説明

位置検出ユニット及び位置検出システム

【課題】撮像装置の設置を容易に行うことが可能な位置検出ユニット及び位置検出システムを提供する。
【解決手段】プロジェクター2の筐体20の上面20tには、面ファスナー5を構成する第1部材51が取り付けられており、撮像装置3の筐体30の底面30bには、面ファスナー5を構成する第2部材52が取り付けられている。第1部材51及び第2部材52は、例えば、一方の部材がフック状に起毛された面を有し、他方の部材がループ状に起毛された面を有して構成される。そして、それぞれの面を向かい合わせて押し付けることによって両者が結合される。また、面ファスナー5は、強めに引き剥がせば結合が解かれて分離するため、結合と分離とを繰り返すこともできる。つまり、本実施形態の撮像装置3は、面ファスナー5によって、プロジェクター2に対して着脱可能に固定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクターから投写された画像内において所定の操作がなされた位置を検出するための位置検出ユニット及び位置検出システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、コンピューターから出力される画像を、プロジェクターによってホワイトボード等に投写するとともに、投写された画像(投写画像)を撮像装置(カメラ)で撮像して、投写画像に対して行ったユーザーの操作をコンピューターで認識するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなシステムでは、例えば、ペン先から赤外光を発する発光ペンやレーザーポインター等を用いてユーザーが投写画像の任意の位置を指し示すと、撮像装置によって撮像された画像(撮像画像)に基づいて、指示された位置が検出される。そして、コンピューターが、検出された位置にカーソルやポインターを移動させたり、その位置でクリックがなされたものとみなしたりすることにより、ユーザーは、投写画像に対してタッチパネルのような操作感覚で操作を行うことが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−353071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のようなシステムを構築する際には、プロジェクターから投写される投写画像に向けて撮像装置を設置する必要があるが、不慣れなユーザーは、撮像装置をどこに設置すべきか迷ってしまう場合があった。また、撮像装置を設置した後には、投写画像と撮像画像との間で位置の整合をとるための手続き(キャリブレーション)を行う必要があるが、キャリブレーションの後でプロジェクターと撮像装置の位置関係を誤ってずらしてしまった場合には、キャリブレーションをやり直さなければならなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
【0006】
[適用例1]本適用例に係る位置検出ユニットは、プロジェクターから投写された投写画像内において所定の操作がなされた位置を検出するための位置検出ユニットであって、前記投写画像を含む範囲を撮像する撮像装置と、前記撮像装置を、前記プロジェクターに着脱可能に固定する固定部材と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
この位置検出ユニットによれば、撮像装置が固定部材によってプロジェクターに固定されるため、撮像装置の設置が容易になるとともに、使用中にプロジェクターと撮像装置の位置関係がずれることを防止することが可能となる。また、撮像装置の着脱が可能であるため、1つの撮像装置を複数のプロジェクターで使用することが可能となる。
【0008】
[適用例2]上記適用例に係る位置検出ユニットにおいて、前記固定部材は、面ファスナーであってもよい。
【0009】
[適用例3]上記適用例に係る位置検出ユニットにおいて、前記固定部材は、前記撮像装置を前記プロジェクターに吸着させるようにしてもよい。
【0010】
[適用例4]上記適用例に係る位置検出ユニットにおいて、前記固定部材は、磁力によって前記撮像装置を前記プロジェクターに固定するようにしてもよい。
【0011】
[適用例5]上記適用例に係る位置検出ユニットにおいて、前記固定部材は、粘着シートであってもよい。
【0012】
[適用例6]上記適用例に係る位置検出ユニットにおいて、前記プロジェクターに装着される補助部材をさらに備え、前記固定部材は、前記プロジェクターに装着された前記補助部材に対して、前記撮像装置を着脱可能に固定するようにしてもよい。
【0013】
[適用例7]本適用例に係る位置検出システムは、プロジェクターと、前記プロジェクターから投写された投写画像を含む範囲を撮像する撮像装置と、前記撮像装置の撮像結果に基づいて、前記投写画像内において所定の操作がなされた位置を検出する検出装置と、前記撮像装置を、前記プロジェクターに着脱可能に固定する固定部材と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
この位置検出システムによれば、撮像装置が固定部材によってプロジェクターに固定されるため、撮像装置の設置が容易になるとともに、使用中にプロジェクターと撮像装置の位置関係がずれることを防止することが可能となる。また、撮像装置の着脱が可能であるため、1つの撮像装置を複数のプロジェクターで使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】位置検出システムの概略構成を示す構成図。
