説明

化粧方法

【課題】 簡単な方法により、市販の粉末化粧料を用いてメークアップアーティスト等が行うような自然な仕上がりが得られる化粧方法を提供すること。
【解決手段】 顔面に粉末化粧料を塗布した後、ブラシ毛部が大略球状のフェイスブラシを用い、その側面でブラシ毛のコシを使いながら少しずつ回転させつつ一方方向に動かして粉末化粧料を密着させる化粧方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧方法に関し、更に詳細には、粉体化粧料を特殊なフェイスブラシを用いて顔面に密着させ、自然でツヤ感および立体感のある仕上がりに化粧する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、若い女性を中心に化粧に対する関心が高まり、一般の人でもメーキャップアーティスト等の美容のプロが行なったような化粧の仕上がりが簡単に得られる方法が求められている。
【0003】
従来、固形状のファンデーション等の固形粉体化粧料を用い顔面を化粧する方法としては、化粧料に添付のパフやスポンジ等に取って塗布する方法が一般的である。しかし、この方法では肌に均一に化粧料を塗布することは可能であるが、自然な仕上がりという面で問題があった。すなわち、化粧料がメリハリなく肌に均一に塗布されるため、本来ハイライトが出るべき部分とそうでない部分の差が少なく、平面的な仕上がりとなってしまうという問題があった。また、厚くなったり、仕上がりが粉っぽくなることも多かった。
【0004】
これに対し、メークアップアーティスト等では更にブラシを用いて、より自然でしかもツヤ感や立体感のある仕上がりとすることができるが、これは熟練を要する技能であり、一般の人が誰でも可能というものではなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、簡単な方法により、市販の粉体化粧料を用いてメークアップアーティスト等が行うような自然な仕上がりが得られる化粧方法の提供をその課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、顔面に粉体化粧料を塗布後、特殊なフェイスブラシを一定の方法で用いることにより、誰もが簡単に自然でツヤ感および立体感のある仕上がりに化粧できることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
すなわち、本発明は、顔面に粉体化粧料を塗布した後、ブラシ毛部が大略球状のフェイスブラシを用い、その側面でブラシ毛のコシを使いながら少しづつ回転させつつ一方方向に動かして粉体化粧料を密着させることを特徴とする化粧方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明方法によれば、自分自身で化粧する場合であっても、ハイライトを付けたような仕上がりで、Tゾーン(額および鼻梁)が強く出た自然でツヤ感および立体感のある仕上がりを得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明方法を実施するには、まず、顔面に粉体化粧料を塗布する。塗布される粉体化粧料としては、ファンデーション、おしろい、フェイスカラー等が挙げられ、それぞれ固形状や粉末状のものを使用することができる。なかでも固形状のファンデーション、更には粉体を65〜95質量%(以下、単に「%」で示す)、好ましくは70〜90%、油性成分を5〜35%、好ましくは10〜30%配合した固形状のファンデーションが本発明方法で用いる粉体化粧料として好ましい。
【0010】
より具体的には、粉体として板状粉体を含むものおよび油性成分として部分架橋型オルガノポリシロキサンを含有する固形状ファンデーションが好ましいものとして挙げられる。
【0011】
上記した板状粉体としては、通常化粧料に配合される、鱗片状、板状、小片状などの形状であれば、大きさは特に限定されるものではないが、平均粒径5〜100μmかつアスペクト比が20〜100である板状粉体がより好ましく、またその配合量は全組成に対し20〜70質量%が好ましい。
【0012】
