説明

動画配信システム及びその制御方法並びにクライアントシステム

【課題】
動画記録再生装置において、録画モードと再生モードとで、受信したメッセージの出力方法を切り替える。
【解決手段】
デジタルカメラ101はカメラサーバ102を具備し、ネットワーク104を介してクライアントシステム103に動画を配信でき、クライアントシステム103からメッセージを受信できる。カメラ101では、予め、クライアントから受信したメッセージの出力方法を、複数の方法、即ち、音声出力、アイコン表示、テロップ表示、メッセージ表示画面、及び、一時保存して再生時に出力から、録画モード及び再生モード毎に設定しておく。録画モードでは、音声出力を選択禁止にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動画配信システム及びその制御方法並びにクライアントシステムに関し、特に、デジタルカメラ、デジタルカムコーダ、PDA及び携帯電話等をターゲットとし、動画を再生する機能、動画を録画する機能、録画した動画をネットワークによって他の端末に配信する機能、及び、他の端末からネットワークを通じてメッセージを受信する機能を有する動画配信システム及びその制御方法並びにクライアントシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、動画を配信中に配信先の端末からメッセージを受信した場合、テロップ又はアイコン等によって、該メッセージを配信者に通知する構成が知られている。また、クライアントシステムから着信した電子メールをテレビ受信機に表示する技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平07−298153号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
録画モード時では音声出力機能を使用できないので、従来の技術では、クライアントシステムから受信したメッセージを配信者に音声出力機能を使って通知することができないという問題があった。
【0004】
また、録画モード時における動画撮影装置のディスプレイ画面には、録画の対象が常に映し出されている必要があり、再生モード時と比較してメッセージを表示する領域及び表示する機能が制限される。すなわち、再生モード時と録画モード時を区別することなく、クライアントシステムから受信したメッセージを同じ表示手段によって配信者に通知することができないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決する動画配信システム及びその制御方法並びにクライアントシステムを提示することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る動画配信システムは、記録媒体に動画像信号を記録再生する記録再生手段と、前記記録媒体に対して記録されている動画像信号又は前記記録媒体から再生された動画像信号を、ネットワークを介してクライアントシステムに配信する配信手段と、前記クライアントシステムからメッセージ情報を受信するメッセージ受信手段と、前記メッセージ受信手段によって受信したメッセージ情報を通知するメッセージ通知手段と、前記記録再生手段による前記動画像の記録中におけるメッセージ通知方法及び前記動画像信号の再生中におけるメッセージ通知方法を、複数のメッセージ通知方法からそれぞれ独立に設定する通知方法設定手段と、前記記録再生手段の動作状態に応じて、前記通知方法設定手段により設定されたメッセージ通知方法によりメッセージ情報を通知するように前記メッセージ通知手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
本発明に係るクライアントシステムは、動画配信システムから動画像信号を受信し、前記動画配信システムにメッセージ情報を送信するクライアントシステムであって、前記動画配信システムの認証サーバに接続する接続手段と、前記配信システムから動画像信号の受信のための認証を得る認証取得手段と、前記配信システムから動画像信号を取得する動画取得手段と、前記動画取得手段によって取得した動画像信号を再生する手段と、前記配信システムに前記メッセージ情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る動画配信システムの制御方法は、
