説明

光中継R型及びGR型受信機システム

本発明のR型/GR型受信機システムは、警報信号を発する複数の感知器/発信機、制御信号によって動作する複数の防災設備、複数の光中継器及びR型/GR型受信機を含む。光中継器は、感知器/発信機及び防災設備に連結され、互いに光ケーブルを通じてデイジー・チェーン連結され、警報信号を光学的に上り伝送し、制御信号を光学的に下り伝送し、感知器/発信機に警報信号を、防災設備に制御信号をそれぞれ電気的に入出力することができる。R型/GR型受信機は、光中継器の一つから警報信号を受信し、制御信号を光中継器の上記一つに送信することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は火災受信システムに関し、より詳細には、R型及びGR型受信機システムに関する。
【背景技術】
【0002】
国家火災安全基準(NFSC)は、消防施設に関して様々な規格を定めた規定集であり、そのうち、NFSC203自動火災探知設備の火災安全基準は、建築物の自動火災探知設備が備えるべき条件を規定している。
【0003】
NFSC203によると、感知器は火災発生を自動で感知し、受信機に警報を発信することができる装置であり、発信機は人が火災を直接発見した場合、これを知らせるための装置である。様々な発信機のうち、P型1級発信機は、人が発信したことを確認することができる回答ランプを備えており、受信機と発信機との間で連絡できるように電話機能を有し、P型2級発信機は、押しボタン機能はあるが、電話機能はない。受信機はP型、R型、M型、GP型、GR型の5つの形式があり、そのうちR型及びGR型受信機は、複数の(中継器100個分以上)感知器またはP型発信機が発信した固有信号を受信し、警報を関係者に通報できるように構成された受信機である。R型及びGR型受信機は、該当感知器や発信機がどこにある感知器または発信機であるかを容易に判別できなければならない。従って、各感知器または発信機に固有の識別符号を付与することができる。大型建物に設置した感知器と発信機を直接受信機に連結することは不合理的であり、中継器が感知器及び発信機の警報信号(固有信号を含む)を受信して受信機などに発信するように規定されている。
【0004】
中継器は、感知器または発信機の作動により発生した信号を受信機に伝達し、また、消火設備、除煙設備、その他の防災設備に制御信号を発信する装備である。従って、中継器は受信機との間に入力チャンネルと出力チャンネルを別途に有する必要がある。
【0005】
従来のR型及びGR型受信機システムでは、複数の中継器とR型/GR型受信機との間がRS485またはRS422により連結されていた。RS485/422規格はデファレンシャル方式で、通信距離が1km内外であり、マルチドロップ(multi−drop)方式で連結した時に約127台または255台の中継器を連結することができるため、通常、一つのR型/GR型受信機が一つの建物をカバーすることができる。しかし、このような従来のR型/GR型受信機は、大きな団地やキャンパス内の建物を統合した火災監視システムを構成したり、超大型建物に火災監視システムを構築するには足りない点が多い。
【0006】
現実的な側面で、RS485/422ワイヤで構築された火災監視システムは、誤警報と誤動作が多いため、建物の管理人が監視システムを消して放置することが多かった。性能の良くない火災監視システムを構築してきた慣行により、建物の竣工承認を得るための形式的な手続きにしか思われないのが現実である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、従来のR型/GR型受信機システムの通信距離の制限及び連結できる中継器の個数制限を克服することができる新たなR型/GR型受信機システムを提供することである。
【0008】
さらに、誤動作の多い従来のR型/GR型受信機システムの短所を克服し、信頼できるR型/GR型受信機システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一側面による光変換器は、複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機との間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン(daisy−chain)連結する光変換器であって、デイジー・チェーン連結された、後の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号と、上記感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合し、上記電気的に結合された信号を光学的に変換した光信号を出力する上り信号経路と、デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換し、変換された電気信号を光学的に変換した光信号を出力する下り信号経路と、複数の感知器/発信機から受信された上記警報信号を上記上り信号経路に提供し、上記下り信号経路で変換された上記電気信号を外部に出力する入出力ポートを含み、上記上り信号経路が伝達する光信号は、最終的に上記R型/GR型受信機に伝達され、上記下り信号経路が伝達する光信号は上記R型/GR型受信機で起因したものであってよい。
【0010】
上記上り信号経路は、デイジー・チェーン連結された、後の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号を出力する第1光受信ポートと、上記第1光受信ポートから出力された電気信号と感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合した電気信号を出力する上り分岐と、上記上り分岐から出力された電気信号を光学的に変換した光信号で出力する第1光送信ポートを含むことが好ましい。
【0011】
上記上り分岐は、上記第1光受信ポートの出力導線と上記警報信号が伝達される導線を連結したタップであることが好ましい。
【0012】
上記上り分岐は、上記第1光受信ポートから出力された電気信号と感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることが好ましい。
【0013】
上記上り分岐は、上記第1光受信ポートから出力された電気信号と感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして出力するパケットエンコーダーであることが好ましい。
【0014】
上記入出力ポートは、上記感知器または発信機からRS485またはRS422規格の差動信号またはDC24Vの直流信号を受信し、シングルエンド警報信号に変換して上記上り信号経路に提供する入力ポートと、上記下り信号経路で変換された電気信号をRS485またはRS422規格の差動信号またはDC24Vの直流信号に変換して外部に出力する出力ポートとを含むことが好ましい。
【0015】
上記下り信号経路は、デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号を出力する第2光受信ポートと、上記第2光受信ポートから出力された電気信号を上記入出力ポートと第2光送信ポートに提供する下り分岐と、上記下り分岐から出力された電気信号を光学的に変換して出力する上記第2光送信ポートとを含むことが好ましい。
【0016】
上記下り分岐は、上記第2光受信ポートの出力導線と上記入出力ポートに連結される導線を連結したタップであることが好ましい。
【0017】
上記下り分岐は、上記第2光受信ポートから出力された電気信号のうち、上記防災設備の一つに伝達される制御信号を検出して上記入出力ポートに出力する検出回路を含むことが好ましい。
【0018】
本発明の一側面による光中継器は、複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機との間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する光中継器であって、デイジー・チェーン連結された、後の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合し、上記電気的に結合された信号を光学的に変換した光信号を出力する上り信号経路と、デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換し、変換された電気信号を光学的に変換した光信号を出力する下り信号経路と、入出力ポートから受信された警報信号を上記上り信号経路に提供し、上記下り信号経路で変換された電気信号のうち制御信号を抽出して上記入出力ポートに送信する中継制御部と、上記感知器または発信機と電気的に連結され、上記感知器または発信機から警報信号を受信し、上記制御信号を相応する防災設備に出力する上記入出力ポートを含み、上記上り信号経路が伝達する光信号は、最終的にR型/GR型受信機に伝達され、上記下り信号経路が伝達する光信号は上記R型/GR型受信機で起因したものであることが特徴であってよい。
【0019】
上記上り信号経路は、デイジー・チェーン連結された、後の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号を出力する第1光受信ポートと、上記第1光受信ポートから出力された電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合した電気信号を出力する上り分岐と、上記上り分岐から出力された電気信号を光学的に変換した光信号で出力する第1光送信ポートを含むことが好ましい。
【0020】
上記上り分岐は、上記第1光受信ポートの出力導線と上記警報信号が伝達される導線を連結したタップであることが好ましい。
【0021】
上記上り分岐は、上記第1光受信ポートから出力された電気信号を上記中継制御部に伝達し、上記中継制御部から上記警報信号と結合された電気信号を受信して上記第1光送信ポートに伝達するように結線されたことが好ましい。
【0022】
上記上り分岐は、上記第1光受信ポートから出力された電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることが好ましい。
【0023】
上記上り分岐は、上記第1光受信ポートから出力された電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることが好ましい。
【0024】
上記上り分岐は、上記第1光受信ポートから出力された電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして出力するパケットエンコーダーであることが好ましい。
【0025】
上記下り信号経路は、デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号を出力する第2光受信ポートと、上記第2光受信ポートから出力された電気信号を上記中継制御部と第2光送信ポートに提供する下り分岐と、上記下り分岐から出力された電気信号を光学的に変換して出力する上記第2光送信ポートを含むことが好ましい。
【0026】
上記下り分岐は、上記第2光受信ポートの出力導線と上記中継制御部に連結される導線を連結したタップであることが好ましい。
【0027】
上記下り分岐は、上記第2光受信ポートから出力された電気信号のうち、上記防災設備の一つに伝達される制御信号を検出して上記中継制御部に出力する検出回路を含むことが好ましい。
【0028】
本発明の一側面によるR型/GR型受信機システムは、警報信号を発する複数の感知器/発信機と、制御信号によって動作する複数の防災設備と、上記感知器/発信機及び防災設備に連結された複数の中継器と、互いに光ケーブルを通じてデイジー・チェーン連結され、上記警報信号を光学的に上り伝送し、上記制御信号を光学的に下り伝送し、上記中継器に上記警報信号と制御信号を電気的に入出力することができる複数の光変換器と、上記光変換器の一つから上記警報信号を受信し、上記制御信号を上記光変換器の上記一つに送信するR型/GR型受信機を含むR型/GR型受信機システムを含んでよい。
【0029】
上記R型/GR型受信機システムは、上記光変換器の上記一つとは光学的に連結され、上記R型/GR型受信機とは電気的に連結される単一ポート光変換器をさらに含むことが好ましい。
【0030】
本発明の他の側面によるR型/GR型受信機システムは、警報信号を発する複数の感知器/発信機と、制御信号によって動作する複数の防災設備と、上記感知器/発信機及び防災設備に連結され、互いに光ケーブルを通じてデイジー・チェーン連結されて上記警報信号を光学的に上り伝送し、上記制御信号を光学的に下り伝送し、上記感知器/発信機に上記警報信号を、上記防災設備に上記制御信号をそれぞれ電気的に入出力することができる複数の光中継器と、上記光中継器の一つから上記警報信号を受信し、上記制御信号を上記光中継器の上記一つに送信するR型/GR型受信機を含むR型/GR型受信機システムを含んでよい。
【0031】
上記R型/GR型受信機システムは、上記光中継器の上記一つとは光学的に連結され、上記R型/GR型受信機とは電気的に連結される単一ポート光変換器をさらに含むことが好ましい。
【0032】
本発明の他の側面による光中継器は、複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機との間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する3ウェイ光中継器であって、最終的に上記R型/GR型受信機に伝達されなければならない第1上り信号を光学的に受信し、上記第1上り信号を電気的に変換して上記感知器/発信機のうち少なくとも一つで起因した警報信号と電気的に結合した第2上り信号を光学的に出力する上り信号経路と、上記R型/GR型受信機で起因して最終的に上記防災設備のうち少なくとも一つに伝達されなければならない第1下り信号を光学的に受信し、上記第1下り信号を電気的に変換して上記防災設備のうち少なくとも一つに対する制御信号を抽出し、上記抽出後、上記第1下り信号を光学的に出力する下り信号経路と、上記感知器/発信機で起因して光学的に提供される警報信号を電気的に変換して上記上り信号経路に提供し、上記上記下り信号経路から抽出された制御信号の提供を受け、光学的に変換して出力する光入出力部を含んでよい。
【0033】
上記上り信号経路は、デイジー・チェーン連結された、後の3ウェイ光中継器から上記第1上り信号を光学的に受信して電気的に変換した第1上り電気信号を出力する第1光受信ポートと、上記第1光受信ポートから出力された第1上り電気信号と感知器または発信機で起因した警報信号を電気的に結合した第2上り電気信号を出力する上り分岐と、上記上り分岐から出力された第2上り電気信号を光学的に変換した上記第2上り信号を出力する第1光送信ポートを含むことが好ましい。
【0034】
上記上り分岐は、上記第1光受信ポートの出力導線と上記警報信号が伝達される導線を連結したタップであることが好ましい。
【0035】
上記上り分岐は、上記第1光受信ポートから出力された第1上り電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する送信調整回路であることが好ましい。
【0036】
上記上り分岐は、上記第1光受信ポートから出力された第1上り電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして出力するパケットエンコーダーであることが好ましい。
【0037】
