説明

情報処理システム及び情報処理方法

【課題】 相互に接続された複数台の情報処理装置の1台を情報処理制御装置として用い、この情報処理制御装置から出力される制御信号にもとづいて、複数台の情報処理装置の制御及び情報処理を迅速に行う。
【解決手段】 情報処理システム1では、情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、第n番目の情報処理装置4、周辺装置5a、及び周辺装置5bが設けられ、それぞれ通信手段6で接続されている。情報処理制御装置2は、第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4と同様な内部構成からなり、通信手段6を介して第1の情報処理装置3、第n番目の情報処理装置4、周辺装置5a、及び周辺装置5bの制御を行う。情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、及び第n番目の情報処理装置4は、IEEE1394b S800の高速インターフェースでシリアル接続されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に係り、特に複数台の情報処理装置の情報処理を行う情報処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
同時に複数台の情報処理装置、例えば、2台のコンピュータ装置を使用する場合、ユーザはキーボードやマウスなどの入力装置をそれぞれのコンピュータ装置毎に用意してこれらを使い分ける必要がある。また、省スペースや利便性向上の点から、入力切替装置を用いてキーボードやマウスなどの入力装置から出力される制御信号を切り替えて、複数台のコンピュータ装置を使用することがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
ところが、入力切替装置を用いた場合、コンピュータ装置間が複雑な接続になるという問題点や装置を設置するスペースが広くなるという問題点がある。また、複数台のコンピュータ装置に対して、同時に1組のプリンタやドライブ装置などの周辺装置にしかアクセスできないという問題点がある。
【特許文献1】特開2002−41438号公報(頁13、図8)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、相互に接続された複数台の情報処理装置の1台を情報処理制御装置として用い、この情報処理制御装置から出力される制御信号にもとづいて、複数台の情報処理装置の制御及び情報処理を迅速に行うことができる情報処理システム及び情報処理方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明の一態様の情報処理システムは、入力操作機能及び表示機能を有し、任意の情報を処理する複数の情報処理装置と、前記複数の情報処理装置のなかから選択され、前記情報処理装置の制御を行う制御手段、前記情報処理装置の制御を行うための制御信号を入力する入力手段、前記情報処理装置から転送された情報を処理し、処理された情報を表示する表示手段、及び前記処理された情報を前記情報処理装置に配信する配信手段を有する情報処理制御装置と、前記情報処理装置及び前記情報処理制御装置間を接続し、双方向通信する通信手段とを具備することを特徴とする。
【0006】
更に、上記目的を達成するために、本発明の一態様の情報処理方法は、複数の情報処理装置のなかから選択された情報処理制御装置の表示装置に表示されている第1の画像情報をキャッチするステップと、前記第1の画像情報を情報処理装置に転送するステップと、前記第1の画像情報を前記情報処理装置に表示し、前記情報処理装置に表示されている第2の画像情報と前記第1の画像情報とを比較するステップと、前記第2の画像情報と前記第1の画像情報とが異なる場合、前記第2の画像情報をキャッチするステップと、前記情報処理装置の前記第2の画像情報を前記情報処理制御装置に転送するステップと、前記情報処理制御装置の前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に置き換えるステップとを具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、相互に接続された複数台の情報処理装置の1台を情報処理制御装置として用い、この情報処理制御装置から出力される制御信号にもとづいて、複数台の情報処理装置の制御及び情報処理を迅速に行うことができる情報処理システム及び情報処理方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例1】
【0009】
まず、本発明の実施例1に係る情報処理システム及び情報処理方法について、図面を参照して説明する。図1は、情報処理システムを示すブロック図、図2は情報処理装置及び情報処理制御装置の内部構造を示すブロック図である。本実施例では、通信手段に高速シリアルインターフェースのIEEE1394で各装置間を接続する通信ケーブルを用いている。