【図2】位置検出システムを示す斜視図であり、(a)は、前方から見た図、(b)は、後方から見た図。
【図3】撮像装置の固定方法を説明するための図であり、(a)は、プロジェクターの筐体の上面を示す平面図、(b)は、撮像装置の筐体の底面を示す平面図、(c)は、撮像装置をプロジェクターに固定する様子を示す正面図。
【図4】撮像装置を吸着部材によってプロジェクターに固定する様子を示す正面図。
【図5】撮像装置を磁石によってプロジェクターに固定する様子を示す正面図。
【図6】プロジェクターに装着された金具に撮像装置を固定する様子を示す正面図であり、(a)は、吸着部材による固定を示す図、(b)は、磁石による固定を示す図。
【図7】撮像装置を金具によってプロジェクターに固定する様子を示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本実施形態の位置検出システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、位置検出システムの概略構成を示す構成図である。
位置検出システム100は、プロジェクターから投写された画像内において所定の操作がなされた位置を検出するためのシステムであり、図1に示すように、コンピューター1と、プロジェクター2と、撮像装置3と、発光ペン4とを備えて構成されている。
【0017】
コンピューター1は、CPU(Central Processing Unit)等からなる制御装置10、ハードディスクドライブ等の記憶装置11、液晶ディスプレイ等の表示装置12、キーボード等の入力装置13、マウスやタッチパッド等のポインティングデバイス14を備えている。コンピューター1は、記憶装置11に記憶されているOS(Operating System)やアプリケーションプログラムに従って動作する制御装置10が、入力装置13等を用いてなされるユーザーの指示に応じて様々な処理を行い、処理結果等を表示装置12に表示する。本実施形態のコンピューター1に採用されているOSは、GUI(Graphical User Interface)を備えたものであり、ユーザーは、表示装置12に表示されるポインターを、ポインティングデバイス14を用いて操作することによってコンピューター1に各種指示を与えることもできる。また、コンピューター1は、表示装置12に表示される画像の画像情報を外部にも出力可能になっており、本実施形態では、プロジェクター2に画像情報を出力する。
【0018】
プロジェクター2は、コンピューター1から入力された画像情報に基づく画像、即ちコンピューター1の表示装置12に表示されている画像を、ホワイトボードや壁面、スクリーン等の表面(以降、「投写面S」とも呼ぶ。)に拡大して投写する。
【0019】
撮像装置3は、投写面Sに投写された画像(以降、「投写画像」とも呼ぶ。)を含む範囲を撮像し、撮像した画像(以降、「撮像画像」とも呼ぶ。)に応じた画像情報を、撮像結果としてコンピューター1に出力する。
【0020】
発光ペン4は、ペン状の本体の先端部(ペン先)に、押圧スイッチと、赤外光を発する発光ダイオードとを備えている。そして、ユーザーが発光ペン4のペン先を投写面Sに押し付けて、押圧スイッチを押圧すると、発光ダイオードが発光するようになっている。
【0021】
コンピューター1の制御装置10は、撮像装置3から入力される画像情報に基づいて、撮像画像に含まれる投写画像内で発光ペン4が発光したか否かを判別する。そして、発光があった場合には、発光した位置、即ち投写画像内においてペン先を押し付ける操作がなされた位置を検出する。制御装置10は、発光した位置を検出すると、この位置でポインティングデバイス14によるクリック操作がなされた場合と同一の処理を行う。つまり、ユーザーは、投写画像内において発光ペン4で所定の操作を行うことにより、コンピューター1に対して、ポインティングデバイス14で行う指示と同一の指示を行うことができる。
【0022】
このような位置検出システム100において、撮像画像内における投写画像の位置は、プロジェクター2と撮像装置3の位置関係が変わる度に変化する。また、撮像画像内における投写画像は、プロジェクター2の投写レンズ21(図2参照)の光軸と撮像装置3の撮像レンズ31(図2参照)の光軸との不一致によって歪んでおり、この歪みも、プロジェクター2と撮像装置3の位置関係が変わる度に変化する。このため、プロジェクター2及び撮像装置3を設置した後には、投写画像と撮像画像との間で位置の整合をとるためのキャリブレーションを行う必要がある。キャリブレーションは、所定のパターン(例えば、市松模様)の画像情報をコンピューター1からプロジェクター2に出力し、プロジェクター2にこのパターンを投写させることによって行われる。そして、投写されたパターンが撮像装置3によって撮像され、撮像結果がコンピューター1に出力されると、コンピューター1は、撮像画像の中における投写画像の位置や歪み等を認識する。そして、コンピューター1は、この認識結果を利用することにより、投写画像内のどの位置で発光ペン4が操作されたのかを検出することが可能となる。
【0023】
図2は、位置検出システム100を示す斜視図であり、(a)は、前方から見た図、(b)は、後方から見た図である。
