説明

外部記憶装置、並びに変換データの格納方法及び格納プログラム

【課題】データ変換から変換後のデータの外部記憶装置への格納までのユーザー操作をより簡単にする。
【解決手段】コンピューター100に接続可能であって、コンピューター100に接続されたときに実行されるプログラムを備えた外部記憶装置300であって、コンピューターから外部記憶装置へのデータの格納を検出するプログラム352と、データの格納時にデータが予め定められた第1の形式のデータか否かを判断する変換判断プログラム354と、データが第1の形式のデータである場合に、データを第2の形式のデータに変換するデータ変換プログラム356と、変換後のデータを外部記憶装置に格納する格納プログラム358と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部記憶装置に、プロジェクター用のデータを変換して格納する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
プロジェクター投射に用いられるシナリオファイルを作成する技術が知られている(例えば特許文献1)。この文献に記載の技術では、素材ファイルのファイルアイコンを実行用アイコンにドラッグ&ドロップすることによりシナリオファイルを作成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4039243号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の技術は、ユーザー操作を簡単にしているが、ユーザーは、作成したシナリオファイルを別途外部記憶装置に格納しなければならず、ユーザー操作の簡便化は、まだ不十分である。
【0005】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決し、データ変換から変換後のデータの外部記憶装置への格納までのユーザー操作をより簡単にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
【0007】
[適用例1]
コンピューターに接続可能であって、前記コンピューターに接続されたときに、前記コンピューターで実行されるプログラムを備えた外部記憶装置であって、前記コンピューターから前記外部記憶装置へのデータの格納を検出する検出プログラムと、前記検出プログラムによって前記データの格納が検出された場合、前記データが予め定められた第1の形式か否かを判断する変換判断プログラムと、前記変換判断プログラムによって前記データが前記第1の形式であると判断された場合に、前記データを第2の形式に変換するデータ変換プログラムと、前記データ変換プログラムで変換されたデータを前記外部記憶装置に格納する格納実行プログラムと、を備える、外部記憶装置。
この適用例によれば、ユーザーの作業量を少なくできるので、データ変換から変換後のデータの外部記憶装置への格納までのユーザーの操作をより簡単にすることが可能となる。
【0008】
[適用例2]
適用例1に記載の外部記憶装置において、さらに、異なる複数の形式にそれぞれ対応づけられた格納領域を備え、前記検出プログラムは、前記データが前記複数の格納領域のうちのいずれの格納領域に格納されたかを検出し、前記データ変換プログラムは、前記データが格納された格納領域に対応した形式を、前記第2の形式に設定して、前記第2の形式に前記データを変換する、外部記憶装置。
この適用例によれば、ユーザーは、異なる画像形式に前記画像データを変換するときの操作が容易となる。
【0009】
[適用例3]
適用例2に記載の外部記憶装置において、前記データ変換プログラムは、前記格納領域にそれぞれ対応した複数の変換プログラムで構成され、前記データ変換プログラムは、検出された前記格納領域に対応した前記変換プログラムによって、前記データを前記第2の形式に変換する、外部記憶装置。
【0010】
[適用例4]
外部記憶装置への変換データの格納方法であって、
(a)コンピューターに外部記憶装置が接続されたときに、前記コンピューターが、前記コンピューターから前記外部記憶装置へのデータの格納を検出する、検出機能を実行する工程と、
(b)前記コンピューターが、前記データの格納時に、前記データが予め定められた第1の形式のデータか否かを判断する工程と、
(c)前記データが前記第1の形式のデータであると判断された場合に、前記コンピューターが、前記データを前記第2の形式に変換する工程と、
(d)前記コンピューターが、前記変換後のデータを前記外部記憶装置に格納する工程と、
を備える、変換データの格納方法。
【0011】
[適用例5]
外部記憶装置への変換データの格納プログラムであって、
(a)コンピューターに外部記憶装置が接続されたときに、前記コンピューターから前記外部記憶装置へのデータの格納を検出する、検出機能を実行する機能と、
(b)前記データの格納時に、前記データが予め定められた第1の形式のデータか否かを判断する機能と、
(c)前記データが前記第1の形式のデータであると判断された場合に、前記データを前記第2の形式に変換する機能と、
