説明

メッセージ送信装置、メッセージ受信装置およびメッセージ配信システム

【課題】ICカードを用いなくても、放送事業者から、受信装置を個別に特定してメッセージを配信することが可能であり、かつ、放送事業者側で、視聴制限を行う受信装置の数を管理することができるメッセージ送信装置を提供する。
【解決手段】メッセージ送信装置1Bは、メッセージ受信装置5Bから通知された個別識別子を宛先とし、メッセージ受信装置5Bをグループ化するメッセージ制御情報を内容とした個別メッセージを送信し、さらに、メッセージ制御情報と、メッセージ受信装置5Bをサブグループ化する部分識別子と、個別識別子における一部(部分識別子)の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、メッセージ情報を内容とした共通メッセージを、当該共通メッセージを受信させるメッセージ受信装置5Bをサブグループ単位で切り替えるために部分識別子を更新しながら生成および送信する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを、放送送信手段を介して、放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置との間で通信データを送受信する通信送受信手段と、
前記メッセージ受信装置を識別する個別識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
前記通信送受信手段を介して、前記通信データとして、前記メッセージ受信装置から、前記個別識別子と前記メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを受信し、当該個別識別子を前記個人情報とともに前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段は、前記共通メッセージで送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別識別子を宛先とした前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段を備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ情報通知生成手段は、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ単位で切り替えるために、前記部分識別子を所定時間ごとに更新し、当該更新後の前記部分識別子を含んだ前記メッセージ情報通知を順次生成することを特徴とするメッセージ送信装置。
【請求項2】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信することを特徴とする請求項1に記載のメッセージ送信装置。
【請求項3】
メッセージ送信装置から放送データとして送信されるメッセージ受信装置に対して共通のメッセージである共通メッセージを、放送受信手段を介して受信する共通メッセージ受信手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信される個別メッセージを、前記放送受信手段を介して受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置において、
前記メッセージ送信装置との間で通信データを送受信する通信送受信手段と、
当該メッセージ受信装置を識別するための個別識別子を予め記憶する記憶手段と、
前記メッセージ送信装置に、前記個別識別子と当該メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを登録する旨の要求を、前記通信送受信手段を介して前記通信データとして送信する個別識別子登録要求手段とを備え、
前記個別メッセージ受信手段は、前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、前記記憶手段に記憶されている個別識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を、当該メッセージ受信装置宛の前記個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段を備え、
前記共通メッセージ受信手段は、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記個別識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合に、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ受信装置。
【請求項4】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項3に記載のメッセージ受信装置。
【請求項5】
共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置と、放送受信手段を介して、前記共通メッセージを受信する共通メッセージ受信手段と、前記放送受信手段を介して、前記個別メッセージを受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置と、を備え、メッセージの配信を行うメッセージ配信システムであって、
前記メッセージ送信装置は、
前記個別メッセージ生成手段に、前記通信送受信手段を介して予め通知された前記メッセージ受信装置の個別識別子をメッセージの宛先とし、前記共通メッセージで送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を前記個別メッセージとして生成し、前記メッセージ受信装置に送信するメッセージ制御情報通知生成手段を備え、
前記共通メッセージ生成手段に、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を、前記部分識別子を所定時間ごとに更新しながら順次生成し、前記メッセージ受信装置に順次送信するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ受信装置は、
当該メッセージ受信装置を個別に識別するための個別識別子を予め記憶する記憶手段と、
前記メッセージ送信装置に、前記個別識別子と、当該メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを登録する旨の要求を、通信送受信手段を介して通信データとして送信する個別識別子登録要求手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段に、前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、前記記憶手段に記憶されている個別識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を、当該メッセージ受信装置宛の前記個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段を備え、
前記共通メッセージ受信手段に、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記個別識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合に、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ配信システム。
【請求項6】
前記メッセージ送信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信し、
前記メッセージ受信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項5に記載のメッセージ配信システム。
【請求項7】
メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置を識別する個別識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
前記メッセージ受信装置で生成され、予め放送事業者側に通知された前記メッセージ受信装置を識別するための個別識別子と、前記メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを外部から入力し、当該個別識別子が前記識別子記憶手段に記憶されているか否かを判定する個別識別子重複判定手段と、
この個別識別子重複判定手段において、当該個別識別子が記憶されていないと判定された場合に、当該個別識別子を前記個人情報とともに前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段は、前記共通メッセージで送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、外部から指定された個人情報に対応する前記個別識別子を宛先とした前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段を備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ情報通知生成手段は、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ単位で切り替えるために、前記部分識別子を所定時間ごとに更新し、当該更新後の前記部分識別子を含んだ前記メッセージ情報通知を順次生成することを特徴とするメッセージ送信装置。
