説明

位置検出ユニット及び位置検出システム

【課題】撮像範囲を広くすることによって生じ得る誤動作を抑制可能な位置検出ユニット及び位置検出システムを提供する。
【解決手段】撮像装置3は、プロジェクターから投写面に投写された投写画像を含む範囲を撮像できるように配置される。筐体30の前面30fには、撮像対象から発せられた光を撮像素子上に結像させるための撮像レンズ31が備えられており、撮像レンズ31の前面には、撮像対象から発せられた光の一部を遮蔽するための遮光部材32が装着されている。遮光部材32は、投写画像の外側の領域から撮像装置3に入射する光を遮るために装着されるものであり、本来の撮像対象である投写画像は、開口部32aを通して撮像される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクターから投写された画像内において所定の操作がなされた位置を検出するための位置検出ユニット及び位置検出システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、コンピューターから出力される画像を、プロジェクターによってホワイトボード等に投写するとともに、投写された画像(投写画像)を撮像装置(カメラ)で撮像して、投写画像に対して行ったユーザーの操作をコンピューターで認識するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなシステムでは、例えば、ペン先から赤外光を発する発光ペンやレーザーポインター等を用いてユーザーが投写画像の任意の位置を指し示すと、撮像装置によって撮像された画像(撮像画像)に基づいて、指示された位置が検出される。そして、コンピューターが、検出された位置にカーソルやポインターを移動させたり、その位置でクリックがなされたものとみなしたりすることにより、ユーザーは、投写画像に対してタッチパネルのような操作感覚で操作を行うことが可能となる。
【0003】
このようなシステムにおいて、投写画像の全体で操作を有効にするためには、撮像装置の撮像範囲は、プロジェクターの投写範囲(投写画像)よりも大きい必要がある。このため、1つの撮像装置を様々なプロジェクターで使用しようとする場合には、プロジェクターの投写範囲に応じて、撮像装置の位置(ホワイトボードまでの距離)を調整する必要がある。ところが、使用するプロジェクターに応じて撮像装置の位置を定める作業は、不慣れなユーザーにとって容易な作業ではない。また、撮像装置を設置する位置が広い範囲に及ぶため、撮像装置とコンピューターとをつなぐケーブルを長くしておく必要があり、利便性が悪い。そこで、撮像装置のレンズに広角レンズを採用し、十分に広い範囲を撮像できる構成にすれば、プロジェクターの投写範囲が広い場合でも、撮像装置の位置を変更することなく、投写画像の全体を撮像することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−353071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、広角レンズを採用して広い範囲を撮像可能な構成にすると、プロジェクターの投写範囲が狭い場合、即ち投写画像が小さい場合に、投写画像の外側の領域が広く撮像されることになる。このため、外光や室内灯(蛍光灯)が撮像範囲に含まれてしまい、これらの光がシステムの誤動作を招いてしまう恐れがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
【0007】
[適用例1]本適用例に係る位置検出ユニットは、プロジェクターから投写された投写画像内において所定の操作がなされた位置を検出するための位置検出ユニットであって、前記投写画像を含む範囲を撮像する撮像装置と、前記投写画像の外側から前記撮像装置に入射する光を遮る遮光部材と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
この位置検出ユニットによれば、投写画像の外側から入射する光が遮光部材によって遮られるため、外光や室内灯の光による誤動作を抑制することが可能となる。
【0009】
[適用例2]上記適用例に係る位置検出ユニットにおいて、前記遮光部材は、前記撮像装置に対して着脱可能に装着されることが望ましい。
【0010】
この位置検出ユニットによれば、遮光部材が撮像装置に対して着脱可能であるため、使用するプロジェクターの画角(投写画像の大きさ)等に応じて、遮光部材を交換することが可能となる。つまり、遮光する範囲が異なる複数の遮光部材を用意すれば、使用するプロジェクターに応じて適切な範囲を遮光することが可能になるため、1つの撮像装置を複数のプロジェクターと組み合わせて使用することが可能となる。
【0011】
[適用例3]上記適用例に係る位置検出ユニットにおいて、前記遮光部材は、周縁部に遮光処理が施された赤外線透過フィルターであってもよい。
【0012】
[適用例4]上記適用例に係る位置検出ユニットにおいて、前記遮光部材は、遮光する範囲を調整可能な調整機構を有していることが望ましい。
【0013】
この位置検出ユニットによれば、遮光する範囲を調整可能な調整機構を有しているため、使用するプロジェクターの画角(投写画像の大きさ)等に応じて、適切な範囲を遮光することが可能となる。このため、1つの撮像装置を複数のプロジェクターと組み合わせて使用することが可能となる。