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、配信システムの記録再生の状態に応じた最適な方法でクライアントシステムからのメッセージを認識することが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
【実施例1】
【0011】
図1は、本発明の実施例1の概略構成ブロック図を示す。デジタルカメラ又はデジタルカムコーダ101は、カメラサーバ102、動画再生機能、動画録画機能及び音声出入力機能を有する動画配信システムである。カメラサーバ102は、ネットワークを介してクライアントシステム103に動画を配信し、クライアントシステム103からメッセージを受信し、受信したメッセージを格納する。カメラサーバ102はまた、その他情報を格納する機能を有する。
【0012】
クライアントシステム103は、パソコン、PDA、デジタルカメラ又はテレビなどからなり、デジタルカメラ101及びカメラサーバ102とネットワークを介して接続可能であり、カメラサーバ102から動画を受信し、カメラサーバ102にメッセージを送信する。
【0013】
通信媒体104は、USBケーブル、イーサーネット(登録商標)又は無線LAN等であり、デジタルカメラ101とクライアントシステム103との間でデータを双方向に伝送する。
【0014】
図2は、デジタルカメラ101の概略機能ブロック図を示す。デジタルカメラ101は、CPU201、ROM202、RAM203、外部記憶手段204、入力手段205、表示手段206、映像録画手段207、映像再生手段208、音声出力手段209、音声入力手段210及び通信手段211で構成される。
【0015】
CPU201は、デジタルカメラ101の制御及び各種プログラムの起動を行う。ROM202は、読み出し専用記憶装置であり、CPU201によって実行されるデジタルカメラ101を制御するプログラム及び各種プログラム群が記憶されている。RAM203は、デジタルカメラ101において、CPU201が各種プログラムを実行するためのワークエリアとして使用される。外部記憶手段204は、プログラムファイル及びデータファイルを格納する手段である。入力手段205は、各種データ及びコマンドの入力をおこなうための手段である。表示手段206は、各種データの表示及び入力手段205の操作をおこなうためのカーソルを表示する手段である。映像録画手段207は、デジタルカメラ101が撮影した動画データをメモリ又はHDD等の記憶装置に録画する手段である。映像再生手段208は、記憶された動画データを再生する手段である。音声出力手段209は音声を出力する手段である。音声入力手段210は、デジタルカメラ101が再生モードである場合、音声を取り込む手段である。通信手段211は、外部の端末装置との間でデータを送受信する手段である。
【0016】
図3〜図5を参照して、本実施例の動作を説明する。ここでは、動画を配信するユーザを配信者と呼ぶことにする。
【0017】
先ず、モード識別手段によって動画配信システムが再生モード又は録画モードであることを識別し、その識別結果に従い、メッセージ通知手段切替え手段により再生時メッセージ通知手段と前録画画時メッセージ通知手段とを切替える動作を説明する。
【0018】
図3は、本実施例の再生時メッセージ通知方法を選択する画面である。タブ301は、再生モード時の選択タブと録画モード時の選択タブを有し、タブをクリックすることによって、それぞれのモードにおけるメッセージ通知方法を選択する画面に遷移する。チェックボックス302は、メッセージ通知方法のリストを有し、チェックボックスを選択することによって、希望のメッセージ通知方法を設定する。
【0019】
303は音声出力によってメッセージを通知する方法であり、この場合、クライアントシステムから受信したメッセージを音声に変換し、内蔵するスピーカによって配信者にメ通知する。
【0020】
304はアイコン表示によってメッセージを通知する方法であり、この場合、クライアントシステムからメッセージを受信すると、配信中の動画像を表示しているLCDなどに対してその旨を示すアイコンを表示することによって、メッセージの受信を配信者に通知する。
【0021】
また、305はテロップ表示によってメッセージを通知する方法であり、この場合、クライアントシステムから受信したメッセージに対応したテロップを動画表示中のLCD画面に表示することによって、メッセージを配信者に通知する。
【0022】
また、306は、動画像の表示画面をメッセージ表示画面に切替えてメッセージを通知する方法であり、クライアントシステムからメッセージを受信した場合、LCDに表示されている配信中の動画像に代えて受信したメッセージを表示することで、メッセージを配信者に通知する。
