説明

引戸

【課題】、十分な遮音性能や外気の侵入を防止するための気密性を有する引戸を提供すること。
【解決手段】引戸1は、引戸本体2と引戸本体の側方周囲に設けられている側方戸枠3とを有し、引戸本体2は引戸本体2の側方周囲に配設されている第1磁性手段21を有し、側方戸枠3は引戸本体2の閉鎖状態における第1磁性手段21に対応する位置に第2磁性手段31を有し、引戸本体2は引戸本体2の閉鎖状態において第1磁性手段21と第2磁性手段31とが引き合う作用によって引戸本体2の全部又は一部が側方戸枠3側へ付勢されることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、引戸に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の引戸は、引戸本体と当該引戸本体の周囲に設けられている戸枠との間に隙間があるため十分な密閉性を確保することができなかった。そのため、戸枠の戸当り面や引戸本体の戸枠当り面にパッキン等の密閉部材を装着し、引戸本体と戸枠との間の隙間を当該密閉部材によって封鎖していた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、従来の引戸においては、戸枠の戸当たり面における密閉性を確保することができても、引戸の側方の方向においてガタつきがあると引戸全体の気密性を確保することができないという問題点がある。このため遮音性能が求められる扉には引戸を採用することができない。また、外気の侵入を防止するための気密性を必要とする玄関扉等にも引戸を積極的に採用することができなかった。
【0004】
本発明は、十分な遮音性能や外気等の侵入を防止するための高い気密性を有する引戸を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る引戸は、引戸本体と、前記引戸本体の側方周囲に設けられている側方戸枠とを有し、前記引戸本体は、前記引戸本体の側方周囲に配設されている第1磁性手段を有し、前記側方戸枠は、前記引戸本体の閉鎖状態における前記第1磁性手段に対応する位置に第2磁性手段を有し、前記引戸本体は、前記引戸本体の閉鎖状態において、前記第1磁性手段と前記第2磁性手段とが引き合う作用によって、前記引戸本体の全部又は一部が前記側方戸枠側へ付勢されることを特徴とする。
【0006】
さらに、本発明に係る引戸は、引戸本体と、前記引戸本体の一側方の周囲に設けられている第1側方戸枠と、前記引戸本体の他側方の周囲に設けられている第2側方戸枠とを有し、前記引戸本体は、前記引戸本体の側方周囲に配設されている第1磁性手段を有し、前記第1側方戸枠は、前記引戸本体の閉鎖状態における前記第1磁性手段に対応する位置に第2磁性手段を有し、前記引戸本体は、前記引戸本体の閉鎖状態において、前記第1磁性手段と前記第2磁性手段とが反撥する作用によって、前記引戸本体の全部又は一部が前記第2側方戸枠側へ付勢されることを特徴とする。
【0007】
さらに、本発明に係る引戸は、前記第1磁性手段又は前記第2磁性手段は、電磁石であることが好ましい。
【0008】
さらに、本発明に係る引戸は、前記引戸が、さらに、前記引戸本体の上方に設けられているレールと、前記レールから前記引戸本体を懸架し前記引戸本体をスライド可能とする懸架手段とを有し、前記懸架手段は、前記引戸本体を前記引戸本体のスライド方向とは直交する方向に変位可能とするための変位手段を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の本発明によれば、引戸本体の閉鎖状態において、第1磁性手段と第2磁性手段とが引き合う作用によって、引戸本体の全部又は一部が側方戸枠側へ付勢される。従って、戸枠の戸当たり面における密閉性だけではなく引戸本体の側方における気密性を確保することができ、十分な遮音性能や外気の侵入を防止するための気密性を確保することができる。
【0010】
請求項2記載の本発明によれば、前記引戸本体の閉鎖状態において、第1磁性手段と第2磁性手段とが反撥する作用によって、引戸本体の全部又は一部が第2側方戸枠側へ付勢される。従って、請求項1記載の本発明と同様の効果を奏することができる上、第1戸枠に設けた第2磁性手段により達成することができ、第2磁性手段の配設位置の自由度を増すことができる。
【0011】
請求項3記載の本発明によれば、第1磁性手段又は前記第2磁性手段は電磁石である。従って、第1磁性手段と第2磁性手段の引き合う作用や反撥する作用を当該電磁石への電流の供給状態によって制御することができる。
【0012】
