説明

使い捨てデジタルカメラ、デジタルプリント方法およびデジタルプリント装置

【課題】使い捨てフィルムカメラは、利便性がよいが、即時プリントはできない。デジタルカメラは、即時プリントが可能であるが、使い捨てフィルムカメラのように手軽ではない。
【解決手段】使い捨てデジタルカメラ10は、メモリモジュールスロット18に着脱可能にメモリモジュール21を備える。メモリモジュール21はOTPメモリである。撮影を行い、メモリモジュール21の容量がなくなると、ユーザは、使い捨てデジタルカメラ10をデジタルプリントショップに持ち込む。デジタルプリントショップでは、メモリモジュール21を取り出し、専用のデジタルプリント装置にセットして、即時デジタルプリントを行う。また、メモリモジュール21をケースでパッケージし、汎用的なメモリカードとしてユーザに提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シングルユースカメラおよびシングルユースカメラの即時プリント技術に関する。
【背景技術】
【0002】
フィルムカメラの分野では、使い捨てカメラが長く人気である。人気の理由の一つは、手軽さである。フィルムをセットしたり、取り外したりする手間がいらない。撮影が終わった後は、使い捨てカメラごとプリントショップに手渡せばよい。また、使い捨てカメラは、低価格であるため、カメラを忘れた場合などでも、外出先のコンビニエンスストアや売店で購入して利用できるという点も人気の理由である。
【0003】
昨今では、デジタルカメラの普及により、写真の保管に対する考え方も少し変化している。フィルムカメラだけの時代であれば、写真は、プリントアウトしたものをアルバムして保管するのが一般的であった。しかし、デジタルカメラで撮影した写真は、プリントアウトせずに、パソコンのハードディスクやCD−ROMにデータとして保管するという新しい選択肢が生まれた。
【0004】
しかし、未だにユーザのプリントアウトに対する要求は高い。ハードディスクなどにデータとして保管する方法は、場所をとらない、画像が劣化しないなどの点でメリットがある。しかし、プリントアウトされた写真を眺めるという楽しみは、パソコンの画面上に写真を表示するという方法では代替できないものである。同時に複数の写真を並べて眺めるという楽しみも、パソコンの画面上では限界がある。このような理由からも、ユーザは、低価格で手軽な使い捨てカメラを購入して、写真撮影を行い、そのままプリントショップに使い捨てカメラを持ち込むのである。これにより、半日後、あるいは翌日には、プリントアウトされた写真を眺めて楽しむことができるのである。
【0005】
下記特許文献1は、使い捨てデジタルカメラに関するものである。このデジタルカメラは、使用制限があり、所定回数や所定時間のみ撮影可能となっている。そして、撮影された画像データは、外部の装置に転送して処理するようにしている。
【0006】
【特許文献1】特表2005−503078号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のように、使い捨てのフィルムカメラは、手軽に楽しむことができ、半日後や翌日には、プリントアウトを手にすることが可能である。しかし、デジタルカメラの即時プリントサービスに比べると現像に要する時間は長い。デジタルカメラの即時プリントは、専用の装置にメモリカードを挿入することで、即時にプリントアウト可能だからである。
【0008】
このように、即時性という点では、デジタルカメラのプリントアウトが優れている。しかし、現状のデジタルカメラでは、使い捨てフィルムカメラのような手軽さはない。カメラを忘れたからといって、簡単に購入できるような価格ではない。
【0009】
上記特許文献1の使い捨てデジタルカメラは、撮影画像データを、外部の装置に通信を利用して転送するものであるので、通信機能が必要であり、コスト高となる。また、メモリを取り出すことができないので、プリントショップにおいて即時プリントサービスを受けることはできない。
【0010】
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、即時にプリントアウトサービスを受けることが可能で、かつ、手軽で低価格なデジタルカメラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、撮像部と、前記撮像部により撮像された画像データを格納するメモリモジュールと、前記メモリモジュールを着脱可能に収納するメモリモジュールスロットと、を備え、前記メモリモジュールの記憶領域には、1回に限りデータ書込み可能であり、前記メモリモジュールが撮像画像データを格納可能な範囲で使用可能なことを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の使い捨てデジタルカメラにおいて、前記メモリモジュールを各種規格のメモリカードのケースでパッケージすることにより、前記メモリモジュールを各種規格のメモリカードとして使用可能に構成することを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の使い捨てデジタルカメラで撮像した画像データをデジタルプリントする方法であって、デジタルプリント装置が備えるメモリモジュールスロットに、前記使い捨てデジタルカメラから取り出された前記メモリモジュールが装着され、前記デジタルプリント装置が前記メモリモジュールに格納された画像データを読み込む工程と、前記デジタルプリント装置が読み込んだ画像データをデジタルプリントする工程と、を備えることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項2に記載の使い捨てデジタルカメラで撮像した画像データをデジタルプリントする方法であって、デジタルプリント装置が備えるメモリモジュールスロットに、前記使い捨てデジタルカメラから取り出された前記メモリモジュールが装着され、前記デジタルプリント装置が前記メモリモジュールに格納された画像データを読み込む工程と、前記デジタルプリント装置が読み込んだ画像データをデジタルプリントする工程と、前記メモリモジュールを前記ケースでパッケージし、各種規格のメモリカードとしてユーザに提供する工程と、を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項1に記載の使い捨てデジタルカメラで撮影された画像をデジタルプリントする装置であって、前記メモリモジュールを装着するメモリモジュールスロットと、前記メモリモジュールに格納された画像データをデジタルプリントする手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明の使い捨てデジタルカメラは、1回に限りデータ書込み可能なメモリモジュールを備える。これにより、使い捨てデジタルカメラを低コストで構成できる。また、メモリモジュールが着脱可能に構成される。これにより、メモリモジュールを取り外すことで、即座に撮影画像に処理を加えることが可能である。
【0017】
また、本発明の使い捨てデジタルカメラから取り外されたメモリモジュールをセット可能であり、メモリモジュールに格納されたデータにアクセス可能なデジタルプリント装置を用いることで、使い捨てデジタルカメラで撮影した画像を即時デジタルプリント可能である。
【0018】
また、メモリモジュールを各種規格のメモリカードのケースでパッケージするようにしたので、メモリカードを装着可能な機器において、撮影画像を閲覧可能である。このメモリカードは、撮影画像を格納した可搬性に優れたネガメモリとして利用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1(A)は、本発明の実施の形態に係る使い捨てデジタルカメラ10の前面側の概観図であり、図1(B)は、背面側の概観図である。
【0020】
使い捨てデジタルカメラ1は、装置前面にビューファインダ11、レンズ12を配置し、装置上部には、シャッターボタン13を備えている。また、装置背面には、開閉自在なメモリモジュールカバー19が備えられ、メモリモジュールカバー19を開けることで、メモリモジュールスロット18に装着されているメモリモジュール21を取り出し可能としている。
【0021】
メモリモジュール21は、図2に示すように、いわゆるメモリカード20の内部に収納されているメモリの本体である。本実施の形態において、メモリモジュール21は、1回に限りデータ書込み可能なOTP(One Time Programmable)メモリである。ただし、データの追記は、可能である。つまり、メモリモジュール21の空き容量がある限りには、データ書込みを続けることが可能であるが、一度データが書き込まれた領域については、再度のデータ書込みができなくなっている。これにより、このカメラのユーザは、メモリモジュール21の容量がいっぱいになるまでは、撮影を行うことが可能である。OTPメモリは、複数回のデータ書込みを保障する機能が省略されることにより、メモリを低コストで製造することを可能としている。本実施の形態においても、メモリモジュール21としてOTPメモリを使用することで、使い捨てデジタルカメラ10の製造コストを低く抑えている。
【0022】
そして、図2に示すように、メモリモジュール21が上部ケース22と下部ケース23とで挟まれてパッケージされることにより、メモリカード20が構成される。このようにメモリモジュール21は、パッケージされて各種の規格に適合したメモリカード20として構成される。たとえば、SDメモリカード、MMC、XDカード(商標)などの規格に適合したメモリカードとして構成される。メモリモジュール21は、可能である場合には、複数の規格のメモリカードに共通のモジュールとして構成される。つまり、メモリモジュール21を、各規格のメモリカードのケースでパッケージすることにより、各規格のメモリカードとして利用することが可能である。このために、適宜、ケース側に、各規格に対応させるためのインタフェース回路を持たせるようにしてもよい。
【0023】
図3は、使い捨てデジタルカメラ10の機能ブロック図である。使い捨てデジタルカメラ10は、レンズ12を介して入力する被写体像を結像する撮像部14と、撮像部14から出力された画像データに対して各種の画像処理を施す画像処理部15を備える。撮像部14としては、CCDやCMOSを利用することができる。画像処理部15は、ホワイトバランス処理、色空間変換処理、γ変換処理などを実行する。