図2(a)、(b)に示すように、コンピューター1は、例えば、ノート型のパーソナルコンピューターであり、表示装置12、入力装置13、及びポインティングデバイス14を一体的に備えて構成されている。なお、コンピューター1は、ノート型のパーソナルコンピューターに限定されない。例えば、デスクトップ型のパーソナルコンピューターのように、表示装置12、入力装置13、ポインティングデバイス14の全部又は一部が外付けで接続される構成のコンピューターであってもよいし、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯型情報機器であってもよい。
【0024】
プロジェクター2は、光源(図示せず)、及び光源から射出された光を変調して画像を形成する画像形成装置(図示せず)等が筐体20に収容された構成を有しており、筐体20の前面20fには、形成された画像を投写するための投写レンズ21が備えられている。プロジェクター2は、所定の投写面Sに画像が投写されるように配置される。
【0025】
撮像装置3は、CCD(Charge Coupled Device)センサー、或いはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー等からなる撮像素子等(図示せず)が筐体30に収容された構成を有しており、筐体30の前面30fには、撮像対象から発せられた光を撮像素子上に結像させるための撮像レンズ31が備えられている。撮像装置3は、プロジェクター2の筐体20の上面20tに、プロジェクター2から投写される投写画像を含む範囲を撮像できるように固定されている。
【0026】
図3は、撮像装置3の固定方法を説明するための図であり、(a)は、プロジェクター2の筐体20の上面を示す平面図、(b)は、撮像装置3の筐体30の底面を示す平面図、(c)は、撮像装置3をプロジェクター2に固定する様子を示す正面図である。
図3(a)〜(c)に示すように、プロジェクター2の筐体20の上面20tには、面ファスナー5を構成する第1部材51が取り付けられており、撮像装置3の筐体30の底面30bには、面ファスナー5を構成する第2部材52が取り付けられている。第1部材51及び第2部材52は、例えば、一方の部材がフック状に起毛された面を有し、他方の部材がループ状に起毛された面を有して構成される。そして、それぞれの面を向かい合わせて押し付けることによって両者が結合される。また、面ファスナー5は、強めに引き剥がせば結合が解かれて分離するため、結合と分離とを繰り返すこともできる。つまり、本実施形態の撮像装置3は、面ファスナー5によって、プロジェクター2に対して着脱可能に固定される。
【0027】
なお、面ファスナー5は、フック状に起毛された部材と、ループ状に起毛された部材とによって結合される態様に限定されず、様々な態様の面ファスナーを用いることができる。例えば、第1部材51及び第2部材52の双方に、きのこ状に形成された多数の樹脂製の突起を配列させ、両者を向かい合わせて突起同士を噛み合わせる態様としてもよい。
【0028】
以上説明したように、本実施形態の位置検出システム100によれば、撮像装置3は、面ファスナー5によってプロジェクター2に固定されて使用される。このため、撮像装置3を設置すべき位置が分かりやすくなり、撮像装置3の設置が容易になる。また、使用中に誤ってプロジェクター2又は撮像装置3を動かしてしまった場合でも、双方が一緒に動くことになるため、撮像装置3とプロジェクター2の位置関係が変化しない。つまり、キャリブレーションをやり直さなければならない事態が生じにくい。さらに、プロジェクター2に対して撮像装置3の着脱が自在であるため、複数のプロジェクター2の筐体20に面ファスナー5の第1部材51を取り付けるようにすれば、1つの撮像装置3を複数のプロジェクター2で使用することが可能となる。
【0029】
なお、本実施形態では、面ファスナー5が固定部材に相当し、コンピューター1の制御装置10が検出装置に相当する。また、撮像装置3、及びこれをプロジェクター2に固定するための面ファスナー5は、位置検出ユニットに相当する。また、本明細書において、「着脱が可能」とは、ユーザーがドライバー等の道具を用いずに、固定(装着)したり、離脱させたりすることができる状態を言う。
【0030】
(変形例)
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
【0031】
上記実施形態では、プロジェクター2に撮像装置3を着脱可能に固定するための固定部材として、面ファスナー5を用いているが、この態様に限定されない。例えば、接着(固定)と離脱とを繰り返し行うことが可能な粘着シート(図示省略)を固定部材として用いることもできる。
【0032】
また、図4に示すように、撮像装置3の筐体30に、吸盤を備えた吸着部材6を固定部材として取り付けて、吸盤の吸着によってプロジェクター2の筐体20に着脱可能に固定するようにしてもよい。ここで、プロジェクター2の筐体20の表面が平滑でない場合には、平滑な表面を備えた補助部材60を、予めプロジェクター2の筐体20に装着しておくようにすればよい。これにより、吸盤の吸着が弱まることが抑制されるとともに、撮像装置3を固定すべき位置が分かりやすくなる。
【0033】
