説明

情報入力装置

【課題】液体が情報入力装置内に侵入しても正常動作を維持できるだけでなく、前記情報入力装置を搭載した電子機器内部への液体の侵入を防止し、電気的短絡を防止できる情報入力装置、および、それを用いた電子機器を提供することにある。
【解決手段】プリント基板20の上方で回動可能に支持された操作ダイヤル60で情報を入力する情報入力装置である。そして、プリント基板20の外周縁部に沿う枠形状を有し、かつ、内側に一体成形した仕切り部41でシール溜まり部42を形成した防水用環状枠体40を、前記プリント基板20に装着,電気接続した外部接続端子29が前記シール溜まり部42内に位置するように、前記プリント基板20の外周縁部に密着一体化するとともに、前記シール溜まり部42内にシール材43を注入,固化してシールした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、携帯電話機、PDA、テレビ、ビデオ等の電子機器に組み込まれる情報入力装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、情報入力装置としては、例えば、特許文献1に示すように、電子機器である携帯電話10に組み込まれ、回転ダイヤル3の回動操作によって選択し、中央ボタン2の押下操作によって指示を決定する携帯機器用入力装置がある。
【特許文献1】特開2004−326427号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前記携帯機器用入力装置1は、回転ダイヤル3と中央押しボタン2との隙間から侵入した液体により、前記携帯機器用入力装置1自体が電気的に短絡するおそれがある。また、特許文献1の図11に示すように、携帯電話10のハウジングと前記回転ダイヤル3との隙間から侵入した液体が携帯電話10内に侵入し、その電気回路を電気的に短絡させるという問題点があった。
【0004】
本発明は、前記問題点に鑑み、液体が情報入力装置内に侵入しても正常動作を維持できるだけでなく、前記情報入力装置を搭載した電子機器内部に液体が侵入しても、電気的短絡を防止できる情報入力装置、および、それを用いた電子機器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明にかかる情報入力装置は、前記課題を解決すべく、プリント基板の上方で回動可能に支持された操作ダイヤルで情報を入力する情報入力装置であって、プリント基板の外周縁部に沿う枠形状を有し、かつ、内側に一体成形した仕切り部でシール溜まり部を形成した防水用環状枠体を、前記プリント基板に装着,電気接続した装着部品が前記シール溜まり部内に位置するように、前記プリント基板の外周縁部に密着一体化するとともに、前記シール溜まり部内にシール材を注入,固化してシールした構成としてある。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、プリント基板に装着,電気接続した装着部品を、防水用環状枠体のシール溜まり部内に配置し、シール材を注入,固化してシールしてある。このため、本発明に係る情報入力装置内に液体が侵入しても、装着部品がシール材でシールされているので、電気的に短絡しない情報入力装置が得られる。
【0007】
本発明にかかる実施形態としては、プリント基板に装着,電気接続した装着部品が、外部接続端子であってもよい。
本実施形態によれば、プリント基板に装着した外部接続端子が、侵入してきた液体で電気的な短絡を生じることはない。
【0008】
本発明にかかる他の実施形態としては、プリント基板に装着,電気接続した装着部品が、センサであってもよい。
本実施形態によれば、プリント基板に装着したセンサが、侵入してきた液体で電気的な短絡を生じることはない。
【0009】
本発明にかかる別の実施形態としては、防水用環状枠体が弾性変形可能な弾性材で形成されていてもよい。
本実施形態によれば、防水用環状枠体が弾性変形できるので、プリント基板等の変形にも追従して変形し、液体の侵入による電気的な短絡を防止できる。
【0010】
本発明にかかる異なる実施形態としては、プリント基板を支持するために裏打ちされた金属ベースの裏面に、防水シートを貼着一体化してもよい。
