説明

リポソーム前駆体の製造方法

【課題】高効率に高品位のユビキノンQ10含有リポソーム前駆体を製造する方法、およ
びそれを用いたリポソーム並びに該リポソーム前駆体又は該リポソームを含有する化粧料および健康食品の提供
【解決手段】リン脂質とユビキノンQ10とを有機溶媒中均一に溶解させた有機溶媒溶液
をクラックス法により乾燥させて粉末状リポソーム前駆体を得るユビキノンQ10含有リ
ポソーム前駆体の製造方法、およびそれを用いたリポソーム並びに該リポソーム前駆体又は該リポソームを含有する化粧料および健康食品を提供するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
ユビキノンQ10含有するリポソーム前駆体の製造方法およびそれを用いたリポソーム並
びに該リポソームを含有する化粧料および健康食品に関する。
【背景技術】
【0002】
ユビキノンQ10はユビデカレノン、補酵素Q10、ビタミンQなどとも呼ばれ、生体内
において生理活性成分として存在している。近年、医薬用途、健康食品用途のみならず、
化粧料用途においても細胞賦活作用、色素沈着防止作用、抗酸化作用、しわ防止作用など
の効果があるとして配合が試みられている。化粧料に応用したものとしては特開昭61−
289029がある。
ユビキノンQ10は脂溶性化合物であり、水に分散させるため界面活性剤を用いて乳化
させることが行われているが、界面活性剤の多用は生体、皮膚などに対する安全性からは
好ましいものではない。
脂溶性成分を水溶化する手段としてリポソーム化することが知られている。リポソーム
はリン脂質等から構成されるため、生体親和性が高く、安全性に優れているうえ、ユビキ
ノンのような不安定物質はリポソーム粒子中に内封されて安定性が増すので好ましい。
ユビキノンQ10含有リポソームは特開昭58−8010にて知られている。しかしなが
らここで開示されている製造方法はロータリーエバポレーター法により薄膜のリポソーム
前駆体を得、それを溶媒中に分散させ、ついでセファデックスカラムにより分画したもの
をさらに濾過をしてリポソームを得ているため、操作が非常に煩雑で、かつ収率は非常に
低く経済性の乏しいものであった。操作が簡単で、高収率で高品位のユビキノンQ10含
有リポソームの製造方法が望まれていた。
また、粉末状リポソーム前駆体はそれを多価アルコール水溶液等に分散させて容易にリ
ポソームが得られるうえに、粉末状であるため経時安定性が高くリポソームを製造するう
えで有用なものである。粉末状リポソーム前駆体の製造方法として噴霧乾燥法、凍結乾燥
法などが知られているが、噴霧乾燥法では得られた粉末は固く、分散性の悪いものになり
、凍結乾燥法では高価な装置が必要で、乾燥速度も遅く経済性の乏しいものである。
【特許文献1】特開昭58−8010
【特許文献2】特開平01−222291
【特許文献3】特開2002−540718
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
高効率に高品位のユビキノンQ10含有リポソーム前駆体を製造する方法、およびそれ
を用いたリポソーム並びに該リポソーム前駆体又は該リポソームを含有する化粧料および健康食品の提供。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、リン脂質とユビキノンQ1
0とを有機溶媒中均一に溶解させた有機溶媒溶液をクラックス法により乾燥させて粉末状
リポソーム前駆体を得るユビキノンQ10含有リポソーム前駆体の製造方法、およびそれ
を用いたリポソーム並びに該リポソーム前駆体又は該リポソームを含有する化粧料および健康食品を提供するものである。
【発明の効果】
【0005】
高効率に高品位のユビキノンQ10含有リポソーム前駆体が得られ、粒径が小さく、経
時安定性に優れたユビキノンQ10含有リポソーム並びに該リポソーム前駆体又は該リポソームを含有する化粧料および健康食品を提供することがでる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明に用いるユビキノンQ10は生体内に存在し、ミトコンドリア系のエネルギー代
謝酵素の補酵素として作用することが知られている。これらは生体から抽出することによ
り得ることもできるが、醗酵法、有機合成法などにより製造されている市販品を用いるこ
ともできる。
ユビキノンQ10はリポソーム前駆体に対して0.01〜30重量%程度含有させること
ができるが、好ましくは1〜20重量%、さらに好ましくは5〜15重量%である。ユビ
キノンQ10の量が少ないと安定なリポソームが得やすいが添加効率が悪くなり、多すぎ
るとリポソームの安定性が悪くなるからである。
【0007】
本発明に用いるリン脂質としては公知のものが何れも使用でき、その具体例としては、例
えば、大豆レチシン、卵黄レシチン、ジパルトイルホスファチジルコリン、ジステアロイ
ルホスファチジルコリン、ジオレイルホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノール
アミン、ホスファチジルグリセロール、スフィンゴミエリン、ホスファチジルイノシトー
ル等のリン脂質、水素添加レシチン等の天然リン脂質に水素添加を行ったものなどを挙げ
ることができる。天然のものはホスファチジルコリンのほかホスファチジルエタノールア
ミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸などの混合物として得られる。こ
れらはアセトン等の溶剤で精製することにより、ホスファチジルコリンの含有量を高める
ことができる。また脂肪酸とグリセリルホスホリルコリンにホスホリパーゼを作用させる
有機合成法によってもホスファチジルコリンを得ることができる。この脂肪酸としてはラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、
ウンデシレン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、リノレイン酸、エルカ酸、ドコサヘキサエン酸、イコサペンタエン酸、イソヘキ
サデカン酸、アンテイソペンタデカン酸、動植物油脂肪酸類などの高級脂肪酸類を例示で
きる。
本発明のリン脂質としては水素添加レシチンなどのヨウ素価の低いものが酸化安定性、色
、臭気に優れ好ましい。特にヨウ素価が5以下のものが好ましい。また溶剤等で精製した
ホスファチジルコリン含有量の高いレシチンも好ましいこれらのリン脂質は2種以上を組
み合わせて用いることもできる。とくにリポソーム粒子の帯電を付与するために、正又は
負に荷電したリン脂質と併用することは好ましい。
リン脂質としてはユビキノンQ10に対して重量比で1〜1000倍用いることができ
、好ましくは4〜50倍である。より好ましくは5〜10倍である。
【0008】
本発明に用いる有機溶媒としては、リン脂質とユビキノンQ10の両者を同時に溶解し得
るものであれば特に制限されないが、溶解の容易さと乾燥性を考慮するとユビキノンQ1
0の融点より高い沸点を有し、100℃より低い沸点の有機溶媒が好ましい。具体的には
、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化水素類、塩化メチレ
ン、クロロホルム等のハロゲン炭化水素類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、
メタノール、エタノール等の低級アルコール類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類
等を挙げることができる。有機溶媒は単独で或いは2種以上を併用して使用できる。有機
溶媒の使用量は特に制限されず、脂質の有機溶媒への溶解度に応じて広い範囲から適宜選
択すればよいが、工業的規模への適用性等を考慮すると、通常使用する脂質量の1〜10
0重量倍程度、好ましくは5〜50重量倍程度とするのがよい。
【0009】
本発明に用いるステロールとしてはコレステロール、ジヒドロコレステロール、ラノステ
ロール、ジヒドロラノステロール、シトステロール、カンペステロール、スチグマステロ