【0014】
[適用例5]本適用例に係る位置検出システムは、プロジェクターと、前記プロジェクターから投写された投写画像を含む範囲を撮像する撮像装置と、前記撮像装置の撮像結果に基づいて、前記投写画像内において所定の操作がなされた位置を検出する検出装置と、前記投写画像の外側から前記撮像装置に入射する光を遮る遮光部材と、を備えたことを特徴とする。
【0015】
この位置検出システムによれば、投写画像の外側から撮像装置に入射する光が遮光部材によって遮られるため、外光や室内灯の光による誤動作を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】位置検出システムの概略構成を示す構成図。
【図2】位置検出システムを示す斜視図であり、(a)は、前方から見た図、(b)は、後方から見た図。
【図3】撮像装置を示す正面図。
【図4】撮像画像に対する投写画像の大きさと遮光部材の開口部の大きさとの対応を示す図であり、(a)は、遮光部材を示す正面図、(b)は、撮像画像を示す図。
【図5】撮像画像に対する投写画像の大きさと遮光部材の開口部の大きさとの対応を示す図であり、(a)は、遮光部材を示す正面図、(b)は、撮像画像を示す図。
【図6】調整機構を備えた遮光部材を示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本実施形態の位置検出システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、位置検出システムの概略構成を示す構成図である。
位置検出システム100は、プロジェクターから投写された画像内において所定の操作がなされた位置を検出するためのシステムであり、図1に示すように、コンピューター1と、プロジェクター2と、撮像装置3と、発光ペン4とを備えて構成されている。
【0018】
コンピューター1は、CPU(Central Processing Unit)等からなる制御装置10、ハードディスクドライブ等の記憶装置11、液晶ディスプレイ等の表示装置12、キーボード等の入力装置13、マウスやタッチパッド等のポインティングデバイス14を備えている。コンピューター1は、記憶装置11に記憶されているOS(Operating System)やアプリケーションプログラムに従って動作する制御装置10が、入力装置13等を用いてなされるユーザーの指示に応じて様々な処理を行い、処理結果等を表示装置12に表示する。本実施形態のコンピューター1に採用されているOSは、GUI(Graphical User Interface)を備えたものであり、ユーザーは、表示装置12に表示されるポインターを、ポインティングデバイス14を用いて操作することによってコンピューター1に各種指示を与えることもできる。また、コンピューター1は、表示装置12に表示される画像の画像情報を外部にも出力可能になっており、本実施形態では、プロジェクター2に画像情報を出力する。
【0019】
プロジェクター2は、コンピューター1から入力された画像情報に基づく画像、即ちコンピューター1の表示装置12に表示されている画像を、ホワイトボードや壁面、スクリーン等の表面(以降、「投写面S」とも呼ぶ。)に拡大して投写する。
【0020】
撮像装置3は、投写面Sに投写された画像(以降、「投写画像」とも呼ぶ。)を含む範囲を撮像し、撮像した画像(以降、「撮像画像」とも呼ぶ。)に応じた画像情報を、撮像結果としてコンピューター1に出力する。
【0021】
発光ペン4は、ペン状の本体の先端部(ペン先)に、押圧スイッチと、赤外光を発する発光ダイオードとを備えている(いずれも図示せず)。そして、ユーザーが発光ペン4のペン先を投写面Sに押し付けて、押圧スイッチを押圧すると、発光ダイオードが発光するようになっている。
【0022】
コンピューター1の制御装置10は、撮像装置3から入力される画像情報に基づいて、撮像画像に含まれる投写画像内で発光ペン4が発光したか否かを判別する。そして、発光があった場合には、発光した位置、即ち投写画像内においてペン先を押し付ける操作がなされた位置を検出する。制御装置10は、発光した位置を検出すると、この位置でポインティングデバイス14によるクリック操作がなされた場合と同一の処理を行う。つまり、ユーザーは、投写画像内において発光ペン4で所定の操作を行うことにより、コンピューター1に対して、ポインティングデバイス14で行う指示と同一の指示を行うことができる。
【0023】
位置検出システム100において、撮像画像内における投写画像の位置は、プロジェクター2と撮像装置3の位置関係に応じて変化する。また、撮像画像内における投写画像は、プロジェクター2の投写レンズ21(図2参照)の光軸と撮像装置3の撮像レンズ31(図2参照)の光軸との不一致によって歪んでおり、この歪みも、プロジェクター2と撮像装置3の位置関係に応じて変化する。このため、プロジェクター2及び撮像装置3を設置した後には、投写画像と撮像画像との間で位置の整合をとるためのキャリブレーションを行う必要がある。キャリブレーションは、所定のパターン(例えば、市松模様)の画像情報をコンピューター1からプロジェクター2に出力し、プロジェクター2にこのパターンを投写させることによって行われる。そして、投写されたパターンが撮像装置3によって撮像され、撮像結果がコンピューター1に出力されると、コンピューター1は、撮像画像の中における投写画像の位置や歪み等を認識する。そして、コンピューター1は、この認識結果を利用することにより、投写画像内のどの位置で発光ペン4が操作されたのかを検出することが可能となる。
