説明

吊り下げ品取り出し装置

【課題】吊り下げ位置から確実に物品の獲得ができる構成を備えた吊り下げ品取り出し装置を提供する。
【解決手段】陳列位置の縦横方向で多数の位置に吊り下げられた物品のなかから選択された物品を取り出すための吊り出し品取り出し装置であって、上記物品の吊り下げ位置に対向して配置され、昇降および進退可能なキャッチャー部を備えた把持装置8と、上記物品の吊り下げ位置が表面に設けられ、上記把持装置8に対して吊り下げ位置を変位させることが可能な物品陳列手段3とを備え、上記把持装置8は、昇降可能なキャリッジ81において上記物品の吊り下げ位置に対して進退可能なキャッチャーレバー83を備え、該キャッチャーレバー83は、相対するレバー間に位置するカム83Cとの対向状態を変更することで上記物品を掴む際の開放角が変更可能な構成とされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吊り下げ品取り出し装置に関し、さらに詳しくは縦横に多数配置されている物品を選択して吊り下げ位置から取り出す機構に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、陳列された比較的小さい商品や景品、いわゆる、物品などを選択して外部に取り出す装置として、陳列部において縦横に設けられている個別の陳列棚上に物品を搭載しておき、これら各棚の位置に向けて水平方向および垂直方向に移動可能なリフターにより選択された位置の棚を傾動させて物品を取り出し口に向け落下させるようにした構成がある(例えば、特許文献1)。
【0003】
一方、物品は、上述した棚上に搭載されるだけでなく、陳列部に設けられているフックなどに吊り下げられて展示される場合がある。この吊り下げによる場合の取り出し機構としては、吊り下げ部を回転円盤とし、その円盤の周面の一部に設けてある掛け止め部が回転によって下に向くのを利用して掛け止め部に吊り下げられていた商品や景品を落下させる構成が提案されている(例えば、特許文献2)。
【0004】
吊り下げられた物品の取り出しに用いられる構成として、物品が吊り下げられているハンガーに対して進退可能に設けたキャッチャーユニットを装備した構成がある(例えば、特許文献3)。
【特許文献1】特開2002−85810号公報(段落「0018」欄)
【特許文献2】特開2003−154156号公報(段落「0008」欄)
【特許文献3】特開2001−300127号公報(段落「0003」欄)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
吊り下げられた物品を取り出す構成においては、吊り下げられている物品が例えば吊り下げ棒から抜け出た時に支えがなくなるのを利用して落下させる場合がある。このため、落下位置によっては、取り出し口などにうまく投入できずに、せっかく吊り下げ位置から取り出したにも拘わらず、物品の獲得ができずに興趣性をそがれてしまうことがある。また、物品を掴むために把手部が開閉する機構がトグル機構であるような場合には、最大開放状態および閉じ状態との2段階のみでその開度調整ができないことがある。このため、物品の大きさが種々ある場合には、物品を掴めないなどの不具合があり、物品の獲得ができない不満が生じることがある。
【0006】
本発明の目的は、上記従来の吊り下げ品取り出し装置における問題に鑑み、吊り下げ位置から確実に物品の獲得ができる構成を備えた吊り下げ品取り出し装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は次の構成からなる。
(1)陳列位置の縦横方向で多数の位置に吊り下げられた物品のなかから選択された物品を取り出すための吊り下げ品取り出し装置であって、
上記物品の吊り下げ位置に対向して配置され、昇降および進退可能なキャッチャー部を備えた把持装置と、
上記物品の吊り下げ位置が表面に設けられ、上記把持装置に対して吊り下げ位置を変位させることが可能な物品陳列手段とを備え、
上記把持装置は、昇降可能なキャリッジにおいて上記物品の吊り下げ位置に対して進退可能なキャッチャーレバーを備え、該キャッチャーレバーは、相対するレバー間に位置するカムとの対向状態を変更することで上記物品を掴む際の開放角が変更可能な構成とされていることを特徴とする吊り下げ品取り出し装置。
【0008】
(2)上記キャッチャーレバーは、上記吊り下げ位置に存在する物品の大きさに対応させた開放角が進出時に設定されて物品の把持態位が設定されることを特徴とする(1)に記載の吊り下げ品取り出し装置。
【0009】
(3)上記キャッチャーレバーは、上記物品陳列手段側での物品の吊り下げ位置および大きさを登録された制御部からの指令により昇降位置および進出位置に加えて開放角がそれぞれ設定されることを特徴とする(1)または(2)に記載の吊り下げ品取り出し装置。
【0010】
