整濃度が500mg/mlの生理食塩水、又は水溶液(以下、略して、注射用水とする)に溶解をするとの報告書が[0040]に記載されている株式会社新日本科学からの報告書である。この報告書から判断をすることが出来ることは、各種カテキン類を静脈内投与をする場合には、各種カテキン類の内部にカフェインを全く含有をしていない各種カテキン類のほうが溶解性がよいので、各種カテキン類を静脈内投与する場合には、カフェインを全く含有をしていない各種カテキン類を静脈内投与することが、各種カテキン類を静脈内投与する場合の必要条件であることが、株式会社新日本科学に依頼をした各種カテキン類の溶解性の試験の試験結果にて判明をした。
【0047】
さらに、下記の表1に示している11種類カテキンは、岐阜市に本社がある長良サイエンス株式会社が製造販売をしている純度が98%以上の純度のカテキンの試薬である。この98%以上の純度のカテキンの性質としては水溶液には溶解をしない白色の結晶状態で、疎水性の性質である。唯一メタノール、又はメチルアルコール、又はエタノール、又はエチルアルコール(以下、略して、メタノールとする)だけに溶解をする性質がある。このことからカテキンを静脈内投与するのには水溶液に溶解をする条件のカテキンでなければならないので、カテキンの濃度を98%以下に低下をさせたものを使用する必要性がある。純度が98%以上のカテキンを水溶液に溶解をさせて希釈をする方法としては、例えば、以下に示している11種類の98%以上のカテキンの濃度の結晶状態のカテキンを精製したあと、メタノール水溶液で溶解をさせて、そのあと水溶液を使用して希釈をしたあと、毒性があるメタノールを加熱、又はその他の手段を使用して除去することにより、純度が98%以上のカテキンを含有したカテキンの濃度が任意の水溶液を調節することが出来る。例えば、カテキンの濃度が50%以下でも、60%以下でも、自由にカテキンの濃度を自由に任意の濃度に調製することが出来るので、下記の▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼、及び▲5▼のような効果がある。
【0048】
▲1▼の利点としては、カテキンの純度が98%以上の純度のカテキンを使用しているので、不純物が少量である。
【0049】
▲2▼の利点としては、カテキンの純度が98%以上の純度のカテキンを使用しているので、無色透明の水溶液であるので、毒性を限りなく除去することが出来る。
【0050】
▲3▼の利点としては、下記に示している11種類のカテキンの結核菌などの抗菌効果、抗癌効果、抗ウイルス効果、抗マラリア原虫効果、及び抗トリパノソーマ原虫効果などのカテキンの単品の効果に対して精度が高い治療効果を得ることが出来るので、医薬品としての評価を得ることが容易である。
【0051】
下記の示しているのは上記にて説明をした表1である。
【表1】

【0052】
▲4▼の利点としては、カテキンの純度が98%以上の純度のカテキンを、カテキンの濃度が任意の濃度のカテキンを調節することが出来るので、PTFE製フィルター、又はPVDF製の0.45μmのフィルターを通過することが出来る、例えば、カテキンの濃度が40%以下の濃度の500(mg/ml)のカテキンの濃度に調整をすることが出来る。
【0053】
▲5▼の利点としては、カテキンの純度が98%以上の純度のカテキンをメタノールに溶解をさせたあと、メタノールに溶解をさせたカテキンとハードハット油、又はヤシ油(以下、略して、ヤシ油とする)を混合したあと、上記にて説明をした、カテキンの純度が98%以上の単品を溶解させるのに使用した溶媒のメタノールを加熱、又はその他の手段を使用してメタノールを除去したカテキンと、ヤシ油を主たる原材料とした膣内坐薬である膣内殺菌剤(Microbicide)、又は膣内に挿入する避妊薬を兼ねた膣内殺菌剤を形成しても無色透明の白色なので衣類を汚すことがない利点がある。従来のカテキンは単品ではなくて数種類のカテキンが混合していることと、純度が低いことにより、従来のカテキンの色は茶色、又は黒い色であるので、衣類に付着すると衣類を茶色、又は黒い色に着色をして汚す欠点がある。
【0054】
