可変水流及び希釈薬液(DILUTIONCHEMICAL)ディスペンサ
容器からの液体化学濃縮物を希釈水の流れと混合して分配するためのディスペンサ。ディスペンサは、或る場合には水流を、また或る場合には水流中に吸い上げられる濃縮物の量を制御する、2つの弁部材を含む。ディスペンサは、様々な異なる化学的濃度及び様々な水の流速を可能にすることができる簡略化された設計である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[発明の背景]
本発明の分野は、化学濃縮物用のディスペンサであり、特に、複数の流速及び種々の濃度での化学濃縮物の分配である。
【0002】
本発明に関するタイプのディスペンサは、米国特許第4,508,272号、同第5,320,288号、同第6,708,901号、及び国際特許公開WO02/36267号に開示されている。
【0003】
米国特許第4,508,272号、同第5,320,288号、同第6,749,133号、及びPCT国際公開WO02/36267号に開示されているディスペンサは、ディスペンサを通る水の流速の制御を提供していない。水流に入る濃縮物の調整は、‘272号特許では回転ポート82、‘288号特許では制御部材110、‘133号特許ではインサート700の回転、及びPCT国際公開WO02/36267号では計量オリフィス22によって達成されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
米国特許第6,708,901号に開示されているディスペンサは、水流速及び濃縮物の両方の制御を提供している。しかしながら、水流速及び化学濃縮物を制御する代替的な方法が必要であり得る。例えば、操作者は、米国特許第6,708,901号で提供されている1つのダイヤルではなく、これらの機能ごとに別個の流量ダイヤルがあることを好む場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[発明の概要]
本発明は、種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサを提供する。ディスペンサは一端に加圧水源と接続されるようになっている入口端及び反対端に出口を備える貫通孔を有する本体部材を備える。第1の弁部材は、本体部材の貫通孔と流体連通している。第1の弁部材は、少なくとも2つの異なる流速を提供するように構成及び配置される。貫通孔及び濃縮物容器と流体連通している第2の弁部材が存在する。第2の弁部材は、少なくとも2つの異なる量の濃度の化学濃縮物を貫通孔に供給するように構成及び配置される。第1の弁部材及び第2の弁部材は、本体部材の外部からアクセス可能である。
【0006】
好ましい実施の形態では、第1の弁部材は、2つの異なる流速を提供するように構成及び配置される。
【0007】
一態様において、第2の弁部材は、異なる3つの流速を提供するように3つの流路を含み、貫通孔は化学濃縮物容器に接続されている。
【0008】
別の態様において、出口は、バケット、瓶を充填するように、又は泡ノズルを受けるように構成及び配置され、本体部材は、人間の手で掴まれるようになっている。
【0009】
別の好ましい実施の形態では、第1の弁部材は、流量制御装置を含む。
【0010】
本発明の包括的な目的は、水及び化学濃縮物の両方の流速が互いに独立して制御される、種々の濃度の化学濃縮物を分配するためのディスペンサを提供することである。
【0011】
別の目的は、水及び化学濃縮物の流速が個別の弁部材によって制御される、上記のタイプのディスペンサである。
【0012】
さらに別の目的は、個別の弁部材がディスペンサの同じ側に配置されるダイヤルによって制御される、上記のタイプのディスペンサである。
【0013】
さらに別の目的は、操作が容易な上記のタイプのディスペンサである。
【0014】
さらに別の目的は、経済的に製造される上記のタイプのディスペンサである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
[好適な実施形態の詳細な説明]
図1及び図2を参照すると、全体的に10で示すディスペンサが、容器又は瓶16に接続するための容器コネクタ14を備える本体部材12を有する。好適なコネクタシステムは、本発明の同一譲受人に譲渡された米国特許第6,772,914号により詳細に記載されており、その教示は本明細書に援用される。本体部材12の一端には、加圧水をディスペンサに供給するためのホース・アタッチメント18がある。ハンドル17がアタッチメント18の下に設けられる。他端には、混合化学溶液を分配するためのスパウト22及びノズル20がある。フレキシブルチューブ15がノズル20とスパウト22との間に延びる。
【0016】
図2で見られるように、本体部材12は、エダクタ部分11によって相互接続される収束通路24及び放散通路25を含む。貫通孔27が、収束通路24及び放散通路25とつながる。本体部材12には、貫通孔27並びに通路24及び25を通る水流を制御する弁部材30が回転可能に取り付けられる。本体部材12には、放散通路25内の水流に導入される化学濃縮物の量を制御する第2の弁部材32も回転可能に取り付けられる。これらの弁部材は、フランジ34及びアンダカット36によって本体部材に回転可能に取り付けられる。シール38も設けられる。
【0017】
図4〜図7を参照すると、弁部材30が横通路41を有することが分かる。チャネル42及び44がそれと連通して、貫通孔27から収束通路24までの通路を提供する。
【0018】
図3及び図8〜図11を参照すると、容器又は瓶16からエダクタ部分11まで吸い上げられる濃縮物の量を制御する第2の弁部材32が示されている。弁部材32は、46、47、及び48で示されるような複数の通路を有する。これらは、エダクタ部分11に進められる濃縮物の量を調節するために様々な直径を有する。縮径部分50がこれらのオリフィス間に延びる。これは、図8〜図12で最もよく見える。
