説明

位置決め制御ユニット、位置決め制御方法および位置決め制御プログラム

【課題】位置決め過程の位置精度を向上させる位置決め制御ユニット、位置決め制御方法および位置決め制御プログラムを提供する。
【解決手段】位置決め制御ユニット100は、特定の位置決め速度に基づいて1制御周期あたりの操作量を算出する操作量算出部121と、算出された操作量を出力する出力制御部123と、出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ変換するD/A変換部124と、を備え、アナログ信号により圧電素子を駆動させ、位置検出を伴う閉ループでステージの位置決めを制御する。1制御周期あたりの操作量を制御することで、位置決め動作による振動を抑制することができる。その結果、位置決めの精度を向上させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステージの位置決め制御をする位置決め制御ユニット、位置決め制御方法および位置決め制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、サブミクロン単位の精密な移動精度を要する磁気ヘッド検査装置や、半導体分野および光学分野の検査装置の微少位置決め用に圧電アクチュエータを備えた位置決めステージと静電容量型位置検出センサとから構成される位置決め装置が頻繁に使用されている。このような状況下において、圧電アクチュエータ素子を用いた微動ステージ装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1記載の微動ステージ装置の位置決め制御方法は、指令値と微動ステージの現在位置検出手段の検出値との偏差を演算し、偏差が圧電アクチュエータの制限電圧値に基づく予め定めた粗動ピッチより大きい場合には、開ループ制御を実行し、偏差が粗動ピッチより小さい場合には、閉ループ制御を実行する。これにより、圧電アクチュエータを破壊することなく、指令値に応じた位置にステージを短時間で移動させている。
【0004】
また、位置決め制御の分野では、位置決め時に速度を含めて制御しようとする技術も提案されている(たとえば、特許文献2および特許文献3参照)。特許文献2記載の圧電体制御装置は、圧電体における等価容量を圧電体に印加される電圧と対応させた情報を記憶し、データに基づき圧電体に注入・放出させる電荷量を演算し、演算結果に基づいて、圧電体に電流を注入・放出させ、圧電体の速度を制御している。このように圧電体の等価容量を用いて制御の精度を向上させている。
【0005】
特許文献3記載のヘッド位置決め制御装置は、ヘッドの再生信号からヘッド位置信号を出力し、VCMおよびMAを制御している。すなわち、ヘッドの再生信号から互いに分解能の異なる微細位置信号と概略位置信号とを出力し、微細位置信号に基づいてMAの制御量を演算し、概略位置信号に基づいてVCMの制御量を演算している。このように、2つのアクチュエータによる位置決め制御を、MAの変位が粗動制御系の外乱にならず、MAが動作範囲を超えないように行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2003−288121号公報
【特許文献2】特開平5−327052号公報
【特許文献3】特開2006−147116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上記のような位置決め装置では、高分解能な制御は可能であるものの、適正な位置決め速度や目標位置までの位置決め過程における位置誤差の低減については十分に追求されていない。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、特定の位置決め速度に基づいて、位置決め過程についても移動量を制御することで、位置決め過程の位置精度を向上させる位置決め制御ユニット、位置決め制御方法および位置決め制御プログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)上記の目的を達成するため、本発明の位置決め制御ユニットは、位置検出を伴う閉ループでステージの位置決め制御をする位置決め制御ユニットであって、特定の位置決め速度に基づいて1制御周期あたりの操作量を算出する操作量算出部と、前記算出された操作量を出力する出力制御部と、前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ変換するD/A変換部と、を備え、前記アナログ信号により圧電素子を駆動させることで、前記ステージの位置決めを制御することを特徴としている。
【0009】
このように、本発明の位置決め制御ユニットは、特定の移動速度によって1制御周期あたりの操作量を算出でき、位置決め過程において移動量を制御できる。その結果、位置決め動作による振動を抑制することができる。また、位置決め装置の応答周波数に応じた最適な立ち上がり時間となる駆動信号を印加することができる。その結果、位置決めの精度を向上させることができる。
【0010】
(2)また、本発明の位置決め制御ユニットは、1制御周期ごとに位置検出する位置検出部を更に備え、前記操作量算出部は、前記特定の位置決め速度を維持するように前記検出された位置に応じて1制御周期あたりの操作量を算出することを特徴としている。このように、本発明の位置決め制御ユニットは、検出された位置をもとに1制御周期あたりの操作量を算出する。このように、一定速度での移動を可能とし、位置決め過程における位置の誤差を最小にすることができる。これにより、精度よく応答の速い位置決めを実現できる。
