説明

垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器

【課題】安全で高圧力高温度且つ短時間で米粒の芯まで給水及びα化が進み、米粒に光沢があり舌触感が良く弾力があって噛み応えが良く噛むほどに口中に甘みが広がるもちもちした極旨ご飯を炊く垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器を提供する。
【解決手段】炊飯鍋の上部周辺を内向きに、又炊飯鍋蓋は周辺を外向きにそれぞれ6個所づつ掛止加工をし、パッキンを挟んで高耐圧力鍋2hを約30度水平回転掛止固定する構造とし、炊飯時はこの高耐圧力鍋蓋3hを装着した炊飯器ケース蓋1bを閉じたままの状態で炊飯器の右側面に突出している高耐圧力鍋取手2hbを高耐圧力鍋取手炊飯時位置2hba(図1、図2、図3の左側)まで移動(鍋を約30度水平回転)して鍋掛止部と蓋掛止部を掛止固定し、圧力は2.45気圧 温度は128度Cまで上げて安全に短時間で米の芯まで給水とα化し、従来の炊飯器より省エネで、短時間に美味しいご飯を炊く。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高圧力高温度で短時間に極旨ご飯を炊き上げる省エネ高機能炊飯器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
最近発明された高圧力省エネ高機能の炊飯器があるが、蓋を開いた時に垂直となった蓋に設けられた内向きの掛け止め部に嵌め込んである断面コの字形パッキン内部に水滴が集溜し炊飯器ケース内に垂れ落ちる欠点があった。(例えば特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4478989
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
解決しようとする問題点は、上記特許文献1の発明技術は、 高圧力高温度で米粒への短時間給水と高α化炊飯、 且つ省エネで非常に美味しいご飯が炊けるが、 垂直開閉の蓋を開くと、 垂直状態となった蓋内面に付いている水滴が、蓋外周部に設けた内向きの掛け止め部に嵌めてある断面コの字形パッキン内部に集溜し、炊飯器ケース内下部に垂れ落ちる点である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明では、圧力鍋蓋の外周部に設けた掛け止め部を真直ぐ外向きに(特許文献1では内向き)、 又 圧力鍋の上部外周部に設けた掛け止め部を内向きにし(特許文献1では外向き)、断面コの字形パッキンを前記圧力鍋の内向きの掛け止め部に嵌め込む構造とし、 前記圧力鍋蓋開時の垂直状態下部の炊飯器ケース内に水滴受器を設けて、前記圧力鍋蓋より垂れ落ちる水滴を前記水滴受器に受けて上記問題点を解決したものである。
【発明の効果】
【0006】
前記圧力鍋蓋外周の掛け止め部を真直ぐ外向きにし、圧力鍋上部周辺の掛け止め部を内向きにし、断面コの字形パッキンは前記圧力鍋上部周辺の内向きの掛け止め部に嵌め込むので、前記圧力鍋蓋を垂直状態に開くと前記圧力鍋蓋の内面に付いている水滴はストレートに下部に設けた水滴受器内に落ちて、前記炊飯器ケース内には垂れ落ちない。
【0007】
又 自然界の1気圧 又は それ以下の気圧環境で米を炊飯するのに比べ、 高圧力の絶対圧2.45気圧、 高温度の128度Cの条件下で炊飯したご飯は、 短時間で米粒の芯まで給水し一気に炊き上がる為、ご飯粒の栄養素が破壊しにくく、又 地球環境に優しい高い省エネ効果であり、ご飯粒一粒一粒の芯までα化が進んでおり、ご飯粒の表面に光沢があり抜群に舌触りが良く、又 ご飯粒の弾力性が強く噛み応えも抜群に良く噛めば噛むほど口中に甘みが広がる最高食感のご飯が炊ける、又 乾燥が進んで米粒の表面に細かいひび割れができた古米でも、高圧力、高温度での炊飯工程で高α化によって米粒表面の細かいひび割れが修復され表面に光沢が蘇る米の最高の炊飯環境を備えた高機能炊飯器である、又 炊飯中屋内に殆ど水蒸気を排出しない炊飯方法なので建物内部の湿度が上がらない、炊飯する場所が気圧の低い高地とか台風の接近中の低気圧時の炊飯でも外部環境の影響を全く受けない美味しいご飯が炊ける高効率省エネ極旨高機能炊飯器である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】は、垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器の右側面図である。
