説明

塑性変形ボルトを使用して少なくとも1つの部品を基本部品に取り外し不能に固定するための方法

本発明は、1つ以上の部品(1)の孔(5)を貫通するボルト(7)によって、少なくとも1つの部品(1)を基本部品(3)に取り外し不能に固定するための方法に関する。前記方法によれば、最初に、ボルト(7)の一方の端面(9)が基本部品(3)の表面に電気溶接され、次に、ボルトが塑性変形される。任意の材料から成る部品(1)を使用できるようにするために、頭部(15)を備えるボルト(7)の軸部(13)は、頭部(15)の下側が部品(1)の表面(11)の部分に位置するまで据え込み加工される。本発明はまた、1つ以上の部品(1)と基本部品(3)との取り外し不能な接続部に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも1つの部品を基本部品に取り外し不能に固定するための請求項1の前段に記載の方法と、請求項7の前段に記載の1つの部品と基本部品との取り外し不能な接続部と、トルクコンバータのロックアップクラッチのピストンのガイドをトルクコンバータのカバーに固定するための請求項12に記載の方法の利用とに関する。
【背景技術】
【0002】
製造技術において、基本部品に1つ以上の部品の端面を多くの箇所で固定する必要があるが、基本部品は構造上の理由から連続孔を有すべきでないので、ねじ込み又はリベット止めのような従来の方法は適用されない。
【0003】
特許文献1は、ある部品、極部分が、ボルトによって、孔を有するハウジングに固定される方法を開示している。この場合、ボルトは孔を貫通してハウジングに差し込まれ、ボルトの端面は、電気溶接によって極部分に固定される。次の作業において、ボルトは、頭部を形成するように成形することによって塑性変形される。
【0004】
しかし、この方法は、ハウジングの孔とボルトとがほぼ同一の直径を有するという欠点を有する。結果として、導電性材料から成るハウジングの場合、電気溶接中に分流が生じるが、この理由は、電流がボルトだけでなく、孔の近傍のハウジング自体にも導かれるからである。したがって、この方法は、ハウジング部が非導電性材料から成るそれらの事例においてのみ機能を果たす。
【0005】
【特許文献1】独国特許出願公開第3316047A1号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、ボルトの端面を溶接しそれと同時にボルトを塑性変形させることによって、部品と基本部品とを取り外し不能に接続するための方法と、その方法によって形成される部品と基本部品との取り外し不能な接続部とを提供することであり、それにより任意の所望の材料から成る部分を互いに接続できる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的は、本発明によれば、請求項1と7の特徴によって達成される。
【0008】
したがって、頭部を有するボルトの軸部は、頭部の下側が部品の表面の領域に位置するまで据え込み加工される。本方法の1つの利点は、溶接及び塑性変形を1回の作業で行うことができ、したがって、時間とコストを節約できることである。さらに、ボルトは頭部を有するのでスパッタを収容することが可能である(請求項1)。
【0009】
有利なことに、ボルトの軸部は、端面を溶接した後の短い時間間隔の後に印加される第2の電気パルスによって加熱され、それと同時に据え込み加工される。このようにして、スパッタの発生、及び接続箇所の近傍への大量の熱の伝達の両方を回避できる(請求項2)。
【0010】
有利なことに、プロジェクション溶接方法が溶接のために用いられる。ボルトが先端を有する場合、この溶接方法は特に有利であることが証明されている(請求項3)。
【0011】
本方法の有利な改良形態では、ボルトの軸部は、本方法の実施中に、孔を周方向領域において完全に埋めるように据え込み加工される。このようにして、部品の実際の接続に加えて、気密性を得ることもできる。さらに、冷却中に、ボルトが半径方向及び軸方向に収縮して、接続された部品の剛性が互いに向上するので、接続部の強度が高くなることが保証される(請求項4)。
【0012】
有利な改良形態では、ボルトは、ボルトが強固にしかし取り外し可能に接続される溶接電極によって溶接電極と共に孔に差し込まれる。これにより、ボルトを孔に挿入する際の追加の工程ステップが省略され、したがって、本方法はより簡略化され、さらに費用効果的なものとなる。さらに、このようにして、孔に対する遊びを当然有するボルトを差し込むのと同時にそれをセンタリングし、次に、この位置に直接固定することが可能になる(請求項5)。
【0013】
有利には、本方法は溶接プレス機で行われる。従って、連続製造時に本方法を行うために、商業的に入手可能な及び汎用の機械が使用され得る(請求項6)。
【0014】
さらに、1つ以上の部品と基本部品との取り外し不能な接続部が提供される。この場合、ボルトは基本部品の反対側に頭部を有し、孔は、塑性変形前にその孔に配置されたボルトの軸部よりも大きい直径を有する。これによって、最大の電気抵抗がボルトの端面と基本部品との間に、すなわち正確には、溶接個所に生じる直接抵抗溶接方法を用いることができる(請求項7)。
【0015】
さらに、有利なことに、基本部品の隣に配置された部品は、基本部品に面する表面において、孔の近傍に凹部を有する。一方では、この凹部は、溶接中に生じるビードを収容するように機能し、他方では、この凹部は、溶接中に生じる可能性があるスパッタも収容する(請求項8)。