【請求項8】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信することを特徴とする請求項7に記載のメッセージ送信装置。
【請求項9】
メッセージ送信装置から放送データとして送信されるメッセージ受信装置に対して共通のメッセージである共通メッセージを、放送受信手段を介して受信する共通メッセージ受信手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信される個別メッセージを、前記放送受信手段を介して受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置において、
当該メッセージ受信装置の内部情報に基づいて、当該メッセージ受信装置を個別に識別するための個別識別子を生成して記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子生成手段と、
この個別識別子生成手段で生成された個別識別子を、放送事業者側に通知するための情報として表示する個別識別子表示手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段は、前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、前記記憶手段に記憶されている個別識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を、当該メッセージ受信装置宛の前記個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段を備え、
前記共通メッセージ受信手段は、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記個別識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合に、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ受信装置。
【請求項10】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項9に記載のメッセージ受信装置。
【請求項11】
共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置と、放送受信手段を介して、前記共通メッセージを受信する共通メッセージ受信手段と、前記放送受信手段を介して、前記個別メッセージを受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置と、を備え、メッセージの配信を行うメッセージ配信システムであって、
前記メッセージ送信装置は、
前記個別メッセージ生成手段に、前記共通メッセージで送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別識別子を宛先とした前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段を備え、
前記共通メッセージ生成手段に、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を、前記部分識別子を所定時間ごとに更新しながら順次生成し、前記メッセージ受信装置に順次送信するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ受信装置は、
当該メッセージ受信装置の内部情報に基づいて、当該メッセージ受信装置を個別に識別するための前記個別識別子を生成して記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子生成手段と、
この個別識別子生成手段で生成された個別識別子を、放送事業者側に通知するための情報として表示する個別識別子表示手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段に、前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、前記記憶手段に記憶されている個別識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を、当該メッセージ受信装置宛の前記個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段を備え、
前記共通メッセージ受信手段に、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記個別識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合に、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ配信システム。
【請求項12】
前記メッセージ送信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信し、
前記メッセージ受信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項11に記載のメッセージ配信システム。
【請求項13】
メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを、放送送信手段を介して、放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置との間で通信データを送受信する通信送受信手段と、
前記メッセージ受信装置を識別する個別識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
前記通信送受信手段を介して、前記通信データとして、前記メッセージ受信装置で生成された個別識別子と、前記メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを受信し、当該個別識別子が、前記識別子記憶手段に記憶されているか否かを判定する個別識別子重複判定手段と、
この個別識別子重複判定手段において、当該個別識別子が記憶されていないと判定された場合に、当該個別識別子を前記個人情報とともに前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、
前記個別識別子重複判定手段において、当該個別識別子が記憶されていると判定された場合に、他の個別識別子を要求する旨を、前記通信送受信手段を介して、前記メッセージ受信装置に送信する個別識別子再要求手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段は、外部から指定された個人情報に対応する前記個別識別子を宛先として、前記共通メッセージで送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段を備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先として、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ情報通知生成手段は、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ単位で切り替えるために、前記部分識別子を所定時間ごとに更新し、当該更新後の前記部分識別子を含んだ前記メッセージ情報通知を順次生成することを特徴とするメッセージ送信装置。
【請求項14】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信することを特徴とする請求項13に記載のメッセージ送信装置。
【請求項15】
メッセージ送信装置から放送データとして送信されるメッセージ受信装置に対して共通のメッセージである共通メッセージを、放送受信手段を介して受信する共通メッセージ受信手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信される個別メッセージを、前記放送受信手段を介して受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置において、
前記メッセージ送信装置との間で通信データを送受信する通信送受信手段と、
当該メッセージ受信装置の内部情報に基づいて、当該メッセージ受信装置を個別に識別するための個別識別子を生成して記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子生成手段と、
この個別識別子生成手段で生成された個別識別子と、当該メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを前記メッセージ送信装置に登録する旨の要求を、前記通信送受信手段を介して、前記通信データとして送信し、前記通信送受信手段を介して、前記メッセージ送信装置から、他の個別識別子を要求する旨の指示を受信した場合に、前記個別識別子生成手段に、個別識別子の再生成を要求する個別識別子登録要求手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段は、前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、前記記憶手段に記憶されている個別識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を、当該メッセージ受信装置宛の前記個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段を備え、