【図2】は、垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器の上から見た図である。
【図3】は、図1のB-B部の上から見た図である。
【図4】は、図1のC-C部の下から見た図である。
【図5】は、図2、図4のA-A部断面拡大90度回転図である(高耐圧力鍋蓋取付基6、 調圧手段弁基9、 調圧手段錘弁9a、 加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段基7、加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段ピストン7b、加圧表示ピン7a等の断面図)
【図6】は、請求項2記載の前記炊飯器ケース蓋1bを開いたところの前記炊飯器ケース1a、 前記高耐圧力鍋2h、 高耐圧力鍋水平回転用歯2hc、 水滴受器18、 高耐圧力鍋水平回転用電動ピニオンギア15等を上から見た図で、 炊飯時は前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hcを介して、前記高耐圧力鍋水平回転用電動ピニオンギア15の回転力によって前記高耐圧力鍋2hを水平回転させて、前記高耐圧力鍋蓋3hに掛け止め固定 及び 解除するものである。
【0009】
【図7】は、請求項3記載の前記炊飯器ケース蓋1bを開いたところの前記炊飯器ケース1a、 前記高耐圧力鍋2h、 前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hc、 前記水滴受器18、 高耐圧力鍋水平回転用電動ウォームギア16等を上から見た図で、炊飯時は前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hcを介して、 前記高耐圧力鍋水平回転用電動ウォームギア16の回転力によって前記高耐圧力鍋2hを水平回転させて、前記高耐圧力鍋蓋3hに掛け止め固定 及び 解除するものである。
【図8】は、請求項4記載の前記炊飯器ケース蓋1bを開いたところの前記炊飯器ケース1a、前記高耐圧力鍋2h、前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hc、 前記水滴受器18、 高耐圧力鍋水平回転用電動押引歯竿17等を上から見た図で、炊飯時は前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hcを介して、前記高耐圧力鍋水平回転用電動押引歯竿17の押引力によって前記高耐圧力鍋2hを水平回転させて、前記高耐圧力鍋蓋3hに掛け止め固定 及び 解除するものである。
【図9】は、請求項5記載の前記炊飯器ケース蓋1bを開いたところの前記炊飯器ケース1a、 前記高耐圧力鍋2h、 高耐圧力鍋水平回転用電動押圧回転ローラー14、 高耐圧力鍋水平回転用受圧遊転ローラー14a等を上から見た図で、炊飯時は前記高耐圧力鍋水平回転用受圧遊転ローラー14aと前記高耐圧力鍋水平回転用電動押圧回転ローラー14の回転力によって前記高耐圧力鍋2hを水平回転させて、前記高耐圧力鍋蓋3hに掛け止め固定 及び 解除するものである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下本発明に係る垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器を図1から図9に基づいて説明する。
【0011】
