説明

不揮発性メモリおよびフェーズ化されたプログラム障害処理を伴う方法

ブロック管理システムを伴うメモリにおいて、時間が重視されるメモリ動作中のブロック内のプログラム障害が、ブレークアウトブロック内のプログラミング動作を継続することによって処理される。後のあまり危機的でないときに、中断前に障害ブロック内に記録されたデータは他のブロックに転送され、この他のブロックもブレークアウトブロックであってもよい。その後、障害ブロックを廃棄することができる。このように、プログラミング中に不良ブロックが生じる場合に、データを失うこともなく、不良ブロック内に記憶されたデータを直ちに転送しなければならないことによって指定された時間制限を超えることもなく、不良ブロックを処理することができる。このエラー処理は、危機的な最中にすべての動作を新規のブロックに対して繰り返す必要がないようにするために、ガーベッジコレクションにとっては特に重要である。その後、都合のよいときに、不良ブロックからのデータは、他のブロックへ移転されることによって復旧される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のブロックに組織化された不揮発性メモリであって、各ブロックは、共に消去可能なメモリユニットに分割され、各メモリユニットは、データの論理ユニットを記憶するためのものである不揮発性メモリにおいて、前記メモリ内のデータを記憶する方法は、
データの論理ユニットのシーケンスを第1のブロックに記憶するステップと、
数多くの論理ユニットを記憶した後の第1のブロックにおける記憶障害に応じて、後続の論理ユニットを、第1のブロックについてのブレークアウトブロックとしての役割を果たす第2のブロックへ記憶するステップと、
予め規定されたイベントに応じて、第1のブロックに記憶された論理ユニットを第3のブロックに転送するステップと、
第1のブロックを廃棄するステップと、
を含む方法。
【請求項2】
前記第3のブロックおよび第2のブロックは、同一である請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記第3のブロックおよび第2のブロックは、異なっている請求項1記載の方法。
【請求項4】
数多くの論理ユニットの第1のブロックから第3のブロックへの転送には、論理ユニットの現在のバージョンのみが関与する請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記不揮発性メモリは、フローティングゲートメモリセルを有する請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記不揮発性メモリは、フラッシュEEPROMである請求項1記載の方法。
【請求項7】
前記不揮発性メモリは、NROMである請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記不揮発性メモリは、メモリカード内にある請求項1記載の方法。
【請求項9】
前記不揮発性メモリは、それぞれがデータの1ビットを記憶するメモリセルを有する請求項1〜8のいずれか記載の方法。
【請求項10】
前記不揮発性メモリは、それぞれがデータの1ビットより多くを記憶するメモリセルを有する請求項1〜8のいずれか記載の方法。
【請求項11】
不揮発性メモリにおいて、
複数のブロックに組織化されたメモリであって、各ブロックは、共に消去可能なメモリユニットに分割され、各メモリユニットは、データの論理ユニットを記憶するためのものであるメモリと、
前記ブロックの動作を制御するためのコントローラと、を備え、
前記コントローラは、論理ユニットのシーケンスを第1のブロックに記憶し、
前記コントローラは、数多くの論理ユニットを記憶した後の第1のブロックにおける記憶障害に応じて、後続の論理ユニットを、第1のブロックについてのブレークアウトブロックとしての役割を果たす第2のブロックに記憶し、
予め規定されたイベントに応じて、前記コントローラは、第1のブロックに記憶された論理ユニットを第3のブロックへ転送する不揮発性メモリ。
【請求項12】
前記第3のブロックおよび第2のブロックは、同一である請求項11記載の不揮発性メモリ。
【請求項13】
前記第3のブロックおよび第2のブロックは、異なっている請求項11記載の不揮発性メモリ。
【請求項14】
論理ユニットの現在のバージョンのみが、前記コントローラによって前記第1のブロックから第3のブロックへ転送される請求項11記載の不揮発性メモリ。
【請求項15】
不揮発性メモリにおいて、
複数のブロックに組織化されたメモリであって、各ブロックは、共に消去可能なメモリユニットに分割され、各メモリユニットは、データの論理ユニットを記憶するためのものであるメモリと、
論理ユニットのシーケンスを第1のブロックに記憶するための手段と、
数多くの論理ユニットを記憶した後の第1のブロックにおける記憶障害に応じて、後続の論理ユニットを、第1のブロックについてのブレークアウトブロックとしての役割を果たす第2のブロックに記憶するための手段と、
予め規定されたイベントに応じて、第1のブロックに記憶された論理ユニットを第3のブロックへ転送するための手段と、
第1のブロックを廃棄するための手段と、
を備える不揮発性メモリ。
【請求項16】
前記第3のブロックおよび第2のブロックは、同一である請求項15記載の不揮発性メモリ。
【請求項17】
前記第3のブロックおよび第2のブロックは、異なっている請求項15記載の不揮発性メモリ。
【請求項18】
論理ユニットの現在のバージョンのみが、前記コントローラによって前記第1のブロックから第3のブロックへ転送される請求項15記載の不揮発性メモリ。
【請求項19】
前記不揮発性メモリは、フローティングゲートメモリセルを有する請求項11記載の不揮発性メモリ。
【請求項20】
前記不揮発性メモリは、フラッシュEEPROMである請求項11記載の不揮発性メモリ。
【請求項21】
前記不揮発性メモリは、NROMである請求項11記載の不揮発性メモリ。
【請求項22】
前記不揮発性メモリは、メモリカード内にある請求項11記載の不揮発性メモリ。
【請求項23】
前記不揮発性メモリは、それぞれがデータの1ビットを記憶するメモリセルを有する請求項11〜22のいずれか記載の不揮発性メモリ。
【請求項24】
前記不揮発性メモリは、それぞれがデータの1ビットより多くを記憶するメモリセルを有する請求項11〜22のいずれか記載の不揮発性メモリ。
【請求項25】
複数のブロックに組織化された不揮発性メモリであって、各ブロックは、共に消去可能なメモリユニットに分割され、各メモリユニットは、データの論理ユニットを記憶するためのものである不揮発性メモリにおいて、前記メモリ内のデータを記憶および更新する方法は、
データを複数の論理グループに組織化するステップであって、各論理グループは、論理ユニットのグループであるステップと、
論理ユニットにパッケージ化されたホストデータを受信するステップと、
グループの論理ユニットの第1のバージョンを第1の順序に従って第1のブロック内に記憶することによって、論理グループの元ブロックを作成するステップと、
第2の順序に従ってグループの論理ユニットの後続のバージョンを含む第2のブロック内に記憶することによって、論理グループの更新ブロックを作成するステップと、
統合化のための予め規定されたイベントに応じて、元ブロックおよび更新ブロックから収集されたグループの論理ユニットの現在のバージョンを第1の順序と同様に第3のブロック内に記憶することによって、論理グループについての統合化ブロックを作成するステップと、
統合化ブロックにおける記憶障害に応じて、統合化ブロックから失われたグループの論理ユニットを第1の順序と同様に第4のブロック内に記憶することによって、ブレークアウト統合化ブロックを設けるステップと、
第1のブロックを第2のブロックに置換し、第2のブロックを第3のブロックに置換するステップと、
を含む方法。
【請求項26】
ブレークアウト統合化ブロックの完全な統合化のための予め規定されたイベントに応じて、ブレークアウト統合化ブロック内にそこから失われたグループの論理ユニットを第1の順序と同様に記憶するステップと、
グループの元ブロックを完全に統合化されたブレークアウト統合化ブロックに置換するステップと、
をさらに含む請求項25記載の方法。
【請求項27】
各論理ユニットは、ホストデータのセクタである請求項25記載の方法。
【請求項28】
各論理ユニットは、メモリのメモリページ内に記憶可能なデータの論理ページである請求項25記載の方法。
【請求項29】
各論理ページは、データの1つ以上のセクタを備える請求項28記載の方法。
【請求項30】
前記不揮発性メモリは、フローティングゲートメモリセルを有する請求項25記載の方法。
【請求項31】
前記不揮発性メモリは、フラッシュEEPROMである請求項25記載の方法。