【0016】
有利なことに、孔は、基本部品から離れるにつれ大きくなる直径を有する円錐形状を有する。このような円錐孔は、ボルトの軸部の据え込み加工中に移動された材料を最適に収容できる(請求項9)。
【0017】
別の有利な改良形態では、ボルトの頭部は、部品に面する表面に、一体成形された周囲シールリングを有する。その代わりに、基本部品の隣に配置された部品は、一体成形された周囲シールリングを表面に有する。このようにして、簡単な措置によって、接続部の気密性を得ることができる(請求項10と11)。
【0018】
さらに、自動車のトルクコンバータのロックアップクラッチ用のピストンのガイドをトルクコンバータのカバーに取り外し不能に接続するための請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法の利用が提供される(請求項12)。
【0019】
発明の詳細な説明によって、本発明の別の改良形態及び利点を理解することが可能である。
【0020】
図面中の2つ以上の典型的な実施形態を参照して、本発明についてより詳細に説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
図1は、図1にはまだ示されていない基本部品3に固定すべき部品1を示している。部品1は連続孔5を有する。さらに、軸部13と頭部15とを有するボルト7が示されている。この場合、孔5は軸部13よりも大きい直径を有するので、組立位置において、ボルト7は、孔5に対する遊びを有する。典型的なこの実施形態では、頭部15の反対側のボルト7の当該端面9は先端16の形状に構成される。ボルト7は、例えば、高い強靭性を保証するために、炭素含有量が低い鋼から成る。さらに、部品1は、1つの表面21に凹部23を有する。この凹部の機能については以下にさらに説明する。凹部23は、典型的なこの実施形態において円筒状であるが、他の形状を有してもよい。
【0022】
図2は、部品1に加えて、ボルト7によって部品1を取り外し不能に固定する基本部品3を示している。このために、最初に、ボルト7が、この図には示されていない溶接電極によって孔5に差し込まれ、この溶接電極に、ボルト7の頭部15が強固に、しかし取り外し可能に接続される。頭部15と溶接電極とのこの接続は、例えば、真空によってなされる。その代わりに、機械的クランプによって、頭部15を溶接電極に接続してもよい。
【0023】
次に、ボルト7の端面9が基本部品3の表面10に溶接される。このことは、本明細書において、例えば、抵抗溶接方法によって行われる。しかし、すべての電気溶接方法が適切である。抵抗溶接方法には、この場合、特に、プロジェクション溶接方法の利用が含まれる。このために、それに応じて、ボルト7の端面9は先端16として成形される。溶接は、電気溶接パルスによって行われる。典型的なこの実施形態では、パルスは大きさとして30〜60ミリ秒の長さを有し、これは、ボルト7の端面抵抗溶接において通常の値である。図2は、さらに、ここで得られる溶接領域20を示している。電気抵抗溶接の代替方法には、例えば、アークスタッド溶接がある。しかし、この方法では、アークが他の側に飛び越えるような望ましくないことが生じるので、この場合適切でない。
【0024】
図3は、後続かつ最終ステップが行われた後の部品1と基本部品3との取り外し不能な接続部18を示している。このステップでは、ボルト7は塑性変形される。この塑性変形は、第1の溶接パルスに短い時間間隔で続く、第2の電気パルスが印加される際に生じる。電流強度が低いこの第2のパルスは、第1の溶接パルスよりも著しく長い。上記第2のパルスは、例えば、1000ミリ秒になり得る。ボルト7は、第2のパルスによって加熱されて軟化される。
【0025】
それと同時に、力がボルト7の長手方向8に加えられて、ボルト7の軸部13を据え込み加工した形態で塑性変形を生じさせる。据え込み力は、この場合、溶接力と同一の大きさを有するかあるいはこの溶接力よりも小さいか又は大きくてもよい。この据え込み移動は、ボルト7の頭部15の下側17の領域が、少なくとも、部品1の表面11に位置するまで行われる。次に、据え込み加工中に側方に押し付けられる軸部13の材料は、孔5を周方向領域において完全に埋める。ボルト7の端面9が基本部品3の表面10に溶接されたときに発生するスパッタ、並びに据え込み加工中にこの領域に移動された材料が凹部23に収容され、この結果、基本部品3と部品1との間には、清浄で平滑な接触面が存在することになる。
【0026】
この方法では、溶接接続はボルト7と基本部品3との間でのみ行われるので、溶接不能な部品1、すなわち、例えば、アルミニウム、セラミック又はプラスチックから成る部品、及びこのような部品の複合材を基本部品3に連結することが可能である。ボルト7及び基本部品3のみが、溶接可能な材料から成る必要がある。
【0027】
さらに、本方法が行われる前に、ボルト7は、孔5に対する遊びを有するので、部品1用の導電性材料を接続する場合でも、ボルト7の端面9を短絡なしに基本部品3に溶接できるが、この理由は、溶接電流が、ボルト7自体のみを通して導かれるからである。いずれにしても、溶接に必要な高い電気抵抗がボルト7の端面9と基本部品3の表面10との間に生じる。
【0028】
