入力装置及び電子機器
【課題】キートップの小型化、薄型化及びその操作性を向上できるようにすると共に、誤動作の低減、コストダウン及び製造プロセスを簡素化できるようにする。
【解決手段】操作面を有した下部筐体11n内に設けられ、操作者の指の摺動位置を検出して位置検出信号を出力するFPC基板81を含むセンサシート81bと、このセンサシート81bの全面を覆うように設けられ、下部筐体11nの操作面に沿って摺動操作されるキートップ152とを備え、このキートップ152は、下部筐体11nの一方の操作面から摺動方向に沿って盛り上がり、かつ、他方の操作面に向かって盛り下がる凸部形状を有し、FPC基板81は、操作者の指のキートップ152への押し込み操作によってオン又は/及びオフするドームスイッチ85a等を有するものである。
【解決手段】操作面を有した下部筐体11n内に設けられ、操作者の指の摺動位置を検出して位置検出信号を出力するFPC基板81を含むセンサシート81bと、このセンサシート81bの全面を覆うように設けられ、下部筐体11nの操作面に沿って摺動操作されるキートップ152とを備え、このキートップ152は、下部筐体11nの一方の操作面から摺動方向に沿って盛り上がり、かつ、他方の操作面に向かって盛り下がる凸部形状を有し、FPC基板81は、操作者の指のキートップ152への押し込み操作によってオン又は/及びオフするドームスイッチ85a等を有するものである。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作体による摺動操作によって情報を入力する入力装置であって、
操作面を有した筐体内に設けられ、前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力する静電容量シート部材を含む検出部と、
前記検出部の全面を覆うように設けられ、前記筐体の操作面に沿って摺動操作される操作部とを備え、
前記操作部は、
前記筐体の一方の操作面から摺動方向に沿って盛り上がり、かつ、他方の操作面に向かって盛り下がる凸部形状を有し、
前記静電容量シート部材は、前記操作体の前記操作部への押し込み操作によってオン又は/及びオフするスイッチ部を有する入力装置。
【請求項2】
前記静電容量シート部材は、
前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力するシート状の検出電極を有し、
前記検出電極の一部がドーム状に隆起し、
前記ドーム状に隆起した検出電極の部位が前記スイッチ部を構成する可動接点を成す請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記静電容量シート部材は、
シート状の基板を有し、
前記基板の一方の面には、前記ドーム状に隆起した部位を含むシート状の検出電極が設けられると共に、前記ドーム状に隆起した部位の内側に前記スイッチ部を構成する固定接点が設けられ、
前記基板の他方の面には、前記スイッチ部の固定接点からスルーホールを介して引き出される配線が設けられる請求項2に記載の入力装置。
【請求項4】
前記検出部の全面を覆うように設けられた前記操作部の凸部形状は、
所定の高さ及び幅を有した円弧を成し、
前記操作部は、
円弧の形状に沿って摺動操作される請求項1に記載の入力装置。
【請求項5】
前記検出部で操作体の摺動位置を検出する検出領域が、前記操作部で当該操作体によって摺動操作される操作領域よりも広く設定されている請求項4に記載の入力装置。
【請求項6】
前記検出部の全面を覆うように設けられた操作部の凸部形状は、
所定の高さ及び幅を有した立体十字形状を成し、
前記操作部は、
立体十字形状に沿って摺動操作され、及び、所定の部位を押下操作される請求項1に記載の入力装置。
【請求項7】
前記操作部が前記筐体の材質と異なる材質から構成され、
前記操作部を構成する材質の表面粗度をAとし、前記筐体を構成する材質の表面粗度をBとしたとき、前記表面粗度Aと表面粗度Bとの間にはA<Bなる関係が設定される請求項1に記載の入力装置。
【請求項8】
前記検出部によって検出された前記操作体の摺動位置に対して振動を発生する振動体が設けられる請求項1に記載の入力装置。
【請求項9】
前記検出部によって検出された操作体の摺動位置に対してスクロール画像を表示する表示部と、
前記操作体の摺動操作速度を検出し、当該操作体の摺動操作速度に応じて前記表示部におけるスクロール画像の表示ピッチを調整する制御部とを備える請求項1に記載の入力装置。
【請求項10】
前記静電容量シート部材は、
シート状の基板を有し、
前記基板の一方の面には、前記操作部への摺動位置を検出して位置検出信号を出力するシート状の検出電極が設けられ、
前記基板の他方の面には前記ドーム状に隆起した前記スイッチ部を構成する可動接点が設けられると共に、当該ドーム状に隆起した部位の内側であって、所定の間隔だけ離れた位置に当該スイッチ部を構成する固定接点が設けられる請求項2に記載の入力装置。
【請求項11】
前記静電容量シート部材の前記スイッチ部の可動接点を構成するドーム状部位の下面はC形状を成し、
