説明

光ファイバを利用した波長選別式光集束装置及びそれを利用した光モジュール

【課題】光ファイバを利用して製作再現性が優れながらも老朽化現象を防止することができる光集束装置及びそれを利用した光モジュールを提供する。
【解決手段】本発明に係る光ファイバを利用した波長選別式光集束装置は、光信号が伝達されるコアと、上記コアを取り囲み、外周面に一定の割合で変化する形態を有する多数の溝が形成されたクラッディングと、を備え、上記コアに導波される一定の波長を有する光信号が、上記溝によって上記クラッディング外部に集束されることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光集束装置に関するものであり、さらに詳細には、光ファイバのクラッディング・エッチング(蝕刻)を利用した波長選別式(wavelength selective)光集束装置及びこれを利用した光モジュールに関するものである。
【背景技術】
【0002】
光ファイバコアを通して進行する光信号を検出するためには、コアを通して伝達される光信号に対するコアモードの経路を変更させなければならない。しかし、一般的に光ファイバコアは相対的に厚いクラッディングに取り囲まれているため、外部から影響を受けてもコアモードには大きく影響を及ぼさない。このような理由から、光ファイバにおいて光信号が検出されるためには光ファイバ自体に物理的な変形を与えるべきである。光信号が検出できるように光ファイバに物理的な変形を与える方法は多様に提示されており、その中で最も手軽で、光ファイバ特性をそのまま利用できる方法としては、光ファイバコアに光ファイバ格子(Fiber Bragg Grating:FBG)を生成する方法がある。
【0003】
米国特許第5、042、897号‘OPTICAL WAVEGUIDE EMBEDDED LIGHT REDIRECTING BRAGG GRATING ARRANGEMENT’(特許文献1)には、概して、光ファイバブラッグ格子を利用してインライン(in−line)型の光信号を検出することができる光ファイバが開示されており、これを図1に示す。図1を参照すると、上記光ファイバ10には、導波光信号をコアの外へ取り出すために傾斜した光ファイバブラッグ格子11がコア12内に生成される。このような構造は、追加的な装置が必要なく、コアを進行する光信号を簡単に光ファイバ外部へ放射(radiate)させることができるという長所がある。しかし、この構造は、コア12内の光信号を取り出すのに效率が低すぎて、光信号監視用には使用が可能であるが、高結合率を有する光信号検出には適してないという短所がある。また、上記光ファイバ10の外部に放射された光を再び集束するためにはレンズのような追加的な装置が必要となる。
【0004】
また、大韓民国公開特許公報第2005−8280号‘光導波路格子レンズ及びその製造方法’(特許文献2)には、光カップリング效率(coupling efficiency)を向上させることが可能な光導波であって格子カプラ(Focusing wavegide grating coupler:FWGC)が開示されており、これは図2に示す。図2を参照すると、上記光導波路格子カプラ20は、基板クラッディング21とコア層22とからなる平面導波路上に上部クラッディング23が形成され、上記コア層22には傾斜した格子(slanted grating)28が形成され、上記上部クラッディング23には、フレネル格子レンズ24が形成される。このような構造において、平面導波路に沿ってコアモード27が進行してから、傾斜した格子28と接しつつ回折され、傾斜した出力ビーム25を形成するようになる。そうすると、このような傾斜した出力ビーム25は、上記フレネル格子レンズ24に接しつつ回折されて焦点26に集まるようになる。しかし、このような平面導波では、製作過程が非常に複雑で、導波損失を最小にするために光ファイバとのモードマッチングを正確に行わなければならない問題がある。また、図2のような上記光導波路格子カプラは、一般的に紫外線(UV)に敏感な光ファイバ材料を選択した後、位相マスクを通して紫外線を入射させて屈折率の変化を誘導することによりコア層22に光ファイバ格子(FBG)を形成するようになる。しかし、このように紫外線を利用して形成された光ファイバ格子(FBG)は、第一に、製作再現性が著しく劣る、第二に、時間が経つことによって屈折率変化などの深刻な老朽化(aging)現象を示すようになる、第三に、最大光カップリング效率が50%を超え難い、という短所がある。
【特許文献1】米国特許第5、042、897号公報
【特許文献2】大韓民国公開特許公報第2005−8280号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、本発明は、上記問題点を解決するために光ファイバを利用して製作再現性が優れながらも老朽化現象を防止することができる光集束装置及びそれを利用した光モジュールを提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明に係る光ファイバを利用した波長選別式光集束装置は、光信号が伝達されるコアと、上記コアを取り囲み、外周面に一定の割合で変化する形態を有する多数の溝が形成されたクラッディングとを備え、上記コアに導波される一定の波長を有する光信号が、上記溝によって上記クラッディング外部に集束されることを特徴とする。
【0007】