このような板状粉体の具体例としては、セリサイト、雲母、合成金雲母、板状タルク、オキシ塩化ビスマス、窒化ホウ素、板状酸化チタン、板状酸化亜鉛、板状酸化アルミニウム、板状硫酸バリウム、板状無水ケイ酸、N−ラウロイル−L−リジン、雲母チタン、酸化鉄被覆雲母、酸化鉄被覆雲母チタン、酸化チタン被覆合成金雲母、酸化鉄・酸化チタン被覆合成金雲母、有機顔料被覆雲母チタン、酸化チタン被覆ガラス末、アルミニウムパウダー、コンジョウ被覆雲母チタン、カルミン被覆雲母チタン、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、タール色素被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、シリカ被覆雲母チタン、シリカ被覆ベンガラ被覆雲母チタン、シリカ被覆コンジョウ被覆雲母チタン、シリカ被覆カルミン被覆雲母チタン、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を適宜用いることができる。また、これら粉体は、フッ素化合物、シリコーン化合物、金属石ケン、ロウ、界面活性剤、油脂、炭化水素等の処理剤を用いて通常公知の方法により表面処理を施したものであっても良い。
【0013】
上記板状粉体は、それ以外の通常化粧料に使用される粉体(以下、「一般粉体」という)と組み合わせ使用される。この一般粉体としては、不定形、球状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的には、酸化チタン、低次酸化チタン、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、無水ケイ酸、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウム等の無機粉体類、ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンパウダー、ポリスチレンパウダー、オルガノポリシロキサンエラストマーパウダー、ポリメチルシルセスキオキサンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、酸化亜鉛含有シリカ等の複合粉体等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。尚、これら粉体は通常公知の表面処理剤であるシリコーン化合物、フッ素化合物、油脂類、ワックス類、界面活性剤類、レシチン、アシルアミノ酸等により処理を施して用いることもできる。
【0014】
一方、上記した油性成分としては、通常化粧料に配合される、油性成分を特に限定なく使用することができるが、フェイスブラシを用いたときの使用性がより向上するので、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を配合した油剤を使用することが好ましい。
【0015】
このような部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物としては、オルガノポリシロキサンを架橋結合させて得られる重合物が挙げられ、その粉体化粧料中での好ましい配合量は、0.5〜10質量%である。このものは、例えば、特公平8−6035号公報、特開平4−272932号公報、特開平5−140320号公報、特開2001−342255号公報等に具体的に記載されている化合物で、一部に三次元架橋構造を有し、R12SiO単位及びR1SiO1.5単位よりなり、R13SiO0.5単位及び/又はSiO2単位を含んでいても良い化合物(但し、各構成単位のR1は水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、およびビニル基等の脂肪族不飽和基、フルオロ基やエチレンオキサイド基を含有するもの等が例示され、同種又は異なった種類であっても良い。)である。
【0016】
この部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は、それ単独で用いても良いが、低重合度あるいは高重合度のジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等のシリコーン系化合物と混合して用いても良い。このような混合物は、市販品として、信越化学工業社製のシリコンKSGシリーズのKSG−15、KSG−16、KSG−18、KSG−21、KSG−31、KSG−32、KSG−33、KSG−34、KSG−41、KSG−42、KSG−43、KSG−44が挙げられる。また、部分架橋型トリフルオロプロピルメチルポリシロキサンとメチルトリフルオロプロピルシクロポリシロキサンの混合物なども挙げられる。
【0017】
