説明

ワイヤーハーネス

【課題】ワイヤーハーネスにおいて、フェライトコアに巻き付けられた電線と他の部材との接触を抑制できる構造を提供する。
【解決手段】ワイヤーハーネス1に取り付けられるノイズ軽減装置20は、略円筒状のフェライトコア21と、フェライトコア21の外周面を覆う略円筒状のケース22と、ケース22の外周面を覆う蓋部23と、を有している。ケーブル10から引き出された電線11は、ケース22と蓋部23との間およびフェライトコア21の内側を通って、ノイズ軽減装置20に巻き付けられている。このため、電線11より外周側に配置された蓋部23が、電線11を保護する役割を果たし、電線11と他の部材との接触を抑制する。これにより、電線11の損傷が抑制される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車に搭載されるワイヤーハーネスに関する。
【背景技術】
【0002】
自動車の各部に配置された電子部品や電装品を、電気的に接続するワイヤーハーネスが知られている。ワイヤーハーネスでは、電線に流れるノイズ電流によって、電線から電磁波が輻射されたり、外来の電磁波を受けて、電線にノイズ電流が流れたりする場合がある。これらの現象を軽減するため、電線の途中にフェライトコアが取り付けられる。
【0003】
フェライトコアは、一般に円筒状の外形を有し、その外周面を覆う樹脂製のケースに収容されている。従来のフェライトコアおよびケースの構造については、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−335769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなフェライトコアを使用する場合、ノイズを軽減する効果を高めるために、フェライトコアおよびケースに、電線を巻き付ける場合がある。しかしながら、従来のフェライトコアおよびケースの構造では、電線を巻き付けたときに、電線がケースの外側に露出することとなる。自動車内の配線領域には、種々の部材が近接して配置されている。ケースの外側に露出した電線が、これらの部材と接触すると、電線が損傷する虞がある。
【0006】
また、クリップバンドを用いて、フェライトコアを車体へ固定する場合、ケースの周りにバンドを巻き付けて固定する。その際、ケースの外側に露出した電線に、バンドが接触すると、電線が損傷する原因となる。従来では、電線の外側に緩衝用の絶縁テープを巻き付け、そのさらに外側にバンドを巻き付けることにより、電線を保護している。しかしながら、このような方法では、絶縁テープを巻き付ける作業によって製造工数が増加する。また、絶縁テープの材料費により、製造コストも上昇する。
【0007】
そこで、本発明は、ワイヤーハーネスにおいて、フェライトコアに巻き付けられた電線と他の部材との接触を抑制できる構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願の第1発明は、自動車に搭載されるワイヤーハーネスであって、複数の電線により構成されるケーブルと、前記ケーブルから引き出された電線に取り付けられるノイズ軽減装置と、を備え、前記ノイズ軽減装置は、略円筒状のフェライトコアと、前記フェライトコアの外周面を覆う略円筒状のケースと、前記ケースの外周面を少なくとも部分的に覆う蓋部と、を有し、前記電線は、前記ケースと前記蓋部との間および前記フェライトコアの内側を通って、前記ノイズ軽減装置に巻き付けられている。
【0009】
本願の第2発明は、第1発明のワイヤーハーネスであって、前記蓋部は、前記ケースの軸方向の全体を覆っている。
【0010】
本願の第3発明は、第1発明または第2発明のワイヤーハーネスであって、前記ケースと前記蓋部とは、一体成型された単一の樹脂部材である。
【0011】
本願の第4発明は、第1発明から第3発明までのいずれかのワイヤーハーネスであって、前記ケースの外周面および前記蓋部の内周面の一方に、突起が設けられ、前記突起は、前記ケースの外周面および前記蓋部の内周面の他方に、当接している。
【0012】
本願の第5発明は、第4発明のワイヤーハーネスであって、前記突起は、前記ケースの外周面に、周方向に並んで一対に設けられ、前記電線は、一対の前記突起の間を通って、前記ノイズ軽減装置に巻き付けられている。
【0013】
本願の第6発明は、第1発明から第5発明までのいずれかのワイヤーハーネスであって、前記フェライトコアに巻き付けられるバンドと、車体に固定されるクリップと、を有するクリップバンドをさらに備え、前記クリップバンドの裏面が、前記蓋部の外周面に、接触している。
【0014】
本願の第7発明は、第6発明のワイヤーハーネスであって、前記ケースおよび前記蓋部に、周方向に延びる溝状の凹部が設けられ、前記クリップバンドは、前記凹部に沿って配置されている。
【0015】
本願の第8発明は、第1発明から第5発明までのいずれかにのワイヤーハーネスであって、前記蓋部は、車体に固定されるクリップ、または、車体に固定されるクリップを取り付ける取り付け孔を、有している。