(4)上記物品陳列手段は、上記把持装置に対向して回動可能な構成を備えていることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の吊り下げ品取り出し装置。
【発明の効果】
【0011】
請求項1乃至3記載の発明によれば、選択された物品の吊り下げ位置に位置決めされるだけでなく、キャッチャーレバーのレバー間に位置するカムを用いて物品を掴む際の開放角が変更できるので、物品を掴む際の把持状態を最適化して破損や抜け落ち等をなくして確実に獲得することを可能にできる。
【0012】
請求項4記載の発明によれば、陳列手段が把持装置に対して選択された物品の吊り下げ位置を対面させるように回動できるので、把持装置が昇降と進退の必要最小限の動きだけですませることができ、物品を獲得する際に把持装置で消費されるエネルギーを少なくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面に示す実施例により本発明を実施するための最良の形態について説明する。
【実施例】
【0014】
図1は、本実施例による吊り下げ品取り出し装置を適用される装置の一つである物品自動販売機1の外観図である。
同図において物品自動販売機1は、透明窓を周面に有する陳列ケース2と陳列ケース2の内部に配置されて回転可能なドラム体3とを備えている。
陳列ケース2は、下部が壁部により覆われており、その壁部の一部には後述する制御部を備えた操作部2Aが設けられている。
【0015】
ドラム体3は、図2に示すように、外周壁の上面および下面がそれぞれ塞がれている中空胴体で構成され、上下各面の中心間には回転軸3Aが架設されている。
回転軸3Aは、下面に相当する底面側から下方に貫通しており、その下端がフランジ4を介して陳列ケース側に設けられている駆動モータ5の出力軸5Aに連結されている。
なお、図2において符号3A1は、回転軸3Aの一部、図2ではドラム体3の下部壁面側に対応する周面に形成されたスプラインを示しており、ドラム体3の下部壁面と一体的に支持されて回転軸3Aの上側端部と下側端部とがドラム体3側と一体化されている。
【0016】
陳列ケース2側には、ドラム体3の下面と対向して設けられている上板においてドラム体3の回転軌跡に沿って複数の受けコロ6が設けられている。受けコロ6は、ドラム体3の下面が搭載される部分であり、回転可能にドラム体3を支持している。
ドラム体3には、その外周面において多数の物品吊り下げ用のフック7が設けられている。
フック7は、ドラム体3の外周面において少なくとも12段で各段は月の日数個に相当する数に形成されることにより、365日に相当する年月日分が設けられている。
ドラム体3に対するフック7の取付は、図3(A)に示すように、ドラム体3の外周面における各吊り下げ位置に形成された穴に対してフック7の基部に設けられているフランジ7Aが周面の外側に当接する構成が用いられている。つまり、フック7において重力により発生するモーメントを利用してフランジ7Aの下側をドラム体3の外周面に圧接させた際にフックの上周面がドラム体3側の穴上周内縁に圧接されることにより抜け止めされた状態を維持する。しかも、フック7の先端は、ドラム体3に対して傾いた状態で保持されている場合にほぼ水平方向に突出するように折り曲げてある。なお、このような取付構成としないで、図3(B)に示すように、フックの基端をネジ止めにより固定する構成とすることも可能である。
【0017】
一方、陳列ケース2の内周面の一部には、ドラム体3のフック7に吊り下げられている物品を把持してフック7から取り出すことができる把持装置8が設けられており、この把持装置8が本実施例による吊り下げ品取り出し装置に相当している。
把持装置8は、ドラム体3側に位置する物品をその吊り下げ位置から陳列ケース2側の操作部2Aに形成されている取り出し口2B(図1参照)に連通する位置に持ち来すために昇降およびドラム体3に対して進退可能な装置であり、その構成が図4以降に示されている。
【0018】
図4は、把持装置8の初期態位を示す図であり、同図における初期態位とは、ドラム体3の任意の位置ではなく、例えば、最下位に把持装置8が位置決めされている状態をいう。
図4において把持装置8は、陳列ケース2のドラム体3に対向する側に設けられているリフトレール80に沿って昇降可能なキャリッジ81と、キャリッジ81に搭載されている進退駆動部82と、把持部材として用いられるキャッチャーレバー83とを主要部として備えている。以下、各部について説明する。
【0019】
キャリッジ81は、リフトレール80に挿嵌されて転動可能な車輪81Aを有したベース部材であり、その昇降方向両端にはリフトレール80の長手方向両側にそれぞれ設けられているプーリ81C,81Dに掛け回されたベルト81Bの各端部が固定されている。
ベルト81Bは、リフトレール80側に固定されているステッピングモータなどの位置決め可能な昇降駆動用モータ81Eの出力軸に装備されている駆動プーリ81E1を介して牽引駆動される。なお、図4において符号81Fはベルトの張力調整部材を示している。