また、上記目的を達成するための本発明に係る光モジュールは、サブマウントと、上記サブマウント上に実装され、光信号が伝達されるコアと、上記コアを取り囲み、外周面に一定の割合で変化する形態を有する多数の溝が形成されたクラッディングとを備え、上記コアに導波される一定の波長を有する光信号が、上記溝によって上記クラッディング外部へ集束される光集束装置と、上記サブマウント上で上記光集束装置によって光信号が集束される部分に配列され、上記光信号を受信又は送信する光素子を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、焦点レンズのような別途の装置を使用しなくても、光ファイバクラッディング部分エッチング(蝕刻)によって光ファイバ自体に波長選択性のみならず、光集束機能を付与することができる。従って、本発明に係る光集束装置を利用すると、平面導波路と比較して製作工程が簡便かつ低コストで光送信機、光受信機、光センサ及び様々な光通信モジュールを形成することができる利点がある。
【0009】
さらに、本発明によれば、光ファイバクラッディングにフォトリソグラフィ(PR)法を利用して微細溝パターンを形成することにより、従来の紫外線(UV)を利用した光ファイバ格子形成方法と比較して、製作再現性が著しく向上し、時間が経つにつれ発生する老朽化(aging)現象を防止することができる利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図中において、同一の構成要素に対しては、たとえ異なる図上に表示されていても、できるだけ同一の参照番号及び符合により示していることに留意するべきである。以下の本発明の説明において、関連公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を無用に不明確にしてしまいかねないと判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
【0011】
図3は、本発明の実施の形態に係る光ファイバを利用した波長選別式光集束装置の構成図である。
【0012】
図3(a)は、本発明に係る光ファイバを利用した上記波長選別式光集束装置40の斜視図であり、図3(b)は、上記光集束装置40の側断面図である。
【0013】
本発明に係る光集束装置40は、光信号41が伝達されるコア42と、多数の溝からなる光ファイバ格子43が形成されたクラッディング44とを備えている。
【0014】
上記光集束装置40は、光信号が伝達されるコア42と、上記コア42を取り囲むクラッディング44からなる光ファイバとを利用して製作される。
【0015】
上記コア42には、所定の情報が含まれた光信号41が導波される。また、上記コア42に導波される光信号41をコアモードとし、上記図3において放物線模様のパターン45により表されている。
【0016】
上記クラッディング44の外周面に部分エッチング((etching)蝕刻)によって一定の割合で変化する形態を有する多数の溝からなる光ファイバ格子(fiber grating)43が形成される。本発明では、フォトリソグラフィ(PR)法によるドライエッチング(乾式蝕刻)又はウェットエッチング(湿式蝕刻)法を通じて上記クラッディング44の外周面にマイクロ溝を形成することにより、上記光ファイバ格子43を形成する。
【0017】
上記光ファイバ格子43に形成された多数の溝は、上記光ファイバの長さ方向に進行する光信号41の進行方向を基準に徐々に増加又は減少する間隔を有するように形成され得る。上記図3に示すように、上記光ファイバ格子43の溝は、光信号41の進行方向を基準に徐々に増加する間隔を有するように形成され得る。また、図4に示すように、上記光ファイバ格子43の溝は、光信号41の進行方向を基準に徐々に減少する間隔を有するように形成され得る。このように一定の割合で間隔が徐々に増加又は減少する形態を有する溝の列(arrays)をチャープ(chirp)といい、このような格子をチャープ格子(chirp grating)という。上記多数の溝は、光ファイバの被覆を露出させた後、クラッディング44の外周面を凹凸模様に微細エッチング(蝕刻)してパターンを形成することにより製造され得る。
【0018】
上記エッチング(蝕刻)パターン、即ち、上記溝の幅(w)は、使用する波長(λ)毎に異なるが、1550nmの波長に該当する光信号41を仮定すると、1μm程度又はそれ以下の大きさで形成され得る。この際、上記溝の深さ(d)は、コア42に導波されるコアモード45がクラッディング44に影響を及ぼしている距離(l)として光ファイバコア42に最も近接した距離まで形成するのが好ましい。即ち、上記溝は、上記光ファイバの横方向を基準に上記コア42の外部に形成される。
【0019】
そして、上記各々の溝は、ポリマー物質、又は、上記クラッディング44物質と屈折率を同一にするか若しくは異なるようにすることのできる屈折率マッチング(index matching)物質により埋め込むことが可能である。
【0020】