本方法が行われた後に、ボルト7は、先行する熱成形によって収縮する。これによって、接続部18の剛性がさらに向上して、強度が高くなる。
【0029】
さらに、溶接及びその後の塑性変形は、追加の変換措置又は取り替え措置を必要とすることなく、標準的な溶接プレス機で1回の作業で行われる。
【0030】
溶接によって生じる可能性がある溶接領域20の硬化は、塑性変形の枠内の引き続く加熱によって低減される。
【0031】
図4は、詳細に上述されている接続方法の可能な1つの用途を示している。本図には、自動車用のトルクコンバータ35の断面が詳細に示されている。このトルクコンバータ35は、トルクをエンジンから変速機に伝達するか又はトルクを適切に適合させる機能を有する。駆動モード時にエンジンと変速機との間の油圧滑りを回避するために、したがって、エンジンのガソリンの消費を低減するために、トルクコンバータ35はロックアップクラッチ33を有する。このロックアップクラッチは2つの薄板積層体39と40から成り、これらの薄板積層体は、エンジン及び変速機の同一の回転速度を実現するために、油が周りに流れて移動されるピストン30によって圧縮される。結果的に、共に押圧される薄板積層体39と40によって、直接的な機械的結合が、エンジンによって駆動されかつ外側薄板積層体39に接続されるトルクコンバータのカバー37と、内側薄板積層体40に接続される変速機入力軸42との間で実現される。これによって、トルクコンバータ35の100パーセントの効率が実現される。
【0032】
ピストン30は、Oリング41によってピストンガイド31に接続される。このピストンガイド31を複数の位置でカバー37に取り外し不能に接続しなければならない。この取り外し不能な接続部は、この場合、高い要件を満たす必要がある。一方では、接続部は、油がピストン30の周囲全面にもまたピストンガイド31の周囲全面にも流れるので気密でなければならない。他方では、接続方法に起因する、接続個所の周囲を流れる油の汚染が生じてはならない。ピストンガイド31がカバー37に接続された後、その領域はもはや外側からは進入不能であり、したがって、その後の段階において、もはや清浄にすることができない。さらに、接続の結果として、接続個所の近傍には、熱が全く導かれないか又はほとんど導かれないが、この理由は、感熱Oリング41が直接隣接して配置されるからである。さらに、ピストンガイド31は、例えばアルミニウムダイカストであり、従来の溶接方法に適切でない。
【0033】
次に、図4は、上記方法が行われた後のボルト7を使用したピストンガイド31とカバー37との本発明による接続部18を示している。上記説明に関連して、ピストンガイド31は部品1に該当し、カバー37は基本部品3に該当する。ボルト7は、その軸部13が中間のピストンガイド31の孔5を完全に埋め、前記ボルトの頭部15がピストンガイド31の表面11に位置する程度に既に据え込み加工されている。この接続部18は上記のすべての要件を満たす。さらに、複数の位置におけるピストンガイド31とカバー37との接続を1回の作業で同時に行うことができる。
【0034】
トルクコンバータ35の完全な取り付けは以下のステップで行われる。最初に、複数のボルト7は溶接電極に吸い付けられるか又は押し付けられ、次に、カバー37は、例えば、前記電極の心棒によって明確に位置決めされる。その後、同時点火又は時間遅延点火の結果として、ピストンガイド31は複数の位置でカバー37に接続される。それに続いて、薄板積層体39、40の取り付けのような別の取り付けステップが行われる。
【0035】
孔5の上記円筒形状に加えて、図5に示されているような円錐形状を設けることが可能である。円錐孔5は、例えば、鋳物が部品1として使用された場合に、円筒状孔よりも形成が簡単である。さらに、このような形状により、ピストンガイド31のボルト7の自己センタリングが実現される。孔5の直径は、基本部品3からの距離が長くなるにつれて大きくなる。開口角は、この場合、変化することが可能であり、本実施例においては、開口角は約25°になる。
【0036】
図5は、本方法が行われた後の接続部18を示している。軸部13の据え込み加工中に移動された材料が、孔5の壁部に押し付けられ、したがって、孔5をほぼ完全に埋めることが理解できる。さらに、典型的なこの実施形態では、周囲シールリング27はボルト7の頭部15の下側17に一体成形される。据え込み加工作業後に、このシールリング27は、部品1の表面11に位置し、さらに、接続部18をシールする。その代わりに、同様の周囲シールリングを部品1の表面11に設けてもよく、ここで、前記周囲シールリングは同一の機能を果たす。例えば鋳造中に、このようなシールリングを部品1に直接設けることが可能である。
【0037】
上記の典型的な実施形態に示されているように、部品1と基本部品3との接続部18に加えて、複数の部品を基本部品3に共に固定することも可能である。この場合、部品1は、互いに位置合わせされかつボルト7が差し込まれる孔5をすべて有する必要がある。本方法が行われた後、次に、ボルト7の頭部15は、基本部品3から最も遠くに配置される当該部品1の表面11の領域に位置する。これにより、異なる材料から成る複数の部品の複合材を共通の基本部品3に連結することもできる。
【0038】
本発明は、例示されている典型的な実施形態に限定されない。
【0039】