キャリッジ81には、進退駆動部82の各部材を設置するための板金部材からなる支持板82Aが締結されて一体化されている。
【0020】
支持板82Aには、進退駆動用モータ82Bが固定されており、進退駆動用モータ82Bの出力軸には駆動ギヤ82B1が取り付けられている。
駆動ギヤ82B1には、支持板82Aの立ち上がり片82A1に軸支されているアイドルギヤ82Cが噛み合わせてあり、アイドルギヤ82Cには、立ち上がり片82A1に挿通されたスクリューシャフト82Dと係合しているスクリューギヤ82Eが噛み合うようになっている。
【0021】
スクリューギヤ82Eは、内面にネジが形成されてスクリューシャフト82Dに係合し、外周面に形成された歯がアイドルギヤ82Cと噛み合うことによりアイドルギヤ82Cの回転に連動することができる。このスクリューギヤ82Eは、立ち上がり片82A1と支持板82A側の不動部に固定されている筒部材82Fによって狭持されることにより軸方向への移動が阻止されている。このため、アイドルギヤ82Cが回転すると、スクリューギヤ82Eが連動して回転し、この回転に従ってスクリューシャフト82Dが軸方向に進退できる。
【0022】
スクリューシャフト82Dには、その軸方向でドラム体3に対向している側の端部に連動部材84が一体化されており、連動部材84には、支持板82Aの上部に形成されているレール部82A2に嵌合されることによりレール部82A2に沿って進退移動可能なスライドベース部材85が一体化されている。
スライドベース部材85は、物品の取り出しに用いられるキャッチャーレバー83の設置部である。
【0023】
キャッチャーレバー83は、図5に示すように、支持ピン83A1により基端が支持されることで揺動可能な一対のレバー本体83Aで構成されており、その揺動端側がバネ83Bにより互いに閉じる方向に揺動する習性が付与されている。
キャッチャーレバー83は、上記の習性に抗して拡開することができる部材であり、拡開動作は、支持ピン83A1とバネ83Bとの間の揺動端側に配置されている揺動駆動用カム83Cによって行われる。
揺動駆動用カム83Cは、スライドベース部材85に支持されている把持駆動用モータ86(図4参照)の出力軸に取り付けられている。
揺動駆動用カム83Cは、駆動モータ86の回動位置に応じてレバー本体83Aの開放角を変更できるようになっている。つまり、この開放角を変更するのは、掴む対象となる物品のサイズに対応するためであり、物品を確実に掴めるようにすることを意図している。
したがって、キャッチャーレバー83は、選択された物品の吊り下げ位置に対向すると、その物品のサイズに応じたレバー本体83Aの開放角が設定され、図6に示すような対向した状態とされる。
【0024】
本実施例においては、キャッチャーレバー83の進退位置および昇降位置そしてドラム体3における把持装置8との対向位置を設定するための構成が設けられている。
図7は、この構成に用いられる制御部100の構成を説明するためのブロック図である。図7において制御部100は、マイクロコンピュータを主要部として備えており、図示しないI/Oインターフェースを介して本実施例に関連する部材として、操作パネル101,ドラム体3の位置を検知するドラム用モータ位置センサ102,キャリッジ81の昇降位置を検知する昇降位置センサ103,キャッチャーレバー83の進退位置を検知する進退位置センサ104が入力側に接続され、出力側にはドラム体3の駆動モータ5の駆動部105,昇降駆動用モータ81Eの駆動部106、進退駆動用モータ82Bの駆動部107および把持駆動用モータ86の駆動部108がそれぞれ接続されている。
【0025】
操作パネル101は、ドラム体3に設けてある操作部2Aに装備されており、ドラム体3に有するフック7の配列条件に合わせて年月日を入力する数字キーやイニシャルキーなどが装備されている。
ドラム体3の位置検知センサ102は、ドラム体3の回転位置、換言すれば、初期位置からの回動位置を駆動モータ5により検知するようになっており、本実施例では、駆動モータ5に装備されているエンコーダが用いられる。
また、昇降位置検知センサ103および進退位置検知センサ104は、図示しないが周知構造からなるリミットセンサが用いられる。
【0026】
制御部100では、操作パネル101において入力された年月日に対応してドラム体3側の物品吊り下げ位置を把持装置8に対向させるように駆動モータ5を駆動するようになっているが、予め、吊り下げ位置の物品の大きさ、具体的にはキャッチャーレバー83により掴むための幅情報が登録してあり、駆動モータ5の駆動とともに、レバー本体83Aの開放角を把持駆動モータ86の回動量により設定するようにもなっている。
そして、駆動モータ5の駆動が完了した時点あるいはドラム体3の回転中に昇降駆動モータ81Eが駆動されてドラム体3側での物品の吊り下げ位置に対応する縦方向での位置に把持装置8を位置決めするようになっている。