【0024】
使い捨てデジタルカメラ10は、また、画像処理部15において画像処理が施された画像データを格納するメモリモジュール21を備える。上述したように、このメモリモジュール21は、メモリモジュールスロット18に取り外し可能に装着されている。
【0025】
使い捨てデジタルカメラ10は、他にも、上述したシャッターボタン13、操作ボタン16、モニタ17を備えている。シャッターボタン13は、撮像部14に対して撮像指示を送るボタンである。操作ボタン16は、撮像条件の設定等を行う操作ボタンやカーソルなどで構成される。モニタ17は、液晶表示パネルであり、撮影モードにおいては、撮像部14が出力する画像をライブビュー表示するために用いられ、再生モードにおいては、メモリモジュール21に格納された画像の表示用に用いられる。
【0026】
このように構成された使い捨てデジタルカメラ10は、上述したように、メモリモジュール21としてOTPメモリを利用することでコストを低く抑えている。そして、この使い捨てデジタルカメラ10は、メモリモジュール21に画像データが書き込み可能な範囲で使用可能なカメラ、つまり、シングルユースのカメラである。したがって、使い捨てデジタルカメラ10の各構成部品は、シングルユースの耐えうる範囲で部品コストを低減させている。たとえば、デジタルカメラのケーシングや操作ボタンなどの部材を、一般のデジタルカメラに比べると耐久性は劣るが、コストの低い部材で構成するようにしている。
【0027】
以上のような構成の使い捨てデジタルカメラ10の利用方法について図4を参照しながら説明する。ユーザは、まず、コンビニエンスストアなどで使い捨てデジタルカメラ10を購入する。そして、ユーザは、使い捨てデジタルカメラ10を持って行楽地に向かう。もちろん、使い捨てデジタルカメラ10は、行楽地などの売店で購入することもできる。上記のように、使い捨てデジタルカメラ10は、低価格で構成されているので、ユーザは、カメラを忘れた場合などにも、気軽に購入することができる。
【0028】
行楽地において、ユーザは、使い捨てデジタルカメラ10を用いて被写体の撮影を行う。これにより、メモリモジュール21には、画像データが格納される。ユーザは、メモリモジュール21の空き容量が無くなるまで撮影を実行することが可能である。メモリモジュール21の空き容量が無くなると、モニタ17には、「メモリがいっぱいになりました。カメラをデジタルプリントショップにお持ち下さい。」といったメッセージが表示される。
【0029】
ユーザは、行楽地からの帰りに、デジタルプリントショップに立ち寄る。そして、使い捨てデジタルカメラ10をデジタルプリントショップの店員に手渡すのである。デジタルプリントショップの店員は、受け取った使い捨てデジタルカメラ10の背面のメモリモジュールカバー19を空けて、メモリモジュール21を取り出す。
【0030】
次に、店員は、デジタルプリントショップ内にあるデジタルプリント専用機3のメモリモジュールスロット31に、使い捨てデジタルカメラ10から取り外したメモリモジュール21をセットする。そして、操作部32を操作してデジタルプリントの実行を指示する。これにより、メモリモジュール21に格納されている画像データが読み出され、印刷部33により、デジタルプリントが実行されるのである。これにより、デジタルプリント紙4が出力される。
【0031】
店員は、写真がプリントされたデジタルプリント紙4をユーザに手渡す。さらに、店員は、図2で示したように、メモリモジュール21にケース22,23を組み立ててメモリカード20を作成してユーザに手渡すのである。つまり、フィルムカメラであれば、プリントショップは、写真のプリント紙とネガフィルムをユーザに手渡すようにしていたが、このデジタルプリントショップでは、写真のデジタルプリント紙4と、ネガメモリとも言うべきメモリカード20をユーザに手渡すのである。デジタルプリントショップは、デジタルプリント料金とメモリカード作成料を請求してもよいし、メモリカード作成をサービスとしてもよい。
【0032】
これにより、ユーザは、デジタルプリント紙4とメモリカード20を得る。ユーザは、好きなときに、デジタルプリント紙4を眺めて楽しむことができる。パソコンのハードディスクやCD−ROMに格納している写真データは、パソコンを起動する必要があり、操作が億劫な場合もある。これに対して、デジタルプリント紙4は、即座に眺めて楽しむことができる。また、パソコンの画面では、一枚一枚の画像を切替えて表示する操作が必要であるが、デジタルプリント紙4であれば、ぱらぱらとプリント紙をめくりながら、あるいは、複数の写真を並べて一度に眺めることができる。
【0033】
また、メモリカード20に画像データが格納されているので、携帯電話機5にメモリカード20を挿入すれば、いつでも画像を閲覧することが可能である。つまり、綺麗に、はっきりとした写真をゆっくり眺めるには、自宅においてあるデジタルプリント紙4を眺めるとよいし、手軽に、ネガフィルムを眺めるような感覚で、携帯電話機5を用いて写真を閲覧することが可能である(もちろん、カラー画像であるので、ネガフィルムと違って、充分写真としても楽しめるが)。
【0034】