【0011】
(3)また、本発明の位置決め制御ユニットは、前記出力制御部が、前記算出された操作量を、1制御周期の積分値が等しくなるように時間的に分割して所定分解能で出力することを特徴としている。このように、本発明の位置決め制御ユニットは、1制御周期あたりの操作量を、所定分解能で時間的に分割して出力する。そして、分割されてアナログ信号に変換して出力された信号は、圧電素子の積分効果により1制御周期にわたり平均化されて印加される。これにより、D/A変換の精度をデバイスの分解能以上に高くして、さらに位置決めの精度を向上させることができる。たとえば、位置換算値1nmの分解能のD/A変換部を用いて0.1nm単位の移動を行うことができる。なお、D/A変換の分解能とは、D/A変換装置固有の変換可能な出力の最小単位をいう。
【0012】
(4)また、位置検出を伴う閉ループでステージの位置決め制御をする位置決め制御方法であって、1制御周期ごとに位置検出するステップと、特定の位置決め速度に基づいて1制御周期あたりの操作量を算出するステップと、前記算出された操作量を出力するステップと、前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ変換するステップと、前記アナログ信号により圧電素子を駆動させるステップと、を含むことを特徴としている。これにより、位置決め動作による振動を抑制することができ、位置決めの精度を向上させることができる。
【0013】
(5)また、本発明の位置決め制御プログラムは、位置検出を伴う閉ループでステージの位置決め制御をする位置決め制御プログラムであって、特定の位置決め速度に基づいて1制御周期あたりの操作量を算出する処理と、前記算出された操作量を出力する処理と、をコンピュータに実行させ、前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ変換し、前記アナログ信号により圧電素子を駆動させることで、前記ステージの位置決めを制御することを特徴としている。これにより、位置決め動作による振動を抑制することができ、位置決めの精度を向上させることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、位置決め動作による振動を抑制し、位置決めの精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】位置決め装置の構成を示すブロック図である。
【図2】位置決め装置の特徴的な動作を示すフローチャートである。
【図3】(a)〜(c)D/A変換の出力の例を示す図である。
【図4】(a)〜(c)D/A変換の出力の例を示す図である。
【図5】(a)、(b)D/A変換の出力の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
(位置決め装置の構成)
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施形態は一例であって、必ずしも本発明がこれに限定されることを意味しない。図1は、位置決め装置100の構成を示すブロック図である。位置決め装置100は、PC110、コントローラ120、ステージ駆動部130、ステージ140、センサ150を備えている。
【0017】
PC110は、入力部111を備え、入力部111は、ユーザからの位置と位置決め速度を指定する入力を受け付ける。コントローラ120(位置決め制御ユニット)は、1制御周期あたりの操作量の算出および出力、現在位置の算出等の処理を行う。コントローラ120は、操作量算出部121、判定部122、出力制御部123、D/A変換部124、出力カウンタ125、駆動用増幅部126a、検出用増幅部126b、A/D変換部127および現在位置算出部129を備えている。
【0018】
操作量算出部121は、入力された移動量とステージの現在位置との差から全操作量を算出する。そして、指定された位置決め速度および1制御周期の時間から1制御周期の操作量を算出する。その際には、D/A変換部124の分解能の1/nの単位の精度で操作量を算出するのが好ましい。これにより、操作量の精度を位置決めに反映させることができる。このようにして、1制御周期あたりの移動量を適正に維持しつつ、全移動量の精度を高めている。なお、D/A変換部124の分解能は、D/A変換部124が変換可能な出力の最小単位である。1制御周期の操作量を一定にすることにより、位置決め過程における位置の誤差を最小にし、精度よく応答の速い位置決めを実現できる。なお、特定の位置決め速度は、ユーザにより指定されたものであってもよいし、制御により得られる速度であってもよい。たとえば、全操作量をその必要な制御周期数で割って得られる値を特定の位置決め速度としてもよい。
【0019】
判定部122は、算出された操作量が、整定範囲より小さいか否かを判定する。整定範囲は、あらかじめ設定された値であり、ステージ140の移動量が、入力された移動量を達成したことを判定するための基準値である。これにより、位置決め装置100は、算出された操作量が整定範囲より小さいと判定されるまで周期的な制御を繰り返す。
【0020】