本実施形態によれば、侵入した液体がプリント基板の裏面から漏れ出ることがなく、本願の情報入力装置を組み込んだ電子機器の電気的短絡を防止できる。
【0011】
本発明にかかる新たな実施形態としては、プリント基板の表面に貼着一体化したカバーシートの上面外周縁部に、防水用環状枠体を密着一体化しておいてもよい。
本実施形態によれば、侵入した液体がプリント基板の外周縁部から漏れ出ることがなく、本願の情報入力装置を組み込んだ電子機器の電気的短絡を防止できる。
【0012】
本発明にかかる電子機器としては、前述の情報入力装置に係る防水用環状枠体を、ハウジングに設けた操作孔の裏面開口縁部に密着一体化し、外部から操作可能に組み付けた構成としてある。
【0013】
本発明によれば、情報入力装置自体の電気的短絡を防止できるとともに、電子機器のハウジングと操作ダイヤルとの隙間から液体が侵入しても、前記液体がハウジング内に直接侵入することがなく、前記電子機器内の電気回路の短絡を防止できるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明にかかる実施形態を図1ないし図7の添付図面に従って説明する。
第1実施形態の情報入力装置は、例えば、図5に示すように、携帯電話機80内のプリント基板81に実装するとともに、そのハウジング82の操作孔83から操作可能に組み付けられている。そして、前記情報入力装置の操作ダイヤル60を操作して図示しないモニター内のスクロールバーをスクロールし、その中央押しボタン70等を介して選択指示を出すことができる。
【0015】
すなわち、前記情報入力装置は、図1ないし図5に示すように、金属ベース10と、プリント基板20と、フレキシブルなカバーシート30と、防水用環状枠体40と、環状ホルダー50と、操作ダイヤル60と、固定リング66と、中央押しボタン70と、で構成されている。
【0016】
前記金属ベース10は薄肉金属板からなり、その裏面には電子機器本体内への水の侵入を防止する防水シート11が貼着一体化される。また、前記金属ベース10は、その中心を間にして一対の第1弾性係合部12,12を広い間隔で同一中心線上に切り起こしてある一方、前記中心線に直交する直線上に一対の第2弾性係合部13,13を狭い間隔で切り起こしてある。また、前記第2弾性係合部13の外側には後述するホールIC,MRセンサー等のセンサー27a,27bを嵌合できる嵌合孔14,14を設けてあるとともに、前記嵌合孔14の近傍には治具孔15を設けてある。
【0017】
プリント基板20は、前記金属ベース10を被覆可能な平面形状を有する略円形の樹脂フィルムからなり、その裏面に接着材を塗布してある。また、前記プリント基板20は、その中央に中央導電部21aを設けてあるとともに、前記中央導電部21aを中心として同一円周上に導電部21b,21c,21d,21eを均等のピッチで配置してある。前記導電部21a〜21eはいずれも、中央固定接点部と、前記中央固定接点部を囲むように形成された略C字状の固定接点部とで構成されている。
【0018】
さらに、プリント基板20は、前記第1弾性係合部12に対応する位置に組立孔22を設けてあるとともに、前記第2弾性係合部13に対応する位置に組立孔23を設けてある。また、前記プリント基板20は、前記金属ベース10の嵌合孔14に対応する位置に、後述するホールIC,MRセンサ等のセンサ27a,27bを嵌合できる嵌合孔24を設けてある。そして、前記嵌合孔24にはMRセンサ27a,27bを逆さま挿入して電気接続することにより、薄型化できる。そして、前記金属ベース10の治具孔15に対応する位置に治具孔25を設けてある。ついで、前記組立孔22の外側に並設した複数の端子孔26に、外部接続端子29の突設した圧入部29aを下方側から圧入することにより、前記外部接続端子29の端子部29bが側方に所定のピッチで突出する。
【0019】
なお、前記導電部21a〜21eは前述の構成のものに限らず、一対の中央固定接点部を円環状固定接点部で囲むように配置して形成したものであってもよい。
【0020】
カバーシート30は、前記金属ベース10と略同一平面形状を有する樹脂製フィルムからなり、接着材を塗布した裏面のうち、前記導電部21a〜21eと対応する位置に、偏平なドーム状反転バネからなる押しボタンスイッチ31a〜31eをそれぞれ貼り付けてある一方、前記嵌合孔24に対応する位置にドーム部34を形成してある。また、前記カバーシート30は、前記金属ベース10の第1,第2弾性係合部12,13に対応する位置に組立孔32,33を設けてある。