このように本発明によれば、使い捨てデジタルカメラ10は、コストの低いOTPメモリを利用しているので、ユーザは、使い捨てデジタルカメラ10を安価に購入できる。そして、メモリモジュール21が着脱可能となっているので、デジタルプリントショップでメモリモジュール21を取り外して、即座にデジタルプリントサービスを受けることが可能である。これにより、ユーザは、これまで存在した使い捨てフィルムカメラの手軽さと、デジタルカメラユーザだけの特権であった即時プリントサービスの両方のメリットを享受することができるのである。
【0035】
また、デジタルプリントアウトは、デジタルイメージングであるので、アナログカメラに比べてプリントアウト設備が割安である。したがって、プリントショップにとっても、設備投資を低く抑えることが可能である。また、それにより、ユーザに対してプリントアウトサービスを安価に提供することが可能である。
【0036】
さらに、プリントショップは、デジタルプリントサービスに加えて、撮影画像データが記録されたメモリカード20の作成サービスを行う。メモリカード20は、CD−ROMなどのメディアに比べて小型であるので、携帯に便利であり、収納スペースも節約でき、ユーザにとってメリットが大きい。そして、メモリカード20は、各種規格の汎用的なメモリカードとして利用可能であるので、いつでも携帯電話機5を利用して撮影画像を閲覧することが可能である。
【0037】
なお、プリントショップでは、メモリカード20に、店舗IDなどを記録しておくようにしてもよい。そして、自店舗の店舗IDが記録されたメモリカード20のユーザには、デジタルプリントを割り引くサービスを提供すれば効果的である。割り引きサービスにより、ユーザの再プリントを誘発することが可能であり、顧客の囲い込みの効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本実施の形態に係る使い捨てデジタルカメラの概観図である。
【図2】メモリカードの組み立て図である。
【図3】使い捨てデジタルカメラの機能ブロック図である。
【図4】使い捨てデジタルカメラの利用イメージ図である。
【図5】デジタルプリント専用機の機能ブロック図である。
【符号の説明】
【0039】
10 使い捨てデジタルカメラ
18 メモリモジュールスロット
19 メモリモジュールカバー
20 メモリカード
21 メモリモジュール
22,23 (メモリカード)ケース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像データを格納するメモリモジュールと、
前記メモリモジュールを着脱可能に収納するメモリモジュールスロットと、
を備え、
前記メモリモジュールの記憶領域には、1回に限りデータ書込み可能であり、前記メモリモジュールが撮像画像データを格納可能な範囲で使用可能なことを特徴とする使い捨てデジタルカメラ。
【請求項2】
請求項1に記載の使い捨てデジタルカメラにおいて、
前記メモリモジュールを各種規格のメモリカードのケースでパッケージすることにより、前記メモリモジュールを各種規格のメモリカードとして使用可能に構成することを特徴とする使い捨てデジタルカメラ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の使い捨てデジタルカメラで撮像した画像データをデジタルプリントする方法であって、
デジタルプリント装置が備えるメモリモジュールスロットに、前記使い捨てデジタルカメラから取り出された前記メモリモジュールが装着され、前記デジタルプリント装置が前記メモリモジュールに格納された画像データを読み込む工程と、
前記デジタルプリント装置が読み込んだ画像データをデジタルプリントする工程と、
を備えることを特徴とするデジタルプリント方法。
【請求項4】
請求項2に記載の使い捨てデジタルカメラで撮像した画像データをデジタルプリントする方法であって、
デジタルプリント装置が備えるメモリモジュールスロットに、前記使い捨てデジタルカメラから取り出された前記メモリモジュールが装着され、前記デジタルプリント装置が前記メモリモジュールに格納された画像データを読み込む工程と、
前記デジタルプリント装置が読み込んだ画像データをデジタルプリントする工程と、
前記メモリモジュールを前記ケースでパッケージし、各種規格のメモリカードとしてユーザに提供する工程と、
を備えることを特徴とするデジタルプリント方法。
【請求項5】
請求項1に記載の使い捨てデジタルカメラで撮影された画像をデジタルプリントする装置であって、
前記メモリモジュールを装着するメモリモジュールスロットと、
前記メモリモジュールに格納された画像データをデジタルプリントする手段と、
を備えることを特徴とするデジタルプリント装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2007−166040(P2007−166040A)
【公開日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−357047(P2005−357047)
【出願日】平成17年12月9日(2005.12.9)
【出願人】(504134265)株式会社メガチップスLSIソリューションズ (114)
【Fターム(参考)】