出力制御部123は、算出された操作量を、1制御周期の積分値が等しくなるように、時間的に分割してD/A変換部124の分解能で出力する。操作量の1制御周期の積分値とは、出力を1制御周期にわたる時間について積分した値である。D/A変換部124の分解能を単位として1制御周期の1/nの時間ごとに分割して操作量を出力することが好ましい。その場合、制御周期のn倍の速度でD/A変換部124を駆動することになる。このようにして、1回の制御量をn回に分けて出力することによって、位置決め制御の分解能を向上させることができる。たとえば、n=10の場合は位置決め制御の分解能が1桁向上する。
【0021】
D/A変換部124は、いわゆるD/Aコンバータであり、デバイスとして所定の分解能を有し、時間的に分割された操作量として出力されたデジタル信号を1制御周期の1/nの時間ごとにアナログ信号に変換する。
【0022】
出力カウンタ125は、出力制御部123が算出した出力に従い、時間的に分割された出力を1制御周期あたりn回繰り返してアナログ信号として出力させる。駆動用増幅部126a(ピエゾアンプ)は、D/A変換部124が出力する信号を所定の倍率で増幅して、ステージ駆動部130に印加する。検出用増幅部126b(センサアンプ)は、センサ150が検知したステージ140の位置を示す信号を増幅する。A/D変換部127は、センサ150が検知した位置を示すアナログ信号をデジタル信号に変換する。現在位置算出部129は、位置を示すデジタル信号に基づいて、現在位置を算出する。
【0023】
ステージ駆動部130は、圧電素子を有し、アナログ信号に応じて圧電素子を駆動させステージを移動させる。圧電素子は、たとえば積層型の圧電アクチュエータである。ステージ140は、圧電素子の変位に応じて移動する。ステージ140は、圧電素子の伸縮により移動可能に構成されている。
【0024】
センサ150(位置検出部)は、ステージ140の位置を信号として検知する。センサ150には、ステージ140の位置変化を静電容量の変化として検出する静電容量型の位置センサを用いることができる。なお、検出用増幅部126b、A/D変換部127および現在位置算出部129は、位置算出部160を構成する。位置算出部160は、センサ150により検出されたステージの検出位置からステージの現在位置を算出する。
【0025】
(位置決め装置の動作)
次に、上記のように構成された位置決め装置100の動作を説明する。図2は、位置決め装置の特徴的な動作を示すフローチャートである。位置決め装置100の動作は位置決め動作を伴う閉ループの制御である。まず、位置決め装置100は、ユーザから移動量の入力を受け付ける(ステップS1)。
【0026】
次に、入力された移動量と算出された現在位置とから、ステージ140に出力すべき全操作量を算出する(ステップS2)。そして、1制御周期あたりの操作量を指定された位置決め速度から算出する(ステップS3)。1制御周期ごとに操作量を制御することで、振動を防止することができる。次いで、算出された操作量とあらかじめ決められた整定範囲とを比較し(ステップS4)、操作量が整定範囲以下の場合には、終了する。一方、操作量が整定範囲より大きい場合には、出力量を算出する(ステップS5)。このとき、1制御周期あたりの操作量を、D/A変換部124の分解能を単位として1制御周期の1/nの時間ごとに分割して算出する。詳細は後述する。
【0027】
次に、時間的に分割され出力された出力量であるデジタル信号を、D/A変換部124によりアナログ信号に変換し(ステップS6)、駆動用増幅部126aが信号を増幅してステージ駆動部130に印加する。そして、ステージ駆動部130の圧電素子を駆動させて、出力量に基づいてステージを移動させ(ステップS7)、圧電素子の駆動がn回終了したか否かを判定する(ステップS8)。圧電素子の駆動がn回終了してない場合には、ステップS6に戻る。圧電素子の駆動がn回終了している場合には、ステージの位置検出を行う(ステップS9)。
【0028】
次に、検出位置を示すアナログ信号を増幅し、デジタル信号に変換する(ステップS10)。デジタル変換された検出位置の平均値を現在位置として算出し(ステップS11)、ステップS2に戻る。ステップS2〜S11が1制御周期である。なお、上記の例では、ステップS4において、操作量が整定範囲以下の場合には終了するが、そのままのステージの位置を維持するために制御を繰り返すこととしてもよい。
【0029】
(D/A変換部への出力の例)
次に、D/A変換の出力の算出方法について、以下に説明する。図3(a)〜(c)は、D/A変換の出力の例を示す図である。図中の横軸は時間、縦軸は電圧を示している。図3(a)は、D/A変換部124が1制御周期で分解能相当量を出力したときの出力を示している。番号を付した10本の長方形の積分領域が、全出力量を表す。ただし、実際の駆動は、電圧で決まり、たとえばこれによりステージ駆動部130を駆動させてステージ140を移動させたときの移動距離は、1nm等のD/A変換部124の分解能に対応する駆動量となる。D/A変換部124においてこの量が変換の最小単位、すなわち分解能となる。
【0030】
しかし、実際には、1制御周期あたりのD/A変換部124の動作を所定時間ごとに分割して出力することができる。たとえば図3(a)、(b)に示すように1制御周期を10分割した時間ごとに、分解能ごとの出力を制御することができる。すなわち図3(b)に示すように、D/A変換部124は、1制御周期の最初の1/10の時間だけ分解能にあたる電圧を出力することが可能である。その場合には、ステージ駆動部の圧電素子に1制御周期の最初の1/10の時間だけ最小単位の電圧が印加される。