【0010】
図1に示すように、情報処理システム1では、情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、第n番目の情報処理装置4、周辺装置5a、及び周辺装置5bが設けられ、それぞれ通信手段6で接続されている。ここで、コンピュータ装置としての情報処理装置は、情報処理システム1内にn個設けられ、MPEG(Moving Picture Expert Group)4などの高能率符号化され、圧縮された画像データなどを処理できる高速なコンピュータ装置が好ましい。なお、2番目の情報処理装置乃至n−1番目の情報処理装置は、図示及び説明を省略する。
【0011】
情報処理制御装置2は、第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4と同様な内部構成からなり、通信手段6を介して第1の情報処理装置3、第n番目の情報処理装置4、周辺装置5a、及び周辺装置5bの制御を行う。
【0012】
第1の情報処理装置3、第n番目の情報処理装置4は、通信手段6を介して情報処理制御装置2から出力される制御信号を入力し、各種情報処理作業を行うばかりでなく、情報処理制御装置2で認定されたアクセス権のあるユーザによる各種情報処理作業、情報処理制御装置2を介して相互の情報交信、通信手段6を介して周辺装置5a及び周辺装置5bからのデータの出力等ができる。
【0013】
周辺装置5aは、情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、及び第n番目の情報処理装置4から出力された情報を出力、或いは外部に配信する機能を有する。周辺装置5bは、情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、及び第n番目の情報処理装置4から出力された情報を格納する機能を有する。
【0014】
通信手段は、例えば、プラスチック光ファイバからなり、Gbps(Giga bit per sec)までの情報転送を高速度で行える。そして、情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、及び第n番目の情報処理装置4は、IEEE1394b S800(800Mbps)の高速インターフェースでシリアル接続されている。
【0015】
ここで、情報処理システム1に設けられている情報処理装置の数nは、63個以内が好ましい。n>64の場合、IEEE1394インターフェースとしてのアクセスポイント(1つのバス)当りのノード数よりも大きくなる。また、IEEE1394b S800の高速インターフェースの代わりに、IEEE1394b S400(400Mbps)、S1600(1600Mbps)やIEEE1394a S200(200Mbps)のインターフェースなどを用いて情報処理システム1内を接続してもよい。
【0016】
図2に示すように、情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、及び第n番目の情報処理装置4には、それぞれ情報処理部11、表示部12、及び入出力部13が設けられている。情報処理部11には、入出力I/F15、コントローラ16、メモリ17、データ格納部18が設けられ、それらは内部バス14で接続されている。
【0017】
入出力I/F15は、通信手段6、表示部12、入出力部13と接続されている。コントローラ16は、情報処理部11で行う情報処理を制御する。メモリ17は、情報処理部11で行う情報処理のためのプログラムやデータ等を一時記憶する。データ格納部18は、情報処理に関する各種データが格納されている。ここで、情報処理制御装置2の情報処理部11は、情報処理制御装置内の制御信号を生成するばかりでなく、第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4の情報処理を制御する制御信号を生成し、第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4に出力する。
【0018】
表示部12は、例えば、液晶ディスプレーを有し、情報処理部11で処理された情報を表示する。入出力部13は、外部から入力された情報を情報処理部11に出力し、情報処理部11から出力された情報を入力する。ここで、情報処理制御装置2の入出力部13は、第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4を制御するための入力信号を入力するための入力装置としても機能し、情報処理制御装置2の表示部12は第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4で実行された情報及びその情報にもとづいて情報処理制御装置2で実行された情報を表示する表示装置としても機能する。
【0019】