前記共通メッセージ受信手段は、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記個別識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合に、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ受信装置。
【請求項16】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項15に記載のメッセージ受信装置。
【請求項17】
共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置と、放送受信手段を介して、前記共通メッセージを受信する共通メッセージ受信手段と、前記放送受信手段を介して、前記個別メッセージを受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置と、を備え、メッセージの配信を行うメッセージ配信システムであって、
前記メッセージ送信装置は、
通信送受信手段を介して前記通信データとして受信した、前記メッセージ受信装置で生成された個別識別子が放送事業者側で重複している場合、他の個別識別子を要求する旨を、通信送受信手段を介して、前記メッセージ受信装置に送信する個別識別子再要求手段を備え、
前記個別メッセージ生成手段に、通信送受信手段を介して予め通知された前記メッセージ受信装置の個別識別子をメッセージの宛先として、前記共通メッセージで送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を前記個別メッセージとして生成し、前記放送送信手段を介して前記メッセージ受信装置に送信するメッセージ制御情報通知生成手段を備え、
前記共通メッセージ生成手段に、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を、前記部分識別子を所定時間ごとに更新しながら順次生成し、前記放送送信手段を介して前記メッセージ受信装置に順次送信するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ受信装置は、
当該メッセージ受信装置の内部情報に基づいて、当該メッセージ受信装置を個別に識別するための個別識別子を生成して記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子生成手段と、
この個別識別子生成手段で生成された個別識別子と、当該メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを前記メッセージ送信装置に登録する旨の要求を、通信送受信手段を介して通信データとして送信し、前記通信送受信手段を介して、前記メッセージ送信装置から、前記個別識別子が重複している旨の通知を受信した場合に、前記個別識別子生成手段に、個別識別子の再生成を要求する個別識別子登録要求手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段に、前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、前記記憶手段に記憶されている個別識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を当該メッセージ受信装置宛の前記個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段を備え、
前記共通メッセージ受信手段に、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、前記記憶手段に記憶されている前記個別識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合に、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ配信システム。
【請求項18】
前記メッセージ送信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信し、
前記メッセージ受信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項17に記載のメッセージ配信システム。
【請求項19】
メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置を識別する識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
予め放送事業者側に通知された前記メッセージ受信装置を識別するための個別識別子と、前記メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを外部から入力し、当該個別識別子を前記個人情報と対応付けて前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、
前記個別識別子に対して、前記メッセージ受信装置を放送事業者側で個別に識別する新たな識別子である指定識別子を、前記個別識別子と対応付けて前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子登録手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段は、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、当該個別識別子に対応する指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を前記個別メッセージとして生成して送信する指定識別子通知生成手段と、
前記指定識別子通知を前記個別メッセージとして前記メッセージ受信装置に送信した後、外部から指定された個人情報に対応する前記指定識別子を宛先として、前記共通メッセージとして送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段とを備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ情報通知生成手段は、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ単位で切り替えるために、前記部分識別子を所定時間ごとに更新し、当該更新後の前記部分識別子を含んだ前記メッセージ情報通知を順次生成することを特徴とするメッセージ送信装置。
【請求項20】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信することを特徴とする請求項19に記載のメッセージ送信装置。
【請求項21】
メッセージ送信装置から放送データとして送信されるメッセージ受信装置に対して共通のメッセージである共通メッセージを、放送受信手段を介して受信する共通メッセージ受信手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信される個別メッセージを、前記放送受信手段を介して受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置において、
当該メッセージ受信装置を識別するための個別識別子を予め記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶されている個別識別子を、放送事業者側に通知するための情報として表示する個別識別子表示手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段は、前記個別メッセージとして、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、放送事業者側において前記個別識別子に対して生成した指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を受信した際に、前記指定識別子を前記記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子解析手段と、
前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、記憶手段に記憶されている指定識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を当該メッセージ受信装置宛の個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段と、を備え、
前記共通メッセージ受信手段は、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されている場合、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記指定識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信し、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合、当該共通メッセージの宛先が、前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記個別識別子の前記マスク情報に基づいて特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ受信装置。