上記下り信号経路は、デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号を出力する第2光受信ポートと、上記第2光受信ポートから出力された電気信号を上記入出力ポートと第2光送信ポートに提供する下り分岐と、上記下り分岐から出力された電気信号を光学的に変換して出力する上記第2光送信ポートを含むことが好ましい。
【0038】
上記下り分岐は、上記第2光受信ポートの出力導線と上記入出力ポートに連結される導線を連結したタップであることが好ましい。
【0039】
上記下り分岐は、上記第2光受信ポートから出力された電気信号のうち、上記防災設備の一つに伝達される制御信号を検出して上記光入出力部に出力する検出回路を含むことが好ましい。
【0040】
本発明のさらに他の側面による光中継器は、複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機との間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する3ウェイ光中継器であって、デイジー・チェーン連結された第1の3ウェイ光中継器から第1信号を光学的に受信する第1光受信ポートと、デイジー・チェーン連結された第2の3ウェイ光中継器に第2信号を光学的に送信する第1光送信ポートと、上記第2の3ウェイ光中継器から第3信号を光学的に受信する第2光受信ポートと、上記第1の3ウェイ光中継器に第4信号を光学的に送信する第2光送信ポートと、最終的に上記R型/GR型受信機に伝達されなければならない警報信号を光学的に受信する第3光受信ポートと、最終的に上記防災設備の何れか一つに伝達されなければならない制御信号を光学的に出力する第3光送信ポートと、上記第1光受信ポート及び第3光受信ポートから光学的に受信され電気的に変換された第1信号及び警報信号の提供を受け、上記第2信号を生成して第1光送信ポートに電気的に伝達し、上記第2光受信ポートから光学的に受信され電気的に変換された上記第3信号の提供を受け、上記制御信号を抽出して上記第3光送信ポートに伝達し、上記第3信号に基づいて上記第1の3ウェイ光中継器に伝達する第4信号を生成し上記第2光送信ポートに伝達する中継部を含んでよい。
【0041】
本発明のさらに他の側面によるR型/GR型受信機システムは、警報信号を発する複数の感知器/発信機と、制御信号によって動作する複数の防災設備と、光ケーブルを利用して互いにデイジー・チェーン連結され、上記警報信号を光学的に上り伝送し、上記制御信号を光学的に下り伝送することができる複数の3ウェイ光中継器と、上記それぞれの3ウェイ光中継器に連結され、上記感知器/発信機または上記防災設備の間に光ケーブルを利用して互いにデイジー・チェーン連結され、上記連結された3ウェイ光中継器に上記警報信号を光学的に伝送し、上記制御信号を上記連結された3ウェイ光中継器から光学的に受信する複数の2ウェイ光中継器と、上記複数の3ウェイ光中継器の一つから上記警報信号を電気的または光学的に受信し、上記3ウェイ光中継器の上記一つに上記制御信号を電気的または光学的に送信するR型/GR型受信機を含んでよい。
【0042】
上記R型/GR型受信機システムは、上記3ウェイ光中継器の上記一つとは光学的に連結され、上記R型/GR型受信機とは電気的に連結される単一ポート光変換器をさらに含むことが好ましい。
【0043】
本発明のさらに他の側面による光変換器は、複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機との間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する光変換器であって、デイジー・チェーン連結された、後の光変換器から伝達された上り光信号を受信して上り電気信号に変換し、下り電気信号の伝達を受けて下り光信号に変換し上記後の光変換器に出力する第1光送受信モジュールと、デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から伝達された下り光信号を受信して上記下り電気信号に変換し、上り結合電気信号を受信して上り結合光信号に変換し、上記前の光変換器に出力する第2光送受信モジュールと、上記第1光送受信モジュールから出力された上り電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合した上記上り結合電気信号を出力する上り分岐と、上記第2光送受信モジュールから出力された下り電気信号を入出力ポートと上記第1光送受信モジュールに提供する下り分岐と、上記感知器または発信機から受信した上記警報信号を上記上り分岐に提供し、上記下り電気信号の提供を受けて外部に出力する入出力ポートを含んでよい。
【0044】
上記上り分岐は、上記第1光送受信モジュールの出力導線と上記警報信号が伝達される導線を連結したタップであることが好ましい。
【0045】
上記上り分岐は、上記第1光送受信モジュールから出力された上記上り電気信号と、上記感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることが好ましい。
【0046】
上記上り分岐は、上記第1光送受信モジュールから出力された上記上り電気信号と、上記感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして上記上り結合電気信号に出力するパケットエンコーダーであることが好ましい。
【0047】
上記入出力ポートは、上記感知器または発信機からRS485またはRS422規格の差動信号、またはDC24Vの直流信号を受信し、シングルエンド警報信号に変換して上記上り分岐に提供する入力ポートと、上記下り電気信号をRS485またはRS422規格の差動信号、またはDC24Vの直流信号に変換して外部に出力する出力ポートを含むことが好ましい。
【0048】
上記下り分岐は、上記第2光送受信モジュールの出力導線と上記入出力ポートに上記下り電気信号を伝達する導線を連結したタップであることが好ましい。
【0049】
上記下り分岐は、上記第2光送受信モジュールから出力された上記下り電気信号のうち、上記防災設備の一つに伝達される制御信号を検出して上記入出力ポートに出力する検出回路を含むことが好ましい。
【0050】
本発明のさらに他の側面による光中継器は、複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機との間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する光中継器であって、デイジー・チェーン連結された、後の光中継器から伝達された上り光信号を受信して上り電気信号に変換し、下り電気信号の伝達を受けて下り光信号に変換し、上記後の光変換器に出力する第1光送受信モジュールと、デイジー・チェーン連結された、前の光中継器から伝達された下り光信号を受信して上記下り電気信号に変換し、上り結合電気信号を受信して上り結合光信号に変換し、上記前の光変換器に出力する第2光送受信モジュールと、上記第1光送受信モジュールから出力された上り電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合した上記上り結合電気信号を出力する上り分岐と、上記第2光送受信モジュールから出力された下り電気信号を中継制御部と上記第1光送受信モジュールに提供する下り分岐と、受信された上記警報信号を上記上り分岐に提供し、上記下り電気信号から制御信号を抽出して出力する中継制御部と、上記感知器または発信機から上記警報信号を受信して上記中継制御部に提供し、上記中継制御部から上記制御信号の提供を受けて外部に出力する上記入出力ポートを含んでよい。
【0051】
上記上り分岐は、上記第1光送受信モジュールの出力導線と上記中継制御部から上記警報信号が伝達される導線を連結したタップであることが好ましい。
【0052】
上記上り分岐は、上記第1光送受信モジュールから出力された上記上り電気信号を上記中継制御部に伝達し、上記中継制御部から上記上り結合電気信号を受信して上記第2光送受信モジュールに伝達し、上記中継制御部は上記警報信号と上記上り電気信号を結合し、上記上り結合結合信号を生成して出力するように構成されることが好ましい。
【0053】
上記上り分岐は、上記第1光送受信モジュールから出力された上記上り電気信号と、上記感知器または発信機で起因した上記警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることが好ましい。
【0054】
上記上り分岐は、上記第1光受信モジュールから出力された電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして出力するパケットエンコーダーであることが好ましい。
【0055】
上記下り分岐は、上記第2光送受信モジュールの出力導線と上記中継制御部に連結される導線を連結したタップであることが好ましい。
【0056】
上記入出力ポートは、上記感知器または発信機からRS485またはRS422規格の差動信号、またはDC24Vの直流信号を受信し、シングルエンド警報信号に変換して上記中継制御部に提供する入力ポートと、上記中継制御部から出力された上記制御信号をRS485またはRS422規格の差動信号、またはDC24Vの直流信号に変換して外部に出力する出力ポートを含むことが好ましい。
【0057】
本発明のさらに他の側面による光中継器は、複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機との間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する光中継器であって、デイジー・チェーン連結された、後の光中継器から伝達された上り光信号を受信して上り電気信号に変換し、下り電気信号の伝達を受けて下り光信号に変換し、上記後の光変換器に出力する第1光送受信モジュールと、デイジー・チェーン連結された、前の光中継器から伝達された下り光信号を受信して上記下り電気信号に変換し、上り結合電気信号を受信して上り結合光信号に変換し、上記前の光変換器に出力する第2光送受信モジュールと、上記第1光送受信モジュールから出力された上り電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合した上記上り結合電気信号を出力する上り分岐と、上記第2光送受信モジュールから出力された下り電気信号を中継制御部と上記第1光送受信モジュールに提供する下り分岐と、受信した上記警報信号を上記上り分岐に提供し、上記下り電気信号から制御信号を抽出して出力する中継制御部と、上記感知器または発信機から起因した上記警報信号を光信号の形態で受信し、電気信号の形態に変換して上記中継制御部に提供し、上記中継制御部から上記制御信号の提供を受けて外部に光信号の形態で出力する上記第3光送受信モジュールを含んでよい。
【0058】
上記上り分岐は、上記第1光送受信モジュールの出力導線と上記中継制御部から上記警報信号が伝達される導線を連結したタップであることが好ましい。
【0059】
上記上り分岐は上記第1光送受信モジュールから出力された上記上り電気信号を上記中継制御部に伝達し、上記中継制御部から上記上り結合電気信号を受信して上記第2光送受信モジュールに伝達し、上記中継制御部は上記警報信号と上記上り電気信号を結合し、上記上り結合結合信号を生成して出力するように構成されることが好ましい。
【0060】
上記上り分岐は、上記第1光送受信モジュールから出力された上記上り電気信号と、上記感知器または発信機で起因した上記警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることが好ましい。
【0061】
上記上り分岐は、上記第1光受信モジュールから出力された電気信号と感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして出力するパケットエンコーダーであることが好ましい。
【0062】
上記下り分岐は、上記第2光送受信モジュールの出力導線と上記中継制御部に連結される導線を連結したタップであることが好ましい。
【発明の効果】
【0063】
本発明によると、従来のR型/GR型受信機システムに比べて、遥かに長い距離で通信でき、最大65535台までの中継器を連結することができるため、一つのR型受信機で一つの建物だけでなく、大きな団地全体または超高層ビル全体の火災監視システムを構築することができる。
【0064】
本発明の一実施例によると、従来の中継器、感知器、発信機をそのまま利用しながらも、R型/GR型受信機システムの収容容量を大きく拡張することができる。
【0065】
さらに、本発明の実施例は、エラー率を大きく減らして信頼性のあるR型/GR型受信機システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】本発明の一実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【図2】図1の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【図3】図1の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【図4】図1の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【図5】図1の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる光入出力ポートを示すブロック図である。
【図6】本発明の他の実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【図7】図6の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光変換器を例示的に示すブロック図である。
【図8】図6の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光変換器を例示的に示すブロック図である。
【図9】図6の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる単一ポート光変換器を示すブロック図である。
【図10】本発明の一実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【図11】図10の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる3ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【図12】図10の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる3ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【図13】図10の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる3ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【図14】図10の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる光入出力ポートを示すブロック図である。
【図15】本発明の他の実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【図16】図15の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる単一ポート光変換器を示すブロック図である。
