説明

情報処理装置、印刷システム、プログラム及び記録媒体

【課題】画像データの出力に最適な出力先を選択するために必要な情報を、より詳細で見やすい装置情報画面で表示することが出来る情報処理装置、印刷システム、プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】印刷データの出力先となる画像形成装置を指定するためのダイアログが表示部15に表示され、ユーザはその送信先の画像形成装置をIPアドレスやホスト名、付加情報などの画像形成装置の識別情報を用いて指定することが出来る。さらに、表示された出力先の文字列がそれぞれの画像形成装置の詳細情報を表示するWebページに移るためのリンクとなり、前記リンクをクリックすることで詳細情報を表示することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、印刷システム、プログラム及び記録媒体に関し、特に印刷データ送信先の装置情報を表示する情報処理装置、印刷システム、プログラム及び記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、印刷装置(プリンタ、画像形成装置とも称す)と、コンピュータとがネットワークを介して接続された印刷システムが普及している。印刷装置は、コンピュータから画像データ(印刷データ、プリントデータ、画像形成データとも称す)を受信し、画像データを出力する。従来、印刷装置は所定の位置に置かれる場合が主で、ユーザ(使用者)は印刷装置に対応するプリンタドライバをコンピュータにインストールして利用していた。
【0003】
上記のような印刷システムでは、印刷装置が複数接続されている場合もある。これによりユーザは出力する画像データに応じて出力端末である印刷装置を選択することが出来る。なお、色々な種類の印刷装置が混在するため、コンピュータは出力先の印刷装置に併せてプリンタドライバをインストールする必要があった。
【0004】
近年では、ノートPC(パーソナル コンピュータ)等の携帯型端末装置が普及し、外出先等で印刷を行う場合もある。このような場合に、携帯型端末装置に複数のプリンタドライバを予め備えておくことはコストアップになり、また、印刷の度にプリンタドライバをインストールすることは作業時間が掛かり、面倒であった。
【0005】
そこで、携帯型端末装置に複数のプリンタドライバを予め備えておかなくても、その携帯型端末装置から出力されるプリントデータを正常にプリントできるようにする印刷システムが提案されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。コンピュータは、出力すべき画像データを解析して、プリントジョブの特徴を判定し、また、前記複数の印刷装置から各装置の情報を取得する。コンピュータの表示部に、前記プリントジョブの特徴と、前記各印刷装置の装置情報を表示し、ユーザに出力先の選択を促す。あるいは、プリントジョブの特徴と各装置情報とを比較することにより、画像データを正常にプリント可能な印刷装置を判別し、それを出力先候補として選択する。
【特許文献1】特開2006−260455号公報
【特許文献2】特開2006−344125号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のような印刷システムでは、コンピュータにインストールされているプリンタドライバが各プリンタの装置情報を、ドライバが持つ画面に表示させるため、表示できる装置情報に限りがあった。そのため、ユーザが最適な出力先(印刷装置、プリンタ)を選択するための情報が不足するという問題があった。選択するための装置情報が不足すると、適切な出力先を選択できず、印刷データを正常にプリント可能な印刷装置を判別するという目的を達成することが出来ない。
【0007】
MobileドライバではMIBデータ(Management Information Base:管理情報ベース。ネットワーク管理システムが参照する、管理対象に関する情報のデータベース。管理対象の、システムに関すること、製品に関すること、実装や動作状態に関すること、などの情報をオブジェクトとして扱い、それぞれの項目にオブジェクト識別子をつけ階層化ツリー構造にして管理する。)を取得して検出されたプリンタの装置情報を取得してプリンタ選択のダイアログに表示する。上記問題について、表示する情報を増やすことで対応できるが、MIBで取得できる情報には限りがあり、新規に開発されるオプション機器や機能に対応しきれないという問題もある。
【0008】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、画像データの出力に最適な出力先を選択するために必要な情報を、より詳細で見やすい装置情報画面で表示することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の第1の情報処理装置は、ネットワークに接続可能な情報処理装置であって、印刷データを作成する印刷データ作成手段と、前記ネットワークに接続されている複数の画像形成装置が持つ詳細情報の表示先を取得して詳細情報を表示する詳細情報表示手段と、前記ネットワークに接続されている複数の画像形成装置のうち、前記印刷データ作成機能によって作成された印刷データの送信先の画像形成装置を指定する画像形成装置指定手段と、前記印刷データ作成手段によって作成された印刷データを前記ネットワークを介して前記画像形成装置指定手段によって指定された画像形成装置へ送信する印刷データ送信手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の第2の情報処理装置は、前記画像形成装置が持つ詳細情報の表示先が取得できない場合に前記画像形成装置のネットワーク情報を元に表示先を作成する手段を備えることを特徴とする。
【0011】