【0023】
図4は、本実施例の録画時メッセージ通知方法を選択する画面である。録画モードにおいてスピーカから音声を出力すると、その音声がマイクによって拾われて記録又は配信されてしまうので、記録時にはスピーカからの音声出力を停止している。そのため、音声出力によってメッセージを通知する方法の設定を禁止している。
【0024】
402は、メッセージ情報を内蔵のメモリに一時保存して、記録停止後又は再生時にメモリからメッセージ情報を読み出して配信者に通知する方法である。このとき、音声で出力してもよいし、また、LCDに表示することもできる。また、方法402は、記録時にのみ設定できる。これ以外は図3と同様である。
【0025】
図5は、本実施例のメッセ−ジ通知方法の設定プロセスを示すフローチャートである。配信者は、再生時メッセージ通知方法を選択する(S501)。また、配信者は、録画時メッセージ通知方法を選択する(S502)。デジタルカメラ101はクライアントシステムからメッセージを受信する(S503)。デジタルカメラ101はモード識別手段によってカメラモードが再生モード又は録画モードかを識別する(S504)。再生モードであった場合(S504で再生モード)、S501で選択した再生時メッセージ通知方法によって、配信者にメッセージを通知する(S505)。録画モードであった場合(S504で録画モード)、S502で選択した録画時メッセージを通知方法によって、配信者にメッセージを通知する(S506)
【0026】
以上、説明したように、本実施例によれば、再生モードか録画モードかに応じて、クライアントシステムから受信したメッセージを配信者に通知する方法を切替えることによって、配信者は、動画配信システムがどちらのカメラモードであった場合も、クライアントシステムからのメッセージを認識することが可能である。
【実施例2】
【0027】
図6及び図7を参照して、本発明の実施例を説明する。この実施例では、クライアントシステムから受信したメッセージを、動画配信システムを介して他のクライアントシステムに転送する。
【0028】
図6は、本実施例の概略構成ブロック図を示す。デジタルカメラ又はデジタルカムコーダ601は、カメラサーバ602、動画再生機能、動画録画機能及び音声出入力機能を有する動画配信システムである。カメラサーバ602は、ネットワークを介してクライアントシステム603に動画を配信し、クライアントシステム603からメッセージを受信し、受信したメッセージを格納する。カメラサーバ602はまた、その他情報を格納する機能を有する。
【0029】
クライアントシステム603は、パソコン、PDA、デジタルカメラ又はテレビなどからなり、デジタルカメラ601とネットワークを介して接続可能であり、カメラサーバ602から動画を受信し、カメラサーバ602にメッセージを送信する。
【0030】
通信媒体604は、USBケーブル、イーサーネット(登録商標)又は無線LAN等からなり、デジタルカメラ601とクライアントシステム603との間でデータを双方向に伝送する。
【0031】
図7は、本実施例のメッセージ転送手段のプロセスを示すフローチャートである。デジタルカメラ601はクライアントシステム603からメッセージを受信した場合、クライアントシステム603の認証を確認する(S701)。認証されていた場合(S701)、そのメッセージをそのクライアントシステムから取得する(S702)。認証されていない場合(S702)、そのクライアントシステムとの接続を切断する(S706)。動画配信システムは、受信したメッセージを転送するクライアントシステムを設定し(S703)、設定されたアドレスを有するクライアントシステムにメッセージを送信する(S704)。転送結果をクライアントシステムから受信する(S705)。
【0032】
以上、説明したように、本実施例によれば、クライアントシステムから受信したメッセージを、動画配信システムに接続されている他のクライアントシステムに転送することが可能である。また、メッセージの転送先をデジタルカメラが設定及び変更できる。
【実施例3】
【0033】
図8を参照して、本発明の実施例を説明する。デジタルカメラが録画モード時にメッセージを受信した場合、このメッセージを一時的に保存し、再生モードに切り替った時にこのメッセージを配信者に通知する。図8は、録画時メッセージ通知のプロセスを示すフローチャートである。
【0034】
