説明

塩素化剤と緩衝アルカリ塩とを含む脱臭製品

塩素化剤;酸化物、水酸化物、炭酸塩またはそれらの混合物であるほぼ不溶性の二価または三価の金属塩を含む組成物であって、使用時に約10.5より低いpHを有する組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
該当なし
連邦政府に後援された研究または開発に関する説明
該当なし
【0002】
発明の分野
本発明は、脱臭剤の分野、特に塩素化剤を用いる脱臭剤、特に糞便が関係するところに用いられるものに関する。特に本発明は、中でもオストミーバッグのための脱臭製品、カーペットおよび布地の脱臭剤、敷きわら(litter)製品、トイレの脱臭剤、浴室(bathroom)の消臭剤、おむつバケツの消臭剤などに有用な製品に関する。本発明はさらに、短鎖脂肪酸によるにおい(しばしば糞便に関する)を中和のメカニズムにより脱臭する製品にも関する。本発明それ自体は、ほぼ不溶性 (nearly insoluble)の二価および三価の金属の炭酸塩、酸化物、水酸化物およびそれらの混合物に関する。
【背景技術】
【0003】
発明の背景
糞便および鼓腸の排出物による不快なにおいは、どちらもほとんどの人にとって不快であり、それが不適切な場所で発生すると困るものである。これらのにおいは、不適切な衛生による場合もあるが、衛生には関係なく医学的な状態が原因であることが多い。さらに、そのようなにおいに遭遇する多くの場所は、浴室内および動物の敷きわらの容器のように、まさにそのようなにおいに遭遇することが予期されるところである。これらの全ての状況において、不快なにおいを最小限にし、そして/または除去するのに適する製品に対する必要性がある。
【0004】
糞便のにおいについての入手可能な文献のほとんどは、主な悪臭化合物が有機硫化物、メチルメルカプタンおよび硫化水素であることを示している。我々は、これらの化合物を駆除するか、または硫黄原子の酸化状態を上げることによってそれらが悪臭を放たないようにするのに塩素化剤およびその他の酸化剤を用いることができることを見出している。
【0005】
残念なことに、これらの剤を用いる除去に感受性でない、鼓腸の悪臭のさらなる化合物がある。ほとんどの部分において、これらのさらなる悪臭化合物は揮発性の短鎖脂肪酸である。これらの短鎖の酸は、塩素化剤による酸化には耐性であるが、アルカリ性物質を用いる中和により非揮発性(よって悪臭を放たない)にすることができる。
【0006】
中和により短鎖の酸を消臭する場合、一般的に、溶液のpHが約10.00より下、または10.5より下のときに、中和の効力および速度が低いことが見出されている。しかしながら、硫黄の悪臭を酸化する塩素化剤を用いる場合、用いられる溶液のpHが約pH10.00を超えると、用いられる次亜塩素酸塩の酸化効力が落ちることが見出されており、これはおそらく遊離の次亜塩素酸の濃度が非常に低くなるからであろう。さらに、pHを10.0より上に上げると、脱臭溶液は肌により刺激性になる。
【0007】
硫黄の悪臭と短鎖の酸の悪臭の両方を同時に、かつ効果的に脱臭し得る適切な単独の製品を得ることはできないと考えられていた。よって、糞便および鼓腸の悪臭に関連する使用のための脱臭製品のさらなる改良が所望されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
発明の目的
硫黄の悪臭と短鎖の酸の悪臭との両方に対して同時に効果的である脱臭製品を提供することが、本発明の目的に含まれる。
【0009】
本発明の別の目的は、硫黄の悪臭および短鎖の酸の悪臭の脱臭に効果的である一方、使用者の肌に実質的に刺激性でない脱臭製品を提供することである。
【0010】
本発明のさらなる目的は、約7.0〜約10.5の間のpH範囲内で効果的に用いることができる、硫黄の悪臭および短鎖の酸の悪臭の脱臭製品を提供することである。
本発明のよりさらなる目的は、当業者により認識されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0011】
発明の簡単な要約
驚くべきことに、これらの目的は、使用時には約10.5より低いpHを有する組成物中に酸化物、水酸化物、炭酸塩またはこれらの混合物であるほぼ不溶性の二価または三価の金属化合物と共に塩素化剤を含む組成物を提供することにより達成される。
【0012】
図面の簡単な説明
該当なし
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
発明の詳細な説明
本発明は、硫黄含有悪臭化合物の除去または減少のための塩素化剤と;短鎖有機酸のための中和剤であって、二価金属もしくは三価金属の炭酸塩、酸化物または水酸化物であり、かつほぼ不溶性である中和剤と;その他の成分が含まれる溶液、または製品の使用中(活発な脱臭段階)に約7.0〜約10.5、好ましくは8.0〜10.0の範囲内になる溶液を用いる。
【0014】
塩素化剤
本発明において用いる塩素化剤は、次亜塩素酸塩が用いられるにつれてさらなる塩素を放出する塩素化された予備物を保持しながら、活性な次亜塩素酸塩の低い平衡濃度を提供するのが好ましい。このことは、脱臭溶液自体が強い塩素臭を有することを防ぐ。本発明において有用ないくつかの塩素化剤は、顕著な濃度の次亜塩素酸塩イオンを放出することなく、悪臭化合物を直接脱臭することができる。一般的に、塩素化アミン、塩素化スルホンアミド、塩素化イソシアヌレートなどを用いることにより次亜塩素酸塩の平衡濃度を調節することができる。これらの物質は、水溶液中で少量の次亜塩素酸塩を放出する。所望により、そのレベルは、上記の塩素化された物質の非塩素化対応物(例えば、塩素化アミンを有する組成物での対応の非塩素化アミン、塩素化スルホンアミドを含む組成物中での非塩素化スルホンアミドなど)を混合することにより、さらに低減することができる。このことにより、平衡が、分子に結合した塩素を保持し、次亜塩素酸塩イオンの放出から遠ざけることとなるようにさせられる。代わりに、アルカリ金属(リチウム、ナトリウムまたはカリウム)次亜塩素酸塩を直接用いることができ、非塩素化アミン、スルホンアミド、またはイソシアヌレート(例えばシアヌレートナトリウム)を、用いることができる次亜塩素酸塩イオンのレベルを調節するのに添加することができる。このような系において、塩素の多くはアミン、スルホンアミド、および/またはイソシアヌレートに結合することとなり、インシトゥーで塩素化誘導体が形成される。このような封鎖塩素は、次亜塩素酸塩として再び放出され、悪臭化合物の酸化に消費される。上記のように、加水分解されていない塩素化剤も、悪臭化合物を直接酸化し、そして脱臭することができる場合もある。
【0015】
一般的に、用いられる塩素化剤のレベルは約0.05〜約5%の次亜塩素酸塩イオン、好ましくは約0.1〜約2%、より好ましくは0.2〜約1%の次亜塩素酸塩イオンに等しい。本発明における使用のために特に適切な塩素化化合物としては、限定しないが、クロラミン(Chloramine)-T (N-クロロ-4-メチルベンゼンスルホンアミドのナトリウム塩)、クロラミン-B (N-クロロ-ベンゼン スルホンアミドのナトリウム塩)、N-クロロ-パラニトロベンゼン スルホンアミドのナトリウム塩、トリクロロメラミン、モノ-もしくはジ-クロロメラミンのナトリウムまたはカリウム塩、トリクロロ-イソシアヌレート、モノ-もしくはジ-クロロイソシアヌレート ナトリウムまたはカリウム、モノ-もしくはジ-クロロスルファミン酸のナトリウムまたはカリウム塩、モノクロロヒダントインもしくは1,3-ジクロロヒダントインまたはその5,5-アルキル誘導体が挙げられる。
【0016】
短鎖有機酸中和剤
本発明において用いられる中和剤は、炭酸塩、酸化物および水酸化物から選択されるアニオンを有し、水に添加したときに水のpHを約10.5より高く、好ましくは約10.0より高く上げない、ほぼ不溶性の二価または三価の金属化合物である。一般的に、ほぼ不溶性の中和剤は、約0.5重量%より低い、好ましくは約0.2重量%より低い水への溶解性を有する。具体的な組成物中の中和剤の溶解性は、より多いかまたはより少ないことが可能であるが、水への溶解性(他の化合物なしで)が本発明におけるその適切性の基準である。
【0017】
いずれの二価または三価の金属も、その化合物が溶解性の基準、pHの基準を遵守し、かつ問題の製剤の最終的な使用に影響を及ぼさない限り、カチオンとして用いることができる。好ましいカチオンとしては、限定されないが、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛および鉄が挙げられる。特に好ましい化合物は、限定されないが、炭酸カルシウム(例えば方解石、アラゴナイトなど)、炭酸マグネシウム、炭酸マグネシウムカルシウム(例えばドロマイト)、塩基性炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸亜鉛、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、炭酸鉄である。中和剤として最も好ましい化合物は炭酸カルシウムである。アルカリ金属(ナトリウムまたはカリウム)の重炭酸塩は、pHの緩衝を助ける補助化合物として用いることができるが、それは水に添加したときに上記で規定したレベルを超えてpHを上げない補助化合物である限りにおいてである。補助化合物は、短鎖の酸の悪臭にいずれの効果も有する必要はないが、有用な補助脱臭性を提供し、所望のpH範囲へ組成物を緩衝するのを助けることができる。本発明における使用のためのほぼ不溶性の中和剤の通常のレベルは、組成物全体に対して約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約5重量%、さらにより好ましくは約1重量%〜約4重量%の範囲内である。
【0018】
pH
上記のように、中和剤が添加される水のpHは、約10.5を超えて上がらず、好ましくは10.0を超えて上がらない。さらに、製剤全体として使用前に、または固体の形態である場合は、通常の意図した使用における濃度を反映するような量で水に添加されたときに、約7.0〜約10.5の間、好ましくは約8.0〜約10.0の間、より好ましくは約8.5〜約9.5の間のpHを有する。
【0019】
付加的な成分
本発明において有用なさらなる成分としては、懸濁剤または増粘剤(中和剤を懸濁させ、貯蔵の間じゅう、懸濁液の均一性を保持するのに有用);漂白に安定な芳香剤;湿潤剤または洗浄剤;さらなる中和剤および脱臭剤;着色剤または染料;抗菌剤などが挙げられる。
【0020】
適当な増粘剤としては、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、約0.005%〜1%の間のレベルで用いられるポリビニルアルコール、および約2〜5%のレベルで用いられる合成または天然のベントナイトクレイが挙げられる。特に適するのは、多価金属カチオンと反応した粒子の外面を有するクレイである。金属カチオンは、アルカリ土類金属および二価、三価または四価の金属イオンから選択され、限定されないが、特にカルシウム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、銅、マンガンおよび鉄を含み、好ましくは亜鉛、銅および鉄(II)である。好ましくは、二価、三価および四価の金属カチオンは、クレイ1グラム当たりにこのような金属カチオンが約2×10-5モル〜1.67×10-3モル、より好ましくは4×10-5モル〜8×10-4モルである塩の量で存在する。これらの外部修飾されたクレイは、製剤または製剤の使用の状況のいずれかに関連し得る高いイオン強度に、より耐性が高い。一般的に、液体または半液体/ゲル製剤用の増粘剤としてクレイを用いる場合、外部修飾クレイは、水中の懸濁物としてクレイを水和させ、水和したクレイに二価、三価および/または四価の金属カチオン塩を添加することにより製造される。外部で反応させたクレイの懸濁物は、次いでそのまま用いるのに適している。これらの成分に関するさらなる詳細は、ともに本明細書と同時にファイルされ、本明細書中に参照として組み込まれる発明者らの係属中の出願第49502/000号(名称:Pseudo-Plastic Thixotropic Deodorant Product for Ostomy Pouches)および第49702/000号(名称:High Ionic Strength Tolerant Thickening Systems and Products Formulated Therewith)に見出すことができる。
【0021】
湿潤剤および洗浄剤は、8〜18の間の長さのアルキル鎖を有するアルキルサルフェートおよびアルキルスルホネートを含み、約0.1〜1%の間のレベルで用いられる。さらなる脱臭成分は、約1〜10%の間のレベルで用いられる種々のクレイ、活性炭およびゼオライトを含む。
【0022】
製品の形態
本発明は、懸濁液もしくはエマルションのような液体、または粉末もしくは錠剤のような固体の形態にあり得る。固体の形態が望ましい場合は、なかでも脱臭クレイ、活性炭、ゼオライトが担体または補助剤として用いられ得る。
【0023】
使用
本発明の製剤は、広い範囲の状況で用いることができる。主な使用は、糞便および鼓腸のガスに関するにおいの除去に関係し、オストミー器具の脱臭剤、特にペットの予期せぬ排泄(accidents)に関する動物の敷きわら、カーペットの脱臭剤もしくは洗浄剤として、またはそれらに関して、便器、浴室および洗面台(commode)の脱臭剤を含む。これらは、野卑な動物舎(barnyard animal stalls);屠殺場;溲器(bedpans);廃棄物処理工場;悪臭のある硫黄含有化合物および/または悪臭のある短鎖の酸が、特にガス状の排出物として生産される工場などの洗浄および脱臭に関しても有用である。
【実施例】
【0024】
実施例
次の実施例は、本発明を説明するが、制限しない。
実施例1
オストミーバッグの脱臭製剤を、次のように処方する。
クロラミン-T 2.0
炭酸カルシウム 2.0
重炭酸ナトリウム 1.0
キサンタンガム 0.05
ラポナイトD 4.0
硫酸銅(3.6%) 2.4
芳香剤 0.2
水 88.35
合計 100.00
約2 gの製品を、使用前にオストミーバッグ中に噴霧する。
【0025】
実施例2
動物の予期せぬ排泄のためのカーペット脱臭スプレーを、次のように処方する。
次亜塩素酸ナトリウム 1.0
シアヌル酸ナトリウム 5.0
重炭酸ナトリウム 1.0
塩基性炭酸マグネシウム 1.0
ラポナイトD 3.0
硫酸亜鉛(4%) 2.0
芳香剤 0.5
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1
水 86.4
合計 100.00
【0026】
この製品を、カーペットの汚れの領域に塗布し、約5分間放置する。この領域をふき取る。より深刻なペットの予期せぬ排泄については、この製品を再び塗布して、より長い時間領域に放置することができる。
【0027】
実施例3
粉末のネコの敷きわらの脱臭剤添加物を、次のように処方する。
クロラミン-T 2.0
炭酸カルシウム 20.0
酸化亜鉛 1.0
重炭酸ナトリウム 1.0
ベントナイトクレイ 75.0
芳香剤 1.0
合計 100.0
乾燥製品を、使用前にネコの敷きわらと混合する。
【0028】
実施例4
掘り込み便所(latrine)または携帯トイレの脱臭剤を、次のように処方する。
トリクロロメラミン 1.0
炭酸カルシウム 3.0
ドロマイト 95.0
芳香剤 1.0
合計 100.0
乾燥製品を、使用後に表面に振りかける。
【0029】
実施例5
工業的ガス状悪臭脱臭剤を、次のように処方する。
クロラミン-T 2.0
炭酸カルシウム 2.0
重炭酸ナトリウム 1.0
キサンタンガム 0.05
ラポナイトD 4.0
硫酸銅(3.6%) 2.4
芳香剤 0.2
水 88.35
合計 100.00
【0030】
この組成物を、硫黄含有ガス状悪臭および/または単鎖脂肪酸のいずれかあるいは両方を含むガス状悪臭排出物の流路に配置されるフィルター材料に噴霧する。上記の組成物で処理したフィルターを通過した排出ガスは、処理フィルターと接触する前の排出ガスよりも発するにおいがより少ない。
【0031】
代わりに、または上記のフィルターと共に、上記の組成物を、排出経路上の排出ガスの流路に沿った1以上の壁に噴霧する。排出される排出ガスは、上記の組成物を塗布した流路を通過していない排出ガスよりも発するにおいがより少ない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a) 硫黄化合物の悪臭を減少させるための塩素化剤と;