【0024】
図2は、位置検出システム100を示す斜視図であり、(a)は、前方から見た図、(b)は、後方から見た図である。また、図3は、撮像装置3を示す正面図である。
図2(a)、(b)に示すように、コンピューター1は、例えば、ノート型のパーソナルコンピューターであり、表示装置12、入力装置13、及びポインティングデバイス14を一体的に備えて構成されている。なお、コンピューター1は、ノート型のパーソナルコンピューターに限定されない。例えば、デスクトップ型のパーソナルコンピューターのように、表示装置12、入力装置13、ポインティングデバイス14の全部又は一部が外付けで接続される構成のコンピューターであってもよいし、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯型情報機器であってもよい。
【0025】
プロジェクター2は、光源(図示せず)、及び光源から射出された光を変調して画像を形成する画像形成装置(図示せず)等が筐体20に収容された構成を有しており、筐体20の前面20fには、形成された画像を投写するための投写レンズ21が備えられている。プロジェクター2は、所定の投写面Sに画像が投写されるように配置される。
【0026】
撮像装置3は、プロジェクター2の近傍に配置されている。撮像装置3は、CCD(Charge Coupled Device)センサー、或いはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー等からなる撮像素子等(図示せず)が筐体30に収容された構成を有しており、筐体30の前面30fには、撮像対象から発せられた光を撮像素子上に結像させるための撮像レンズ31が備えられている。撮像装置3は、プロジェクター2から投写面Sに投写された投写画像を含む範囲を撮像できるよう、撮像レンズ31がプロジェクター2の投写方向と略同一の方向を向くように配置される。
【0027】
また、図3に示すように、撮像装置3には、撮像対象から発せられた光の一部を遮蔽するための遮光部材32が撮像レンズ31の前面に装着されている。遮光部材32は、光の透過を遮る板状の部材であり、撮像レンズ31の略中央に対峙する位置には、矩形の開口部32aが形成されている。なお、遮光部材32は、撮像素子への光の照射を抑制できるものであればよく、完全に遮光できる必要はない。
【0028】
ここで、撮像レンズ31は、プロジェクター2の投写レンズ21が広角レンズの場合であっても投写画像の全体を撮像できるように、画角が150°程度の超広角レンズが採用されている。ただし、プロジェクター2の投写レンズ21が望遠レンズの場合のように、プロジェクター2から画像が小さく投写される場合には、撮像画像に占める投写画像の割合は小さくなり、投写画像の外側の領域(以降、「外部領域」とも呼ぶ。)が大きく撮像される。遮光部材32は、この外部領域から撮像装置3に入射する光を遮るために装着されるものであり、本来の撮像対象である投写画像は、開口部32aを通して撮像される。
【0029】
また、遮光部材32は、撮像装置3に対して着脱が可能になっており、開口部32aの大きさが異なる他の遮光部材32、言い替えれば、遮光する範囲が異なる他の遮光部材32に交換することができる。このため、プロジェクター2から投写される投写画像の大きさに応じて遮光部材32を交換することにより、投写画像を遮ることなく、外部領域のできるだけ広い範囲からの光を遮光することができる。
【0030】
図4及び図5は、撮像画像に対する投写画像の大きさと、遮光部材32の開口部32aの大きさとの対応を示す図であり、各図において、(a)は、遮光部材32を示す正面図、(b)は、撮像画像を示す図である。なお、撮像画像において、暗く示した領域は、遮光部材32によって遮光されている領域を示している。
【0031】
図4(a)、(b)に示すように、例えば、プロジェクター2の投写レンズ21が望遠レンズの場合のように、撮像画像Pcに対して投写画像Paが比較的小さい場合には、外部領域から入射する光の大部分が遮られるよう、比較的小さな開口部32aを有する遮光部材32を装着すればよい。また、図5(a)、(b)に示すように、例えば、プロジェクター2の投写レンズ21が広角レンズの場合のように、撮像画像Pcに対して投写画像Paが比較的大きい場合には、投写画像Paが遮光部材32によって遮られてしまうことがないよう、比較的大きな開口部32aを有する遮光部材32を装着すればよい。
【0032】
なお、遮光部材32を撮像レンズ31の前面に装着する方法としては、筐体30に遮光部材32を着脱可能に係止させる態様としてもよいし、装着と離脱とを繰り返すことが可能な粘着テープ等で貼り付けるようにしてもよい。
【0033】
以上説明したように、本実施形態の位置検出システム100によれば、投写画像の外側から入射する光が遮光部材32によって遮られるため、外光や室内灯の光による誤動作を抑制することが可能となる。
【0034】
また、本実施形態の位置検出システム100によれば、遮光部材32が撮像装置3に対して着脱可能であるため、プロジェクター2の画角、即ち撮像画像に対する投写画像の大きさ等に応じて遮光部材32を交換することが可能となる。つまり、遮光する範囲が異なる複数の遮光部材32を用意すれば、使用するプロジェクター2に応じて適切な範囲を遮光することが可能になるため、1つの撮像装置3を複数のプロジェクター2と組み合わせて使用することが可能となる。