当該スイッチ部の固定接点は、前記C形状部位の開放端間を通過して配線される請求項10に記載の入力装置。
【請求項12】
前記ドーム状に隆起した部位を有するスイッチ部の可動接点は、ドーム状部位の両側端部が切断されたカット形状を成す請求項11に記載の入力装置。
【請求項13】
前記操作部の幅をαとし、前記スイッチ部の幅をβとしたとき、当該操作部の幅αと前記スイッチ部の幅βとの間にはα>βなる関係が設定される請求項10に記載の入力装置。
【請求項14】
操作面を有した筐体と、
前記筐体に設けられて操作体による摺動操作によって情報を入力する入力装置とを備え、
前記入力装置は、
前記操作面を有した筐体内に設けられ、前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力する静電容量シート部材を含む検出部と、
前記検出部の全面を覆うように設けられ、前記筐体の操作面に沿って摺動操作される操作部とを有し、
前記操作部は、
前記筐体の一方の操作面から摺動方向に沿って盛り上がり、かつ、他方の操作面に向かって盛り下がる凸部形状を含み構成され、
前記静電容量シート部材は、前記操作体の前記操作部への押し込み操作によってオン又は/及びオフするスイッチ部を含み構成される電子機器。
【請求項15】
前記筐体を構成する操作パネルと前記操作部とが一体成形されて成る請求項14に記載の電子機器。
【請求項16】
前記筐体を構成する操作パネルの操作面にテンキー部を備え、
前記操作部が前記テンキー部と一体成形されて成る請求項14及び15に記載の電子機器。
【請求項17】
前記筐体内には光源が設けられ、かつ、前記操作部には光導伝部材が設けられ、
前記筐体内の光源から前記光導伝部材に光が照射される請求項14に記載の電子機器。
【請求項18】
前記操作部によって入力される情報を表示する表示部を備え、
前記表示部の所定の位置に凸状を成した前記操作部が配設される請求項14に記載の電子機器。
【請求項19】
操作体による摺動操作によって情報を入力する入力装置であって、
操作面を有した筐体内に設けられて前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力する静電容量シート部材を含む検出部と、
前記検出部の全面を覆うように設けられ、前記筐体の操作面に沿って摺動操作される操作部とを備え、
前記操作部は、
前記筐体の一方の操作面から摺動方向に沿って堀り下がり、かつ、他方の操作面に向かって堀り上がる凹部形状を有し、
前記静電容量シート部材は、前記操作体の前記操作部への押し込み操作によってオン又は/及びオフするスイッチ部を有する入力装置。
【請求項20】
前記静電容量シート部材は、
前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力するシート状の検出電極を有し、
前記検出電極の一部がドーム状に隆起し、
前記ドーム状に隆起した検出電極の部位が前記スイッチ部を構成する可動接点を成す請求項19に記載の入力装置。
【請求項21】
前記静電容量シート部材は、
シート状の基板を有し、
前記基板の一方の面には、前記ドーム状に隆起した部位を含むシート状の検出電極が設けられると共に、前記ドーム状に隆起した部位の内側に前記スイッチ部を構成する固定接点が設けられ、
前記基板の他方の面には、前記スイッチ部の固定接点からスルーホールを介して引き出される配線が設けられる請求項20に記載の入力装置。
【請求項22】
前記検出部の全面を覆うように設けられた操作部の凹部形状は、
所定の深さ及び開口幅を有した有底状の円弧を成し、
前記操作部は、
有底状の円弧形状に沿って摺動操作される請求項19に記載の入力装置。
【請求項23】
前記検出部で操作体の摺動位置を検出する検出領域が、前記操作部で当該操作体によって摺動操作される操作領域よりも広く設定されている請求項22に記載の入力装置。
【請求項24】
前記検出部の全面を覆うように設けられた操作部の凹部形状は、
所定の深さ及び開口幅を有した有底状の十字凹部形状を成し、
前記操作部は、
有底状の十字凹部形状に沿って摺動操作され、及び、所定の部位を押下操作される請求項19に記載の入力装置。
【請求項25】
前記操作部が前記筐体の材質と異なる材質から構成され、
前記操作部を構成する材質の表面粗度をAとし、前記筐体を構成する材質の表面粗度をBとしたとき、前記表面粗度Aと表面粗度Bとの間にはA<Bなる関係が設定される請求項19に記載の入力装置。
【請求項26】
前記検出部によって検出された前記操作体の摺動位置に対して振動を発生する振動体が設けられる請求項19に記載の入力装置。
【請求項27】
前記検出部によって検出された操作体の摺動位置に対応してスクロール画像を表示する表示部と、
前記操作体の摺動操作速度を検出し、当該操作体の摺動操作速度に応じて前記表示部におけるスクロール画像の表示ピッチを調整する制御部とを備える請求項19に記載の入力装置。
【請求項28】
前記静電容量シート部材は、
シート状の基板を有し、
前記基板の一方の面には、前記操作部への摺動位置を検出して位置検出信号を出力するシート状の検出電極が設けられ、