また、上記にて説明をした、カテキンとクロロキン、又はカテキンとアルテミシニン、又はカテキンとキニーネなどの薬剤をある一定の割合で混合をすると、カテキンとクロロキン、又はカテキンとアルテミシニン、又はカテキンとキニーネの複合体であるカテキン誘導体が出来上がる。このカテキン誘導体の特徴としては、カテキン単体とは異なり、人体の消化器官である胃、及び腸管にて分解をされずに、人体の腸管にてカテキン誘導体は吸収をされる特徴があるので、静脈内投与も出来るけれども、経口内投与に最適である。また、このカテキン誘導体は数種類のカテキン、又は8種類のカテキンとクロロキン、アルテミシニン、キニーネの混合物なので耐性マラリア原虫、又は耐性トリパノソーマ原虫、又は耐性エイズウイルスが出来ない利点がある。
【0055】
さらに、上記にて説明をした、カテキンとエイズ治療薬の核酸系逆転写酵素阻害剤であるレトロビル、ジドブジン、AZT、ヴァイデックス、ジダノシン、ddI、ハイビッド、ddC、エピビル、ラミブジン、3TC、ゼリット、スタブジン、d4T、コンビビル、ザイアジェン、及び硫酸アバカビル、又はエイズ治療薬のクリキシバン、ノービア、リトナビル、ビラセプト、メシル酸、ネルフィナビル、プローゼ、アンプレナビル、フォートベイス、サキナビル、カレトラ、ロピナビル、及びリトナビル、又は非核酸系逆転写酵素阻害剤であるビラミューン、ネビラピン、ストックリン、エファビレンツ、レスクリプター、及びメシル酸デラビルジン、又は非ヌクレオシド系の逆転写酵素阻害剤であるネビラビンをカテキンと混合をして化学結合をさせると耐性エイズウイルスに対して活性のある薬剤となる。また、下記の表2にエイズ治療薬の製造会社の名称と商品名を示している。
【表2】


【0056】
また、カテキンを静脈内投与、又は経口内投与をする場合、特にカテキンを経口内投与をする場合には、上記の[0051]にて説明をした11種類のカテキン、又は三井農林株式会社が製造販売をしているポリフェノン70S、及びポリフェノンCG、又は太陽化学株式会社が製造販売をしているサンフェノンBG−3、サンフェノン90S、及びサンフェノンEGCgなどの従来からある、各種類のカテキン(以下、略して、各種カテキン類、又はカテキン類、又はカテキンとする)を経口内投与をする場合には、静脈内投与、筋肉内投与、腹腔内投与、及び点滴内投与(以下、略して、静脈内投与とする)をする場合との相違点は、各種カテキン類は人体の消化器官、例えば、胃、又は小腸にて分解をされて腸管にて吸収をされにくい欠点があるので、各種カテキン類は経口内投与をしても消化器官にて吸収率が大変に悪い欠点がある。この従来からある各種カテキン類の消化器官にて吸収率が悪い各種カテキン類に、ある一定の割合、例えば、重量比で各種カテキン類が9で、カフェインが1の1:9以下の10%以下の割合、又は各種カテキン類が8で、カフェインが2の2:8以下の20%以下の割合、又は各種カテキン類が7で、カフェインが3の3:7以下の30%以下の割合、又は各種カテキン類が6で、カフェインが4の4:6以下の40%以下の割合、又は各種カテキン類が5で、カフェインが5の5:5以下の50%以下の割合、又は各種カテキン類が4で、カフェインが6の6:4以下の60%以下の割合、又は各種カテキン類が3で、カフェインが7の7:3以下の70%以下の割合、又は各種カテキン類が2で、カフェインが8の8:2以下の80%以下の割合、又は各種カテキン類が1で、カフェインが9の9:1以下の90%以下の割合にて、各種カテキン類にカフェインを混入して混合をした各種カテキン類(以下、略して、カフェイン入り各種カテキン、又はカテキン誘導体とする)を経口内投与すると、各種カテキン類はカフェインと強固に化学的に化学結合をする性質がある。この各種カテキン類とカフェインを化学結合させたカフェイン入り各種カテキン類の効果としては、下記の▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼、▲5▼、▲6▼、▲7▼、▲8▼、▲9▼、▲10▼、▲11▼、▲12▼、▲13▼、▲14▼、▲15▼、及び▲16▼のような効果がある。
【0057】
▲1▼の効果としては、カフェイン入り各種カテキン類の利点としては、人体の消化器官である胃、又は小腸にて分解がされにくい性質、又は消化器官にて分解されない性質となっている。
【0058】