【発明の効果】
【0016】
本願の第1発明〜第8発明によれば、ノイズ軽減装置に巻き付けられた電線と他の部材との接触を、抑制できる。したがって、電線の損傷を抑制できる。
【0017】
特に、本願の第2発明によれば、電線と他の部材との接触を、より抑制できる。
【0018】
特に、本願の第3発明によれば、ケースと蓋部とを、一体成型することにより、フェライトコアの製造工程を短縮できる。
【0019】
特に、本願の第4発明によれば、ケースの外周面と蓋部の内周面との間に、隙間を確保できる。このため、ケースおよび蓋部による電線の損傷を、抑制できる。
【0020】
特に、本願の第5発明によれば、一対の突起を利用して、電線の周方向のずれを防止できる。
【0021】
特に、本願の第6発明によれば、クリップバンドによる電線の損傷を、抑制できる。
【0022】
特に、本願の第7発明によれば、クリップバンドの軸方向のずれを抑制できる。
【0023】
特に、本願の第8発明によれば、フェライトコアにクリップバンドを巻き付ける必要がない。したがって、バンドによる電線の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】ワイヤーハーネスの部分斜視図である。
【図2】ノイズ軽減装置の展開斜視図である。
【図3】変形例に係るノイズ軽減装置の斜視図である。
【図4】変形例に係るノイズ軽減装置の展開斜視図である。
【図5】変形例に係るノイズ軽減装置の斜視図である。
【図6】変形例に係るノイズ軽減装置の斜視図である。
【図7】変形例に係るノイズ軽減装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0026】
<1.一実施形態に係るワイヤーハーネス>
図1は、本発明の一実施形態に係るワイヤーハーネス1の部分斜視図である。このワイヤーハーネス1は、自動車に搭載され、自動車の各部に配置された電子部品や電装品を、電気的に接続するためのものである。図1に示すように、本実施形態のワイヤーハーネス1は、ケーブル10、ノイズ軽減装置20、およびクリップバンド30を、を備えている。
【0027】
ケーブル10は、電力の供給や信号の通信を行う複数の電線11を、結束させたものである。ケーブル10は、自動車内の配線設計に応じた分岐構造を有している。ケーブル10は、周辺部材からの保護のために、チューブやプロテクタ等の外装部材(図示省略)に、収容されていてもよい。なお、ケーブル10は、複数の電線のみで構成されたものであってもよく、光ファイバを含むものであってもよい。
【0028】
ノイズ軽減装置20は、ケーブル10から引き出された電線11の電気的ノイズを軽減するための装置である。ノイズ軽減装置20は、略円筒状のフェライトコア21と、フェライトコア21を収容するケース22と、ケース22の上部を覆う蓋部23と、を有している。ノイズ軽減の対象となる電線11は、フェライトコア21およびケース22に、巻き付けられている。これにより、電線11からの電磁波の輻射や、電線11内における電気的ノイズの発生が、抑制される。また、電線11は、ノイズ軽減装置20より末端側において、所定の電子機器(図示省略)に接続されている。
【0029】
クリップバンド30は、ノイズ軽減装置20を、車体に固定するための部材である。クリップバンド30は、帯状のバンド31と、バンド31から外側へ向けて突出したクリップ32と、を有している。バンド31は、ノイズ軽減装置20に巻き付けられている。クリップ32は、左右に設けられた一対の爪部321を、車体側に設けられた取り付け孔に係止させることにより、車体に固定される。
【0030】
続いて、上述したノイズ軽減装置20の詳細な構造について、説明する。図2は、ノイズ軽減装置20の展開斜視図である。以下では、図1とともに、図2も適宜に参照する。
【0031】
ノイズ軽減装置20のフェライトコア21は、略半円筒状(樋状)の第1磁性部材211と、略半円筒状の第2磁性部材212とで、構成されている。第1磁性部材211の端面と、第2磁性部材212の端面とを当接させると、全体として略円筒状の外形を有するフェライトコア21となる。第1磁性部材211および第2磁性部材212は、いずれも、強磁性体であるフェライトから形成されている。
【0032】
ケース22は、第1磁性部材211の外周面を覆う略半円筒状の第1ケース部221と、第2磁性部材212の外周面を覆う略半円筒状の第2ケース部222と、を有している。第1ケース部221および第2ケース部222は、後述する蓋部23とともに一体成型されて、単一の樹脂部材2を構成している。
【0033】
第1ケース部221および第2ケース部222は、第1薄肉ヒンジ24を介して、繋がっている。このため、第1薄肉ヒンジ24を中心として、第1ケース部221および第2ケース部222を、回動させることができる。また、第2ケース部222の第1薄肉ヒンジ24と反対側の端辺には、第1爪部223が設けられている。第1ケース部221と第2ケース部222とを閉じたときには、第1ケース部221側に設けられた第1係止孔(図示省略)に、第1爪部223が係止される。これにより、略円筒状のケース22が形成され、ケース22の内部に、フェライトコア21が保持された状態となる。