【0019】
図13及び図14は、Neoperl, Inc.(Waterbury, Connecticut所在)から入手可能な流量制御装置56を示す。これは、その中を通る水流を既知の方法で制御するために、膨張可能なシール58を有する環状部材62内に配置される複数の溝60を有する。
【0020】
動作
ディスペンサの動作を説明することによって、ディスペンサがよりよく理解されるであろう。図1を参照すると、加圧水の入ったホースが、ホース・アタッチメント18に接続される。図5で見られるように、弁の壁40が貫通孔27を遮断しているとき、弁部材30は閉位置にある。弁部材30を時計方向位置に回転させると、チャネル42が貫通孔27と位置合わせされて、水が収束通路24及び放散通路25に、したがってエダクタ部分11を通って流れることを可能にする。これは、図6で見られ、図12で見られるように瓶16内の濃縮物の吸引作用をもたらして、ディップチューブ54を通して通路52に濃縮物を引き上げる。ここで、濃縮物が弁部材32の3つの通路46、47、及び48の1つに導入される。図8で見られるように、弁部材32は閉位置にある。これにより、化学的接触が生じないようにするための輸送用停止位置が可能になる。図9、図10、及び図11では、通路46、47、及び48が、エダクタ部分11と通路52との間で位置合わせされて、エダクタ部分11に濃縮物の流れを供給する。濃縮物は、通路52から縮径部分50に流れ、続いて通路46及び47に入る。これらの通路は、エダクタ部分11に吸い上げられる濃縮物の量を制御するために、様々な直径を有する。
【0021】
通路24、25及びエダクタ部分11を通って流れる水の量は、弁部材30によって制御される、図6で見られるように、チャネル42が調節された流れ状態を提供するが、図7では、調節されていない流れ状態がもたらされる。これは、チャネル42及び44のサイズが異なることによって達成される。
【0022】
水流を安定した速度で制御することが望まれる場合、流量制御装置56が通路42内に配置される。これにより、安定した流速が得られる。
【0023】
図1の記号R、1、2、及び3、並びに1/2、1/1は、弁部材30及び32それぞれでの様々な流速を示し、「R」は、リンス位置を示す。
【0024】
所望であれば、2003年1月21日に出願された米国特許出願第10/348,161号に記載されているような泡発生ノズルをノズル20に取り付けてもよい。このような場合、ノズル20は、下向きの出口ではなく前向きの出口を有するであろう。
【0025】
簡略化された設計ではあるが、水流及び水流中に吸い上げられる濃縮物の量の両方の制御を可能にすることができる化学濃縮物用のディスペンサが、ここでは提供されていることも分かるであろう。このディスペンサは、両方の弁部材がディスペンサ本体の同じ側に配置されているため、操作が容易である。これにより、使用者がディスペンサを一方の手で掴んで他方の手で調整を行うことができ、ディスペンサから手を離す必要がない。さらに、第2の弁部材32は、直径の異なる3つの通路を有する回転弁部材として説明されているが、少なくとも2つの異なる量の化学濃縮物を貫通孔27に供給するために、ニードル型の弁で置き換えることができる。
【0026】
ディスペンサは、特定のタイプのノズル及びスパウトとともに図示されている。これらは、ディスペンサに関して上述したような利点を提供するために必須ではない。単純で真っ直ぐなノズルを放散通路25に接続することができる。コネクタ14、ハンドル部分17、及び流量制御装置56のいずれも必須ではない。本発明の範囲内にあるこれら及び他の変更形態の全てが、添付の特許請求の範囲によって定義されるように、その範囲内にあることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明のディスペンサの側面図である。
【図2】流量制御弁を示すディスペンサの部分水平断面図である。
【図3】濃縮物を制御するための流量制御弁の斜視図である。
【図4】水流を制御するための流量制御弁を示す図3と同様の図である。
【図5】図4に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す部分断面図である。
【図6】図4に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す部分断面図である。
【図7】図4に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す部分断面図である。
【図8】図3に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す図5〜図7と同様の図である。
【図9】図3に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す図5〜図7と同様の図である。
【図10】図3に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す図5〜図7と同様の図である。
【図11】図3に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す図5〜図7と同様の図である。
【図12】流量制御弁を示す部分垂直断面図である。
【図13】弁の一方における流量制御要素を示す断面図である。
【図14】図13に示す流量制御要素の分解図である。
【技術分野】
【0001】
[発明の背景]
本発明の分野は、化学濃縮物用のディスペンサであり、特に、複数の流速及び種々の濃度での化学濃縮物の分配である。
【0002】
本発明に関するタイプのディスペンサは、米国特許第4,508,272号、同第5,320,288号、同第6,708,901号、及び国際特許公開WO02/36267号に開示されている。
【0003】