【0021】
防水用環状枠体40は、前記プリント基板20の外周縁部に沿った枠形状を有し、その内周面の対向する位置に平行な仕切り部41をそれぞれ一体成形してシール溜め部42を形成してある。そして、前記カバーシート30の外周縁部に沿った枠形状の両面テープ35を介して貼着一体化される。このため、前記シール溜め部42内にプリント基板20の端子孔26が位置する。
【0022】
環状ホルダー50は、前記防水用環状枠体40内に収納可能な外径を有する樹脂成形品であり、その外周面の対向する位置に前記金属ベース10の第1弾性係合部12,12にそれぞれ係合可能な係合受け部51,51を形成してある。また、前記環状ホルダー50は、その下面に前記押しボタンスイッチ31b〜31eを押圧するための操作用突起52を突設してある(図4参照)。さらに、前記環状ホルダー50は、その上面に、後述する操作ダイヤル60の回動操作を円滑に行うための摺動シート53を位置決めしてある。
なお、前記環状ホルダー50の上面には、円滑な回動操作を行うためには、摩擦抵抗の小さい樹脂材料を塗布してもよく、あるいは、摩擦抵抗を小さくするために梨地加工を施しておいてもよい。
【0023】
操作ダイヤル60は、前記防水用環状枠体40内に収納可能な同心円形状であり、その中心に後述する中央押しボタン70を嵌合可能な嵌合孔61を設けてある。前記嵌合孔61の内側面には、抜け止め用環状リブ62が突設されている。また、前記操作ダイヤル60は、図4に示すように、その下面周辺縁部に形成した第1環状溝部63に円環状マグネット65を位置決めし、固定する。前記円環状マグネット65はN極およびS極を交互に配置したものであり、前記環状ホルダー50に接触しないように固定される。このため、操作ダイヤル60に作用する摩擦抵抗が小さく、円滑に操作できる薄型の情報入力装置を得られるという利点がある。さらに、前記操作ダイヤル60は、第1環状溝部63の内側に前記環状ホルダー50に嵌合できる第2環状溝部64を形成してある。なお、操作ダイヤル60は必ずしも円形である必要はなく、回動可能であれば、例えば、正八角形であってもよい。
【0024】
固定リング66は、操作ダイヤル60の嵌合孔61に嵌合可能な外径を有するとともに、略L字形状の断面形状を有している。また、前記固定リング66は、その外周面の対向する位置に、前記金属ベース10の第2弾性係合部13に係合可能な係合受け部67を形成してある。さらに、前記固定リング66は、その内周面に後述する中央押しボタン70を抜け止めするための抜け止め用リブ68を形成してある。
【0025】
中央押しボタン70は、図1Aに示すように、前記操作ダイヤル60の嵌合孔61に嵌合可能な外径を有する円板形状であり、図4に示すように、その下面中央に前記中央押しボタンスイッチ31aを操作するための十文字形状の操作用突起71を突設してある。また、前記中央押しボタン70は、前記操作用突起71を中心として前記固定リング66の抜け止め用リブ68に係止可能な弾性爪部72を不連続に突設してある。
【0026】
次に、前述の構成部品の組立工程について説明する。
まず、図示しない治具である一対の位置決めピンに、前記金属ベース10の治具孔15を挿入して位置決めする。ついで、センサ27a,27bおよび外部接続端子29を所定の位置に実装したプリント基板20の治具孔25を、一対の前記位置決めピンに挿入することにより、前記金属ベース10の第1,第2弾性係合部12,13をプリント基板20の組立孔22,23に挿入し、前記金属ベース10にプリント基板20を貼着一体化する。これにより、センサ27a,27bが金属ベース10の嵌合孔14,14に嵌合する。そして、前記プリント基板20にカバーシート30を貼着一体化することにより、導電部21a〜21eにドーム状反転バネからなる押しボタンスイッチ31a〜31eをそれぞれ位置決めする。このため、前記センサ27a,27bがドーム部34,34に被覆されるとともに、第1,第2弾性係合部12,13が組立孔32,33からそれぞれ突出する。そして、一対の位置決めピンから前記金属ベース10を抜き取る。
【0027】
