光ディスク記録再生装置
【課題】 CAVモードでの記録ながらCDと互換性のある一定線密度の記録が可能な光ディスク記録再生装置を提供する。
【解決手段】 所定半径における該基準クロックを1/N(Nは整数)に分周して得られる参照信号fR0と該アドレスにおいて検出された溝蛇行の搬送周波数fA0を位相比較することで、所定の半径におけるデータの基準クロック周波数fd0とfA0がいずれの半径位置においてもfd0=N・fA0なる関係を維持するようディスクの回転数を微調整するとともに、記録ブロックの開始位置と該ブロックに書き込まれるべきデータ列の同期を達成する手段を設ける。
【解決手段】 所定半径における該基準クロックを1/N(Nは整数)に分周して得られる参照信号fR0と該アドレスにおいて検出された溝蛇行の搬送周波数fA0を位相比較することで、所定の半径におけるデータの基準クロック周波数fd0とfA0がいずれの半径位置においてもfd0=N・fA0なる関係を維持するようディスクの回転数を微調整するとともに、記録ブロックの開始位置と該ブロックに書き込まれるべきデータ列の同期を達成する手段を設ける。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一定の搬送周波数fL0とアドレス情報によって変調された信号とに従って蛇行された空間周波数一定の螺旋状の溝及び記録層を有し、該螺旋状の溝の所定の位置にある記録情報の単位である記録ブロックを識別するアドレス情報及び該ブロックの開始位置を識別する同期情報を有するディスクを、その中心部分を軸として等角速度回転させる手段と、
記録再生のための集束光ビームを発生する光ピックアップを所定のアドレスに移動させる半径方向の移動させる手段と、
該記録層に集束光ビームの焦点をあわせるフォーカスサーボ手段と、
該螺旋状の溝に沿って集束光ビームを走査させるための溝トラッキングサーボ手段と、
該溝蛇行から搬送周波数fA0、アドレス情報及びブロック同期信号を検出・解読する手段と、
該記録ブロックの開始位置及び周波数fd0を有するデータの基準クロックTに同期してマーク長変調された記録データ列を発生する手段と、
該記録データ列に対応して記録レーザーパワーを変調する手段とを有する光ディスク記録装置であって、
集束光ビームを所定アドレスの記録ブロックに半径方向に移動させたときに該半径に反比例して変化するデータの基準クロックTを発生する基準信号発生器と、
所定半径における該基準クロックを1/N(Nは整数)に分周して得られる参照信号fR0と該アドレスにおいて検出された溝蛇行の搬送周波数fA0を位相比較することで、所定の半径におけるデータの基準クロック周波数fd0とfA0がいずれの半径位置においてもfd0=N・fA0なる関係を維持するようディスクの回転数を微調整するとともに、記録ブロックの開始位置と該ブロックに書き込まれるべきデータ列の同期を達成する手段と、を有する光ディスク記録再生装置。
【請求項2】
光ディスクの記録領域の始端もしくは終端における基準半径Rref におけるデータの基準クロックをTref (周波数fref )、記録領域の最内周から最外周までの半径幅をΔRとし、データの記録を行うべき所定アドレスから計算された半径Rと、該アドレスにおける基準クロックT(周波数fd0)が、
fd0=fref +(R−Rref )/ΔRなる関係を維持するようにfd0を半径に応じて変化させる請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項3】
ディスクの回転数の制御範囲が基準回転数ω0 に対して±0.01ω0 以内である請求項1又は2に記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項4】
溝蛇行の搬送周波数fL0が22.05kHzであり、アドレス情報はfL0を搬送周波数として±1kHzで周波数変調されたATIP信号であり、ω0 が1900〜2200rpmである請求項1乃至3のいずれか1つに記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項5】
プログラム領域の内周もしくは外周側の連続した領域に所定のアプリケーションプログラムのデータが格納されたアプリケーションプログラム領域と、残りの領域に少なくとも上記アプリケーションプログラムに関連するユーザーデータが記録可能なユーザーデータ記録領域とが設定されてなり、該アプリケーションプログラム及びユーザーデータが同一のファイル管理構造を有する固定長パケット単位で記録されており、該アプリケーションの再生及び該アプリケーションに関連したユーザーデータの記録がそれぞれ一定の回転速度のまま行われる書き換え型光記録媒体に対して記録再生を行う記録再生装置であって、
上記書き換え型光記録媒体の上記特定の領域にアクセスしてディスクをCAV回転させながら上記アプリケーションプログラムのデータを再生して、そのプログラム内容を実行させるためのプログラム実行手段と、
上記プログラム実行手段により実行されるアプリケーションプログラムに従って、所要
の情報を入力することのできる情報入力手段と、
ディスクをCAV回転させたまま、上記ユーザーデータ領域にアクセスして、上記情報入力手段により入力された情報をユーザーデータとして記録することの出来る記録手段と、を備えて構成されることを特徴とする、請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項6】
上記アプリケーションプログラムを実行する過程において、所定のデモンストレーションの再生を行い、該デモンストレーションに従って上記ユーザーからの情報入力を促す手段と、上記ユーザーデータ領域にアクセスして、上記入力情報をユーザーデータとして記録することのできる記録手段と、を有して成る請求項5に記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項1】