このような構造において、上記光集束装置40のコア42に導波される光信号41の波長がλとすると、上記光信号41が光ファイバクラッディング部分エッチング(蝕刻)によって形成された格子(cladding-etched-chirp grating)、即ち、上記光ファイバ格子43に接することになることを上記図3に示すように、光ファイバ外部へ取り出される(radiated)ばかりでなく、一定の一点46に集束する(focused)ようになる。さらに詳しく説明すると、上記コア42に導波される光信号41は、上記図3に示すようにコアモード45の近傍部分の一部が上記クラッディング44に伝播していくようになり、上記チャープ光ファイバ格子43に接するようになると、各溝の位置(point)において運動量保存法則(momentum conservation law)を満足させるために各々の散乱角を形成するようになる。そして、このような散乱角は、巨視的に見たとき、一点46に集束され(focusing)、焦点が形成される。この際、光ファイバ横方向がシリンダ形態を帯びていて空間的なレンズの役目を果たしているので、多数の溝からなる光ファイバ格子43の長さと上記溝の間隔又は幅の変化率(chirp rate)に対する適切な調節が必要である。例えば、上記光ファイバ格子43は、光ファイバに熱や電圧等の外部影響を加えることにより格子の長さを変化させることが可能であり、またこれを利用して光焦点位置46を調節することが可能である。
【0021】
上記図3及び図4には、上記光ファイバ格子43の溝が同一の幅(w)を有しながら、各溝間の間隔が増加又は減少する構造を有している。また、本発明では、図5に示すように、上記光ファイバ格子43に形成された多数の溝は、各溝中心間の間隔(t)が一定になるように配列され、各溝の幅(w)が光信号41の進行方向を基準に徐々に増加又は減少するように構成されることも可能である。図5(a)は、上記光ファイバ格子43の溝が、各溝中心間の間隔(t)が一定になるように維持しながら光信号41の進行方向に沿って増加する構造を示している。そして、図5(b)は、上記光ファイバ格子43の溝が、各溝中心間の間隔(t)が一定になるように維持しながら光信号41の進行方向に沿って減少する構造を示している。
【0022】
また、上記図3乃至図5には、上記光ファイバ格子43の溝の深さ(d)が同一になるように形成された場合を示している。さらに、本発明では、図6に示すように、上記光ファイバ格子43に形成された多数の溝は、光信号41の進行方向を基準にその深さ(d)が増加又は減少するように構成され得る。図6(a)は、上記光ファイバ格子43の溝の深さ(d)が光信号41の進行方向を基準に徐々に減少する構造を示している。そして、図6(b)は、上記光ファイバ格子43の溝の深さ(d)が光信号41の進行方向を基準に徐々に増加する構造を示している。
【0023】
このように、本発明に係る光集束装置40は、光ファイバクラッディング部分エッチング(蝕刻)によって形成された格子(cladding-etched-chirp grating)を利用することにより、クラッディング・エッチング(蝕刻)(cladding-etching)の影響によって光信号41を光ファイバ外部へ放射(radiating)できるばかりでなく、チャープ格子(chirp-grating)の機能によって外部へ放射された光信号を一定部分46に集束させる機能を有する。
【0024】
従って、本発明に係る光集束装置40は、光ファイバの長さ方向に対して垂直部方向の光カップリングを可能にすることにより、光素子の製作が容易になる。
【0025】
図7は、本発明の実施の形態に係る光集束装置を利用した光モジュールの構造を示す図面である。
【0026】
図7を参照すると、本発明に係る光モジュール80は、サブマウント(submount)81上に、本発明において提案する光ファイバクラッディング部分によって形成された格子を有する光集束装置40を搭載する。そして、上記サブマウント(submount)81上において上記光集束装置40によって光信号が集束される部分に光信号を受信又は送信することのできる光素子(82、83)を配列する。ここで、上記サブマウント81は、SiOB(Silicon Optical Bench)等からなるものとすることができる。例えば、図7(a)に示すように、上記サブマウント81上において上記光集束装置40によって光信号が集束される部分にフォトダイオード(photo diode)のような光信号を感知することのできる光素子82を配列して光受信機を形成することにより、光信号の強さを感知することができる。また、図7(b)に示すように、上記サブマウント(submount)81上において上記光集束装置40によって光信号が集束される部分に、例えば、レーザダイオード(laser diode)のような光源(light source)83を配置すると、やはり光ファイバに垂直カップリングが可能なので、光送信機を形成することも可能である。上記本発明に係る光モジュール80は、例えば、WDM−PONシステムにおいて光トランシーバに利用され得る。BiDi又はDuplex光送受信機は1.55μm波長のダウンストリーム(downstream)及び1.31μmのアップストリーム(upstream)構造を有するが、上記本発明に係る光モジュール80のようにサブマウント81上にフォトダイオード又はレーザダイオードをフリップチップ方法により集積化させることにより、パッケージング作業を単純化させることが可能である。また、このような光モジュール80は、今後の部品市場において求められる必須要素としての高性能化、高集積化、小型化及び低価格化傾向に応じて広く活用することができる。
【0027】
本発明の詳細な説明においては、具体的な実施の形態に関して説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内において様々な変形が可能であることはいうまでもない。従って、本発明の範囲は、説明された実施の形態に限られるものではなく、また、添付の特許請求の範囲だけでなく特許請求の範囲と均等なものにより定められるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】従来の技術によって光ファイバブラッグ格子を利用してインライン(in−line)形態の光信号を検出することのできる光ファイバの構成図である。
