説明

レーダ画像シミュレータ装置

【課題】 実機の信号処理等に忠実な擬似のレーダ画像を生成して表示する一方、高速のシミュレーションを実現する。
【解決手段】 陰面消去処理部104により処理された陰面消去済みのポリゴンデータを用い、IQビデオ信号算出部109及びIQビデオ合成部110により実機レーダ装置が受信する実環境相当のビデオ信号を模擬し、さらにI/F模擬部111により算出した信号処理部112のI/F信号により信号処理部112を実機レーダ装置の信号処理部と同等に動作させるものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、レーダ画像を使用した訓練、ミッション研究、開発又は評価等に利用され、実機レーダ装置と同等のレーダ画像を表示部に再生し得る逆合成開口レーダ装置(Inverse Synthetic Aperture Radar:以下、ISARという。)のレーダ画像シミュレータ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のISARのレーダ画像シミュレータ装置(以下、ISAR画像シミュレータという。)では、模擬する移動目標(例えば、船舶、航空機等)の動揺成分に応じたクロスレンジを算出し、その算出したクロスレンジに基づき当該移動目標の受信電力を2次元平面に投影する。そして、その受信電力に対して実機レーダの処理結果に相当するフィルタリングを施すことにより擬似のISAR画像信号を生成している。図5は従来のISAR画像シミュレータの例を示すブロック構成図であり、以下、図5に示すISAR画像シミュレータの動作について簡単に説明する。
【0003】
制御部202はオペレータの操作に基づくレーダ操作情報、模擬する移動目標や自機の運動情報及び当該移動目標の動揺量を算出する上で必要になるシーステート等の環境情報を目標運動算出部203、受信電圧算出部204及びI/F模擬部205等に対してリアルタイムに配信する。受信電圧算出部204では目標形状データベース201から供給される移動目標の3次元形状データ(以下、ポリゴンデータという。)と目標運動算出部203において算出された移動目標の位置、レーダ姿勢等の位置/姿勢データとから各ポリゴンデータ毎の受信電圧を算出する手段を有する。受信機模擬部206では制御部202から配信されたレーダ操作情報に基づく模擬するレーダ装置の機能・性能諸元のデータを考慮して受信状態に応じたフィルタリング、すなわち実機レーダ装置と同等レベルの受信機特性の模擬計算処理をポリゴン毎の受信電圧に対して実施し、受信機特性に応じた受信電圧を算出する。クロスレンジ算出部208では目標動揺算出部207により算出された動揺成分から目標の各部位が有するドップラを算出し、画像上のクロスレンジ方向の広がりを算出する。描画処理部209では受信機模擬部206により算出されたポリゴンの各部位が有する受信電圧、及びクロスレンジ算出部208により算出されたクロスレンジからISAR画像の映像信号を生成する。信号処理模擬部210ではこのようにして生成されたISAR画像信号に対して信号処理特性に応じた画像処理(例えば、画像劣化等の処理)を施して映像出力部211に出力する。映像出力部211では信号処理模擬部210により画像劣化等の画像処理が施されたISAR画像の映像信号に基づいて表示部(図示省略)に擬似のISAR画像を表示する。
【0004】
【特許文献1】特開2004−93218(第2−5頁、図1、図2及び図8)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来のISAR画像シミュレータは以上のように構成されており、信号処理模擬部におけるフィルタリングのみによって実際のビデオ信号に対して施される各種の信号処理機能を模擬する結果、現実には実機レーダ装置と同等の信号処理を実現することが困難である。同様に受信機模擬部においても実機レーダ装置相当の受信機特性を模擬することは困難であり、その結果、従来のISAR画像シミュレータでは、実機レーダ装置において実際に使用される受信機及び信号処理処理機の複数方式の効果を正確に確認することができず、当該信号処理機能等に忠実な擬似のレーダ画像信号を生成することが困難であるという問題点があった。
【0006】
一方、ISAR画像シミュレータがレーダ操作訓練、画像照合等に用いられることを考えると、実施レーダ装置と同等の忠実な擬似のレーダ画像信号を表示することができることに加え、高速のシミュレーションを実現することが重要である。