ール、ブラシカステロール、エルゴステロール、及びこれらの混合物であるフィトステロ
ール、並びに、水素添加フィトステロール等を挙げることができる。ステロールは単独で
或いは2種以上を併用して使用できる。このうちコレステロール、シトステロール、フィ
トステロールが好ましい。特にコレステロールはリポソームの安定に効果が高く好ましい
。ステロールの使用量としてはリン脂質に対して0.01〜0.3重量倍程度、好ましく
は0.02〜0.2重量倍、より好ましくは0.02〜0.1重量倍である。
【0010】
本発明の粉末状リポソーム前駆体の製造方法はリン脂質、ステロール以外の界面活性剤を
併用しなくてもリポソーム液にしたときに粒径50〜180nmのものが容易に得ること
ができ、安全性からは界面活性剤を含まないものが好ましい。上述の有機溶媒溶液には必
要に応じて、上述の化合物以外に、油脂類、酸化防止剤、生理活性物質、界面活性剤など
を含有させても良い。
【0011】
本発明のクラックス法による乾燥方法は例えば、図1に示すフローシートに従って実施出
来る。
まず、リン脂質とユビキノンQ10との有機溶媒溶液を調製する。例えば、原液タンク(
1)にリン脂質及びユビキノンQ10を有機溶媒と共に投入して均一に溶解すればよい。
溶解時に、必要に応じて加熱してもよい。
次いで、原液タンク(1)中の溶液は、必要に応じ予熱器(図示せず)で予熱された後、
加熱管(2)に一定速度で供給される。供給方法は特に制限されないが、例えば、ポンプ
等を使用して一定速度で供給すればよい。供給速度は、後記する加熱された蒸気と固形分
の混合物の流速や加熱管(2)の径に応じて広い範囲から適宜選択できるが、通常1〜1
00l/h程度、より好ましくは5〜50l/h程度とすればよい。加熱管(2)は、図
示しないが、例えばスチームによる加熱、温水加熱、電熱加熱等により外部から加熱でき
るようにされている。加熱温度は、使用する有機溶媒の沸点よりも高い温度であれば特に
制限されないが、通常該有機溶媒の沸点よりも5〜100℃程度、より好ましくは5〜5
0℃程度高くすればよい。
加熱により、加熱管(2)内に供給される溶液中の有機溶媒は加熱されて蒸発し、従って
該溶液は加熱された蒸気とリン脂質とユビキノンQ10(以下「固形分」という)との混
合物になる。この時固形分には、有機溶媒が僅かに残存している。この時の固形分の温度
は40〜90℃が好ましく、より好ましくは50〜80℃である。この程度の温度にする
ことにより得られる粉末状リポソーム前駆体は凝集の少ないものが得られる。
次いで、加熱された蒸気と固形分の混合物は、加熱管(2)の出口から減圧状態の真空室
(3)へ導入される。導入により、固形分中に残存している僅かな有機溶媒は瞬間的に蒸
発し、固形分中には、有機溶媒が実質的に残存しなくなる。
真空室(3)の真空度は、通常40kPa以下程度、好ましくは0.6〜40kPa程度
、より好ましくは0.6〜13kPa程度とするのがよい。これにより、加熱された蒸気
と固形分との混合物は、通常音速の1/10以上程度、好ましくは100m/sec以上
、より好ましくは音速以上程度の速度で真空室(3)内へ導入される。真空度が40kP
aより低くなると、加熱管(2)内部が詰まったり、得られる粉末中の有機溶媒の残存量
が多くなるか或いは粉末の粒径が大きくなって、その水和性が低下したり、原料ロスが多
くなったりする。真空室(3)を真空状態とするための真空ポンプ(7)は、例えば、凝
縮器(4)を介して真空室(3)に接続すればよい。
上記のようにして瞬間真空乾燥された固形分は、例えば真空室(3)下部の容器(6)に
回収される。このようにして、本発明のユビキノンQ10含有リポソーム前駆体を粉末状
に得ることができる。該粉末の粒径は、通常100〜2000μm程度であり、これを粉
砕機にかけて更に粒度の小さいものにすることもできる。一方、揮散した有機溶媒の蒸気
は凝縮器(4)中で液化されて回収タンク(5)に貯蔵され、回収される。
本発明では、図1に示すような、溶液を瞬間真空乾燥させる装置として、例えば商品名「
クラックス」(ホソカワミクロン(株)製)等の市販されている瞬間真空乾燥システムを
使用できる。この装置によれば、成分が加熱される時間が30秒〜2分程度と非常に短い
ため、熱に不安定なユビキノンQ10には好都合である。
このようにして得られた粉末状ユビキノンQ10含有リポソーム前駆体は窒素、炭酸ガ
ス、アルゴンガスなどのイナートガスにて密封保存されることが望ましい。
【0012】
本発明のリポソームは上述の粉末状ユビキノンQ10含有リポソーム前駆体を水性溶液
に添加して分散させる。分散は激しい撹拌や加熱などを行わなくても容易に分散できる。
ついで、ホモジナイザーやディスパーミキサーのような分散機にて単分散させると微細
なリポソーム液が得られる。リポソーム液はさらにエクストルーダのような高圧ろ過機に
て粒度を整えることもできる。リポソームの粒径としては50〜180nm程度にするこ
とが好ましい。この程度の粒径であればリポソーム液は透明になり、かつ経時安定性も増
すからである。また健康食品に含有させたとき、粒径が小さければ腸管からの吸収性が著
しく向上することが知られている。また上述リポソーム液調製の際に、ビタミン類などの
生理活性成分等を添加してリポソームに内封させることもできる。リポソーム液調製のと
きには水性溶液にグリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコールなど
の多価アルコールを含有させておくことが好ましい。
【0013】
本発明の化粧料におけるユビキノンQ10含有リポソームの量は化粧料全体に対してユビ
キノンQ10として0.0001〜1重量%程度添加すればよい。
【0014】
本発明の化粧料には必要に応じて水及び通常化粧料及び皮膚外用剤に配合される添加成分
、例えば油性基剤、界面活性剤、アルコール類、保湿剤、高分子・増粘・ゲル化剤、酸化
防止剤、防腐剤、殺菌剤、キレート剤、pH調整剤・酸・アルカリ、紫外線吸収剤、美白
剤、溶剤、角質剥離・溶解剤、鎮痒剤、消炎剤、制汗剤、清涼剤、抗ヒスタミン剤、収れ
ん剤、刺激剤、育毛用薬剤・血行促進剤、還元剤・酸化剤、高分子粉体、ヒドロキシ酸、
ビタミン類及びその誘導体類、糖類及びその誘導体類、有機酸類、酵素類、核酸類、ホル
モン類、無機粉体類、香料、色素等を配合することができる。
【0015】
これらの添加成分を例示すると、油性基剤としては、例えばセタノール、ミリスチルア
ルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、セトステアリルアルコール、ステ
アリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ホホバアルコール、キミ
ルアルコール、バチルアルコール、ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2
−オクチルドデカノール、ダイマージオール等の高級アルコール類;ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、
12−ヒドロキシステアリン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレ
イン酸、エルカ酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、イソヘキサデカン酸、
アンテイソヘンイコサン酸、長鎖分岐脂肪酸、ダイマー酸、水素添加ダイマー酸等の高級
脂肪酸類及びそのアルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、カリウム塩
等の金属石けん類、及びアミド等の含窒素誘導体類;流動パラフィン、重質流動イソパラ
フィン、α−オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ポリブテン
、スクワラン、スクワレン、ワセリン、固型パラフィン等の炭化素類;キャンデリラワッ
クス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ろう、みつろう、モンタンワックス、オ
ゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラ
タム、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレン
コポリマー等のワックス類;ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリーブ油
、ヒマシ油、アボカド油、ゴマ油、茶油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ油、
ヘーゼルナッツ油、ククイナッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、パーシック油
、ティートリー油、ハッカ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、ア
マニ油、綿実油、大豆油、落花生油、コメヌカ油、カカオ脂、シア脂、水素添加ヤシ油、
水素添加ヒマシ油、ホホバ油、水素添加ホホバ油等の植物油脂類;牛脂、乳脂、馬脂、卵
黄油、ミンク油、タートル油等の動物性油脂類;鯨ロウ、ラノリン、オレンジラッフィー
油等の動物性ロウ類;液状ラノリン、還元ラノリン、吸着精製ラノリン、酢酸ラノリン、
酢酸液状ラノリン、ヒドロキシラノリン、ポリオキシエチレンラノリン、ラノリン脂肪酸
、硬質ラノリン脂肪酸、ラノリンアルコール、酢酸ラノリンアルコール、酢酸(セチル・
ラノリル)エステル等のラノリン類;ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノール
アミン、ホスファチジルイノシトール、スフィンゴミエリン、ホスファチジン酸、リゾレ
シチン等のリン脂質類;水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質等のリン脂質誘導
体類;コレステロール、ジヒドロコレステロール、ラノステロール、ジヒドロラノステロ
ール、フィトステロール等のステロール類;酢酸コレステリル、ノナン酸コレステリル、
ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、
N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、
N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロ
イル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウ
ロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、12−ヒドロキシ
ステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ
油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル、軟質ラノリン脂肪酸コレス
テリル、硬質ラノリン脂肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、長鎖α−ヒド
ロキシ脂肪酸コレステリル等のステロールエステル類;オレイン酸エチル、アボカド油脂
肪酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オク
チル、イソステアリン酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、セバチン酸ジエチ
ル、セバチン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、コ
ハク酸ジオクチル等の低級アルコール脂肪酸エステル類;ミリスチン酸オクチルドデシル
、ミリスチン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸オクチルドデシル、パルミチン酸オク
チルドデシル、オクタン酸セチル、オクタン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イソトリデ
シル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸オクチル、イソノナン酸イソトリデシル、
ネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステア
リル、ネオデカン酸オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシ
ル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、ジメチルオク
タン酸ヘキシルデシル、エルカ酸オクチルドデシル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油等の
高級アルコール脂肪酸エステル類;乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、モノイソス
テアリン酸水添ヒマシ油等のオキシ酸エステル類;トリオクタン酸グリセリル、トリオレ
イン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)
グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル
、水素添加ロジングリセリル(水素添加エステルガム)、ジオクタン酸ネオペンチルグリ
コール、ジオクタン酸2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、ジオレイン
酸プロピレングリコール、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、水素添加ロジンペンタ
エリスリチル、(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリ
チル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ポリグリセリル、ノナ
イソステアリン酸ポリグリセリル−10、デカ(エルカ酸/イソステアリン酸/リシノレ
イン酸)ポリグリセリル−8等の多価アルコール脂肪酸エステル類;ダイマージリノール
酸ジイソプロピル、ダイマージリノール酸ジイソステアリル、ダイマージリノール酸ジ(
イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/ベヘニル
)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベ
ヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ジイソステアリン酸ダイマージ
リノレイル、ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物、ダイマージリノール酸硬化ヒマシ
油、ヒドロキシアルキルダイマージリノレイルエーテル等のダイマー酸若しくはダイマー
ジオールの誘導体;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド、ラウリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、パルミチン酸モ
ノエタノールアミド、パルミチン酸ジエタノールアミド等の脂肪酸アルカノールアミド類
等;低粘度ジメチルポリシロキサン、高粘度ジメチルポリシロキサン、環状ジメチルシロ
キサン(デカメチルシクロペンタシロキサン)、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェ
ニルポリシロキサン、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、アミノプロピルジメチコン及び
アモジメチコン等のアミノ変性ポリシロキサン、カチオン変性ポリシロキサン、ポリエー
テル変性ポリシロキサン、ポリグリセリン変性ポリシロキサン、糖変性ポリシロキサン、
