説明

不織複合材料及び関連製品並びに方法

本発明は、或る実施形態では、多くの用途、例えば触媒コンバーター中の基材として用いるのに適した触媒基材に向けられる。本発明の別の態様は、多くの用途、例えば粒子フィルター、例えばディーゼル粒子フィルター(DPF)又はディーゼル粒子トラップ(DPT)中の基材として用いるのに適した濾過基材である。本発明は、燃焼機関の排気から汚染物質を除去及び/又は排除するための改良型基材も提供する。触媒基材及び濾過基材は、或る実施形態では、排気ガスからの汚染物質の除去における改良を提供する。改良としては、以下のうちの1つ又は複数が挙げられる:より迅速な点火期間、PMの深層濾過、低背圧、目詰まりの低確率、マニホールド又は頭部それ自体を含めた排気系中の多くの位置に構成される能力、触媒反応の高い確率、NO、HC及びCOの高転化比、PMのより迅速な焼失、触媒材料使用の最小化等。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
不織焼結耐火性繊維性セラミック複合材料、及び触媒を含む触媒基材又は濾過基材であって、任意にウォッシュコートをさらに含み、且つ、複数の溝をさらに含む触媒基材又は濾過基材。
【請求項2】
前記複合材料がアルミナ−ボリア−シリカ繊維を含む、請求項1記載の触媒基材。
【請求項3】
前記複合材料がアルミナ−ジルコニア繊維を含む、請求項1記載の触媒基材。
【請求項4】
前記複合材料がアルミナ−ボリア−シリカ繊維及びアルミナ繊維を含む、請求項1記載の触媒基材。
【請求項5】
前記複合材料が酸化アルミナ繊維を含む、請求項1記載の触媒基材。
【請求項6】
前記複合材料が酸化シリカ繊維を含む、請求項1記載の触媒基材。
【請求項7】
前記複合材料がアルミナボリアシリカ繊維、シリカ繊維及びアルミナ繊維を含む、請求項1記載の触媒基材。
【請求項8】
前記複合材料が約50〜約90%のシリカ、約5〜約50%のアルミナ及び約10〜約25%のアルミノボロシリケートを含む、請求項1記載の触媒基材。
【請求項9】
前記複合材料がアルミナ強化断熱(AETB)複合材料である、請求項1記載の触媒基材。
【請求項10】
前記AETBがAETB−8、AETB−12及びAETB−14及びAETB−16から成る群から選択される、請求項9記載の触媒基材。
【請求項11】
前記複合材料がオービタルセラミック断熱(OCTB)複合材料を含む、請求項1記載の触媒基材。
【請求項12】
前記複合材料がホウ素結合剤を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項13】
前記触媒が金属触媒を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項14】
前記触媒がパラジウム、白金、ロジウム、それらの混合物及びそれらの誘導体から成る群から選択される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項15】
さらに前記触媒が約0.035〜約1.77kg/m(約1〜約50g/ft)の量で存在する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項16】
前記ウォッシュコートが酸化アルミナを含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項17】
前記基材に縦方向に沿って延びる複数の溝を含み、ウォールフロー構成、フロースルー構成、又はその組合せを包含する、請求項1〜16のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項18】
0.45cm(1平方インチ)当たり約100〜約100,000個の溝を有する、請求項1〜17のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項19】
0.45cm(1平方インチ)当たり約600個の溝を有する、請求項1〜18のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項20】
前記溝が正方形、三角形、六角形であり、そしてさらに実質的に長方形、台形又は三角形の縦断面形状を有する、請求項1〜19のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項21】
約6.45cm〜約323cm(約1平方インチ〜約50平方インチ)の正面表面積を有する、請求項1〜20のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項22】
市販触媒コンバーター又はディーゼル酸化触媒(DOC)に用いるのに適する、請求項1〜21のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項23】
定置エンジンとともに用いるのに適する、請求項1〜21のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項24】
主触媒コンバーター、mani−触媒コンバーター(mani-cat)又は前触媒コンバーターに用いるのに適する、請求項1〜21のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項25】
約0.37〜約1.00kg/m(約6〜約16lb/ft)の密度を有する、請求項1〜21のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項26】
約0.8〜約0.95の放射率を有する、請求項1〜25のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項27】
約90%〜約99%の多孔率を有する、請求項1〜26のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項28】
酸素貯蔵酸化物をさらに含む、請求項1〜27のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項29】
コージライトにより引き起こされる圧力降下より低い圧力降下を生じる、請求項1〜28のいずれか一項に記載の触媒基材。
【請求項30】
請求項1〜29のいずれか一項に記載の触媒基材を含む触媒コンバーター。
【請求項31】
商業用自動車に用いるのに適する、請求項30記載の触媒コンバーター。