先ず図1は、垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器の右側面図で上部が樹脂製又は金属製の前記炊飯器ケース蓋1b、下部も樹脂製又は金属製の前記炊飯器ケース1aで前記炊飯器ケース蓋開閉ボタン1bbを押して、炊飯器ケース蓋取手1baを上方へ引き上げると前記炊飯器ケース蓋1bは、垂直回転自在ヒンジ11を介して垂直に開く。
【0012】
前記炊飯器ケース蓋1bの内側に高耐圧力鍋蓋3hを高耐圧力鍋蓋取付基6と高耐圧力鍋蓋取付ネジ6aで、決まった角度に取り付ける、前記高耐圧力鍋2hも前記炊飯器ケース1aに約30度水平回転自在に内設して前記高耐圧力鍋2h 及び 前記高耐圧力鍋蓋3hは、ステンレス+アルミニュウム+ステンレスの多層クラッド材で、 前記クラッド材は内面 及び 外面のステンレス層は美感、 衛生的、 保温性に、又 内部のアルミニウム層は狭部への加熱でも拡部への熱拡散をする等優れた特徴を持つ多層クラッド材を前記高耐圧力鍋2h 及び 前記高耐圧力鍋蓋3hにプレス加工する。
(前記高耐圧力鍋2h、前記高耐圧力鍋蓋3hの材料は、多層材の中に電磁誘導材を使ったり、又 前記多層クラッド材に限定するものではなく、その他の材料で単層材鍋でも良い)
【0013】
前記高耐圧力鍋2h上部周辺を高耐圧力鍋内向掛止2ha 及び 高耐圧力鍋掛止間隔部2heをそれぞれ6箇所ずつ設ける、又 前記高耐圧力鍋蓋3hも周辺を真直ぐに高耐圧力鍋蓋外向掛止3ha 及び 高耐圧力鍋蓋掛止間隔部3heをそれぞれ6箇所ずつ設ける、前記高耐圧力鍋2hの前記高耐圧力鍋内向掛止2haと前記高耐圧力鍋掛止間隔部2he 及び 前記高耐圧力鍋蓋3hの前記高耐圧力鍋蓋外向掛止3haと前記高耐圧力鍋蓋掛止間隔部3heは何れも、外周360度に6箇所の掛止部と6箇所の間隔部を設けるので、 外周360度÷((6箇所の掛止部+6箇所の間隔部)=12箇所)=30度で、掛止1箇所分の水平回転角度は約30度であるが正確には掛止部<間隔部である、これは前記高耐圧力鍋蓋3hが前記高耐圧力鍋2hに対して垂直開閉がスムーズに行える為である。(掛止部 及び 間隔部は、外周360度に設ける個数は、6箇所づつに限定ではない、例えば5箇所づつ 又は 7箇所づつという構造でもよい)
【0014】
前記高耐圧力鍋2hに適量の洗米と炊飯水を入れ、前記炊飯器ケース1aに、 前記高耐圧力鍋2hの高耐圧力鍋取手2hbを高耐圧力鍋取手保温時位置2hbb(図1、図2、図3の右側)に合わせて内嵌し、 前記炊飯器ケース蓋1bを閉じて、 前記高耐圧力鍋2hの前記高耐圧力鍋取手2hbを前記高耐圧力鍋取手炊飯時位置2hba(図1、図2、図3の左側)まで水平移動(前記高耐圧力鍋2hを前記高耐圧力鍋内向掛止2ha1箇所分「約30度」水平回転)することによって、 前記高耐圧力鍋蓋3hの前記高耐圧力鍋蓋外向掛止3haに、前記高耐圧力鍋2hの前記高耐圧力鍋内向掛止2haが掛止固定される。
【0015】
ここで炊飯兼保温用加熱電源(図示省略)を入れて暫くすると、前記高耐圧力鍋2h 及び 前記高耐圧力鍋蓋3h内部の温度と圧力が上昇し、 加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段ピストン7bが上昇と共に加圧表示ピン7aが押し上げられて前記炊飯器ケース蓋1bから上へ突出して前記高耐圧力鍋2h 及び 前記高耐圧力鍋蓋3h内部の圧力が上昇した事を知らせると同時に、加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段アーム8hが前記高耐圧力鍋2hの前記高耐圧力鍋内向掛止2haに掛かり前記高耐圧力鍋2hと前記高耐圧力鍋蓋3hは掛止状態から解除されないロック状態となる。
【0016】
高圧力高温度の中で米への給水と米のα化が進み前記高耐圧力鍋2h 及び 前記高耐圧力鍋蓋3h内の温度が128度Cになると、前記高耐圧力鍋2hの下部に設けた温度センサー(図示省略)が前記高耐圧力鍋2hの温度を感知し、電源マイコンパワーコントローラー(図示省略)がパワーダウン 又は パワーオフ等前記電源マイコンパワーコントローラーに作用工程をインプットしてある通り加熱工程を進めて炊飯工程を終了する、この時供給加熱エネルギーの電源が切れても前記高耐圧力鍋2h 及び 前記高耐圧力鍋蓋3h内部の温度が100度C以下になるまでは炊飯状態が続いている(この供給加熱エネルギーが切れてから100度C以下になるまでの炊飯状態と前記炊飯工程で100度C以上の炊飯工程が大きな省エネとなっている)。