また、本発明のプログラムは、印刷データを作成する印刷データ作成機能と、ネットワークを介して接続されている複数の画像形成装置が持つ詳細情報の表示先を取得して詳細情報を表示する詳細情報表示機能と、前記ネットワークに接続されている複数の画像形成装置のうち、前記印刷データ作成機能によって作成された印刷データの送信先の画像形成装置を指定する画像形成装置指定機能と、前記印刷データ作成機能によって作成された印刷データを前記ネットワークを介して前記画像形成装置指定機能によって指定された画像形成装置へ送信する印刷データ送信機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とする。
【0012】
また、本発明の記録媒体は、上記本発明のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、画像データの出力に最適な出力先を選択するために必要な情報を、より詳細で見やすい装置情報画面で表示することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下に、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な実施形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0015】
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの一例を示す図である。画像形成システムは、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のネットワーク5に接続可能な携帯型端末装置10と、ネットワーク5に接続可能な複数台の画像形成装置1〜3とを備えている。
【0016】
携帯型端末装置10は、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System)、電子手帳又は携帯型情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)等の情報処理装置の一例である。携帯型端末装置10は、プリンタドライバ(プログラム)をインストールして実行することにより、後述する動作を行うことができる。
【0017】
各画像形成装置1〜3は、プリンタ(レーザプリンタ、LEDプリンタ、インクジェットプリンタ等)やプリンタ機能を有するデジタル複写機、デジタル複合機、ファクシミリ装置等の画像形成装置である。各画像形成装置1〜3は、携帯型端末装置10からの画像形成データに基づいて印刷(出力)を行う(印刷データを可視画像として用紙上に印刷する)ことができる。各画像形成装置1〜3は、プリンタ言語や装置固有の情報を保持しており、携帯型端末装置10からの要求によってその情報を提供することを可能とする。
【0018】
図2は、本発明の実施形態に係る携帯型端末装置10の構成ブロック図である。本実施形態では、携帯型端末装置10はノートPC又はPDAであるものとする。携帯型端末装置10は、インタフェース(I/F)11、CPU(Central Processing Unit)12、ROM(Read Only Memory)13、RAM(Random Access Memory)14、表示部15、ハードディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)16、入力部17、および記憶媒体ドライブ18を備えている。符号19は記憶媒体である。
【0019】
I/F11は、外部装置である画像形成装置1〜3とそれぞれネットワーク5経由で通信するための通信手段である。
【0020】
CPU12は、この携帯型端末装置10全体を管理および制御する中央処理装置である。
【0021】
ROM13は、CPU12が実行する固定プログラムを格納している読み出し専用の記憶手段(メモリ)である。
【0022】
RAM14は、CPU12が実行するプログラムを展開し、各種処理を行う際の作業領域として使用する読み書き可能な記憶手段である。
【0023】
表示部15は、各種のデータや作業画面等を表示するCRTディスプレイ(Cathode-ray Tube)、LCDディスプレイ(Liquid Crystal Display)等の表示手段である。
【0024】
HDD16は、この発明によるプログラムやデータを記憶する大容量記憶手段である。
【0025】
入力部17は、ユーザ(使用者)が各種の操作情報を入力するための入力手段であり、キーボードやマウス等のポインティングデバイスも使用することができる。
【0026】
記憶媒体ドライブ18は、記憶媒体19に対する記録又は再生を行う記録再生手段である。
【0027】
記憶媒体19は、携帯型端末装置10に対して脱着可能なMO(Magneto Optical Disk)、CD−R(Compact Disc Record able)、CD−RW(CD Regrettable)、DVD+R(Digital Versatile Disc Record able)、DVD+RWディスク(DVD Regrettable)、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。OS(オペレーションシステム)およびプリンタドライバを含む各種プログラム(ソフトウェア)が記録される。
【0028】
上記のように構成された携帯型端末装置10において、CPU12は、操作者による入力部17の操作により、記憶媒体ドライブ18を介して記憶媒体19から各種プログラムを読み出し、HDD16にインストールすることができる。
【0029】
そして、電源投入時には、ROM13内のブートローダ(ブートプログラム)に従い、HDD16内のプリンタドライバ、OS、およびプリンタドライバを含む各種プログラムを読み出し、RAM14にインストールした後、その各種プログラムに従って動作する(その各種プログラムを必要に応じて選択的に実行する)と共に、I/F11を使用することにより、印刷データ作成機能、画像形成装置指定機能、印刷データ送信機能、画像形成装置検索機能、検索結果表示機能、および画像形成装置情報取得手段としての機能を含む各種機能を実現することができる。