▲2▼の効果としては、カフェイン入り各種カテキン類の利点としては、人体の消化器官である腸管にて人体の血液中に吸収がされやすい性質となっている。
【0059】
▲3▼の効果としては、カフェイン入り各種カテキン類の利点としては、人体の消化器官である腸管にて効率よく血液中に吸収をされるので、病名がマラリア、ねむり病、エイズ、C型肝炎、インフルエンザ、クラミジア、白癬菌、汗疱白癬菌、結核菌、及び癌細胞などの治療手段の薬剤として使用することが出来る。また、薬剤としての効果は従来からある各種カテキンと同様の薬剤としての効果がある。ただし、生理食塩水、又は水溶液に対しての溶解性はカフェインの含有量に比例をして悪くなるので静脈内投与としては使用することが出来ないか、又は静脈内投与としては使用することが出来にくくなる。ただし、カフェインの含有量が各種カテキン類の総カテキン含有量の総重量に対して5%以下のカフェインの含有量であれば生理食塩水、又は水溶液に対しての溶解性は悪くなるけれでもなんとか静脈内投与は可能である。けれども、カフェインの含有量が総カテキン含量の総重量に対して5%以上は限界といえる。
【0060】
▲4▼の効果としては、経口内投与を目的としたカフェイン入り各カテキン類の利点としては、乳幼児、又は成人が服用する場合でもシロップの状態、カプセルの状態、又は錠剤の状態にて容易に飲用させることが出来る。
【0061】
▲5▼の効果としては、経口内投与をしたカフェイン入り各カテキン類の利点としては、消化器官である腸管にて人体の血液中に吸収をされたあと、人体の肝臓にて容易に分解をされる。
【0062】
▲6▼の効果としては、天然のお茶カテキンの総カテキン含有量の重量比に対してのカフェインの含有量は、例えば、[0043]に示している、太陽化学株式会社のサンフェノン90Sの分析値に示しているように総カテキン含有量の総重量に対して5.0%のカフェインを含有している。また、[0045]に示している、三井農林株式会社のポリフェノンCGのカテキン類分析結果(HPLC法)に示しているように総カテキン含有量の総含量に対して5.4%のカフェインを含有していることが、人体の消化器官である腸管にて分解がされにくい理由である。また、腸管にて容易に吸収されやすい理由でもある。さらに、人体の肝臓などの臓器にて分解されやすい理由でもある。
【0063】
▲7▼の効果としては、上記にて説明をしたように、経口内投与をする場合には総カテキン含有量の総重量に対して5%以上のカフェインを総カテキン含有量の総重量に対してカフェインを混入すると、より一段と消化器官である腸管にて分解がされにくくなる。また、腸管にて容易に吸収されやすくなる。さらに、人体の肝臓にて容易に分解されやすくなるので、薬効としての効果は一段と効果が高くなる。
【0064】
▲8▼の効果としては、上記にて説明をした、各種カテキン類の総カテキン含有量に対してカフェインの含有量が、例えば、カフェインの含有量が5.4%のポリフェノンCGと、カフェインの含有量が5%のサンフェノン90Sの場合の生理食塩水、又は水溶液に対しての溶解性と、カフェインを全く含有していないポリフェノン70SとサンフェノンBG−3の生理食塩水、又は水溶液に対しての溶解性の比較をした実験を株式会社新日本科学に依頼をして溶解性の実験を行った実験結果を[0040]に示している。その実験結果の報告書によると、カフェインを全く含有をしていないポリフェノン70S、及びサンフェノンBG−3が溶解性がよいことが判明をした。また、カフェインを含有しているポリフェノンCG、及びサンフェノン90Sは溶解性が悪いことが判明をした。
【0065】
▲9▼の効果としては、上記の[0039]に示している、太陽化学株式会社が製造販売をしているサンフェノンEGCgを生理食塩水、又は水溶液を使用しての溶解性を、株式会社新日本科学に依頼をしてサンフェノンEGCgの溶解性の実験を行った実験結果の報告書を[0041]に示している。この[0041]に示している実験結果の報告書から判断をすることが出来ることは、総カテキン含有量に対してエピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量が92.7%のサンフェノンEGCgの溶解性が悪いことが判明をした。