更に、前記シリコーン系化合物以外の油性成分として、通常化粧料に用いられる油性成分を使用することができる。この例としては、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、オゾケライト、ポリエチレンワックス、モンタンワックス、フィッシャトロプスワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油、モクロウ等の油脂類、ミツロウ、ラノリンワックス、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等の天然ロウ類、ホホバ油、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
【0018】
以上説明した粉体化粧料の顔面への塗布に用いる塗布具は、特に限定されるものではなく、粉体化粧料を密着させるために使用する後記のフェイスブラシを用いることもできるが、当該化粧料に添付されたパフやスポンジを用いて顔面に塗布することが好ましい。
【0019】
次いで、塗布した粉体化粧料を肌に密着させるために、ブラシ毛部が大略球状のフェイスブラシを用い、その側面でブラシ毛のコシを使いながら少しづつ回転させながら一方方向に動かしてゆく。
【0020】
以下、本発明において用いられるフェイスブラシの一例を示しながら説明を続ける。図1は、本発明で好ましく用いられるフェイスブラシの一態様を示す図面であり、図中、1はフェイスブラシ、2はブラシ毛部、3は把持部を示す。この図に示すようにブラシ1は、そのブラシ毛部2が大略球状のものであり、キノコブラシとも呼ばれるものである。このブラシ毛2の全体の長さ(図1中、a)は、特に制約されるものではないが、使用しやすさの点から、35ないし47mm程度が好ましい。また、ブラシ毛2の直径(図1中、b)も、特に制約されるものではないが、使用しやすさの点から、35〜45mm程度が好ましい。更に、長さと直径の比(a/b)は、0.7〜1.3程度であることが好ましい。
【0021】
上記ブラシ毛3の材質については、ある程度のコシの強さがあり、また、皮膚に使用しても違和感のないものであれば特に制約はないが、動物毛を使用したもの、特に山羊毛とポリブチレンテレフタレート(PBT)の混毛であることが好ましい。また、その製造方法についても特に制約はないが、使用感などの点から毛先を切らない、いわゆる「駒たて法」により製造したものであることが望ましい。
【0022】
本発明で使用するフェイスブラシ1における把持部3は、ブラシ毛2をまとめて保持するとともに、使用の際に手に持つ部分であるが、この直径は25〜35mm程度、長さは、18〜28mm程度であることが好ましく、その材質は、真鍮や樹脂等であることが好ましい。
【0023】
次に、上記のフェイスブラシ1の使用方法の一例を図2に示す。この図に示すように、顔面に粉体化粧料を塗布した後(a)、フェイスブラシ1を少しづつ回転させながら、矢印の方向に移動させ、顔面全体に粉体化粧料を密着させる(b)。この回転操作は、フェイスブラシの把持部中心を軸に、左ないしは右の一方に動かす操作であり、肌に対し上向きであっても、また下向きであっても良い。また、この操作において使用するフェイスブラシ1は、更に顔面に塗布したのと同じ粉体化粧料を含ませておくことが好ましく、この場合には、フェイスブラシ1を少しねかせて粉体化粧料の表面を軽く刷くようにし、最終的にフェイスブラシ全面に粉体化粧料が付着するようにすることが好ましい。
【0024】
図2(b)で示される密着操作は、額部ではフェイスブラシ1を一方方向に移動させることにより、頬部では、鼻を中心にそれぞれ外側方向に移動させることにより、顎部は中心からそれぞれ左右側に移動させることにより行われる。また、この操作においては、フェイスブラシ1の側面を使用し、フェイス毛1のコシの強さを利用して密着させることが好ましい。なお、フェイスブラシ1の移動時の回転は、5ないし15cmの移動あたり半回回転(180゜)する程度でよい。
【0025】
最後に、図2の(c)に示すように、顔面のハイライト効果が出る部位について、上記と同様、フェイスブラシ1を少しづつ回転させながら、一方方向に移動させる。すなわち、額については眉弓上部に沿って左右何れかの一方方向へ、鼻については鼻梁に沿っての上から下へ、頬上部についてはそれぞれ左右外側方向へ、顎については上から下へそれぞれフェイスブラシ1を回転させつつ移動させる。なお、この操作においては、特にゆっくりと丁寧にフェイスブラシ1を動かすことが好ましく、また、フェイスブラシを動かす際は、動かす方向と反対方向に顔をゆっくり動かすことが好ましい。
【実施例】
【0026】
次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明するが、本発明は何らこれに制約されるものではない。