【0034】
蓋部23は、第1磁性部材211の外周面を覆う略半円筒状の部材である。蓋部23は、上述した第1ケース部221と、第2薄肉ヒンジ25を介して、繋がっている。このため、第2薄肉ヒンジ25を中心として、第1ケース部221および蓋部23を、回動させることができる。また、蓋部23の第2薄肉ヒンジ25と反対側の端辺には、一対の第2爪部231が設けられている。蓋部23を閉じたときには、ケース22側に設けられた一対の第2係止孔224に、一対の第2爪部231が、それぞれ係止される。これにより、蓋部23は、第1ケース部221の外周面を覆う状態で、固定される。
【0035】
電線11は、第1磁性部材211および第1ケース部221の周りに、巻き付けられている。すなわち、電線11は、第1ケース部221の外周面と蓋部23の内周面との間、および、フェライトコア21の内側を通って、ノイズ軽減装置20に巻き付けられている。このため、電線11より外周側に配置された蓋部23が、電線11を保護する役割を果たし、電線11と他の部材との接触を抑制する。これにより、電線11の損傷が抑制される。
【0036】
特に、本実施形態では、ノイズ軽減装置20の周りにクリップバンド30が巻き付けられるが、クリップバンド30の裏面は、蓋部23の外周面および第2ケース部222の外周面と接触し、電線11とは接触しない。このため、クリップバンド30を強く締め付けたとしても、バンド31の角が電線11に食い込むなどして、電線11が損傷することはない。したがって、電線11の損傷を防止しつつ、クリップバンド30を装着できる。
【0037】
また、蓋部23を設けたことにより、ノイズ軽減装置20の周囲に、電線11を保護するためのテープを巻き付ける必要はない。このため、ワイヤーハーネス1の製造工程において、ノイズ軽減装置20にテープを巻き付ける作業を省略できる。また、テープに掛かる部品費用も、削減できる。
【0038】
<2.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
【0039】
上記の実施形態では、ケース22と蓋部23とが、一体に成型されていた。しかしながら、ケース22と蓋部23とは、個々に成型された別体の部材であってもよい。ただし、上記の実施形態のように、ケース22と蓋部23とを一体に成型すれば、ノイズ軽減装置20の製造工程を短縮でき、樹脂成型に掛かる製造コストも抑制できる点で、好ましい。
【0040】
また、蓋部23の形状は、半円筒状以外の形状であってもよい。例えば、蓋部23が、コの字状の断面を有する箱形に形成されていてもよい。
【0041】
図3は、他の変形例に係るノイズ軽減装置20Aの斜視図である。図3の例では、蓋部23Aが、第1ケース部221Aの軸方向(フェライトコアおよびケースの中心軸に沿う方向)の一部分のみを、覆っている。このような形態であっても、蓋部23Aの外周側にクリップバンドを巻き付ければ、クリップバンドと電線11Aとの接触を、防止できる。
【0042】
ただし、上記の実施形態のように、第1ケース部221の軸方向の全体を蓋部23で覆うようにすれば、クリップバンド30だけではなく、ノイズ軽減装置20の近傍に配置された他の部材と電線11Aとの接触も、防止できる。したがって、より多くの損傷要因から、電線11Aを保護することができる。
【0043】
図4は、他の変形例に係るノイズ軽減装置20Bの展開斜視図である。図4の例では、第1ケース部221Bの外周面に、軸方向に延びる一対の突起225Bが、設けられている。一対の突起225Bは、周方向に並んで配置されている。そして、電線11Bは、これらの突起225Bの間を通って、第1ケース部221Bおよび第1磁性部材211Bの周りに巻き付けられている。このようにすれば、一対の突起225Bに沿って電線11Bを巻き付けることができる。また、巻き付けられた電線11Bが、周方向に位置ずれすることを、防止できる。
【0044】
また、蓋部23Bを閉じたときには、一対の突起225Bが、蓋部23Bの内周面に当接する。これにより、第1ケース部221Bの外周面と、蓋部23Bの内周面との間に、隙間を確保できる。そして、当該隙間に、電線11Bを配置できる。したがって、第1ケース部221Bおよび蓋部23Bが、電線11Bを圧迫することが、防止される。その結果、電線11Bの損傷が、より確実に防止される。
【0045】
すなわち、図4の例では、一対の突起225Bが、電線11Bを案内するガイドとしての役割と、第1ケース部221Bと蓋部23Bとの間に隙間を確保するスペーサとしての役割と、の双方を果たしている。スペーサとしての機能だけでよければ、蓋部23Bの内周面に、同様の突起を設けてもよい。突起225Bの形状は、図4のような長手形状に限らず、ドット状であってもよい。また、突起225Bの数は、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
【0046】