【0035】
なお、本実施形態では、コンピューター1の制御装置10が検出装置に相当し、撮像装置3及びこれに入射する光を遮る遮光部材32は、位置検出ユニットに相当する。
【0036】
(変形例)
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
【0037】
上記実施形態では、遮光部材32は、撮像レンズ31の前面に装着されているが、遮光部材32の位置は、撮像レンズ31の前面に限定されず、撮像レンズ31と撮像素子の間に配置するようにしてもよい。
【0038】
上記実施形態では、開口部32aの形状が矩形になっているが、開口部32aの形状は矩形に限定されない。
【0039】
上記実施形態では、開口部32aを備えた板状の部材を遮光部材32として採用しているが、遮光部材32の構成は上記に限定されない。例えば、周縁部に遮光処理(例えば、遮光用インクの印刷や、遮光フィルムの貼り付け等)を施した光学フィルター等を用いてもよい。なお、発光ペン4から発光される赤外光をより鮮明に撮像するために、撮像装置3に赤外線透過フィルター(可視光カットフィルター)を備える必要がある場合には、このフィルターの周縁部に遮光処理を施し、遮光部材32として使用できるようにしてもよい。
【0040】
上記実施形態では、遮光部材32は、着脱が可能であり、開口部32aの大きさが異なる他の遮光部材32に交換できるようになっているが、開口部32aの大きさを調整するための調整機構、言い替えれば、遮光する範囲を調整可能な調整機構を備えていれば、遮光部材32は、着脱可能である必要はない。例えば、図6に示すように、2つのL字状の部材(L字部材32b,32c)を向かい合わせて遮光部材32を構成し、これらのL字部材32b,32cを斜め方向に移動させて開口部32aの大きさを調整する態様の調整機構を採用することができる。また、一般的なカメラで用いられる絞り機構のように、複数の絞り羽根で開口部32aの大きさを調整する構成を採用してもよい。遮光部材32がこのような調整機構を有していれば、使用するプロジェクター2の画角(投写画像の大きさ)等に応じて適切な範囲を遮光することが可能となり、1つの撮像装置3を複数のプロジェクター2と組み合わせて使用することが可能となる。
【0041】
上記実施形態では、投写画像に対して、赤外光を発光する発光ペン4を用いて操作を行う態様を示したが、発光ペン4が発する光は赤外光に限定されない。また、発光ペン4を用いた態様に限定されず、例えば、レーザーポインターで操作を行う態様としてもよい。さらに、コンピューター1が、撮像画像から人間の手(指)を検出できる構成であれば、発光ペン4やレーザーポインター等の道具を用いることなく操作を行うことが可能となる。
【符号の説明】
【0042】
1…コンピューター、2…プロジェクター、3…撮像装置、4…発光ペン、10…制御装置、11…記憶装置、12…表示装置、13…入力装置、14…ポインティングデバイス、20…筐体、21…投写レンズ、30…筐体、31…撮像レンズ、32…遮光部材、32a…開口部、32b,32c…L字部材、100…位置検出システム、Pa…投写画像、Pc…撮像画像、S…投写面。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロジェクターから投写された投写画像内において所定の操作がなされた位置を検出するための位置検出ユニットであって、
前記投写画像を含む範囲を撮像する撮像装置と、
前記投写画像の外側から前記撮像装置に入射する光を遮る遮光部材と、
を備えたことを特徴とする位置検出ユニット。
【請求項2】
請求項1に記載の位置検出ユニットであって、
前記遮光部材は、前記撮像装置に対して着脱可能に装着されることを特徴とする位置検出ユニット。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の位置検出ユニットであって、
前記遮光部材は、周縁部に遮光処理が施された赤外線透過フィルターであることを特徴とする位置検出ユニット。
【請求項4】
請求項1に記載の位置検出ユニットであって、
前記遮光部材は、遮光する範囲を調整可能な調整機構を有していることを特徴とする位置検出ユニット。
【請求項5】
プロジェクターと、
前記プロジェクターから投写された投写画像を含む範囲を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置の撮像結果に基づいて、前記投写画像内において所定の操作がなされた位置を検出する検出装置と、
前記投写画像の外側から前記撮像装置に入射する光を遮る遮光部材と、
を備えたことを特徴とする位置検出システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−186704(P2011−186704A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−50235(P2010−50235)
【出願日】平成22年3月8日(2010.3.8)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】