前記基板の他方の面には前記ドーム状に隆起した前記スイッチ部を構成する可動接点が設けられると共に、当該ドーム状に隆起した部位の内側であって、所定の間隔だけ離れた位置に当該スイッチ部を構成する固定接点が設けられる請求項19に記載の入力装置。
【請求項29】
前記静電容量シート部材の前記スイッチ部の可動接点を構成するドーム状部位の下面はC形状を成し、
当該スイッチ部の固定接点は、前記C形状部位の開放端間を通過して配線される請求項28に記載の入力装置。
【請求項30】
前記ドーム状に隆起した部位を有するスイッチ部の可動接点は、ドーム状部位の両側端部が切断されたカット形状を成す請求項29に記載の入力装置。
【請求項31】
前記操作部の幅をαとし、前記スイッチ部の幅をβとしたとき、当該操作部の幅αと前記スイッチ部の幅βとの間にはα>βなる関係が設定される請求項28に記載の入力装置。
【請求項32】
操作面を有した筐体と、
前記筐体に設けられて操作体による摺動操作によって情報を入力する入力装置とを備え、
前記入力装置は、
前記筐体内に設けられ、前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力する静電容量シート部材を含む検出部と、
前記検出部の全面を覆うように設けられ、前記筐体の操作面に沿って摺動操作される操作部とを有し、
前記操作部は、
前記筐体の一方の操作面から摺動方向に沿って掘り下がり、かつ、他方の操作面に向かって堀り上がる凹部形状を含み構成され、
前記静電容量シート部材は、前記操作体の前記操作部への押し込み操作によってオン又は/及びオフするスイッチ部を含み構成される電子機器。
【請求項33】
前記筐体を構成する操作パネルと前記操作部とが一体成形されて成る請求項32に記載の電子機器。
【請求項34】
前記筐体を構成する操作パネルの操作面にテンキー部を備え、
前記操作部が前記テンキー部と一体成形されて成る請求項32及び33に記載の電子機器。
【請求項35】
前記筐体内には光源が設けられ、かつ、前記操作部には光導伝部材が設けられ、
前記筐体内の光源から前記光導伝部材に光が照射される請求項34に記載の電子機器。
【請求項1】
操作体による摺動操作によって情報を入力する入力装置であって、
操作面を有した筐体内に設けられ、前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力する静電容量シート部材を含む検出部と、
前記検出部の全面を覆うように設けられ、前記筐体の操作面に沿って摺動操作される操作部とを備え、
前記操作部は、
前記筐体の一方の操作面から摺動方向に沿って盛り上がり、かつ、他方の操作面に向かって盛り下がる凸部形状を有し、
前記静電容量シート部材は、前記操作体の前記操作部への押し込み操作によってオン又は/及びオフするスイッチ部を有する入力装置。
【請求項2】
前記静電容量シート部材は、
前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力するシート状の検出電極を有し、
前記検出電極の一部がドーム状に隆起し、
前記ドーム状に隆起した検出電極の部位が前記スイッチ部を構成する可動接点を成す請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記静電容量シート部材は、
シート状の基板を有し、
前記基板の一方の面には、前記ドーム状に隆起した部位を含むシート状の検出電極が設けられると共に、前記ドーム状に隆起した部位の内側に前記スイッチ部を構成する固定接点が設けられ、
前記基板の他方の面には、前記スイッチ部の固定接点からスルーホールを介して引き出される配線が設けられる請求項2に記載の入力装置。
【請求項4】
前記検出部の全面を覆うように設けられた前記操作部の凸部形状は、
所定の高さ及び幅を有した円弧を成し、
前記操作部は、
円弧の形状に沿って摺動操作される請求項1に記載の入力装置。
【請求項5】
前記検出部で操作体の摺動位置を検出する検出領域が、前記操作部で当該操作体によって摺動操作される操作領域よりも広く設定されている請求項4に記載の入力装置。
【請求項6】
前記検出部の全面を覆うように設けられた操作部の凸部形状は、
所定の高さ及び幅を有した立体十字形状を成し、
前記操作部は、
立体十字形状に沿って摺動操作され、及び、所定の部位を押下操作される請求項1に記載の入力装置。
【請求項7】
前記操作部が前記筐体の材質と異なる材質から構成され、
前記操作部を構成する材質の表面粗度をAとし、前記筐体を構成する材質の表面粗度をBとしたとき、前記表面粗度Aと表面粗度Bとの間にはA<Bなる関係が設定される請求項1に記載の入力装置。
【請求項8】
前記検出部によって検出された前記操作体の摺動位置に対して振動を発生する振動体が設けられる請求項1に記載の入力装置。
【請求項9】
前記検出部によって検出された操作体の摺動位置に対してスクロール画像を表示する表示部と、
前記操作体の摺動操作速度を検出し、当該操作体の摺動操作速度に応じて前記表示部におけるスクロール画像の表示ピッチを調整する制御部とを備える請求項1に記載の入力装置。