【図17】本発明の一実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【図18】図17の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【図19】図17の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【図20】図17の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【図21】図17の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる光入出力ポートを示すブロック図である。
【図22】本発明の他の実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【図23】図22の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光変換器を例示的に示すブロック図である。
【図24】図22の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光変換器を例示的に示すブロック図である。
【図25】図22の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる単一ポート光変換器を示すブロック図である。
【図26】本発明のさらに他の実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【図27】図26の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる3ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【図28】図26の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる3ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【図29】図26の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる3ウェイ光中継器を例示的に示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0067】
本文に開示されている本発明の実施例に対する特定の構造的または機能的説明は、本発明の実施例を説明するために例示されているだけで、本発明の実施例は多様な形態で実施されることができ、本文に説明されている実施例に限定されると解釈されてはならない。
【0068】
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施例をより詳細に説明する。図面上の同じ構成要素に対しては同じ参照符号を使用し、同じ構成要素に対して重複する説明は省略する。図面符号に関して、図面符号の最左側の数字はその図面符号が指し示す対象が最初に登場する図面の番号を意味することができる。
【0069】
図1は本発明の一実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【0070】
図1を参照すると、光中継R型/GR型受信機システム10は、R型/GR型受信機11と、光ケーブル12a、12bと、光中継器13a、13b...13nと、感知器または発信機14と、防災設備15とを含んでよい。光中継器13a、13b...13nは、デイジー・チェーン(daisy chain)形式で連結されている。
【0071】
具体的には、R型/GR型受信機11は、制御部111と、動作点検部112と、表示部113と、ネットワークインターフェース114と、光入出力ポート115とを含む。制御部111は、警報信号の受信及び統制、警報信号を発生させた中継器と発信機の識別、管制センター(不図示)との通信などの動作を制御する。動作点検部112は、受信機に連結された各中継器と回線が正常に動作するのかを試すことができる。表示部113は、ディスプレイ、LEDランプ、スピーカーなどを含み、警報状態、動作状態などを視覚的または聴覚的に表示することができる。ネットワークインターフェース114は、管制センターとの通信を行う。実施例によっては、ストレージを付加して動作情報を累積保存してよい。
【0072】
R型/GR型受信機11の光入出力ポート115は、感知器または発信機14で発生した警報信号を光ケーブル12aを通じて光信号の形態で受信し、電気信号に変換して制御部111に伝達し、また、管制センターから各防災設備に伝達するように提供された制御信号の伝達を制御部111から受け、光信号に変換してから光ケーブル12bを通じて送信することができる。
【0073】
R型/GR型受信機11で起因した制御信号を各光中継器13を経て防災設備15まで伝播する経路は下り(downstream)信号経路であり、感知器または発信機14で起因した警報信号を光中継器13を経てR型/GR型受信機11に伝播する経路は上り(upstream)信号経路であると言える。
【0074】
実施例によっては、R型/GR型受信機11は、従来と同様に、RS485またはRS422入出力ポートを有してもよい。この場合、光入出力ポート115は別途の装置で、例えば、単一ポート光変換器で構成され、R型/GR型受信機11の外部でRS485/422入出力ポートに連結されるように装着されてよく、光信号をRS485/422信号に変換してR型/GR型受信機11に伝達したり、R型/GR型受信機11から出力されたRS485/422差動信号を光信号に変換して伝達することができる。
【0075】
光ケーブル12aはR型/GR型受信機11に向かう警報信号を伝達する媒体であり、光ケーブル12bはR型/GR型受信機11から出力された制御信号を伝達する媒体である。
【0076】
図1には、光ケーブル12a、12bが物理的に別個のケーブルと例示されているが、実施例によっては、光ケーブル12a、12bは物理的に一つの光ケーブル内に位置した異なる光ファイバーで具現されてもよい。
【0077】
光中継器13a、13b...13nは、互いに光ケーブル12a、12bを通じて光学的に連結され、それぞれ一つ以上の感知器または発信機14に電気的に連結されている。感知器または発信機14は、例えば、建物内の一つの業務区画、一階などにグループ化され、一つの光中継器13に単純な直流信号線またはRS485/422ワイヤで連結されることができる。光中継器13a、13b...13nは、例えば、消火栓、スプリンクラー、ハロゲン消火器などの消防設備、ダンパー、防火戸、防火シャッター、排煙窓のような除煙設備、その他に避難誘導灯のような防災設備15に電気的に連結されてよい。
【0078】
光中継器13a、13b...13nはデイジー・チェーン方式で連結されており、次番の光中継器13から伝達された警報信号、または感知器または発信機14で発生した警報信号を、実施例によって、選択的に、または受信された警報信号を結合して前番の光中継器13に伝達する。また、光中継器13a、13b...13nは、R型/GR型受信機11から伝達された制御信号、または前番の光中継器13を通じて伝達された制御信号を、その制御信号が目的とする消防、除煙、その他防災設備15に伝達したり、次番の光中継器13に伝達する。
【0079】
本発明の光中継器13a、13b...13nは、他の光中継器13とは光学的に連結され、感知器または発信機14や防災設備とは電気的に連結されてよい。即ち、光中継器13は、受信した光信号を先ず電気信号に変換して処理し、処理した電気信号を光信号に変換して出力する。
【0080】
感知器または発信機14は、通常の火災、煙、熱、ガス感知器、または人が直接ボタンを押して警報を発生させるボタン型発信機であってよい。感知器または発信機14は、電気的な警報信号を発生させて光中継器13に送信することができる。商業的に簡単に購入できる感知器または発信機14は、通常、RS485/422で規定された差動信号の形態で警報信号を発生させることができる。この場合、光中継器13もRS485/422入出力ポートを備え、これを通じて警報信号を受信することができる。他の形態の商業的に簡単に購入できる感知器または発信機14は、DC24Vのシングルエンド直流信号の形態で警報信号を発生させることができる。この場合、光中継器13も直流入出力ポートを備え、これを通じて警報信号を受信することができる。
【0081】
実施例によっては、感知器または発信機14も警報信号を光信号で出力し、光中継器13と光ケーブルを通じて連結されてよい。
【0082】
図2、図3、図4は、図1の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光中継器を示すブロック図である。
【0083】
図2、図3、図4を参照すると、光中継器13は第1光受信ポート131と、上り分岐132と、第1光送信ポート133と、第2光受信ポート136と、下り分岐135と、第2光送信ポート134と、中継制御部137と、入出力ポート138とを含んでよい。図2、図3、図4において、上り分岐132と下り分岐135の構造が異なり、光中継器13の残りの構成要素は実質的に同一であるとみることができる。
【0084】
第1光受信ポート131、上り分岐132、第1光送信ポート133は上り信号経路を構成し、他の光中継器から伝達された警報信号及び該当光中継器13に連結されている感知器または発信機14から入力される警報信号を、R型/GR型受信機11の方に伝達する。第2光受信ポート136、下り分岐135、第2光送信ポート134は下り信号経路を構成し、R型/GR型受信機11で起因した制御信号を他の光中継器13と中継制御部137に伝達する。
【0085】
中継制御部137は、感知器または発信機14から伝達された警報信号が適切な信号であるかを判断し、上り分岐132に伝達する。また、中継制御部137は下り分岐135から伝達された制御信号が該当光中継器13に連結されている防災設備に関するものであるかを判断し、該当制御信号が該当光中継器13に連結されている防災設備に関するものであれば、その防災設備に伝達する。
【0086】
中継制御部137と感知器または発信機14は、入出力ポート138を通じてRS485/422規格またはDC24V信号線で連結されてよい。実施例によっては、入出力ポート138は光入出力ポートであってよく、この場合、感知器または発信機14と光ケーブルで連結されてよい。
【0087】
具体的に説明すると、第1光受信ポート131は、他の光中継器から光ケーブルを通じて伝達された警報信号を受信し、受信した光警報信号を電気的な警報信号に変換する。上り分岐132は、感知器または発信機14で発生し中継制御部137を通じて伝達される警報信号と、第1光受信ポート131で変換された警報信号とを結合した後、結合された電気信号を第1光送信ポート133に伝達する。第1光送信ポート133は、伝達された電気信号を光信号に変換してから光ケーブルに出力する。
【0088】
上り分岐132は様々な構成で具現されることができる。図2を参照すると、一実施例では、上り分岐132は単に二つの導線を連結したタップ(tap)であってよい。この場合、上り分岐132の構造は簡単であるが、感知器または発信機14で発生した警報信号と他の中継器13から伝達される警報信号が同時に印加されると、衝突が発生することがある。
【0089】
図3を参照すると、他の実施例において、上り分岐132は、第1光受信ポート131と中継制御部137を電気的に連結し、中継制御部137と第1光送信ポート133を電気的に連結するように結線されることができる。この場合、他の光中継器13から伝達された警報信号は、上り分岐132の結線を通じて中継制御部137に伝達され、中継処理部137が警報信号を結合処理した後、処理された警報信号は上り分岐132の結線を通じて第1光送信ポート133に伝達される。
【0090】
図4を参照すると、上り分岐132は調整回路で具現され、例えば、二つの警報信号が同時に印加される場合、何れかの信号を優先的に出力し、他の信号を所定の時間遅延させた後に出力させることで衝突を防止したり、または、パケットエンコーダーで具現され、例えば、一つのペイロードに二つの警報信号を積載したパケットにエンコードしてから出力することができる。下り分岐135は、該当光中継器13に連結されている消防設備に伝送する制御信号を抽出する検出回路で具現されることができる。
【0091】
一方、第2光受信ポート136は、R型/GR型受信機11で起因して光ケーブルを通じて伝達された制御信号を受信し、受信した光制御信号を電気的な制御信号に変換する。下り分岐135は、R型/GR型受信機11で起因した制御信号を中継制御部137と第2光送信ポート134にそれぞれ伝達する。第2光送信ポート134は伝達された制御信号を光信号に変換してから光ケーブルに出力する。
【0092】
下り分岐135は様々な構成で具現されることができる。図2を参照すると、一実施例では、下り分岐135は単にタップであってよい。この場合、制御信号は第2光送信ポート134と中継制御部13の両方に直接伝達される。
【0093】
図3を参照すると、他の実施例において、下り分岐135は第2光受信ポート136と中継制御部137を電気的に連結し、中継制御部137と第2光送信ポート134を電気的に連結するように結線されることができる。この場合、他の光中継器13から伝達された制御信号は、下り分岐135の結線を通じて中継制御部137に伝達される。中継処理部137が受信した制御信号を適切に処理して出力すると、処理された制御信号は下り分岐135の結線を通じて第2光送信ポート134に伝達される。このとき、中継処理部137は受信した制御信号をそのまま再び出力してもよく、通信量を減らせるように該当光中継器13に関する部分を除去し、制御信号を再び生成して出力してもよい。
【0094】
図4を参照すると、下り分岐135は検出回路で具現され、例えば、印加される制御信号のうち該当光中継器13に相応する制御信号がある時のみ、制御信号を中継制御部137に伝達し、そうでない場合には、制御信号を第2光送信ポート136に伝達することができる。
【0095】
図5は、図1の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる光入出力ポートを示すブロック図である。
【0096】
図5を参照すると、光入出力ポート115は光送信ポート1151と、光受信ポート1152とを含む。光送信ポート1151は、R型/GR型受信機11の電気的な制御信号を光信号に変換して出力する。光受信ポート1152は、光信号形態の警報信号の入力を受け、電気信号に変換してR型/GR型受信機11に提供する。
【0097】
図6は、本発明の他の実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【0098】
図6を参照すると、光中継R型受信機システム40は、R型/GR型受信機11と、単一ポート光変換器41と、光ケーブル12a、12bと、2ウェイポート光変換器43a、43b...43nと、中継器44a、44b...44nと、感知器または発信機14とを含んでよい。光変換器43a、43b...43nは、デイジー・チェーン形式で連結されている。
【0099】
R型/GR型受信機11は制御部111と、動作点検部112と、表示部113と、ネットワークインターフェース114と、入出力ポート116とを含み、図1のR型/GR型受信機11と実質的に類似するため、これに関する説明は省略する。但し、入出力ポート116は、図1において光信号で入出力する光入出力ポート115に相応する要素であり、図6ではRS485/422規格で電気信号を入力及び出力することができる。
【0100】