【0007】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、シミュレーション条件に基づくレーダ装置のインタフェース及び実機レーダ装置相当の信号処理に忠実な擬似のレーダ画像を表示することができる一方、高速のシミュレーションを実現することができる新規なレーダ画像シミュレータ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に係るレーダ画像シミュレータ装置は、模擬目標の形状を表わす複数のポリゴンデータを保存した目標形状データベースと、前記模擬目標の相対位置から前記模擬目標の形状を表わす各ポリゴンデータの陰面を算出して消去する陰面消去処理部と、この陰面消去処理部により前記陰面が消去された各ポリゴンデータに対する電波の入射及び回折により前記各ポリゴンデータのレーダ断面積を算出する目標RCS算出処理部と、この目標RCS算出処理部により算出されたレーダ断面積と前記模擬目標の相対位置とからレーダ方程式に基づいて前記各ポリゴンデータからの反射波の受信電圧を算出する受信電圧算出部と、この受信電圧算出部により算出した前記各ポリゴンデータの反射波の受信電力と前記模擬目標の動揺から求めた位相値とから前記各ポリゴンデータの反射波のIQビデオ信号を算出するIQビデオ算出部と、前記IQビデオ信号をレンジ毎に積分してビデオ信号を出力するIQビデオ合成部と、模擬レーダ装置に与えられるレーダ操作情報により前記模擬レーダ装置のインタフェース信号を生成するインタフェース模擬部と、そのインタフェース信号に基づいて前記ビデオ信号に信号処理を施す信号処理部と、この信号処理部の信号処理により生成されたレーダ画像信号に基づいて前記模擬目標のレーダ画像を表示部に表示する映像出力部とを備えたものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、実機レーダ装置において処理される実環境相当の模擬のビデオ信号を生成し、その生成した模擬のビデオ信号に対して実機レーダ装置相当の信号処理を施すように構成したので、高速のシミュレーションを実現することができ、かつ、オペレータ操作に基づく模擬するレーダ装置のインタフェース及び実機レーダ装置相当の信号処理に忠実な擬似のレーダ画像を表示することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について図1乃至図3を用いて説明する。図1は実施の形態1によるレーダ画像シミュレータ装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態1によるレーダ画像シミュレータ装置は、レーダ画像を使用した訓練、ミッション研究、開発又は評価等に利用されるレーダ画像シミュレータ装置であって、実際にレーダ信号を送受信することなく、実機レーダ装置において生成されるレーダ画像信号と同等の忠実度を有する模擬のレーダ画像信号を生成するものである。図1において、101は模擬しようとする移動目標(例えば、船舶、航空機等。以下、模擬目標という。)の形状を表した多面体のポリゴンデータを記憶した目標形状データベース、102は模擬しようとするレーダ装置(以下、模擬レーダという。)のレーダ操作情報、模擬目標や模擬レーダの運動情報、及び模擬目標の動揺を算出する上で必要になるシーステート等の環境情報をリアルタイムに配信する制御部である。なお、模擬レーダのレーダ操作情報は、キーボード、マウス等の入力装置(図示省略)を介してオペレータが入力する。
【0011】
また、103は制御部102から配信された運動情報(例えば、模擬レーダの位置、模擬目標の位置、模擬目標の姿勢等の情報)から模擬レーダに対する相対的な模擬目標の姿勢(アスペクト角、エレベーション角)を算出する目標運動算出部、104は目標運動算出部103から出力された目標姿勢から導出されるレーダ方向ベクトルにより目標形状データベース101から供給された模擬目標の各ポリゴンデータの陰面を消去する陰面消去処理部、105は陰面消去処理部105により消去処理された陰面消去済みのポリゴンデータに対する電波の入射及び回折に基づき各ポリゴンデータのレーダ断面積(Radar Cross Section:以下、RCSという。)を算出する目標RCS算出部、106は目標運動算出部103にて算出される目標相対位置のベクトルの絶対値、すなわち模擬レーダから模擬目標までの距離と目標RCS算出部105により算出された各ポリゴンデータのRCSとからレーダ方程式に基づき各ポリゴンデータからの反射波の受信電圧を算出する受信電圧算出部である。
【0012】
また、107は制御部102から配信された環境情報から模擬目標が有するロール(ROLL)、ピッチ(PITCH)、ヨー(YAW)等の動揺成分を算出する目標動揺算出部、108は陰面消去処理部104により陰面が消去された各ポリゴンデータのポリゴン座標を目標動揺算出部107により算出した動揺量だけ回転、移動等させて各ポリゴンデータと模擬レーダとの間の距離を算出し、この距離と送信波長から位相を算出する位相算出部、109は受信電圧算出部106により算出した各ポリゴンデータの受信電圧と位相算出部108により算出した位相値とから各ポリゴンデータ毎にIQビデオを算出するIQビデオ信号算出部、110はIQビデオ信号算出部109により算出した各ポリゴンデータ毎のIQビデオ信号をレンジ毎に積分してパルス毎の擬似ビデオ信号を算出するIQビデオ合成部、111は制御部102から配信されたレーダ操作情報に基づいてレーダ装置に必須となる送信機、受信機、空中線等と信号処理部のインタフェース信号(以下、I/F信号という。)を算出するI/F模擬部、112は実機レーダ装置に搭載可能な信号処理機であって、実機レーダ装置に搭載された信号処理機と同等の信号処理を行う信号処理部、113は信号処理部112から出力されたレーダ画像信号(映像信号)に基づいてモニタ等の表示部(図示省略)にレーダ画像を表示する映像出力部である。