請求項4記載の本発明によれば、引戸本体をスライド可能とする懸架手段を有し、懸架手段は、引戸本体を引戸本体のスライド方向とは直交する方向に変位可能とするための変位手段を有する。従って、引戸本体が側方戸枠側又は第2側方戸枠側に平行になるように変位可能となるため、引戸の気密性能を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図1ないし図4を参照しつつ本発明に係る第1実施形態について詳細に説明する。本実施形態の引戸1は、引戸本体2と、引戸本体2の側方周囲に設けられている側方戸枠3とを有し、引戸本体2は、引戸本体2の側方周囲に配設されている第1磁性手段21を有し、側方戸枠3は、引戸本体2の閉鎖状態における第1磁性手段21に対応する位置に第2磁性手段31を有し、引戸本体2は、引戸本体2の閉鎖状態において、第1磁性手段21と第2磁性手段31とが引き合う作用によって、引戸本体2の全部又は一部が側方戸枠3側へ付勢されることを特徴とする。
【0014】
引戸1は、戸口5と控壁6との間をスライドする扉である引戸本体2と、戸口5の周囲に設けた側方戸枠3と、引戸本体2の上方に設けられているレール4とを有している。なお、図1及び図2は引戸1を外部側から見た状態を示しており、図1は引戸1の開放状態を示し、図2は引戸1の閉鎖状態を示している。
【0015】
引戸本体2は、引戸本体2の内部側の側方周囲に4つの第1磁性手段21と、取手22とを有している。第1磁性手段21は磁性体であり、本実施形態においては鉄片である。
【0016】
引戸本体2は、引戸本体2の上方に設けられているレール4にスライド可能に支持されている懸架手段23によって懸架されている。懸架手段23は、レール4上を回転しながら移動する滑車231と、滑車231と引戸本体2との間に設けられている変位手段232を有している。変位手段232は、図3及び図4に示すように、滑車231を軸支している上部部材232aと、引戸本体2の上部に固定されている下部部材232eと、上部部材232aとピン232bにより連結され、また、下部部材232eとピン232dにより連結されている継手部材232cにより構成されている。この変位手段232は、図4に示すように、引戸本体2が閉鎖状態にある際に、引戸本体2が側方戸枠3側に変位することを可能としている。
【0017】
側方戸枠3は、戸口5の周囲に設けられており、引戸本体2の閉鎖状態における第1磁性手段21のそれぞれに対応する位置に第2磁性手段31を有している。この側方戸枠3の外部側に設けられている4つの第2磁性手段31は磁性体であり、本実施形態においては電磁石である。第2磁性手段31は、引戸本体2の閉鎖状態においてスイッチ(図示せず)を押すと通電されることによって磁性を帯び、第1磁性手段21と引き合う作用によって引戸本体2を側方戸枠3側へ引き寄せるように付勢する。また、側方戸枠3の外部側の周囲には、引戸本体2の閉鎖状態における気密性を高めるための帯状の弾性体であるシール手段32が設けられている。
【0018】
なお、本実施形態において、第1磁性手段21と第2磁性手段31はそれぞれ4つずつであるが、その個数は適宜選択することが可能である。また、本実施形態において、側方戸枠3は枠体状であるが、本発明の作用効果を奏するものであれば、このような形状に限定されない。上記のような設計変更事項は、後述する他の実施形態においても同様に適用される。
【0019】
以下、本実施形態の作用効果を説明する。
【0020】
引戸本体2を図1の開放状態から図2の閉鎖状態に移動し、引戸1の近傍に配設されているスイッチ(図示せず)を押すと、第2磁性手段31である電磁石に通電される。引戸1の閉鎖状態において、第1磁性手段21である鉄片は、それぞれ、第2磁性手段31と対向するように位置している。上記の通電により第2磁性手段31が磁性を帯びると、この磁性によって第1磁性手段21と第2磁性手段31とが引き合う作用が生じ、引戸本体2の全部が側方戸枠3側へ引き寄せられるように付勢される(図3及び図4参照)。
【0021】
引戸本体2が側方戸枠3側へ付勢されると、変位手段232の継手部材232cは、ピン232b、232dによって上部部材232aと下部部材232eとに連結されているため、この継手部材232cが図4に示すように変位する。従って、引戸本体2の全体の位置が側方戸枠3に対して平行に変位する。
【0022】
そして、引戸本体2は、第1磁性手段21と第2磁性手段31とが引き合う作用により、側方戸枠3に張り付くように変位し、この際、シール手段32により引戸本体2と側方戸枠3との間の隙間が完全に閉鎖される(図4参照)。なお、この引戸1の閉鎖状態を解除する場合には、スイッチを再度操作し、第2磁性手段31への給電を停止する。
【0023】
本実施形態の第1磁性手段21は鉄片であるが、鉄片ではなくネオジウム磁石に変更することにより第2磁性手段31への通電を継続しなくても引戸本体2と側方戸枠3との間の隙間の閉鎖状態を維持することができる。例えば、第1磁性手段21の第2磁性手段31との対向する面をS極とし、また、通電された際に第2磁性手段31の第1磁性手段21との対向する面がN極となるように配設する。第2磁性手段31がスイッチによって通電されると、第1磁性手段21と第2磁性手段31との互いの対向面は異極同士となるため、引き合う力が強くなり、引戸本体2を側方戸枠3側に変位し、第2磁性手段31に第1磁性手段21が吸着される。そして、第1磁性手段21はネオジウム磁石であるため、その磁力により第2磁性手段31の鉄心(図示せず)に吸着する。このように第2磁性手段31に第1磁性手段21が吸着された後、第2磁性手段31の通電を停止しても、この吸着状態は維持される。
【0024】
そして、引戸本体2を開放状態にするために第2磁性手段31に第1磁性手段21が吸着された状態を解除する場合には、再度スイッチを操作する。このスイッチ操作は第2磁性手段31に逆方向の電流を供給するものであり、第2磁性手段31の第1磁性手段21との対向する面がS極となるように設定されている。従って、第1磁性手段21と第2磁性手段31との互いの対向面は同極同士となるため反撥しあい、引戸本体2を側方戸枠3側の反対方向へ変位させる。このため、第2磁性手段31から第1磁性手段21が引き離され、上記吸着状態が解除される。
【0025】
次に、図5ないし図7を参照しつつ、本発明に係る第2実施形態について説明する。なお、本実施形態の説明において、上記第1実施形態の引戸1を構成する部材と同一又は類似の機能を有する部材に関しては同一の符号を用いる。
【0026】
上記第1実施形態の引戸1は、第1磁性手段21と第2磁性手段31とが引き合う作用によって、引戸本体2の全部又は一部が側方戸枠3側へ引き寄せられるように付勢されることを特徴とするが、本実施形態の引戸1aは、第1磁性手段21aと第2磁性手段31aとが反撥する作用によって、引戸本体2の全部又は一部が第2側方戸枠3b側へ押し付けられるように付勢されることを特徴とする。
【0027】
本実施形態の引戸1aは、引戸本体2の一側方の周囲に設けられている第1側方戸枠3aと、引戸本体2の他側方の周囲に設けられている第2側方戸枠3b(上記第1実施形態における側方戸枠3と同様の位置に配設されている。)とを有し、引戸本体2は、引戸本体2の側方周囲に配設されている第1磁性手段21aを有し、第1側方戸枠3aは、引戸本体2の閉鎖状態における第1磁性手段21aに対応する位置に第2磁性手段31aを有している。本実施形態において、第1磁性手段21aはネオジム磁石であり、第2磁性手段31aは電磁石である。第1磁性手段21aは、第2磁性手段31aとの対向する面がN極となっている。
【0028】
図6及び図7に示すように、引戸本体2を閉鎖状態に移動し、引戸1の近傍に配設されているスイッチ(図示せず)を押すと、第2磁性手段31aである電磁石が通電され第1磁性手段21aとの対向面側がN極に磁化される。第1磁性手段21aは第2磁性手段31aとの対向面側がN極であるため、第2磁性手段31aが磁性を帯びることにより、第1磁性手段21aと第2磁性手段31aとが反撥して引戸本体2の全部が第2側方戸枠3b側へ押し付けられるように付勢される。なお、本実施形態においてもシール手段32や変位手段232の機能及び作用は上記第1実施形態と同様である。また、この引戸1aの閉鎖状態を解除する場合には、スイッチを再度操作し、第2磁性手段31への給電を停止する。
【0029】
上記第1実施形態及び第2実施形態において、第2磁性手段31(第2実施形態においては31a)は電磁石であるが、第1磁性手段21(第2実施形態においては21a)を電磁石とすることも可能である。この場合、第1実施形態の第2磁性手段31は鉄片またはネオジウム磁石であり、また、第2実施形態の第2磁性手段31aはネオジウム磁石となる。また、これらのネオジウム磁石は永久磁石の一例であり、永久磁石であればその種類は問わない。
【0030】
また、上記第1実施形態及び第2実施形態において、引戸本体2の全部が側方戸枠3側(第2実施形態においては第2側戸枠側3b)へ付勢されるが、引戸本体の一部が側方戸枠側に付勢されても良い。例えば、図8及び図9に示す引戸1bは、引戸本体2の右側のみに第1磁性下段21bが設けられており、引戸本体2の閉鎖状態において、第1磁性手段21bと対応する位置に第2磁性手段31bが側方戸枠3cに設けられている。この引戸1bの場合には、引戸本体2の右側と側方戸枠3cとの間の隙間が閉鎖されるだけであるが、このような実施形態でも、引戸本体と側方戸枠との間の隙間は部分的に解消することが可能である。
【0031】