単一ポート光変換器41は、R型/GR型受信機11の入出力ポート116と光ケーブル12a、12bとの間に連結され、光ケーブル12aを通じて受信した光信号形態の警報信号を電気信号に変換してR型/GR型受信機11の入出力ポート116に提供し、R型/GR型受信機11の入出力ポート116から出力された制御信号を光信号に変換して光ケーブル12bを通じて出力する。
【0101】
2ウェイポート光変換器43は、光ケーブル12a、12bを通じて二つの中継器44間の信号送信または中継器44と受信機11間の信号送信を行うことができ、また、中継器44とはRS485/422通信で連結され、警報信号の送信を行うことができる。
【0102】
中継器44は、RS485/422通信規格を利用する従来の中継器であってよく、感知器または発信機14も従来の感知器または発信機であってよい。
【0103】
図7、図8は、図6の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイポート光中継器を示すブロック図である。
【0104】
図7、図8を参照すると、2ウェイ光変換器43は、第1光受信ポート431と、上り分岐432と、第1光送信ポート433と、第2光受信ポート436と、下り分岐435と、第2光送信ポート434と、入出力ポート438とを含んでよい。図7、図8において、上り分岐432と下り分岐435の構造が異なり、2ウェイ光変換器43の残りの構成要素は実質的に同一であるとみることができる。
【0105】
第1光受信ポート431、上り分岐432、第1光送信ポート433は上り信号経路を構成し、他の2ウェイ光変換器43から伝達された警報信号及び該当2ウェイ光変換器43に連結されている中継器を通じて感知器または発信機14から入力される警報信号を他の2ウェイ光変換器43に伝達する。第2光受信ポート436、下り分岐435、第2光送信ポート434は下り信号経路を構成し、R型受信機11で起因した制御信号を他の2ウェイ変換器43と入出力ポート438に伝達する。
【0106】
入出力ポート438は、中継器44を通じて感知器または発信機14から入力されたRS485/422規格の警報信号またはDC24Vの直流信号を光信号に変換するのに適したシングルエンド信号に変換して上り分岐432に伝達する。また、入出力ポート438は、下り分岐435から伝達されたシングルエンド制御信号をRS485/422規格の制御信号またはDC24Vの直流信号に変換して出力する。
【0107】
具体的に説明すると、第1光受信ポート431は、他の光中継器から光ケーブルを通じて伝達された警報信号を受信し、受信した光警報信号を電気的な警報信号に変換する。上り分岐432は、感知器または発信機14で発生し入出力ポート438を通じて伝達される警報信号と、第1光受信ポート431で変換された警報信号とを結合した後、結合された電気信号を第1光送信ポート433に伝達する。第1光送信ポート433は、伝達された電気信号を光信号に変換してから光ケーブルに出力する。
【0108】
上り分岐432は様々な構成で具現されることができる。図7を参照すると、一実施例では、上り分岐432は単にタップ(tap)であってよい。この場合、上り分岐432の構造は簡単であるが、感知器または発信機14で発生し中継器44から伝達された警報信号と、他の光変換器43から伝達される警報信号が同時に印加されると、衝突が発生することがある。
【0109】
図8を参照すると、上り分岐432は調整回路で具現され、例えば、二つの警報信号が同時に印加される場合、何れかの信号を優先的に出力し、他の信号を所定の時間遅延させた後に出力させることで衝突を防止したり、または、パケットエンコーダーで具現され、例えば、一つのペイロードに二つの警報信号を積載したパケットにエンコードしてから出力することができる。
【0110】
一方、第2光受信ポート436は、R型/GR型受信機11で起因して他の2ウェイ光変換器43及び光ケーブル12bを通じて伝達された制御信号を受信し、受信した光制御信号を電気的な制御信号に変換する。下り分岐435は、R型/GR型受信機11で起因した制御信号を入出力ポート438と第2光送信ポート434にそれぞれ伝達する。第2光送信ポート434は、伝達された制御信号を光信号に変換してから光ケーブルに出力する。
【0111】
下り分岐435は様々な構成で具現されることができる。図7を参照すると、一実施例では、下り分岐435は単にタップであってよい。この場合、制御信号は第2光送信ポート434と入出力ポート438の両方に直接伝達される。
【0112】
図8を参照すると、他の実施例において、下り分岐435は検出回路で具現され、例えば、印加される制御信号のうち該当2ウェイ光変換器43に相応する制御信号がある時のみ、制御信号を入出力ポート438に伝達し、そうでない場合には、制御信号を第2光送信ポート434に伝達することができる。
【0113】
図9は、図6の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる単一ポート光変換器を示すブロック図である。
【0114】
図9を参照すると、単一ポート光変換器41は光送信ポート411と、光受信ポート412と、入出力ポート413とを含む。入出力ポート413は、R型/GR型受信機11から提供されたRS485/422規格の差動制御信号をシングルエンド制御信号に変換する。光送信ポート411はシングルエンド制御信号を光信号に変換して出力する。光受信ポート412は光信号形態の警報信号をシングルエンド警報信号に変換して入出力ポート413に提供する。入出力ポート413はシングルエンド警報信号をRS485/422規格の差動警報信号に変換してR型/GR型受信機11に提供する。
【0115】
図10は、本発明の一実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【0116】
図10を参照すると、光中継R型/GR型受信機システム100は、R型/GR型受信機11と、光ケーブル12a、12bと、3ウェイ光中継器103a、103b...103nと、2ウェイ光中継器13a...13mと、感知器または発信機14と、防災設備15とを含んでよい。3ウェイ光中継器103a、103b...103nは互いにデイジー・チェーン方式で連結されており、2ウェイ光中継器13a...13mも互いにデイジー・チェーン方式で連結されている。
【0117】
図10のR型/GR型受信機11は、図1の受信機11と実質的に同一であるため、その説明を省略する。また、図10の2ウェイ光中継器13も図1の光中継器13と実質的に同一であるため、その説明を省略する。
【0118】
R型/GR型受信機11で起因した制御信号をそれぞれの3ウェイ中継器103と2ウェイ中継器13を経て防災設備15まで伝播する経路は下り信号経路であり、感知器または発信機14で起因した警報信号を2ウェイ中継器13と3ウェイ中継器103を経てR型/GR型受信機11に伝播する経路は上り信号経路であると言える。
【0119】
3ウェイ光中継器103a、103b...103nは互いに光ケーブル12a、12bを通じて光学的に連結され、それぞれ2ウェイ光中継器13aに光ケーブル12a、12bを通じて光学的に連結されている。
【0120】
3ウェイ光中継器103a、103b...103nはデイジー・チェーン方式で連結されており、上り信号経路では、次番の3ウェイ光中継器103から光学的に伝達された警報信号または2ウェイ光中継器13aから光学的に伝達された警報信号を、実施例によって、選択的に、または受信した警報信号を結合して前番の3ウェイ光中継器103に伝達する。また、それぞれの3ウェイ光中継器103a、103b...103nは、下り信号経路では、R型/GR型受信機11から光学的に伝達された制御信号または前番の3ウェイ光中継器103を通じて光学的に伝達された制御信号を、その制御信号が目的とする消防、除煙、その他防災設備15が連結されている2ウェイ光中継器13a...13mに光学的に伝達したり、次番の3ウェイ光中継器103に光学的に伝達する。
【0121】
本発明の3ウェイ光中継器103a、103b...103nは、それぞれ他の3ウェイ光中継器103と光学的に連結され、2ウェイ光中継器13aと光学的に連結されてもよい。3ウェイ光中継器103は、受信した光信号を内部で先ず電気信号に変換して処理し、処理された電気信号を再び光信号に変換して出力する。
【0122】
2ウェイ光中継器13は複数のデイジー・チェーン連結された2ウェイ光中継器13a...13mを含む。2ウェイ光中継器13a...13mは互いに光ケーブル12a、12bを通じて光学的に連結され、それぞれ一つ以上の感知器または発信機14に電気的に連結されている。感知器または発信機14は、例えば、建物内の一つの業務区画、一階などにグループ化され、それぞれの2ウェイ光中継器13に単純な直流信号線またはRS485/422ワイヤで連結されてよい。2ウェイ光中継器13a...13mは、例えば、消火栓、スプリンクラー、ハロゲン消火器などの消防設備、ダンパー、防火戸、防火シャッター、排煙窓のような除煙設備、その他に避難誘導灯のような防災設備15に電気的に連結されてよい。
【0123】
2ウェイ光中継器13a...13mは、上り信号経路では、次番の2ウェイ光中継器13から光学的に伝達された警報信号、または感知器または発信機14で発生した電気的な警報信号を、実施例によって、選択的に、または受信した警報信号を結合して前番の2ウェイ光中継器13a...13mに光学的に伝達したり、それ自体と連結されている3ウェイ光中継器103に光学的に伝達する。また、2ウェイ光中継器13a...13mは、下り信号経路でそれ自体と連結されている3ウェイ光中継器103から光学的に伝達された制御信号、または前番の2ウェイ光中継器13a...13mを通じて光学的に伝達された制御信号を、その制御信号が目的とする消防、除煙、その他防災設備15に電気的に伝達したり、次番の2ウェイ光中継器13に光学的に伝達する。
【0124】
本発明の2ウェイ光中継器13a...13mは、他の2ウェイ光中継器13a...13mとは光学的に連結され、感知器または発信機14や防災設備15とは電気的に連結されてよい。即ち、2ウェイ光中継器13a...13mは、受信した光信号を先ず電気信号に変換して処理し、このように処理された電気信号を光信号に変換して出力する。
【0125】
図1と同様に、感知器または発信機14は、通常の火災、煙、熱、ガス感知器、または人が直接ボタンを押して警報を発生させるボタン型発信機であってよい。感知器または発信機14は、電気的な警報信号を発生させて2ウェイ光中継器13a...13mに送信することができる。商業的に簡単に購入できる感知器または発信機14は、通常、RS485/422で規定された差動信号の形態で警報信号を発生させることができる。この場合、2ウェイ光中継器13a...13mもRS485/422入出力ポートを備え、これを通じて警報信号を受信することができる。また、他の形態の商業的に簡単に購入できる感知器または発信機14は、DC24Vのシングルエンド直流信号の形態で警報信号を発生させることができる。この場合、2ウェイ光中継器13a...13mも直流入出力ポートを備え、これを通じて警報信号を受信することができる。
【0126】
実施例によっては、感知器または発信機14も警報信号を光信号で出力し、2ウェイ光中継器13a...13mと光ケーブルを通じて連結されることができる。
【0127】
図11、図12、図13は、図10の光中継R型/GR型受信機システム100に用いることができる3ウェイ光中継器を示すブロック図である。
【0128】
図11、図12、図13を参照すると、3ウェイ光中継器103は第1光受信ポート1031と、上り分岐1032と、第1光送信ポート1033と、第2光受信ポート1034と、下り分岐1035と、第2光送信ポート1036と、中継制御部1037と、第3光受信ポート1038と、第3光送信ポート1039とを含んでよい。図11、図12、図13において、上り分岐1032と下り分岐1035の構造が異なり、3ウェイ光中継器103の残りの構成要素は実質的に同一であるとみることができる。
【0129】
第1光受信ポート1031、上り分岐1032、第1光送信ポート1033は上り信号経路を構成し、他の3ウェイ光中継器から伝達された警報信号及び該当3ウェイ光中継器103に連結されている2ウェイ光中継器13aから中継制御部1037を経て入力される警報信号を、R型/GR型受信機11の方に伝達する。第2光受信ポート1034、下り分岐1035、第2光送信ポート1036は下り信号経路を構成し、R型/GR型受信機11で起因した制御信号を他の3ウェイ光中継器103と中継制御部1037に伝達する。
【0130】
第3光受信ポート1038は、2ウェイ光中継器13aから伝達された光警報信号を電気信号に変換して中継制御部1037に伝達する。中継制御部1037は2ウェイ光中継器13aから第3光受信ポート1038を通じて伝達された警報信号が適切な信号であるかを判断し、これを上り分岐1032に伝達する。また、中継制御部1037は、下り分岐1035から伝達された制御信号がその3ウェイ光中継器103により中継される2ウェイ光中継器13a〜13mに連結されている防災設備に関するものであるかを判断し、該当制御信号が該当2ウェイ光中継器13a〜13mに連結されている防災設備に関するものであれば、制御信号を第3光送信ポート1039に出力する。第3光送信ポート1039は制御信号を光信号に変換して2ウェイ光中継器13aに出力する。
【0131】
具体的に説明すると、第1光受信ポート1031は、他の3ウェイ光中継器から光ケーブルを通じて伝達された警報信号を受信し、受信した光警報信号を電気的な警報信号に変換する。上り分岐1032は、2ウェイ光中継器13aから中継制御部1037を通じて伝達される警報信号と第1光受信ポート1031で電気的に変換された警報信号に基づいて合成された電気信号を第1光送信ポート1033に伝達する。第1光送信ポート1033は、伝達された電気信号を光信号に変換してから光ケーブルに出力する。
【0132】
上り分岐1032は様々な構成で具現されることができる。図11を参照すると、一実施例では、上り分岐1032は第1光受信ポート1031と中継制御部1037からの二つの導線を電気的に連結したタップ(tap)であってよい。この場合、上り分岐1032の構造は簡単であるが、2ウェイ光中継器13aから伝達された警報信号と他の3ウェイ光中継器103から伝達される警報信号が同時に印加されると、衝突が発生することがある。
【0133】
図12を参照すると、他の実施例において、上り分岐1032は第1光受信ポート1031と中継制御部1037を電気的に連結し、中継制御部1037と第1光送信ポート1033を電気的に連結するように結線されることができる。この場合、他の3ウェイ光中継器103から伝達された警報信号は、上り分岐1032の結線を通じて中継制御部1037に伝達される。中継処理部1037が他の3ウェイ光中継器103から伝達された警報信号と、2ウェイ光中継器13aから伝達された警報信号とを結合処理した後、処理された警報信号は上り分岐1032の結線を通じて第1光送信ポート1033に伝達される。
【0134】
図13を参照すると、上り分岐1032は中継制御部1037の制御により調整回路で具現され、例えば、二つの警報信号が同時に印加される場合、何れかの信号を優先的に出力し、他の信号を所定の時間遅延させた後に出力させることで衝突を防止したり、またはパケットエンコーダーで具現され、例えば、一つのペイロードに二つの警報信号を積載したパケットにエンコードしてから出力することができる。下り分岐1035は2ウェイ光中継器13a〜13mに連結されている消防設備に伝送する制御信号を抽出する検出回路で具現されることができる。