(d)前記変換後のデータを前記外部記憶装置に格納する機能と、
を前記コンピューターに実現させる、変換データの格納プログラム。
【0012】
本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、外部記憶装置の他、変換画像データの格納方法、変換画像データの格納プログラム等、様々な形態で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本実施例に係る画像転送システムの構成を示す説明図である。
【図2】コンピューターの構成を示す説明図である。
【図3】プロジェクターの構成を示す説明図である。
【図4】USBメモリーの構成を示す説明図である。
【図5】コンピューターの動作フローチャートである。
【図6】本実施例のシーケンス図である。
【図7】従来例の動作フローチャートである。
【図8】変形例にかかるUSBメモリーを示す説明図である。
【図9】変形例におけるディスプレイの画面を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は、本実施例に係る画像転送システムの構成を示す説明図である。画像転送システム10は、コンピューター100と、プロジェクター200と、USBメモリー300とを備える。コンピューター100中の画像データのプロジェクター200への移動は、以下のように実行される。ユーザーは、先ず、USBメモリー300をコンピューター100のUSBソケット160に挿入する。コンピューター100は、USBメモリー300がUSBソケット160に挿入されると、USBメモリー300を認識する。次に、ユーザーがコンピューター100中の画像データファイルをUSBメモリー300にコピーする。コンピューター100は、このコピーを検知すると、画像データファイルをプロジェクター200が認識できる画像形式に変換し、変換後の画像データファイルを、USBメモリー300に格納する。この場合、変換前の画像データファイルも一緒にUSBメモリー300に格納してもよい。ユーザーは、コンピューター100からUSBメモリー300を取り出し、次いで、プロジェクター200までUSBメモリー300を運び、プロジェクター200のUSBソケット260にUSBメモリー300を挿入する。プロジェクター200は、USBメモリー300が、USBソケット260に挿入されたことを検知すると、USBメモリー300から変換後の画像データファイルを取得し、スクリーン(図示せず)に投射する。
【0015】
図2は、コンピューターの構成を示す説明図である。コンピューター100は、CPU120と、RAM130と、ROM140と、ハードディスク150と、USBソケット160と、ディスプレイ170と、を備える。ハードディスク150は、OS155を格納しており、OS155は、CPU120により実行され、コンピューター100の基本動作を実行する。なお、本実施例では、ディスプレイ170は、コンピューター100に含まれるとしているが、ディスプレイ170は、コンピューター100と接続される外付け機器であってもよい。
【0016】
図3は、プロジェクターの構成を示す説明図である。プロジェクター200は、CPU220と、RAM230と、ROM240と、フラッシュメモリー250と、USBソケット260と、画像投射部270と、を備える。フラッシュメモリー250は、画像投射プログラム252を有している。画像投射プログラム252は、CPU220により実行され、USBメモリー300中に格納されている変換後の画像データファイルを処理し、画像投射部270に処理後の画像データを供給してスクリーン(図示ぜず)に画像を投射する。
【0017】
図4は、USBメモリーの構成を示す説明図である。USBメモリー300は、USBコントローラ320と、フラッシュメモリー350と、USBプラグ360と、を備える。フラッシュメモリー350は、ファイルコピー検出プログラム352、変換対象判断プログラム354、ファイル変換プログラム356、変換ファイル格納プログラム358と、を格納している。これらのプログラムは、USBメモリー300がコンピューター100に接続されたときに、コンピューター100のCPU120により実行され、後述する機能を実現する。また、フラッシュメモリー350は、変換前の画像データファイル及び変換後の画像データファイルを格納する。
【0018】
ファイルコピー検出プログラム352は、コンピューター100からUSBメモリー300のフラッシュメモリー350への画像データファイルのコピーを検知する。変換対象判断プログラム354は、コピーされた画像データファイルが、データ変換対象の画像データファイルであるか否かを判断する。例えば、変換対象判断プログラム354は、画像データファイルのファイル名の拡張子の文字列あるいは、画像データファイルのヘッダ部に書き込まれているデータに基づいて、データ変換対象の画像データファイルであるか否かを判断することが可能である。
【0019】