ついで、前記カバーシート30の外周縁部に防水用環状枠体40を、両面テープ35を介し、貼着一体化することにより(図2A)、シール溜まり部42内に外部接続端子29の圧入部29aが位置する。そして、前記シール溜まり部42にシール材43を注入,固化することにより、前記シール溜まり部42をシールする。なお、図1Aは説明の便宜上、シール材でシールしていない状態を図示している。
【0028】
一方、環状ホルダー50の係合受け部51を、前記金属ベース10の第1弾性係合部12に係合して固定し、その上面に摺動シート53を位置決めする。そして、第1環状溝部63に円環状マグネット65を装着した操作ダイヤル60の第2環状溝部64を前記環状ホルダー50に嵌合して位置決めする。ついで、前記操作ダイヤル60の嵌合孔61に固定リング66を挿入し、その係合受け部67を金属ベース10の第2弾性係合部13に係合することにより、固定リング66を操作ダイヤル60の抜け止め用環状リブ62に係止し、回動可能に抜け止めする。さらに、前記操作ダイヤル60の嵌合孔61に中央押しボタン70を組み付けることにより、その弾性爪部72を固定リング66の抜け止め用リブ68に係合し、押し下げ可能に抜け止めする。最後に、前記金属ベース10の裏面に防水シート11を貼着一体化することにより、組立作業が完了する。
【0029】
次に、前述の構成からなる情報入力装置を携帯電話機80内のプリント基板81に実装するとともに、そのハウジン82の操作孔83から操作可能に組み付けた場合の操作方法について説明する。
【0030】
操作ダイヤル60を前記環状ホルダー50の軸心を中心として回動させると、前記操作ダイヤル60は摺動シート53を介して環状ホルダー50上を回動する。そして、前記操作ダイヤル60と一体な円環状マグネット65が回動し、一対のセンサ27a,27bが磁界の変化をそれぞれ検知し、これに基づいて回動方向および回動量を検出する。
【0031】
そして、その検出結果が図示しない制御回路を介してモニターの画面表示にスクロールバーの移動として反映される。ついで、所望の位置にスクロールバーが到達した場合に、中央押しボタン70を押すことにより、中央押しボタンスイッチ70の反転バネ31aが反転し、対応する中央導電部21aを導通させて選択指令を出力する。
【0032】
また、操作ダイヤル60の周辺部を押し下げることにより、操作用突起52で押しボタンスイッチ31b〜31eの反転バネを適宜反転させることにより、対応する導電部21b〜21eをそれぞれ導通させてもよい。
【0033】
本実施形態において、MRセンサを利用すれば、円環状マグネット65が前記センサ27a,27bの上方に配置する必要がなく、薄型の操作入力装置が得られるという利点がある。
【0034】
また、本実施形態によれば、プリント基板20をカバーシート30で被覆しているとともに、外部接続端子29の圧入部29aが突出するシール溜まり部42もシール材43でシールされている。さらに、前記カバーシート30の外周縁部は防水用環状枠体40で仕切られているとともに、前記防水用環状枠体40は携帯電話機80のハウジング82に設けた操作孔83の裏面開口縁部に密着一体化されている。このため、操作ダイヤル60と中央押しボタン70との隙間から水が侵入しても、および/また、ハウジング82と操作ダイヤル60との隙間から水が侵入しても、情報入力装置自体が電気的に短絡しないだけでなく、携帯電話機80内部の電気回路も短絡するおそれはない。
【0035】
第2実施形態は、図6および図7に示すように、基本的構成は前述の第1実施形態と同様であり、異なる点はセンサ27a,27bをシール材43で防水シールする点である。
すなわち、前記防水用環状枠体40の内側を第2仕切部44で仕切って第2シール溜まり部45,45を形成し、その内部にセンサ27a,27bをそれぞれ配置するとともに、シール材43を注入,固化してシールしてある。他は前述の第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0036】
本実施形態によれば、センサ27a,27bをシール材43でシールすることにより、防水性を確保しつつ、耐振性をも向上させることができるという利点がある。
【0037】
なお、情報入力装置は、必ずしも中央押しボタンを有するものに限らず、操作ダイヤルだけを有するものであっもてよい。