図5は、他の変形例に係るノイズ軽減装置20Cの斜視図である。図5の例では、蓋部23Cの外周面に、周方向に延びる溝状の凹部26Cが、設けられている。凹部26Cの幅(軸方向の長さ)は、クリップバンドのバンドの幅と同等または若干大きい程度に、設定されている。このようにすれば、クリップバンドを、凹部26Cに嵌合させつつ、巻き付けることができる。したがって、クリップバンドの軸方向のずれを、抑制できる。なお、第2ケース部222Cの外周面にも、同様の凹部が設けられていてもよい。
【0047】
図6は、他の変形例に係るノイズ軽減装置20Dの斜視図である。図6の例では、蓋部23Dに、軸方向に延びる取り付け孔232Dが、設けられている。そして、別体のクリップ32Dの脚部321Dが、当該取り付け孔232Dに挿入されて、固定される。このようにすれば、ノイズ軽減装置20Dにクリップバンドを巻き付ける必要はない。したがって、バンドによる電線11Dの損傷も、生じ得ない。
【0048】
図7は、他の変形例に係るノイズ軽減装置20Eの斜視図である。図7の例では、蓋部23Eの外周面に、クリップ32Eが一体成型されている。この例においても、ノイズ軽減装置20Eにクリップバンドを巻き付ける必要はない。したがって、バンドによる電線11Eの損傷も、生じ得ない。
【0049】
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0050】
1 ワイヤーハーネス
2 樹脂部材
10 ケーブル
11,11A,11B,11D,11E 電線
20,20A,20B,20C,20D,20E ノイズ軽減装置
21 フェライトコア
22 ケース
23,23A,23B,23C,23D,23E 蓋部
26C 凹部
30 クリップバンド
31 バンド
32,32D,32E クリップ
211 第1磁性部材
212 第2磁性部材
221,221A,221B 第1ケース部
222,222C 第2ケース部
225B 突起
232D 取り付け孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車に搭載されるワイヤーハーネスであって、
複数の電線により構成されるケーブルと、
前記ケーブルから引き出された電線に取り付けられるノイズ軽減装置と、
を備え、
前記ノイズ軽減装置は、
略円筒状のフェライトコアと、
前記フェライトコアの外周面を覆う略円筒状のケースと、
前記ケースの外周面を少なくとも部分的に覆う蓋部と、
を有し、
前記電線は、前記ケースと前記蓋部との間および前記フェライトコアの内側を通って、前記ノイズ軽減装置に巻き付けられているワイヤーハーネス。
【請求項2】
請求項1に記載のワイヤーハーネスであって、
前記蓋部は、前記ケースの軸方向の全体を覆っているワイヤーハーネス。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のワイヤーハーネスであって、
前記ケースと前記蓋部とは、一体成型された単一の樹脂部材であるワイヤーハーネス。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれかに記載のワイヤーハーネスであって、
前記ケースの外周面および前記蓋部の内周面の一方に、突起が設けられ、
前記突起は、前記ケースの外周面および前記蓋部の内周面の他方に、当接しているワイヤーハーネス。
【請求項5】
請求項4に記載のワイヤーハーネスであって、
前記突起は、前記ケースの外周面に、周方向に並んで一対に設けられ、
前記電線は、一対の前記突起の間を通って、前記ノイズ軽減装置に巻き付けられているワイヤーハーネス。
【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれかに記載のワイヤーハーネスであって、
前記フェライトコアに巻き付けられるバンドと、車体に固定されるクリップと、を有するクリップバンドをさらに備え、
前記クリップバンドの裏面が、前記蓋部の外周面に、接触しているワイヤーハーネス。
【請求項7】
請求項6に記載のワイヤーハーネスであって、
前記ケースおよび前記蓋部に、周方向に延びる溝状の凹部が設けられ、
前記クリップバンドは、前記凹部に沿って配置されているワイヤーハーネス。
【請求項8】
請求項1から請求項5までのいずれかに記載のワイヤーハーネスであって、
前記蓋部は、車体に固定されるクリップ、または、車体に固定されるクリップを取り付ける取り付け孔を、有しているワイヤーハーネス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−134028(P2012−134028A)
【公開日】平成24年7月12日(2012.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−285582(P2010−285582)
【出願日】平成22年12月22日(2010.12.22)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【Fターム(参考)】