【0135】
一方、第2光受信ポート1034は、R型/GR型受信機11で起因して光ケーブルを通じて伝達された制御信号を受信し、受信した光制御信号を電気的な制御信号に変換する。下り分岐1035は、R型/GR型受信機11で起因した制御信号を中継制御部1037と第2光送信ポート1036にそれぞれ伝達する。第2光送信ポート1036は、伝達された制御信号を光信号に変換してから光ケーブルに出力する。
【0136】
下り分岐1035は様々な構成で具現されることができる。図11を参照すると、一実施例では、下り分岐1035は単にタップであってよい。この場合、制御信号は第2光送信ポート1036と中継制御部1037の両方に直接伝達される。
【0137】
また、図12を参照すると、他の実施例において、下り分岐1035は第2光受信ポート1034と中継制御部1037を電気的に連結し、中継制御部1037と第2光送信ポート1036を電気的に連結するように結線されることができる。この場合、他の3ウェイ光中継器103から伝達された制御信号は、下り分岐1035の結線を通じて中継制御部1037に伝達される。中継処理部1037が受信した制御信号を適切に処理して出力すると、処理された制御信号は下り分岐1032の結線を通じて第2光送信ポート1036に伝達される。このとき、中継処理部1037は受信した制御信号をそのまま再び出力してもよく、通信量を減らせるように該当3ウェイ光中継器103に関する部分を除去し、制御信号を再び生成して出力してもよい。
【0138】
図13を参照すると、下り分岐1035は中継制御部1037の制御により動作する検出回路で具現され、例えば、印加される制御信号のうち該当3ウェイ光中継器103に相応する制御信号がある時のみ、制御信号を中継制御部1037に伝達し、そうでない場合には、制御信号を第2光送信ポート1036に伝達することができる。
【0139】
図14は、図10の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる光入出力ポートを示すブロック図である。
【0140】
図14を参照すると、光入出力ポート1015は光送信ポート10151と、光受信ポート10152とを含む。光送信ポート10151は、R型/GR型受信機11の電気的な制御信号を光信号に変換して出力する。光受信ポート10152は、光信号形態の警報信号の入力を受け、電気信号に変換してR型/GR型受信機11に提供する。
【0141】
図15は、本発明の他の実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【0142】
図15を参照すると、光中継R型受信機システム150は、R型/GR型受信機11と、単一ポート光変換器151と、光ケーブル12a、12bと、3ウェイ光中継器103a、103b...103nと、2ウェイ光中継器13a...13mと、感知器または発信機14とを含んでよい。3ウェイ光中継器103a、103b...103nは互いにデイジー・チェーン方式で連結されており、2ウェイ光中継器13a...13mも互いにデイジー・チェーン方式で連結されている。
【0143】
図15のR型/GR型受信機11は制御部111と、動作点検部112と、表示部113と、ネットワークインターフェース114と、入出力ポート116とを含み、図10のR型/GR型受信機11と実質的に類似するため、それに関する説明は省略する。但し、入出力ポート116は、図10では光信号で入出力したが、図15では図6と同様に、RS485/422規格、イーサネット(登録商標)規格などの有線通信規格で電気信号を入力及び出力することができる。
【0144】
単一ポート光変換器151は、R型/GR型受信機11の入出力ポート116と光ケーブル12a、12bとの間に連結され、光ケーブル12aを通じて受信された光信号形態の警報信号を電気信号に変換してR型/GR型受信機11の入出力ポート116に提供し、R型/GR型受信機11の入出力ポート116から出力された制御信号を光信号に変換して光ケーブル12bを通じて出力する。
【0145】
3ウェイ光中継器103a、103b...103n及び2ウェイ光中継器13a...13mは、図10と同様または実質的に類似するため、その説明を省略する。
【0146】
図16は、図16の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる単一ポート光変換器を示すブロック図である。
【0147】
図16を参照すると、単一ポート光変換器151は光送信ポート1511と、光受信ポート1512と、入出力ポート1513とを含む。入出力ポート1513は、R型/GR型受信機11から提供されたRS485/422規格の差動制御信号をシングルエンド制御信号に変換する。光送信ポート1511はシングルエンド制御信号を光信号に変換して出力する。光受信ポート1512は光信号形態の警報信号をシングルエンド警報信号に変換して入出力ポート1513に提供する。入出力ポート1513は、シングルエンド警報信号をRS485/422規格の差動警報信号に変換してR型/GR型受信機11に提供する。
【0148】
図17は、本発明の一実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【0149】
図17を参照すると、光中継R型/GR型受信機システム170は、R型/GR型受信機171と、光ケーブル172と、光中継器173a、173b...173nと、感知器または発信機14と、防災設備15とを含んでよい。光中継器173a、173b...173nは、デイジー・チェーン形式で連結されている。
【0150】
具体的には、図17のR型/GR型受信機171は、図1、図10の受信機11と実質的に類似する。但し、図1及び図10の受信機11の光入出力ポート115とは異なって、光入出力ポート1715が単一光ケーブル12を通じて上り信号及び下り信号を入出力する。R型/GR型受信機171の光入出力ポート1715は、感知器または発信機14で発生した警報信号を光ケーブル12を通じて上り光信号の形態で受信し、電気信号に変換して制御部1711に伝達する。また、管制センターから各防災設備に伝達するように提供された制御信号の伝達を制御部1711から受け、下り光信号に変換してから光ケーブル12を通じて送信することができる。
【0151】
R型/GR型受信機171で起因した制御信号を各光中継器173を経て防災設備15まで伝播する経路は下り信号経路であり、感知器または発信機14で起因した警報信号を光中継器173を経てR型/GR型受信機171に伝播する経路は上り信号経路であると言える。
【0152】
光ケーブル12は、R型/GR型受信機171に向かう警報信号を含む上り光信号と、R型/GR型受信機171から出力された制御信号を含む下り光信号とを伝達する媒体である。上り光信号と下り光信号は、異なる周波数を有する光信号であるか、異なるチャンネルコーディング方式でエンコードされた光信号であってよい。
【0153】
光中継器173a、173b...173nは互いに光ケーブル12を通じて光学的に連結され、それぞれ一つ以上の感知器または発信機14に電気的に連結されている。感知器または発信機14は、例えば、建物内の一つの業務区画、一階などにグループ化され、一つの光中継器173に単純な直流信号線またはRS485/422ワイヤで連結されることができる。光中継器173a、173b...173nは、例えば、消火栓、スプリンクラー、ハロゲン消火器などの消防設備と、ダンパー、防火戸、防火シャッター、排煙窓のような除煙設備、その他に避難誘導灯のような防災設備15に電気的に連結されてよい。
【0154】
光中継器173a、173b...173nはデイジー・チェーン方式で連結されており、次番の光中継器173から伝達された警報信号、または感知器または発信機14で発生した警報信号を、実施例によって、選択的に、または受信された警報信号を結合して前番の光中継器173に伝達する。また、光中継器173a、173b...173nは、R型/GR型受信機171から伝達された制御信号または前番の光中継器173を通じて伝達された制御信号を、その制御信号が目的とする消防、除煙、その他防災設備15に伝達したり、次番の光中継器173に伝達する。
【0155】
本発明の光中継器173a、173b...173nは他の光中継器173とは光学的に連結され、感知器または発信機14や防災設備とは電気的に連結されてよい。即ち、光中継器173は、受信した光信号を先ず電気信号に変換して処理し、処理された電気信号を光信号に変換して出力する。
【0156】
感知器または発信機14は、通常の火災、煙、熱、ガス感知器、または人が直接ボタンを押して警報を発生させるボタン型発信機であってよい。感知器または発信機14は、電気的な警報信号を発生させて光中継器173に送信することができる。商業的に簡単に購入できる感知器または発信機14は、通常、RS485/422で規定された差動信号の形態で警報信号を発生させることができる。この場合、光中継器173もRS485/422入出力ポートを備え、これを通じて警報信号を受信することができる。また、他の形態の商業的に簡単に購入できる感知器または発信機14は、DC24Vのシングルエンド直流信号の形態で警報信号を発生させることができる。この場合、光中継器173も直流入出力ポートを備え、これを通じて警報信号を受信することができる。
【0157】
実施例によっては、感知器または発信機14も警報信号を光信号で出力し、光中継器173と光ケーブルを通じて連結されることができる。
【0158】
図18、図19、図20は、図17の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイ光中継器を示すブロック図である。
【0159】
図18、図19、図20を参照すると、光中継器173は第1光送受信モジュール1731と、第2光送受信モジュール1732と、上り分岐1733と、下り分岐1734と、中継制御部1735と、入出力ポート1736とを含んでよい。図18、図19、図20において、それぞれ上り分岐1733と下り分岐1734の構造は異なり、光中継器173の残りの構成要素は実質的に同一であるとみることができる。
【0160】
第1及び第2光送受信モジュール1731、2032は、一つの光ケーブル12を通じて両方向に光信号を送受信することができる。両方向光送受信モジュールで送信される光信号と受信される光信号の周波数は互いに異なってよい。図21〜図23に例示された光送受信モジュールは、Y字形分岐の導波管と誘電体反射板を利用して送信される光信号と受信される光信号を分離する。送信の場合、レーザーダイオードなどからなる光送信ユニットで発生した光信号が導波管を通じて光ケーブルまで導かれる。受信の場合、光ケーブルから入射された光信号が導波管を通じて伝播し、誘電体反射板で反射されて光受信ユニットまで導かれる。
【0161】
第1光送受信モジュール1731の光受信ユニット、上り分岐1732、第2光送受信モジュール1732の光送信ユニットは上り信号経路を構成し、他の光中継器から伝達された警報信号及び該当光中継器173に連結されている感知器または発信機14から入力される警報信号を、R型/GR型受信機11の方に伝達する。一方、第2光送受信モジュール1732の光受信ユニット、下り分岐1734、第1光送受信モジュール1731の光送信ユニットは下り信号経路を構成し、R型/GR型受信機11で起因した制御信号を他の光中継器173と中継制御部1735に伝達する。
【0162】
中継制御部1735は、感知器または発信機14から伝達された警報信号が適切な信号であるかを判断し、上り分岐1733に伝達する。また、中継制御部1735は下り分岐1734から伝達された制御信号が該当光中継器173に連結されている防災設備に関するものであるかを判断し、該当制御信号が該当光中継器173に連結されている防災設備に関するものであれば、その防災設備に伝達する。
【0163】
中継制御部1735と感知器または発信機14は、入出力ポート1736を通じてRS485/422規格またはDC24V信号線で連結されてよい。実施例によっては、入出力ポート1736は光入出力ポートであってよく、この場合、感知器または発信機14と光ケーブルで連結されることができる。
【0164】
具体的に説明すると、第1光送受信モジュール1731の光受信ユニットは、他の光中継器から光ケーブルを通じて伝達された上り光信号を受信し、受信した上り光信号を電気的な上り電気信号に変換する。上り分岐1733は、感知器または発信機14で発生して中継制御部1735を通じて伝達される警報信号と、第1光送受信モジュール1731の光受信ユニットで変換された上り電気信号とを結合した後、上り結合電気信号を第2光送受信モジュール1732の光送信ユニットに伝達する。第2光送受信モジュール1732は、伝達された上り結合電気信号を上り結合光信号に変換してから光ケーブルに出力する。
【0165】
上り分岐1733は様々な構成で具現されることができる。図18を参照すると、一実施例では、上り分岐1733は単に二つの導線を連結したタップ(tap)であってよい。この場合、上り分岐1733の構造は簡単であるが、感知器または発信機14で発生した警報信号と他の中継器173から伝達される警報信号が同時に印加されると、衝突が発生することがある。
【0166】
図19を参照すると、他の実施例において、上り分岐1733は第1光送受信モジュール1731の光受信ユニットと中継制御部1735を電気的に連結し、中継制御部1735と第2光送受信モジュール1732の光送信ユニットを電気的に連結するように結線されることができる。この場合、他の光中継器173から伝達された上り信号は、上り分岐1733の結線を通じて中継制御部1735に伝達され、中継処理部1735が上り電気信号と警報信号を結合処理した後、処理された結合電気信号は上り分岐1733の結線を通じて第2光送受信モジュール1732の光送信ユニットに伝達される。
【0167】
図20を参照すると、上り分岐1733は調整回路で具現され、例えば、他の中継器173と感知器または発信機14から警報信号が同時に印加される場合、何れかの信号を優先的に出力し、他の信号を所定の時間遅延させた後に出力させることで衝突を防止したり、または、パケットエンコーダーで具現され、例えば、一つのペイロードに二つの警報信号を積載したパケットにエンコードしてから出力することができる。下り分岐1734は、該当光中継器173に連結されている防災設備に伝送する制御信号を抽出する検出回路で具現されることができる。
【0168】
一方、第2光送受信モジュール1732の光受信ユニットは、R型/GR型受信機171で起因した制御信号が光ケーブルを通じて伝達される下り光信号を受信し、受信した下り光信号を電気的な下り電気信号に変換する。下り電気信号は、R型/GR型受信機171で起因した制御信号と実質的に同一信号である。下り分岐1734は、上記下り電気信号を中継制御部1735と第1光送受信モジュール1731の光送信ユニットにそれぞれ伝達する。第1光送受信モジュール1731の光送信ユニットは、伝達された下り電気信号を下り光信号に変換してから光ケーブル12に出力する。
【0169】
下り分岐1734は様々な構成で具現されることができる。図18を参照すると、一実施例では、下り分岐1734は単にタップであってよい。この場合、下り電気信号である制御信号は、第1光送受信モジュール1731の光送信ユニットと中継制御部1735に伝達される。
【0170】