【請求項10】
前記静電容量シート部材は、
シート状の基板を有し、
前記基板の一方の面には、前記操作部への摺動位置を検出して位置検出信号を出力するシート状の検出電極が設けられ、
前記基板の他方の面には前記ドーム状に隆起した前記スイッチ部を構成する可動接点が設けられると共に、当該ドーム状に隆起した部位の内側であって、所定の間隔だけ離れた位置に当該スイッチ部を構成する固定接点が設けられる請求項2に記載の入力装置。
【請求項11】
前記静電容量シート部材の前記スイッチ部の可動接点を構成するドーム状部位の下面はC形状を成し、
当該スイッチ部の固定接点は、前記C形状部位の開放端間を通過して配線される請求項10に記載の入力装置。
【請求項12】
前記ドーム状に隆起した部位を有するスイッチ部の可動接点は、ドーム状部位の両側端部が切断されたカット形状を成す請求項11に記載の入力装置。
【請求項13】
前記操作部の幅をαとし、前記スイッチ部の幅をβとしたとき、当該操作部の幅αと前記スイッチ部の幅βとの間にはα>βなる関係が設定される請求項10に記載の入力装置。
【請求項14】
操作面を有した筐体と、
前記筐体に設けられて操作体による摺動操作によって情報を入力する入力装置とを備え、
前記入力装置は、
前記操作面を有した筐体内に設けられ、前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力する静電容量シート部材を含む検出部と、
前記検出部の全面を覆うように設けられ、前記筐体の操作面に沿って摺動操作される操作部とを有し、
前記操作部は、
前記筐体の一方の操作面から摺動方向に沿って盛り上がり、かつ、他方の操作面に向かって盛り下がる凸部形状を含み構成され、
前記静電容量シート部材は、前記操作体の前記操作部への押し込み操作によってオン又は/及びオフするスイッチ部を含み構成される電子機器。
【請求項15】
前記筐体を構成する操作パネルと前記操作部とが一体成形されて成る請求項14に記載の電子機器。
【請求項16】
前記筐体を構成する操作パネルの操作面にテンキー部を備え、
前記操作部が前記テンキー部と一体成形されて成る請求項14及び15に記載の電子機器。
【請求項17】
前記筐体内には光源が設けられ、かつ、前記操作部には光導伝部材が設けられ、
前記筐体内の光源から前記光導伝部材に光が照射される請求項14に記載の電子機器。
【請求項18】
前記操作部によって入力される情報を表示する表示部を備え、
前記表示部の所定の位置に凸状を成した前記操作部が配設される請求項14に記載の電子機器。
【請求項19】
操作体による摺動操作によって情報を入力する入力装置であって、
操作面を有した筐体内に設けられて前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力する静電容量シート部材を含む検出部と、
前記検出部の全面を覆うように設けられ、前記筐体の操作面に沿って摺動操作される操作部とを備え、
前記操作部は、
前記筐体の一方の操作面から摺動方向に沿って堀り下がり、かつ、他方の操作面に向かって堀り上がる凹部形状を有し、
前記静電容量シート部材は、前記操作体の前記操作部への押し込み操作によってオン又は/及びオフするスイッチ部を有する入力装置。
【請求項20】
前記静電容量シート部材は、
前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力するシート状の検出電極を有し、
前記検出電極の一部がドーム状に隆起し、
前記ドーム状に隆起した検出電極の部位が前記スイッチ部を構成する可動接点を成す請求項19に記載の入力装置。
【請求項21】
前記静電容量シート部材は、
シート状の基板を有し、
前記基板の一方の面には、前記ドーム状に隆起した部位を含むシート状の検出電極が設けられると共に、前記ドーム状に隆起した部位の内側に前記スイッチ部を構成する固定接点が設けられ、
前記基板の他方の面には、前記スイッチ部の固定接点からスルーホールを介して引き出される配線が設けられる請求項20に記載の入力装置。
【請求項22】
前記検出部の全面を覆うように設けられた操作部の凹部形状は、
所定の深さ及び開口幅を有した有底状の円弧を成し、
前記操作部は、
有底状の円弧形状に沿って摺動操作される請求項19に記載の入力装置。
【請求項23】
前記検出部で操作体の摺動位置を検出する検出領域が、前記操作部で当該操作体によって摺動操作される操作領域よりも広く設定されている請求項22に記載の入力装置。
【請求項24】
前記検出部の全面を覆うように設けられた操作部の凹部形状は、
所定の深さ及び開口幅を有した有底状の十字凹部形状を成し、
前記操作部は、
有底状の十字凹部形状に沿って摺動操作され、及び、所定の部位を押下操作される請求項19に記載の入力装置。
【請求項25】
前記操作部が前記筐体の材質と異なる材質から構成され、
前記操作部を構成する材質の表面粗度をAとし、前記筐体を構成する材質の表面粗度をBとしたとき、前記表面粗度Aと表面粗度Bとの間にはA<Bなる関係が設定される請求項19に記載の入力装置。
【請求項26】
前記検出部によって検出された前記操作体の摺動位置に対して振動を発生する振動体が設けられる請求項19に記載の入力装置。
【請求項27】
前記検出部によって検出された操作体の摺動位置に対応してスクロール画像を表示する表示部と、
前記操作体の摺動操作速度を検出し、当該操作体の摺動操作速度に応じて前記表示部におけるスクロール画像の表示ピッチを調整する制御部とを備える請求項19に記載の入力装置。
【請求項28】
前記静電容量シート部材は、
シート状の基板を有し、
前記基板の一方の面には、前記操作部への摺動位置を検出して位置検出信号を出力するシート状の検出電極が設けられ、
前記基板の他方の面には前記ドーム状に隆起した前記スイッチ部を構成する可動接点が設けられると共に、当該ドーム状に隆起した部位の内側であって、所定の間隔だけ離れた位置に当該スイッチ部を構成する固定接点が設けられる請求項19に記載の入力装置。
【請求項29】
前記静電容量シート部材の前記スイッチ部の可動接点を構成するドーム状部位の下面はC形状を成し、
当該スイッチ部の固定接点は、前記C形状部位の開放端間を通過して配線される請求項28に記載の入力装置。
【請求項30】
前記ドーム状に隆起した部位を有するスイッチ部の可動接点は、ドーム状部位の両側端部が切断されたカット形状を成す請求項29に記載の入力装置。
【請求項31】
前記操作部の幅をαとし、前記スイッチ部の幅をβとしたとき、当該操作部の幅αと前記スイッチ部の幅βとの間にはα>βなる関係が設定される請求項28に記載の入力装置。
【請求項32】
操作面を有した筐体と、
前記筐体に設けられて操作体による摺動操作によって情報を入力する入力装置とを備え、
前記入力装置は、
前記筐体内に設けられ、前記操作体の摺動位置を検出して位置検出信号を出力する静電容量シート部材を含む検出部と、
前記検出部の全面を覆うように設けられ、前記筐体の操作面に沿って摺動操作される操作部とを有し、
前記操作部は、
前記筐体の一方の操作面から摺動方向に沿って掘り下がり、かつ、他方の操作面に向かって堀り上がる凹部形状を含み構成され、
前記静電容量シート部材は、前記操作体の前記操作部への押し込み操作によってオン又は/及びオフするスイッチ部を含み構成される電子機器。
【請求項33】
前記筐体を構成する操作パネルと前記操作部とが一体成形されて成る請求項32に記載の電子機器。
【請求項34】
前記筐体を構成する操作パネルの操作面にテンキー部を備え、
前記操作部が前記テンキー部と一体成形されて成る請求項32及び33に記載の電子機器。
【請求項35】
前記筐体内には光源が設けられ、かつ、前記操作部には光導伝部材が設けられ、
前記筐体内の光源から前記光導伝部材に光が照射される請求項34に記載の電子機器。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
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【図11】
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【図20】
【図21】
【図22】
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【図30】
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【図36】
【図37】
【図38】
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【図42】
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【図45】
【図46】
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【図48】
【図49】
【図50】
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【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【公開番号】特開2009−93619(P2009−93619A)
【公開日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−180807(P2008−180807)
【出願日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【出願人】(501431073)ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 (810)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【出願人】(501431073)ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 (810)
【Fターム(参考)】
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