【0017】
前記温度センサーや前記電源マイコンパワーコントローラー等に異常が発生し圧力が上昇した場合には、調圧手段錘弁9aが作動して前記高耐圧力鍋2h 及び 前記高耐圧力鍋蓋3h内部圧を規定圧力に調整するが、もし 前記調圧手段錘弁9aに異常が発生して前記高耐圧力鍋2h 及び 前記高耐圧力鍋蓋3h内部の圧力が規定圧力以上に上昇した場合は、安全弁10が作動して異常圧を全て外部に放出して安全を確保するものである、 又 炊飯中の米を攪拌させる場合(128度Cで沸騰)前記調圧手段錘弁9aを前記電源マイコンパワーコントローラーの作用工程のインプット内容により暫く作動させて沸騰攪拌させる場合もある。
【0018】
図2は、垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器の上から見た図で、手前にある前記高耐圧力鍋取手2hbが左側の前記高耐圧力鍋取手炊飯時位置2hbaにある時は、前記高耐圧力鍋2hの前記高耐圧力鍋内向掛止2haと前記高耐圧力鍋蓋3hの前記高耐圧力鍋蓋外向掛止3haが掛け止め状態で炊飯状態であり、右側の高耐圧力鍋取手保温時位置2hbbにある時は保温状態であって、前記高耐圧力鍋内向掛止2haと前記高耐圧力鍋蓋外向掛止3haは解除状態である、この状態で前記高耐圧力鍋蓋3h及び前記炊飯器ケース蓋1bを垂直に開いてご飯の取り出しを行う、上部の加圧表示ピン7aが前記炊飯器ケース蓋1bの上部に突出している時は加圧中で炊飯中で、掛け止め部はロック状態である、又 中央は調圧手段錘弁9aである。
【0019】
図3は、前記炊飯器ケース蓋1bを開いたところの前記炊飯器ケース1a、前記高耐圧力鍋2h、前記高耐圧力鍋内向掛止2ha、前記高耐圧力鍋掛止間隔部2he、前記高耐圧力鍋取手2hb、パッキン13、水滴受器18等の上から見た図である。
図4は、前記炊飯器ケース蓋1b、前記高耐圧力鍋蓋3h、前記高耐圧力鍋蓋外向掛止3ha、前記高耐圧力鍋蓋掛止間隔部3he等を内側から見た図である。
【0020】
図5は、図2、図4のA-A部の断面拡大90度回転図であるが、前記高耐圧力鍋蓋3hを筒状の前記高耐圧力鍋蓋取付基6と前記高耐圧力鍋蓋取付ネジ6aで前記炊飯器ケース蓋1bに一定の角度で取り付け、その内部の前記高耐圧力鍋蓋3hに調圧手段弁基9をネジ止めし、上部から前記調圧手段錘弁9aを嵌め込む、 又 シリンダー状になった加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段基7に加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段ピストン7bを入れて、前記加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段基7を前記高耐圧力鍋蓋3hにネジ止めする、その上部に加圧表示ピン7a兼加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段アーム8hを加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段アーム支持ピン7cで前記高耐圧力鍋蓋3hに連結する。
【0021】
図6は、前記炊飯器ケース蓋1bを開いたところの前記炊飯器ケース1a、前記水滴受器18、前記高耐圧力鍋2h、前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hc、前記高耐圧力鍋水平回転用ピニオンギア15等の図であるが、図3は請求項1記載の前記高耐圧力鍋2hの水平回転を前記高耐圧力鍋取手2hbで手動でしたものを、請求項2記載の前記高耐圧力鍋2hに前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hcと、前記炊飯器ケース1a側に前記高耐圧力鍋水平回転用電動ピニオンギア15を設けて、前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hcを介して前記高耐圧力鍋水平回転用電動ピニオンギア15の電動回転力(モーターの図示省略)で、前記高耐圧力鍋2hを水平回転させることによって、前記高耐圧力鍋蓋3hに掛止固定 及び 解除するものである。
【0022】
図7は、前記炊飯器ケース蓋1bを開いたところの、前記炊飯器ケース1a、前記水滴受器18、前記高耐圧力鍋2h、前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hc、前記高耐圧力鍋水平回転用電動ウォームギア16等の図であるが、請求項3記載の前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hcを介して前記高耐圧力鍋水平回転用電動ウォームギア16の電動回転力(モーターの図示省略)で前記高耐圧力鍋2hを水平回転させ、前記高耐圧力鍋蓋3hに掛け止め固定 及び 解除するものである。
図8は、前記炊飯器ケース蓋1bを開いたところの、前記炊飯器ケース1a、前記水滴受器18、前記高耐圧力鍋2h、前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hc、前記高耐圧力鍋水平回転用電動押引歯竿17等の図であるが、請求項4記載の前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hcを介して前記高耐圧力鍋水平回転用電動押引歯竿17の電動押引力(モーターの図示省略)で前記高耐圧力鍋2hを水平回転させ、前記高耐圧力鍋蓋3hに掛け止め固定 及び 解除するものである。
【0023】
図9は、前記炊飯器ケース蓋1bを開いたところの前記炊飯器ケース1a、前記水滴受器18、前記高耐圧力鍋2h、前記高耐圧力鍋水平回転用電動押圧回転ローラー14、前記高耐圧力鍋水平回転用受圧遊転ローラー14a等の図であるが、 請求項5記載の、前記高耐圧力鍋2hを、前記炊飯器ケース1a側に複数個設けた、前記高耐圧力鍋水平回転用受圧遊転ローラー14aと前記高耐圧力鍋水平回転用電動押圧回転ローラー14の(モーターの図示省略)電動回転力で前記高耐圧力鍋2hを水平回転させ、前記高耐圧力鍋蓋3hに掛け止め固定 及び 解除するものである。
請求項6は、炊飯器上部に前記高耐圧力鍋2h内部の温度表示部(図示省略)を設けて内部の炊飯進行状況を把握できるようにしたものである。
請求項7は、加熱パワーコントローラーで前記高耐圧力鍋2h内部の温度を128度C以下に制御しながら高圧力高温度で外部に殆ど水蒸気を排出しないよう炊飯をするものである。
【符号の説明】
【0024】
1a 炊飯器ケース
1b 炊飯器ケース蓋
1ba 炊飯器ケース蓋取手
1bb 炊飯器ケース蓋開閉ボタン
2h 高耐圧力鍋
2ha 高耐圧力鍋内向掛止
2hb 高耐圧力鍋取手
2hba 高耐圧力鍋取手炊飯時位置
2hbb 高耐圧力鍋取手保温時位置
2hc 高耐圧力鍋水平回転用歯
2he 高耐圧力鍋掛止間隔部
3h 高耐圧力鍋蓋
3ha 高耐圧力鍋蓋外向掛止
3he 高耐圧力鍋蓋掛止間隔部
6 高耐圧力鍋蓋取付基
【0025】
6a 高耐圧力鍋蓋取付ネジ
6b 高耐圧力鍋蓋取付位置決部
7 加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段基
7a 加圧表示ピン
7b 加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段ピストン
7c 加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段アーム支持ピン
8h 加圧時高耐圧力鍋蓋誤開防止安全ロック手段アーム
9 調圧手段弁基
9a 調圧手段錘弁
10 安全弁
11 垂直回転自在ヒンジ
13 パッキン
14 高耐圧力鍋水平回転用電動押圧回転ローラー
14a 高耐圧力鍋水平回転用受圧遊転ローラー
15 高耐圧力鍋水平回転用電動ピニオンギァ
16 高耐圧力鍋水平回転用電動ウォームギァ
17 高耐圧力鍋水平回転用電動押引歯竿
18 水滴受器
高耐圧力鍋蓋上部保温熱源図示省略

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前記高耐圧力鍋蓋外向掛止3haを設けた前記高耐圧力鍋蓋3hを装着した前記炊飯器ケース蓋1bを前記炊飯器ケース1aの後上部に垂直開閉自在に設け、前記高耐圧力鍋取手2hbと前記高耐圧力鍋内向掛止2haをそれぞれ設けた前記高耐圧力鍋2hを前記炊飯器ケース1aに内設し、前記高耐圧力鍋2h本体を水平回転させることにより、前記高耐圧力鍋蓋3hの前記高耐圧力鍋蓋外向掛止3haと前記高耐圧力鍋2hの前記高耐圧力鍋内向掛止2haが、掛止固定 及び 解除する事を特徴とする垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器。
【請求項2】
前記高耐圧力鍋2h側部に前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hcを、又 前記炊飯器ケース1a側に前記高耐圧力鍋水平回転用電動ピニオンギア15を設け、前記高耐圧力鍋水平回転用電動ピニオンギア15の回転力により前記高耐圧力鍋2h本体を水平回転させ、掛止固定、及び 解除する事を特徴とする請求項1記載の垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器。
【請求項3】
前記高耐圧力鍋2h側部に前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hcを、又 前記炊飯器ケース1a側に前記高耐圧力鍋水平回転用電動ウォームギア16を設け、前記高耐圧力鍋水平回転用電動ウォームギア16の回転力によって前記高耐圧力鍋2h本体を水平回転させ、掛止固定、及び 解除する事を特徴とする請求項1記載の垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器。
【請求項4】
前記高耐圧力鍋2h側部に前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hcを、又 前記炊飯器ケース1a側に前記高耐圧力鍋水平回転用電動押引歯竿17を設け、前記高耐圧力鍋水平回転用歯2hcに前記高耐圧力鍋水平回転用電動押引歯竿17の歯を噛み合わせ、前記高耐圧力鍋水平回転用電動押引歯竿17の押引力により前記高耐圧力鍋2h本体を水平回転させ、掛止固定、及び 解除する事を特徴とする請求項1記載の垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器。
【請求項5】
前記高耐圧力鍋2hの一側方の前記炊飯器ケース1aに前記高耐圧力鍋水平回転用電動押圧回転ローラー14を、他側方の前記炊飯器ケース1aに前記高耐圧力鍋水平回転用受圧遊転ローラー14aをそれぞれ設け、前記高耐圧力鍋2h本体を前記高耐圧力鍋水平回転用電動押圧回転ローラー14の押圧回転力により水平回転させ、掛止固定、及び 解除する事を特徴とする請求項1記載の垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器。
【請求項6】
前記高耐圧力鍋2hの温度表示装置を設けた事を特徴とする請求項1記載の垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器。
【請求項7】
加熱パワーコントローラーで前記高耐圧力鍋2h内の温度を128度C以下に制御炊飯することで外部へ殆ど水蒸気を排出しない請求項1記載の垂直回転自在開閉蓋を有する高耐圧力水平回転掛止鍋構造炊飯器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2012−40167(P2012−40167A)
【公開日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−183783(P2010−183783)
【出願日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【出願人】(000195236)
【Fターム(参考)】