【0030】
次に、携帯型端末装置10による動作処理について、図3以降の各図面も参照して具体的に説明する。
【0031】
ユーザが外出先等で携帯型端末装置10を操作してネットワーク5に接続されている任意の画像形成装置を指定して印刷開始を指示すると、プリンタドライバが印刷データを作成する。作成された印刷データをネットワーク5経由で指定された画像形成装置へ送信し、印刷が行なわれる。なお、プリンタドライバ等のプログラム(ソフトウェア)による処理は、実際にはCPU12がそれらのプログラムに従って動作することによって実行するが、説明の都合上、それらのプログラムが処理を実行するものとする。以後も、プログラムが何らかの処理を行うものとして説明を行う場合には、同様とする。
【0032】
図3は、本実施形態に係る携帯型端末装置10のプリンタドライバによる印刷時の処理の一例を示すフローチャートである。携帯型端末装置10のプリンタドライバは、ユーザ(入力部17の操作)によって印刷開始が要求されると、図3に示す処理をスタートする。まず印刷データを作成する(ステップS1)。次に、印刷データの出力先となる画像形成装置を指定するためのダイアログが表示部15に表示される(ステップS2)。ダイアログの表示例を図4に示す。
【0033】
ユーザは、表示部15に上記ダイアログが表示されると、ネットワーク5に接続されている各画像形成装置1〜3のうちのいずれか(任意の画像形成装置)に印刷データを送信して印刷を行わせるために、その送信先の画像形成装置をIPアドレスやホスト名、付加情報などの画像形成装置の識別情報を用いて指定する(ステップS3)。
【0034】
携帯型端末装置10のプリンタドライバは、ネットワーク5に接続されているいずれかの画像形成装置が指定され、その指定信号を受けると、指定された画像形成装置に対してポートをオープンし(開き)、そのポートに先に作成した印刷データを書き込み、その印刷データをネットワーク5経由で指定された画像形成装置に送信して印刷を行わせる(ステップS4、S5)。
【0035】
印刷データの上記ポートへの書き込みは、その印刷データが全て指定された画像形成装置ヘ送信されるまで繰り返し行う(ステップS5、S6、S8)。そして、作成した全ての印刷データの送信が終了した場合(その印刷データがなくなった場合)には、上記ポートをクローズして(閉めて)図3の処理を終了する(ステップS6、S7)。
【0036】
また、印刷中にユーザによって印刷のキャンセルが要求された場合には、その時点で上記ポートへの印刷データの書き込みを終了し、そのポートをクローズして図3の処理を終了する(ステップS8、S7)。
【0037】
なお、ユーザが図3のステップS3で画像形成装置を指定する際に、ポストスクリプト(Post Script)やHP−PCL(Hewlett-Packard Printer Control Language)等のプリンタ言語を指定することもできる。この場合、携帯型端末装置10のプリンタドライバは、指定されたプリンタ言語が搭載されている画像形成装置にのみ、作成した印刷データの送信を許可する。
【0038】
このように、指定先の画像形成装置に搭載されているプリンタ言語がユーザによって指定されたプリンタ言語を含んでいる場合には、各画像形成装置1〜4固有のプリンタドライバを全てインストールする必要がなく、そのプリンタ言語に対応する本実施形態に係るプリンタドライバを1つ携帯型端末装置10にインストールするだけで、そのプリンタ言語を搭載している全ての画像形成装置に印刷データを送信して印刷を行わせることができる。
【0039】
さらに、本実施形態は、ステップS2において図4に示すようなダイアログが表示されると、表示された出力先の文字列がそれぞれの画像形成装置の詳細情報を表示するWebページに移るためのリンクとなり、リンクをクリックすることで詳細情報を表示することができる。
【0040】
リンクに関連付けられたURLはプリンタドライバが用意する(図5参照)が、用意するのはダイアログを表示する時または画像形成装置を検索した時のどちらでも構わない。
【0041】
上記実施形態により、画像形成装置を選択する際のダイアログから各画像形成装置の詳細な情報を表示させることにより、ユーザの利便性を高めることが可能となる。多くの画像形成装置には、トレイごとの用紙設定やインク/トナーの残量といったステータスや機能の詳細な装置情報をWebブラウザから表示できる機能を備えるため、Webブラウザに表示される装置情報は各プリンタに合わせて見やすい画面構成となっている。ドライバが表示する出力先(印刷データ送信先)を選択する画面(ダイアログ)から、各画像形成装置がWeb画面として表示させる装置情報を呼び出すことで、ユーザはより詳細で見やすい装置情報画面を参照できるため、ユーザは容易に最適な出力先を選択することができる。
【0042】
また、携帯型端末装置10のプリンタドライバは、ユーザによってネットワーク5に接続されている利用可能な画像形成装置(携帯型端末装置10と接続可能な画像形成装置)の検索が要求されると、ブロードキャストを利用して検索することもできる。
【0043】
図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の詳細情報を表示させるWebページのURLを用意する処理の一例を示すフローチャートである。携帯型端末装置10のプリンタドライバは、送信先の画像形成装置を指定するためのダイアログを表示する場合か、または利用可能な画像形成装置の検索が行われた後に、図5に示す処理をスタートする。
【0044】
