説明

含水有機廃棄物の燃料化システム

【課題】含水有機廃棄物を加圧昇温して燃料化するに際しての安全性を高めることが可能な燃料化システムを提供する。
【解決手段】燃料化システム1は、含水汚泥Wを圧送するポンプ3と、ポンプ3からの圧送物W’を加熱して燃料化する焼成炉7と、焼成炉7から排出された燃料化物Fを冷却する冷却機8と、冷却機8で冷却された燃料化物F’を貯蔵する減圧タンク12とを備える。そして、焼成炉7からの燃料化物Fを減圧タンク12に流送する流路9a〜9c上に、焼成炉7側に配置された第3バルブ10と、減圧タンク12側に配置された第4バルブ11とを設け、燃料化物Fを流送するにあたり、第4バルブ11を閉じた状態で第3バルブ10を開き、その後、第3バルブ10を閉じるとともに第4バルブ11を開く。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、含水率の高い汚泥、一般廃棄物、有機物等の含水有機廃棄物を燃料化する燃料化システムに関し、特に、含水有機廃棄物を加圧昇温して燃料化するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、様々な有機性廃水の処理に伴って発生する汚泥、一般廃棄物、有機物等(以下、「汚泥等」という)の量が増加する傾向にある。このような汚泥等をそのままの状態で廃棄すると、地下水や河川等が著しく汚染される。そこで、環境汚染を防止する観点から、フィルタープレス等の分離手段によって汚泥等を固形状の脱水ケーキとろ過液に分離し、ろ過液については、無害化した上で河川等に放流し、また、脱水ケーキについては、資源としての再利用化を図っている。
【0003】
汚泥等を分離手段に圧送する従来のシステムとして、例えば、特許文献1には、図4に示すように、汚泥等を圧送装置51に供給する第1バルブ52と、圧送装置51に供給された汚泥等の脱気を行うため、圧送装置51に直列に接続された第2バルブ53、空気圧送室54及び第3バルブ55とを備える圧送システム50が提案されている。
【0004】
また、図4に示す圧送システム50で用いる第1バルブ52は、一般に、図5に示すように、流入口52a、弁座52b及び吐出口52cを備える汚泥流路52dと、筒部52f、着座部52g及び凹部52hを備える弁体52eと、汚泥中のガスを排気するガス流路52iとで構成される。また、第2バルブ53及び第3バルブ55のいずれも、上記第1バルブ52と同様に構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−121613号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載のシステムは、汚泥等から分離した脱水ケーキを資源化するためのものであるが、近年、汚泥等を高温高圧の環境下に晒すことで燃料化に適した性状に変化する点に着目し、汚泥等を20〜25MPa程度の高圧で圧送しながら、350〜400℃程度に昇温して燃料化する試みがなされている。
【0007】
しかし、上記の燃料化システムにおいては、高温高圧状態の汚泥等を取り扱うことになるため、十分な安全対策を採ることが必要であり、特に、高温高圧状態の汚泥等を流送したり、燃料化が完了した汚泥等を貯蔵するにあたっての安全対策は、重要な課題となっている。
【0008】
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、含水有機廃棄物を加圧昇温して燃料化するに際しての安全性を高めることが可能な燃料化システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明は、含水有機廃棄物の燃料化システムであって、含水有機廃棄物を圧送する圧送手段と、該圧送手段からの圧送物を加熱して燃料化する加熱手段と、該加熱手段から排出された燃料化物を冷却する冷却手段と、該冷却手段で冷却された燃料化物を貯蔵する貯蔵手段とを備え、前記加熱手段からの燃料化物を前記貯蔵手段に流送する流路上に、該加熱手段側に配置された上流バルブと、該貯蔵手段側に配置された下流バルブとを設け、前記燃料化物を流送するにあたり、前記下流バルブを閉じた状態で前記上流バルブを開き、その後、該上流バルブを閉じるとともに該下流バルブを開くことを特徴とする。
【0010】
そして、本発明によれば、加熱手段からの燃料化物を貯蔵手段に流送するにあたり、下流バルブを閉じた状態で上流バルブを開き、その後、上流バルブを閉じるとともに下流バルブを開くように操作するため、流入量を制限しながら燃料化物を貯蔵手段に流送することができる。これにより、多量の燃料化物が一気に貯蔵手段へ流れ込んだり、貯蔵手段に過大な圧力が加わるのを回避することができ、上記の開閉操作を繰り返すことで、安全かつ連続的に燃料化物を流送することが可能になる。