情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4は、それぞれの表示部12に表示する情報を画面の上下、左右、或いは斜め方向などに移動させたり、サイズを変更したり、表示されている情報を新しい情報に変更できる。また、表示された情報のキャプチャする対象領域を任意に選定でき、キャプチャした情報を拡大したり、縮小したりすることができる。
【0020】
次に、情報処理システムの構築について図3を参照して説明する。図3は、情報処理システムの構築例を示すフローチャートである。
【0021】
図3に示すように、まず、特定の構内やフロアーにn+1個の情報処理装置の内、任意の1台を情報処理制御装置2として所定の場所に配置する。ここで、n+1個の情報処理装置は、必ずしも同じ性能や機能を有するものでなくてもよく、情報処理制御装置2には、この中で最高の性能や最高の機能を有する情報処理装置を選択が好ましい。(ステップS1)。
【0022】
次に、特定の構内やフロアーにn個の情報処理装置を配置する。ここで、情報処理装置間或いは情報処理装置と情報処理制御装置2間の距離は、IEEE1394の高速インターフェースを満足させるために100m以内に配置するのが好ましい(ステップS2)。
【0023】
続いて、情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、第n番目の情報処理装置4、周辺装置5a、及び周辺装置5bを通信手段6によりIEEE1394b S800の高速インターフェースで接続し、情報処理制御装置2が第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4の認証や第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4を使用するユーザ認証などを行う(ステップS3)。
【0024】
次に、情報処理システム用いた情報処理方法について図4及び図5を参照して説明する。図4は情報処理システム用いた情報処理を示すフローチャート、図5は表示例を示す図、図5(a)は情報処理制御装置の表示部の表示例、図5(b)は情報処理装置の表示部の表示例、図5(c)は情報処理後の情報処理制御装置の表示部の表示例である。ここでは、情報処理制御装置の表示部に表示された画像データを情報処理装置に表示された最新の画像データに置き換えている。
【0025】
図4に示すように、まず、情報処理制御装置2の表示部12に表示されている画像情報をキャッチする。ここで、キャッチする画像情報は、図5(a)に示すように、情報処理制御装置2の表示部12の表示画面20に表示されている第1画面22、第2画面23、及び第3画面24の中で、第1画面22内の左上に表示されている高精細なカラー表示された画像情報Aを含む第1画面22情報である(ステップS11)。
【0026】
次に、情報処理制御装置2の入出力部13に入力された入力信号にもとづいて、情報処理制御装置2がキャッチされた画像情報Aを含む第1画面22情報をMPEG圧縮して通信手段6を介して第1の情報処理装置3に送信する(ステップS12)。
【0027】
続いて、第1の情報処理装置3は、情報処理制御装置2の制御信号にもとづいて、送信された画像情報と先に送信された画像情報を表示部12の表示画面21に表示し、比較する。ここで、比較する画像情報は、図5(b)に示すように、送信された画像情報Aを含む第1画面22情報、及び先に送信された画像情報Bを含む第4画面22a情報(以前に情報処理制御装置2から送信された第1画面22の情報)である。比較した画像情報A及び画像情報Bが同一の場合には作業を終了し、異なる場合は次のステップに進む(ステップS13)。
【0028】
そして、第1の情報処理装置3は、情報処理制御装置2の制御信号にもとづいて、画像情報Aとは異なる第4画面22aの画像情報Bをキャッチする(ステップS14)。
【0029】
次に、第1の情報処理装置3は、情報処理制御装置2の制御信号にもとづいて、キャッチした画像情報BをMPEG圧縮して通信手段6を介して情報処理制御装置2に転送する(ステップS15)。
【0030】
続いて、情報処理制御装置2は、画像情報の置き換えを行う。ここで、置き換えする画像情報は、図5(c)に示すように、第1画面22の画像情報Aを第1の情報処理装置3から転送された画像情報Bに置き換える(ステップS16)。
【0031】
そして、情報処理制御装置2は、置き換えられた画像情報を含めた表示画面20情報を最新情報として、第1の情報処理装置3乃至第n番目の情報処理装置4(n個の情報処理装置)配信する(ステップS17)。
【0032】
ここで、情報処理制御装置2の表示部12に表示されている画像情報Aを最新の画像情報Bに置き換えているが、情報処理システム1では2番目以降の情報処理装置の表示部12の別の領域に表示されている最新の画像情報についても同時に置き換えることができる。この場合、2番目以降の情報処理装置は1台以上複数台であってもよい。
【0033】