ファイル変換プログラム356は、画像データファイルが、データ変換対象の画像データファイルである場合に、画像データファイルをプロジェクターが認識できる画像形式に変換する。変換ファイル格納プログラム358は、変換後の画像データファイルを、変換前の画像データファイルとともに、フラッシュメモリー350に書き込む。
【0020】
図5は、コンピューターの動作フローチャートである。図6は、本実施例のシーケンス図である。ユーザーがUSBメモリー300のUSBコネクタ360を、コンピューター100のUSBソケット160に挿入する。ステップS500において、コンピューター100のCPU120は、ユーザーによりUSBメモリー300がコンピューター100に挿入(接続)されたことを検知する。CPU120は、例えば、USBのプラグ&プレイ機能を用いて、USBメモリー300の接続を検知することが可能である。CPU120は、USBメモリー300の接続を検知すると、ステップS510において、OS155のオートラン機能を用いて、USBメモリー300のフラッシュメモリー350からファイルコピー検知プログラム352を読み出して起動する。CPU120は、コンピューター100のディスプレイ170上に、USBメモリー300を示すフォルダ(図示せず)を表示する。
【0021】
次に、ユーザーは、コンピューター上の画像データファイル(変換前の画像データファイル)を選択し、USBメモリー300にコピーする。ユーザーは、ディスプレイ170上で、マウスを用いて画像データファイルを選択した後、選択した画像データファイルを、USBメモリー300を示すフォルダにドラッグ&ドロップすることにより行うことが可能である。また、ユーザーは、ショートカットキーを用いて画像データファイルのコピーを実行してもよい。ステップS520において、CPU120は、画像データファイルがユーザーによりUSBメモリー300上にコピーされたことを、ファイルコピー検出プログラム352により検知した場合には、処理をステップS530に移行し、変換対象判断プログラム354を起動する。
【0022】
変換対象判断プログラム354は、コピーされた画像データファイルが、画像変換対象の画像データファイルか否かを判断する。上述したように、変換対象判断プログラム354は、コピーされた画像データファイルのファイル名の拡張子の文字列あるいは、画像データファイルのヘッダ部に書き込まれているデータに基づいて、データ変換対象の画像データファイルであるか否かを判断することが可能である。
【0023】
コピーされた画像データファイルがデータ変換対象の画像データファイルであるには、CPU120は、処理をステップS550に移行し、ファイル変換プログラム356を起動して、画像データファイルを所定の画像形式に変換する。画像データファイルの変換後、ステップS560において、CPU120は、変換ファイル格納プログラム358を起動し、変換後の画像データファイルを、フラッシュメモリー350に書き込む。本実施例では、変換前の画像データファイルも一緒にフラッシュメモリー350に書き込んでいる。一方、コピーされた画像データファイルがデータ変換対象の画像データファイルでない場合には、CPU120は、処理をステップS545に移行し、画像データファイルをUSBメモリー300に格納する。ユーザーが、USBメモリー300の取り外しを実行すると、ステップS570において、CPU120は、USBメモリー300の取り外しを検知する。
【0024】
ステップS540において、画像データファイルが変換対象でない場合には、CPU120は、画像データファイルを変換せずに、USBメモリー300に画像データファイルをコピーする。
【0025】
本実施例では、ユーザーが実行するのは、コンピューター100のUSBメモリー300の挿入(ステップS500)、コンピューター100からUSBメモリー300のへ変換前の画像のコピー(ステップS510)、及びコンピューター100からのUSBメモリーの取り外し(ステップS570)の3つである。また、本実施例では、CPU120が、画像データファイル変換の対象か否かを判断するので、ユーザーは、画像データファイルが変換の対象であるか否かの判断をしなくてもよい。
【0026】
図7は、従来例の動作フローチャートである。ここでは、本実施例と、従来と、でユーザーが実行する処理負担がどの程度異なるかを示すため、ユーザーが行う作業を中心に説明する。従来の場合、ユーザーは、ステップS700において、ファイル変換プログラム356を起動する。コンピューターのCPU120は、ユーザーの指示を検知すると、ファイル変換プログラム356を起動する。なお、従来の場合、ファイル変換プログラム356は、USBメモリー300ではなく、コンピューター100のハードディスク150(図2)に格納されていることが好ましい。次にユーザーは、ステップS710において、変換前の画像データファイルを指定する。CPU120は、変換前の画像データファイルの指定を検知すると、画像データファイルに対してファイル変換プログラム356を実行し、予め定められた画像形式に変換し、変換後の画像データファイルを、ハードディスク150に格納する。なお、このとき、ユーザーは、ハードディスク150のどの領域に変換後の画像データを格納するか、指定する。ユーザーは、ステップS720において、ファイル変換プログラム356を終了する。CPU120は、ユーザーの指示を受けると、ファイル変換プログラム356を停止する。
