説明

局所使用され、包帯のような薄膜調製物として使用され、食品および補助食品における粉末として使用され、化粧用パックの製造において使用され、または化粧品または医療/医薬において用いる溶液中で使用される、カエルタンパク質であるケラチン・ゲルおよびII型、IV型、およびVI型コラーゲン

「局所使用され、包帯のような薄膜調製物として使用され、食品および補助食品における粉末として使用され、化粧用パックの製造において使用され、または化粧品または医療/医薬において用いる溶液中で使用される、カエルタンパク質であるケラチン・ゲルおよびII型、IV型、およびVI型コラーゲン」は、局所使用され、生物学的包帯のような薄膜調製物として使用され(2)、食品および補助食品(4)における上記ゲル(1)の粉末(3)として使用され、化粧用パックの製造(5)において上記ゲル(1)および粉末(3)として使用され、注入可能な医療/医薬品(7)または化粧および美容上の局所使用のための製品(8)で用いられ得る溶液(6)への変形において使用される、ケラチン・ゲル(1)およびII型、IV型、およびVI型コラーゲンに関する。それらの開発により、局所使用、包帯のような薄膜調製物(いくつかの原因に由来する創傷を回復させる)、食品および補助食品における粉末、美容領域で用いられるパックの製造、および製品および医療領域、外科領域、医薬領域、美容領域、化粧および薬用化粧領域において用いられる溶液などのためのゲルの生成が可能となる。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は、局所使用され、または包帯のような薄膜調製物として使用され、食品および補助食品用の粉末化されたゲルとして使用され、化粧用パックの製造において使用され、医療/医薬品において使用される、カエルタンパク質であるケラチン・ゲルおよびII型、IV型、およびVI型コラーゲンに関する。それらの開発により、局所使用、包帯のような薄膜調製物(いくつかの原因に由来する創傷を回復させる)、食品および補助食品における粉末、美容領域で用いられるパックの製造、および製品および医療領域、外科領域、医薬領域、美容領域、化粧および薬用化粧領域において用いられる溶液などのためのゲルの生成が可能となる。
【0002】
実際の巨大社会の健康維持および研究についての最大の関心事は、生命力の増大および結果として起こるヒトの寿命の伸長であることは証明された事実である。
【0003】
最大の関心事と並行して存在する関心事はやはり強いものであり、これは、人々がよりよいクオリティ・オブ・ライフを得ることを確かなものとするための、市場で入手可能な合成製品と比較してより高い効力を有する天然産物の研究についてのものである。水生環境からもたらされる再生特性および抗酸化特性を有する天然産物は、純粋な形または修飾された形での使用、および内服または外用での使用といったこれらの市場の要求を満たし得る。水生動物相のうちカエルは、いったんタンパク質および酵素組成物、とりわけ、その開発の各局面において、および細胞病理(cypathological)検査により、これらの物質がヒトとそれらの再生の必然に矛盾することが示されたものを含有すると、特別かつ特異的な特性を有する。ケラチンおよびII型、IV型、およびVI型コラーゲンは、有機シリコンを高含有量(teor)で含み、個々に異なる性質のタンパク質の鎖を有し、天然の抗菌作用を有し、かつ9種類の必須アミノ酸のうち8種類を有する物質であり、これにより、それらが健康に対する有益な特性を有することが可能になり、一般に医療領域、とりわけ化粧領域および医薬領域で用いられ得ることとなる。
【0004】
製品におけるこのタンパク質の変形、適用および/または利用について注意しなければならないが、その利点はその本来の天然の特性を変化させることなくもたらされる。これらのタンパク質は、その製品が一般に活力およびヒトの生命について既に証明されているので、その効力に起因して「有機結晶」と命名され、定義されている。
【0005】
本願出願人が2001年6月10日に出願した、出願番号 PI103866−4、発明の名称「カエルの皮膚の表皮の抽出方法、ケラチン薄膜を得る方法、粉末化したケラチンを得る方法、ケラチン薄膜、粉末化したケラチン、ケラチン薄膜の使用、および粉末化したケラチンの使用」である特許出願は、タンパク質である物質の抽出方法について保護を求めたものであり、そこでこれらの物質の可能性が同定され、健康、美容、および生物の生命およびヒトの意欲に対するその本来の可能性という理由で有機結晶と定義され、命名された。その後、II型、IV型、およびVI型コラーゲンについてなされた。
【0006】
動物の革の有益な製造方法において伝統的に用いられるNaSを用いることなく、カエルの真皮、表皮からI型コラーゲンの分離が成されたときに、その抽出方法の発見が始まった。この化学物質は製革法の廃棄物中に捨てられると、HSOに変化することが知られており、該抽出方法は、水の酸化供給源であり、水生動物相のクオリティ・オブ・ライフ、結果として水辺の集団のクオリティ・オブ・ライフに極端な損傷を与える有機物質を排除したものである。
【0007】
タンパク質のゲルへの変形は、上記特許出願の方法により得られる成分を利用して、ゲル製品の製造方法および伝統的な形成方法により行われる。
【0008】
既存の産物と機能的に類似する合成製品は、化学製品の利用およびそれらを製造するための化学合成により得られ、これらの合成製品の多くがヒトの健康に有害な副作用を提示するのに加え、一般に高いコストを示す。
【0009】
