説明

加熱調理装置

【課題】加熱調理装置を落下した時でも、入力手段のスタートボタンが、外れるのを防止すること。
【解決手段】入力手段16は、エンコーダ20と、エンコーダ20に係止され左右に回転するツマミ25と、ツマミ25の内側に設けたスタートボタン26と、スタートボタン26の後側に設けられスタートボタン26の動作と連動するスタートボタン機構部27と、スタートボタン機構部27の動作によってオンオフするスタートスイッチ21とを有し、スタートボタン機構部27は、エンコーダ20及びツマミ25の少なくとも2点で係止されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば高周波加熱機能や電気ヒータ加熱機能を備えた加熱調理装置の操作装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の加熱調理装置は、操作入力部の数を増やすことなく操作をできるよう、設定手段にエンコーダを用いて一つの設定手段に複数の機能を持たせたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図5は、従来の加熱調理装置の正面図、図6は、図5の装置の操作入力部の正面図、図7は、従来の操作入力部の主要部断面図である。同図に示すように、本体1の前面右側に操作パネル2が設けられてある。操作パネル2には、加熱機能の選定や時間設定やメニュー選択をするためのツマミ3があり、ツマミの内側には、調理開始を制御部へ伝えるスタートボタン4が爪で係止されている。ツマミ3は、左右に回転することで時間等を設定し、スタートボタン4は、押すことで調理開始の信号を伝える。
【0004】
上記構成において、調理スタートまでの操作する部分が一ヵ所に集中するため、多機能、多メニューになっても操作する部分がすぐわかり、使い勝手のよいものとなる。また、ツマミ3とスタートボタン4とを同心円上に設けているため、それぞれの操作が別に設けられているものに比較して少ない面積で配置でき、その分メニュー表示5や、時間表示6の文字も大きくでき見やすいものにできる。
【0005】
そして、操作パネル2の貫通孔外周には、円周状の突起2aがツマミ3側に向けて設けてあり、中央部に貫通孔と凹部を有し、貫通孔の外円に円周状の突起3aを設けたツマミ3を、操作パネル2の円周状の突起2aの外周に隙間をもって設け、スタートボタン4をツマミ3の前より凹部に隙間をもって設ける構成としている。ツマミ3の突起3aは、スタートボタン4側に向かって凸状に形成し、凹部は根元より先端が広くなっている。ツマミ3はエンコーダ7、スタートボタン4はスイッチ8とそれぞれ嵌合している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許第2738221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来の構成においては、加熱調理装置の生産現場や使用者の家庭の設置場所に加熱調理装置を運搬する際、加熱調理装置を落下してしまうと、落下の衝撃により、スターとボタン4の爪がツマミ3から外れ、スタートボタン4が、ツマミ3から落下してしまう、という課題を有していた。
【0008】
そこで、加熱調理装置を落下してもスタートボタン4が外れにくいように、ツマミ3にテープで貼り付けることが考えられる。しかし、テープを使用すると、テープの原材料コストがかかったり生産工数がアップしてしまったりする、という課題を有していた。
【0009】
本発明は従来の課題を解決するもので、スタートボタン機構部を、回転検出手段及びツマミの少なくとも2点で係止することにより、テープを使用することなく、加熱調理装置を落下してもスタートボタンがツマミから落下してしまう恐れのない加熱調理装置を提供
することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理装置は、本体内に設けられた加熱室と、前記加熱室内に収納された食品を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記加熱室の前面開口部に開閉可能に設けられたドアと、前記ドアに設けられメニューの選択や加熱条件等を入力する入力手段と、選択したメニュー,加熱条件,制御状態等を表示する表示手段とを備え、前記入力手段は、エンコーダ等の回転検出手段と、前記回転検出手段に係止され左右に回転するツマミと、前記ツマミの内側に設けたスタートボタンと、前記スタートボタンの後側に設けられ前記スタートボタンの動作と連動するスタートボタン機構部と、前記スタートボタン機構部の動作によってオンオフするスタートスイッチとを有し、前記スタートボタン機構部は、前記回転検出手段及び前記ツマミの少なくとも2点で係止されている。
【発明の効果】
【0011】
本発明の加熱調理装置は、スタートボタン機構部が回転検出手段及び前記ツマミの少なくとも2点で係止されているので、装置落下時におけるスタートボタンの外れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施の形態1に係る加熱調理装置の正面図