【0027】
ユーザーは、ステップS730において、ユーザーがUSBメモリー300のUSBコネクタ360を、コンピューター100のUSBソケット160に挿入する。CPU120は、例えば、プラグ&プレイにより、USBメモリーの挿入を検知する。次にユーザーは、ステップS740において、変換後の画像データファイルをコンピューター100のハードディスク150から、USBメモリー300のフラッシュメモリー350にコピーする。ユーザーは、マウスで画像データファイルを選択した後、選択した画像データファイルを、USBメモリー300を示すフォルダにドラッグ&ドロップすることにより行うことが可能である。また、ユーザーは、ショートカットキーを用いて画像データファイルのコピーを実行してもよい。ユーザーによるファイルコピーの指示を受けると、CPU120は、例えば、OS155の機能により、ハードディスク150から、USBメモリー300のフラッシュメモリー350にコピーする。ステップS750では、ユーザーは、USBメモリー300の取り外しを実行する。ユーザーによるUSBメモリー300の取り外しの指示を受けると、CPU120は、USBメモリー300の取り外しを実行する。
【0028】
以上のように、従来例では、ファイル変換プログラム356の起動から、USBメモリー300の取り外しまで、ユーザーは、6つの作業を実行する必要がある。これに対し、本実施例では、上記にように、ユーザーが実行する作業は3つである。そして、本実施例においてユーザーが実行する3つの作業は、従来の6つの作業に含まれる。すなわち、本実施例によれば、ユーザーが実行しなければならない作業が従来よりも3つ少なくなり、ユーザーの操作が簡単になる。
【0029】
(変形例)
図8は、変形例にかかるUSBメモリーを示す説明図である。変形例のUSBメモリー300は、複数のプロジェクターに対応した画像変換を行うことができる。変形例のUSBメモリー300は、本実施例のフラッシュメモリー350に、プロジェクターA用ファイル格納領域350Aと、プロジェクターB用ファイル格納領域350Bと、をさらに備える。
【0030】
図9は、変形例におけるディスプレイの画面を示す説明図である。コンピューター100のCPU120(図2)は、USBメモリー300が接続されたことを検知した場合には、ディスプレイ170上に、図7に示す画面を表示する。CPU120は、ディスプレイ170上に、プロジェクターA用ファイル格納領域を示すフォルダ172Aと、プロジェクターB用ファイル格納領域を示すフォルダ172Bとを表示する。
【0031】
変形例においては、ユーザーは、変換前の画像データファイルを、表示を実行するプロジェクターに合わせて、プロジェクターA用ファイル格納領域を示すフォルダ172Aあるいは、プロジェクターB用ファイル格納領域を示すフォルダ172Bのいずれかにコピーする。本変形例では、変換前の画像データファイルを示すアイコン171を、プロジェクターA用ファイル格納領域を示すフォルダ172Aあるいは、プロジェクターB用ファイル格納領域を示すフォルダ172Bのいずれかにドラッグ&ドロップすることにより、コピーが実行される。なお、2つのプロジェクターの両方に対応する画像データ変換を行うためには、ユーザーは、フォルダ172A、フォルダ172Bに順番に変換前の画像データファイルをコピーすればよい。CPU120は、いずれかのフォルダ(フォルダ172Aまたはフォルダ172B)に変換前の画像データファイルがコピーされた場合には、いずれのフォルダにコピーされたかをファイルコピー検出プログラム352で検知し、それに対応したファイル変換プログラム356を実行する。このとき、ファイル変換プログラム356は、それぞれのプロジェクターに対応して2つあってもよく、1つのファイル変換プログラム356で2つの異なる画像変換に対応してもよい。
【0032】
変形例によれば、ユーザーは、プロジェクターに合わせて、ファイル変換プログラムを選択する必要がなく、変換前の画像データファイルを、プロジェクターに対応するフォルダにコピーすればよい。このように、ユーザーは、ファイル変換プログラムを考慮することなく、フォルダに変換前の画像データファイルをコピーするだけなので、操作が簡単になる。なお、本変形例では、対応するプロジェクターの数は2であったが、3以上であってもよい。
【0033】
上記説明では、変換前の画像データファイルは、USBメモリー300に格納されるが、CPU120は、変換後の画像データファイルを作成したのち、変換前の画像データファイルを削除してもよい。また、上記説明では、外部記憶装置としてUSBメモリー300を用いる場合を例にとり説明したが、外部記憶装置として、SDカード、SDHCカード(SD、SDHCは登録商標)等の記憶媒体を用いることも可能である。
【0034】