【0011】
前記含水有機廃棄物の燃料化システムにおいて、前記冷却手段が、前記加熱手段から排出された燃料化物を冷却するとともに、前記上流バルブを冷却することができる。これによれば、加熱手段で加熱された燃料化物が上流バルブに流入しても、上流バルブ内の熱劣化し易い部材や可燃性部材を保護することができ、上流バルブの長寿命化や事故防止を図ることが可能になる。
【0012】
前記含水有機廃棄物の燃料化システムにおいて、前記加熱手段が、前記圧送手段によって圧送された圧送物を流送する複数の流路と、該複数の流路の軸線方向に沿って複数配置され、該複数の流路を支持する支持手段とを備えることができる。これによれば、複数の流路を流れる圧送物を同時に加熱することができるため、効率的に圧送物を加熱することが可能になる。また、支持手段によって複数の流路を支持するため、運転中の流路のがたつきなども抑えることが可能になる。
【0013】
前記含水有機廃棄物の燃料化システムにおいて、前記圧送手段と前記加熱手段との間に配置され、該加熱手段の廃熱を利用して前記圧送物を予熱する予熱手段を備えることができ、これにより、運転中に発生した熱エネルギーをシステム内で有効に再利用することが可能になる。
【0014】
前記含水有機廃棄物の燃料化システムにおいて、前記上流バルブ及び下流バルブの弁体を、直筒部の端部に、該端部より弁座部の方向に突出し、該弁座部に接離する凸状の着座部を有するように構成し、該着座部を、前記直筒部の外周面を該直筒部の軸線方向に平行移動させることによって生ずる仮想筒部内に位置させることができる。これによれば、弁体の側面部に段差や凹凸が形成されるのを回避できるため、含水有機廃棄物がバルブを通過する際に、弁体に付着したり、付着物が堆積するのを抑制することができる。また、廃棄物中の紐等の線状物が弁体に絡むのを防止することもでき、長期間にわたり安定したバルブの開閉動作を維持することができる。
【発明の効果】
【0015】
以上のように、本発明によれば、含水有機廃棄物を加圧昇温して燃料化するに際しての安全性を高めることが可能な燃料化システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明にかかる含水有機廃棄物の燃料化システムの一実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1の第1バルブの構成を示す断面図である。
【図3】圧力及び温度を変化させたときの水の状態遷移を示す図である。
【図4】従来の圧送システムの一例を示す構成図である。
【図5】従来の圧送システムに用いられるバルブの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。尚、以下においては、含水有機廃棄物として含水汚泥を用い、含水汚泥を燃料化する場合を例にとって説明する。
【0018】
図1は、本発明にかかる含水有機廃棄物の燃料化システムの一実施の形態を示し、このシステム1は、ポンプ3の上流側に配置された第1バルブ2と、含水汚泥Wを圧送するポンプ3と、ポンプ3の下流側に配置された第2バルブ4と、ポンプ3から圧送された含水汚泥W’を耐火性の流路6a〜6cに分配する分配室5と、流路6a〜6c内の含水汚泥W’を加熱して燃料化する焼成炉7と、焼成炉7から排出される燃料化物Fを冷却する冷却機8と、冷却された燃料化物F’を貯蔵する減圧タンク12と、焼成炉7と減圧タンク12を繋ぐ流路9a〜9c上に配置された第3及び第4バルブ10、11等から構成される。
【0019】
第1バルブ2は、図2に示すように、流入口2a、弁座部2b及び吐出口2cからなる汚泥流路2dと、軸線方向に移動して汚泥流路2dを開閉する弁体2eと、含水汚泥W中のガスを排気するガス流路2hとを備える。尚、第1バルブ2の開閉(弁体2eの昇降)は、別途に配置される油圧駆動装置(不図示)によって操作することができる。
【0020】
ここで、弁体2eは、直筒状の直筒部2fと、直筒部2fの端部に連結された円弧状の着座部2gとから構成され、直筒部2fの外周面を直筒部2fの軸線方向に平行移動させることによって生ずる仮想筒部内に着座部2gが位置するように形成される。これにより、弁体2eの側面部に段差や凹凸が形成されるのを回避し、汚泥の付着や付着物の堆積を抑制したり、汚泥中の紐等が弁体2eに絡むのを防止する。尚、第2バルブ4においても、第1バルブ2と同様の構成を有する。
【0021】