【図2】図1の装置の操作入力部の上下方向断面図
【図3】図2の装置の操作入力部の水平方向断面図
【図4】本発明の実施の形態1に係る加熱調理装置の制御ブロック図
【図5】従来の加熱調理装置の正面図
【図6】図5の装置の操作入力部の正面図
【図7】従来の操作入力部の主要部断面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
第1の発明は、本体内に設けられた加熱室と、前記加熱室内に収納された食品を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記加熱室の前面開口部に開閉可能に設けられたドアと、前記ドアに設けられメニューの選択や加熱条件等を入力する入力手段と、選択したメニュー,加熱条件,制御状態等を表示する表示手段とを備え、前記入力手段は、エンコーダ等の回転検出手段と、前記回転検出手段に係止され左右に回転するツマミと、前記ツマミの内側に設けたスタートボタンと、前記スタートボタンの後側に設けられ前記スタートボタンの動作と連動するスタートボタン機構部と、前記スタートボタン機構部の動作によってオンオフするスタートスイッチとを有し、前記スタートボタン機構部は、前記回転検出手段及び前記ツマミの少なくとも2点で係止されるものである。
【0014】
これにより、装置落下時において、回転検出手段またはツマミとスタートボタン機構部との係止のうちどちらか一方の係止が外れても、残りの他方の係止により、スタートボタンの外れを防止することができる。
【0015】
第2の発明は、特に、第1の発明において、スタートボタン機構部の外周に形成された鍔部を有し、前記スタートボタン機構部のツマミとの係止は、前記鍔部と前記ツマミに形成された爪とによって構成されているので、回転検出手段とスタートボタン機構部との係止が外れても、ツマミとスタートボタン機構部との係止により、スタートボタンの外れを防止することができる。
【0016】
第3の発明は、特に、第2の発明において、透光性材料で構成されたスターとボタンと
、回転検出手段の内側にLED等発光手段とを設け、スタートボタン機構部を角笛状に形成し前方に広がるよう配置して、かつ前記発光手段の光をスタートボタン機構部内に導き、前記スタートボタンの後側から前側に放射するものである。これにより、「スタート」等スタートボタンの表示を使用者に明瞭に示すことができ、装置の操作性を向上することができる。
【0017】
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0018】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理装置の正面図、図2は、図1の装置の操作入力部の上下方向断面図、図3は、図2の装置の操作入力部の水平方向断面図、図4は、実施の形態1に係る加熱調理装置としての電子レンジの制御ブロック図である。
【0019】
同図において、加熱調理装置としての電子レンジ10は、被加熱物(食品)12を収納する加熱室13と、給電またはヒータにより加熱室13の被加熱物12を加熱する加熱手段14を有する。電子レンジ10の前面には、ドア11が縦方向に開閉可能に設けられ、加熱室13の前面開口部を塞いでいる。このドア11の前面には、透明なガラス製、プラスチック製のスクリーン32が設けられている。
【0020】
このドア11の前面下部には、スクリーン32に貫通孔が形成され、操作入力部15が設けられている。操作入力部15には、手動加熱調理の選択、自動加熱調理の選択、手動加熱調理の時間設定、自動加熱調理の仕上がり調節を設定する一つの入力手段16と、加熱情報等を表示する表示手段17とが設けられている。
【0021】
そして、電子レンジ10は、記憶手段18により表示手段17に操作手順を表示し、入力手段16からの入力に基づき、制御手段19により加熱手段14を制御し、かつ、その加熱情報を表示手段17に表示する構成としている。
【0022】
また、入力手段16は、エンコーダ20(回転検出手段)、スタートスイッチ21及びLED(発光ダイオード)22がプリント基板23上に搭載され、エンコーダ20の回転部24は、ツマミ25と連動するように構成されている。入力手段16であるスタートボタン26は、ツマミ25の内側に嵌合されており、前面から見ると円形で、平面断面及び側面断面が略コ字形状である。スタートボタン機構部27は、角笛状(ホーン状)に形成され前方に広がるよう配置されて、前端がスタートボタン26の後面側(コ字形状の内部側)に嵌合し係止されている。
【0023】
LED22は、スタートボタン機構部27の後側(奥側)の開孔から、スタートボタン機構部27の内部を臨む位置に配置され、点灯時、スタートボタン機構部27の内部に向かって、発光している。
【0024】