アルキル変性ポリシロキサン、脂肪酸変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等
のシリコーン類;パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテ
ル等のフッ素系油剤類等が挙げられる。
【0016】
界面活性剤としては、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、アシ
ルN−メチルタウリン塩、アルキルリン酸エステル塩、アルキルエーテルリン酸エステル
塩、N−アシルアミノ酸塩等の陰イオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエー
テルソルビタン脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、多価アルコール
脂肪酸部分エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキルポリグリコシド、アルキルグルコシド
等の非イオン界面活性剤;アルキルトリメチルアンモニウムクロリド、アルキルトリメチ
ルアンモニウムブロミド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド、エチル硫酸長鎖分
岐脂肪酸(12〜31)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリ
ン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、短鎖ポリオキシエチレンアルキル
アミン及びその塩または四級塩、塩化ベンザルコニウム等の陽イオン性界面活性剤;脂肪
酸アミドアミン及びその塩;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドジメ
チルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシ−N−ヒドロキシイミダゾリニ
ウムベタイン等の両性界面活性剤;ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、デン
プン誘導体、トラガントガム、アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体等の高分子
界面活性剤;等を例示することができる。
【0017】
保湿剤としては、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール、3−
メチル−1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、ヒアルロン酸ナトリウム、クエ
ン酸塩、尿素、乳酸菌培養液、酵母抽出液、卵殻膜タンパク、牛顎下腺ムチン、ヒポタウ
リン、ゴマリグナン配糖体、ベタイン、コンドロイチン硫酸、グルタチオン、ポリエチレ
ングリコール、ソルビトール、カルビトール、乳酸ナトリウム、2−ピロリドン−5−カ
ルボン酸ナトリウム、アルブミン、トリメチルグリシン;コラーゲン、ゼラチン、エラス
チン、コラーゲン分解ペプチド、エラスチン分解ペプチド、ケラチン分解ペプチド、コン
キオリン分解ペプチド、シルク蛋白分解ペプチド、大豆蛋白分解ペプチド、小麦蛋白分解
ペプチド、カゼイン分解ペプチド、アシル化ペプチド等の蛋白ペプチド類及びその誘導体
;アルギニン、セリン、グリシン、スレオニン、グルタミン酸、システイン、メチオニン
、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸類;胎盤抽出液、エアラスチン、コラーゲン、
アロエ抽出物、ハマメリス水、ヘチマ水、カモミラエキス、カンゾウエキス、コンフリー
エキス等の動物・植物抽出成分、天然型セラミド(タイプ1、2、3、4、5、6)、ヒ
ドロキシセラミド、疑似セラミド、スフィンゴ糖脂質等のセラミド類を例示することがで
きる。
【0018】
高分子・増粘剤・ゲル化剤としては、グアーガム、ローカストビーンガム、クィーンス
シード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、タラガム、タマリンド、ファーセレ
ラン、カラヤガム、トロロアオイ、キャラガム、トラガントガム、ペクチン、アルギン酸
及びその塩、マンナン、デンプン、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、
カードラン、ヒアルロン酸及びその塩、ザンサンガム、プルラン、ジェランガム、キチン
、キトサン、寒天、コンドロイチン硫酸塩、カゼイン、ゼラチン、アルブミン、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース及びその塩、メチルヒドロキシプロピルセルロース、
カチオン化セルロース、可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルデンプン、
アルギン酸プロピレングリコールエステル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ポリオキシエチレン-ポリオキシプロピレン共重合体、ポリ酢酸ビニル部分けん化物
、マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸エステル共重合体、カルボキシビニルポリマー、
ポリアクリル酸及びその塩、アクリル酸・メタアクリル酸エステル共重合体、両性メタク
リル酸エステル共重合体、アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体、ジアリルジメ
チルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、アクリル酸・ジアリルジメチルア
ンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸
エステル共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸アミド共重合体、塩化メタク
リル酸コリンエステル重合体、カチオン化グアーガム、ニトロセルロース;12−ヒドロ
キシステアリン酸及びその塩、デキストリン脂肪酸エステル、無水ケイ酸、金属石鹸、有
機変性粘土鉱物、ショ糖脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステル等を例示する
ことができる。
【0019】
酸化防止剤としては、BHT、BHA、没食子酸プロピル、ビタミンE(トコフェロー
ル)および/またはその誘導体、ビタミンC(アスコルビン酸)および/またはその誘導
体、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩等を例示することができる。防腐剤としては、フェノール類
、フェノキシエタノール、ヒドロキシ安息香酸及びその塩類、1,2−ペンタンジオール
、1,2−ヘキサンジオール、ハロゲン化ビスフェノール類、酸アミド類、四級アンモニ
ウム塩類等を例示することができる。殺菌剤としては、トリクロロカルバニド、ジンクピ
リチオン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、クロルヘキシジン、ハロカルバ
ン、ヒノキチオール、フェノール、イソプロピルフェノール、感光素類等を例示すること
ができる。キレート剤としては、エデト酸塩、フィチン酸、ホスホン酸類、シュウ酸ナト
リウム、ポリアミノ酸類等を例示することができる。pH調整剤・酸・アルカリとしては
、クエン酸、乳酸、グリコール酸、コハク酸、酢酸、塩酸、モノエタノールアミン、ジエ
タノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、アルギニン、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水、炭酸グアニジン等を例示することができる