このことから、エピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量が32.3%と低いポリフェノン70S、及びエピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量が41.7%と低いサンフェノンBG−3の生理食塩水、又は水溶液に対しての溶解性は良好であることが判明をした。以上のことから、各種カテキン類を静脈内投与する場合、各種カテキン類の総カテキン含有量に対して重量比で、エピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量を41.7%以下、又は92.7%以下のエピガロカテキンガレート(EGCg)を含有している各種カテキン類が静脈内投与を行う場合には最適であることが判明をした。
【0066】
▲10▼の効果としては、上記にて説明をした、各種カテキン類の総カテキン含有量に対して、エピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量が多いほどに抗ウイルス活性、又は抗マラリア原虫活性、又は抗トリパノソーマ原虫活性、又は細菌、又は結核菌を死滅させる効果、又は抗癌効果などの抗酸化作用は、エピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量が多いほどに抗酸化作用が強力となることは判明をしている。だけども、上記にて説明をしたように、エピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量が多い太陽化学株式会社が製造販売をしているサンフェノンEGCgは、エピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量が各種カテキン類の総カテキン含有量に対して92.7%と含有量が高いので生理食塩水、又は水溶液に溶解をしない溶解性が悪いので静脈内投与は出来ない欠点がある。このエピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量が多いほどに溶解性が悪い欠点を回避する手段としては、各種カテキン類の総カテキン含有量が含有しているエピガロカテキンガレート(EGCg)の含有量を低下させることにより、静脈内投与を目的とした生理食塩水、又は水溶液に溶解をする溶解性が良好となることが判明をした。
【0067】
▲11▼の効果としては、上記にて説明をした、各種カテキン類の特徴としては鉄分を含む物質、又は鉄(以下、略して、鉄分とする)との反応性が高いので、各種カテキン類を経口内投与、又は静脈内投与をする場合、各種カテキン類と鉄分を化学反応をさせて化学結合をさせた鉄分を含有している各種カテキン類(以下、略して、鉄分入り各種カテキン類、又はカテキン誘導体とする)を経口内投与、又は静脈内投与をすると、鉄分と化学結合をしている鉄分入り各種カテキン類は人体の消化器官である胃、及び小腸などの腸管にて分解をされることなく、鉄分入り各種カテキン類は腸管にて吸収をされるので、上記にて説明をした、種々雑々な感染症の治療手段として使用することが出来る。
【0068】
▲12▼の効果としては、病名がねむり病の感染症の原因であるツエツエバエが媒介をする寄生虫であるトリパノソーマに感染をした農耕用の牛、及び馬、又はブタなどの家畜の治療手段として、上記にて説明をした、カテキン、又はカテキン誘導体を経口内投与をするか、又は腹腔内投与をするか、又は静脈内投与をすることにより、農耕用の牛、及び馬、又はブタなどの家畜が感染をした、病名がねむり病の治療手段とする。
【0069】
▲13▼の効果としては、上記にて説明をした、各種カテキン類をブタの体内に経口内投与をするか、又は腹腔内投与をするか、又は静脈内投与をすることにより、病名がインフルエンザも、日本脳炎もデング熱も、黄熱病も、ブタが感染源となっているブタ由来のウイルスであるコロナウイルスの系統であるウイルスを撲滅することが出来ることになる。このブタ由来のインフルエンザウイルス、デング熱、黄熱病、及び日本脳炎を発症するウイルスをハマダラ蚊である蚊が人間、及び鳥などに媒介をして発症をするのが、病名がインフルエンザであり、デング熱であり、黄熱病であり、日本脳炎である。