説明

切換装置を有するマウス及びその切換装置

【課題】マウスの電源供給及び設計上の制限、及び電池の利用効率の不足などの問題を解決する切換装置の提供。
【解決手段】切換装置は、正極電源接点101と、負極電源接点102と、複数の電池室201,202と、切換スイッチ301とを含む。各電池室はそれぞれ正極電池接点2011,2021と負極電池接点2012,2022とを有する。前記電池室における正極電池接点が正極電源接点と電気的に接続され、前記電池室における他方の負極電池接点が負極電源接点と電気的に接続されている。前記切換スイッチは、それぞれ正極電源接点と、負極電源接点と、正極電源接点に電気接続された電池室の負極電池接点と、負極電源接点に電気接続された電池室の正極電池接点と電気的に接続されている。また、前記切換スイッチが開閉されることによって、並列接続または直列接続で電池室と電源との関係を選択的に構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマウスと切換装置に関する。特に、電池を直列接続または並列接続に切り換える機能を有するマウス及びその切換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在のコンピュータシステムにおいて、マウスは入力手段及び制御手段として最も重要な装置の一つである。関連する技術の発展に伴い、マウスの構造及び機能も上昇、発展している。初期のマウスはコンピュータシステムと単にケーブルを介して接続していたが、無線伝送技術の普及に伴い無線マウスの応用も行われてきた。たとえば、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の無線伝送でコンピュータシステムとも接続される。
【0003】
有線マウスはコンピュータと接続するため、マウスに要する電源は、例えば光学式マウスにおける光学センサー装置の電源またはコンピュータシステムからケーブルを介して供給されている。しかしながら、無線マウスはコンピュータと直接に実体接続されていないため、マウスの機能に要する電源以外、無線接続装置とその以外の機能に必要な電源を増加しなければならない。該電源の需要はマウス自らに搭載した電池装置と電池モジュールによって満たされている。
【0004】
現在、電池装置が搭載されたマウスは所定のスペースの応用と機能要求に限られ、電池からの電源供給は単純な直列接続または並列接続として設計されている。しかし、例えば電池の寿命の延長を目的とする場合において、多くは電池を並列接続に配列設計して長時間の使用が可能となる。そして、マウスの性能またマウスに付加される機能を向上、強化させるために直列接続に配列設計して、より高い電源出力を求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】台湾実用新案第M262848号公報
【特許文献2】台湾実用新案第M299354号公報
【0006】
しかしながら、このような単一の電源設計は、マウス全体の性能の完全性と順応性が不足しており、マウスの所定の設計のために電池の使用効率も十分に発揮できない恐れがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このような問題点に鑑み、本発明は電池を直列接続または並列接続に切換える機能を有するマウス及びその切換装置を提供し、従来のマウスの電源供給及び設計上の制限、及び電池の利用効率の不足などの問題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は正極電源接点と、負極電源接点と、複数の電池室と、切換スイッチとを備えた切換装置に関する。各電池室はそれぞれ正極電池接点と負極電池接点とを有し、前記電池室の正極電池接点は正極電源接点と電気的に接続され、前記電池室の他方の負極電池接点は負極電源接点と電気的に接続されている。前記切換スイッチは、それぞれ正極電源接点と、負極電源接点と、正極電源接点に電気接続された電池室の負極電池接点と、負極電源接点に電気的に接続された電池室の正極電池接点とに電気的に接続されている。また、前記切換スイッチは開閉され、選択的に正極電源接点に電気的に接続された電池室の負極電池接点を負極電池接点に電気的に接続し、更に負極電源接点に電気的に接続された電池室の正極電池接点を正極電池接点に電気的に接続することで並列接続を構成する。あるいは、前記切換スイッチは開閉されて、選択的に正極電源接点に電気的に接続された電池室の負極電池接点を負極電源接点に電気的に接続された電池室の正極電池接点と互いに電気接続させることで直列接続を構成する。