【0027】
実 施 例 1
下記処方の固形状パウダーファンデーションを用い、前記本発明方法にて、化粧を行ったところ、パフ等のみを用いて化粧を行った時に比べ、より自然で、Tゾーンにハイライト効果があり、立体感が得られ、ツヤ感にも優れる仕上がりとなった。
【0028】
固形状パウダーファンデーション:
( 処 方 )
成 分 (%)
1.部分架橋型オルガノポリシロキサン
重合物の混合物*1 10
2.ジメチルポリシロキサン(20cs) 2
3.ワセリン 0.3
4.流動パラフィン 1
5.微粉末状合成炭化水素ワックス 0.5
6.シリコーン処理タルク*2(板状) 20
7.シリコーン処理雲母*2(板状) 残 量
8.合成金雲母(板状) 15
9.酸化チタン 8
10.酸化亜鉛 3
11.ベンガラ 0.5
12.黄酸化鉄 2.3
13.黒酸化鉄 0.2
14.窒化ホウ素(板状) 3
15.球状無水珪酸 5
16.シリコーンエラストマー粉体*3 0.5
17.防腐剤(パラオキシ安息香酸メチル) 適 量
18.保湿剤(ホップ抽出物) 適 量
19.香料 適 量
*1:シリコンKSG−16(樹脂分25%)
*2:ジメチルポリシロキサン5%処理
*3:KSP−100(信越化学工業社製)
【0029】
( 製造方法 )
A : 成分1〜4を80℃に加温し、均一に分散する。
B : 成分5〜16を混合分散する。
C : Bに成分A、成分17〜19を添加し、混合分散する。
D : Cを粉砕後、金皿に圧縮成型して、固形状パウダーファンデーションを得た。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明方法によれば、簡単に、自然でツヤ感および立体感のある仕上がりのメークアップを行うことが可能となる。従って、一般の人の化粧方法として利用できることはもとより、美容室等での化粧方法としても広く利用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明で使用するフェイスブラシの一例を示す図面である。
【図2】本発明による化粧方法を説明する図面である。
【符号の説明】
【0032】
1 … … フェイスブラシ
2 … … ブラシ毛部
3 … … 把持部
a … … ブラシ毛長さ
b … … ブラシ毛直径
以 上

【特許請求の範囲】
【請求項1】
顔面に粉体化粧料を塗布した後、ブラシ毛部が大略球状のフェイスブラシを用い、その側面でブラシ毛のコシを使いながら少しずつ回転させつつ一方方向に動かして粉体化粧料を密着させることを特徴とする化粧方法。
【請求項2】
フェイスブラシが、ブラシ毛全体の長さが35〜47mm、ブラシ毛の直径が35〜45mmであり、ブラシ毛長さと直径の比は、0.7〜1.3である請求項第1項記載の化粧方法。
【請求項3】
フェイスブラシのブラシ毛が、山羊毛とポリブチレンテレフタレート(PBT)の混毛である請求項第1項または第2項記載の化粧方法。
【請求項4】
フェイスブラシが、駒たて法で形成されたものである請求項第1項ないし第3項の何れかの項記載の化粧方法。
【請求項5】
最初にパフおよび/またはスポンジで顔面に粉体化粧料を塗布する請求項第1項ないし第4項の何れかの項記載の化粧方法。
【請求項6】
最初に顔面に塗布したものと同じ粉体化粧料を含ませておいたフェイスブラシを使用する請求項第1項ないし第5項の何れかの項記載の化粧方法。
【請求項7】
粉体化粧料が、粉体を65〜95質量%含有するものである請求項第1項ないし第6項の何れかの項記載の化粧方法。
【請求項8】
粉体化粧料が、板状粉体を20〜70質量%含有するものである請求項第1項ないし第7項の何れかの項記載の化粧方法。
【請求項9】
粉体化粧料が、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を0.5〜10質量%含有するものである請求項第1項ないし第8項の何れかの項記載の化粧方法。
【請求項10】
粉体化粧料が、固形状のファンデーションである請求項第1項ないし第9項の何れかの項記載の化粧方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−69902(P2006−69902A)
【公開日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−251584(P2004−251584)
【出願日】平成16年8月31日(2004.8.31)
【出願人】(000145862)株式会社コーセー (734)
【Fターム(参考)】