このことから、病名がインフルエンザ、デング熱、黄熱病、日本脳炎(以下、略してインフルエンザとする)もブタが保菌者となっているコロナウイルスの仲間であることから、病名がインフルエンザを撲滅するのには保菌者となっているブタの体内からブタ由来のインフルエンザを撲滅すれば、病名がインフルエンザを撲滅することが出来ることになる。また、病名がデング熱も、黄熱病も、日本脳炎もインフルエンザと同様に撲滅をすることが出来ることになる。このブタの体内からブタ由来のコロナウイルスの仲間であるウイルスを撲滅するのには、上記にて説明をした、各種カテキン類、及びカテキン誘導体(以下、略してカテキンとする)をブタの体内に、例えば、ブタの口からカテキンを食べさせる治療手段である経口内投与をするか、又は腹腔内投与をするか、又は静脈内投与をすることにより、地球上から、ブタ由来のコロナウイルスの仲間が原因で発症をする、病名がインフルエンザ、鳥インフルエンザ、デング熱、黄熱病、及び日本脳炎などのウイルス性の疾患を撲滅することが出来ることになる。
【0070】
▲14▼の効果としては、カテキンを経口内投与、又は腹腔内投与、又は静脈内投与をすることにより、耐性結核菌患者の病原菌である耐性結核菌が原因で発症をする耐性結核菌患者の治療手段としてカテキンを経口内投与、又は腹腔内投与、又は静脈内投与をすることにより、耐性結核菌患者の治療手段とする。
【0071】
▲15▼の効果としては、カテキンを経口内投与、又は腹腔内投与、又は静脈内投与をすることにより、血液中を浮遊している癌細胞を、カテキンによる抗癌効果を使用して癌細胞を死滅させて癌細胞の転移を血液中に於いて阻止することを目的とした治療手段として、カテキンを経口内投与、又は腹腔内投与、又は静脈内投与による癌患者の治療手段とする。
【0072】
▲16▼の効果としては、カテキンには男性の精液を構成している蛋白質、鎖糖、及び脂質と化学的に共有結合をする。この現象を使用して、女性が女性の立場にて、女性の膣の内部にて精液を不活化する目的の避妊を目的とした避妊薬を、主たる原材料としてはカテキンとハードハット油、又はカテキンとヤシ油を主たる原材料として、女性が膣の内部にて使用をする避妊薬を形成することが出来る効果がある。
【0073】
また、下記に示している表3は、浜松医科大学感染症学寄生虫部門の石井明准教授に、所在地が三重県四日市市宝町1−3−1にある太陽化学株式会社が製造販売をしている商品名がサンフェノンBG−3([0042]に、サンフェノンBG−3のカテキン組成例を示している)と、所在地が東京都港区西新橋1−2−9にある三井農林株式会社が製造販売をしているポリフェノン70S([0038]に、ポリフェノン70Sのカテキン類分析結果(HPLC法)を示している)の2種類の各種カテキン類(以下、略して、カテキンとする)を使用しての、マウスが感染をするマラリア原虫に対する抗マラリア作用の実験を依頼した、マウスを使用しての抗マラリア用の、実験結果を下記の表3に示している。
【0074】
さらに、下記に石井明准教授から本考案者の長浦善昭宛の実験結果の報告書と、下記の表3に上記にて説明をしたサンフェノンBG−3と、ポリフェノン70Sの2種類のカテキンを使用しての抗マラリア作用の実験結果を示している。
【0075】
また、下記に示しているのは、上記にて説明をした、石井明准教授から本考案者の長浦善昭宛の報告書である。
【0076】
メインユーザー
送信者:″石井明″〈aishih@hama−med.ac.jp
宛先:〈sikasho@deluxe.ocn.ne.jp
送信日時:2008年7月23日 17:44
添付:カテキン.xls
件名:カテキンの結果
長浦善昭 様
暑い日が続きますが、お元気ですか。
ご依頼のカテキンの抗マラリア作用の結果をお送りします。
本日の時点で、クロロキンとサンフェノンを投与したマウス1匹ががんばっていますが、ある程度予想がつきましたので、表にまとめました。
表には、各個体の生存日数と原虫感染後の末梢マウス血液の感染赤血球数の百分率を示しました。例えば、「%4dpi」とは、感染4日目の感染赤血球の%割合です。
一言で言うならば、in vitroで効果が示されたように、今回の予備実験となってしまったマウス系でもそれなりの実験計画を立てればなにがしかの結果は得られることが示唆されています。
それでは、よろしくお願いします。
浜松医大感染症学寄生虫部門
石井 明