また、操作ダイヤルは単に回動操作を行って選択操作だけに使用するものであってもよく、必ずしもスイッチ機能を有している必要はない。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明にかかる情報入力装置は、前述のように携帯電話機に搭載する場合に限らず、他の電子機器に適用してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】図1Aおよび図1Bは本発明に係る情報入力装置の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図2Aおよび図2Bは図1で示した第1実施形態からキートップ等を外した状態を示す斜視図である。
【図3】図1で示した第1実施形態を上方から視た分解斜視図である。
【図4】図1で示した第1実施形態を下方から視た分解斜視図である。
【図5】図5Aおよび図5Bはシール材の充填前後を示す断面図である。
【図6】図6Aおよび図6Bは本発明に係る情報入力装置の第2実施形態を示す斜視図である。
【図7】図7Aおよび図7Bはシール材の充填前後を示す断面図である。
【符号の説明】
【0040】
10:金属ベース
11:防水シート
12,13:第1,第2弾性係合部
20:プリント基板
21:中央導電部
21b〜21e:導電部
27a,27b:センサ
29:外部接続端子
30:カバーシート
31a:中央押しボタンスイッチ
31b〜31e:押しボタンスイッチ
40:防水用環状枠体
41:仕切り部
42:シール溜まり部
43:シール材
44:第2仕切り部
40:第2シール溜まり部
50:環状ホルダー
60:操作ダイヤル
65:円環状マグネット
66:固定リング
70:中央押しボタン
80:携帯電話機
82:ハウジング
83:操作孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリント基板の上方で回動可能に支持された操作ダイヤルで情報を入力する情報入力装置であって、
プリント基板の外周縁部に沿う枠形状を有し、かつ、内側に一体成形した仕切り部でシール溜まり部を形成した防水用環状枠体を、前記プリント基板に装着,電気接続した装着部品が前記シール溜まり部内に位置するように、前記プリント基板の外周縁部に密着一体化するとともに、前記シール溜まり部内にシール材を注入,固化してシールしたことを特徴とする情報入力装置。
【請求項2】
プリント基板に装着,電気接続した装着部品が、外部接続端子であることを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。
【請求項3】
プリント基板に装着,電気接続した装着部品が、センサであることを特徴とする請求項1または2に記載の情報入力装置。
【請求項4】
防水用環状枠体が弾性変形可能な弾性材からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報入力装置。
【請求項5】
プリント基板を支持するために裏打ちされた金属ベースの裏面に、防水シートを貼着一体化したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報入力装置。
【請求項6】
プリント基板の表面に貼着一体化したカバーシートの上面外周縁部に、防水用環状枠体を密着一体化したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の情報入力装置。
【請求項7】
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の情報入力装置の防水用環状枠体を、ハウジングに設けた操作孔の裏面開口縁部に密着一体化し、外部から操作可能に組み付けたことを特徴とする電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−73554(P2010−73554A)
【公開日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−240980(P2008−240980)
【出願日】平成20年9月19日(2008.9.19)
【出願人】(000002945)オムロン株式会社 (3,542)
【Fターム(参考)】