図19を参照すると、他の実施例において、下り分岐1734は、第2光送受信モジュール1732の光受信ユニットと中継制御部1735を電気的に連結し、中継制御部1735と第1光送受信モジュール1731の光送信ユニットを電気的に連結するように結線されることができる。この場合、他の光中継器173から伝達された下り電気信号内の制御信号は、下り分岐1734の結線を通じて中継制御部1735に伝達される。中継処理部1735が受信した制御信号を適切に処理して出力すると、処理された制御信号は下り分岐1734の結線を通じて第1光送受信モジュール1731の光送信ユニットに伝達される。このとき、中継処理部1735は、受信された制御信号をそのまま再び出力してもよく、該当光中継器173に関する部分を除去した制御信号を再び生成して出力してもよい。
【0171】
図20を参照すると、下り分岐1734は検出回路で具現され、例えば、印加される制御信号のうち該当光中継器173に相応する制御信号がある時のみ、制御信号を中継制御部1735に伝達し、そうでない場合には、制御信号を第2光送受信モジュール1731の光送信ユニットに伝達することができる。
【0172】
図21は、図17の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる光入出力ポートを示すブロック図である。
【0173】
図21を参照すると、光入出力ポート1715は光送受信モジュール17151を含む。光送受信モジュール17151の光送信ユニットは、R型/GR型受信機171の電気的な制御信号を下り光信号に変換して出力する。光送受信モジュール17151の光受信ユニットは、警報信号を含む上り光信号の入力を受け、電気信号に変換してR型/GR型受信機171に提供する。
【0174】
図22は、本発明の他の実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【0175】
図22を参照すると、光中継R型受信機システム220はR型/GR型受信機11と、単一ポート光変換器221と、光ケーブル12と、2ウェイポート光変換器223a、223b...223nと、中継器64a、64b...64nと、感知器または発信機14とを含んでよい。光変換器223a、223b...223nはデイジー・チェーン形式で連結されている。
【0176】
中継器64a、64b...64nは、通常の電気信号を利用して中継することができるが、実施例によっては光信号を利用して中継することもできる。
【0177】
R型/GR型受信機11は制御部111と、動作点検部112と、表示部113と、ネットワークインターフェース114と、入出力ポート116とを含み、図17のR型/GR型受信機11と実質的に類似するため、それに関する説明は省略する。但し、入出力ポート116は、図17において光信号で入出力する光入出力ポート115に相応する要素ではあるが、図22では図6及び図15と同様に、RS485/422規格で電気信号を入力及び出力することができる。
【0178】
単一ポート光変換器221は、R型/GR型受信機11の入出力ポート116と光ケーブル12との間に連結され、光ケーブル12を通じて受信された上り光信号形態の警報信号を電気信号に変換してR型/GR型受信機11の入出力ポート116に提供し、R型/GR型受信機11の入出力ポート116から出力された制御信号を下り光信号に変換して光ケーブル12を通じて出力する。図17の光入出力ポート115は、図22の入出力ポート116と単一ポート光変換器221を合わせたものと実質的に同一であると言える。
【0179】
2ウェイポート光変換器223は、光ケーブル12を通じて光変換器223間の信号送信、または中継器64と受信機11間の信号送信を行うことができる。また、中継器64とはRS485/422通信で連結され、警報信号の送信を行うことができる。
【0180】
中継器64は、RS485/422通信規格を利用する従来の中継器であってよく、感知器または発信機14も従来の感知器または発信機であってよく。
【0181】
図23、図24は、図22の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる2ウェイポート光中継器を示すブロック図である。
【0182】
図23、図24を参照すると、2ウェイ光変換器223は第1光送受信モジュール2231と、第2光送受信モジュール2232と、上り分岐2233と、下り分岐2234と、入出力ポート2235とを含んでよい。図23、図24において、上り分岐2233と下り分岐2234の内部構造を除き、2ウェイ光変換器223の残りの構成要素は実質的に同一であるとみることができる。
【0183】
第1光送受信モジュール2231の光受信ユニット、上り分岐2233、第2光送受信モジュール2232の光送信ユニットは上り信号経路を構成する。第2光送受信モジュール2232の光受信ユニット、下り分岐2234、第1光送受信モジュール2231の光送信ユニットは下り信号経路を構成する。
【0184】
入出力ポート2235は、中継器64を通じて感知器または発信機14から入力されたRS485/422規格の警報信号またはDC24Vの直流信号を光信号に変換するのに適したシングルエンド信号に変換して上り分岐2233に伝達する。また、入出力ポート2235は、下り分岐2234から伝達されたシングルエンド制御信号をRS485/422規格の制御信号またはDC24Vの直流信号に変換して出力する。
【0185】
具体的に説明すると、第1光送受信モジュール2231の光受信ユニットは、他の光中継器から光ケーブル12を通じて伝達された上り光信号を受信し、受信した上り光信号を電気的な上り電気信号に変換する。上り分岐2233は、感知器または発信機14で発生して入出力ポート2235を通じて伝達される警報信号と、第1光送受信モジュール2231の光受信ユニットで変換された上り電気信号とを結合した後、結合された上り結合電気信号を第2光送受信モジュール2232の光送信ユニットに伝達する。第2光送受信モジュール2232の光送信ユニットは、伝達された上り結合電気信号を上り光信号に変換してから光ケーブル12に出力する。
【0186】
上り分岐2233は様々な構成で具現されることができる。図23を参照すると、一実施例では、上り分岐2233は単にタップ(tap)であってよい。この場合、上り分岐2233の構造は簡単であるが、感知器または発信機14で発生して中継器64を通じて伝達された警報信号と他の光変換器223から伝達された警報信号が同時に印加されると、衝突が発生することがある。
【0187】
図24を参照すると、上り分岐2233は調整回路で具現され、例えば、二つの警報信号が同時に印加される場合、何れかの信号を優先的に出力し、他の信号を所定の時間遅延させた後に出力させることで衝突を防止したり、またはパケットエンコーダーで具現され、例えば、一つのペイロードに二つの警報信号を積載したパケットにエンコードしてから出力することができる。
【0188】
一方、第2光送受信モジュール2232の光受信モジュールは、R型/GR型受信機11で起因して他の2ウェイ光変換器223及び光ケーブル12を通じて伝達された制御信号を含む下り光信号を受信し、受信した下り光信号を電気的な下り電気信号に変換する。下り分岐2234は、R型/GR型受信機11で起因した制御信号を入出力ポート2235と第1光送受信モジュール2231の光送信ユニットにそれぞれ伝達する。第1光送受信モジュール2231の光送信ユニットは、伝達された下り電気信号を下り光信号に変換してから光ケーブル12に出力する。
【0189】
下り分岐2234は様々な構成で具現されることができる。また、図23を参照すると、一実施例では、下り分岐2234は単にタップであってよい。この場合、制御信号は、第1光送受信モジュール2231の光送信ユニットと入出力ポート2235に伝達される。
【0190】
また、図24を参照すると、他の実施例において、下り分岐2234は検出回路で具現され、例えば、印加される制御信号のうち該当2ウェイ光変換器223に相応する制御信号がある時のみ、制御信号を入出力ポート2235に伝達し、そうでない場合には、制御信号を第1光送受信モジュール2231の光送信ユニットのみに伝達することができる。
【0191】
図25は、図22の光中継R型/GR型受信機システムに用いることができる単一ポート光変換器を示すブロック図である。
【0192】
図25を参照すると、単一ポート光変換器221は光送受信モジュール2211と、入出力ポート2212とを含む。入出力ポート2212は、R型/GR型受信機11から提供されたRS485/422規格の差動制御信号をシングルエンド制御信号に変換する。光送受信モジュール2211は、シングルエンド制御信号を下り光信号に変換し、上り光信号の警報信号を電気的なシングルエンド警報信号に変換して入出力ポート2212に提供する。入出力ポート2212は、シングルエンド警報信号をRS485/422規格の差動警報信号に変換してR型/GR型受信機11に提供する。
【0193】
図26は、本発明の一実施例による光中継R型/GR型受信機システムを概略的に示すブロック図である。
【0194】
図26を参照すると、光中継R型/GR型受信機システム260は、R型/GR型受信機171と、光ケーブル12と、2ウェイ光中継器263a、263b...263nと、2ウェイ光中継器173a...173mと、感知器または発信機14と、防災設備15とを含んでよい。3ウェイ光中継器263a、263b...263nは互いにデイジー・チェーン方式で連結されており、2ウェイ光中継器173a...173mも互いにデイジー・チェーン方式で連結されている。
【0195】
具体的には、R型/GR型受信機171は、図17の受信機171と同一であるため、その説明を省略する。
【0196】
R型/GR型受信機171で起因した制御信号をそれぞれの3ウェイ光中継器263及び2ウェイ光中継器173を経て防災設備15まで伝播する経路は下り信号経路であり、感知器または発信機14で起因した警報信号を2ウェイ光中継器173及び3ウェイ光中継器263を経てR型/GR型受信機171に伝播する経路は上り信号経路であると言える。
【0197】
実施例によっては、R型/GR型受信機171は従来のように、RS485またはRS422入出力ポートを有することもできるが、この場合、光入出力ポート1715が別途の装置で、例えば、単一ポート光変換器で構成され、R型/GR型受信機171の外部でRS485/422入出力ポートに連結されるように装着されることができ、光信号をRS485/422信号に変換してR型/GR型受信機171に伝達したり、R型/GR型受信機171から出力されたRS485/422差動信号を光信号に変換して伝達することができる。
【0198】
光ケーブル12は、R型/GR型受信機171に向かう警報信号を含む上り光信号と、R型/GR型受信機171から出力された制御信号を含む下り光信号とを伝達する媒体である。上り光信号と下り光信号は、異なる周波数を有する光信号または異なるチャンネルコーディング方式でエンコードされた光信号であることができる。
【0199】
3ウェイ光中継器263a、263b...263nは互いに光ケーブル12を通じて光学的に連結され、それぞれ2ウェイ光中継器173aに光ケーブル12を通じて光学的に連結されている。
【0200】
3ウェイ光中継器263a、263b...263nはデイジー・チェーン方式で連結されており、上り信号経路では、次番の3ウェイ光中継器263から光学的に伝達された警報信号または2ウェイ光中継器173aから光学的に伝達された警報信号を、実施例によって、選択的に、または受信された警報信号を結合して前番の3ウェイ光中継器263に伝達する。また、それぞれの3ウェイ光中継器263a、263b...263nは、下り信号経路では、R型/GR型受信機171から光学的に伝達された制御信号または前番の3ウェイ光中継器263を通じて光学的に伝達された制御信号を、その制御信号が目的とする消防、除煙、その他防災設備15が連結されている2ウェイ光中継器173a...173mに光学的に伝達したり、次番の3ウェイ光中継器263に光学的に伝達する。
【0201】
本発明の3ウェイ光中継器263a、263b...263nはそれぞれ他の3ウェイ光中継器263と光学的に連結され、また、2ウェイ光中継器173aと光学的に連結されることができる。3ウェイ光中継器263は、受信した光信号を内部で先ず電気信号に変換して処理し、処理された電気信号を再び光信号に変換して出力する。
【0202】
2ウェイ光中継器173は、複数のデイジー・チェーン連結された2ウェイ光中継器173a...173mを含む。2ウェイ光中継器173a...173mは互いに光ケーブル12を通じて光学的に連結され、それぞれ一つ以上の感知器または発信機14に電気的に連結されている。感知器または発信機14は、例えば、建物内の一つの業務区画、一階などにグループ化され、一つの光中継器173に単純な直流信号線またはRS485/422ワイヤで連結されることができる。2ウェイ光中継器173a...173mは、例えば、消火栓、スプリンクラー、ハロゲン消火器などの消防設備、ダンパー、防火戸、防火シャッター、排煙窓のような除煙設備、その他に避難誘導灯のような防災設備15に電気的に連結されてよい。
【0203】
2ウェイ光中継器173a...173mは、上り信号経路では、次番の2ウェイ光中継器173から光学的に伝達された警報信号、または感知器または発信機14で発生した電気的な警報信号を、実施例によって、選択的に、または受信された警報信号を結合して前番の2ウェイ光中継器173a...173mに伝達したり、それ自体と連結されている3ウェイ光中継器263に光学的に伝達する。また、2ウェイ光中継器173a...173mは、下り信号経路でそれ自体と連結されている3ウェイ光中継器263から光学的に伝達された制御信号、または前番の2ウェイ光中継器173を通じて光学的に伝達された制御信号を、その制御信号が目的とする消防、除煙、その他防災設備15に電気的に伝達したり、次番の2ウェイ光中継器173に光学的に伝達する。
【0204】
本発明の2ウェイ光中継器173a...173mは他の2ウェイ光中継器173a...173mとは光学的に連結され、感知器または発信機14や防災設備15とは電気的に連結されてよい。即ち、2ウェイ光中継器173a...173mは、受信した光信号を先ず電気信号に変換して処理し、このように処理された電気信号を光信号に変換して出力する。
【0205】
実施例によっては、感知器または発信機14も警報信号を光信号で出力し、2ウェイ光中継器173a...173mと光ケーブルを通じて連結されることができる。
【0206】
図27、図28、図29は、図26の光中継R型/GR型受信機システム260に用いることができる3ウェイ光中継器263を示すブロック図である。
【0207】
図27、図28、図29を参照すると、3ウェイ光中継器263は第1光送受信モジュール2631と、第2光送受信モジュール2632と、上り分岐2633と、下り分岐2634と、中継制御部2635と、第3光送受信モジュール2636とを含んでよい。図27、図28、図29において、上り分岐2633と下り分岐2634の構造が異なり、3ウェイ光中継器263の残りの構成要素は実質的に同一であるとみることができる。また、図27〜図29の第1光送受信モジュール2631、第2光送受信モジュール2632、上り分岐2633、下り分岐2634は、図21〜図23の第1光送受信モジュール1731、第2光送受信モジュール1732、上り分岐1733、下り分岐1734と実質的に同一であるため、その説明を省略する。
【0208】
中継制御部2635は、2ウェイ光中継器173から光ケーブル12を通じて伝達された警報信号が適切な信号であるかを判断し、上り分岐2633に伝達する。また、中継制御部2635は、下り分岐2634から伝達された制御信号が該当3ウェイ光中継器263を通じて連結されている2ウェイ光中継器173に連結されている防災設備15に関するものであるかを判断し、該当制御信号が該当2ウェイ光中継器173に連結されている防災設備15に関するものであれば、その防災設備15に伝達する。