上記実施例では、USBメモリー300は、ファイルコピー検出プログラム352、変換対象プログラム354、ファイル変換プログラム356、変換ファイル格納プログラム358を格納しているが、それに限定されず、これらのプログラムの機能を備えた1つのプログラムを格納していてもよい。この場合は、図5のステップS500においてUSBメモリーの接続を検出することで1つのプログラムが起動すればよいので、各処理(ステップS520、ステップS540、ステップS550、ステップS560)を行うためにプログラムを起動する必要がなくなり、変換時間が短縮できる。
【0035】
上記実施例では、画像データファイルを変換する場合の実施例について説明したが、これに限らず、音声データ、PowerPoint(登録商標)形式のプレゼンテーションデータなどのデータファイルを、プロジェクター200が再生できるファイル形式に変換する場合に適用することも可能である。その場合、変換対象判断プログラム354、ファイル変換プログラム356を、所望の変換検出プログラム、変換プログラムに置き換えればよい。
【符号の説明】
【0036】
10…画像転送システム
100…コンピューター
120…CPU
130…RAM
140…ROM
150…ハードディスク
155…OS
170…ディスプレイ
172A、172B…フォルダ
200…プロジェクター
220…CPU
230…RAM
240…ROM
250…フラッシュメモリー
252…画像投射プログラム
270…画像投射部
300…外部記憶装置
350…フラッシュメモリー
352…ファイルコピー検出プログラム
354…変換対象判断プログラム
356…ファイル変換プログラム
358…変換ファイル格納プログラム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピューターに接続可能であって、前記コンピューターに接続されたときに、前記コンピューターで実行されるプログラムを備えた外部記憶装置であって、
前記コンピューターから前記外部記憶装置へのデータの格納を検出する検出プログラムと、
前記検出プログラムによって前記データの格納が検出された場合、前記データが予め定められた第1の形式か否かを判断する変換判断プログラムと、
前記変換判断プログラムによって前記データが前記第1の形式であると判断された場合に、前記データを第2の形式に変換するデータ変換プログラムと、
前記データ変換プログラムで変換されたデータを前記外部記憶装置に格納する格納実行プログラムと、
を備える、外部記憶装置。
【請求項2】
請求項1に記載の外部記憶装置において、さらに、
異なる複数の形式にそれぞれ対応づけられた格納領域を備え、
前記検出プログラムは、前記データが前記複数の格納領域のうちのいずれの格納領域に格納されたかを検出し、
前記データ変換プログラムは、前記データが格納された格納領域に対応した形式を、前記第2の形式に設定して、前記第2の形式に前記データを変換する、外部記憶装置。
【請求項3】
請求項2に記載の外部記憶装置において、
前記データ変換プログラムは、前記格納領域にそれぞれ対応した複数の変換プログラムで構成され、
前記データ変換プログラムは、検出された前記格納領域に対応した前記変換プログラムによって、前記データを前記第2の形式に変換する、外部記憶装置。
【請求項4】
外部記憶装置への変換データの格納方法であって、
(a)コンピューターに外部記憶装置が接続されたときに、前記コンピューターが、前記コンピューターから前記外部記憶装置へのデータの格納を検出する、検出機能を実行する工程と、
(b)前記コンピューターが、前記データの格納時に、前記データが予め定められた第1の形式のデータか否かを判断する工程と、
(c)前記データが前記第1の形式のデータであると判断された場合に、前記コンピューターが、前記データを前記第2の形式に変換する工程と、
(d)前記コンピューターが、前記変換後のデータを前記外部記憶装置に格納する工程と、
を備える、変換データの格納方法。
【請求項5】
外部記憶装置への変換データの格納プログラムであって、
(a)コンピューターに外部記憶装置が接続されたときに、前記コンピューターから前記外部記憶装置へのデータの格納を検出する、検出機能を実行する機能と、
(b)前記データの格納時に、前記データが予め定められた第1の形式のデータか否かを判断する機能と、
(c)前記データが前記第1の形式のデータであると判断された場合に、前記データを前記第2の形式に変換する機能と、
(d)前記変換後のデータを前記外部記憶装置に格納する機能と、
を前記コンピューターに実現させる、変換データの格納プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−186870(P2011−186870A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−52538(P2010−52538)
【出願日】平成22年3月10日(2010.3.10)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】