上記各実施形態において、第1磁性手段と第2磁性手段とが吸着することにより、不完全な施錠機能をも発揮することができる。この不完全な施錠機能とは、引戸の閉鎖状態において第1磁性手段と第2磁性手段とが吸着しているため、施錠装置のように機械的に施錠されていないものの、この引戸本体を開くためには第1磁性手段と第2磁性手段とを引き剥がすための大きな力を必要とするという意味である。例えば、トイレ等の引戸に本発明に係る引戸を採用すると、トイレ内部で使用者が脳卒中等により気を失っている場合、強い力で引戸本体を操作することにより、第1磁性手段と第2磁性手段とが吸着している状態でもこれら両手段の吸着を引き剥がし、引戸本体を開くことができる。一方、平常時では引戸本体を開放するためには大きな力が必要となるため施錠装置と同様の効果を発揮することができる。
【0032】
上記各実施形態において、第1磁性手段や第2磁性手段への電流供給、停止、又は、逆方向の電流供給を行うのは、必ずしもスイッチ操作によって行う必要は無い。引戸本体の位置を検出する位置センサ手段や、引戸の施錠装置と連動させることが可能であり、あるいは、引戸が閉鎖状態になってから所定時間が経過するとタイマー手段によって電流供給が行われる等の制御も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の第1実施形態に係る引戸1の開放状態を示す正面図である。
【図2】図1に示す引戸1の閉鎖状態を示す正面図である。
【図3】図1に示す引戸1の側方断面説明図である。
【図4】図1に示す引戸1の側方断面図であり、引戸本体2が側方戸枠3側へ変位した状態が示されている。
【図5】本発明の第1実施形態に係る引戸1aの開放状態を示す正面図である。
【図6】図5に示す引戸1aの側方断面説明図である。
【図7】図5に示す引戸1aの側方断面図であり、引戸本体2が第2側方戸枠3b側へ変位した状態が示されている。
【図8】本発明の他の実施形態に係る引戸1bの開放状態を示す正面図である。
【図9】図9に示す引戸1bの閉鎖状態を示す正面図である。
【符号の説明】
【0034】
1、1a、1b 引戸
2 引戸本体
21、21a、21b 第1磁性手段
22 取手
23 懸架手段
231 滑車
232 変位手段
232a 上部部材
232b、232d ピン
232c 継手部材
232e 下部部材
3、3c 側方戸枠
3a 第1側方戸枠
3b 第2側方戸枠
31、31a、31b 第2磁性手段
32 シール手段
4 レール
5 戸口
6 控壁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
引戸本体と、前記引戸本体の側方周囲に設けられている側方戸枠とを有し、
前記引戸本体は、前記引戸本体の側方周囲に配設されている第1磁性手段を有し、
前記側方戸枠は、前記引戸本体の閉鎖状態における前記第1磁性手段に対応する位置に第2磁性手段を有し、
前記引戸本体は、前記引戸本体の閉鎖状態において、前記第1磁性手段と前記第2磁性手段とが引き合う作用によって、前記引戸本体の全部又は一部が前記側方戸枠側へ付勢されることを特徴とする引戸。
【請求項2】
引戸本体と、前記引戸本体の一側方の周囲に設けられている第1側方戸枠と、前記引戸本体の他側方の周囲に設けられている第2側方戸枠とを有し、
前記引戸本体は、前記引戸本体の側方周囲に配設されている第1磁性手段を有し、
前記第1側方戸枠は、前記引戸本体の閉鎖状態における前記第1磁性手段に対応する位置に第2磁性手段を有し、
前記引戸本体は、前記引戸本体の閉鎖状態において、前記第1磁性手段と前記第2磁性手段とが反撥する作用によって、前記引戸本体の全部又は一部が前記第2側方戸枠側へ付勢されることを特徴とする引戸。
【請求項3】
前記第1磁性手段又は前記第2磁性手段は、電磁石であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の引戸。
【請求項4】
前記引戸は、さらに、前記引戸本体の上方に設けられているレールと、前記レールから前記引戸本体を懸架し前記引戸本体をスライド可能とする懸架手段とを有し、
前記懸架手段は、前記引戸本体を前記引戸本体のスライド方向とは直交する方向に変位可能とするための変位手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の引戸。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−52382(P2009−52382A)
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−246127(P2007−246127)
【出願日】平成19年8月27日(2007.8.27)
【出願人】(592040826)住友不動産株式会社 (94)
【Fターム(参考)】