米国特許第4,508,272号、同第5,320,288号、同第6,749,133号、及びPCT国際公開WO02/36267号に開示されているディスペンサは、ディスペンサを通る水の流速の制御を提供していない。水流に入る濃縮物の調整は、‘272号特許では回転ポート82、‘288号特許では制御部材110、‘133号特許ではインサート700の回転、及びPCT国際公開WO02/36267号では計量オリフィス22によって達成されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
米国特許第6,708,901号に開示されているディスペンサは、水流速及び濃縮物の両方の制御を提供している。しかしながら、水流速及び化学濃縮物を制御する代替的な方法が必要であり得る。例えば、操作者は、米国特許第6,708,901号で提供されている1つのダイヤルではなく、これらの機能ごとに別個の流量ダイヤルがあることを好む場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[発明の概要]
本発明は、種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサを提供する。ディスペンサは一端に加圧水源と接続されるようになっている入口端及び反対端に出口を備える貫通孔を有する本体部材を備える。第1の弁部材は、本体部材の貫通孔と流体連通している。第1の弁部材は、少なくとも2つの異なる流速を提供するように構成及び配置される。貫通孔及び濃縮物容器と流体連通している第2の弁部材が存在する。第2の弁部材は、少なくとも2つの異なる量の濃度の化学濃縮物を貫通孔に供給するように構成及び配置される。第1の弁部材及び第2の弁部材は、本体部材の外部からアクセス可能である。
【0006】
好ましい実施の形態では、第1の弁部材は、2つの異なる流速を提供するように構成及び配置される。
【0007】
一態様において、第2の弁部材は、異なる3つの流速を提供するように3つの流路を含み、貫通孔は化学濃縮物容器に接続されている。
【0008】
別の態様において、出口は、バケット、瓶を充填するように、又は泡ノズルを受けるように構成及び配置され、本体部材は、人間の手で掴まれるようになっている。
【0009】
別の好ましい実施の形態では、第1の弁部材は、流量制御装置を含む。
【0010】
本発明の包括的な目的は、水及び化学濃縮物の両方の流速が互いに独立して制御される、種々の濃度の化学濃縮物を分配するためのディスペンサを提供することである。
【0011】
別の目的は、水及び化学濃縮物の流速が個別の弁部材によって制御される、上記のタイプのディスペンサである。
【0012】
さらに別の目的は、個別の弁部材がディスペンサの同じ側に配置されるダイヤルによって制御される、上記のタイプのディスペンサである。
【0013】
さらに別の目的は、操作が容易な上記のタイプのディスペンサである。
【0014】
さらに別の目的は、経済的に製造される上記のタイプのディスペンサである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
[好適な実施形態の詳細な説明]
図1及び図2を参照すると、全体的に10で示すディスペンサが、容器又は瓶16に接続するための容器コネクタ14を備える本体部材12を有する。好適なコネクタシステムは、本発明の同一譲受人に譲渡された米国特許第6,772,914号により詳細に記載されており、その教示は本明細書に援用される。本体部材12の一端には、加圧水をディスペンサに供給するためのホース・アタッチメント18がある。ハンドル17がアタッチメント18の下に設けられる。他端には、混合化学溶液を分配するためのスパウト22及びノズル20がある。フレキシブルチューブ15がノズル20とスパウト22との間に延びる。
【0016】
図2で見られるように、本体部材12は、エダクタ部分11によって相互接続される収束通路24及び放散通路25を含む。貫通孔27が、収束通路24及び放散通路25とつながる。本体部材12には、貫通孔27並びに通路24及び25を通る水流を制御する弁部材30が回転可能に取り付けられる。本体部材12には、放散通路25内の水流に導入される化学濃縮物の量を制御する第2の弁部材32も回転可能に取り付けられる。これらの弁部材は、フランジ34及びアンダカット36によって本体部材に回転可能に取り付けられる。シール38も設けられる。
【0017】
図4〜図7を参照すると、弁部材30が横通路41を有することが分かる。チャネル42及び44がそれと連通して、貫通孔27から収束通路24までの通路を提供する。
【0018】
図3及び図8〜図11を参照すると、容器又は瓶16からエダクタ部分11まで吸い上げられる濃縮物の量を制御する第2の弁部材32が示されている。弁部材32は、46、47、及び48で示されるような複数の通路を有する。これらは、エダクタ部分11に進められる濃縮物の量を調節するために様々な直径を有する。縮径部分50がこれらのオリフィス間に延びる。これは、図8〜図12で最もよく見える。
【0019】
図13及び図14は、Neoperl, Inc.(Waterbury, Connecticut所在)から入手可能な流量制御装置56を示す。これは、その中を通る水流を既知の方法で制御するために、膨張可能なシール58を有する環状部材62内に配置される複数の溝60を有する。
【0020】
動作
ディスペンサの動作を説明することによって、ディスペンサがよりよく理解されるであろう。図1を参照すると、加圧水の入ったホースが、ホース・アタッチメント18に接続される。図5で見られるように、弁の壁40が貫通孔27を遮断しているとき、弁部材30は閉位置にある。弁部材30を時計方向位置に回転させると、チャネル42が貫通孔27と位置合わせされて、水が収束通路24及び放散通路25に、したがってエダクタ部分11を通って流れることを可能にする。これは、図6で見られ、図12で見られるように瓶16内の濃縮物の吸引作用をもたらして、ディップチューブ54を通して通路52に濃縮物を引き上げる。ここで、濃縮物が弁部材32の3つの通路46、47、及び48の1つに導入される。図8で見られるように、弁部材32は閉位置にある。これにより、化学的接触が生じないようにするための輸送用停止位置が可能になる。図9、図10、及び図11では、通路46、47、及び48が、エダクタ部分11と通路52との間で位置合わせされて、エダクタ部分11に濃縮物の流れを供給する。濃縮物は、通路52から縮径部分50に流れ、続いて通路46及び47に入る。これらの通路は、エダクタ部分11に吸い上げられる濃縮物の量を制御するために、様々な直径を有する。