【請求項22】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項21に記載のメッセージ受信装置。
【請求項23】
共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置と、放送受信手段を介して、前記共通メッセージを受信する共通メッセージ受信手段と、前記放送受信手段を介して、前記個別メッセージを受信する個別メッセージ受信手段と、を備えたメッセージ受信装置と、を備え、メッセージの配信を行うメッセージ配信システムであって、
前記メッセージ送信装置は、
前記個別メッセージ生成手段に、予め放送事業者側に通知された前記メッセージ受信装置を識別するための個別識別子をメッセージの宛先とし、当該個別識別子に対応し、前記メッセージ受信装置を放送事業者側で識別する新たな識別子である指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を、前記個別メッセージとして生成して送信する指定識別子通知生成手段と、
前記指定識別子通知を前記個別メッセージとして前記メッセージ受信装置に送信した後、外部から指定された個人情報に対応する前記指定識別子を宛先として、前記共通メッセージとして送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段と、を備え、
前記共通メッセージ生成手段に、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を、前記部分識別子を所定時間ごとに更新しながら順次生成し、前記メッセージ受信装置に順次送信するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ受信装置は、
当該メッセージ受信装置を識別するための前記個別識別子を予め記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶されている個別識別子を、放送事業者側に通知するための情報として表示する個別識別子表示手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段に、個別識別子をメッセージの宛先とし、放送事業者側において個別識別子に対応して生成した指定識別子をメッセージの内容とする個別メッセージである指定識別子通知を受信した際に、指定識別子を記憶手段に書き込み記憶する指定識別子解析手段と、
前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、記憶手段に記憶されている指定識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を当該メッセージ受信装置宛の個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段と、を備え、
前記共通メッセージ受信手段に、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されている場合、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記指定識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信し、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合、当該共通メッセージの宛先が、前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記個別識別子の前記マスク情報に基づいて特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ配信システム。
【請求項24】
前記メッセージ送信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信し、
前記メッセージ受信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項23に記載のメッセージ配信システム。
【請求項25】
メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを、放送送信手段を介して、放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置との間で通信データを送受信する通信送受信手段と、
前記メッセージ受信装置を識別する識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
前記通信送受信手段を介して、前記通信データとして、前記メッセージ受信装置に予め記憶されている固有の識別子である個別識別子と、前記メッセージ受信装置のネットワークアドレスと、前記メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを受信し、当該個別識別子を前記ネットワークアドレスおよび前記個人情報とともに前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、
前記個別識別子に対して、前記メッセージ受信装置を放送事業者側で個別に識別する新たな識別子である指定識別子を、前記個別識別子と対応付けて前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子登録手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段に、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、当該個別識別子に対応する指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を前記個別メッセージとして生成して、当該個別識別子に対応するネットワークアドレスに前記通信送受信手段を介して送信する指定識別子通知生成手段と、
前記指定識別子通知を前記個別メッセージとして前記メッセージ受信装置に送信した後、前記共通メッセージとして送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記指定識別子を宛先とした前記個別メッセージとして生成し、前記メッセージ受信装置に送信するメッセージ制御情報通知生成手段とを備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ情報通知生成手段は、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ単位で切り替えるために、前記部分識別子を所定時間ごとに更新し、当該更新後の前記部分識別子を含んだ前記メッセージ情報通知を順次生成することを特徴とするメッセージ送信装置。
【請求項26】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信することを特徴とする請求項25に記載のメッセージ送信装置。
【請求項27】
メッセージ送信装置から放送データとして送信されるメッセージ受信装置に対して共通のメッセージである共通メッセージを、放送受信手段を介して受信する共通メッセージ受信手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信される個別メッセージを、前記放送受信手段を介して受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置において、
前記メッセージ送信装置との間で通信データを送受信する通信送受信手段と、
当該メッセージ受信装置を識別するための個別識別子を予め記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶されている個別識別子と、当該メッセージ受信装置のネットワークアドレスと、当該メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを前記メッセージ送信装置に登録する旨の要求を、前記通信送受信手段を介して、前記通信データとして送信する個別識別子登録要求手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段は、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、放送事業者側において前記個別識別子に対して生成した指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を、前記通信送受信手段を介して受信した際に、前記指定識別子を記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子解析手段と、
前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、記憶手段に記憶されている指定識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を、当該メッセージ受信装置宛の個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段と、を備え、