【0209】
具体的に説明すると、第1光送受信モジュール2631の光受信ユニットは、他の光中継器から光ケーブルを通じて伝達された上り光信号を受信し、受信した上り光信号を電気的な上り電気信号に変換する。上り分岐2633は、感知器または発信機14で発生して中継制御部2635を通じて伝達される警報信号と、第1光送受信モジュール2631の光受信ユニットで変換された上り電気信号とを結合した後、上り結合電気信号を第2光送受信モジュール2632の光送信ユニットに伝達する。第2光送受信モジュール2632は、伝達された上り結合電気信号を上り結合光信号に変換してから光ケーブルに出力する。
【0210】
第3光送受信モジュール2636は、光受信ユニットで2ウェイ光中継器173aから伝達された光警報信号を電気信号に変換して中継制御部2635に伝達する。中継制御部2635は、2ウェイ光中継器173aから第3光送受信モジュール2636を通じて伝達された警報信号が適切な信号であるかを判断し、これを上り分岐2633に伝達する。また、中継制御部2635は、下り分岐2634から伝達された制御信号がその3ウェイ光中継器263により中継される2ウェイ光中継器173a〜204mに連結されている防災設備に関するものであるかを判断し、該当制御信号が該当2ウェイ光中継器173a〜173mに連結されている防災設備に関するものであれば、制御信号を第3光送受信モジュール2636に出力する。第3光送受信モジュール2636は、光送信ユニットで制御信号を光信号に変換して2ウェイ光中継器173aに出力する。
【0211】
上り分岐2633は様々な構成で具現されることができる。図27を参照すると、一実施例では、上り分岐2633は単に二つの導線を連結したタップ(tap)であってよい。この場合、上り分岐2633の構造は簡単であるが、感知器または発信機14で発生した警報信号と他の中継器263から伝達された警報信号が同時に印加されると、衝突が発生することがある。
【0212】
図28を参照すると、他の実施例において、上り分岐2633は第1光送受信モジュール2631の光受信ユニットと中継制御部2635を電気的に連結し、中継制御部2635と第2光送受信モジュール2632の光送信ユニットを電気的に連結するように結線されることができる。この場合、他の光中継器263から伝達された上り信号は、上り分岐2633の結線を通じて中継制御部2635に伝達され、中継処理部1735が上り電気信号と警報信号を結合処理した後、処理された結合電気信号は上り分岐2633の結線を通じて第2光送受信モジュール2632の光送信ユニットに伝達される。
【0213】
図29を参照すると、上り分岐2633は調整回路で具現され、例えば、他の3ウェイ光中継器263と感知器または発信機14から警報信号が同時に印加される場合、何れかの信号を優先的に出力し、他の信号を所定の時間遅延させた後に出力させることで衝突を防止したり、またはパケットエンコーダーで具現され、例えば、一つのペイロードに二つの警報信号を積載したパケットにエンコードしてから出力することができる。下り分岐2634は、該当3ウェイ光中継器263及び2ウェイ光中継器173に連結されている防災設備に伝送する制御信号を抽出する検出回路で具現されることができる。
【0214】
一方、第2光送受信モジュール2632の光受信ユニットは、R型/GR型受信機171で起因した制御信号が光ケーブルを通じて伝達される下り光信号を受信し、受信した下り光信号を電気的な下り電気信号に変換する。下り電気信号は、R型/GR型受信機171で起因した制御信号と実質的に同一信号である。下り分岐2634は、上記下り電気信号を中継制御部2635と第1光送受信モジュール2631の光送信ユニットにそれぞれ伝達する。第1光送受信モジュール2631の光送信ユニットは、伝達された下り電気信号を下り光信号に変換してから光ケーブル12に出力する。
【0215】
下り分岐2634は様々な構成で具現されることができる。図27を参照すると、一実施例では、下り分岐2634は単にタップであってよい。この場合、下り電気信号である制御信号は、第1光送受信モジュール2631の光送信ユニットと中継制御部2635に伝達される。
【0216】
図28を参照すると、他の実施例において、下り分岐2634は第2光送受信モジュール2632の光受信ユニットと中継制御部2635を電気的に連結し、中継制御部2635と第1光送受信モジュール2631の光送信ユニットを電気的に連結するように結線されることができる。この場合、他の光中継器263から伝達された下り電気信号内の制御信号は、下り分岐2634の結線を通じて中継制御部2635に伝達される。中継処理部2635が受信した制御信号を適切に処理して出力すると、処理された制御信号は下り分岐2634の結線を通じて第1光送受信モジュール2631の光送信ユニットに伝達される。このとき、中継処理部1735は、受信した制御信号をそのまま再び出力してもよく、該当光中継器263に関する部分を除去した制御信号を再び生成して出力してもよい。
【0217】
図29を参照すると、下り分岐2634は検出回路で具現され、例えば、印加される制御信号のうち該当光中継器263に相応する制御信号がある時のみ、制御信号を中継制御部2635に伝達し、そうでない場合には、制御信号を第2光送受信モジュール2631の光送信ユニットに伝達することができる。
【0218】
以上において、本発明は限定された実施例と図面により説明されたが、本発明は上記の実施例に限定されず、本発明が属する分野で通常の知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正及び変形が可能である。従って、本発明の思想は添付の特許請求の範囲によってのみ把握されなければならず、これと均等または等価的な変形の全ては、本発明の思想の範疇に属するであろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機との間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン(daisy−chain)連結する光変換器であって、
デイジー・チェーン連結された、後の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号と、前記感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合し、前記電気的に結合された信号を光学的に変換した光信号を出力する上り信号経路と、
デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換し、変換された電気信号を光学的に変換した光信号を出力する下り信号経路と、
複数の感知器/発信機から受信された前記警報信号を前記上り信号経路に提供し、前記下り信号経路で変換された前記電気信号を外部に出力する入出力ポートを含み、
前記上り信号経路が伝達する光信号は、最終的に前記R型/GR型受信機に伝達され、前記下り信号経路が伝達する光信号は前記R型/GR型受信機で起因したものであることを特徴とする光変換器。
【請求項2】
前記上り信号経路は、
デイジー・チェーン連結された、後の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号を出力する第1光受信ポートと、
前記第1光受信ポートから出力された電気信号と感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合した電気信号を出力する上り分岐と、
前記上り分岐から出力された電気信号を光学的に変換した光信号で出力する第1光送信ポートを含むことを特徴とする請求項1に記載の光変換器。
【請求項3】
前記上り分岐は、前記第1光受信ポートの出力導線と前記警報信号が伝達される導線を連結したタップであることを特徴とする請求項2に記載の光変換器。
【請求項4】
前記上り分岐は、前記第1光受信ポートから出力された電気信号と感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることを特徴とする請求項2に記載の光変換器。
【請求項5】
前記上り分岐は、前記第1光受信ポートから出力された電気信号と感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして出力するパケットエンコーダーであることを特徴とする請求項2に記載の光変換器。
【請求項6】
前記入出力ポートは、
前記感知器または発信機からRS485またはRS422規格の差動信号またはDC24Vの直流信号を受信し、シングルエンド警報信号に変換して前記上り信号経路に提供する入力ポートと、
前記下り信号経路で変換された電気信号をRS485またはRS422規格の差動信号またはDC24Vの直流信号に変換して外部に出力する出力ポートとを含むことを特徴とする請求項1に記載の光変換器。
【請求項7】
前記下り信号経路は、
デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号を出力する第2光受信ポートと、
前記第2光受信ポートから出力された電気信号を前記入出力ポートと第2光送信ポートに提供する下り分岐と、
前記下り分岐から出力された電気信号を光学的に変換して出力する前記第2光送信ポートとを含むことを特徴とする請求項1に記載の光変換器。
【請求項8】
前記下り分岐は、前記第2光受信ポートの出力導線と前記入出力ポートに連結される導線を連結したタップであることを特徴とする請求項7に記載の光変換器。
【請求項9】
前記下り分岐は、前記第2光受信ポートから出力された電気信号のうち、前記防災設備の一つに伝達される制御信号を検出して前記入出力ポートに出力する検出回路を含むことを特徴とする請求項7に記載の光変換器。
【請求項10】
複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機との間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する光中継器であって、
デイジー・チェーン連結された、後の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合し、前記電気的に結合された信号を光学的に変換した光信号を出力する上り信号経路と、
デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換し、変換された電気信号を光学的に変換した光信号を出力する下り信号経路と、
入出力ポートから受信された警報信号を前記上り信号経路に提供し、前記下り信号経路で変換された電気信号のうち制御信号を抽出して前記入出力ポートに送信する中継制御部と、
前記感知器または発信機と電気的に連結され、前記感知器または発信機から警報信号を受信し、前記制御信号を相応する防災設備に出力する前記入出力ポートを含み、前記上り信号経路が伝達する光信号は、最終的にR型/GR型受信機に伝達され、前記下り信号経路が伝達する光信号は前記R型/GR型受信機で起因したものであることを特徴とする光中継器。
【請求項11】
前記上り信号経路は、
デイジー・チェーン連結された、後の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号を出力する第1光受信ポートと、
前記第1光受信ポートから出力された電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合した電気信号を出力する上り分岐と、
前記上り分岐から出力された電気信号を光学的に変換した光信号で出力する第1光送信ポートを含むことを特徴とする請求項10に記載の光中継器。
【請求項12】
前記上り分岐は、前記第1光受信ポートの出力導線と前記警報信号が伝達される導線を連結したタップであることを特徴とする請求項11に記載の光中継器。
【請求項13】
前記上り分岐は、前記第1光受信ポートから出力された電気信号を前記中継制御部に伝達し、前記中継制御部から前記警報信号と結合された電気信号を受信して前記第1光送信ポートに伝達するように結線されたことを特徴とする請求項11に記載の光中継器。
【請求項14】
前記上り分岐は、前記第1光受信ポートから出力された電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることを特徴とする請求項11に記載の光中継器。
【請求項15】
前記上り分岐は、前記第1光受信ポートから出力された電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることを特徴とする請求項11に記載の光中継器。
【請求項16】
前記上り分岐は、前記第1光受信ポートから出力された電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして出力するパケットエンコーダーであることを特徴とする請求項11に記載の光中継器。
【請求項17】
前記下り信号経路は、
デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号を出力する第2光受信ポートと、
前記第2光受信ポートから出力された電気信号を前記中継制御部と第2光送信ポートに提供する下り分岐と、
前記下り分岐から出力された電気信号を光学的に変換して出力する前記第2光送信ポートを含むことを特徴とする請求項10に記載の光中継器。
【請求項18】
前記下り分岐は、前記第2光受信ポートの出力導線と前記中継制御部に連結される導線を連結したタップであることを特徴とする請求項17に記載の光中継器。
【請求項19】
前記下り分岐は、前記第2光受信ポートから出力された電気信号のうち、前記防災設備の一つに伝達される制御信号を検出して前記中継制御部に出力する検出回路を含むことを特徴とする請求項17に記載の光中継器。
【請求項20】
警報信号を発する複数の感知器/発信機と、
制御信号によって動作する複数の防災設備と、
前記感知器/発信機及び防災設備に連結された複数の中継器と、
互いに光ケーブルを通じてデイジー・チェーン連結され、前記警報信号を光学的に上り伝送し、前記制御信号を光学的に下り伝送し、前記中継器に前記警報信号と制御信号を電気的に入出力することができる複数の光変換器と、
前記光変換器の一つから前記警報信号を受信し、前記制御信号を前記光変換器の前記一つに送信するR型/GR型受信機を含むR型/GR型受信機システム。
【請求項21】
前記光変換器の前記一つとは光学的に連結され、前記R型/GR型受信機とは電気的に連結される単一ポート光変換器をさらに含むことを特徴とする請求項20に記載のR型/GR型受信機システム。
【請求項22】
警報信号を発する複数の感知器/発信機と、
制御信号によって動作する複数の防災設備と、
前記感知器/発信機及び防災設備に連結され、互いに光ケーブルを通じてデイジー・チェーン連結されて前記警報信号を光学的に上り伝送し、前記制御信号を光学的に下り伝送し、前記感知器/発信機に前記警報信号を、前記防災設備に前記制御信号をそれぞれ電気的に入出力することができる複数の光中継器と、
前記光中継器の一つから前記警報信号を受信し、前記制御信号を前記光中継器の前記一つに送信するR型/GR型受信機を含むR型/GR型受信機システム。
【請求項23】
前記光中継器の前記一つとは光学的に連結され、前記R型/GR型受信機とは電気的に連結される単一ポート光変換器をさらに含むことを特徴とする請求項22に記載のR型/GR型受信機システム。
【請求項24】
複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機の間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する3ウェイ光中継器であって、