【0009】
本発明にかかるマウスにおいて、電池を直列接続または並列接続に切換える機能が取り入れられている。本発明にかかるマウスは、ケース体と、回路基板と、正極電源接点と、負極電源接点と、複数の電池室と、切換スイッチと、開閉器とを含む。前記ケース体に回路基板が設けられ、正極電源接点、負極電源接点、電池室及び切換スイッチのいずれが前記回路基板と電気的に接続されている。前記各電池室にそれぞれ正極電池接点と負極電池接点とを有し、前記電池室の正極電池接点は正極電源接点と電気的に接続され、前記電池室の他方の負極電池接点は負極電源接点と電気的に接続されている。切換スイッチは、正極電源接点と、負極電源接点と、正極電源接点に電気接続した電池室の負極電池接点と、負極電源接点に電気接続された電池室の正極電池接点とに、それぞれ電気的に接続されている。前記ケース体に開閉器は設けられ、且つ切換スイッチと連接され、前記開閉器が切換スイッチの切換作業を選択的に駆動させることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、従来のマウスにおける単一の電池電源供給と異なる仕様を提供とする。本発明は切換装置の設計によって、マウス内に収納された電池の接続仕様を自由に直列接続及び並列接続に切換させるので、マウスは使用ニーズに応じて高い順応性で対応する電源モードに切換えることができ、且つ電池の使用効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施例に係る切換装置における並列接続を示した図である。
【図2】本発明の一実施例に係る切換装置における直列接続を示した図である。
【図3】本発明のもう一つの実施例に係る切換装置における並列接続を示した図である。
【図4】本発明のもう一つの実施例に係る切換装置における直列接続を示した図である。
【図5】本発明にかかるマウスを示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本発明の特徴、実施例及び効果について詳細に説明する。
【0013】
<実施例>
本発明のより好ましい形態として、図1及び図2に示す本発明にかかる切換装置の模示図を参照する。
【0014】
図1及び図2に示すように、本発明の切換装置10は、正極電源接点101と、負極電源接点102と、二個の電池室201及び202と、切換スイッチ301とを含む。各電池室はそれぞれ正極電池接点2011または2021、及び負極電池接点2012または2022を有する。前記電池室201における正極電池接点2011は正極電源接点101と電気的に接続し、前記電池室202における他方の負極電池接点2022は負極電源接点102と電気的に接続する。前記切換スイッチ301は、それぞれ正極電源接点101と、負極電源接点102と、正極電源接点101に電気接続された電池室201の負極電池接点2012と、負極電源接点102に電気接続された電池室202の正極電池接点2021と電気的に接続されている。
【0015】
図1に示すように、切換スイッチ301は開閉されて、選択的に正極電源接点101に電気的に接続された電池室201の負極電池接点2012を負極電源接点102に電気的に接続し、さらに負極電源接点102に電気的に接続された電池室202の正極電池接点2021を正極電源接点に電気的に接続することで並列接続を構成する。
【0016】
または図2に示すように、前記切換スイッチ301は開閉されて、選択的に正極電源接点101に電気接続された電池室201の負極電池接点2012を負極電源接点102に電気接続された電池室202の正極電池接点2021と互いに電気接続させることで直列接続を構成する。
【0017】
注意を要することは、本実施例開示の切換スイッチ301の様式がこの限りではない。各接点の接点式を分かりやすく説明できるよう、ここで二つの単極双投接点スイッチ(Single Pole Double Throw switch,SPDT switch)の接点式を例とするが、本発明の切換スイッチ301の様式はこの限りではない。本実施例における切換スイッチ301の様式は制限されず、機械式スイッチでも電子式スイッチでもよい。該切換の接点式が複数極複数投接点スイッチ(multiple pole multiple throw switch)の接点式であってもよい。本発明において単極双投接点スイッチの接点式のみを実施例として説明するが、当該技術分野に熟知した技術者が実際の使用ニーズに応じて本発明にかかる切換スイッチ301を異なる様式または接点式にしてもよく、本発明に開示された実施形態に限られない。
