説明

心臓停止時携帯自動発信機

【課題】心臓が停止しても誰にも気付かれないで死亡する人が多数に上ぼる。
【解決手段】頭や手首などの脈所に常時センサーを取り付け、心臓が停止して直後に自動的に照明が点滅して警告音を発して近隣の人に知らせると同時に予め受信機を設置し人名を登録してあるセキュリティシステムに自動的に発信し、直ちに救急車が急行して心臓マッサージや電気的ショックなどの手当てをして生還させる心臓停止時携帯自動発信機。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は家族と共に就寝中又は一人暮しの人の心臓が停止した時、誰にも気付かれないまま死に至る場合が多いので、身に付けたセンサーの照明と警告音の鳴動によって近隣の人々に知らせると同時に自動的に電波を発信するセキュリティシステムである。
【0002】
従来のセキュリティシステムは建物内部の機器にセンサーやカメラを取り付けて建物内部の状態を確認したり、建物内部の用具に取り付けたセンサーに発信して制御したり、又、人体、動物、自動車などにセンサーを取り付けて移動した位置を確認するもので、人間や動物の生理的な変化を自動的に発信するようなセキュリティシステムは皆無である。
【0003】
人体の臓器の中でその活動が停止した場合、最も早く死に至るのは心臓であるが、その停止時点を近隣の人々やセキュリティシステムに知らせて応急手当てをすれば一命を取り止めることが可能である。本発明はこれを自動的に実施するシステムであり、即ち、例えば腕時計のバンドのように手首にセンサーを巻き付け、心臓の収縮によって生じる電流を誘導して電波に変換して発信し、その発信方法は1〜2秒前後の平常な脈拍間隔を打っているうちは電源がOFFになっており、5〜10秒以上の異常な脈拍間隔になった時点で電源がONになるようにセットすることを特徴とする。
【0004】
本発明は心臓が停止して誰も気付かなくても、頭や手首などの脈所に巻き付けたセンサーが照明ランプを点滅し警告音を鳴らして近隣の人に知らせ、それでも誰も気が付かなかったとしても自動的に電波を発信し、予め電波受信機を設備し人名を登録してあるセキュリティシステムが救急車を呼び心臓マッサージや電気的ショックを心臓に与えることによって多数の人を生還させることができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人体の脈所に常時接触させたセンサーが心臓の停止を感知して自動的に照明ランプが点滅し同時に警告音が鳴動し更にこのセンサーからセキュリティシステムに向って自動的に電波を発信し救急車の出動を依頼して救助する心臓停止時携帯自動発信機。

【公開番号】特開2008−264467(P2008−264467A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−137188(P2007−137188)
【出願日】平成19年4月23日(2007.4.23)
【出願人】(500208678)
【Fターム(参考)】