【0077】
さらに、下記に示している表3は、上記にて説明をした石井明准教授に依頼をしたカテキンの抗マラリア作用の実験結果である。
【表3】

【0078】
下記に上記の表3に示しているマウスを使用しての実験の実験結果の説明をする。
アーテスネート(Art)2mg/kg×2/day×3days 感染4日目より経口投与した
クロロキン(CQ)20mg/kg×1/day×3days 感染4日目より経口投与した
サンフェノンBG−3(EGCs)50mg/kg×2/day×3days 感染5日目より腹腔内投与した
ポリフェノンン70S(Poly70S)50mg/kg×2/day×3days 感染5日目より腹腔内投与した
EGCg500mg/kgを、原虫感染4日目に1日2回腹腔内投与した場合、翌日に15匹中13匹死亡した。
Poly70Sの500mg/kgを、原虫感染4日目に1日2回腹腔内投与した場合、翌日に15匹中9匹死亡した。
実験計画としては、当初マラリア原虫感染4日目よりアーテスネートとクロロキンおよびカテキン類を同時に投与する予定であった。
しかし、カテキン500mg/kg×2/dayが予想よりマウスに対して副作用を示し、大半のマウスが死亡したため、計画を変更した。
すなわち、感染対照群のマウス5匹とアーテスネート単独およびクロロキン単独投与群を用い、カテキン投与を1日送らせ、開始した。
結果、マウス匹数は少なく、検定はできないが、特にアーテスネートとサンフェノンとの併用効果は可能性が認められた。
この原虫は再燃した場合、感染率が低い時期にマウスは死亡する。しかしながら、併用したマウスでは生存期間の延長が認められ、さらに、感染率が低い時期の死亡は認められなかった。
このことから、サンフェノンの投与期間を長くとり、アーテスネートと同時期に投与することで、効果がより明確になることが示唆される
【0079】
また、上記にて説明をした、表3に示しているマウスが感染をするマラリア原虫を使用しての実験結果によると、マウスが感染をするマラリア原虫に対して、サンフェノンBG−3(EGCg)の単品と、クロロキンとサンフェノンBG−3(EGCg)の2種類の併用と、アーテスネートとサンフェノンBG−3(EGCg)の2種類を併用した薬剤がマウスが感染をするマラリア原虫に対して効果があることが判明をした。特に、アーテスネートとサンフェノンBG−3との2種類を併用した薬剤の併用効果は可能性が認められたとの、石井明准教授からの実験結果の報告書を表3に示している。
【0080】
さらに、表3に示している実験の実験結果と、図1、及び図2に示している、岡山大学医薬品情報学講座の新玉久美子氏に依頼をした平成20年1月15日、及び平成20年3月15日に行った、マラリア原虫の1種類であるFCR−3株(Plasmodium falciparum)を使用してのin vitroでの抗マラリア活性評価の実験結果と、石井明准教授に依頼をしたマウスが感染をするマラリア原虫のin vivoでのマウスを使用しての動物実験の実験結果は合致するとの報告書を表3に示している。
【0081】
また、電磁波を使用して主に、例えば、人体の足の指、又は足の指先、又は手の指、又は手の指先に出来る、汗疱状白癬菌が原因にて発症をする水虫の治療手段として、人体に影響を与えない範囲内の電磁波であるマイクロ波を、例えば、上記の実施例1、2、3、4、5、6、及び7にて説明をした、改良型家庭用電子レンジであるマグネトロン発振器を使用して、例えば、500Wのマイクロ波を20秒間前後の時間を、10分間に1回程度の割合にてマイクロ波を周期的に患部である人体の足の指、又は足の指先、又は手の指、又は手の指先などの患部にマイクロ波を照射して皮膚の内部の角質層に寄生をしている水虫の原因である細菌、真菌、及び黴である汗疱状白癬菌をマイクロ波である電磁波を使用して、例えば、500Wのマイクロ波を使用して角質層を65度C前後の温度に加熱をして、加熱時間としては、20秒間前後の時間を500Wのマイクロ波を照射して水虫を構成している蛋白質、鎖糖、及び脂質を極く短時間のマイクロ波加熱により変性、及び分解をさせて、人体を構成している皮膚、及び角質層に影響を与えることなく水虫だけを選択的に死滅させることにマイクロ波を使用すると効果的に水虫を殺傷して死滅させることが出来ることが判明をした。