例えば、真空によって、ボルト7を溶接電極に固定することは絶対に必要ではない。さらに、例えば、磁気的又は機械的に、ボルト7を溶接電極に固定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本方法を行う前の部品及びボルトの図面である。
【図2】最初のステップを行った後の部品、基本部品及びボルトの図面である。
【図3】本方法を行った後の取り外し不能な接続部の図面である。
【図4】ピストンガイドとトルクコンバータのハウジングとの接続部の図面である。
【図5】孔の代替形態を有する接続部の図面である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つ以上の部品(1)の孔(5)を貫通して突出するボルト(7)によって、前記少なくとも1つの部品(1)を基本部品(3)に取り外し不能に固定するための方法であって、最初に、前記ボルト(7)の一方の端面(9)が前記基本部品(3)の表面(10)に電気溶接され、それに続いて、前記ボルトが塑性変形される方法において、
頭部(15)を有する前記ボルト(7)の軸部(13)は、前記頭部(15)の下側(17)が前記部品(1)の表面(11)の領域に位置するまで据え込み加工されることを特徴とする方法。
【請求項2】
前記ボルト(7)の前記軸部(13)が、前記端面(9)を溶接した後の短い時間間隔の後に印加される第2の電気パルスによって加熱され、それと同時に据え込み加工されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
プロジェクション溶接方法が溶接のために用いられることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記ボルト(7)の前記軸部(13)が、前記孔(5)を周方向領域において完全に埋めるように据え込み加工されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記ボルト(7)が溶接電極と共に前記孔(5)に差し込まれ、前記溶接電極に、前記ボルトが強固に、しかし取り外し可能に接続されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記方法が溶接プレス機で行われることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
1つ以上の部品(1)と基本部品(3)との取り外し不能な接続部(18)であって、前記1つ以上の部品(1)が、ボルト(7)が貫通して突出する孔(5)を有し、前記ボルトの端面(9)が前記基本部品(3)の表面(10)に溶接され、前記ボルトが塑性変形される、取り外し不能な接続部(18)において、
前記ボルト(7)が、前記基本部品(3)の反対側に頭部(15)を有し、前記孔(5)が、塑性変形前に前記ボルト(7)の軸部(13)よりも大きい直径を有することを特徴とする取り外し不能な接続部(18)。
【請求項8】
前記基本部品(3)の隣に配置された前記部品(1)が、前記基本部品(3)に面する表面(21)において、前記孔(5)の近傍に凹部(23)を有することを特徴とする請求項7に記載の接続部。
【請求項9】
前記孔(5)が、前記基本部品(3)から離れるにつれ大きくなる直径を有する円錐形状を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の接続部。
【請求項10】
前記ボルト(7)の前記頭部(15)が、前記部品(1)に面する下側(17)に、一体成形された周囲シールリング(27)を有することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の接続部。
【請求項11】
前記基本部品(3)の隣に配置された前記部品(1)が、一体成形された周囲シールリングを前記表面(11)に有することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の接続部。
【請求項12】
自動車のトルクコンバータ(35)のロックアップクラッチ(33)用のピストン(30)のガイド(31)を前記トルクコンバータ(35)のカバー(37)に取り外し不能に接続するための請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法の利用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2008−538232(P2008−538232A)
【公表日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−554473(P2007−554473)
【出願日】平成18年2月1日(2006.2.1)
【国際出願番号】PCT/EP2006/000848
【国際公開番号】WO2006/084609
【国際公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【出願人】(598051819)ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト (1,147)
【氏名又は名称原語表記】Daimler AG
【住所又は居所原語表記】Mercedesstrasse 137,70327 Stuttgart,Deutschland
【Fターム(参考)】