【0013】
次に、動作について図2乃至図5を用いて詳細に説明する。実施の形態1によるレーダ画像シミュレータ装置の利用者は、まず、図示省略したキーボード等の入力装置を介して制御部102にシミュレーション条件を入力する。具体的には、模擬レーダのレーダ操作情報、模擬目標や模擬レーダの運動情報、及び模擬目標の動揺を算出する上で必要になるシーステート等の環境情報等をシミュレーション条件として入力する。なお、このシミュレーション条件は、予め設定されたものの中から利用者が希望に応じて適宜選択できるように構成してもよいし、利用者とは別のオペレータが入力できるように構成してもよい。これらの情報は制御部102を介して目標運動算出部103、目標動揺算出部107及びI/F模擬部111にそれぞれ配信される。目標運動算出部103は制御部102から配信された運動情報(模擬レーダ位置、模擬目標位置、模擬目標姿勢)から模擬レーダに対する相対的な模擬目標の姿勢(アスペクト角、エレベーション角)を算出する。図2は目標運動算出部103により算出される模擬目標姿勢(アスペクト角、エレベーション角)について説明するための目標姿勢概念図である。図2において、114は模擬レーダ及び模擬目標の位置情報から算出したレーダ方向ベクトルであり、このレーダ方向ベクトル114と模擬目標の船首方向ベクトル115がなす角が模擬目標のアスペクト角となり、レーダ方向ベクトル114とマスト方向ベクトル116がなす角がエレベーション角となる。目標運動算出部103により算出した模擬目標姿勢(アスペクト角、エレベーション角)は陰面消去処理部104に出力される。
【0014】
陰面消去処理部104は、目標運動算出部103において算出したレーダ方向ベクトル114に基づいて擬似ISAR画像を生成する対象となる模擬目標の各ポリゴンデータの陰面を消去する。この擬似ISAR画像を生成する対象となる模擬目標の各ポリゴンデータは目標形状データベース101から陰面消去処理部104に供給される。図3は陰面消去処理部104の陰面処理について説明するためのポリゴンデータの概要図であって、図3(a)は陰面消去処理部104により陰面処理する前のポリゴンデータの概要図、図3(b)は陰面消去処理部104により陰面処理したポリゴンデータの概要図である。図3(b)に示すように、陰面消去処理部104による陰面処理を施した後は処理対象であるポリゴンデータのポリゴン面が減少し、以後の目標RCS算出部105、受信電圧算出部106等における処理の高速化が可能となる。
【0015】
目標RCS算出部105は、陰面消去済みの各ポリゴンデータに対する電波の入射及び回折に基づき陰面消去処理部104から出力された各ポリゴンデータのRCSを算出する。目標RCS算出部105に用いる算出アルゴリズムは任意のものを用いることができ、処理時間等を考慮して所望のアルゴリズムを用いるものとする。例えば、処理時間が長くなっても模擬レーダの姿勢を考慮したいという場合は、当該模擬レーダの姿勢を考慮して各ポリゴンデータのRCSを算出するアルゴリズムを用いる。受信電圧算出部106は目標運動算出部103により算出された模擬目標相対位置のベクトルの絶対値、すなわち模擬レーダから模擬目標までの距離と目標RCS算出部105において算出した各ポリゴンデータのRCSからレーダ方程式に基づいて各ポリゴンデータからの反射波の受信電圧を算出する。受信電圧算出部106により算出した各ポリゴンデータの受信電圧はIQビデオ信号算出部109に出力される。
【0016】
一方、目標動揺算出部107は、制御部102から配信されたシミュレーション条件に基づく風向やシーステート等の環境情報から模擬目標の動揺量をパルス毎にリアルタイムに算出する。ここで、動揺量とは、ROLL、PITCH、YAWで定義される回転量(角度)とSURGE、SWAY、HEAVEで定義される移動量(長さ)とを含むものであり、模擬目標の姿勢を示すものである。位相算出部108は、陰面消去処理部104から出力された陰面消去済みの各ポリゴンデータの各ポリゴン座標を前述の動揺量だけ回転及び移動させ、各ポリゴンデータと模擬レーダとの間の距離を算出し、この距離と送信波長から各ポリゴンデータについての位相を算出する。図4は位相差算出部108により算出する模擬目標動揺後の位相差について説明するための模式図である。図4において、117は仮想のレーダ装置(模擬レーダ)、118は動揺前の任意のポリゴンデータ、119は動揺後の任意のポリゴンデータであり、図4に示すとおり、ポリゴンデータの動揺前後の距離の差が動揺前後の位相差となり、レーダ画像信号のドップラの変化として現れる。この位相はリアルタイムにパルス単位で算出される。
【0017】