上述したように、本実施例の情報処理システム及び情報処理方法では、第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4と同様な内部構成からなり、通信手段6を介して第1の情報処理装置3、第n番目の情報処理装置4、周辺装置5a、及び周辺装置5bの制御を行う情報処理制御装置2が設けられている。そして、情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、及び第n番目の情報処理装置4は、IEEE1394b S800の高速インターフェースでシリアル接続されている。
【0034】
このため、複数台の情報処理装置の瞬時の切り替え及び制御を行うことができる。また、表示画面上に他の情報処理装置の画面を同時に複数表示でき、情報処理装置相互間の通信及び制御を容易に行うことができる。更に、切り替え装置が不要となり、情報処理装置間の接続が簡略化されるので設置スペースを小さくすることができる。
【0035】
なお、本実施例では、情報処理システム1内は、IEEE1394インターフェースを用いて接続しているが、転送速度480MbpsのUSB(Universal Serial Bus)2.0などを用いて接続してもよい。また、情報処理制御装置2で画像情報を置き換えているが、第1の情報処理装置3で画像情報を置き換え、その情報を情報処理制御装置2に転送してもよい。
【実施例2】
【0036】
次に、本発明の実施例2に係る情報処理システムについて、図面を参照して説明する。図6は、情報処理システムを示すブロック図である。本実施例では、情報処理制御装置と情報処理装置間の間はワイヤレスLAN(Local Area Network)を用いて接続している。
【0037】
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
【0038】
図6に示すように、情報処理システム1aでは、情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、第n番目の情報処理装置4、周辺装置5a、周辺装置5b、及びアクセスポイント31が設けられている。なお、2番目の情報処理装置乃至n−1番目の情報処理装置は、図示及び説明を省略する。
【0039】
情報処理制御装置2は、n+1個の情報処理装置の内、任意の1台から選定され、情報処理システム1a内の制御を行うための制御信号を生成し、通信手段6を介して情報処理システム1a内に送信する。
【0040】
アクセスポイント31は、通信手段6に接続され、情報処理制御装置2から出力された制御信号を第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4に電波32により送信し、第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4で処理された情報を電波32により受信する。
【0041】
ここで、情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、及び第n番目の情報処理装置4は、5GHzのワイヤレスLANで接続されているが、2.4GHzのワイヤレスLANやワイヤレスUSB2.0で接続してもよい。
【0042】
第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4は、アクセスポイント31を介して情報処理制御装置2から出力される制御信号を入力し、各種情報処理作業を行うばかりでなく、情報処理制御装置2で認定されたアクセス権のあるユーザによる各種情報処理作業、情報処理制御装置2を介して相互の情報交信、アクセスポイント31を介して周辺装置5a及び周辺装置5bからのデータの出力等ができる。
【0043】
なお、情報処理システム1aをネットワーク化する際に、第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4の暗号化認証セキュリティや第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4を使用するユーザ認証などを行うのが望ましい。また、1台のアクセスポイント31を用いて、情報処理装置と送受信を行っているが、複数台のアクセスポイントを設けて情報処理装置と送受信を行ってもよい。
【0044】
上述したように、本実施例の情報処理システムでは、第1の情報処理装置3及び第n番目の情報処理装置4と同様な内部構成からなり、通信手段6を介して第1の情報処理装置3、第n番目の情報処理装置4、周辺装置5a、及び周辺装置5bの制御を行う情報処理制御装置2が設けられている。そして、情報処理制御装置2、第1の情報処理装置3、及び第n番目の情報処理装置4は、5GHzのワイヤレスLANで接続されている。
【0045】
このため、複数台の情報処理装置の瞬時の切り替え及び制御を行うことができる。また、表示画面上に他の情報処理装置の画面を同時に複数表示でき、情報処理装置相互間の通信及び制御を容易に行うことができる。そして、切り替え装置が不要となり、情報処理装置間の接続が簡略化されるので設置スペースを小さくすることができる。更に、アクセスポイントを用いて5GHzのワイヤレスLANで情報処理装置との接続を行っているので、実施例1よりも通信手段6を簡素化でき、情報処理システムの設置の自由度が向上し、設置スペースを小さくできる。