【0018】
図3と図4において、本発明にかかる切換装置を示す。これは本発明のより好ましい実施例を示す図である。
【0019】
図3と図4に示すように、本発明に係る切換装置20は、正極電源接点101と、負極電源接点102と、複数の電池室201、202及び203と、切換スイッチ301とを含む。本実施例においては3個の電池室を例として説明するが、電子室の数は本実施例に開示された数に限られていない。当該技術分野に熟知した技術者が実際の設計または使用のニーズに応じて電池室の数を増減してもよい。
【0020】
各電池室201、202及び203は、それぞれ正極電池接点2011、2021または2031と、負極電池接点2012、2022または2032とを有する。電池室201における正極電池接点2011は正極電源接点101と電気的に接続され、電池室203における他方の負極電池接点2032は負極電源接点102と電気的に接続されている。前記切換スイッチは、それぞれ正極電源接点101と、負極電源接点102と、正極電源接点101に電気接続された前記電池室201の正極電池接点2011以外の各正極電池接点と、負極電源接点102に電気的に接続された前記電池室203の負極電池接点2032以外の各負極電池接点と電気的に接続されている。
【0021】
図3に示すように、切換スイッチ301は開閉されることによって正極電源接点101に選択的に電気的に接続された電池室201の負極電池接点2012を負極電源接点102に電気的に接続し、電池室202の正極電池接点2021を正極電源接点101に電気的に接続し、電池室202の負極電池接点2022を負極電源接点102に電気的に接続し、更に負極電源接点102に電気的に接続された電池室203の正極電池接点2031を正極電源接点に電気的に接続することで並列接続を構成する。
【0022】
図4に示すように、切換スイッチ301は開閉されることによって選択的に正極電源接点101に電気接続された電池室201の負極電池接点2012を電池室202の正極電池接点2021に電気接続させ、さらに負極電源接点102に電気接続された電池室203の正極電池接点2031を電池室202の負極電池接点2022に電気接続させることで直列接続を構成する。
【0023】
分かりやすく説明するために、ここで通常の電池室を例とするが、本発明の電池室の様式は本実施例に開示されている限りではない。
【0024】
本実施例における電池室の様式は制限されていない。当該技術分野に熟知した技術者が実際の使用ニーズに応じて本発明にかかる電池室を異なる様式または接点式にしてもよく、本発明に開示された実施形態に限られない。
【0025】
図5において本発明に係るマウスの模示図を参照する。これは本発明のより好ましい実施例を示した図である。
【0026】
図5に示すように、本発明にかかるマウス30は、ケース体401と、回路基板501と、正極電源接点101と、負極電源接点102と、二個の電池室201及び202と、切換スイッチ301と、開閉器601とを含む。
【0027】
回路基板501はケース体401に設けられ、正極電源接点101及び負極電源接点102は前記回路基板501に電気的に接続されている。また、複数の電池室が前記回路基板501と電気的に接続されている。各電池室201及び202は、それぞれ正極電池接点2011または2021と、負極電池接点2012または2022とを有し、前記電池室201の正極電池接点2011は正極電源接点101と電気的に接続され、前記電池室202の他方の負極電池接点2022は負極電源接点102と電気的に接続されている。
【0028】
切換スイッチ301は回路基板501と電気接続され、且つ前記切換スイッチ301はそれぞれ正極電源接点101と、負極電源接点102と、正極電源接点101に電気接続された電池室201の負極電池接点2012と、負極電源接点102に電気的に接続された電池室202の正極電池接点2021と、電気的に接続されている。開閉器601はケース体401に配置され、切換スイッチ301と連接され、前記開閉器601が切換スイッチ301の切換作業を選択的に駆動させることができる。
【0029】
切換スイッチ301は開閉器601によって開閉され、正極電源接点101に電気的に接続された電池室201の負極電池接点2012が負極電源接点102に選択的に電気的に接続し、さらに負極電源接点102に電気的に接続された電池室202の正極電池接点2021が正極電源接点に電気的に接続することで並列接続を構成する。