デジタルカメラはクライアントシステムからメッセージを受信する(S801)。デジタルカメラは録画モード又は再生モードかを識別する(S802)。録画モードであった場合(S802)、メッセージをメモリ又は外部記憶装置に保存する(S803)。デジタルカメラが再生モードに切り替わった時(S804)、保存したメッセージを配信者に通知する(S805)。
【0035】
以上、説明したように、本実施例によれば、動画配信システムが録画モード時であった場合も、メッセージを一時保存し、再生モードに切り替った時にこのメッセージを再送することによって、配信者は録画モード時に受信したメッセージを認識することが可能である。
【実施例4】
【0036】
図9を参照して、本発明の実施例を説明する。この実施例では、クライアントシステム側から、メッセージを転送する他のクライアントシステムを指定する。図9は、クライアントシステムの転送先指定手段によって指定されたクライアントシステムにメッセージを転送するプロセスを示すフローチャートである。
【0037】
クライアントシステムは、デジタルカメラから前記デジタルカメラに接続しているクライアントシステムのアドレス群を取得する(S901)。クライアントシステムは、取得したアドレス群から転送先アドレスを指定する(S902)。転送先アドレス、自分のアドレス及びメッセージをメッセージデータに格納して(S903)、デジタルカメラに送信する(S904)。動画配信システムは、このメッセージに格納されているアドレスに対してメッセージを転送する(S905)。
【0038】
図10は、クライアントシステムと配信者及び別のクライアントシステムとの間で送受信するメッセージのフォーマットである。送信先アドレス1001には、メッセージの送信先のアドレスが格納される。自アドレス1002には、送信者のアドレスが格納される。メッセージ1003には、送信するメッセージが格納される。
【0039】
以上説明したように、本実施例によれば、クライアントシステム側から、メッセージを転送する他のクライアントシステムを指定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】本実施例の機能構成図である。
【図3】第1実施例の再生時メッセージ通知手段を選択する画面である。
【図4】第1実施例の録画時メッセージ通知手段を選択する画面である。
【図5】第1実施例のメッセ−ジ通知手段切替え手段のプロセスを示すフローチャートである。
【図6】第2実施例の概略構成図である。
【図7】第2実施例のメッセージ転送手段のプロセスを示すフローチャートである。
【図8】第3実施例における録画時メッセージ通知手段のプロセスを示すフローチャートである。
【図9】第4実施例における他のクライアントシステムにメッセージを転送するプロセスを示すフローチャートである。
【図10】第4実施例でのメッセージのフォーマット例である。
【符号の説明】
【0041】
101:デジタルカメラ
102:カメラサーバ
103:クライアントシステム
104:通信媒体
201:CPU
202:ROM
203:RAM
204:外部記憶手段
205:入力手段
206:表示手段
207:映像録画手段
208:映像再生手段
209:音声出力手段
210:音声入力手段
211:通信手段
601:デジタルカメラ
602:カメラサーバ
603:クライアントシステム
604:通信媒体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体に動画像信号を記録再生する記録再生手段と、
前記記録媒体に対して記録されている動画像信号又は前記記録媒体から再生された動画像信号を、ネットワークを介してクライアントシステムに配信する配信手段と、
前記クライアントシステムからメッセージ情報を受信するメッセージ受信手段と、
前記メッセージ受信手段によって受信したメッセージ情報を通知するメッセージ通知手段と、
前記記録再生手段による前記動画像の記録中におけるメッセージ通知方法及び前記動画像信号の再生中におけるメッセージ通知方法を、複数のメッセージ通知方法からそれぞれ独立に設定する通知方法設定手段と、
前記記録再生手段の動作状態に応じて、前記通知方法設定手段により設定されたメッセージ通知方法によりメッセージ情報を通知するように前記メッセージ通知手段を制御する制御手段
とを備えることを特徴とする動画配信システム。
【請求項2】
前記メッセージ受信手段によって受信したメッセージ情報を、前記配信手段からの前記動画像信号を受信する他のクライアントシステムに転送するメッセージ転送手段と、
前記メッセージ転送手段により前記メッセージ情報を転送するクライアントシステムを指定する転送先指定手段