IQビデオ信号算出部109は、受信電圧算出部106により算出した各ポリゴンデータの受信電圧と位相算出部108により算出した位相値とから各ポリゴンデータ毎にIQビデオ信号を算出する。IQビデオ合成部110は、IQビデオ信号算出部109から出力された各ポリゴンデータのIQビデオ信号をレンジ毎に積分してパルス毎の擬似ビデオ信号を算出する。このようにして実機レーダ装置の送受信により得られる実環境相当のビデオ信号を模擬した擬似ビデオ信号を得ることができる。IQビデオ合成部110により算出した擬似ビデオ信号は信号処理部112に出力される。
【0018】
I/F模擬部111は、制御部102から配信されたシミュレーション条件に基づくレーダ操作情報に基づいてレーダ装置に必須となる送信機、受信機、空中線等と信号処理部112のI/F信号を算出する。このI/F信号は信号処理部112を実環境下相当に置くための信号であり、I/F模擬部111により算出されたIF信号を信号処理部112に与えることにより、信号処理部112が実環境下相当に置かれることとなり、実機レーダ装置と同等の信号処理動作を実現することが可能となる。信号処理部112はI/F模擬部111から出力されたI/F信号に基づいてIQビデオ合成部110から出力された擬似ビデオ信号の信号処理を行い、レーダ画像信号(映像信号)は生成する。映像出力部113は、信号処理部112から出力された映像信号に基づいてモニタ等の表示部に擬似のレーダ画像を表示する。
【0019】
以上のように、実施の形態1によるレーダ画像シミュレータ装置によれば、IQビデオ信号算出部109及びIQビデオ合成部110において実機レーダ装置と同等の実環境相当のビデオ信号を生成し、さらにI/F模擬部111により算出したI/F信号により信号処理部112を実機レーダ装置の信号処理部と同等に動作させるので、実機の信号処理及びシミュレーション条件に基づく各種インタフェースに忠実な擬似のレーダ画像をモニタ等の表示部に表示することができる一方、陰面消去処理部104により処理された陰面消去済みの各ポリゴンデータを用いて各ポリゴンデータの受信電圧を算出すように構成したので、高速のシミュレーションを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】実施の形態1によるレーダ画像シミュレータ装置を示すブロック構成図である。
【図2】図1に示す目標運動算出部103により算出される模擬目標姿勢(アスペクト角、エレベーション角)について説明するための目標姿勢概念図である。
【図3】図1に示す陰面消去処理部104の陰面処理について説明するためのポリゴンデータの概要図である。
【図4】図1に示す位相差算出部108により算出する模擬目標動揺後の位相差について説明するための模式図である。
【図5】従来のISAR画像シミュレータを示すブロック構成図である。
【符号の説明】
【0021】
101 目標形状データベース、102 制御部、103 目標運動算出部、
104 陰面消去処理部、105 目標RCS算出部、106 受信電圧算出部、
107 目標動揺算出部、108 位相算出部、109 IQビデオ算出部、
110 IQビデオ合成部、111 I/F模擬部、112 信号処理部、
113 映像出力部。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
模擬目標の形状を表わす複数のポリゴンデータを保存した目標形状データベースと、前記模擬目標の相対位置から前記模擬目標の形状を表わす各ポリゴンデータの陰面を算出して消去する陰面消去処理部と、この陰面消去処理部により前記陰面が消去された各ポリゴンデータに対する電波の入射及び回折により前記各ポリゴンデータのレーダ断面積を算出する目標RCS算出処理部と、この目標RCS算出処理部により算出されたレーダ断面積と前記模擬目標の相対位置とからレーダ方程式に基づいて前記各ポリゴンデータからの反射波の受信電圧を算出する受信電圧算出部と、この受信電圧算出部により算出した前記各ポリゴンデータの反射波の受信電力と前記模擬目標の動揺から求めた位相値とから前記各ポリゴンデータの反射波のIQビデオ信号を算出するIQビデオ算出部と、前記IQビデオ信号をレンジ毎に積分してビデオ信号を出力するIQビデオ合成部と、模擬レーダ装置に与えられるレーダ操作情報により前記模擬レーダ装置のインタフェース信号を生成するインタフェース模擬部と、そのインタフェース信号に基づいて前記ビデオ信号に信号処理を施す信号処理部と、この信号処理部の信号処理により生成されたレーダ画像信号に基づいて前記模擬目標のレーダ画像を表示部に表示する映像出力部とを備えたレーダ画像シミュレータ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−275569(P2006−275569A)
【公開日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−91111(P2005−91111)
【出願日】平成17年3月28日(2005.3.28)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】