【0020】
紫外線吸収剤としては、オキシベンゾン等のベンゾフェノン誘導体、パラアミノ安息香
酸誘導体、パラメトキシケイヒ酸誘導体、サリチル酸誘導体、フェルラ酸及びその誘導体
、ウロカニン酸及びウロカニン酸エチル等の誘導体、ブチルメトキシベンゾイルメタン、
オクチルトリアゾン、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、フェルラ酸、アントラニル酸メチル、ルチン及びその誘導体等を例示することがで
きる。美白剤としては、アルブチン、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシド、アス
コルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸分岐脂肪酸エステル、アスコルビン酸アル
キルエーテル等のアスコルビン酸誘導体、コウジ酸、グルタチオン,エラグ酸、プラセン
タエキス、オリザノール、ブチルレゾルシノール、カモミラエキス等植物エキスを例示す
ることができる。
【0021】
溶剤類としては、エタノール、2−プロパノール等の低級アルコール類;アセトン、酢酸
エチル、エチレングリコールモノエチルエーテル、トルエン等を例示することができる。
【0022】
角質剥離・溶解剤としては、サリチル酸、イオウ、レゾルシン、硫化セレン、ピリドキシ
ン等を例示することができる。鎮痒剤としては、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸ク
ロルフェニラミン、カンファー等を例示することができる。消炎剤としては、グリチルリ
チン酸及びその誘導体、グアイアズレン、酢酸ヒドロコーチゾン、プレドニゾン等を例示
することができる。制汗剤としては、クロルヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム
、酸化亜鉛、パラフェノールスルホン酸亜鉛等を例示することができる。清涼剤としては
、メントール、サリチル酸メチル等を例示することができる。抗ヒスタミン剤としては、
塩酸ジフェドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、グリチルレチン酸誘導体等を例示
することができる。収れん剤としては、クエン酸、酒石酸、乳酸、硫酸アルミニウム・カ
リウム、タンニン酸等を例示することができる。刺激剤としては、カンタリスチンキ、シ
ョウキョウチンキ、トウガラシチンキ、ニコチン酸ベンジル等を例示することができる。
育毛用薬剤・血行促進剤としては、センブリエキス、トウガラシチンキ、ショウキョウチ
ンキ、カンタリスチンキ等の植物エキス・チンキ類;セファランチン、ビタミンE及び
その誘導体、γ−オリザノール、ニコチン酸及びニコチン酸ベンジルエステル等の誘導体
、アラントイン、感光素301、感光素401、ペンタデカン酸モノグリセリド、フラバ
ノノール誘導体、ミノキシジル等を例示することができる。
【0023】
還元剤としては、チオグリコール酸、システイン、システアミン等を例示することがで
きる。酸化剤としては、過酸化水素水、過硫酸アンモニウム、臭素酸ナトリウム等を例示
できる。
【0024】
高分子粉体としては、デンプン、ナイロンパウダー、ポリエチレン末、ポリメタクリル
酸メチル、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末、ポリエチレ
ンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末等、及び、これらの表明処理粉体を例
示することができる。
【0025】
α−ヒドロキシ酸類及びその誘導体類としては、乳酸、グリコール酸、フルーツ酸、ヒ
ドロキシカプリン酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリ
ル等を例示することができる。
【0026】
ビタミン類及びその誘導体類としては、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンD、ビタ
ミンE、パントテン酸、ビオチン等のビタミン類;ステアリン酸アスコルビル、パルミチ
ン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルマグネシウム、ア
スコルビン酸ナトリウム、ニコチン酸トコフェロール、酢酸トコフェロール、リノール酸
トコフェロール、フェルラ酸トコフェロール等のビタミン誘導体類を例示することができ
る。
【0027】
糖類及びその誘導体類としては、シクロデキストリン、β−グルカン、キチン、キトサ
ン、グルコース、トレハロース、ペクチン、アラビノガラクタン、デキストリン、デキス
トラン、メタクリル酸グルコシルエチル重合物若しくは共重合物等を例示することができ
る。有機酸類としては、酢酸、プロピオン酸、クエン酸、アビエチン酸、酒石酸等を例示
することができる。
【0028】
酵素類としては、塩化リゾチーム、パパイン、パンクレアチン、プロテアーゼ等を例示
することができる。核酸類としては、アデノシン三リン酸二ナトリウム等を例示すること
ができる。ホルモン類としては、エストラジオール、エストロン、エチニルエストラジオ
ール、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン等を例示することができる。
【0029】
無機粉体類としては、マイカ、タルク、カオリン、モンモリロナイト、セリサイト、カ
オリナイト、炭酸カルシウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボンブ
ラック、二酸化チタン、酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ
酸)、雲母チタン、魚鱗箔、窒化ホウ素、ホトクロミック顔料、合成フッ素金雲母、微粒
子複合粉体、金、アルミニウム等の無機粉体及びこれらを表明処理により疎水化した粉体
等を例示することができる。
【0030】
香料としては、リモネン、リナノール、シトラール、β−イオノン、ベンジルベンゾエ
ート、インドール、オイゲノール、オーランチオール、ゲラニオール、リラール、ダマス
コン、ベンジルアセテート、ジャスミンラクトン、ガラクソリッド、精油等が例示するこ
とができる。
【0031】
色素としては、β−カロチン、カルサミン、ルチン、コチニール、クロロフィル等の天
然色素;法定色素、塩基染料、レーキ、有機顔料;p−フェニレンジアミン、トルエン−
2,5−ジアミン、m−フェニレンジアミン、o−,m−,若しくはp−アミノフェノー
ル、レゾルシン等の酸化染料中間体等等を例示することができる。
【0032】
その他公知の化粧料、医薬品、食品等成分などに使用される成分を本発明の効果を損な
わない範囲において、適宜配合することができる。
【0033】
本発明の化粧料は、通常の方法に従って製造することができ、毛髪用化粧料、基礎化粧
料、メーキャップ化粧料、芳香化粧料、ボディ化粧料等が包含される。