【図2】従来の技術による光導波路格子カプラの構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る光ファイバを利用した波長選別式光集束装置の構成図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る、溝の間隔が減少する形態の光ファイバ格子を有する光集束装置の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る、溝の幅が変わる形態の光ファイバ格子を有する光集束装置の断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る、深さが変わる形態の光ファイバ格子を有する光集束装置の断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る光集束装置を利用した光モジュールの構造を示す図面である。
【符号の説明】
【0029】
10 光ファイバ
11 ブラッグ格子
12 コア
20 光導波路格子カプラ
21 基板クラッディング
22 コア層
23 上部クラッディング
24 格子レンズ
25 傾斜した出力ビーム
26 焦点
27 コアモード
28 傾斜した格子
40 光集束装置
41 光信号
42 コア
43 チャープ格子
44 クラッディング
45 コアモード
46 焦点
80 光モジュール
81 サブマウント
82 フォトダイオード
83 レーザダイオード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光信号が伝達されるコアと、
上記コアを取り囲み、外周面に一定の割合で変化する形態を有する多数の溝が形成されたクラッディングと、
を備え、
上記コアに導波される一定の波長を有する光信号が、上記溝によって上記クラッディング外部へ集束されることを特徴とする、光ファイバを利用した波長選別式光集束装置。
【請求項2】
上記多数の溝は、徐々に増加又は減少する間隔を有するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバを利用した波長選別式光集束装置。
【請求項3】
上記多数の溝は、各溝の中心間の間隔が一定になるように配列され、各溝の広さが徐々に増加又は減少することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバを利用した波長選別式光集束装置。
【請求項4】
上記各々の溝は、同一の深さで形成されることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバを利用した波長選別式光集束装置。
【請求項5】
上記各々の溝の深さは、徐々に増加又は減少することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバを利用した波長選別式光集束装置。
【請求項6】
上記各々の溝は、上記コアの上部に形成されることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバを利用した波長選別式光集束装置。
【請求項7】
上記各々の溝は、ポリマー物質により埋め込まれることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバを利用した波長選別式光集束装置。
【請求項8】
上記各々の溝は、上記クラッディング物質と屈折率を同一にするか若しくは異なるようにすることのできる屈折率マッチング(index matching)物質により埋め込まれることを特徴とする請求項1に記載の光纎維を利用した波長選別式光集束装置。
【請求項9】
上記各々の溝は、フォトリソグラフィ(PR)法によって上記クラッディングの外周面を一定の深さで部分エッチング(蝕刻)することにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバを利用した波長選別式光集束装置。
【請求項10】
サブマウントと、
上記サブマウント上に実装され、光信号が伝達されるコア及び上記コアを取り囲み外周面に一定の割合で変化する形態を有する多数の溝が形成されたクラッディングを備え、上記コアに導波される一定の波長を有する光信号が上記溝によって上記クラッディング外部へ集束される光集束装置と、
上記サブマウント上において上記光集束装置によって光信号が集束される部分に配列されて、上記光信号を受信又は送信する光素子と、
を備えていることを特徴とする光モジュール。
【請求項11】
上記光素子は、フォトダイオード又はレーザダイオードであることを特徴とする請求項10に記載の光モジュール。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−94350(P2007−94350A)
【公開日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−379578(P2005−379578)
【出願日】平成17年12月28日(2005.12.28)
【出願人】(596180076)韓國電子通信研究院 (733)
【氏名又は名称原語表記】Electronics and Telecommunications Research Institute
【住所又は居所原語表記】161 Kajong−dong, Yusong−gu, Taejon korea
【Fターム(参考)】