【0030】
前記切換スイッチ301は開閉器601によって開閉されて、選択的に正極電源接点101に電気接続された電池室201の負極電池接点2012を、負極電源接点102に電気接続された電池室202の正極電池接点2021と互いに電気的に接続することで直列接続を構成する。
【0031】
上述した本発明にかかる切換装置を有するマウス及び切換装置については、電池電源を有する装置またはマウスを対象とする。使用者は電池の直列接続または並列接続の給電形態を切換える必要がある場合、直接にスイッチを開閉して切換の選択が可能となる。同時に、電池の直列接続または並列接続の操作によって、異なる使用ニーズに応じた順応性を高め、且つ異なる電源の給電様式によって電池の使用効率を向上することができる。
【0032】
例として、本発明の一実施例において、マウスにおける電池の連結方式を並列接続に前もって切換えて設定することにより、電池を長持ちさせることができる。使用後の一定時期に、給電能力が低下してきた電池に対して、マウスにおける電池の連結方式を直列接続に切り換えてもよい。すると、電池の給電能力を強化して電池の使用期間を延長できるようになると共に、電池の効率を無駄なく十分に発揮することができる。
【0033】
本発明のもう一つの実施例では、マウスにおける電池の連結方式を前もって並列接続に設定することにより、電池を長持ちさせることができる。別の応用または機能のために起動させて、より高い電源供給量が別途必要になる場合であれば、マウスにおける電池の連結方式を直列接続に切換えて、供給能力を高めてもよい。これによって、例えば発光ダイオードへの電源供給など、マウスにおける別の機能が所要する電源にも対応でき、マウスにおける機能上の設計が多様化されて、電源供給に伴う制限を緩和することができる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
上述した本発明にかかる切換装置を有するマウス及び切換装置については、電池を直列接続または並列接続に切換することによって、電池の高効率及び長寿命を同時に達成してマウス機能の応用を拡張できるだけでなく、また電池の性能を十分に利用することができる。
【0035】
本発明に係る実施例を上述のように開示したが、本発明は前記実施例に制限されない。従って、本発明に開示された切換装置を有するマウス及び切換装置については、本発明に開示された実施形態に限られない。係る技術に熟達する者はその要旨を逸脱しない範囲において、記述された形状、構成、特徴及び数量などの修正が可能であることは勿論であって、本発明の技術的範囲は、本明細書における特許請求の範囲により定義される。
【符号の説明】
【0036】
10、20 … 切換装置
30 … マウス
101 … 正極電源接点
102 … 負極電源接点
201、202、203 … 電池室
2011、2021、2031 … 正極電池接点
2012、2022、2032 … 負極電池接点
301 … 切換スイッチ
401 … ケース体
501 … 回路基板
601 … 開閉器


【特許請求の範囲】
【請求項1】
正極電源接点と、
負極電源接点と、
正極電池接点と負極電池接点とをそれぞれ有する電池室であって、前記電池室の前記正極電池接点が前記正極電源接点と電気的に接続され、前記電池室の他方の前記負極電池接点が前記負極電源接点と電気的に接続されている複数の電池室と、
前記正極電源接点と、前記負極電源接点と、前記正極電源接点に電気的に接続された前記電池室の前記負極電池接点と、前記負極電源接点に電気的に接続された前記電池室の前記正極電池接点と、それぞれ電気接続されている切換スイッチとを含み、
第一モードにおいて前記切換スイッチは開閉され、前記正極電源接点に電気的に接続された前記電池室の前記負極電池接点を前記負極電源接点に電気的に接続し、また前記負極電源接点に電気的に接続された前記電池室の前記正極電池接点を前記正極電源接点に電気的に接続させることで並列接続を構成し、
第二モードにおいて前記切換スイッチは開閉され、前記正極電源接点に電気的に接続された前記電池室の前記負極電池接点と前記負極電源接点に電気的に接続された前記電池室の前記正極電池接点とを互いに電気的に接続することで直列接続を構成することを特徴とする切換装置。
【請求項2】
前記切換スイッチは、さらに前記正極電源接点と、前記負極電源接点と、前記正極電源接点とに電気的に接続された前記電池室の前記正極電池接点を除くそれぞれの前記正極電池接点と、前記負極電源接点に電気接続された前記電池室の前記負極電池接点以外の各前記負極電池接点と、電気的に接続されており、