【0046】
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
【0047】
例えば、実施例では、情報処理システム内で画像データの置き換えを行っているが、レイアウト設計でのフロアプランや配置配線の変更などの情報処理作業を行ってもよい。また、情報処理システム1内で複数人がそれぞれ1台の情報処理装置を用いて情報処理を行うマルチタスク作業を行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の実施例1に係る情報処理システムを示すブロック図。
【図2】本発明の実施例1に係る情報処理装置及び情報処理制御装置の内部構造を示すブロック図。
【図3】本発明の実施例1に係る情報処理システムの構築例を示すフローチャート。
【図4】本発明の実施例1に係る情報処理システムを用いた情報処理を示すフローチャート。
【図5】本発明の実施例1に係る表示部の表示例を示す図。
【図6】本発明の実施例2に係る情報処理システムを示すブロック図。
【符号の説明】
【0049】
1、1a 情報処理システム
2 情報処理制御装置
3、4 情報処理装置
5a、5b 周辺装置
6 通信手段
11 情報処理部
12 表示部
13 入出力部
14 内部バス
15 入出力I/F
16 コントローラ
17 メモリ
18 データ格納部
20、21 表示画面
22 第1画面
23 第2画面
24 第3画面
A、B 画像情報
31 アクセスポイント
32 電波

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力操作機能及び表示機能を有し、任意の情報を処理する複数の情報処理装置と、
前記複数の情報処理装置のなかから選択され、前記情報処理装置の制御を行う制御手段、前記情報処理装置の制御を行うための制御信号を入力する入力手段、前記情報処理装置から転送された情報を処理し、処理された情報を表示する表示手段、及び前記処理された情報を前記情報処理装置に配信する配信手段を有する情報処理制御装置と、
前記情報処理装置及び前記情報処理制御装置間を接続し、双方向通信する通信手段と、
を具備することを特徴とする情報処理システム。
【請求項2】
入力操作機能及び表示機能を有し、任意の情報を処理する複数の情報処理装置と、
前記複数の情報処理装置のなかから選択され、前記情報処理装置の制御を行う制御手段、前記情報処理装置の制御を行うための制御信号を入力する入力手段、前記情報処理装置から転送された情報を処理し、処理された情報を表示する表示手段、前記表示手段に表示された画像情報を前記情報処理装置から転送された画像情報に置き換える置き換え手段、及び前記処理された情報を前記情報処理装置に配信する配信手段を有する情報処理制御装置と、
前記情報処理装置及び前記情報処理制御装置間を接続し、双方向通信する通信手段と、
を具備することを特徴とする情報処理システム。
【請求項3】
前記情報処理装置の前記表示機能及び前記情報処理制御装置の表示手段には、複数の情報をそれぞれ別個の画面として表示し、前記画面情報の一部或いはすべてを選択する表示選択手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記通信手段は、前記情報処理装置及び前記情報処理制御装置間をシリアル接続し、前記情報処理制御装置の前記制御手段は前記情報処理装置の認証及び前記情報処理装置を使用するユーザ認証が行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項5】
複数の情報処理装置のなかから選択された情報処理制御装置の表示装置に表示されている第1の画像情報をキャッチするステップと、
前記第1の画像情報を情報処理装置に転送するステップと、
前記第1の画像情報を前記情報処理装置に表示し、前記情報処理装置に表示されている第2の画像情報と前記第1の画像情報とを比較するステップと、
前記第2の画像情報と前記第1の画像情報とが異なる場合、前記第2の画像情報をキャッチするステップと、
前記情報処理装置の前記第2の画像情報を前記情報処理制御装置に転送するステップと、
前記情報処理制御装置の前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に置き換えるステップと、
を具備することを特徴とする情報処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−268745(P2006−268745A)
【公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−89484(P2005−89484)
【出願日】平成17年3月25日(2005.3.25)
【出願人】(598010562)東芝エルエスアイシステムサポート株式会社 (119)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】