スタートボタン26は、スタートボタン26に前端を係止されたスタートボタン機構部27と連動するように構成され、使用者がスタートボタン26を押圧することにより、スタートボタン26及びこれに連結されたスタートボタン機構部27が、装置の後方(奥側)に移動する。そして、スタートボタン26の押圧を解除することにより、スタートボタン26及びスタートボタン機構部27が、装置の前方(手前側)へ復帰する。
【0025】
また、スタートボタン機構部27の後端には、外方に突出した爪28が形成され、エンコーダ20の固定部29に内側から係止されている。さらに、スタートボタン機構部27の前端と後端との中間部の外周には、全周にわたって外方に突出した鍔部29が形成され
ている。
【0026】
概略筒形状のツマミ25は、ドア前面のスクリーン32に形成した貫通孔に嵌入したツマミ枠33内に回転可能に設けられている。ツマミ25の前部内側には、スタートボタン26の後端部が挿入される溝が、内壁に沿って円状に形成されている。スタートボタン26が嵌合されたツマミ25の筒状部分の内壁の所定の位置には、爪30が形成されている。また、ツマミ25の後側(奥側)端部には、対象的な位置(相互に対向する位置)に回動係止爪31が2つ設けられ、エンコーダ20に形成した孔部(図示せず)に外側から係合している。
【0027】
ツマミ25の回転動作と連動して、エンコーダ20が回転するように構成されている。また、スタートボタン26の押圧動作に連動して、スタートスイッチ21はオン動作するように構成されている。
【0028】
エンコーダ20には、筒状の回転部24と固定部29とが設けてある。回転部24は、左右どちらにも回転できるようになっており、その回転度合いは電気信号として端子から出力され、マイコンを主体として構成された制御手段19がその電気信号を処理し、装置全体を制御している。
【0029】
そして、エンコーダ20は、その回転方向により手動調理メニュー群か自動調理メニュー群かを選択し、その回転度合いにより、その調理メニュー群内の調理メニューを選択する。また、手動調理メニューにおいて必要となる時間や温度の設定、自動調理において必要となる仕上がり状態の設定についても、エンコーダ20により入力される。
【0030】
ここで、スタートスイッチ21及びLED22は、エンコーダ20の内側に設けられ、スタートスイッチ21及びLED22は共に、エンコーダ20内側のプリント基板23上の円形のスペースに、この円の中心から距離をおいて、すなわちズラして配置されている。そして、スタートスイッチ21をエンコーダ20の内側で、かつスタートボタン機構部27の後側に配置することにより、スタートボタン機構部27を押せばスタートスイッチ21が押され接点がオンする構成となっている。
【0031】
また、スタートボタン機構部27の外面において、スタートスイッチ21と対向する位置とは反対側(スタートボタン26の中心に対して点対称)の位置には、凸部34が前後方向に形成されている。この凸部34の先端とエンコーダ20の固定部29との間隔は、使用者がスタートボタン26においてスタートスイッチ21から遠い側(凸部34に対応する側)を押した場合、スタートボタン機構部27がスタートスイッチ21から遠い側に倒れ、凸部34が、固定部29に当接する距離になるように、凸部34の高さを設定する。
【0032】
以上のように構成された加熱調理装置について、図1〜図4を用いて、以下にその動作、作用を説明する。
【0033】
同図において、電子レンジ10のツマミ25を回転させることにより、手動加熱調理の選択、手動オーブンの温度選択、自動加熱調理の選択、手動加熱調理の時間設定、自動加熱調理の仕上がり調節などを設定することができる。また、スタートボタン26を操作することにより、手動加熱調理の確定、手動オーブンの温度の確定、自動加熱調理の確定、手動加熱調理の時間設定と、「あたため」を選択して加熱開始させる機能と、手動加熱調理、自動加熱調理の加熱開始する機能を有している。
【0034】
表示手段17は、加熱情報等の表示と、次の操作の操作手順(時間、仕上がり、出力)
の表示をするという形で実現している。
【0035】
また、電子レンジ10を生産する現場(工場)や、販売店から使用者の家庭へ加熱調理装置を運搬する際、電子レンジ10を落下してしまうと、電子レンジ10に強い衝撃が加えられる。この時、入力手段16に加えられた衝撃力が、スタートボタン26及びスタートボタン機構部27にも加えられる。
【0036】
しかし、スタートボタン機構部27は、後端には爪28が形成され、エンコーダ20の固定部29に内側から係止されているとともに、スタートボタン機構部27の前端と後端との中間部に、全周にわたって外方に突出して形成された鍔部29とツマミ25の内側に形成された爪30とが係合し、すなわちスタートボタン機構部27が2点で係止されているので、スタートボタン機構部27の長手方向と垂直な方向の揺動が制限され、スタートボタン機構部27とスタートボタン26とが、ツマミ25から抜けるのを防いでいる。
【0037】