【0034】
毛髪用化粧料としては、オイルシャンプー、クリームシャンプー、コンディショニング
シャンプー、ふけ用シャンプー、ヘアカラー用シャンプー、リンス一体型シャンプー等の
シャンプー;リンス、トリートメント、ヘアパック、ヘアフォーム、ヘアムース、ヘアス
プレー、ヘアミスト、ヘアワックス、ヘアジェル、ウォーターグリース、セットローショ
ン、カラーローション、ヘアトニック、ヘアリキッド、ポマード、チック、ヘアクリーム
、ヘアブロー、枝毛コート、ヘアオイル、パーマネントウェーブ用剤、ストレートパーマ
剤、酸化染毛剤、ヘアブリーチ、ヘアカラープレトリートメント、ヘアカラーアフタート
リートメント、パーマプレトリートメント、パーマアフタートリートメント、ヘアマニキ
ュア、育毛剤等を例示することができる。
【0035】
基礎化粧料としては、クレンジングフォーム、洗粉、洗顔パウダー、クレンジングクリ
ーム、クレンジングミルク、クレンジングローション、クレンジングジェル、クレンジン
グオイル、クレンジングマスク等の洗顔料;柔軟化粧水、収れん化粧水、洗浄用化粧水、
多層式化粧水等の化粧水;エモリエントローション、モイスチャーローション、ミルキィ
ーローション、ナリシングローション、ナリシングミルク、スキンモイスチャー、モイス
ャーエマルション、マッサージローション、クレンジングローション、プロテクトエマル
ション、サンプロテクト、サンプロテクター、UVケアミルク、サンスクリーン、メーキ
ャップローション、角質スムーザー、エルボーローション、ハンドローション、ボディロ
ーション等の乳液;エモリエントクリーム、栄養クリーム、ナリシングクリーム、バニシ
ングクリーム、モイスチャークリーム、ナイトクリーム、マッサージクリーム、クレンジ
ングクリーム、メーキャップクリーム、ベースクリーム、プレメーキャップクリーム、サ
ンスクリーンクリーム、サンタンクリーム、除毛クリーム、デオドラントクリーム、シェ
ービングクリーム、角質軟化クリーム等のクリーム;クレンジングジェル、モイスチャー
ジェル等のジェル:化粧石鹸、透明石鹸、薬用石鹸、液状石鹸、ひげそり石鹸、合成化粧
石鹸等の石鹸;ピールオフパック、粉末パック、ウォッシングパック、オイルパック、ク
レンジングマスク等のパック・マスク類;保湿エッセンス、美白エッセンス、紫外線防止
エッセンス等のエッセンス等を例示することができる。
【0036】
メーキャップ化粧料としては、白粉・打粉類、ファンデーション類、口紅類、リップグ
ロス、頬紅類、アイライナー、マスカラ、アイシャドー、眉墨、アイブロー、ネイルエナ
メル、エナメルリムーバー、ネイルトリートメント等を例示することができる。
【0037】
芳香化粧料としては、香水、パフューム、パルファム、オードパルファム、オードトワ
レ、オーデコロン、練香水、芳香パウダー、香水石鹸、ボディローション、バスオイル等
を例示することができる。
【0038】
ボディ化粧料としては、ボディシャンプー等のボディ洗浄料;デオドラントローション
、デオドラントパウダー、デオドラントスプレー、デオドラントスティック等の防臭化粧
料;脱色剤、脱毛・除毛剤;浴用剤;虫よけスプレー等のインセクトリペラー等を例示す
ることができる。
【0039】
また、剤型としては水中油(O/W)型、油中水(W/O)型、W/O/W型、O/W
/O型の乳化型化粧料、油性化粧料、固形化粧料、液状化粧料、練状化粧料、スティック
状化粧料、揮発性油型化粧料、粉状化粧料、ゼリー状化粧料、ジェル状化粧料、ペースト
状化粧料、乳化高分子型化粧料、シート状化粧料、ミスト状化粧料、スプレー型化粧料等
の剤型で用いることができる。
【0040】
また、軟膏剤、貼付剤、ローション剤、リニメント剤、液状塗布剤などの剤型で皮膚外用
剤としても用いることができる。
【実施例】
【0041】
以下、本発明につき実施例を用いてより詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定
されるものでない。
【0042】
実施例1
図1に示す瞬間真空乾燥装置として、「CRUX 8B型」なる商品名で市販されている装置〔
ホソカワミクロン(株)製、以下「クラックスシステム」という〕を用い、本発明の粉末状リポソーム前駆体を製造した。
水素添加ダイズレシチン 780g、コレステロール100g、ユビキノンQ10 12
0gをクロロホルム10lに溶解した。この脂質溶液を、クラックスシステムの原液タン
ク(1)に投入し、送液量:約20l/hで加熱管(2)へ供給した。この時、加熱管(
2)の外部に設けられた熱交換器の温度70℃、及び加熱管(2)出口に接続された真空
室(3)の真空度を5〜10kPaに設定した。加熱管(2)内で形成されたクロロホル
ム蒸気と脂質との混合物は、音速の1/10以上の速度で真空室(3)へ流出した。脂質
溶液を加熱管(2)へ供給し始めてから40分後、黄色微粉末状のユビキノンQ10含有
リポソーム前駆体950gを得た。(原料回収率95%)。
【0043】
比較例1
水素添加ダイズレシチン 78g、コレステロール10g、ユビキノンQ10 12gを第
三ブタノール400mlに溶解した。この脂質溶液を、凍結ビンに入れ−70℃の冷媒中
に漬けて凍結させ、凍結乾燥機FLEXI-DRY(FTS SYSTEM INC.製)を用い0.013kPaの真空度で凍結乾燥を行った。一昼夜乾燥を行い、黄色微粉末90gを得た。(原料回収率90%)。
【0044】
実施例2 ユビキノンQ10含有リポソーム
実施例1のユビキノンQ10含有リポソーム前駆体1gに水80g、グリセリン5g、
1,3−ブチレングリコール7.5g、フェノキシエタノール0.1g、メチルパラベン
0.1gを加え、50℃まで加熱した後、Heidolph DIAX900((有)ハ
イドルフジャパン製)にて20分間50℃から70℃の間昇温しながら撹拌して黄色透明
なリポソーム液を得た。
【0045】
比較例2
実施例1のユビキノンQ10含有リポソーム前駆体を比較例1の前駆体に変える以外は実
施例2と同様の方法にてやや濁りのある黄色のリポソーム液を得た。
【0046】
実施例3 化粧水
(a)実施例2のリポソーム液93.7gに(b)2%キサンタンガム水溶液2.55g
、pH6.5に調節した2%カルボキシビニルポリマー水溶液0.5g、2%ヒアルロン
酸ナトリウム水溶液0.25g、水3gを加え均一に分散させた水溶液6.3gを加え、T.
K.HOMOMIXER(特殊機化工業(株)製)にて、5分間撹拌し、黄色透明な化粧水を得た。
この化粧水を肌に塗るとつるつるとして伸びがよく、乾くとしっとりとした保湿性の高い
ものであった。
【0047】
比較例3 化粧水
実施例2のリポソーム液を比較例2のリポソーム液に変える以外は実施例3と同様の方法
にてやや濁りのある黄色の化粧水を得た。
【0048】
評価方法
濁度
得られた化粧水の指標として実施例3、および比較例3で得られた化粧水を水で4倍に希釈した後、分光光度計HITACHI U-3310 Spectrophometer((株)日立製作所製)を用い600nmでの透過率を測定した