【0021】
通路24、25及びエダクタ部分11を通って流れる水の量は、弁部材30によって制御される、図6で見られるように、チャネル42が調節された流れ状態を提供するが、図7では、調節されていない流れ状態がもたらされる。これは、チャネル42及び44のサイズが異なることによって達成される。
【0022】
水流を安定した速度で制御することが望まれる場合、流量制御装置56が通路42内に配置される。これにより、安定した流速が得られる。
【0023】
図1の記号R、1、2、及び3、並びに1/2、1/1は、弁部材30及び32それぞれでの様々な流速を示し、「R」は、リンス位置を示す。
【0024】
所望であれば、2003年1月21日に出願された米国特許出願第10/348,161号に記載されているような泡発生ノズルをノズル20に取り付けてもよい。このような場合、ノズル20は、下向きの出口ではなく前向きの出口を有するであろう。
【0025】
簡略化された設計ではあるが、水流及び水流中に吸い上げられる濃縮物の量の両方の制御を可能にすることができる化学濃縮物用のディスペンサが、ここでは提供されていることも分かるであろう。このディスペンサは、両方の弁部材がディスペンサ本体の同じ側に配置されているため、操作が容易である。これにより、使用者がディスペンサを一方の手で掴んで他方の手で調整を行うことができ、ディスペンサから手を離す必要がない。さらに、第2の弁部材32は、直径の異なる3つの通路を有する回転弁部材として説明されているが、少なくとも2つの異なる量の化学濃縮物を貫通孔27に供給するために、ニードル型の弁で置き換えることができる。
【0026】
ディスペンサは、特定のタイプのノズル及びスパウトとともに図示されている。これらは、ディスペンサに関して上述したような利点を提供するために必須ではない。単純で真っ直ぐなノズルを放散通路25に接続することができる。コネクタ14、ハンドル部分17、及び流量制御装置56のいずれも必須ではない。本発明の範囲内にあるこれら及び他の変更形態の全てが、添付の特許請求の範囲によって定義されるように、その範囲内にあることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明のディスペンサの側面図である。
【図2】流量制御弁を示すディスペンサの部分水平断面図である。
【図3】濃縮物を制御するための流量制御弁の斜視図である。
【図4】水流を制御するための流量制御弁を示す図3と同様の図である。
【図5】図4に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す部分断面図である。
【図6】図4に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す部分断面図である。
【図7】図4に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す部分断面図である。
【図8】図3に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す図5〜図7と同様の図である。
【図9】図3に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す図5〜図7と同様の図である。
【図10】図3に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す図5〜図7と同様の図である。
【図11】図3に示す弁の種々の流れ位置の1つを示す図5〜図7と同様の図である。
【図12】流量制御弁を示す部分垂直断面図である。
【図13】弁の一方における流量制御要素を示す断面図である。
【図14】図13に示す流量制御要素の分解図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサであって、
一端に加圧水源と接続されるようになっている入口端及び反対端に出口を備える貫通孔を有する本体部材と、
前記本体部材の前記貫通孔と流体連通し、少なくとも2つの異なる流速を提供するように構成及び配置される、第1の弁部材と、
前記貫通孔及び前記濃縮物容器と流体連通し、少なくとも2つの異なる量の濃度の化学濃縮物を前記貫通孔に供給するように構成及び配置される、第2の弁部材と
を備え、前記第1の弁部材及び前記第2の弁部材は、前記本体部材の外部からアクセス可能である、種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項2】
前記第1の弁部材は、少なくとも2つの異なる流速を提供するように構成及び配置される、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項3】
前記第2の弁部材は、3つの異なる流速を提供するように構成及び配置される、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項4】
前記第2の弁部材は、異なる直径の3つの流路を含む、請求項3に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項5】
前記貫通孔は、前記化学濃縮物に接続される、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項6】