まず送信先の情報を保持するリストに画像形成装置の情報があるかを確認し、情報が無かった場合(ステップS11/No)はそのまま終了する。情報があった場合(ステップS11/Yes)は画像形成装置のMIBなどの情報から詳細情報を表示するためのURLを取得する(ステップS12)。
【0045】
取得が失敗した場合(ステップS13/Yes)、画像形成装置のIPアドレスやホスト名からURLを作成する(ステップS14)。例えば、画像形成装置のIPアドレスが"004.005.006.007"である時、先頭に"http://"を付加して"http://004.005.006.007"をURLとする。
【0046】
URLの取得が成功した場合(ステップS13/No)、またはURLを作成(ステップS14)した後は、そのURLを送信先リストの情報に追加する(ステップS15)。その後、リストに画像形成装置の情報が残っている場合はURLの取得から繰り返す(ステップS16/Yes)。
【0047】
図6は、図4に示す送信先画像形成装置のリンクをクリックした場合に表示される詳細情報画面の一例を示す図である。詳細情報は携帯型端末装置10にインストールされているWebブラウザで表示される。画像形成装置によって配置や情報の種類は異なるが、それぞれの装置に適した情報が表示される。
【0048】
なお、各図のフローチャートに示す処理を、CPUが実行するためのプログラムは本発明によるプログラムを構成する。このプログラムを記録する記録媒体としては、半導体記憶部や光学的及び/又は磁気的な記憶部等を用いることができる。このようなプログラム及び記録媒体を、前述した各実施形態とは異なる構成のシステム等で用い、そこのCPUで上記プログラムを実行させることにより、本発明と実質的に同じ効果を得ることができる。
【0049】
以上、本発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成システムの一例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る携帯型端末装置10の構成ブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係る携帯型端末装置10のプリンタドライバによる印刷時の処理の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係るダイアログの表示例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る画像形成装置の詳細情報を表示させるWebページのURLを用意する処理の一例を示すフローチャートである。
【図6】図4に示す送信先画像形成装置のリンクをクリックした場合に表示される詳細情報画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0051】
1〜3 画像形成装置
5 ネットワーク
10 携帯型端末装置
11 インタフェース(I/F)
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 表示部
16 ハードディスク装置(HDD)
17 入力部
18 記憶媒体ドライブ
19 記憶媒体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークに接続可能な情報処理装置であって、
印刷データを作成する印刷データ作成手段と、
前記ネットワークに接続されている複数の画像形成装置が持つ詳細情報の表示先を取得して詳細情報を表示する詳細情報表示手段と、
前記ネットワークに接続されている複数の画像形成装置のうち、前記印刷データ作成機能によって作成された印刷データの送信先の画像形成装置を指定する画像形成装置指定手段と、
前記印刷データ作成手段によって作成された印刷データを前記ネットワークを介して前記画像形成装置指定手段によって指定された画像形成装置へ送信する印刷データ送信手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記画像形成装置が持つ詳細情報の表示先が取得できない場合に前記画像形成装置のネットワーク情報を元に表示先を作成する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の情報処理装置と、前記情報処理装置から送信される印刷データを前記ネットワークを介して受信し、前記送信された印刷データに基づいて画像形成を行なう画像形成装置と、を備えることを特徴とする印刷システム。
【請求項4】
印刷データを作成する印刷データ作成機能と、
ネットワークを介して接続されている複数の画像形成装置が持つ詳細情報の表示先を取得して詳細情報を表示する詳細情報表示機能と、
前記ネットワークに接続されている複数の画像形成装置のうち、前記印刷データ作成機能によって作成された印刷データの送信先の画像形成装置を指定する画像形成装置指定機能と、
前記印刷データ作成機能によって作成された印刷データを前記ネットワークを介して前記画像形成装置指定機能によって指定された画像形成装置へ送信する印刷データ送信機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
【請求項5】
前記画像形成装置が持つ詳細情報の表示先が取得できない場合に前記画像形成装置のネットワーク情報を元に表示先を作成する機能をコンピュータに実現させることを特徴とする請求項4記載のプログラム。
【請求項6】
請求項4又は5のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−175806(P2009−175806A)
【公開日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−10930(P2008−10930)
【出願日】平成20年1月21日(2008.1.21)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】