また、ツマミ25とスタートボタン26との隙間から侵入した水は、まずツマミ25の内側に形成された円状の溝に到達し貯留する。鉛直上方側の溝内に貯留し溢れ出た水は、スタートボタン機構部27の外面を流れ、鍔部29まで浸入してもそこから後側(奥側)へは浸入が防止され、スタートボタン機構部27の外面を鉛直下方に流れ、ツマミ25の内面を伝って、入力手段16外へ排出されることとなる。
【0038】
さらに、ドア前面のスクリーン32とツマミ25との隙間から浸入した水は、ツマミ25とスクリーン32のツマミ枠33との間を通って、ツマミ枠33の表面を重力方向に流れ、ツマミ25の下部から流出する。また、ツマミ枠33を伝ってツマミ25の外面へ流れてきても、同様に、ツマミ25の表面を重力方向に流れ、ツマミ25の下部から流出し、プリント基板23上まではほとんど到達しない。
【0039】
さらにまた、上述の通り、スタートスイッチ21は、エンコーダ20内側のプリント基板23上の円形のスペースに、円の中心からズレて、例えば装置の前面から見て左側にズレて配置されている場合、一般的には、スタートボタン26の右端を使用者が押圧すると、スタートボタン機構部27が、スタートスイッチ21を支点として、右側に倒れてしまい、スタートスイッチ21がオン動作しない恐れがある。
【0040】
そこで、本実施の形態では、スタートボタン機構部27の外面に凸部34を設けているので、使用者がスタートボタン26においてスタートスイッチ21から遠い側(凸部34に対応する側)を押した場合であっても、凸部34が固定部29に当接し、スタートスイッチ21から遠い側へ倒れることを防止して、スタートスイッチ21のオン動作を保証する。
【0041】
以上のように本実施の形態においては、スタートボタン機構部27が2点で係止されているので、スタートボタン機構部27の長手方向と垂直な方向の揺動が制限され、スタートボタン機構部27とスタートボタン26とが、ツマミ25から抜けるのを防ぐことができる。
【0042】
また、ツマミ25とスタートボタン26との隙間や、ドア前面のスクリーンとツマミ25との隙間から浸入した水は、ツマミ25の下部から流出させることができるので、入力手段16からの水浸入に対し、プリント基板23上の部品に関する信頼性低下を防止できる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
以上のように、本発明の加熱装置によれば、表示手段に加熱手段を使用する最初の操作
手順を表示することで、1つのダイヤルで簡単に全ての操作ができ、かつ、キーが少なくてすむので使い勝手が向上することから、お年寄りに優しい加熱装置とすることができる。
【符号の説明】
【0044】
10 電子レンジ(加熱調理装置)
11 ドア
13 加熱室
14 加熱手段
16 入力手段
17 表示手段
19 制御手段
20 エンコーダ(回転検出手段)
21 スタートスイッチ
22 LED(発光手段)
25 ツマミ
26 スタートボタン
27 スタートボタン機構部
29 鍔部
30 爪

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体内に設けられた加熱室と、前記加熱室内に収納された食品を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記加熱室の前面開口部に開閉可能に設けられたドアと、前記ドアに設けられメニューの選択や加熱条件等を入力する入力手段と、選択したメニュー,加熱条件,制御状態等を表示する表示手段とを備え、
前記入力手段は、エンコーダ等の回転検出手段と、前記回転検出手段に係止され左右に回転するツマミと、前記ツマミの内側に設けたスタートボタンと、前記スタートボタンの後側に設けられ前記スタートボタンの動作と連動するスタートボタン機構部と、前記スタートボタン機構部の動作によってオンオフするスタートスイッチとを有し、
前記スタートボタン機構部は、前記回転検出手段及び前記ツマミの少なくとも2点で係止されている加熱調理装置。
【請求項2】
スタートボタン機構部の外周に形成された鍔部を有し、前記スタートボタン機構部のツマミとの係止は、前記鍔部と前記ツマミに形成された爪とによって構成されている請求項1に記載の加熱調理装置。
【請求項3】
透光性材料で構成されたスターとボタンと、回転検出手段の内側にLED等発光手段とを設け、スタートボタン機構部を角笛状に形成し前方に広がるよう配置して、かつ前記発光手段の光をスタートボタン機構部内に導き、前記スタートボタンの後側から前側に放射する請求項2に記載の加熱調理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−52845(P2011−52845A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−199708(P2009−199708)
【出願日】平成21年8月31日(2009.8.31)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】