とを備えることを特徴とする請求項1に記載の動画配信システム。
【請求項3】
前記動画像信号の記録中における通知方法として前記複数の通知方法の一部を設定禁止としたことを特徴とする請求項1に記載の動画配信システム。
【請求項4】
前記メッセージ通知方法は、前記メッセージ情報に対応した音声を出力する第1の方法と、所定のアイコンを前記配信中の動画像信号に係る動画像の表示画面に多重して表示する第2の通知方法と、前記メッセージ情報に対応したテロップを前記動画像の表示画面に表示する第3の通知方法と、前記動画像に代えて前記メッセージ情報を表示する第4の通知方法とを含むことを特徴とする請求項1に記載の動画配信システム。
【請求項5】
前記動画像信号の記録中における通知方法として前記第1の通知方法を設定禁止としたことを特徴とする請求項4に記載の動画配信システム。
【請求項6】
前記メッセージ通知手段は前記受信したメッセージ情報を記憶する記憶手段を有し、
前記メッセージ通知方法は更に、前記記録再生手段が前記動画像信号の記録状態から他の状態に切り替わったことに応じて前記記憶手段に記憶されたメッセージ情報を通知する第5の通知方法を含み、
前記動画像信号の再生中における通知方法として前記第5の通知方法を設定禁止としたことを特徴とする請求項5に記載の動画配信システム。
【請求項7】
動画配信システムから動画像信号を受信し、前記動画配信システムにメッセージ情報を送信するクライアントシステムであって、
前記動画配信システムの認証サーバに接続する接続手段と、
前記配信システムから動画像信号の受信のための認証を得る認証取得手段と、
前記配信システムから動画像信号を取得する動画取得手段と、
前記動画取得手段によって取得した動画像信号を再生する手段と、
前記配信システムに前記メッセージ情報を送信する送信手段
とを備えることを特徴とするクライアントシステム。
【請求項8】
前記配信システムに接続している他のクライアントシステムのアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、
前記アドレス情報取得手段によって取得したアドレス群から、前記メッセージを転送する他のクライアントシステムを指定する転送先指定手段
とを有し、前記配信システムは、前記メッセージ受信手段によって受信したメッセージ情報を、前記転送先指定手段により指定されたクライアントシステムに転送することを特徴とする請求項7に記載のクライアントシステム。
【請求項9】
記録モードで動画像信号を記録媒体に記録する記録モード、及び前記記録媒体に記録される動画像信号を再生する再生モードを具備する動画記録再生装置と、前記動画記録再生装置とネットワークを介して接続する1以上のクライアントシステムとからなり、前記動画記録再生装置から前記1以上のクライアントシステムにネットワークを介して動画像信号を配信する動画配信システムにおいて、
前記動画像記録再生装置において、動画像信号の記録中におけるメッセージ通知方法及び前記動画像信号の再生中におけるメッセージ通知方法を、複数のメッセージ通知方法からそれぞれ独立に設定する通知方法設定ステップと、
前記動画像記録再生装置が、前記1以上のクライアントシステムの何れかからのメッセージ情報を受信するメッセージ受信ステップと、
前記動画像記録再生装置が、前記記録モード及び前記再生モードの何れであるかに従い、前記通知方法設定ステップで設定された通知方法で、前記メッセージ受信ステップにより受信したメッセージ情報を通知するメッセージ通知ステップと、
とを備えることを特徴とする動画配信システムの制御方法。
【請求項10】
前記複数のメッセージ通知方法が、受信したメッセージを他のクライアントシステムに転送するメッセージ通知方法を含むことを特徴とする請求項9に記載の動画配信システムの制御方法。
【請求項11】
前記通知方法設定ステップは、動画像信号の記録中における通知方法として前記複数のメッセージ通知方法の一部を設定禁止としたことを特徴とする請求項9に記載の動画配信システムの制御方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2006−67039(P2006−67039A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−244526(P2004−244526)
【出願日】平成16年8月25日(2004.8.25)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】