最終的に前記R型/GR型受信機に伝達されなければならない第1上り信号を光学的に受信し、前記第1上り信号を電気的に変換して前記感知器/発信機のうち少なくとも一つで起因した警報信号と電気的に結合した第2上り信号を光学的に出力する上り信号経路と、
前記R型/GR型受信機で起因して最終的に前記防災設備のうち少なくとも一つに伝達されなければならない第1下り信号を光学的に受信し、前記第1下り信号を電気的に変換して前記防災設備のうち少なくとも一つに対する制御信号を抽出し、前記抽出後、前記第1下り信号を光学的に出力する下り信号経路と、
前記感知器/発信機で起因して光学的に提供される警報信号を電気的に変換して前記上り信号経路に提供し、前記下り信号経路から抽出された制御信号の提供を受け、光学的に変換して出力する光入出力部を含む3ウェイ光中継器。
【請求項25】
前記上り信号経路は、
デイジー・チェーン連結された、後の3ウェイ光中継器から前記第1上り信号を光学的に受信して電気的に変換した第1上り電気信号を出力する第1光受信ポートと、
前記第1光受信ポートから出力された第1上り電気信号と感知器または発信機で起因した警報信号を電気的に結合した第2上り電気信号を出力する上り分岐と、
前記上り分岐から出力された第2上り電気信号を光学的に変換した前記第2上り信号を出力する第1光送信ポートを含むことを特徴とする請求項24に記載の3ウェイ光中継器。
【請求項26】
前記上り分岐は、前記第1光受信ポートの出力導線と前記警報信号が伝達される導線を連結したタップであることを特徴とする請求項25に記載の3ウェイ光中継器。
【請求項27】
前記上り分岐は、前記第1光受信ポートから出力された第1上り電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する送信調整回路であることを特徴とする請求項25に記載の3ウェイ光中継器。
【請求項28】
前記上り分岐は、前記第1光受信ポートから出力された第1上り電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして出力するパケットエンコーダーであることを特徴とする請求項25に記載の3ウェイ光中継器。
【請求項29】
前記下り信号経路は、
デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から光学的に伝達された信号を電気的に変換した電気信号を出力する第2光受信ポートと、
前記第2光受信ポートから出力された電気信号を前記入出力ポートと第2光送信ポートに提供する下り分岐と、
前記下り分岐から出力された電気信号を光学的に変換して出力する前記第2光送信ポートを含むことを特徴とする請求項24に記載の3ウェイ光中継器。
【請求項30】
前記下り分岐は、前記第2光受信ポートの出力導線と前記入出力ポートに連結される導線を連結したタップであることを特徴とする請求項29に記載の3ウェイ光中継器。
【請求項31】
前記下り分岐は、前記第2光受信ポートから出力された電気信号のうち、前記防災設備の一つに伝達される制御信号を検出して前記光入出力部に出力する検出回路を含むことを特徴とする請求項29に記載の3ウェイ光中継器。
【請求項32】
複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機の間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する3ウェイ光中継器であって、
デイジー・チェーン連結された第1の3ウェイ光中継器から第1信号を光学的に受信する第1光受信ポートと、
デイジー・チェーン連結された第2の3ウェイ光中継器に第2信号を光学的に送信する第1光送信ポートと、
前記第2の3ウェイ光中継器から第3信号を光学的に受信する第2光受信ポートと、
前記第1の3ウェイ光中継器に第4信号を光学的に送信する第2光送信ポートと、
最終的に前記R型/GR型受信機に伝達されなければならない警報信号を光学的に受信する第3光受信ポートと、
最終的に前記防災設備の何れか一つに伝達されなければならない制御信号を光学的に出力する第3光送信ポートと、
前記第1光受信ポート及び第3光受信ポートから光学的に受信され電気的に変換された第1信号及び警報信号の提供を受け、前記第2信号を生成して第1光送信ポートに電気的に伝達し、前記第2光受信ポートから光学的に受信され電気的に変換された前記第3信号の提供を受け、前記制御信号を抽出して前記第3光送信ポートに伝達し、前記第3信号に基づいて前記第1の3ウェイ光中継器に伝達する第4信号を生成し前記第2光送信ポートに伝達する中継部を含む3ウェイ光中継器。
【請求項33】
警報信号を発する複数の感知器/発信機と、
制御信号によって動作する複数の防災設備と、
光ケーブルを利用して互いにデイジー・チェーン連結され、前記警報信号を光学的に上り伝送し、前記制御信号を光学的に下り伝送することができる複数の3ウェイ光中継器と、
前記それぞれの3ウェイ光中継器に連結され、前記感知器/発信機または前記防災設備の間に光ケーブルを利用して互いにデイジー・チェーン連結され、前記連結された3ウェイ光中継器に前記警報信号を光学的に伝送し、前記制御信号を前記連結された3ウェイ光中継器から光学的に受信する複数の2ウェイ光中継器と、
前記複数の3ウェイ光中継器の一つから前記警報信号を電気的または光学的に受信し、前記3ウェイ光中継器の前記一つに前記制御信号を電気的または光学的に送信するR型/GR型受信機を含むR型/GR型受信機システム。
【請求項34】
前記3ウェイ光中継器の前記一つとは光学的に連結され、前記R型/GR型受信機とは電気的に連結される単一ポート光変換器をさらに含むことを特徴とする請求項33に記載のR型/GR型受信機システム。
【請求項35】
複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機の間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する光変換器であって、
デイジー・チェーン連結された、後の光変換器から伝達された上り光信号を受信して上り電気信号に変換し、下り電気信号の伝達を受けて下り光信号に変換し前記後の光変換器に出力する第1光送受信モジュールと、
デイジー・チェーン連結された、前の光変換器から伝達された下り光信号を受信して前記下り電気信号に変換し、上り結合電気信号を受信して上り結合光信号に変換し、前記前の光変換器に出力する第2光送受信モジュールと、
前記第1光送受信モジュールから出力された上り電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合した前記上り結合電気信号を出力する上り分岐と、
前記第2光送受信モジュールから出力された下り電気信号を入出力ポートと前記第1光送受信モジュールに提供する下り分岐と、
前記感知器または発信機から受信した前記警報信号を前記上り分岐に提供し、前記下り電気信号の提供を受けて外部に出力する入出力ポートを含む光変換器。
【請求項36】
前記上り分岐は、前記第1光送受信モジュールの出力導線と前記警報信号が伝達される導線を連結したタップ(tap)であることを特徴とする請求項35に記載の光変換器。
【請求項37】
前記上り分岐は、前記第1光送受信モジュールから出力された前記上り電気信号と、前記感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることを特徴とする請求項35に記載の光変換器。
【請求項38】
前記上り分岐は、前記第1光送受信モジュールから出力された前記上り電気信号と、前記感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして前記上り結合電気信号に出力するパケットエンコーダーであることを特徴とする請求項35に記載の光変換器。
【請求項39】
前記入出力ポートは、
前記感知器または発信機からRS485またはRS422規格の差動信号、またはDC24Vの直流信号を受信し、シングルエンド警報信号に変換して前記上り分岐に提供する入力ポートと、
前記下り電気信号をRS485またはRS422規格の差動信号、またはDC24Vの直流信号に変換して外部に出力する出力ポートを含むことを特徴とする請求項35に記載の光変換器。
【請求項40】
前記下り分岐は、前記第2光送受信モジュールの出力導線と前記入出力ポートに前記下り電気信号を伝達する導線を連結したタップであることを特徴とする請求項35に記載の光変換器。
【請求項41】
前記下り分岐は、前記第2光送受信モジュールから出力された前記下り電気信号のうち、前記防災設備の一つに伝達される制御信号を検出して前記入出力ポートに出力する検出回路を含むことを特徴とする請求項35に記載の光変換器。
【請求項42】
複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機の間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する光中継器であって、
デイジー・チェーン連結された、後の光中継器から伝達された上り光信号を受信して上り電気信号に変換し、下り電気信号の伝達を受けて下り光信号に変換し、前記後の光変換器に出力する第1光送受信モジュールと、
デイジー・チェーン連結された、前の光中継器から伝達された下り光信号を受信して前記下り電気信号に変換し、上り結合電気信号を受信して上り結合光信号に変換し、前記前の光変換器に出力する第2光送受信モジュールと、
前記第1光送受信モジュールから出力された上り電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合した前記上り結合電気信号を出力する上り分岐と、
前記第2光送受信モジュールから出力された下り電気信号を中継制御部と前記第1光送受信モジュールに提供する下り分岐と、
受信された前記警報信号を前記上り分岐に提供し、前記下り電気信号から制御信号を抽出して出力する中継制御部と、
前記感知器または発信機から前記警報信号を受信して前記中継制御部に提供し、前記中継制御部から前記制御信号の提供を受けて外部に出力する前記入出力ポートを含む光中継器。
【請求項43】
前記上り分岐は、前記第1光送受信モジュールの出力導線と前記中継制御部から前記警報信号が伝達される導線を連結したタップであることを特徴とする請求項42に記載の光中継器。
【請求項44】
前記上り分岐は、前記第1光送受信モジュールから出力された前記上り電気信号を前記中継制御部に伝達し、
前記中継制御部から前記上り結合電気信号を受信して前記第2光送受信モジュールに伝達し、前記中継制御部は前記警報信号と前記上り電気信号を結合し、前記上り結合結合信号を生成して出力するように構成されたことを特徴とする請求項42に記載の光中継器。
【請求項45】
前記上り分岐は、前記第1光送受信モジュールから出力された前記上り電気信号と、前記感知器または発信機で起因した前記警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることを特徴とする請求項42に記載の光中継器。
【請求項46】
前記上り分岐は、前記第1光受信モジュールから出力された電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして出力するパケットエンコーダーであることを特徴とする請求項42に記載の光中継器。
【請求項47】
前記下り分岐は、前記第2光送受信モジュールの出力導線と前記中継制御部に連結される導線を連結したタップであることを特徴とする請求項42に記載の光中継器。
【請求項48】
前記入出力ポートは、
前記感知器または発信機からRS485またはRS422規格の差動信号、またはDC24Vの直流信号を受信し、シングルエンド警報信号に変換して前記中継制御部に提供する入力ポートと、
前記中継制御部から出力された前記制御信号をRS485またはRS422規格の差動信号、またはDC24Vの直流信号に変換して外部に出力する出力ポートを含むことを特徴とする請求項42に記載の光中継器。
【請求項49】
複数の感知器/発信機または防災設備とR型/GR型受信機の間を光ケーブルを利用してデイジー・チェーン連結する光中継器であって、
デイジー・チェーン連結された、後の光中継器から伝達された上り光信号を受信して上り電気信号に変換し、下り電気信号の伝達を受けて下り光信号に変換し、前記後の光変換器に出力する第1光送受信モジュールと、
デイジー・チェーン連結された、前の光中継器から伝達された下り光信号を受信して前記下り電気信号に変換し、上り結合電気信号を受信して上り結合光信号に変換し、前記前の光変換器に出力する第2光送受信モジュールと、
前記第1光送受信モジュールから出力された上り電気信号と、感知器または発信機で起因した警報信号とを電気的に結合した前記上り結合電気信号を出力する上り分岐と、
前記第2光送受信モジュールから出力された下り電気信号を中継制御部と前記第1光送受信モジュールに提供する下り分岐と、
受信した前記警報信号を前記上り分岐に提供し、前記下り電気信号から制御信号を抽出して出力する中継制御部と、
前記感知器または発信機から起因した前記警報信号を光信号の形態で受信し、電気信号の形態に変換して前記中継制御部に提供し、前記中継制御部から前記制御信号の提供を受けて外部に光信号の形態で出力する前記第3光送受信モジュールを含む光中継器。
【請求項50】
前記上り分岐は、前記第1光送受信モジュールの出力導線と前記中継制御部から前記警報信号が伝達される導線を連結したタップであることを特徴とする請求項49に記載の光中継器。
【請求項51】
前記上り分岐は、前記第1光送受信モジュールから出力された前記上り電気信号を前記中継制御部に伝達し、前記中継制御部から前記上り結合電気信号を受信して前記第2光送受信モジュールに伝達し、
前記中継制御部は前記警報信号と前記上り電気信号を結合し、前記上り結合結合信号を生成して出力するように構成されたことを特徴とする請求項49に記載の光中継器。
【請求項52】
前記上り分岐は、前記第1光送受信モジュールから出力された前記上り電気信号と、前記感知器または発信機で起因した前記警報信号を同時に受信する場合、何れかの信号を遅延させることで、二つの信号を順に出力する調整回路であることを特徴とする請求項49に記載の光中継器。
【請求項53】
前記上り分岐は、前記第1光受信モジュールから出力された電気信号と感知器または発信機で起因した警報信号を同時に受信する場合、一つのパケットにエンコードして出力するパケットエンコーダーであることを特徴とする請求項49に記載の光中継器。
【請求項54】
前記下り分岐は、前記第2光送受信モジュールの出力導線と前記中継制御部に連結される導線を連結したタップであることを特徴とする請求項49に記載の光中継器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【公表番号】特表2013−506217(P2013−506217A)
【公表日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−531991(P2012−531991)
【出願日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際出願番号】PCT/KR2010/002172
【国際公開番号】WO2011/062330
【国際公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【出願人】(512050656)ヒュンダイ インフラコア カンパニー リミテッド (1)
【Fターム(参考)】