第一モードにおいて、前記切換スイッチは開閉されて、前記負極電源接点に電気接続された前記電池室の前記負極電池接点以外の各前記負極電池接点を前記負極電源接点に電気接続させ、且つ前記正極電源接点に電気接続された前記電池室の正極電池接点以外の各前記正極電池接点を前記正極電源接点に電気接続させることで並列接続を構成し、
第二モードにおいて、前記切換スイッチは開閉されて、前記正極電源接点に電気接続された前記電池室の正極電池接点以外の各前記正極電池接点を前記負極電源接点に電気接続された前記電池室の負極電池接点以外の各前記負極電池接点に電気接続させることで直列接続を構成することを特徴とする請求項1に記載の切換装置。
【請求項3】
前記切換スイッチは機械式スイッチまたは電子式スイッチであることを特徴とする請求項1に記載の切換装置。
【請求項4】
ケース体と、
前記ケース体に設置された回路基板と、
前記回路基板と電気的に接続された正極電源接点と、
前記回路基板と電気的に接続された負極電源接点と、
前記回路基板に電気的に接続され、それぞれ正極電池接点及び負極電池接点を有する電池室であって、前記電池室の前記正極電池接点が前記正極電源接点と電気接続され、前記電池室の他方の前記負極電池接点が前記負極電源接点と電気接続されている複数の電池室と、
前記正極電源接点と、前記負極電源接点と、前記正極電源接点に電気接続された前記電池室の前記負極電池接点と、前記負極電源接点に電気接続された前記電池室の前記正極電池接点と、それぞれ電気接続され、また前記回路基板と電気接続された切換スイッチと、
前記ケース体に設けられ、且つ前記切換スイッチと連接されて切換スイッチの切換作業を選択的に駆動させることができる開閉器と、を含み、
第一モードにおいて、前記切換スイッチは前記開閉器によって開閉されて、前記正極電源接点に電気接続された前記電池室の前記負極電池接点を前記負極電源接点に電気接続させ、且つ前記負極電源接点に電気接続された前記電池室の前記正極電池接点を前記正極電源接点に電気接続させることで並列接続を構成し、
第二モードにおいて、前記切換スイッチは開閉されて、前記正極電源接点に電気接続された前記電池室の前記負極電池接点を前記負極電源接点に電気接続された前記電池室の前記正極電池接点と互いに電気接続させることで直列接続を構成することを特徴とするマウス。
【請求項5】
前記切換スイッチは、前記正極電源接点と、前記負極電源接点と、前記正極電源接点に電気接続された前記電池室の前記正極電池接点を除くそれぞれの前記正極電池接点と、前記負極電源接点に電気接続された前記電池室の前記負極電池接点以外の前記各負極電池接点と、さらにそれぞれ電気的に接続されており、
第一モードにおいて、前記切換スイッチは前記開閉器によって開閉されて、前記負極電源接点に電気的に接続された前記電池室の前記負極電池接点を除くそれぞれの前記負極電池接点を前記負極電源接点に電気的に接続し、且つ前記正極電源接点に電気的に接続された前記電池室の前記正極電池接点を除くそれぞれの前記正極電池接点を前記正極電源接点に電気的に接続することで並列接続を構成し、
第二モードにおいて、前記切換スイッチは前記開閉器によって開閉されて、前記正極電源接点に電気的に接続された前記電池室の正極電池接点を除くそれぞれの前記正極電池接点を前記負極電源接点に電気的に接続された前記電池室の負極電池接点を除くそれぞれの前記負極電池接点に電気的に接続することで直列接続を構成することを特徴とする請求項4に記載のマウス。
【請求項6】
前記切換スイッチは機械式スイッチまたは電子式スイッチであることを特徴とする、請求項4に記載のマウス。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−5716(P2013−5716A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−48656(P2012−48656)
【出願日】平成24年3月6日(2012.3.6)
【出願人】(502361706)技嘉科技股▲ふん▼有限公司 (111)
【氏名又は名称原語表記】GIGA−BYTE TECHNOLOGY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.6,Bao Chiang Road,Hsin−Tien District,New Taipei City 231,Taiwan
【Fターム(参考)】