粒度
化粧水に含まれるリポソームの粒度を粒度分布計ZETASIZER NANO-ZS(MALVERN INSTALLMENTS LIMITED)を用いて測定した。
経時変化
化粧水を50℃に2週間放置して外観を観察した。
結果を表1に記す。
【0049】
【表1】


表1から本発明のクラックス乾燥法は平均粒子径の小さいものが得られ、経時安定性も優
れ、透明性もあるので、透明な化粧料にも適用でき、凍結乾燥法に比べて優れていること
がわかる。
【0050】
実施例4 化粧水
下記処方の化粧水を調製した。保湿感に優れ、皮膚を柔軟にしみずみずしくなめらかな
うるおいのある肌を保ちながらつるっとした感触等が得られ、これらの効果は長時間持続
する。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

クエン酸 0.01
クエン酸ナトリウム 0.1
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
精製水 合計で100となる量

ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.2
防腐剤 適量
セラミド3 0.01
エタノール 10.0

実施例2のリポソーム液 15.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A,B共に50℃で加温溶解し,BをAに撹拌しながら徐々に加え可溶化する。撹拌しな
がら30℃まで冷却し,Cを添加して均一に混合する。
【0051】
実施例5 美容液
下記処方の美容液を調製した。保湿感効果が高く、皮膚を柔軟にしみずみずしくなめら
かなうるおいのある肌を保ちながらつるっとした感触等の使用感が得られ、これらの効果
は長時間持続する。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(HEMAグルコシド/メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド)
コポリマー(10%)(日本精化) 20.0
キサンタンガム 0.4
カルボマー 0.1
1,3−ブチレングリコール 10.0
ヒアルロン酸Na 0.05
精製水 合計で100となる量

水酸化K(1%水溶液) 2.5
精製水 10.0

実施例2のリポソーム液 20.0
グリチルリチン酸2K 0.2
精製水 5.0

防腐剤 適量
PEG−40水添ヒマシ油 0.2
スクワラン 0.1
精製水 5.0
(調製方法)
A〜Dを常温で溶解する。BをAに攪拌しながら徐々に加え粘稠性液体とし,ついでC,
Dを加え均一とし,放置する。
【0052】
実施例6乳液
下記処方の乳液を調製した。伸びがよくしっとり感があり、肌の水分を保持し、みずみ
ずしさを保つ等の使用感が得られ、これらの効果は長時間持続する。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Plandool−G(日本精化) 1.0
実施例1のリポソーム前駆体 0.2
セラミド2 0.01
ステアリン酸 2.0
ワセリン 3.0
セチルアルコール 1.0
ソルビタンモノオレイン酸エステル 2.0
ポリエチレングリコール1500 3.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
グリセリン 3.0
マルトース 1.0
ソルビトール 1.0
トリエタノールアミン 1.0
香料、防腐剤 適量
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
精製水にポリエチレングリコール1500、1,3−ブチレングリコール、トリエタノー
ルアミンを加え80℃に加熱溶解する(水相)。その他の成分を混合し80℃に加熱溶解
する(油相)。この水相にかき混ぜながら油相を徐々に加え予備乳化する。更に乳化機に
て均一に乳化して室温まで冷却する。
【0053】
実施例7 アンチエイジングクリーム
下記処方のアンチエイジングクリームを調製した。このクリームは、艶があり伸びがよ
く、しっとり感を付与する効果に優れるクリームであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

Plandool−S(日本精化) 10.0
実施例1のリポソーム前駆体 0.2
オクタン酸セチル 1.0
トリオクタノイン 1.0
イソステアリン酸バチル 2.0
イソステアリン酸PEG−60グリセリル 1.5
ホホバ油 0.5
水添ホホバ油 1.0
スクワラン 0.5
水添パーム油 3.7
セラミド2 0.1
セラミド3 0.1
ラウロイルサルコシンイソプロピル 0.5
レチノール 0.1
油溶性カンゾウエキス 0.5
油溶性カモミラエキス 0.5
エチルパラベン 0.2
ステアリルアルコール 3.5
ステアリン酸グリセリル(SE) 1.0
ステアレス−6 1.5
ジステアリン酸PEG−8 1.0
セタノール 1.0
ジメチコン 1.0
ポリエーテル変性シリコーン 0.5
トコフェロール 0.2