【請求項32】
主触媒コンバーター、前触媒コンバーター、後触媒コンバーター又はmani−触媒コンバーターから成る群から選択される、請求項31記載の触媒コンバーター。
【請求項33】
請求項1〜29のいずれか一項に記載の触媒基材又は濾過基材を含む粒子フィルター。
【請求項34】
ディーゼル粒子フィルターである、請求項33記載の粒子フィルター。
【請求項35】
請求項1〜32のいずれか一項に記載の触媒基材又は触媒コンバーターに1つ又は複数の流体の流れを曝露することを含む、反応を触媒する方法。
【請求項36】
前記流体が内燃機関からの排気ガスである、請求項35記載の反応を触媒する方法。
【請求項37】
前記排気ガスが6つの基準汚染物質の1つ又は複数を含む、請求項36記載の反応を触媒する方法。
【請求項38】
請求項1〜34のいずれか一項に記載の濾過基材、触媒基材、粒子フィルター又は触媒コンバーターに1つ又は複数の流体の流れを曝露することを含む、ガスを濾過する方法。
【請求項39】
前記流体が内燃機関からの排気ガスである、請求項38記載のガスを濾過する方法。
【請求項40】
前記排気ガスが6つの基準汚染物質の1つ又は複数を含む、請求項39記載のガスを濾過する方法。
【請求項41】
請求項1〜29のいずれか一項に記載の触媒基材又は濾過基材を製造する方法であって、複数の耐火性シリカ繊維、耐火性アルミナ繊維及び耐火性アルミノボロシリケート繊維を加熱すること;前記繊維を混合すること;前記繊維を洗浄すること;任意に前記繊維を1つ又は複数の長さに切り刻むこと;該切り刻んだ繊維を配合するか又は混合してスラリーとすること;好ましくは増粘剤を付加することにより、前記スラリーの粘度を調整すること;分散剤を付加すること;前記スラリーを金型に加えること;水を前記スラリーから除去し、それにより未焼結ビレットを形成すること;前記金型から該未焼結ビレットを取り出すこと;炉中で前記未焼結ビレットを、好ましくは約250°F〜約500°Fの温度で乾燥すること;約2,000〜2,500°Fの炉中で前記未焼結ビレットを加熱すること、好ましくは予熱して漸増的に加熱すること;任意に前記ビレットを機械加工すること;任意に前記ビレット中に複数の溝を形成すること;任意に触媒を付加すること;及び任意にウォッシュコートを付加し、それにより前記基材を形成することを含む、触媒基材又は濾過基材を製造する方法。
【請求項42】
不織焼結耐火性繊維性セラミック複合材料中に複数の溝を機械加工することを含み、前記機械加工することが前記溝を形成するか又は造形するコーミング方法を使用することを含む、請求項1〜29のいずれか一項に記載の濾過基材を製造する方法。
【請求項43】
請求項42又は43記載の方法に従って調製される濾過基材。
【請求項44】
耐火等級アルミナ繊維、耐火等級シリカ繊維、耐火等級アルミナボリアシリカ繊維、水及び触媒を含む組成物。
【請求項45】
前記繊維が約10μmの平均長を有した、請求項44記載の組成物。
【請求項46】
前記アルミナが前記無機繊維混合物の約50〜90%;前記アルミナ繊維が前記無機繊維混合物の約5〜50%;そしてアルミナボリアシリカが約10〜25%を含有する、請求項44記載の組成物。
【請求項47】
請求項1〜34のいずれか一項に記載の触媒基材、濾過基材、触媒コンバーター又は粒子フィルターを含む改良型エンジン排気系。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【図3】
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【図4a】
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【図4b】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10a】
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【図10b】
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【図10c】
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【図10d】
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【図11】
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【図12】
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【図13a】
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【図13b】
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【図13c】
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【図14a】
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【図14b】
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【図14c】
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【図14d】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22a】
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【図22b】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【公表番号】特表2007−534483(P2007−534483A)
【公表日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−510671(P2007−510671)
【出願日】平成16年4月28日(2004.4.28)
【国際出願番号】PCT/US2004/012963
【国際公開番号】WO2005/113126
【国際公開日】平成17年12月1日(2005.12.1)
【出願人】(506361638)ジオ2 テクノロジーズ,インク. (2)
【Fターム(参考)】