【0031】
圧電素子には、積分効果があり、このような出力があったときには、出力が1制御周期にわたり平均化される。したがって、図3(b)の出力が圧電素子に印加されたときには、図3(c)に示す出力がなされたのと同じだけ圧電素子が駆動される。これにより、分解能に対応する移動距離の1/10の距離まで圧電素子の駆動を制御することができる。なお、上記の例では、1制御周期を10分割した時間ごとに出力を制御したが、100分割としてもよいし、1000分割としてもよく、出力カウンタ125に細かく制御する能力があれば時間による制御は任意である。このように、制御周期をn分割して信号処理を行うD/A変換方法を、積分効果を有する容量性負荷の圧電素子に適用する。
【0032】
図4(a)〜(c)は、分解能の5/10の出力を行う場合のD/A変換の出力の例を示す図である。図4(a)に示す例では、1制御周期の1/10の時間ごとに交互に出力したり、出力を止めたりしている。また、図4(b)に示す例では、最初の5/10制御周期で出力し、後の5/10制御周期では出力していない。いずれの場合でも、合計の出力量は積分で表されるため、図4(c)に示すように、これらの出力による圧電素子の駆動量は分解能に対応する駆動量の5/10であり、同じである。
【0033】
また、図5(a)、(b)、分解能の11/10の出力を行う場合のD/A変換の出力の例を示す図である。図5(a)に示す例では、最初の1/10制御周期だけ、分解能の2倍の出力をD/A変換し、残りの時間について分解能に等しい出力をDA変換している。これにより、図5(b)に示すように、この場合の出力による圧電素子の駆動量は分解能に対応する駆動量の11/10となる。また、この例と同様に、駆動量を分解能に対応する駆動量の101/10としたいときには、たとえば最初の1/10制御周期だけ、分解能の11倍の出力をD/A変換し、残りの時間について分解能の10倍の出力をD/A変換すればよい。
【符号の説明】
【0034】
100 位置決め装置
110 PC
111 入力部
120 コントローラ(位置決め制御ユニット)
121 操作量算出部
122 判定部
123 出力制御部
124 D/A変換部
125 出力カウンタ
126a 駆動用増幅部
126b 検出用増幅部
127 A/D変換部
129 現在位置算出部
130 ステージ駆動部
140 ステージ
150 センサ
160 位置算出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
位置検出を伴う閉ループでステージの位置決め制御をする位置決め制御ユニットであって、
特定の位置決め速度に基づいて1制御周期あたりの操作量を算出する操作量算出部と、
前記算出された操作量を出力する出力制御部と、
前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ変換するD/A変換部と、を備え、
前記アナログ信号により圧電素子を駆動させることで、前記ステージの位置決めを制御することを特徴とする位置決め制御ユニット。
【請求項2】
1制御周期ごとに位置検出する位置検出部を更に備え、
前記操作量算出部は、前記特定の位置決め速度を維持するように前記検出された位置に応じて1制御周期あたりの操作量を算出することを特徴とする請求項1記載の位置決め制御ユニット。
【請求項3】
前記出力制御部は、前記算出された操作量を、1制御周期の積分値が等しくなるように時間的に分割して所定分解能で出力することを特徴とする請求項1または請求項2記載の位置決め制御ユニット。
【請求項4】
位置検出を伴う閉ループでステージの位置決め制御をする位置決め制御方法であって、
1制御周期ごとに位置検出するステップと、
特定の位置決め速度に基づいて1制御周期あたりの操作量を算出するステップと、
前記算出された操作量を出力するステップと、
前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ変換するステップと、
前記アナログ信号により圧電素子を駆動させるステップと、を含むことを特徴とする位置決め制御方法。
【請求項5】
位置検出を伴う閉ループでステージの位置決め制御をする位置決め制御プログラムであって、
特定の位置決め速度に基づいて1制御周期あたりの操作量を算出する処理と、
前記算出された操作量を出力する処理と、をコンピュータに実行させ、
前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ変換し、前記アナログ信号により圧電素子を駆動させることで、前記ステージの位置決めを制御することを特徴とする位置決め制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−198437(P2010−198437A)
【公開日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−43800(P2009−43800)
【出願日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【出願人】(000000240)太平洋セメント株式会社 (1,449)
【Fターム(参考)】