一定の搬送周波数fL0とアドレス情報によって変調された信号とに従って蛇行された空間周波数一定の螺旋状の溝及び記録層を有し、該螺旋状の溝の所定の位置にある記録情報の単位である記録ブロックを識別するアドレス情報及び該ブロックの開始位置を識別する同期情報を有するディスクを、その中心部分を軸として等角速度回転させる手段と、
記録再生のための集束光ビームを発生する光ピックアップを所定のアドレスに移動させる半径方向の移動させる手段と、
該記録層に集束光ビームの焦点をあわせるフォーカスサーボ手段と、
該螺旋状の溝に沿って集束光ビームを走査させるための溝トラッキングサーボ手段と、
該溝蛇行から搬送周波数fA0、アドレス情報及びブロック同期信号を検出・解読する手段と、
該記録ブロックの開始位置及び周波数fd0を有するデータの基準クロックTに同期してマーク長変調された記録データ列を発生する手段と、
該記録データ列に対応して記録レーザーパワーを変調する手段とを有する光ディスク記録装置であって、
集束光ビームを所定アドレスの記録ブロックに半径方向に移動させたときに該半径に反比例して変化するデータの基準クロックTを発生する基準信号発生器と、
所定半径における該基準クロックを1/N(Nは整数)に分周して得られる参照信号fR0と該アドレスにおいて検出された溝蛇行の搬送周波数fA0を位相比較することで、所定の半径におけるデータの基準クロック周波数fd0とfA0がいずれの半径位置においてもfd0=N・fA0なる関係を維持するようディスクの回転数を微調整するとともに、記録ブロックの開始位置と該ブロックに書き込まれるべきデータ列の同期を達成する手段と、を有する光ディスク記録再生装置。
【請求項2】
光ディスクの記録領域の始端もしくは終端における基準半径Rref におけるデータの基準クロックをTref (周波数fref )、記録領域の最内周から最外周までの半径幅をΔRとし、データの記録を行うべき所定アドレスから計算された半径Rと、該アドレスにおける基準クロックT(周波数fd0)が、
fd0=fref +(R−Rref )/ΔRなる関係を維持するようにfd0を半径に応じて変化させる請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項3】
ディスクの回転数の制御範囲が基準回転数ω0 に対して±0.01ω0 以内である請求項1又は2に記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項4】
溝蛇行の搬送周波数fL0が22.05kHzであり、アドレス情報はfL0を搬送周波数として±1kHzで周波数変調されたATIP信号であり、ω0 が1900〜2200rpmである請求項1乃至3のいずれか1つに記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項5】
プログラム領域の内周もしくは外周側の連続した領域に所定のアプリケーションプログラムのデータが格納されたアプリケーションプログラム領域と、残りの領域に少なくとも上記アプリケーションプログラムに関連するユーザーデータが記録可能なユーザーデータ記録領域とが設定されてなり、該アプリケーションプログラム及びユーザーデータが同一のファイル管理構造を有する固定長パケット単位で記録されており、該アプリケーションの再生及び該アプリケーションに関連したユーザーデータの記録がそれぞれ一定の回転速度のまま行われる書き換え型光記録媒体に対して記録再生を行う記録再生装置であって、
上記書き換え型光記録媒体の上記特定の領域にアクセスしてディスクをCAV回転させながら上記アプリケーションプログラムのデータを再生して、そのプログラム内容を実行させるためのプログラム実行手段と、
上記プログラム実行手段により実行されるアプリケーションプログラムに従って、所要
の情報を入力することのできる情報入力手段と、
ディスクをCAV回転させたまま、上記ユーザーデータ領域にアクセスして、上記情報入力手段により入力された情報をユーザーデータとして記録することの出来る記録手段と、を備えて構成されることを特徴とする、請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項6】
上記アプリケーションプログラムを実行する過程において、所定のデモンストレーションの再生を行い、該デモンストレーションに従って上記ユーザーからの情報入力を促す手段と、上記ユーザーデータ領域にアクセスして、上記入力情報をユーザーデータとして記録することのできる記録手段と、を有して成る請求項5に記載の光ディスク記録再生装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【公開番号】特開2007−226963(P2007−226963A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−147250(P2007−147250)
【出願日】平成19年6月1日(2007.6.1)
【分割の表示】特願2003−114396(P2003−114396)の分割
【原出願日】平成12年5月17日(2000.5.17)
【出願人】(501495237)三菱化学メディア株式会社 (105)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年6月1日(2007.6.1)
【分割の表示】特願2003−114396(P2003−114396)の分割
【原出願日】平成12年5月17日(2000.5.17)
【出願人】(501495237)三菱化学メディア株式会社 (105)
【Fターム(参考)】
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