前記貫通孔は、容器内のディップチューブによって前記化学濃縮物に接続される、請求項5に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項7】
前記出口は、バケット、瓶を充填するように、又は泡ノズルを受けるように構成及び配置される、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項8】
前記本体部材は、人間の手で掴まれるようになっている、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項9】
前記第1の弁部材及び前記第2の弁部材は、前記本体部材の片側に配置される制御ダイヤルによって制御され、該制御ダイヤルの両方が同じ側に位置する、請求項8に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項10】
前記入口端は、ホースに接続されるようになっている、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項11】
前記第1の弁部材は、流量制御装置を含む、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項1】
種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサであって、
一端に加圧水源と接続されるようになっている入口端及び反対端に出口を備える貫通孔を有する本体部材と、
前記本体部材の前記貫通孔と流体連通し、少なくとも2つの異なる流速を提供するように構成及び配置される、第1の弁部材と、
前記貫通孔及び前記濃縮物容器と流体連通し、少なくとも2つの異なる量の濃度の化学濃縮物を前記貫通孔に供給するように構成及び配置される、第2の弁部材と
を備え、前記第1の弁部材及び前記第2の弁部材は、前記本体部材の外部からアクセス可能である、種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項2】
前記第1の弁部材は、少なくとも2つの異なる流速を提供するように構成及び配置される、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項3】
前記第2の弁部材は、3つの異なる流速を提供するように構成及び配置される、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項4】
前記第2の弁部材は、異なる直径の3つの流路を含む、請求項3に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項5】
前記貫通孔は、前記化学濃縮物に接続される、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項6】
前記貫通孔は、容器内のディップチューブによって前記化学濃縮物に接続される、請求項5に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項7】
前記出口は、バケット、瓶を充填するように、又は泡ノズルを受けるように構成及び配置される、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項8】
前記本体部材は、人間の手で掴まれるようになっている、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項9】
前記第1の弁部材及び前記第2の弁部材は、前記本体部材の片側に配置される制御ダイヤルによって制御され、該制御ダイヤルの両方が同じ側に位置する、請求項8に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項10】
前記入口端は、ホースに接続されるようになっている、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【請求項11】
前記第1の弁部材は、流量制御装置を含む、請求項1に記載の種々の濃度の化学濃縮物を濃縮物容器から水流中に種々の流速で分配するためのディスペンサ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公表番号】特表2008−537506(P2008−537506A)
【公表日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−548339(P2007−548339)
【出願日】平成17年12月15日(2005.12.15)
【国際出願番号】PCT/US2005/045699
【国際公開番号】WO2006/068965
【国際公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【出願人】(398061050)ジョンソンディバーシー・インコーポレーテッド (101)
【住所又は居所原語表記】8310 16th Street,Sturtevant,Wisconsin 53177−0902,United States of America
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年12月15日(2005.12.15)
【国際出願番号】PCT/US2005/045699
【国際公開番号】WO2006/068965
【国際公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【出願人】(398061050)ジョンソンディバーシー・インコーポレーテッド (101)
【住所又は居所原語表記】8310 16th Street,Sturtevant,Wisconsin 53177−0902,United States of America
【Fターム(参考)】
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