西河柳エキス 0.05
桃葉エキス 0.05
蓬葉エキス 0.05
卵殻膜エキス 0.05

アルブチン 3.0
リン酸アスコルビルMg 1.0
グリチルリチン酸2K 0.05
グリチルレチン酸 0.05
アラントイン 0.05
トラネキサム酸 0.02
β−シクロデキストリン 0.5
セリン 0.1
アラニン 0.1
アルギニン 0.1
ベタイン 0.1
ピロリドンカルボン酸 0.1
コンドロイチン硫酸Na 0.01
EDTA−3Na 0.1
ポリグルタミン酸(一丸ファルコス、バイオPGA溶液)0.1
シロキクラゲ多糖体 0.1
グリセリン 1.0
ジグリセリン 1.0
ポリグリセリン−10 0.2
トレハロース 0.5
亜硫酸Na 0.05
亜硫酸水素Na 0.05
1,2−ヘキサンジオール 0.5
1,2−ペンタンジオール 0.5
BG 5.0
クエン酸 0.05
フマル酸 0.05
水酸化K 適量
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
Aを約80℃に加温し、均一に溶解させた(A)。Cを約80℃に加温し、溶解させた(
C)。約80℃でホモミキサーにて攪拌しながら、AにCを徐々に加え、乳化後均一に混
合し、約40℃まで冷却し、Bを加え、均一に混合した。
【0054】
実施例8 モイスチュアパック
下記処方のモイスチュアパックを調製した。保湿効果を高め、肌を柔軟にし、しっとり
感を与え優れた清浄作用が得られる。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ポリビニルアルコール 13.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
アルギン酸K 0.5
(スチレン/ビニルピロリドン)コポリマー 1.5

Plandool−G(日本精化) 0.3
実施例2のリポソーム液 20.0
PCAイソステアリン酸グリセレス−25 1.5
変性アルコール 8.0
PEG/PPG−5/30コポリマー 1.0
オレス−10リン酸DEA 1.0
グリチルリチン酸2K 0.05
トコフェロール 0.1
メチルパラベン 0.2
ヒアルロン酸Na 0.05
塩化Na 0.3
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
Aを50℃で加温膨潤させる。BをAに撹拌しながら徐々に加え,均一混和する。撹拌し
ながら冷却し,30〜25℃で撹拌を止め,放置する。
【0055】
実施例9 サンスクリーン
下記処方のサンスクリーンを調製した。高い紫外線防止効果、白浮き抑制等の効果があ
った。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

クオタニウム−18ヘクトライト 1.0

シクロメチコン 13.7
ジフェニルジメチコン 1.0
実施例2のリポソーム液 10.0
炭酸ジカプリリル 1.0
Plandool−G(日本精化) 1.0
ジメチコンコポリオール 5.5
YOFCO MAS(日本精化) 2.0
オクチルトリアゾン 0.5
ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンジスルホン酸ナトリウム
0.5
ジヒドロキシベンゾフェノン 0.5
1−(3,4−ジメトキシフェニル)−4,4−ジメチル―1,3―ペンタン
ジオン 0.5
ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2―エチル
ヘキシル 0.5
テトラヒドロキシベンゾフェノン 0.5
テレフタリリデンジカンフルスルホン酸 0.5
トリメトキシケイ皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)シリル
イソペンチル 0.5
ドロメトリゾールトリシロキサン 0.5
パラジメチルアミノ安息香酸アミル 0.5

酸化チタン 3.9
酸化亜鉛 2.1

ステアリン酸Al 0.7
水酸化Al 0.5
イソノナン酸イソノニル 5.0

トリメチルシロキシケイ酸 1.2
ジメチコン 0.8
メチコン 0.1
グリチルレチン酸ステアリル 0.02
セスキオレイン酸ソルビタン 2.0
トコフェロール 0.02

塩化Na 1.0
メチルパラベン 0.15
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
AをBに加え,攪拌する。更にCを加えローラーミルを使用して分散させる。Dを加温融
解して、A・B・Cの混合物に加え、更にEを加えて約70℃にする。Fを加温し、Aか
らEの混合物に撹拌しながら徐々に添加し、乳化する。撹拌しながら冷却し40〜35℃
で撹拌を止め、放置する.
【0056】
実施例10 粉末浴用剤
下記処方の粉末浴用剤を調製した。発泡性も良好で、入浴後肌がしっとりとして温浴効果、保湿性の優れたものであった。
成 分 配合量(重量部)
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炭酸ナトリウム 20.0
炭酸水素ナトリウム 22.0
硫酸ナトリウム 15.0
コハク酸 20.0
フマル酸 22.0
無水ケイ酸 0.8
実施例1のリポソーム前駆体 0.2
香料 微量
色素 微量
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上記各粉体をニーダーに投入して撹拌混合して製造した。
【産業上の利用可能性】
【0057】
高効率に高品位のユビキノンQ10含有リポソーム前駆体が得られ、粒径が小さく、経時
安定性に優れたユビキノンQ10含有リポソーム並びに該リポソーム前駆体又は該リポソームを含有する化粧料および健康食品を提供することがでる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】図1は、本発明方法の一例を示すフローシートである。 (1)原液タンク、 (2)加熱管、 (3)真空室、 (4)凝縮器 (5)溶剤回収タンク、 (6)粉体回収容器、 (7)真空ポンプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
リン脂質とユビキノンQ10とを有機溶媒中均一に溶解させた有機溶媒溶液をクラックス
法により乾燥させて粉末状リポソーム前駆体を得るユビキノンQ10含有リポソーム前駆
体の製造方法
【請求項2】
請求項1の有機溶媒溶液がステロールを含有するものであるリポソーム前駆体の製造方法
【請求項3】
請求項1−2に記載のリポソーム前駆体の製造方法により得られたリポソーム前駆体を用
いたリポソーム
【請求項4】
リポソームの平均粒子径が50〜180nmである請求項3のリポソーム
【請求項5】
請求項1又は請求項2の製造方法で得られたリポソーム前駆体又は請求項3又は請求項4のリポソームを含有する化粧料
【請求項6】
請求項1又は請求項2の製造方法で得られたリポソーム前駆体又は請求項3又は請求項4
のリポソームを含有する健康食品

【図1】
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【公開番号】特開2006−137684(P2006−137684A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−326720(P2004−326720)
【出願日】平成16年11月10日(2004.11.10)
【出願人】(000231497)日本精化株式会社 (60)
【Fターム(参考)】