前記共通メッセージ受信手段は、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されている場合、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記指定識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信し、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合、当該共通メッセージの宛先が、前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記個別識別子の前記マスク情報に基づいて特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ受信装置。
【請求項28】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項27に記載のメッセージ受信装置。
【請求項29】
共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置と、放送受信手段を介して、前記共通メッセージを受信する共通メッセージ受信手段と、前記放送受信手段を介して、前記個別メッセージを受信する個別メッセージ受信手段を備えたメッセージ受信装置と、前記メッセージ受信装置を個別に識別するための識別子を管理する識別子管理装置と、を備え、メッセージの配信を行うメッセージ配信システムであって、
前記メッセージ送信装置は、
前記個別メッセージ生成手段に、
通信送受信手段を介して前記通信データとして受信した、前記メッセージ受信装置に予め記憶されている固有の識別子である個別識別子をメッセージの宛先とし、当該個別識別子に対応し、前記メッセージ受信装置を放送事業者側で識別する新たな識別子である指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を個別メッセージとして生成して、前記メッセージ受信装置のネットワークアドレスに前記通信送受信手段を介して送信する指定識別子通知生成手段と、
前記指定識別子通知を前記個別メッセージとして前記メッセージ受信装置に送信した後、前記共通メッセージとして送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記指定識別子を宛先とした前記個別メッセージとして生成し、前記メッセージ受信装置に送信するメッセージ制御情報通知生成手段と、を備え、
前記共通メッセージ生成手段に、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を、前記部分識別子を所定時間ごとに更新しながら順次生成し、前記メッセージ受信手段に順次送信するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ受信装置は、
記憶手段に記憶されている個別識別子と、当該メッセージ受信装置のネットワークアドレスと、当該メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを前記メッセージ送信装置に登録する旨の要求を、前記通信送受信手段を介して、前記通信データとして送信する個別識別子登録要求手段を備え、
前記個別メッセージ受信手段に、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、放送事業者側において前記個別識別子に対して生成した指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を、前記通信送受信手段を介して受信した際に、前記指定識別子を記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子解析手段と、
前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、記憶手段に記憶されている指定識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を、当該メッセージ受信装置宛の個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段と、を備え、
前記共通メッセージ受信手段に、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されている場合、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記指定識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信し、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合、当該共通メッセージの宛先が、前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記個別識別子の前記マスク情報に基づいて特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ配信システム。
【請求項30】
前記メッセージ送信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信し、
前記メッセージ受信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項29に記載のメッセージ配信システム。
【請求項31】
メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置を識別する識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
前記メッセージ受信装置で生成され、予め放送事業者側に通知された前記メッセージ受信装置を識別するための個別識別子と、前記メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを外部から入力し、当該個別識別子が前記識別子記憶手段に記憶されているか否かを判定する個別識別子重複判定手段と、
この個別識別子重複判定手段において、当該個別識別子が記憶されていないと判定された場合に、当該個別識別子を前記個人情報と対応付けて前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、
前記メッセージ受信装置を放送事業者側で個別に識別する新たな識別子である指定識別子を、前記個別識別子と対応付けて前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子登録手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段は、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、当該個別識別子に対応する指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を前記個別メッセージとして生成して送信する指定識別子通知生成手段と、
前記指定識別子通知を前記個別メッセージとして前記メッセージ受信装置に送信した後、外部から指定された個人情報に対応する前記指定識別子を宛先として、前記共通メッセージとして送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段とを備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ情報通知生成手段は、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ単位で切り替えるために、前記部分識別子を所定時間ごとに更新し、当該更新後の前記部分識別子を含んだ前記メッセージ情報通知を順次生成することを特徴とするメッセージ送信装置。
【請求項32】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信することを特徴とする請求項31に記載のメッセージ送信装置。
【請求項33】
メッセージ送信装置から放送データとして送信されるメッセージ受信装置に対して共通のメッセージである共通メッセージを、放送受信手段を介して受信する共通メッセージ受信手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信される個別メッセージを、前記放送受信手段を介して受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置において、
当該メッセージ受信装置の内部情報に基づいて、当該メッセージ受信装置を個別に識別するための個別識別子を生成する個別識別子生成手段と、
この個別識別子生成手段で生成された個別識別子を、放送事業者側に通知するための情報として表示する個別識別子表示手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段は、個別メッセージとして、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、放送事業者側において前記個別識別子に対して生成した指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を受信した際に、前記指定識別子を記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子解析手段と、