図1に戻り、ポンプ3は、供給される含水汚泥Wを20〜25MPa程度の高圧で圧送するために備えられる。このポンプ3は、第1圧力室3aと、第2圧力室3bと、第1圧力室3a及び第2圧力室3b内に内設されたピストン3cと、2つの円筒状部材3d、3eと、円筒状部材3dと第2圧力室3bとで狭持された弾性膜3fと、円筒状部材3eに形成された流入口3h及び吐出口3iと、弾性膜3f及び円筒状部材3d、3eによって形成される圧送室3jから構成される。尚、圧送室3jの容量は、70L(リットル)程度とすることが好ましい。
【0022】
分配室5は、ポンプ3から圧送された含水汚泥W’の均圧化を図りつつ、3本の流路6a〜6cに向けて含水汚泥W’を供給するために備えられる。また、分配室5は、焼成炉7で発生する廃熱を利用し、含水汚泥W’を予熱する役割も果たす。
【0023】
焼成炉7は、高圧状態で供給された含水汚泥W’を350〜400℃程度に加熱し、燃料化するために備えられる。この焼成炉7には、含水汚泥W’を加熱するためのバーナ7aと、流路6a〜6cを支持するための耐火性の支持部材7bと、発生した廃熱を分配室5に導くための排気路7cとが設けられる。尚、支持部材7bは、流路6a〜6cに沿って複数配置され、円板状本体7dに複数の貫通孔7eが穿設された構成を有する。
【0024】
冷却機8は、冷却水を用い、焼成炉7で生成された燃料化物Fや、流路9a〜9c上に配置された第3バルブ10を冷却するために備えられる。尚、燃料化物Fや第3バルブ10の冷却には、冷却水の他、冷風等を用いることもできる。また、第3バルブ10を冷却するのは、第3バルブ10に内設されるOリング(不図示)等の熱劣化し易い部材や可燃性部材を保護するためである。
【0025】
第3バルブ10は、焼成炉7と減圧タンク12を繋ぐ流路9a〜9cの上流側を開閉するために備えられ、また、第4バルブ11は、流路9a〜9cの下流側を開閉するために備えられる。これら第3及び第4バルブ10、11は、焼成炉7で生成された燃料化物Fを安全に減圧タンク12へ流送させるためのものであり、一対の状態で流路9a〜9cの各々に設置される。尚、第3及び第4バルブ10、11の具体的な構成は、第1バルブ2と同様である。
【0026】
減圧タンク12は、流路9a〜9cを通じて流送された燃料化物F’を減圧しながら貯蔵するために備えられる。減圧タンク12の天井部には、減圧後の燃料化物F’から発生するガスを排出するための脱気口12aが設けられ、また、下床部には、燃料化物F’を抜き出すための抜出口12bが設けられる。
【0027】
次に、上記構成を有する燃料化システム1の動作について、図1〜図3を参照しながら説明する。
【0028】
含水汚泥を燃料化するにあたっては、先ず、汚泥を切断、粉砕するとともに、必要に応じて水分調整としての廃油等を添加し、超臨界状態に転化しやすい状態に調整する。
【0029】
次いで、第1バルブ2を開けるとともに、ポンプ3のピストン3cを左方向に摺動させ、駆動流体(ピストン3cと弾性膜3fとの間に存在する流体)を第1圧力室3aに移動させる。これと同時に、弾性膜3fをピストン3c側に変形させ、前述の状態とした汚泥Wを圧送室3jに供給する。
【0030】
次に、第1バルブ2を閉じるとともに、ピストン3cを右方向に摺動させ、第1圧力室3a内の駆動流体を第2圧力室3bに移動させる。これと同時に、弾性膜3fを圧送室3j側に変形させ、圧送室3jに供給された汚泥を加圧する。その後、上記動作を繰り返し、圧送室3j内の含水汚泥Wを最終的に20〜25MPa程度まで加圧する。
【0031】
そして、第2バルブ4内の圧力が圧送室3j内の圧力と同程度になった段階で、第2バルブ4を開き、加圧した含水汚泥W’を分配室5に圧送する。次いで、分配室5において、圧送された含水汚泥W’を一時的に貯溜し、3本の流路6a〜6cに均等に流送させる。このとき、焼成炉7で発生する廃熱によって含水汚泥W’を予熱し、熱エネルギーの有効利用を図る。
【0032】
次に、焼成炉7において、流路6a〜6cを流れる含水汚泥W’を加熱し、含水汚泥W’の温度を350〜400℃程度に昇温する。この際、汚泥に含まれる水分が高圧流体に転化するとともに、高圧状態の汚泥が燃焼し、結果として、石油等の燃料(燃料化物F)が得られる。尚、高圧流体とは、主に超臨界水や亜臨界水であって、これらは、図3に示すように、圧力が22MPa以上であり、温度が374℃以上の高温、高圧環境下において、水が転化することによって生成される。
【0033】
次いで、第4バルブ11を閉じた状態で、第3バルブ10を開き、焼成炉7で生成した燃料化物Fを第4バルブ11の直前まで導く。これにより、焼成炉7の前段の圧力(焼成炉7への含水汚泥W’の押し出し圧)が急激に低下するのを防止しながら、燃料化物Fを冷却機8に導くことができる。
【0034】