また、図5に示すように、撮像装置3の筐体30に、固定部材としての磁石7を取り付けて、磁石7の磁力によってプロジェクター2の筐体20に着脱可能に固定するようにしてもよい。ここで、プロジェクター2の筐体20が強磁性体でなく、磁石7を固定できない場合には、強磁性体からなる補助部材70を、予めプロジェクター2の筐体20に装着しておくようにすればよい。これにより、筐体20の材質に拘らずに磁力によって撮像装置3を固定することが可能になるとともに、撮像装置3を固定すべき位置が分かりやすくなる。
【0034】
なお、補助部材60,70は、種々の形態のものを採用可能である。例えば、図4及び図5に示したように、プロジェクター2の筐体20の表面に貼り付け可能なフィルム状、或いは平板状の部材を採用してもよいし、図6(a)、(b)に示すように、ねじ等によってプロジェクター2に装着される金具を用いてもよい。このような補助部材60,70を複数のプロジェクター2に装着しておけば、撮像装置3と固定部材(吸着部材6又は磁石7)とを含んで構成される1組の位置検出ユニットを、複数のプロジェクター2で使用することが可能となる。また、面ファスナー5や粘着シートによって撮像装置3を固定する場合であっても、プロジェクター2の筐体20に直接固定する代わりに、プロジェクター2に装着された補助部材に固定するようにしてもよい。一方、図7に示すように、プロジェクター2に装着される金具8が、手回しが可能なねじ8a等によって着脱できる構成であれば、この金具8を固定部材として使用することもできる。この場合には、撮像装置3と金具8との固定については、着脱可能である必要はない。
【0035】
上記実施形態では、撮像装置3は、プロジェクター2の筐体20の上面20tに固定されているが、撮像装置3を固定する位置は、上面20tに限定されず、他の位置(例えば、側面)であってもよい。また、撮像装置3の大きさが、プロジェクター2の大きさと同程度、又はそれ以上である場合には、撮像装置3の上にプロジェクター2を載置(固定)する態様にすることもできる。
【0036】
上記実施形態では、投写画像に対して、赤外光を発光する発光ペン4を用いて操作を行う態様を示したが、発光ペン4が発する光は赤外光に限定されない。また、発光ペン4を用いた態様に限定されず、例えば、レーザーポインターで操作を行う態様としてもよい。さらに、コンピューター1が、撮像画像から人間の手(指)を検出できる構成であれば、発光ペン4やレーザーポインター等の道具を用いることなく操作を行うことが可能となる。
【符号の説明】
【0037】
1…コンピューター、2…プロジェクター、3…撮像装置、4…発光ペン、5…面ファスナー、6…吸着部材、7…磁石、8…金具、10…制御装置、11…記憶装置、12…表示装置、13…入力装置、14…ポインティングデバイス、20…筐体、21…投写レンズ、30…筐体、31…撮像レンズ、51…第1部材、52…第2部材、60,70…補助部材、100…位置検出システム、S…投写面。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロジェクターから投写された投写画像内において所定の操作がなされた位置を検出するための位置検出ユニットであって、
前記投写画像を含む範囲を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置を、前記プロジェクターに着脱可能に固定する固定部材と、
を備えたことを特徴とする位置検出ユニット。
【請求項2】
請求項1に記載の位置検出ユニットであって、
前記固定部材は、面ファスナーであることを特徴とする位置検出ユニット。
【請求項3】
請求項1に記載の位置検出ユニットであって、
前記固定部材は、前記撮像装置を前記プロジェクターに吸着させることを特徴とする位置検出ユニット。
【請求項4】
請求項1に記載の位置検出ユニットであって、
前記固定部材は、磁力によって前記撮像装置を前記プロジェクターに固定することを特徴とする位置検出ユニット。
【請求項5】
請求項1に記載の位置検出ユニットであって、
前記固定部材は、粘着シートであることを特徴とする位置検出ユニット。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか一項に記載の位置検出ユニットであって、
前記プロジェクターに装着される補助部材をさらに備え、
前記固定部材は、前記プロジェクターに装着された前記補助部材に対して、前記撮像装置を着脱可能に固定することを特徴とする位置検出ユニット。
【請求項7】
プロジェクターと、
前記プロジェクターから投写された投写画像を含む範囲を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置の撮像結果に基づいて、前記投写画像内において所定の操作がなされた位置を検出する検出装置と、
前記撮像装置を、前記プロジェクターに着脱可能に固定する固定部材と、
を備えたことを特徴とする位置検出システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−180804(P2011−180804A)
【公開日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−43862(P2010−43862)
【出願日】平成22年3月1日(2010.3.1)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】