前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、記憶手段に記憶されている指定識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を、当該メッセージ受信装置宛の個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段と、を備え、
前記共通メッセージ受信手段は、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されている場合、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記指定識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信し、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合、当該共通メッセージの宛先が、前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記個別識別子の前記マスク情報に基づいて特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ受信装置。
【請求項34】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項33に記載のメッセージ受信装置。
【請求項35】
共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置と、放送受信手段を介して、前記共通メッセージを受信する共通メッセージ受信手段と、前記放送受信手段を介して、前記個別メッセージを受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置と、を備え、メッセージの配信を行うメッセージ配信システムであって、
前記メッセージ送信装置は、
前記個別メッセージ生成手段に、前記メッセージ受信装置で生成され、予め放送事業者側に通知された前記メッセージ受信装置を識別するための個別識別子をメッセージの宛先とし、当該個別識別子に対応し、前記メッセージ受信装置を放送事業者側で個別に識別する新たな識別子である指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知をメッセージの内容とする指定識別子通知を、前記個別メッセージとして生成して送信する指定識別子通知生成手段と、
前記共通メッセージとして送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記指定識別子を宛先とした前記個別メッセージとして生成し、前記メッセージ受信装置に送信するメッセージ制御情報通知生成手段と、を備え、
前記共通メッセージ生成手段に、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を、前記部分識別子を更新しながら生成し、前記メッセージ受信装置に順次送信するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ受信装置は、
当該メッセージ受信装置の内部情報に基づいて、当該メッセージ受信装置を個別に識別するための前記個別識別子を生成する個別識別子生成手段と、
この個別識別子生成手段で生成された個別識別子を、放送事業者側に通知するための情報として表示する個別識別子表示手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段に、個別メッセージとして、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、放送事業者側において前記個別識別子に対して生成した指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を受信した際に、前記指定識別子を記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子解析手段と、
前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、記憶手段に記憶されている指定識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を、当該メッセージ受信装置宛の個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段と、を備え、
前記共通メッセージ受信手段は、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されている場合、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記指定識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信し、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合、当該共通メッセージの宛先が、前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記個別識別子の前記マスク情報に基づいて特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ配信システム。
【請求項36】
前記メッセージ送信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信し、
前記メッセージ受信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項35に記載のメッセージ配信システム。
【請求項37】
メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを、放送送信手段を介して、放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置との間で通信データを送受信する通信送受信手段と、
前記メッセージ受信装置を識別する識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
前記通信送受信手段を介して、前記通信データとして、前記メッセージ受信装置で生成された個別識別子と、前記メッセージ受信装置のネットワークアドレスと、前記メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを受信し、当該個別識別子が、前記識別子記憶手段に記憶されているか否かを判定する個別識別子重複判定手段と、
この個別識別子重複判定手段において、当該個別識別子が記憶されていないと判定された場合に、当該個別識別子を前記ネットワークアドレスおよび前記個人情報とともに前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、
前記個別識別子重複判定手段において、当該個別識別子が記憶されていると判定された場合に、他の個別識別子を要求する旨を、前記通信送受信手段を介して、前記メッセージ受信装置に送信する個別識別子再要求手段と、
前記メッセージ受信装置を放送事業者側で個別に識別する新たな識別子である指定識別子を、前記個別識別子と対応付けて前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子登録手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段は、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、当該個別識別子に対応する指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を前記個別メッセージとして生成して、当該個別識別子に対応するネットワークアドレスに前記通信送受信手段を介して送信する指定識別子通知生成手段と、
前記指定識別子通知を前記個別メッセージとして前記メッセージ受信装置に送信した後、外部から指定された個人情報に対応する前記指定識別子を宛先として、前記共通メッセージとして送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別メッセージとして生成し、前記放送送信手段を介して送信するメッセージ制御情報通知生成手段とを備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ情報通知生成手段は、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ単位で切り替えるために、前記部分識別子を所定時間ごとに更新し、当該更新後の前記部分識別子を含んだ前記メッセージ情報通知を順次生成することを特徴とするメッセージ送信装置。
【請求項38】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信することを特徴とする請求項37に記載のメッセージ送信装置。
【請求項39】