そして、冷却機8において、燃料化物Fを100〜200℃程度まで冷却し、安全な温度まで低下させると同時に、流路9a〜9c内の燃料化物Fを減圧する。次に、第4バルブ11の圧力が20〜25MPaまで上昇した段階で、第3バルブ10を閉じ、その後、第4バルブ11を開いて、冷却後の燃料化物F’を減圧タンク12内に流入させる。
【0035】
上記の際、減圧タンク12への燃料化物F’の流入量は、第3バルブ10から第4バルブ11までの間の流路容量に制限されるため、多量の燃料化物F’が一気に減圧タンク12内へ流れ込んだり、減圧タンク12に過大な圧力が加わるのを回避することができる。以後、上述の第3及び第4バルブ10、11の開閉操作を繰り返し、逐次、流入量を制限しながら燃料化物F’を減圧タンク12に流送する。
【0036】
以上のように、本実施の形態によれば、焼成炉7からの燃料化物Fを減圧タンク12に流送するにあたり、第4バルブ11を閉じた状態で第3バルブ10を開き、その後、第3バルブ10を閉じるとともに第4バルブ11を開くように操作するため、流入量を制限しながら燃料化物F’を減圧タンク12に流送することができる。そして、かかる開閉操作を繰り返すことで、安全かつ連続的に燃料化物F’を流送することができ、含水廃棄物を燃料化するにあたっての安全性を高めることが可能になる。
【0037】
尚、上記実施の形態においては、含水汚泥を燃料化する場合を例示したが、含水汚泥の他、浚渫泥や工場廃水等を用いることもでき、本発明は、含水率の高い一般廃棄物や有機物等を燃料化する場合に広く適用することが可能である。
【符号の説明】
【0038】
1 含水有機廃棄物の燃料化システム
2 第1バルブ
2a 流入口
2b 弁座部
2c 吐出口
2d 汚泥流路
2e 弁体
2f 直筒部
2g 着座部
2h ガス流路
3 ポンプ
3a 第1圧力室
3b 第2圧力室
3c ピストン
3d 円筒状部材
3e 円筒状部材
3f 弾性膜
3h 流入口
3i 吐出口
3j 圧送室
4 第2バルブ
5 分配室
6(6a〜6c) 流路
7 焼成炉
7a バーナ
7b 支持部材
7c 排気路
7d 円板状本体
7e 貫通孔
8 冷却機
9(9a〜9c) 流路
10 第3バルブ
11 第4バルブ
12 減圧タンク
12a 脱気口
12b 抜出口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
含水有機廃棄物を圧送する圧送手段と、
該圧送手段からの圧送物を加熱して燃料化する加熱手段と、
該加熱手段から排出された燃料化物を冷却する冷却手段と、
該冷却手段で冷却された燃料化物を貯蔵する貯蔵手段とを備え、
前記加熱手段からの燃料化物を前記貯蔵手段に流送する流路上に、該加熱手段側に配置された上流バルブと、該貯蔵手段側に配置された下流バルブとを設け、
前記燃料化物を流送するにあたり、前記下流バルブを閉じた状態で前記上流バルブを開き、その後、該上流バルブを閉じるとともに該下流バルブを開くことを特徴とする含水有機廃棄物の燃料化システム。
【請求項2】
前記冷却手段は、前記加熱手段から排出された燃料化物を冷却するとともに、前記上流バルブを冷却することを特徴とする請求項1に記載の含水有機廃棄物の燃料化システム。
【請求項3】
前記加熱手段は、前記圧送手段によって圧送された圧送物を流送する複数の流路と、該複数の流路の軸線方向に沿って複数配置され、該複数の流路を支持する支持手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の含水有機廃棄物の燃料化システム。
【請求項4】
前記圧送手段と前記加熱手段との間に配置され、該加熱手段の廃熱を利用して前記圧送物を予熱する予熱手段を備えることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の含水有機廃棄物の燃料化システム。
【請求項5】
前記上流バルブ及び下流バルブの弁体は、直筒部の端部に、該端部より弁座部の方向に突出し、該弁座部に接離する凸状の着座部を有し、該着座部は、前記直筒部の外周面を該直筒部の軸線方向に平行移動させることによって生ずる仮想筒部内に位置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の含水有機廃棄物の燃料化システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−184965(P2010−184965A)
【公開日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−28393(P2009−28393)
【出願日】平成21年2月10日(2009.2.10)
【出願人】(500277467)東福商事有限会社 (11)
【Fターム(参考)】