【産業上の利用可能性】
【0082】
本発明は、地球上に於いて最大の感染症で、1年間に3億人から7億人が感染して、1年間に200万人以上の人間が死亡している、病名がマラリアの原因である病原体のマラリア原虫を媒介するハマダラ蚊を空気中にて電磁波を使用して加熱をしてハマダラ蚊を死滅させることにより、病名がマラリアを撲滅することに利用することが出来る。
【0083】
また、本発明は、アフリカ中央部に於いて毎年40万人が感染をして、6万人が死亡しているとされるねむり病は、ツエツエバエが媒介をする寄生虫であるトリパノソーマ原虫の感染で発症する。このねむり病のツエツエバエを電磁波を使用して人体、牛、及び馬に影響を与えない範囲内の出力の電磁波を使用して死滅させることにより、アフリカ中央部の広大な未開の農地を牛馬を使用して耕作をすることが出来ることになることに利用することが出来る。
【0084】
さらに、本発明は、病名がマラリア、エイズ、C型肝炎、インフルエンザ、パピローマウイルス(HPV)が原因で発病する子宮体癌、子宮頸癌、膣クラミジア、耐性結核菌、及び梅毒などの感染症(以下、略して、感染症とする)に感染をして発症をした患者の治療手段として、又は癌細胞をカテキンを経口内投与、静脈内投与、腹腔内投与、筋肉内投与、及び点滴内投与などの治療手段を使用してマラリア、エイズ、C型肝炎、インフルエンザ、パピローマウイルス、膣クラミジア、耐性結核菌、及び梅毒などの感染症、又は癌細胞の治療手段として利用することが出来る。
【0085】
また、本発明は発展途上国、例えば、サハラ以南のアフリカに於いて、エイズ患者の拡散の原因は、売春婦による売春行為による性行為によりエイズ患者が増加しているのが現状である。何故にアフリカに於いてエイズ患者が多いのかは貧しいことが、第1の理由である。それゆえに、売春婦は増加することになる。当然エイズ患者も増加をする貧の連鎖となる。この貧の連鎖を遮断する手段としては、本考案の避妊の効果と膣内殺菌剤(Microbicide)の両方の効果を兼ねている避妊薬を売春婦に提供して、性行為の段階にて両方の効果を兼ねている避妊薬を使用していただくことにより、売春婦を介在してエイズ患者が拡大をして増加をする貧の連鎖を遮断する手段として膣内殺菌剤(Microbicide)を兼ねている、本考案の避妊薬を利用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0086】
【図1】岡山大学医薬品情報学講座の修士課程に在学をしていた新玉久美子氏と、本考案者の長浦善昭の2人が共同にて、三井農林株式会社が製造販売をしているポリフェノン70Sを使用しての抗マラリア活性の実験を行った実験結果の評価である。
【0087】
【図2】上記と同じく、岡山大学医薬品情報学講座の修士課程に在学をしていた新玉久美子氏と、本考案者の長浦善昭の2人が共同にて、三井農林株式会社が製造販売をしているポリフェノン70Sと、太陽化学株式会社が製造販売をしているサンフェノンEGCgを使用しての抗マラリア活性の実験を行った実験結果の評価である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
病名がマラリア、ねむり病、デング熱、日本脳炎、及び黄熱病などの病原体であるマラリア原虫、トリパノソーマ原虫、各種ウイルス、及び細菌を人体に媒介する代表的な蚊、又はツエツエバエ(以下、略して、ハマダラ蚊とする)を電磁波を使用してハマダラ蚊を空気中にて加熱をして殺傷する方法、及びその装置。
【請求項2】
発振源であるマグネトロン、表面波振動、パルス波長、及び固体振動(以下、略して水晶振動子とする)などを使用して発振させた電磁波を空気中に発射、及び照射をさせて、前記請求項1記載のハマダラ蚊を電磁波を使用して空気中にて加熱をして殺傷して死滅させる方法、及びその装置。
【請求項3】
本考案者の長浦善昭が発明・発見をした加工手段を記載している、米国特許公報であるUS6,952,074B2に記載をしている水晶振動子の加工手段を使用して加工をした水晶振動子を発振源として使用して増幅をした指向性があり直進性がある正弦波の電磁波を使用して、前記請求項1、及び2記載のハマダラ蚊を電磁波を使用して空気中にて加熱をして殺傷して死滅させる方法、及びその装置。
【請求項4】