メッセージ送信装置から放送データとして送信されるメッセージ受信装置に対して共通のメッセージである共通メッセージを、放送受信手段を介して受信する共通メッセージ受信手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信される個別メッセージを、前記放送受信手段を介して受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置において、
前記メッセージ送信装置との間で通信データを送受信する通信送受信手段と、
当該メッセージ受信装置の内部情報に基づいて、当該メッセージ受信装置を個別に識別するための個別識別子を生成する個別識別子生成手段と、
この個別識別子生成手段で生成された個別識別子と、当該メッセージ受信装置のネットワークアドレスと、当該メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを前記メッセージ送信装置に登録する旨の要求を、前記通信送受信手段を介して、前記通信データとして送信し、前記通信送受信手段を介して、前記メッセージ送信装置から、他の個別識別子を要求する旨の指示を受信した場合に、前記個別識別子生成手段に、個別識別子の再生成を要求する個別識別子登録要求手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段は、個別メッセージとして、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、放送事業者側において前記個別識別子に対して生成した指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を、前記通信送受信手段を介して受信した際に、前記指定識別子を記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子解析手段と、
前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、記憶手段に記憶されている指定識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を、当該メッセージ受信装置宛の個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段と、を備え、
前記共通メッセージ受信手段は、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されている場合、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記指定識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信し、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合、当該共通メッセージの宛先が、前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記個別識別子の前記マスク情報に基づいて特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ受信装置。
【請求項40】
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項39に記載のメッセージ受信装置。
【請求項41】
共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置と、放送受信手段を介して、前記共通メッセージを受信する共通メッセージ受信手段と、前記放送受信手段を介して、前記個別メッセージを受信する個別メッセージ受信手段と、を備えたメッセージ受信装置と、を備え、メッセージの配信を行うメッセージ配信システムであって、
前記メッセージ送信装置は、
通信送受信手段を介して前記通信データとして受信した、前記メッセージ受信装置で生成された個別識別子が放送事業者側で重複している場合、他の個別識別子を要求する旨を、前記通信送受信手段を介して、前記メッセージ受信装置に送信する個別識別子再要求手段を備え、
前記個別メッセージ生成手段に、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、当該個別識別子に対応し、前記メッセージ受信装置を放送事業者側で個別に識別する新たな識別子である指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を個別メッセージとして生成して、前記メッセージ受信装置のネットワークアドレスに前記通信送受信手段を介して送信する指定識別子通知生成手段と、
前記共通メッセージとして送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別メッセージとして生成し、前記通信送受信手段を介して送信するメッセージ制御情報通知生成手段と、を備え、
前記共通メッセージ生成手段に、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を、前記部分識別子を所定時間ごとに更新しながら生成し、前記メッセージ受信装置に順次送信するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ受信装置は、
当該メッセージ受信装置の内部情報に基づいて、当該メッセージ受信装置を個別に識別するための前記個別識別子を生成する個別識別子生成手段と、
この個別識別子生成手段で生成された個別識別子と、当該メッセージ受信装置のネットワークアドレスと、当該メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを前記メッセージ送信装置に登録する旨の要求を、通信送受信手段を介して、通信データとして送信し、前記通信送受信手段を介して、前記メッセージ送信装置から、前記個別識別子が重複している旨の通知を受信した場合に、前記個別識別子生成手段に、個別識別子の再生成を要求する個別識別子登録要求手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段に、個別メッセージとして、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、放送事業者側において前記個別識別子に対して生成した指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を、前記通信送受信手段を介して受信した際に、前記指定識別子を記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子解析手段と、
前記放送受信手段を介して受信した個別メッセージの宛先が、前記記憶手段に記憶されている指定識別子と一致し、内容が、前記メッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報であるメッセージ制御情報通知を、当該メッセージ受信装置宛の前記個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段と、を備え、
前記共通メッセージ受信手段に、前記メッセージ送信装置から、前記共通メッセージとして、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子と、前記個別識別子または前記指定識別子における前記一部の領域を特定するマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容としたメッセージ情報通知が送信されたときに、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されている場合、当該共通メッセージの宛先である前記メッセージ制御情報が、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記記憶手段に記憶されている前記指定識別子の前記マスク情報によって特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信し、前記指定識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合、当該共通メッセージの宛先が、前記メッセージ制御情報と一致し、かつ、前記個別識別子の前記マスク情報に基づいて特定される一部の領域における値が、前記部分識別子と一致する場合にのみ、当該共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とするメッセージ配信システム。
【請求項42】
前記メッセージ送信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信し、
前記メッセージ受信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項41に記載のメッセージ配信システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【公開番号】特開2011−71955(P2011−71955A)
【公開日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−44733(P2010−44733)
【出願日】平成22年3月1日(2010.3.1)
【出願人】(000004352)日本放送協会 (2,206)
【Fターム(参考)】