【請求項32】
前記不揮発性メモリは、NROMである請求項25記載の方法。
【請求項33】
前記不揮発性メモリは、メモリカード内にある請求項25記載の方法。
【請求項34】
前記不揮発性メモリは、それぞれがデータの1ビットを記憶するメモリセルを有する請求項25〜33のいずれか記載の方法。
【請求項35】
前記不揮発性メモリは、それぞれがデータの1ビットより多くを記憶するメモリセルを有する、請求項25〜33のいずれか記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13A】
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【図13B】
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【図14(A)−14(B)】
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【図14(C)−14(E)】
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【図14(F)−14(H)】
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【図14(I)−14(J)】
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【図15】
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【図16A】
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【図16B】
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【図16C】
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【図16D】
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【図16E】
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【図17A】
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【図17B】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22A】
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【図22B】
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【図23A】
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【図23B】
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【図24A】
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【図24B】
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【図24C】
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【図25】
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【図26A】
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【図26B】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31A】
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【図31B】
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【図32A】
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【図32B】
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【図33】
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【図34A】
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【図34B】
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【図35A】
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【図35B】
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【図36A】
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【図36B】
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【図36C】
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【図37】
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【図38A】
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【図38B】
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【図38C】
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【図39A】
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【図39B】
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【図40】
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【図41A】
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【図41B】
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【図42】
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【図43】
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【図44A】
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【図44B】
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【図44C】
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【図45】
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【図46A】
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【図46B】
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【図47】
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【図48】
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【公表番号】特表2007−519996(P2007−519996A)
【公表日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−547457(P2006−547457)
【出願日】平成16年12月22日(2004.12.22)
【国際出願番号】PCT/US2004/043597
【国際公開番号】WO2005/066964
【国際公開日】平成17年7月21日(2005.7.21)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.フロッピー
【出願人】(506197901)サンディスク コーポレイション (175)
【Fターム(参考)】