【0027】
把持装置8が縦方向で位置決めされるのを昇降位置検知センサ103からの信号により判断すると、制御部100では、キャッチャーレバー83を拡げるべく把持駆動用モータ86を駆動し、拡げられた状態のキャッチャーレバー83を物品の吊り下げ位置に向け進出させるべく進退駆動用モータ82Bを駆動する。
進退駆動用モータ82Bの駆動により吊り下げ位置に進出したキャッチャーレバー83は、進出位置が進退位置検知センサ104により検知されると、制御部100からの信号により把持駆動用モータ86が拡開時と逆方向に駆動されることで閉じて、物品を掴む。
【0028】
キャッチャーレバー83の拡開および閉鎖は揺動駆動用カム83Cを所定角度の位相を以て回動させることにより達成され、この回動により掴んだ物品の脱落を防止した状態を維持するようになっている。図8は、キャッチャーレバー83が図4に示した初期位置から進出した状態を示している。これにより、物品のサイズが異なる場合でも、そのサイズに合わせたレバー本体83Aの開き角を設定することにより確実に物品を掴んで取り出すことができるので、物品の獲得が確実となり、選択者にとって獲得できない不満を解消することができる。
【0029】
一方、物品を掴んだ状態のキャッチャーレバー83は、進退駆動用モータ82Bの逆転動作により進出前の初期位置へ復動する。
キャッチャーレバー83の復動が完了すると、昇降駆動用モータ81Eがキャリッジ81を初期位置に戻すことができる方向に逆転し、操作部2Aに設けてある物品取り出し口2B(図1参照)に連通する排出部(図示されず)にキャリッジ81を位置決めし、再度、キャッチャーレバー83を拡開する動作が行われて物品の取り出しが可能な状態とされる。
【0030】
本実施例によれば、ドラム体3は、単に回転駆動される構成のみであるので、回転時での慣性を小さくして把持装置8に対向する位置までの移動時間の短縮ができる。これにより、物品の取り出しに要する時間が長大化するようなことがなく、顧客にとっても待たされるという印象を与えないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明実施例による物品自動販売機の外観図である。
【図2】図1に示した物品自動販売機に用いられるドラム体の構成を説明するための模式図である。
【図3】図2に示したドラム体に設けられるフックの保持構造の例を示す模式図である。
【図4】図1に示した物品自動販売機に用いられる把持装置の構成を説明するための模式図である。
【図5】図4に示した把持装置に用いられるキャッチャーレバーの原理構成を説明するための平面視的な模式図である。
【図6】図4に示した把持装置の進出時でのキャッチャーレバーの状態を説明するための要部を示す斜視図である。
【図7】図1に示した物品自動販売機に用いられる制御部の構成を説明するためのブロック図である。
【図8】図4に示した把持装置の一態様を説明するための模式図である。
【符号の説明】
【0032】
1 物品自動販売機
2 陳列ケース
3 ドラム体
8 吊り下げ品取り出し装置に相当する把持装置
81 キャリッジ
82 進退駆動部
83 キャッチャーレバー
100 制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
陳列位置の縦横方向で多数の位置に吊り下げられた物品のなかから選択された物品を取り出すための吊り下げ品取り出し装置であって、
上記物品の吊り下げ位置に対向して配置され、昇降および進退可能なキャッチャー部を備えた把持装置と、
上記物品の吊り下げ位置が表面に設けられ、上記把持装置に対して吊り下げ位置を変位させることが可能な物品陳列手段とを備え、
上記把持装置は、昇降可能なキャリッジにおいて上記物品の吊り下げ位置に対して進退可能なキャッチャーレバーを備え、該キャッチャーレバーは、相対するレバー間に位置するカムとの対向状態を変更することで上記物品を掴む際の開放角が変更可能な構成とされていることを特徴とする吊り下げ品取り出し装置。
【請求項2】
上記キャッチャーレバーは、上記吊り下げ位置に存在する物品の大きさに対応させた開放角が進出時に設定されて物品の把持態位が設定されることを特徴とする請求項1に記載の吊り下げ品取り出し装置。
【請求項3】
上記キャッチャーレバーは、上記物品陳列手段側での物品の吊り下げ位置および大きさを登録された制御部からの指令により昇降位置および進出位置に加えて開放角がそれぞれ設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の吊り下げ品取り出し装置。
【請求項4】
上記物品陳列手段は、上記把持装置に対向して回動可能な構成を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の吊り下げ品取り出し装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate