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Fターム[4D002GB09]の内容

Fターム[4D002GB09]に分類される特許

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【課題】アミン成分が大気中へ飛散することを抑制する。
【解決手段】本実施形態によれば、アミン回収装置は、ピペラジンを含有する吸収液を用いて燃焼排ガスから二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収部と、循環させた第1洗浄水と、二酸化炭素回収後の前記燃焼排ガスとを接触させてピペラジンを回収し、前記第1洗浄水のピペラジン濃度が第1所定値以上になった場合、前記第1洗浄水の一部を前記二酸化炭素回収部に供給される前記吸収液に合流させる洗浄部10と、循環させた第2洗浄水と、洗浄部10を通過した前記燃焼排ガスとを接触させてピペラジンを回収し、前記第2洗浄水のピペラジン濃度が第2所定値以上になった場合、前記第2洗浄水の一部を洗浄部10に供給する洗浄部20と、酸性溶液と、洗浄部20を通過した前記燃焼排ガスとを接触させる洗浄部30と、を備える。 (もっと読む)


【課題】セメントキルン等でのコーチングトラブルを回避し、プレヒータ等での熱損失を防止し、セメントキルンのクリンカ生産量の低下を抑え、排水処理コストを低く抑えることも可能な塩素バイパス排ガスの処理方法を提供する。
【解決手段】セメントキルン2の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部Gを冷却しながら抽気し、抽気ガスG2、G3から塩素バイパスダストD5を回収する塩素バイパスシステム1から排出される、塩素バイパスダストを回収した後の抽気ガスG4を処理する方法であって、回収された塩素バイパスダストを、塩素バイパスダストの質量の5倍以上20倍以下の質量の水を添加してスラリー化し、スラリーS1を、塩素バイパスダストを回収した後の抽気ガスに接触させて抽気ガスの脱硫を行う。脱硫後のスラリーS2のpHを6以上12.5以下に調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 排煙脱硫装置における不活性化現象を予測して、不活性化現象の発生を未然に防ぐ方法を提供する。
【解決手段】 石炭焚きボイラーの燃焼排ガスを処理する排煙脱硫装置において発生する不活性化現象の予防方法であって、燃焼排ガス中の灰分に含まれるNa、Ca、Mg及びKなどのアルカリ成分から不活性化現象の指標となる不活性化ポテンシャルを算出し、その変化に応じて排煙脱硫装置に対してpH制御系の設定値の調整などの運転管理を行う。 (もっと読む)


【課題】カソード槽に収容する液体を工夫することで、カソード槽における堆積物の発生を抑制するとともに、低コストで排ガスからNOxを除去する。
【解決手段】排ガス処理装置100は、海水が収容されるとともに陽極112aが設けられるアノード槽112と、Mg2+が30mg/L以下でありCa2+が100mg/L以下である水が収容されるとともに陰極114aが設けられるカソード槽114とがイオン交換膜116で仕切られている電解槽110と、陽極および陰極に電圧を印加することで電気分解を行う電圧印加部130と、少なくともNOxが含まれる排ガスが導入されるとともに、電気分解が行われることによってアノード槽で生成されたClガスと、電気分解が行われることによってアノード槽で生成されたアノード溶液が導入される第1排ガス処理部150と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 設置スペース及び運転動力が小さく、効率的に排ガス中の窒素酸化物及び硫黄酸化物を除去し、排水の処理負担を軽減可能な排ガスの処理方法及び装置を提供する。
【解決手段】 排ガスの処理装置は、アノード槽及びカソード槽を有し、海水を電解して海水アノード液と海水カソード液とを生成する電解槽と、排ガスを海水と接触させて排ガスに含まれる硫黄酸化物を海水に吸収させる第1処理塔と、第1処理塔から排出される排ガスを、電解槽で生成した海水アノード液と接触させて排ガスに含まれる窒素酸化物を海水アノード液に吸収させる第2処理塔と、第2処理塔において吸収された窒素酸化物から海水アノード液において生成する硝酸成分を窒素に還元する変換手段とを有する。硝酸成分を窒素に還元する変換手段として、カソード槽を利用する。 (もっと読む)


【課題】 排ガスからの有害物質の除去効率の低下を抑制し得る排ガス処理装置を提供することにある。
【解決手段】 有害物質含有排ガス及び該排ガスを洗浄する洗浄水が互いに接触する接触容器が備えられてなり、前記接触容器内に前記排ガスが供給されて前記排ガスが前記接触容器内を流通しつつ、前記接触容器内に前記洗浄水が供給されて前記洗浄水が前記接触容器内を流通することにより、前記排ガス及び前記洗浄水が互いに接触して、前記排ガスの有害物質が前記洗浄水に溶解されるように構成されている排ガス処理装置であって、
前記排ガスが、前記有害物質として少なくとも硫黄酸化物を含有し、
前記排ガスに接触した洗浄水が流通する流路に、酸化剤含有水溶液を導入するように構成されてなることを特徴とする排ガス処理装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】ガラス溶融炉から排出される排ガスからホウ素酸化物及び酸化硫黄を略完全に除去するとともに、排ガス処理に伴って回収したホウ素酸化物と石膏との比率を所望の範囲に制御することを可能にする排ガス処理装置、及び排ガス処理方法を提供する。
【解決手段】不純物を含有する排ガスが導入される第一処理塔1と、水噴霧手段3と、第一処理液の水素イオン濃度を計測する第一pHセンサ4と、第一処理ガスが導入される第二処理塔5と、アルカリ液噴霧手段6と、第二処理液の水素イオン濃度を計測する第二pHセンサ7と、第二処理液の少なくとも一部を第一処理塔に搬送して第一処理液と混合する送液手段8と、pHに基づいて、アルカリ液噴霧手段6、及び送液手段8の動作を制御する制御手段9と、不純物の一部を硫酸塩として回収する回収手段10と、を備える。 (もっと読む)


【課題】脱炭酸排ガスに残存して放出される塩基性アミン化合物類の濃度をより一層低減することのできるCO2回収装置およびCO2回収方法を提供する。
【解決手段】CO2吸収液12でCO2含有排ガス11A中のCO2を吸収するCO2吸収部13Aと、CO2除去排ガス11Bを冷却すると共に、同伴するCO2吸収液12を回収する水洗部13Bと、洗浄水20を前記水洗部13Bの頂部から直接循環する循環ラインL1と、CO2吸収液12を含む洗浄水20の一部を抜出液21として抜出す抜出しラインL2と、抜出液21からガス成分24を分離する第1の気液分離部22Aと、抜出液21中のCO2吸収液12を濃縮し、ガス成分24を分離する濃縮部22Bと、CO2吸収液12を濃縮した濃縮液23を水洗部13Bの下方側のCO2吸収部13A側に戻す濃縮液返送ラインL3と、分離されたガス成分24を吸収塔13に導入するガス導入ラインL4とを具備する。 (もっと読む)


【課題】液貯留部内の吸収液(廃液)の塩濃度が高い場合でも固体析出物が析出しないように吸収塔の運転が可能な湿式脱硫装置、及び該湿式脱硫装置の操業方法を提供する。
【解決手段】吸収塔内に貯留された吸収液と前記吸収塔内に導入された被処理ガスとを気液接触させ、脱硫処理する湿式脱硫装置の操業方法であって、吸収塔内に貯留された吸収液の塩濃度を計測するステップと、吸収液の液温を計測するステップと、塩濃度と液温に基づいて吸収液を加温するか否かを判定するステップと、処理ステップにおいて吸収液を加温すると判定された場合、吸収液の塩濃度における固体析出物が析出しない目標温度に加温するステップとを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】大気へのアミンの飛散を抑制し、かつ処理済みガスに同伴するアミンを効率良く回収・再利用するアミン回収システム及び二酸化炭素回収システムを提供する。
【解決手段】実施形態のアミン回収システムは、二酸化炭素含有ガスと、アミン含有吸収液とを接触させて、二酸化炭素を吸収液に吸収させる二酸化炭素回収部と、二酸化炭素回収部からの排出ガスを洗浄液で洗浄して同伴するアミンを回収する第1洗浄装置と、第1洗浄装置からの排出ガスを洗浄液で洗浄して同伴するアミンを回収する第2洗浄装置と、第2洗浄装置で使用された洗浄液中のアミン濃度を計測する第2計測器と、第2計測器にて規定値を上回るアミン濃度が検知された場合に、第2洗浄装置で使用された洗浄液を第1洗浄装置に送液する送液機構と、吸収液ミストを捕捉する吸収液デミスターと、洗浄液ミストを捕捉する洗浄液デミスターとを備える。 (もっと読む)


【課題】簡易な設備で円滑に炭酸水素ナトリウムを製造できる方法および該方法に用いられる製造システムの提供。
【解決手段】予め前記アルカリ水溶液を収容した貯留槽内に前記ガスを連続的に供給して炭酸水素ナトリウムを析出させる析出工程を有し、前記析出工程にて、前記ガスに対して前記貯留槽外から前記アルカリ水溶液を供給し、合流させた後直ちに前記貯留槽内に噴出させることを特徴とする炭酸水素ナトリウムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】硫黄スケールの発生を効果的に抑え、メンテナンスを大幅に少なくすることができる湿式脱臭装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る湿式脱臭装置1は、硫黄系臭気成分を含む臭気ガスの流入口24と脱臭されたガスの流出口21とを有する脱臭塔2と、洗浄液5を貯留した貯留槽25と、脱臭塔の内部であって流入口および貯留槽の上方に脱臭用担体6を充填するための充填部23と、脱臭塔の内部であって流出口の下方かつ充填部の上方に洗浄液を充填部に噴射する噴射部22と、貯留槽と噴射部とを繋ぐ第1の管路3と、洗浄液を貯留槽から噴射部に送るためのポンプ4とを備え、洗浄液が噴射された脱臭用担体により臭気ガスを脱臭する湿式脱臭装置であって、さらに、洗浄液自体を酸化させることを目的とする酸化触媒7を備える。湿式脱臭装置1は、酸化触媒7で洗浄液5に含有する硫黄を水溶性の硫黄含有イオンにまで酸化させる。 (もっと読む)


【課題】塩素バイパス排ガスを、セメント焼成系の熱損失を増加させることなく、セメント焼成系の安定運転を確保しながら、低コストで処理する。
【解決手段】セメントキルン2の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部Gを冷却しながら抽気し、抽気ガスG1から塩素バイパスダストD6を回収する塩素バイパス設備1に付設され、回収された塩素バイパスダストにアルカリ剤を添加しながらスラリー化する第1の溶解槽12と、第1の溶解槽で生成されたスラリーS1を固液分離する固液分離装置13と、固液分離装置で生成されたケークC1を再溶解させる第2の溶解槽14と、第2の溶解槽で生成された再溶解後のスラリーS2を塩素バイパス設備の排ガスG4に接触させ、排ガスの脱硫を行う脱硫塔11とを備える塩素バイパス排ガスの処理装置。 (もっと読む)


【課題】 脱臭能力を飛躍的に向上させ、かつ、処理後の臭気濃度のバラつきを抑制しうる脱臭装置を提供する。
【解決手段】 臭気成分を含む被処理ガスに洗浄水を散水して、被処理ガスの臭気成分を洗浄水に吸着させることで臭気を除去して清浄ガスを排出し、臭気成分が吸着された水を電気分解により浄化する脱臭装置を複数備える脱臭システムであり、複数の脱臭装置が直列的に連設されており、塩基性成分脱臭装置10は、吸着体となる洗浄水の水素イオン濃度指数を6.5以下に調整するイオン濃度調整手段を備えており、酸性成分脱臭装置20は、吸着体となる洗浄水の水素イオン濃度指数を7.5以上に調整するイオン濃度調整手段を備えている。 (もっと読む)


【課題】排ガスの脱硫率の調整を容易に行うことができる海水排煙脱硫システムおよび発電システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る海水排煙脱硫システム10は、排ガス25と海水21aとを気液接触して排ガス25を洗浄する排煙脱硫吸収塔11と、排煙脱硫吸収塔11の後流側に設けられ、硫黄分を含んだ硫黄分吸収海水27を海水21bと希釈混合する希釈混合槽12と、海水21aを排煙脱硫吸収塔11に供給する海水供給ラインL12と、排煙脱硫吸収塔11の塔内と塔外との何れか一方または両方で海水供給ラインL12から分岐し、海水21aを希釈混合槽12に供給する余剰海水分岐配管L21、L22とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】排気ガス中に含まれる窒素酸化物を自動的に、連続的に、長時間安定して効率よく浄化する処理方法、処理装置およびそれを備えたボイラシステムを提供すること。
【解決手段】供給された燃料を燃焼して窒素酸化物を含む排気ガスを排出する燃焼器の前記排気ガス中に酸化剤を混合して、前記排気ガス中の窒素酸化物を酸化することにより、前記排気ガスをNO2含有酸化ガスに変換する工程と、前記NO2含有酸化ガス中に還元剤を混合して、前記NO2含有酸化ガス中のNO2を還元することにより、前記NO2含有酸化ガスを窒素ガスに変換する工程とを含み、前記排気ガス中への酸化剤の供給量および前記NO2含有酸化ガス中への還元剤の供給量を、前記燃焼器へ供給される燃料の量に応じて調整することを特徴とする排気ガスの処理方法。 (もっと読む)


【課題】CO2回収装置を設置した排煙処理装置において、排ガス中の脱硫率を向上させることが可能な排煙処理装置の提供である。
【解決手段】ボイラを含む燃焼装置からの排ガスを導入して石灰石又は石灰を含むスラリを含有する吸収液と気液接触させる吸収部と吸収部で排ガス中の硫黄酸化物を吸収した吸収液を溜める貯留部と貯留部内の吸収液を吸収部に循環する循環部とを備えた吸収塔と、吸収塔で硫黄酸化物が除去された排ガス中の二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収部と、吸収塔の吸収液に二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給部とを設けた排煙処理装置である。吸収液への二酸化炭素の供給によって、吸収液のpHが低くなって亜硫酸カルシウムの酸化効率が高くなることで、脱硫率が向上する。また、吸収液に回収した二酸化炭素を供給することで、二酸化炭素の有効利用が図れる。 (もっと読む)


【課題】湿式脱硫後の硫酸ミストによる排ガス処理設備の耐腐食性を向上させた排ガスの処理方法及び設備を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明の排ガスの処理方法は、排ガスを湿式脱硫して硫黄酸化物を除去し、前記排ガス中にアンモニアを供給して硫酸ミストを除去する排ガスの処理方法において、アルカリ性の脱硫剤を排ガス中に噴霧して前記排ガス中の前記硫黄酸化物を吸収除去する際に、前記脱硫剤に無機アンモニウム塩を供給して前記排ガス中に前記アンモニアガスを混入させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】生物脱硫装置及び方法において、吸収液を加温することなく吸収液の再生を可能とする。
【解決手段】チオバチルス属の硫黄酸化細菌により吸収液を再生処理する第1再生手段6と、チオバチルス属の硫黄酸化細菌よりも至適温度が低いチオプローカ属の硫黄酸化細菌により第1再生手段6から排出された吸収液を更に再生処理する第2再生手段10とを備える。 (もっと読む)


【課題】低品位石灰石起因による脱水性能低下を防ぐ湿式排煙脱硫装置と方法を提供すること。
【解決手段】燃焼装置から排出される排ガス中の硫黄酸化物を含む有害物質を除去するために、アルカリ脱硫剤を含む吸収液と排ガスとを気液接触させることにより、排ガス中の硫黄酸化物を吸収液中に吸収させ、排ガス中の硫黄酸化物を吸収して亜硫酸イオンを含む吸収液に空気を供給して石膏を生成させ、石膏を含む吸収液のpHを5未満と調整して吸収液中のアルミニウムスラッジAl(OH)3及び鉄スラッジFe(OH)3を溶解させ、石膏の脱水が容易となる。このとき石膏の脱水処理時にアルカリ洗浄水で洗浄することで固体石膏のpHを調整できる。 (もっと読む)


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