病名がねむり病の原因であるトリパノソーマ原虫を媒介するツエツエバエを電磁波を使用して空気中、又は牛馬の体皮の表面上にまとわりついているツエツエバエを電磁波を使用して殺傷して死滅させることを目的とした、前記請求項1、2、及び3記載のツエツエバエを電磁波を使用して空気中にて加熱をして殺傷して死滅をさせる方法、及びその装置。
【請求項5】
電磁波を使用して主に、例えば、人体の足の指、又は指先、又は手の指、又は指先に出来る、汗疱状白癬菌が原因にて発症をする水虫の治療手段として、人体に影響を与えない範囲内の出力、及び時間を使用して人体の足の指先、又は手の指先に電磁波を照射して皮膚の内部の角質層に寄生をしている水虫の原因である細菌、真菌、及び黴である汗疱状白癬菌を電磁波であるマイクロ波を使用して、例えば、65度C前後の温度に加熱を20秒間前後を行い水虫を構成している蛋白質を変性させて水虫を死滅させることを目的とした、前記請求項1、2,3、及び4記載の水虫を電磁波を使用して殺傷して死滅をさせる方法、及びその装置。
【請求項6】
病名がマラリア、ねむり病、エイズ、C型肝炎、成人白血病、デング熱、日本脳炎、黄熱病、結核菌、癌細胞、及びインフルエンザ(以下、略して、感染症とする)の患者の血液中にカテキンを静脈内投与、腹腔内投与、筋肉内投与、点滴内投与、及び経口内投与(以下、略して、静脈内投与、又は経口内投与とする)をして感染症、又は結核菌、又は癌細胞を治療することを特徴とする治療手段の方法。
【請求項7】
カテキンを使用して感染症を治療する目的にてカテキンを静脈内投与を行う場合、総カテキン含量の内部に、カフェインを全く含有をしていないカテキンを使用するか、又は総カテキン含量のカテキンの含有量に対してカフェインの割合を0%、又は6%以下、又は10%以下としたカフェインを含有しているカテキンを使用して静脈内投与を行い感染症を治療することを目的とした、前記6記載の感染症を治療することを特徴とする治療手段の方法。
【請求項8】
カテキンを使用して感染症を治療する目的にてカテキンを静脈内投与を行う場合、総カテキン含量の内部に、エピガロカテキンガレート(EGCg)の混合率が90%以下、又は80%以下、又は70%以下、又は60%以下の割合の総カテキン含量を含有しているカテキンを使用して静脈内投与を行い感染症、又は結核菌、又は癌細胞を治療することを目的とした、前記6、及び7記載の感染症を治療することを特徴とする治療手段の方法。
【請求項9】
サンフェノンBG−3、又はポリフェノン70Sなどのカテキンとキニーネ、又はカテキンとクロロキン、又はカテキンとアーテスネートを併用して静脈内投与、又は経口内投与を行い感染症、又は結核菌、又は癌細胞を治療することを目的とした、前記6、7、及び8記載の感染症を治療することを特徴とする治療手段の方法。
【請求項10】
カテキンを使用して感染症を治療する目的にてカテキンを経口内投与を行う場合、総カテキン含量の内部に、カフェインの混合率が5%以上の割合のカフェインを含有している、総カテキン含量を含有しているカフェインを混合して混入したカテキンを使用して経口内投与を行い感染症、又は結核菌、又は癌細胞を治療することを目的とした、前記請求項6、7、8、及び9記載の感染症を治療することを特徴とする治療手段の方法。
【請求項11】
カテキンを使用して癌細胞が血液中を浮遊して各種の臓器に転移をする癌細胞を血液中にて死滅をさせる目的にて、カテキンを静脈内投与することにより、血液中にてカテキンは癌細胞と化学的に共有結合をして癌細胞を死滅させることが出来る。この現象により、癌細胞が血液中を浮遊して転移するのをカテキンを使用して防止することを目的とした、前記請求項6、7、8、9、及び10記載の感染症を治療することを特徴とする治療手段の方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−43057(P2010−43057A)
【公開日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−237089(P2008−237089)
【出願日】平成20年8月18日(2008.8.18)
【出願人】(590005195)
【出願人】(501125002)
【出願人】(501125035)
【Fターム(参考)】