本発明は、局所使用され、包帯のような薄膜調製物として使用され、食品および補助食品における粉末として使用され、化粧用パックの製造において使用され、化粧品および医療/医薬品で用いられる溶液中で使用される、カエルタンパク質であるケラチン・ゲル、およびII型、IV型、およびVI型コラーゲンに関するものであり、このゲルが局所使用で適用され、包帯のような医療および医薬領域で用いられる薄膜調製物において作用し、食品および補助食品で用いられるべき粉末または分類された濃度を有する化粧品および医療/医薬品で使用するための溶液に変形され得るという事実により完成された。
【0010】
物質は十分に混入物が除去され、柔らかくされ、粉末への変形のため53μMに調製され、あるものは凍結乾燥(liofilizated)される。食品および補助食品において使用することが決定したものは、液体に変形され、その後粉末に変形される。
【0011】
得られたこれらのタンパク質は、化学/物理的工程である希釈処置にかけられ、続いて、化粧領域、薬用化粧領域、医薬領域、および包帯領域によるゲル調製物の伝統的な形成がなされる。
【0012】
物質は単離され、化学的および物理的作用を用いた伝統的な方法により粉末に変形される。該粉末は、溶液に変形されるために物質の極性により適切な溶媒中で希釈され、あるいは希釈されず、特定の領域または類似の領域での形成後、製品となる。
【0013】
生物学的包帯部門(segment)、外科部門、および医療部門の製品は本来の組成を完全に保持するものであり、一般に、いったんそれが、初期感染因子の酸化の発生、迅速な細胞発生および損傷組織の回復を最初の適用において認識可能な方法で誘発すると、実質的な利点を示し、続発症または脅威および急激な瘢痕形成を示すことはない。
【0014】
化粧分野および美容分野において、ゲルおよび粉末はパック、ローション、髪および皮膚用製品に変形されるであろう。
【0015】
同様に、この未処理の物質を利用して、カエルの減少から環境を救い出すために非所望の残余物を受け入れることが想起されなければならない。
【0016】
本発明の対象をより理解するため、添付の図面を参照されたい。
【0017】
本発明「局所使用され、包帯のような薄膜調製物として使用され、食品および補助食品における粉末として使用され、化粧用パックの製造において使用され、または化粧品または医療/医薬において用いる溶液中で使用される、カエルタンパク質であるケラチン・ゲルおよびII型、IV型、およびVI型コラーゲン」は、化学的に処理されたカエルタンパク質であるケラチン・ゲル、およびII型、IV型、およびVI型コラーゲンについてのものであり、以下により特徴付けられる:適切に洗浄され、乾燥されたゲル(1)が薄膜製品(2)において、または局所使用のため直接用いられ得ること、上記薄膜製品(2)が生物学的包帯として用いられ得ること、粉末化(3)された上記ゲル(1)が食品および補助食品(4)において用いられ得ること、上記ゲル(1)および粉末(3)が化粧用パックの製造(5)のために用いられ得ること、または上記ゲル(1)および粉末(3)が注入可能な医療/医薬品(7)または化粧および美容上の局所使用のための製品(8)において用いられる溶液(6)に変換され得ること。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】図1は、略式で、カエルタンパク質であるケラチン・ゲル、およびII型、IV型、およびVI型コラーゲンの使用、および直接使用するための製品または食品および補助食品の成分のような製品、局所使用するための製品および化粧品、または医療/医薬上使用するための注入可能な製品への変形を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
適切に洗浄され、乾燥されたゲル(1)が薄膜調製物(2)において、または局所使用のため直接用いられ得ること、上記薄膜調製物(2)が生物学的包帯として用いられ得ること、粉末化(3)された上記ゲル(1)が食品および補助食品(4)において用いられ得ること、上記ゲル(1)および粉末(3)が化粧用パックの製造(5)のために用いられ得ること、または上記(1)および粉末(3)が注入可能な医療/医薬品(7)または化粧および美容上の局所使用のための製品(8)において用いられる溶液(6)に変形され得ることを特徴とする、局所使用され、包帯のような薄膜調製物として使用され、食品および補助食品における粉末として使用され、化粧用パックの製造において使用され、または化粧品または医療/医薬において用いる溶液中で使用される、化学的に処理されたカエルタンパク質であるケラチン・ゲルおよびII型、IV型、およびVI型コラーゲン。

【図1】
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【公表番号】特表2007−509859(P2007−509859A)
【公表日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−537012(P2006−537012)
【出願日】平成16年10月27日(2004.10.27)
【国際出願番号】PCT/BR2004/000209
【国際公開番号】WO2005/041852
【国際公開日】平成17年5月12日(2005.5.12)
【出願人】(506150216)
【氏名又は名称原語表記】Maria de Lurdes Molarinho Velly
【出願人】(506150205)
【氏名又は名称原語表記】Maria Helena Farina Verissimo
【Fターム(参考)】