(b) 短鎖の有機酸に関連する悪臭を減少させるための短鎖有機酸中和剤であって、水にほぼ不溶性の中和剤とを含み、
7.0〜10.5の間の使用pHをもつ中和および塩素化脱臭組成物。
【請求項2】
塩素化剤が、使用時の遊離の次亜塩素酸塩イオンの平衡濃度が低くなる化合物からなる群より選択される、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
塩素化剤が、クロラミン-T、クロラミン-B、N-クロロ-パラニトロベンゼン スルホンアミドのナトリウム塩、ジクロロスルファミン酸、モノ-もしくはジ-クロロイソシアヌレート ナトリウムまたはカリウム、モノ-もしくはジ-クロロメラミン ナトリウムまたはカリウム、トリクロロメラミン、トリクロロイソシアヌレート、モノクロロヒダントインもしくは1,3-ジクロロヒダントインまたはその5,5-ジアルキル誘導体、およびそれらの混合物からなる群より選択される請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
中和剤が、約0.5%より低い水溶性を有する化合物から選択される請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
中和剤が、二価、三価および四価の金属イオンからなる群より選択されるカチオンと、炭酸塩、酸化物および水酸化物からなる群より選択されるアニオンを有する請求項4に記載の組成物。
【請求項6】
中和剤が、水中に入れたときに、その水のpHが約10.5を超えない請求項4に記載の組成物。
【請求項7】
中和剤が、二価および三価の金属イオンからなる群より選択されるカチオンを有する請求項5に記載の組成物。
【請求項8】
中和剤が、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウムおよび鉄からなる群より選択されるカチオンを有する請求項5に記載の中和剤。
【請求項9】
使用pHが8.0〜10.0の間である請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
中和剤が、約1.0〜約5.0%の間の濃度の炭酸カルシウムである請求項1に記載の組成物。
【請求項11】
0.5〜5%の重炭酸ナトリウムも含む請求項1に記載の組成物。
【請求項12】
塩素安定芳香剤も含む請求項1に記載の組成物。
【請求項13】
(a) 硫黄含有におい発生ガス状化合物と、(b) (1) におい発生ガス状単鎖脂肪酸および(2) 環境上望ましくないガス状酸化合物の少なくとも1つとを含有するにおい発生ガスを脱臭することからなり、
使用が、オストミー器具中もしくは該器具を用いる使用;動物の敷きわらとしての、もしくは敷きわらに関連する使用;カーペット脱臭剤もしくは洗浄剤として、または該脱臭剤もしくは洗浄剤中での使用;便器の洗浄もしくは脱臭製品としての、または該製品中での使用;浴室および/または洗面台の脱臭製品としての、または該製品中での使用;工業的な脱臭および/または洗浄製品としての、または該製品中での使用;動物舎の洗浄および/または脱臭製品としての、または該製品中での使用;屠殺場の洗浄および/または脱臭製品としての、または該製品中での使用;溲器の脱臭および/または洗浄製品としての、または該製品中での使用;廃棄物処理工場の脱臭および/または洗浄製品としての、または該製品中での使用;工場の脱臭および/または洗浄製品としての、または該製品中での使用からなる群より選択される請求項1に記載の組成物の使用の方法。

【公表番号】特表2006−502763(P2006−502763A)
【公表日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−541792(P2004−541792)
【出願日】平成15年9月30日(2003.9.30)
【国際出願番号】PCT/US2003/030549
【国際公開番号】WO2004/030459
【国際公開日】平成16年4月15日(2004.4.15)
【出願人】(504308408)チャーチ アンド ドワイト カンパニー インコーポレーテッド (2)
【Fターム(参考)】